JP3149926B2 - アドレス変換方法及び装置 - Google Patents
アドレス変換方法及び装置Info
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Landscapes
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- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、アドレス変換方法
及び装置に関し、特に、異なるアドレス体系を使用する
網間のアドレス変換方法及び装置に関する。
及び装置に関し、特に、異なるアドレス体系を使用する
網間のアドレス変換方法及び装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】公衆網などのグローバル網を利用してユ
ーザのローカル網を接続する場合、グローバル網の管理
者とそれぞれのローカル網の管理者がアドレス管理を簡
単にできるように、アドレス体系をそれぞれのユーザが
利用するローカル網とグローバル網とでアドレス体系を
分けて管理する場合がある。
ーザのローカル網を接続する場合、グローバル網の管理
者とそれぞれのローカル網の管理者がアドレス管理を簡
単にできるように、アドレス体系をそれぞれのユーザが
利用するローカル網とグローバル網とでアドレス体系を
分けて管理する場合がある。
【０００３】このようにアドレス体系を分けて管理しグ
ローバル網とローカル網とを接続する接続方法をとる場
合、グローバル網とローカル網の接続点では、グローバ
ル網とローカル網とで独自に管理しているアドレス体系
に基づいてアドレスの相互変換を行う必要があり、網間
にはアドレスを変換するゲートウェイ装置を設置する方
法が採用される。
ローバル網とローカル網とを接続する接続方法をとる場
合、グローバル網とローカル網の接続点では、グローバ
ル網とローカル網とで独自に管理しているアドレス体系
に基づいてアドレスの相互変換を行う必要があり、網間
にはアドレスを変換するゲートウェイ装置を設置する方
法が採用される。
【０００４】パケットがローカル網からグローバル網に
転送される場合、ローカル網内のユーザが送信したパケ
ットがゲートウェイ装置に到着した際に、ローカル網で
有効なアドレス体系からグローバル網で有効なアドレス
体系に変換する必要があり、既存の方法としては、ゲー
トウェイ装置に到着したパケット毎に装置内に存在する
ローカル網とグローバル網の関係を示したテーブルを検
索し、得られたアドレスに書き換える方法が存在する
（特開平０９−２３３１１２号公報）。
転送される場合、ローカル網内のユーザが送信したパケ
ットがゲートウェイ装置に到着した際に、ローカル網で
有効なアドレス体系からグローバル網で有効なアドレス
体系に変換する必要があり、既存の方法としては、ゲー
トウェイ装置に到着したパケット毎に装置内に存在する
ローカル網とグローバル網の関係を示したテーブルを検
索し、得られたアドレスに書き換える方法が存在する
（特開平０９−２３３１１２号公報）。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ようなアドレス変換においては、テーブル検索が必要と
なり、テーブル検索では一般的にテーブルサイズが大き
くなるとその分だけ検索時間が増大する。特に、検索手
順を多く必要とするユーザ数が増加してテーブルサイズ
が大きくなった場合やトラヒックの増加により変換を必
要とするパケット数が増加した場合は、テーブル検索時
間が増加し多大な転送遅延を発生させる原因となる。更
に、アドレス変換の対象となるネットワークが、バック
ボーン・ネットワークのような広域網になると検索時間
が一層増大する。
ようなアドレス変換においては、テーブル検索が必要と
なり、テーブル検索では一般的にテーブルサイズが大き
くなるとその分だけ検索時間が増大する。特に、検索手
順を多く必要とするユーザ数が増加してテーブルサイズ
が大きくなった場合やトラヒックの増加により変換を必
要とするパケット数が増加した場合は、テーブル検索時
間が増加し多大な転送遅延を発生させる原因となる。更
に、アドレス変換の対象となるネットワークが、バック
ボーン・ネットワークのような広域網になると検索時間
が一層増大する。
【０００６】このようなゲートウェイ装置によるアドレ
ス変換処理ではパケットの転送遅延を発生させ、また、
パケットの転送遅延を軽減させるためには高速な変換処
理を行う装置等を用いなければならず、ゲートウェイ装
置等のコストが高くなるという問題があった。
ス変換処理ではパケットの転送遅延を発生させ、また、
パケットの転送遅延を軽減させるためには高速な変換処
理を行う装置等を用いなければならず、ゲートウェイ装
置等のコストが高くなるという問題があった。
【０００７】（発明の目的）本発明の目的は、異なるア
ドレス体系のネットワーク間でのパケットのアドレス変
換を簡略化できるアドレス変換方法及び装置を提供する
ことにある。
ドレス体系のネットワーク間でのパケットのアドレス変
換を簡略化できるアドレス変換方法及び装置を提供する
ことにある。
【０００８】本発明の他の目的は、異なるアドレス体系
のネットワーク間でのパケットのアドレス変換に高速な
処理手段を使用することなく、パケットの転送遅延を抑
制することを可能としたアドレス変換方法及び装置を提
供することにある。
のネットワーク間でのパケットのアドレス変換に高速な
処理手段を使用することなく、パケットの転送遅延を抑
制することを可能としたアドレス変換方法及び装置を提
供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明のアドレス変換方
法及び装置は、異なるアドレス体系のネットワークを接
続するゲートウェイ装置（図１の１１０）におけるパケ
ットアドレスの変換に関し、ゲートウェイ装置でパケッ
トのアドレス領域を変換することでアドレス体系を相互
