[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP3146310B2 - エチレン/α、β―不飽和カルボン酸インターポリマーの水性分散物の製法 - Google Patents

エチレン/α、β―不飽和カルボン酸インターポリマーの水性分散物の製法

Info

Publication number
JP3146310B2
JP3146310B2 JP50625092A JP50625092A JP3146310B2 JP 3146310 B2 JP3146310 B2 JP 3146310B2 JP 50625092 A JP50625092 A JP 50625092A JP 50625092 A JP50625092 A JP 50625092A JP 3146310 B2 JP3146310 B2 JP 3146310B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dispersion
interpolymer
ethylene
hydroxide
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP50625092A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05505644A (ja
Inventor
イー ローランド,マイケル
イー スプリングス,ケネス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dow Chemical Co
Original Assignee
Dow Chemical Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dow Chemical Co filed Critical Dow Chemical Co
Publication of JPH05505644A publication Critical patent/JPH05505644A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3146310B2 publication Critical patent/JP3146310B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F8/00Chemical modification by after-treatment
    • C08F8/44Preparation of metal salts or ammonium salts

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、エチレン/α、β−不飽和カルボン酸イン
ターポリマー(例えばエチレン/アクリル酸)から水性
分散物を形成する改良された方法に関する。さらに特
に、本発明は、高い固体含量を有しそして約1重量%以
下の非分散物を含む分散物を形成する方法に関する。
背景技術 エチレン/α、β−不飽和カルボン酸インターポリマ
ーは、接着剤として有用な熱可塑性重合体である。イン
ターポリマーの接着層又はコーテイングは、押し出しコ
ーテイング又は他の従来の技術により、基体例えば紙又
は金属フォイルに適用できる。しかし、コーテイングの
厚さは、主としてインターポリマーの溶融強さにより、
約0.4ミル又は1連当り約6ポンドを遥かに超えて減少
できない。線速度及びダイ/系デザインも又最小の厚さ
で基体をコーテイングするのに、インターポリマーの能
力に影響する。一般に、これらコーテイングは、積層構
造に所望の性質を与えるのに必要なのより厚くなる。薄
いコーテイングは、経済的な観点から好ましいだろう。
薄いコーテイングは、グラビア又はマイヤー・ロッド
(meyer rod)技術並びに重合体状接着剤の水性分散物
を使用して基体に適用されているが、分散物は、低い固
体濃度でしか利用できない。
エチレン/α、β−不飽和カルボン酸インターポリマ
ーから分散物を形成する多くの方法は、文献に開示され
ている。一つの方法は、少なくとも一部のカルボン酸基
をアルカリ性塩基により中和して分散可能なカルボン酸
塩を形成することを含む。この技術を使用して形成され
た分散物は、特にα、β−不飽和カルボン酸含量が低い
か又はインターポリマーの分子量が高いとき、概して高
い含量即ち1%より多い非分散物を有する。これら分散
物が基体にコーテイングされるとき、コーテイングは、
不均一になりがちであり変化しやすく、さらに高い%の
非分散物により装置を汚染する。非分散物は、装置を汚
し、そして装置を止め次に清掃しなければならない。も
し非分散物含量を減らすためにさらに水性塩基が利用さ
れるならば、分散した固体の%は、さらに低下し、そし
て全体の工程を不経済なものとする。低いカルボン酸含
量(例えば約15%より少ない酸含量)を有するインター
ポリマーの分散物は、特に形成するのが困難である。
国際特許出願公開第WO 89/07519号(Pattonら)は、
アルカリ金属水酸化物及びアンモニア溶液の組み合せを
含む、エチレン/α、β−不飽和カルボン酸インターポ
リマーから分散物を形成する多くの技術を開示してい
る。Pattonらは、以下に示された割合で塩基の混合物を
使用することを認識していないかったし、又は示唆して
いなかった。
発明の開示 少なくとも一種のエチレン/α、β−不飽和カルボン
酸インターポリマーの分散物を形成する改良された方法
が、本発明により見いだされた。本発明は攪拌する水性
媒体中の少なくとも1種のエチレン/α、β−不飽和カ
ルボン酸インターポリマーと塩基の混合物とを接触させ
ることを含む少なくとも1種のエチレン/α、β−不飽
和カルボン酸インターポリマーの水性分散物を形成する
方法において、インターポリマーとα、β−不飽和カル
ボン酸1モル当り1.5−3当量のアルカリ金属水酸化
物、アミン、水酸化アンモニウム及び炭酸塩から選ばれ
る塩基とを接触させ、それにより全重量基準で少なくと
も10重量%の分散した固体を有し、非分散物含量がイン
ターポリマーの重量に基づいて1重量%以下の分散物を
形成することを特徴とする方法である。好ましい塩基
は、水酸化アンモニウム及びアルカリ金属水酸化物であ
る。水酸化リチウム、水酸化カリウム及び水酸化ナトリ
ウムが、好ましいアルカリ金属水酸化物である。分散物
の固体含量は、好ましくは全重量基準で25重量%以上で
ある。
本発明の方法を使用して形成される接着性分散物は、
驚くべきことに、約0.15ミル(又は紙にコーテイングさ
れたとき1連当り2.25ポンド)そして恐らくそれよりさ
らに薄いフィルムの厚さで基体上にコーテイングでき