に変換して異なるアドレス体系の端末間で通信を可能に
するものである。
法及び装置は、異なるアドレス体系のネットワークを接
続するゲートウェイ装置（図１の１１０）におけるパケ
ットアドレスの変換に関し、ゲートウェイ装置でパケッ
トのアドレス領域を変換することでアドレス体系を相互
に変換して異なるアドレス体系の端末間で通信を可能に
するものである。
【００１０】インターネットプロトコル仕様の標準化を
進めている団体ＩＥＴＦ（InternetEngineering Task F
orce）によって標準化されているＩＰｖ６（Internet P
rotocol version 6）の基本ヘッダ（以降「パケットヘ
ッダ」という）とは別に存在するプロトコル拡張のため
の予備情報領域にアドレス変換のためのアドレス情報
（送信先アドレス及び送信元アドレス等）を格納し、前
記予備領域を検索し予備情報領域の中からアドレス変換
のためのアドレス情報（以下、アドレス変換情報ともい
う。）を取り出し（図２の２１０）、前記アドレス変換
情報を出力パケットに書き込む（図２の２１２）。つま
り、本発明のアドレス変換方法は、互いに異なるアドレ
ス体系を有する２つのネットワーク間を接続するゲート
ウェイのパケットのアドレス変換方法において、一方の
ネットワーク内のパケットに、他のネットワークでのア
ドレス体系のアドレス情報を格納した予備情報領域を設
け、前記ゲートウェイ装置を通過するパケットに対し当
該パケットのパケットヘッダのアドレス領域に前記予備
情報領域のアドレス情報を書き込むことによりアドレス
変換を行うことを特徴とする。また、前記アドレス変換
方法において、アドレス変換時にパケットの前記予備情
報領域を削除する、又はアドレス変換時にパケットの前
記予備情報領域に前記アドレス領域のアドレス変換前の
アドレス情報を書き込むように構成することができる。
進めている団体ＩＥＴＦ（InternetEngineering Task F
orce）によって標準化されているＩＰｖ６（Internet P
rotocol version 6）の基本ヘッダ（以降「パケットヘ
ッダ」という）とは別に存在するプロトコル拡張のため
の予備情報領域にアドレス変換のためのアドレス情報
（送信先アドレス及び送信元アドレス等）を格納し、前
記予備領域を検索し予備情報領域の中からアドレス変換
のためのアドレス情報（以下、アドレス変換情報ともい
う。）を取り出し（図２の２１０）、前記アドレス変換
情報を出力パケットに書き込む（図２の２１２）。つま
り、本発明のアドレス変換方法は、互いに異なるアドレ
ス体系を有する２つのネットワーク間を接続するゲート
ウェイのパケットのアドレス変換方法において、一方の
ネットワーク内のパケットに、他のネットワークでのア
ドレス体系のアドレス情報を格納した予備情報領域を設
け、前記ゲートウェイ装置を通過するパケットに対し当
該パケットのパケットヘッダのアドレス領域に前記予備
情報領域のアドレス情報を書き込むことによりアドレス
変換を行うことを特徴とする。また、前記アドレス変換
方法において、アドレス変換時にパケットの前記予備情
報領域を削除する、又はアドレス変換時にパケットの前
記予備情報領域に前記アドレス領域のアドレス変換前の
アドレス情報を書き込むように構成することができる。
【００１１】本発明のアドレス変換装置は、互いに異な
るアドレス体系を有する２つのネットワーク間を接続す
るゲートウェイのパケットのアドレス変換装置におい
て、一方のネットワークから、パケットヘッダに当該ネ
ットワーク内のアドレス体系のアドレス情報及び予備情
報領域に他のネットワークのアドレス体系のアドレス情
報を有するパケットを入力し、当該パケットの予備情報
領域からアドレス情報を抽出する予備情報取り出し手段
（図２の２１０、図３の３１０、３１１、図６の６１
０、６１１）と、抽出した前記アドレス情報を前記入力
パケットのパケットヘッダに書き込み出力パケットとし
て前記他のネットワークに出力するパケットヘッダ書き
込み手段（図２の２１２、図３の３１２、図６の６１
３）とを有することを特徴とする。また、前記アドレス
変換装置において、アドレス変換時にパケットの前記予
備情報領域を削除する予備情報領域削除手段を有し、又
はアドレス変換時にパケットの前記予備情報領域に前記
アドレス領域のアドレス変換前のアドレス情報を書き込
む予備情報領域書き込み手段（図６の６１２、６１３）
を有するように構成することができる。
るアドレス体系を有する２つのネットワーク間を接続す
るゲートウェイのパケットのアドレス変換装置におい
て、一方のネットワークから、パケットヘッダに当該ネ
ットワーク内のアドレス体系のアドレス情報及び予備情
報領域に他のネットワークのアドレス体系のアドレス情
報を有するパケットを入力し、当該パケットの予備情報
領域からアドレス情報を抽出する予備情報取り出し手段
（図２の２１０、図３の３１０、３１１、図６の６１
０、６１１）と、抽出した前記アドレス情報を前記入力
パケットのパケットヘッダに書き込み出力パケットとし
て前記他のネットワークに出力するパケットヘッダ書き
込み手段（図２の２１２、図３の３１２、図６の６１
３）とを有することを特徴とする。また、前記アドレス
変換装置において、アドレス変換時にパケットの前記予
備情報領域を削除する予備情報領域削除手段を有し、又
はアドレス変換時にパケットの前記予備情報領域に前記
アドレス領域のアドレス変換前のアドレス情報を書き込
む予備情報領域書き込み手段（図６の６１２、６１３）
を有するように構成することができる。
【００１２】また、本発明は、前記予備情報取り出し手
段によって取り出したアドレス変換情報を、アドレスを
表すサイズを変えずにパケットのアドレス領域に書き込
むことが可能である。具体的には予備情報領域の送信先
アドレスを、出力するパケットのアドレス領域に処理を
加えることなく書き込むことが可能である。
段によって取り出したアドレス変換情報を、アドレスを
表すサイズを変えずにパケットのアドレス領域に書き込
むことが可能である。具体的には予備情報領域の送信先
アドレスを、出力するパケットのアドレス領域に処理を
加えることなく書き込むことが可能である。
【００１３】
【発明の実施の形態】（実施の形態の構成）次に、本発
明のアドレス変換方法の一実施の形態について説明す
る。
明のアドレス変換方法の一実施の形態について説明す
る。
【００１４】図１は、本発明の実施の形態に関するネッ
トワーク構成を示す図である。アドレス体系１を管理し
ているネットワーク１０１とアドレス体系２を管理して
いるネットワーク１０２が存在する。アドレス体系１と
アドレス体系２はそれぞれ独自のネットワーク管理者に
より管理されており、互いに他のネットワークのアドレ
ス体系を理解することができないため、このネットワー
ク間での端末同士はアドレスの相互変換を行わなければ
通信を行うことはできない。
トワーク構成を示す図である。アドレス体系１を管理し
ているネットワーク１０１とアドレス体系２を管理して
いるネットワーク１０２が存在する。アドレス体系１と
アドレス体系２はそれぞれ独自のネットワーク管理者に
より管理されており、互いに他のネットワークのアドレ
ス体系を理解することができないため、このネットワー
ク間での端末同士はアドレスの相互変換を行わなければ
通信を行うことはできない。
【００１５】図１に示すゲートウェイ装置１１０は、ネ
ットワーク１０１とネットワーク１０２とで管理されて
いるアドレス体系のそれぞれのアドレスを利用すること
ができるので、ゲートウェイ装置１１０を介することに
よりネットワーク１０１及びネットワーク１０２内の装
置は互いに通信を行うことが可能となる。このゲートウ
ェイ装置１１０は、ネットワーク１０１及びネットワー
ク１０２内の装置間でパケット通信を行う際に、相互に
理解のできるアドレス体系に変換する機能を有している
から、ネットワーク１０１及びネットワーク１０２内の
装置間での通信を可能にする。
ットワーク１０１とネットワーク１０２とで管理されて
いるアドレス体系のそれぞれのアドレスを利用すること
ができるので、ゲートウェイ装置１１０を介することに
よりネットワーク１０１及びネットワーク１０２内の装
置は互いに通信を行うことが可能となる。このゲートウ
ェイ装置１１０は、ネットワーク１０１及びネットワー
ク１０２内の装置間でパケット通信を行う際に、相互に
理解のできるアドレス体系に変換する機能を有している
から、ネットワーク１０１及びネットワーク１０２内の
装置間での通信を可能にする。
【００１６】図２は、本発明の実施の形態におけるゲー
トウェイ装置１１０の構成例を示す図である。図２にお
いて、パケット入出力装置２０１と２０３は、ネットワ
ーク１０１あるいはネットワーク１０２から転送される
パケットを受信する手段を持ち、かつ、ネットワーク１
０２あるいはネットワーク１０１から転送されてきたパ
ケットをゲートウェイ装置１１０のアドレス変換装置２
０２でアドレス変換処理がされ、アドレス変換後のパケ
ットをネットワーク１０１あるいはネットワーク１０２
に送信するための手段を持つ。
トウェイ装置１１０の構成例を示す図である。図２にお
いて、パケット入出力装置２０１と２０３は、ネットワ
ーク１０１あるいはネットワーク１０２から転送される
パケットを受信する手段を持ち、かつ、ネットワーク１
０２あるいはネットワーク１０１から転送されてきたパ
ケットをゲートウェイ装置１１０のアドレス変換装置２
０２でアドレス変換処理がされ、アドレス変換後のパケ
ットをネットワーク１０１あるいはネットワーク１０２
に送信するための手段を持つ。
【００１７】パケット入出力装置は、例えばＣＰＵやＲ
ＡＭ等の電子デバイスで構成され、装置外のネットワー
クから受信したフレーム、例えばＡＴＭの場合はＡＴＭ
プロトコルで規定されているＡＡＬ５フレームのペイロ
ード領域からパケット部分を取り出し、アドレス変換装
置へ取り出したパケットの内容を渡す。アドレス変換装
置へ渡す手段は、例えばＣＰＵやＲＡＭによる転送処理
手段により構成することができる。逆に、装置外のネッ
トワークへ送信する場合には、パケットをＡＡＬ５フレ
ームにカプセル化して転送する。
ＡＭ等の電子デバイスで構成され、装置外のネットワー
クから受信したフレーム、例えばＡＴＭの場合はＡＴＭ
プロトコルで規定されているＡＡＬ５フレームのペイロ
ード領域からパケット部分を取り出し、アドレス変換装
置へ取り出したパケットの内容を渡す。アドレス変換装
置へ渡す手段は、例えばＣＰＵやＲＡＭによる転送処理
手段により構成することができる。逆に、装置外のネッ
トワークへ送信する場合には、パケットをＡＡＬ５フレ
ームにカプセル化して転送する。
【００１８】本実施の形態においては、パケットのフォ
ーマット形式は、転送に必要な最小限の情報を記述した
基本ヘッダ部分と、プロトコルを拡張した場合に特有の
処理情報を記述できる前記予備情報領域部分と、パケッ
トペイロード部分とで構成される。予備情報領域は、プ
ロトコル拡張のための情報を複数収容できるように予備
情報領域の識別子ＩＤとＩＤ特有の情報部分の領域で構
成される。
ーマット形式は、転送に必要な最小限の情報を記述した
基本ヘッダ部分と、プロトコルを拡張した場合に特有の
処理情報を記述できる前記予備情報領域部分と、パケッ
トペイロード部分とで構成される。予備情報領域は、プ
ロトコル拡張のための情報を複数収容できるように予備
情報領域の識別子ＩＤとＩＤ特有の情報部分の領域で構
成される。
【００１９】パケット入出力装置２０１あるいは２０３
に入力されたパケットは、アドレス変換装置２０２の予
備情報取り出し手段２１０に入力され、前記予備情報取
り出し手段２１０では入力されたパケットの予備情報領
域を検索し予備情報としてアドレス変換情報２１１を取
り出し、パケットヘッダ書き込み手段２１２に出力す
る。パケットヘッダ書き込み手段２１２では、入力した
アドレス変換情報２１１を元に入力パケットのパケット
ヘッダのアドレス領域に前記アドレス変換情報を書き込
み、アドレス体系の変換後の出力パケットとしてパケッ