る。このコーテイングの厚さは、経済的な観点さらに特
にセルロース性物質をコーテイングするときに、美学的
な観点から非常に望ましい。
さらに、本発明の方法を使用して形成される分散物
は、低い%の非分散物を有するので、それらは、装置を
汚さない。
エチレン/α、β−不飽和カルボン酸インターポリマ
ーは、周知の群の化合物を形成し、その任意の一つが本
発明で使用できる。エチレン/α、β−不飽和カルボン
酸インターポリマーの混合物は、同様に本発明の範囲内
で有用である。しかし、本発明で使用して好ましいエチ
レン/α、β−不飽和カルボン酸インターポリマーは、
ランダムなエチレン/アクリル酸インターポリマーであ
る。例えば、The Dow Chemical Companyにより製造
されるPRIMACOR(商標)Adhesive Polymerは、本発明
を実施するのに使用して好適なランダムなエチレン/ア
クリル酸(EAA)インターポリマーである。
本発明で有用なインターポリマーは、周知の技術によ
り製造される。概して、これら重合体は、エチレン及び
アクリル酸(AA)又はメタクリル酸(MAA)のインター
ポリマーである。本発明で使用するためのエチレンとの
インター重合に好適な他のα、β−不飽和カルボン酸
は、例えばマレイン酸及びフマール酸を含むが、これら
に制限されない。
これらランダムなインターポリマーを製造する他の方
法は、米国特許第3520861号(Thomsonら)に開示され、
他は、米国特許第4351931号(Armitage)に開示されて
いる。他の方法は、米国特許第4599392号(McKinney
ら)及び米国特許第4988781号に開示されている。非ラ
ンダムエチレン/α、β−不飽和カルボン酸インターポ
リマーは、米国特許第4248990号(Pieskiら)及び米国
特許第4252924号(Chatterjee)に開示された方法によ
り製造できる。米国特許第3177269号に開示されたよう
な、エチレン重合体又はエチレンの共重合体上にアクリ
ル酸をグラフトするようなエチレン及び一種以上のα、
β−不飽和カルボン酸のインターポリマーを製造する他
の方法は、又本発明の範囲内にある。本発明を記載する
のに使用される用語インターポリマーは、共重合体及び
ターポリマー(例えばエチレン/アクリル酸n−ブチル
/アクリル酸)及び他のインターポリマーを含む。
本発明において分散物を形成するのに有用なランダム
なエチレン/アクリル酸インターポリマーの分子量は、
溶融指数(MI)として示され、そして1g/10分(g/10
分)から5000g/10分である。溶融指数は、他に報告され
ていない限り、ASTM D 1238条件E(190℃/2.16kg)
により測定される。ランダムなエチレン/アクリル酸イ
ンターポリマーの好ましい溶融指数の範囲は、5g/10分
から300g/10分である。ここに記載された方法は、比較
的高い分子量のインターポリマー(即ち10g/10分から30
g/10分の溶融指数を有するインターポリマー)から分散
物を形成するのに特に有効である。
驚くべきことに、インターポリマーの約3重量%の様
な非常に低い量のアクリル酸含量を有するエチレン/ア
クリル酸インターポリマーですら、ここに記載された方
法を使用して分散できる。従って、エチレン/アクリル
酸インターポリマーのアクリル酸含量は、インターポリ
マーの少なくとも7重量%、好ましくは7−50重量%で
ある。ランダムなエチレン/アクリル酸インターポリマ
ーの特に好ましいアクリル酸含量の範囲は、インターポ
リマーの8−30重量%である。
さらに、比較的高い分子量及び/又は低い酸含量の何
れかを有するエチレン/アクリル酸インターポリマー
は、ここに記載した方法を使用して分散できる。
本発明の分散物を形成するのに有用な塩基の混合物
は、α、β−不飽和カルボン酸官能基と反応するアルカ
リ金属水酸化物、アミン、水酸化アンモニウム及び種々
の炭酸塩(例えば、炭酸ナトリウム)である。本発明を
実施するのに好適なアミンは、例えばモノエタノールア
ミン及びジエタノールアミンである。好ましい塩基は、
水酸化アンモニウム及び/又はアルカリ金属水酸化物で
ある。水酸化リチウム、水酸化カリウム及び水酸化ナト
リウムは、好ましいアルカリ金属水酸化物である。水酸
化アンモニウムが、分散物を形成するのに本発明で使用
されるとき、混合物を形成するのに最も好ましいアルカ
リ金属水酸化物は、水酸化カリウムである。これらの塩
基の混合物は塩基の混合物の当量:α,β−不飽和カル
ボン酸のモル比で1.5:1−3:1の比で混合される。
アルカリ金属水酸化物及び/又は水酸化アンモニウム
の混合物は、水性媒体中でその場でともに混合し、次に
インターポリマーを接触することにより形成できる。こ
のその場で混合する方法は、インターポリマーと連続し
て接触するのに好ましい。
しかしながら、インターポリマーは、水性又は非水性
環境中の何れかで、アルカリ金属水酸化物の一つと先ず
接触され、次に水性媒体中でアルカリ水酸化物(又は水
酸化アンモニウム)の他のものと接触して水性分散物を
形成する。例えば、EMAAから製造され、そしてE.I.duPo
nt de Nemours & Companyにより商標名Surlyn1601
で販売されているナトリウムイオノマーが、原料として
使用でき、そして次に水性環境で水酸化アンモニウムと
接触され、そして分散される。
加えられた界面活性剤は、新規な分散物を形成するの
に要求されず、それらは、他の従来の添加物が形成され
た分散物の安定性に影響しない限り、それらとともに含
まれることができる。代表的な添加物は、例えば顔料、
抗酸化剤、消泡剤、湿潤剤(例えばヘキサノール)、及
びロジン粘着性付与剤(例えば米国特許第4714728号(G
rahamら)に開示されたもの)を含む。
好ましくは、水酸化物及びインターポリマーの混合物
は、水酸化物混合物が容易にインターポリマーと接触す
るように、充分に撹拌される。撹拌された水酸化物/イ
ンターポリマー混合物の温度(即ち消化温度)は、外界
温度以上であるが、好ましくは60−150℃である。
本発明の方法を使用して形成される分散物の非分散物
は、100メッシュふるいを通して分散物を漉過し、漉液
を乾燥し、そして計量することにより特徴付けられる。
非分散物の%は、乾燥した漉液の重量を系に投入される
全重合体の重量により除し、それに100を乗することに
より計算される。分散物の固体含量は、分散物の一部を
取りだし、その湿った重量を記録し、そして次に重量の
変化が最低になるまで、加熱下乾燥することにより測定
される。固体含量は、100を乗じた、その部分を含湿重
量により除された、非分散物の除去後の分散物の一部の
乾燥重量として記録される。一般に、分散物の固体含量
が増すにつれ、分散物の粘度が増大する。使用の容易さ
のための実際的な固体の多い分散物は、低い粘度の分散
物が好ましいが、約2000センチポイズ(cps)の様な高
い粘度を有する。
ここに記載された分散物の実際のサイズ及び分布は、
分散物の最終の用途に応じて変化できる。本発明により
形成される分散物の平均容積直径粒径は、一般に100−1
0000オングストロームの範囲そして好ましくは200−300
0オングストロームの範囲内にある。
本発明を使用して形成される水性分散物は、1−4個
の炭素原子の含水アルコール(例えば、メタノール、エ
タノール又はイソプロパノール)により希釈できる。含
水アルコールの添加は、粘度を低下させ、そして使用中
乾燥時間を早くし従って線速度を増大させる。
本発明の分散物は、例えばセルロース性物質(例えば
紙のサイジング又はコーテイング)、金属フォイル、金
属フォイルコーテイング、不織布コーテイング及び重合
体フィルムを含む種々の基体に使用できる。本発明の分
散物は、グラビアロール又はマイヤーロッド適用技術、
又は業界で通常使用される任意の他の分散適用技術を使
用して使用できる。
実施例 実施例 1及び比較例2及び3 15g/10分の溶融指数を有する27重量%のアクリル酸共
重合体を、表1にリストした処方に従って種々のアルカ
リ性の水性金属水酸化物溶液に分散した。全てのサンプ
ルに関する中和レベル(モル酸:モル塩基)は、定数2.
5であった。
テストサンプルは、それぞれコンデンサー、温度計及
び空気駆動撹拌機を備えた150m容三口丸底フラスコに全
ての成分を直接入れることにより製造された。水を先ず
フラスコに入れ、次に樹脂を入れた。サンプル1では、
KOHを次に加え、次いでNH4OHを最後に加えそしてフラス
コを閉じた。連続的に撹拌するサンプルを95℃に加熱
し、一定に保持した。サンプルを50℃に冷却し、タール
した100メッシュステンレス鋼ふるいで漉過した。洗浄
しそして90℃で24時間乾燥した後ふるいの上に残る物質
の量を「非分散物」と名付けた。%非分散物は、フィル
ターに保持された物質のgをフラスコに加えた樹脂の最
初の重量により除することにより計算された。分散物の
固体含量は、漉過した分散物の一部を取りだし、その含
湿重量を記録し、次に重量の変化が最小になるまで加熱
下乾燥することにより得られた。固体含量は、100を乗
じた、一部の含湿重量により除された、非分散物の取り
だし後の分散物の一部の乾燥重量として記録された。上
記の処方に従って製造された3種の分散物に関する結果
を、以下の表2に示す。
1.0重量%より多い非分散物は、過剰であり、分散物
は、不成功であったと考えた。分散物の粘度は、室温及
び大気圧下で2週間のエージング後#2スピンドルを使
用してブルックフィールド粘度計を使用して求めた。
実施例 4及び比較例 5及び6 15重量%のアクリル酸並びに24g/10分(125℃/2.15k
g)(190℃/2.16kgで約480g/10分)の溶融指数を有する
エチレン/アクリル酸インターポリマーを、表3に記載
した処方を使用して分散した。すべてのサンプルに関す
る中和レベルは、1.5:1(モル酸/モル塩基)であっ
た。
このサンプルは、上記で記載したのと同様なやり方で
製造された。このサンプルの結果は、又上記のやり方で
求めた。分散物の基準は、上記と同じであり、テストの
結果は、表4にリストされる。
実施例 7及び比較例 8及び9 15重量%のアクリル酸並びに20g/10分(190℃/2.16k
g)の溶融指数を有するエチレン/アクリル酸インター
ポリマーを、表5に記載した処方を使用して分散した。
酸対塩基の比(モル:モル)は、2.5:1であった。
分散物のテスト結果は、表6に示される。
実施例 10及び比較例 11及び12 190℃/2.16kgで20の溶融指数を有する10重量%アクリ
ル酸共重合体を以下の処方に従って分散した。酸対塩基
のモル比は、2.5:1であった。このサンプルを、145℃の
消化温度で、密封した1L容ステンレス鋼反応ケトル中で
製造した。表7は、分散物の処方をリストし、表8は、
形成した分散物の性質をリストした。
実施例 13−17に関する実験方法 実施例13−17において、分散物中のカチオンの0.8モ
ル比は、アクリル酸の80%がカチオンにより中和された
ことを意味する。中和に関するモル比の計算は、既知の
重量の樹脂中のアクリル酸共単量体の濃度を求めること
により達成できる。分散されるべき樹脂の重量に共重合
体中の%アクリル酸を乗ずると、分散されるべきサンプ
ル中のアクリル酸の重量を与える。アクリル酸のモルの
数は、サンプル中のアクリル酸の重量をその分子量によ
り除することにより分った。AAのモルを中和するカチオ
ンに割り当てることは、重合体を中和するのに必要な塩
基のモルを特定する。モル及び分子量は、加えられる塩
基の重量を決めるのに使用された。
二つのやり方を使用してケースの実施例を作った。実
施例13、16及び19では、分散物は、ガラス製反応ケトル
中で製造した。実施例14、17及び18並びに比較例16で
は、分散物は、4L容Autoclave Engineerの撹拌反応槽
中で製造した。非分散物は、先に記載した方法により求
めた。粘度の測定は、ブルックフィールド粘度計を使用
して求めた。
粒径分析測定 流体力学クロマトグラフ(HDC)装置を使用して粒径
を測定した。系は、カルフォルニア、パロ・アルトのDu
ke Scientific Corporationから購入した24個のモノ
デイスパースポリスチレン標準物を使用して標準化され
た。24個の標準物は、210−9500オングストロームに及
んだ。粒径分析に有効なウインドウは、100−1000オン
グストロームである(モノデイスパースポリスチレン標
準のサイズによる)。PRIMACOR分散分析に用いられる装
置の構造の主な相違は、担体溶離液のpHの変化である。
元来、装置は、担体としてpH3の溶離液を使用するよう
にセットされた。酸性の溶離液は、分析されるべき分散
物と反応し、粒径は、不正確であろう。pH7.6を有する
別の溶離液は、有効な置換物であることが分った。
実施例 13 分散物は、20%のAA及び2600MIを有するエチレン/ア
クリル酸インターポリマーであるPRIMACOR5991から製造
された。このサンプルは、ガラス製反応ケトルの分散方
法で水酸化リチウム及び水酸化アンモニウムを用いて分
散させた。反応物及び試薬は、以下の通りである。
分散方法 粘度−4155センチポイズ 非分散物(250mLのサンプルを使用して測定)−0.04
% pH−7.85 平均容積直径粒径−2489オングストローム 予め、PRIMACOR5980の40%固体分散物は、0.15モル比