ト入出力装置２０３あるいは２０１に出力する。
に入力されたパケットは、アドレス変換装置２０２の予
備情報取り出し手段２１０に入力され、前記予備情報取
り出し手段２１０では入力されたパケットの予備情報領
域を検索し予備情報としてアドレス変換情報２１１を取
り出し、パケットヘッダ書き込み手段２１２に出力す
る。パケットヘッダ書き込み手段２１２では、入力した
アドレス変換情報２１１を元に入力パケットのパケット
ヘッダのアドレス領域に前記アドレス変換情報を書き込
み、アドレス体系の変換後の出力パケットとしてパケッ
ト入出力装置２０３あるいは２０１に出力する。
【００２０】（実施の形態の動作の説明）次に、図３及
び図４を参照して本実施の形態の全体の動作を詳細に説
明する。図３は、図２をより具体化したアドレス変換装
置を示すブロック図であり、図４は、図３に示すアドレ
ス変換装置の動作を示すフローチャートである。
び図４を参照して本実施の形態の全体の動作を詳細に説
明する。図３は、図２をより具体化したアドレス変換装
置を示すブロック図であり、図４は、図３に示すアドレ
ス変換装置の動作を示すフローチャートである。
【００２１】図３において、パケット入出力装置３０１
あるいは３０３に入力された一方のネットワークからの
データパケットは、アドレス変換装置３０２に渡され
る。アドレス変換装置３０２に渡されたパケットは、予
備情報検索手段３１０、アドレス情報検索手段３１１及
びパケットヘッダ書き込み手段３１２においてアドレス
変換の処理が行われ、変換後のパケットは他方のネット
ワークへの出力パケットとしてパケット入出力装置３０
３あるいは３０１に出力される。
あるいは３０３に入力された一方のネットワークからの
データパケットは、アドレス変換装置３０２に渡され
る。アドレス変換装置３０２に渡されたパケットは、予
備情報検索手段３１０、アドレス情報検索手段３１１及
びパケットヘッダ書き込み手段３１２においてアドレス
変換の処理が行われ、変換後のパケットは他方のネット
ワークへの出力パケットとしてパケット入出力装置３０
３あるいは３０１に出力される。
【００２２】まず、アドレス変換装置にパケットが入力
される（図４のステップ４０１）と、パケットに含まれ
る予備情報領域が検索される（ステップ４０２）。も
し、パケット内に予備情報領域が存在しない場合（ステ
ップ４０３ｎｏ）、従来処理（ステップ４０８）を実行
する。予備情報領域が存在する場合（ステップ４０３ｙ
ｅｓ）、予備情報領域内に存在するアドレス変換情報を
検索する（ステップ４０４）。予備情報領域内にアドレ
ス変換情報が存在しない場合（ステップ４０５ｎｏ）、
従来処理（ステップ４０８）を実行する。アドレス変換
情報が存在する場合（ステップ４０５ｙｅｓ）、アドレ
ス変換情報を使用して出力パケットのパケットヘッダの
アドレス領域を書き換える（ステップ４０６）。そし
て、アドレス変換後の出力パケットを図３に示すパケッ
ト入出力装置３０１あるいは３０３に送出する（ステッ
プ４０７）。
される（図４のステップ４０１）と、パケットに含まれ
る予備情報領域が検索される（ステップ４０２）。も
し、パケット内に予備情報領域が存在しない場合（ステ
ップ４０３ｎｏ）、従来処理（ステップ４０８）を実行
する。予備情報領域が存在する場合（ステップ４０３ｙ
ｅｓ）、予備情報領域内に存在するアドレス変換情報を
検索する（ステップ４０４）。予備情報領域内にアドレ
ス変換情報が存在しない場合（ステップ４０５ｎｏ）、
従来処理（ステップ４０８）を実行する。アドレス変換
情報が存在する場合（ステップ４０５ｙｅｓ）、アドレ
ス変換情報を使用して出力パケットのパケットヘッダの
アドレス領域を書き換える（ステップ４０６）。そし
て、アドレス変換後の出力パケットを図３に示すパケッ
ト入出力装置３０１あるいは３０３に送出する（ステッ
プ４０７）。
【００２３】図４における従来処理（ステップ４０８）
は、本発明の方式であるアドレス変換が行えない場合の
処理であり、従来のテーブルを検索してアドレス変換を
行うか、ゲートウェイ装置が従来処理を行わないとゲー
トウェイ装置管理者が判断した場合はパケットを廃棄す
る。もし、ゲートウェイ装置の管理者や責任者が従来処
理のアドレス変換も行うと決定したならば、パケットの
アドレス領域を変換した後に、図３におけるパケット入
出力装置３０１あるいは３０３に出力する（ステップ４
０７）。
は、本発明の方式であるアドレス変換が行えない場合の
処理であり、従来のテーブルを検索してアドレス変換を
行うか、ゲートウェイ装置が従来処理を行わないとゲー
トウェイ装置管理者が判断した場合はパケットを廃棄す
る。もし、ゲートウェイ装置の管理者や責任者が従来処
理のアドレス変換も行うと決定したならば、パケットの
アドレス領域を変換した後に、図３におけるパケット入
出力装置３０１あるいは３０３に出力する（ステップ４
０７）。
【００２４】次に、具体例を用いて本実施の形態の動作
を説明する。図５は、具体的な入力パケットに対するア
ドレス変換装置での前記処理ステップによる信号処理内
容を示す図である。入力パケット５１０としては、送信
先アドレス５０１、送信元アドレス５０２、その他のヘ
ッダ情報５０３、予備情報領域識別子５０４、変換後送
信先アドレス５０５、変換後送信元アドレス５０６、ア
ドレス変換情報以外の予備情報領域の識別子５０７、ア
ドレス変換情報以外の予備情報領域５０８及びパケット
ペイロードデータ５０９の領域から構成されている。つ
まり、入力パケット５１０には、送信先アドレスｄｓｔ
１及び送信元アドレスｓｒｃ１に加え、アドレス変換さ
れた後のそれぞれ送信先アドレスｄｓｔ２及び送信元ア
ドレスｓｒｃ２が格納されている。
を説明する。図５は、具体的な入力パケットに対するア
ドレス変換装置での前記処理ステップによる信号処理内
容を示す図である。入力パケット５１０としては、送信
先アドレス５０１、送信元アドレス５０２、その他のヘ
ッダ情報５０３、予備情報領域識別子５０４、変換後送
信先アドレス５０５、変換後送信元アドレス５０６、ア