の水酸化アンモニウム及び0.15モル比の水酸化カリウム
により製造した。カリウムに対してリチウム及びナトリ
ウムが同等に用いられることを立証するために、PRIMAC
OR5980の4種の25%固体分散物を製造した。水酸化リチ
ウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム及び水酸化ア
ンモニウム分散物を0.8モル比で製造した。流体力学ク
ロマトグラフィによる分析は、同じ様な粒径の分布の曲
線を明かにした。これらの結果に基づき、リチウム及び
ナトリウムの水酸化物は、40%の混合した塩基系で水酸
化カリウムと同じモル比で置換できた。
実施例 14 PRIMACOR3460エチレン/アクリル酸共重合体(9.8%A
A、20MI)を分散した。25%固体の1.0モル比の水酸化ア
ンモニウム、0.6モル比の水酸化カリウム分散物を4L容
オートクレーブで製造した。成分を16時間消化させた。
次に、ヒーターを切り、水を冷却コイルに通した。分散
物を華氏100度(38℃)に冷却し、サンプリングをし
た。試薬及び反応物は、以下の通りである。
分散物の性質 粘度−525センチポイズ 非分散物(250mLのサンプルを使用して定量)−0.03
% pH−10.80 平均容積直径粒径−1486オングストローム 比較例 15 混合した塩基分散物を、低い%の非単量体樹脂(5%
AA、1400MI)を使用して試みたが、成功しなかった。
実施例 16 29.5%アクリル酸共単量体を含むEAA樹脂(720MI)を
分散した。40%固体分散物を、0.1モル比の炭酸アンモ
ニウム及び0.1モル比の炭酸カリウムを使用して製造し
た。二酸化炭素の損失が、60℃で生じた。反応槽を、発
泡が終るまで、その温度に維持させた(約1時間)。温
度を次に95℃に上げ、樹脂を2時間消化させた。処方物
をガラス製反応ケトルを使用して製造した。反応物及び
試薬を以下に示す。
分散物の性質 粘度−3200センチポイズ 非分散物(250mLのサンプルを使用して定量)−0.05
% pH−6.75 平均容積直径粒径−1518オングストローム K2CO3/NH4OH分散物をKOH/NH4OH分散物と比べる前の流
体力学クロマトグラフのデータは、同様な粒径の分布を
示した。これらの2種の分散物を、同じ%固体濃度(45
%)及び等しいモル比の濃度で製造した。これらの分散
物の結果に基づいて、炭酸塩及び重炭酸塩が、全ての強
塩基又は弱塩基に置換できた。
実施例 17 EAA樹脂(5MI、15%AA)を4L容オートクレーブに分散
させた。比較的低い溶融指数は、柔らかくしそしてアン
モニウムイオンを樹脂に浸透させそそて消化させるため
に、華氏295度(146℃)の高い温度を必要とした。比較
的高いアクリル酸濃度により、より少ない中和を要し
た。25%固体分散物は、0.7モル比の水酸化アンモニウ
ム及び0.5モル比の水酸化カリウムにより製造した。反
応物及び試薬は、以下に示される。
分散物の性質 粘度−10.300センチポイズ 非分散物(250mLのサンプルを使用して定量)−0.04
% pH−10.50 平均容積直径粒径−989オングストローム この分散物は、高い粘度により示されるように最適で
はなかったが、粒径が小さいことは明かであった。分散
物は、比較的半透明であった。モル比は、粘度を下げる
ためにさらに低くできたが、粒径における或る増加は、
予想された。強カチオンのモル比は、或るアクリル酸を
自由にし接着を改善するだろう。
実施例 18 PRIMACOR5980(20%AA、300MI)を1L容ガラス製反応
ケトルに分散した。50%固体分散物を、0.1モル比の水
酸化アンモニウム及び0.1モル比の水酸化カリウムを使
用して製造した。反応時間を95℃に設定し、樹脂を撹拌
しつつ2時間消化させた。反応物及び試薬を以下に示
す。
分散物の性質 粘度−3150センチポイズ 非分散物(250mLのサンプルを使用して定量)−0.0% pH−7.85 平均容積直径粒径−2869オングストローム 実施例 19 PRIMACOR5990(20%AA、1600MI)を、弱塩基としてア
ミンを使用して1L容ガラス製反応ケトルで分散した。45
%固体分散物を、0.15モル比のエタノールアミン及び0.
1モル比の水酸化ナトリウムを使用して製造した。反応
温度を95℃に設定し、樹脂を撹拌しつつ2時間消化させ
た。反応物及び試薬を以下に示す。
分散物の性質 粘度−20000センチポイズ 非分散物(250mLのサンプルを使用して定量)−0.08
% pH−7.75 平均容積直径粒径−2287オングストローム PRIMACOR5980を、1モル比でエタノールアミンにより
分散し、25%固体アンモニア分散物と比べた。アミン分
散物の透明度は、匹敵できる粒径を示したが、粘度は顕
著に高かった。高い固体分散物中のこの高い粘度を最低
にするために、PRIMACOR5990を製品中に選んだ。低い分
子量分布樹脂は、小さい粒径の分散物をもたらすだろ
う。反応を観察すると、成功した分散物が製造されたこ
とを示した。最終生成物の粘度は、1500−2000mpasであ
った。一晩で、分散物の粘度は、劇的に増大した。
比較例 20 米国特許第3799901号の実施例13に記載されたラテッ
クス/分散物を再生する試みで、以下の反応物を連続し
て4L容ステンレス鋼反応容器に加えた。
反応物は、米国特許第3799901号で使用されるものと
同じ比の量で添加された。米国特許第3799901号の実施
例13で使用されたインターポリマーの物理的性質に最も
密に一致した利用可能なエチレン/アクリル酸(EAA)
インターポリマーは、約17.5g/10分の溶融指数及び約1
2.92%(インターポリマーの重量に基づく)のアクリル
酸を有した。水酸化カリウム(KOH)は、固体ペレット
として添加した。水酸化アンモニウム(NH4OH)を約28
%(重量)の濃度で水溶液として添加した。
蒸留水を先ず反応槽に加え、次に重合体サンプルを加
えた。KOHの全量を次に加え、49.99gの水酸化アンモニ
ウム水溶液を加えた。反応槽を直ちに閉じ、1平方イン
チ当り40ポンド(psi)に窒素ガスを充填し、シールの
完全性をチェックした。撹拌機を始動し、毎分300回転
(rpm)の名目速度に維持した。反応温度のコントロー
ルを120℃に設定した。工程の上限温度(高温度のアラ
ーム)を150℃に設定した。工程の温度における急速且
つ早い上昇は、外界温度から80℃と観察された。反応槽
は、最初の撹拌中注意してモニターされた。45分後、工
程の温度は、120℃に達した。重合体は、3時間消化さ
れた。
最初の消化の後で、反応槽を外界温度に冷やし、次に
開けた。このときに、追加の49.99gの28%NH4OHを反応