ドレス変換情報以外の予備情報領域の識別子５０７、ア
ドレス変換情報以外の予備情報領域５０８及びパケット
ペイロードデータ５０９の領域から構成されている。つ
まり、入力パケット５１０には、送信先アドレスｄｓｔ
１及び送信元アドレスｓｒｃ１に加え、アドレス変換さ
れた後のそれぞれ送信先アドレスｄｓｔ２及び送信元ア
ドレスｓｒｃ２が格納されている。
【００２５】入力パケットとして図５に示すパケット５
１０が入力されたとすると（ステップ４０１）、予備情
報検索手段３１０によりパケット内に含まれる予備情報
領域５０４〜５０８が検索される（ステップ４０２）。
次に、検索した予備情報領域５０５〜５０６からアドレ
ス情報検索手段３１１によりアドレス変換情報５０５〜
５０６を検索しアドレス変換情報の送信先アドレスｄｓ
ｔ２、送信元アドレスｓｒｃ２を読み出す（ステップ４
０４）。次に、パケットヘッダ書き込み手段３１２によ
り、パケットヘッダのアドレス領域５０１および５０２
に前記送信先アドレスｄｓｔ２及び送信元アドレスｓｒ
ｃ２を書き込む（ステップ４０６）。最終的なパケット
は、図５における出力パケット５１１のように組み立て
られ出力される。
１０が入力されたとすると（ステップ４０１）、予備情
報検索手段３１０によりパケット内に含まれる予備情報
領域５０４〜５０８が検索される（ステップ４０２）。
次に、検索した予備情報領域５０５〜５０６からアドレ
ス情報検索手段３１１によりアドレス変換情報５０５〜
５０６を検索しアドレス変換情報の送信先アドレスｄｓ
ｔ２、送信元アドレスｓｒｃ２を読み出す（ステップ４
０４）。次に、パケットヘッダ書き込み手段３１２によ
り、パケットヘッダのアドレス領域５０１および５０２
に前記送信先アドレスｄｓｔ２及び送信元アドレスｓｒ
ｃ２を書き込む（ステップ４０６）。最終的なパケット
は、図５における出力パケット５１１のように組み立て
られ出力される。
【００２６】以上の説明においては、パケットに異なる
アドレス体系のアドレス情報をアドレス変換情報として
格納する予備情報領域を設け、アドレス変換後も前記予
備情報領域を存続させるようにした例で説明したが、本
実施の形態ではアドレス変換後は前記予備情報領域は不
要であるから当該領域をアドレス変換後に削除すること
もでき、これによりアドレス変換後通過するネットワー
クの伝送帯域を低減させることができる。
アドレス体系のアドレス情報をアドレス変換情報として
格納する予備情報領域を設け、アドレス変換後も前記予
備情報領域を存続させるようにした例で説明したが、本
実施の形態ではアドレス変換後は前記予備情報領域は不
要であるから当該領域をアドレス変換後に削除すること
もでき、これによりアドレス変換後通過するネットワー
クの伝送帯域を低減させることができる。
【００２７】（発明の他の実施の形態）次に、本発明の
第２の実施の形態について図面を参照して詳細に説明す
る。第１の実施の形態では、アドレス変換装置において
パケットのアドレス領域が一度書き換えられアドレス体
系が変換されると、そのパケットは再びアドレス変換装
置に入力しても元のアドレス体系に戻すことは不可能で
ある。本実施の形態では、アドレス体系を変換した後の
パケットでも再度アドレス変換装置に入力することで元
のアドレス体系のパケットに戻すことを可能とするもの
である。アドレス変換時にアドレス変換情報が読み出さ
れた後の予備情報領域を利用して元のアドレス情報を保
存することにより実現する。
第２の実施の形態について図面を参照して詳細に説明す
る。第１の実施の形態では、アドレス変換装置において
パケットのアドレス領域が一度書き換えられアドレス体
系が変換されると、そのパケットは再びアドレス変換装
置に入力しても元のアドレス体系に戻すことは不可能で
ある。本実施の形態では、アドレス体系を変換した後の
パケットでも再度アドレス変換装置に入力することで元
のアドレス体系のパケットに戻すことを可能とするもの
である。アドレス変換時にアドレス変換情報が読み出さ
れた後の予備情報領域を利用して元のアドレス情報を保
存することにより実現する。
【００２８】図６は、本発明の第２の実施の形態の構成
を示す図である。第１の実施の形態の図３においてヘッ
ダアドレス検索手段６１２とパケットヘッダ及び予備情
報領域書き込み手段６１３とを有する点に特徴を有す
る。ヘッダアドレス検出手段６１２は、入力パケットの
パケットヘッダのアドレス領域のアドレス情報を、出力
パケットの予備情報領域に保存するために取り出す機能
を有する。
を示す図である。第１の実施の形態の図３においてヘッ
ダアドレス検索手段６１２とパケットヘッダ及び予備情
報領域書き込み手段６１３とを有する点に特徴を有す
る。ヘッダアドレス検出手段６１２は、入力パケットの
パケットヘッダのアドレス領域のアドレス情報を、出力
パケットの予備情報領域に保存するために取り出す機能
を有する。
【００２９】また、本実施の形態のパケットヘッダ及び
予備情報領域書き込み手段６１３は、入力パケットのパ
ケットヘッダのアドレス情報を出力パケットの予備情報
領域に書き込み、また、入力パケットの予備情報領域に
含まれていたアドレス変換情報を出力パケットのパケッ
トヘッダのアドレス領域に書き込んでパケット入出力装
置６０１あるいは６０３に渡す機能を有する。
予備情報領域書き込み手段６１３は、入力パケットのパ
ケットヘッダのアドレス情報を出力パケットの予備情報
領域に書き込み、また、入力パケットの予備情報領域に
含まれていたアドレス変換情報を出力パケットのパケッ
トヘッダのアドレス領域に書き込んでパケット入出力装
置６０１あるいは６０３に渡す機能を有する。
【００３０】次に、図７に示すフローチャートを参照し
て本実施の形態の全体の動作について、以下詳細に説明
する。本実施の形態の特徴的な処理動作は、図７に示す
ステップ７０６〜７０９の処理動作にあり、ステップ７
０１〜７０５の処理動作は、第１の実施の形態のステッ
プ２０１〜２０５の動作と同様である。
て本実施の形態の全体の動作について、以下詳細に説明
する。本実施の形態の特徴的な処理動作は、図７に示す
ステップ７０６〜７０９の処理動作にあり、ステップ７
０１〜７０５の処理動作は、第１の実施の形態のステッ
プ２０１〜２０５の動作と同様である。
【００３１】つまり、パケットを入力すると（ステップ
７０１）、前記パケットの予備情報領域を検索し（ステ
ップ７０２）、予備情報領域が存在する場合（ステップ
７０３ｙｅｓ）、アドレス情報を検索する（ステップ７
０４）。アドレス情報が存在する場合（ステップ７０５
ｙｅｓ）、本実施の形態の特徴とする前記ステップ７０
６以降の処理動作に移行する。なお、ステップ７０３と
ステップ７０５において予備情報領域及びアドレス情報
が存在しない場合は、従来処理（ステップ７１０）の動
作を行うことは第１の実施の形態と同様である。
７０１）、前記パケットの予備情報領域を検索し（ステ
ップ７０２）、予備情報領域が存在する場合（ステップ
７０３ｙｅｓ）、アドレス情報を検索する（ステップ７
０４）。アドレス情報が存在する場合（ステップ７０５
ｙｅｓ）、本実施の形態の特徴とする前記ステップ７０
６以降の処理動作に移行する。なお、ステップ７０３と
ステップ７０５において予備情報領域及びアドレス情報
が存在しない場合は、従来処理（ステップ７１０）の動
作を行うことは第１の実施の形態と同様である。
【００３２】上述のようにステップ７０５において入力
パケットにアドレス情報が存在する場合、入力パケット
のヘッダのアドレス領域を検索しアドレス情報を読み出
し一旦記憶手段に記憶する（ステップ７０６）。次に、
一旦記憶した前記アドレス情報を出力パケットの予備情
報領域に書き込む（ステップ７０７）。更に、入力パケ
ットの予備情報領域に含まれているアドレス変換情報を
出力パケットのアドレス領域に書き込む（ステップ７０
８）。このようにして、入力パケットのヘッダのアドレ
ス情報と予備情報領域のアドレス情報とを入れ替え出力
パケットとして送出する（ステップ７０９）。
パケットにアドレス情報が存在する場合、入力パケット
のヘッダのアドレス領域を検索しアドレス情報を読み出
し一旦記憶手段に記憶する（ステップ７０６）。次に、
一旦記憶した前記アドレス情報を出力パケットの予備情
報領域に書き込む（ステップ７０７）。更に、入力パケ
ットの予備情報領域に含まれているアドレス変換情報を
出力パケットのアドレス領域に書き込む（ステップ７０
８）。このようにして、入力パケットのヘッダのアドレ
ス情報と予備情報領域のアドレス情報とを入れ替え出力
パケットとして送出する（ステップ７０９）。
【００３３】図８は、具体的な入力パケットに対するア
ドレス変換装置における前記処理ステップの信号処理内
容を示す図である。入力パケット８１０としては、送信
先アドレス８０１、送信元アドレス８０２、その他のヘ
ッダ情報８０３、予備情報領域識別子８０４、変換後送
信先アドレス８０５、変換後送信元アドレス８０６、ア
ドレス変換情報以外の予備情報領域の識別子８０７、ア
ドレス変換情報以外の予備情報領域８０８及びパケット
ペイロードデータ８０９の各領域から構成されている。
つまり、入力パケットにはアドレス情報として、送信先
アドレスｄｓｔ１及び送信元アドレスｓｒｃ１に加え、
アドレス変換先の送信先アドレスｄｓｔ２及び送信元ア
ドレスｓｒｃ２が格納されている。
ドレス変換装置における前記処理ステップの信号処理内
容を示す図である。入力パケット８１０としては、送信
先アドレス８０１、送信元アドレス８０２、その他のヘ
ッダ情報８０３、予備情報領域識別子８０４、変換後送
信先アドレス８０５、変換後送信元アドレス８０６、ア
ドレス変換情報以外の予備情報領域の識別子８０７、ア
ドレス変換情報以外の予備情報領域８０８及びパケット
ペイロードデータ８０９の各領域から構成されている。
つまり、入力パケットにはアドレス情報として、送信先
アドレスｄｓｔ１及び送信元アドレスｓｒｃ１に加え、
アドレス変換先の送信先アドレスｄｓｔ２及び送信元ア
ドレスｓｒｃ２が格納されている。
【００３４】図８に示すような入力パケットが入力され
ると（ステップ７０１）、パケット内に含まれる予備情
報領域８０４〜８０８が検索される（ステップ７０
２）。次に、予備情報領域からアドレス変換情報８０５
〜８０６を検索し（ステップ７０４）、抽出したアドレ
ス検索情報からアドレス情報ｄｓｔ２とｓｒｃ２を作成
する。一方、入力パケットのヘッダのアドレス領域に含
まれるアドレス情報を検索し（ステップ７０６）、抽出
した前記アドレス情報からアドレス変換情報ｄｓｔ１と
ｓｒｃ１を作成する。そして、アドレス変換情報ｄｓｔ
１、ｓｒｃ１は出力パケットの予備情報領域に書き込み
（ステップ７０７）。アドレス情報ｄｓｔ２とｓｒｃ２
は、パケットヘッダのアドレス領域に書き込む（ステッ
プ７０８）。最終的に出力されるパケットの形は、図８
における出力パケット８１１のようになる。
ると（ステップ７０１）、パケット内に含まれる予備情
報領域８０４〜８０８が検索される（ステップ７０
２）。次に、予備情報領域からアドレス変換情報８０５
〜８０６を検索し（ステップ７０４）、抽出したアドレ
ス検索情報からアドレス情報ｄｓｔ２とｓｒｃ２を作成
する。一方、入力パケットのヘッダのアドレス領域に含
まれるアドレス情報を検索し（ステップ７０６）、抽出
した前記アドレス情報からアドレス変換情報ｄｓｔ１と
ｓｒｃ１を作成する。そして、アドレス変換情報ｄｓｔ
１、ｓｒｃ１は出力パケットの予備情報領域に書き込み
（ステップ７０７）。アドレス情報ｄｓｔ２とｓｒｃ２
は、パケットヘッダのアドレス領域に書き込む（ステッ
プ７０８）。最終的に出力されるパケットの形は、図８
における出力パケット８１１のようになる。
【００３５】本実施の形態によれば、入力パケットのパ
ケットヘッダのアドレス領域の情報を、出力パケットの
予備情報領域に書き込むため、アドレス変換後であって
も元のアドレス情報を取り出すことが可能である。この
ため、例えばインタネットのようなグローバルネットワ
ークに、ユーザが独自に設定したアドレス体系の２つの