槽に加えた。重合体は、消化を開始せず、撹拌機のモー
ターのアンペア数は、過剰に高かった。反応槽を再び閉
じ、窒素を充填し、そしてシールの完全性についてチェ
ックした。反応槽の温度を120℃に設定した。反応槽の
温度が120℃に達した後、混合物を4時間消化した。撹
拌機のモーターのアンペア数は、この消化中を通して高
く保たれた。
第二の消化後、反応槽を開けた。消化した(即ち膨張
した)重合体は、観察されなかったし、又は重合体は、
分散されなかった。相対的に透明な溶液は、肉眼で認め
得る分散した重合体を有しなかった。実際上全ての重合
体は、撹拌機及び反応槽の壁を覆い、容易に除去できな
かった。%非分散物は、この実験では実際的に100%で
あった。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C09D 123/26 C09D 123/26 133/02 133/02 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08L 23/26 C08L 33/02 C09D 123/26 C09D 133/02 C08F 8/44 C08J 3/05 C08J 5/18

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】攪拌する水性媒体中の少なくとも1種のエ
    チレン/α、β−不飽和カルボン酸インターポリマーと
    塩基の混合物とを接触させることを含む少なくとも1種
    のエチレン/α、β−不飽和カルボン酸インターポリマ
    ーの水性分散物を形成する方法において、インターポリ
    マーとα、β−不飽和カルボン酸1モル当り1.5−3当
    量のアルカリ金属水酸化物、アミン、水酸化アンモニウ
    ム及び炭酸塩から選ばれる塩基とを接触させ、それによ
    り全重量基準で少なくとも10重量%の分散した固体を有
    し、非分散物含量がインターポリマーの重量に基づいて
    1重量%以下の分散物を形成することを特徴とする方
    法。
  2. 【請求項2】分散物の固体含量が、全重量基準で25重量
    %又はそれ以上である請求項1の方法。
  3. 【請求項3】塩基の混合物は、水酸化アンモニウム及び
    少なくとも1種のアルカリ金属水酸化物の混合物である
    請求項1の方法。
  4. 【請求項4】アリカリ金属水酸化物は、水酸化リチウ
    ム、水酸化カリウム又は水酸化ナトリウムである請求項
    3の方法。
  5. 【請求項5】混合物は、水酸化アンモニウム及び水酸化
    カリウムである請求項4の方法。
  6. 【請求項6】エチレン/α、β−不飽和カルボン酸イン
    ターポリマーは、エチレン/アクリル酸インターポリマ
    ーである請求項5の方法。
  7. 【請求項7】水酸化アンモニウム:アクリル酸のモル比
    は、1:1であり、そして水酸化カリウム:アクリル酸の
    モル比は、0.6−0.8:1の範囲にある請求項6の方法。
  8. 【請求項8】水性媒体は、さらに1−4個の炭素原子の
    水性アルコールを含む請求項1の方法。
  9. 【請求項9】請求項1の方法により生成された水性分散
    物。
  10. 【請求項10】100−10000オングストロームの範囲内の
    平均容積直径粒径を有することを特徴とする請求項9の
    分散物。
  11. 【請求項11】200−3000オングストロームの範囲内の
    平均容積直径粒径を有することをさらに特徴とする請求
    項10の分散物。
  12. 【請求項12】請求項9の分散物から生成されるフィル
    ム。
JP50625092A 1991-01-25 1992-01-24 エチレン/α、β―不飽和カルボン酸インターポリマーの水性分散物の製法 Expired - Lifetime JP3146310B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/646,134 US5206279A (en) 1991-01-25 1991-01-25 Method of preparing aqueous dispersions of ethylene/α,β-unsaturated carboxylic acid interpolymers
US646,134 1991-01-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05505644A JPH05505644A (ja) 1993-08-19
JP3146310B2 true JP3146310B2 (ja) 2001-03-12

Family

ID=24591907

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50625092A Expired - Lifetime JP3146310B2 (ja) 1991-01-25 1992-01-24 エチレン/α、β―不飽和カルボン酸インターポリマーの水性分散物の製法

Country Status (9)

Country Link
US (2) US5206279A (ja)
EP (1) EP0522146B1 (ja)
JP (1) JP3146310B2 (ja)
AU (1) AU651874B2 (ja)
CA (1) CA2077667C (ja)
DE (1) DE69231326T2 (ja)
ES (1) ES2149171T3 (ja)
FI (1) FI104087B (ja)
WO (1) WO1992013012A1 (ja)

Families Citing this family (55)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5206279A (en) * 1991-01-25 1993-04-27 The Dow Chemical Company Method of preparing aqueous dispersions of ethylene/α,β-unsaturated carboxylic acid interpolymers
DE4343176A1 (de) * 1993-12-17 1995-06-22 Basf Ag Fungizide Mischung
US5837779A (en) * 1994-07-13 1998-11-17 Chevron Chemical Company Process for producing ionomers employing ethylene terpolymers
US5718947A (en) * 1995-03-14 1998-02-17 The Dow Chemicalcompany Processes for forming thin, durable coatings of cation-containing polymers on selected substrates
US5716680A (en) * 1995-03-14 1998-02-10 The Dow Chemical Company Solventless process for forming thin, durable coatings of perfluorocarbon ionomers on various polymeric materials
DE19521502A1 (de) 1995-06-13 1996-12-19 Basf Ag Umhüllte Düngemittelgranulate
US6107412A (en) * 1995-09-01 2000-08-22 Tarkett Sommer S.A. Process for preparing powdery ionomers and their use as protective coating for ground and wall-covering products
US5746954A (en) * 1995-09-07 1998-05-05 The Dow Chemical Company Processes for forming thin, durable coatings of perfluorocarbon ionomers on various substrate materials
US5993604A (en) * 1995-12-05 1999-11-30 The Dow Chemical Company Internally sized articles and method for making same
CN1207786A (zh) * 1995-12-05 1999-02-10 陶氏化学公司 对纤维材料进行外部施胶的方法
AU2861700A (en) * 1999-01-29 2000-08-18 E.I. Du Pont De Nemours And Company Aqueous dispersions of low mfi ethylene-copolymers
JP4205807B2 (ja) * 1999-02-25 2009-01-07 三井・デュポンポリケミカル株式会社 水性分散体組成物及びその製法
EP1204707B1 (en) * 1999-04-16 2004-11-03 E.I. Du Pont De Nemours And Company Coating composition containing a low mfi ethylene acrylic acid copolymer
US6852792B1 (en) 2000-04-13 2005-02-08 E. I. Du Pont De Nemours And Company Coating composition containing a low MFI ethylene acrylic acid copolymer
US6706816B2 (en) 2001-07-11 2004-03-16 Best Manufacturing Company Accelerator free latex formulations, methods of making same and articles made from same
WO2003013806A1 (en) 2001-08-10 2003-02-20 Dow Global Technologies Inc. Wood treatment composition and method of use
US7175904B2 (en) * 2003-08-28 2007-02-13 Congoleum Corporation Non-vinyl flooring and method for making same
JP4553624B2 (ja) * 2004-04-16 2010-09-29 三井・デュポンポリケミカル株式会社 水性分散体及び積層体
WO2006057771A2 (en) * 2004-10-29 2006-06-01 E. I. Du Pont De Nemours And Company Thermoplastic resin compositions suitable for use in transparent laminates
US7279513B2 (en) * 2004-11-19 2007-10-09 Nalco Company Preparation of neutralized ethylene-acrylic acid polymer dispersions and use in printing media for improvement of digital toner adhesion
US20070289693A1 (en) * 2006-06-15 2007-12-20 Anderson Jerrel C Thermoplastic resin compositions suitable for use in transparent laminates
US9765231B1 (en) * 2007-07-31 2017-09-19 Mad Dog Paint Products, Inc. Primer composition
US8129032B2 (en) * 2008-02-01 2012-03-06 Exxonmobil Oil Corporation Coating compositions, coated substrates and hermetic seals made therefrom having improved low temperature sealing and hot tack properties
PL2307132T3 (pl) * 2008-07-16 2013-09-30 Trueb Emulsions Chemie Ag Sposób bezrozpuszczalnikowego wytwarzania termoplastycznych dyspersji
JP5840496B2 (ja) * 2008-10-31 2016-01-06 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニーE.I.Du Pont De Nemours And Company 高透明度のアイオノマー組成物及びそれを含む物品