プライベートネットワークを接続して、プライベートネ
ットワーク間で通信を行う場合において、発信者側と受
信者側とのアドレス体系を同一にして通信を行うことが
可能である。つまり、発信者側のプライベートネットワ
ークからグローバルネットワークへの接続部分に設置し
たゲートウェイ装置では、一度変換されたアドレス情報
はパケット内に書き込まれているので、受信者側のプラ
イベートネットワークのゲートウェイ装置では、再びア
ドレス変換を行うときにパケットの予備情報領域に含ま
れるアドレス情報をアドレス領域に書き込むだけでよ
く、パケット転送の高速化が図れる。
ケットヘッダのアドレス領域の情報を、出力パケットの
予備情報領域に書き込むため、アドレス変換後であって
も元のアドレス情報を取り出すことが可能である。この
ため、例えばインタネットのようなグローバルネットワ
ークに、ユーザが独自に設定したアドレス体系の２つの
プライベートネットワークを接続して、プライベートネ
ットワーク間で通信を行う場合において、発信者側と受
信者側とのアドレス体系を同一にして通信を行うことが
可能である。つまり、発信者側のプライベートネットワ
ークからグローバルネットワークへの接続部分に設置し
たゲートウェイ装置では、一度変換されたアドレス情報
はパケット内に書き込まれているので、受信者側のプラ
イベートネットワークのゲートウェイ装置では、再びア
ドレス変換を行うときにパケットの予備情報領域に含ま
れるアドレス情報をアドレス領域に書き込むだけでよ
く、パケット転送の高速化が図れる。
【００３６】
【発明の効果】本発明のアドレス変換方法及び装置によ
れば、入力パケットの予備情報領域の情報のみを用いて
アドレスを書き換えるようにしており、ゲートウェイ装
置として、アドレス変換処理のためのテーブル及びテー
ブル管理、検索装置を不要とし、機能の軽減が図れ、装
置の軽量化、コストダウンが可能となる。
れば、入力パケットの予備情報領域の情報のみを用いて
アドレスを書き換えるようにしており、ゲートウェイ装
置として、アドレス変換処理のためのテーブル及びテー
ブル管理、検索装置を不要とし、機能の軽減が図れ、装
置の軽量化、コストダウンが可能となる。
【００３７】本発明によれば、アドレス情報を予備情報
領域から取得することで、ユーザ数に依存しない一定の
処理手順数でアドレス変換を行うことができるから、ゲ
ートウェイ装置で変換に必要なユーザ数が増加した場合
でも、従来のテーブル検索を行うアドレス変換装置より
も、高速にパケット転送を行うことが可能となる。その
ため、パケット転送遅延を軽減することが可能となる。
領域から取得することで、ユーザ数に依存しない一定の
処理手順数でアドレス変換を行うことができるから、ゲ
ートウェイ装置で変換に必要なユーザ数が増加した場合
でも、従来のテーブル検索を行うアドレス変換装置より
も、高速にパケット転送を行うことが可能となる。その
ため、パケット転送遅延を軽減することが可能となる。
【００３８】また、アドレス変換後にパケットの予備情
報領域を削除することにより、通過するネットワークの
使用帯域を抑制することが可能となる。
報領域を削除することにより、通過するネットワークの
使用帯域を抑制することが可能となる。
【００３９】更に、アドレス変換時に予備情報領域にア
ドレス変換前のパケットヘッダのアドレス情報を書き込
むことにより、再度ゲートウェイ装置を通過させ最初の
アドレス体系のアドレス情報を使用することを可能とし
同一アドレス体系のネットワーク間に他のアドレス体系
のネットワークを接続して通信を行う際に高速な通信を
可能する。
ドレス変換前のパケットヘッダのアドレス情報を書き込
むことにより、再度ゲートウェイ装置を通過させ最初の
アドレス体系のアドレス情報を使用することを可能とし
同一アドレス体系のネットワーク間に他のアドレス体系
のネットワークを接続して通信を行う際に高速な通信を
可能する。
【図１】本発明の実施の形態に関するネットワーク構成
を示す図である。
を示す図である。
【図２】本発明の第１の実施の形態のゲートウェイ装置
の構成を示す図である。
の構成を示す図である。
【図３】図２のアドレス変換装置の具体的構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図４】第１の実施の形態の動作を示すフローチャート
である。
である。
【図５】第１の実施の形態の信号処理を示す図である。
【図６】本発明の第２の実施の形態のゲートウェイ装置
の構成を示す図である。
の構成を示す図である。
【図７】第２の実施の形態の動作を示すフローチャート
である。
である。
【図８】第２の実施の形態の信号処理を示す図である。
１０１ ネットワーク１ １０２ ネットワーク２ １１０ ゲートウェイ装置 ２０１、２０３、３０１、３０３、６０１、６０３ パ
ケット入出力装置 ２０２、３０２、６０２ アドレス変換装置 ２１０ 予備情報取り出し手段 ２１１ アドレス情報 ２１２、３１２、６１３ パケットヘッダ書き込み手段 ３１０ 予備情報検索手段 ３１１ アドレス情報検索手段 ５０１、８０１ ｄｓｔ１ ５０２、８０２ ｓｒｃ１ ５０４、８０４ ＩＤ１ ５０５、８０５ ｄｓｔ２ ５０６、８０６ ｓｒｃ２ ５０７、８０７ ＩＤ２ ５０９、８０９ ペイロード ５１１ 出力パケット ６１０ 予備情報検索手段 ６１１ アドレス情報検索手段 ６１２ ヘッダアドレス検索手段
ケット入出力装置 ２０２、３０２、６０２ アドレス変換装置 ２１０ 予備情報取り出し手段 ２１１ アドレス情報 ２１２、３１２、６１３ パケットヘッダ書き込み手段 ３１０ 予備情報検索手段 ３１１ アドレス情報検索手段 ５０１、８０１ ｄｓｔ１ ５０２、８０２ ｓｒｃ１ ５０４、８０４ ＩＤ１ ５０５、８０５ ｄｓｔ２ ５０６、８０６ ｓｒｃ２ ５０７、８０７ ＩＤ２ ５０９、８０９ ペイロード ５１１ 出力パケット ６１０ 予備情報検索手段 ６１１ アドレス情報検索手段 ６１２ ヘッダアドレス検索手段
Claims (6)