CN102325813B (zh) 2008-12-30 2015-03-18 纳幕尔杜邦公司 高透明度共混离聚物组合物和包含所述组合物的制品
US8334033B2 (en) * 2008-12-31 2012-12-18 E I Du Pont De Nemours And Company Ionomer compositions with low haze and high moisture resistance and articles comprising the same
EP2456680B1 (en) * 2009-07-24 2017-05-31 Dow Global Technologies LLC A coated container device, method of making the same
ES2624864T3 (es) 2009-09-25 2017-07-17 Henkel Ag & Co. Kgaa Adhesivo a base de agua para la laminación de polímeros a sustratos metálicos
JP5726597B2 (ja) * 2011-03-30 2015-06-03 三井・デュポンポリケミカル株式会社 水性分散液及びその製造方法、並びに積層体
US8907022B2 (en) 2011-09-01 2014-12-09 E I Du Pont De Nemours And Company Method to form an aqueous dispersion of an ionomer
EP2766185A1 (en) * 2011-10-14 2014-08-20 Mitsubishi Polyester Film, Inc. Laminate containing coated polyester film
US8841379B2 (en) 2011-11-07 2014-09-23 E I Du Pont De Nemours And Company Method to form an aqueous dispersion of an ionomer-polyolefin blend
US20130149930A1 (en) 2011-12-12 2013-06-13 E I Du Pont De Nemours And Company Methods to form an ionomer coating on a substrate
US20130225021A1 (en) 2012-02-29 2013-08-29 E.I. Du Pont De Nemours And Company Highly viscous ionomer-poly(vinylalcohol) coatings
US9085123B2 (en) 2012-02-29 2015-07-21 E I Du Pont De Nemours And Company Ionomer-poly(vinylalcohol) coatings
CN104136556A (zh) 2012-02-29 2014-11-05 纳幕尔杜邦公司 离聚物-聚(乙烯醇)共混物和涂料
WO2014105464A1 (en) 2012-12-28 2014-07-03 Dow Global Technologies Llc Coating compositions
ES2688532T3 (es) 2013-01-18 2018-11-05 Basf Se Composiciones de recubrimiento a base de dispersión acrílica
BR112015021948A2 (pt) 2013-03-15 2017-07-18 Akzo Nobel Coatings Int Bv emulsão de látex composta de copolímero de ácido (met)acrílico e (poli)etileno preparada por um método; látex de composto de copolímero organosilano de ácido met(acrílico) e (poli)etileno híbrido; composição de revestimento; e substrato
CN105102508A (zh) * 2013-03-20 2015-11-25 李炳奭 使用乙烯-(甲基)丙烯酸聚合物的水分散性树脂的环保纸涂覆剂的制造方法及其用途
US20150203615A1 (en) 2014-01-22 2015-07-23 E I Du Pont De Nemours And Company Alkali metal-zinc ionomer compositions
US20150203704A1 (en) 2014-01-22 2015-07-23 E I Du Pont De Nemours And Company Alkali metal-magnesium ionomer compositions
US9550930B2 (en) 2014-05-30 2017-01-24 Michelman, Inc. Thermal lamination adhesive coatings for use on substrates
DE102014010016A1 (de) * 2014-07-08 2016-01-14 Sig Technology Ag Flächenförmiger Verbund, insbesondere für Behälter, mit einer durch verschiedene C=O-Gruppenabsorptionsmaxima gekennzeichneten Haftvermittlerschicht
JP6716540B2 (ja) 2014-08-14 2020-07-01 ミツビシ ポリエステル フィルム インク 塗布ポリエステルフィルムを含む積層体
BR112017008433B1 (pt) * 2014-10-31 2021-11-03 Dow Global Technologies Llc Dispersão de colofônia, processo contínuo para a preparação da dispersão de colofônia e formulação adesiva
JP7210277B2 (ja) * 2015-09-15 2023-01-23 ジースリー・エンタープライゼズ・インコーポレイテッド 金属に適用される代替コーティングのための装置及び方法
WO2017106407A1 (en) * 2015-12-18 2017-06-22 Michelman, Inc. Ionomer-based printable coatings