- 【請求項１】 互いに異なるアドレス体系を有する２つ
のネットワーク間を接続するゲートウェイのパケットの
アドレス変換方法において、 一方のネットワーク内のパケットに、他のネットワーク
でのアドレス体系のアドレス情報を格納した予備情報領
域を設け、前記ゲートウェイ装置を通過するパケットに
対し当該パケットのパケットヘッダのアドレス領域に前
記予備情報領域のアドレス情報を書き込むことによりア
ドレス変換を行うことを特徴とするアドレス変換方法。 - 【請求項２】 アドレス変換時にパケットの前記予備情
報領域を削除することを特徴とする請求項１記載のアド
レス変換方法。 - 【請求項３】 アドレス変換時にパケットの前記予備情
報領域に前記アドレス領域のアドレス変換前のアドレス
情報を書き込むことを特徴とする請求項１記載のアドレ
ス変換方法。 - 【請求項４】 互いに異なるアドレス体系を有する２つ
のネットワーク間を接続するゲートウェイのパケットの
アドレス変換装置において、 一方のネットワークから、パケットヘッダに当該ネット
ワーク内のアドレス体系のアドレス情報及び予備情報領
域に他のネットワークのアドレス体系のアドレス情報を
有するパケットを入力し、当該パケットの予備情報領域
からアドレス情報を抽出する予備情報取り出し手段と、
抽出した前記アドレス情報を前記入力パケットのパケッ
トヘッダに書き込み出力パケットとして前記他のネット
ワークに出力するパケットヘッダ書き込み手段とを有す
ることを特徴とするアドレス変換装置。 - 【請求項５】 アドレス変換時にパケットの前記予備情
報領域を削除する予備情報領域削除手段を有することを
特徴とする請求項４記載のアドレス変換方法。 - 【請求項６】 アドレス変換時にパケットの前記予備情
報領域に前記アドレス領域のアドレス変換前のアドレス
情報を書き込む予備情報領域書き込み手段を有すること
を特徴とする請求項４記載のアドレス変換方法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27403498A JP3149926B2 (ja) | 1998-09-28 | 1998-09-28 | アドレス変換方法及び装置 |
| US09/406,803 US6950433B1 (en) | 1998-09-28 | 1999-09-28 | Address converter for gateways interconnecting networks of different address formats |
| US11/202,365 US7379425B2 (en) | 1998-09-28 | 2005-08-12 | Address converter for gateways interconnecting networks of different address formats |
| US12/100,911 US8077711B2 (en) | 1998-09-28 | 2008-04-10 | Address converter for gateways interconnecting networks of different address formats |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27403498A JP3149926B2 (ja) | 1998-09-28 | 1998-09-28 | アドレス変換方法及び装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000106572A JP2000106572A (ja) | 2000-04-11 |
| JP3149926B2 true JP3149926B2 (ja) | 2001-03-26 |
Family
ID=17536051
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27403498A Expired - Fee Related JP3149926B2 (ja) | 1998-09-28 | 1998-09-28 | アドレス変換方法及び装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (3) | US6950433B1 (ja) |
| JP (1) | JP3149926B2 (ja) |
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| ATE367701T1 (de) | 1997-03-12 | 2007-08-15 | Nomadix Inc | Nomadischer übersetzen oder wegesucher |
| JP3149926B2 (ja) * | 1998-09-28 | 2001-03-26 | 日本電気株式会社 | アドレス変換方法及び装置 |
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| US8713641B1 (en) | 1998-12-08 | 2014-04-29 | Nomadix, Inc. | Systems and methods for authorizing, authenticating and accounting users having transparent computer access to a network using a gateway device |
| US7194554B1 (en) | 1998-12-08 | 2007-03-20 | Nomadix, Inc. | Systems and methods for providing dynamic network authorization authentication and accounting |
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