MY174190A (en) * 2016-07-12 2020-03-13 Twolink Sdn Bhd Accelerator free and high filler load nitrile glove
WO2019099787A1 (en) * 2017-11-17 2019-05-23 Imerys Usa, Inc. Heat-seal coatings
WO2020106895A1 (en) 2018-11-20 2020-05-28 G3 Enterprises, Inc. Apparatus and methods using coatings for metal applications
BR112021024218A2 (pt) 2019-06-05 2022-01-11 Dow Global Technologies Llc Método para fabricar um ionômero de metal, e, ionômero de metal
US11674003B2 (en) 2020-01-29 2023-06-13 3M Innovative Properties Company Nanocomposites
US20230192967A1 (en) * 2021-12-16 2023-06-22 Solenis Technologies, L.P. Aqueous dispersions and methods for production

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL282012A (ja) * 1961-08-14 1900-01-01
US3321819A (en) * 1964-12-24 1967-05-30 Union Carbide Corp Process for sizing and desizing textile fibers
US3347811A (en) * 1965-02-02 1967-10-17 Du Pont Process for preparing aqueous dispersions of ethylene copolymers
US3389109A (en) * 1965-07-26 1968-06-18 Dow Chemical Co Method for preparing aqueous dispersions of ethylene copolymers
US3427280A (en) * 1966-07-13 1969-02-11 Union Carbide Corp Curable carboxyl-containing olefin polymer compositions
US3511799A (en) * 1966-10-10 1970-05-12 Gulf Research Development Co Stable aqueous dispersions of ethylene polymers
US3541033A (en) * 1968-03-25 1970-11-17 Union Carbide Corp Crystalline ethylene, alpha-beta olefinically unsaturated carboxylic acid copolymer latex paper coating compositions
US3790521A (en) * 1968-10-07 1974-02-05 Dow Chemical Co Method for making noncolloidal particles like fibers and powders from larger granules of ethylene/carboxylic acid copolymers
US3798194A (en) * 1968-10-07 1974-03-19 Dow Chemical Co Preparation of latexes by direct dispersion of acidic organic polymers into aqueous alkaline media containing certain alkanols
US3644258A (en) * 1969-03-19 1972-02-22 Dow Chemical Co Method of preparing high-solids latexes of olefin polymers
US3677989A (en) * 1970-06-16 1972-07-18 Union Carbide Corp Ethylene/acrylic acid copolymer emulsions
US3799901A (en) * 1971-03-12 1974-03-26 Dow Chemical Co Preparation of latexes by direct dispersion of acidic organic polymers into aqueous alkaline media
US4173669A (en) * 1977-09-09 1979-11-06 Asahi-Dow Limited Aqueous dispersion for coating and coated articles
JPS5598242A (en) * 1979-01-17 1980-07-26 Mitsui Petrochem Ind Ltd Preparing aqueous dispersion
JP2756847B2 (ja) * 1988-02-17 1998-05-25 ザ ダウ ケミカル カンパニー 繊維状基材の変性方法
US5206279A (en) * 1991-01-25 1993-04-27 The Dow Chemical Company Method of preparing aqueous dispersions of ethylene/α,β-unsaturated carboxylic acid interpolymers

Also Published As

Publication number Publication date
FI924254A (fi) 1992-09-23
FI924254A0 (fi) 1992-09-23
AU1333192A (en) 1992-08-27
JPH05505644A (ja) 1993-08-19
ES2149171T3 (es) 2000-11-01
DE69231326T2 (de) 2000-12-28
US5206279A (en) 1993-04-27
CA2077667C (en) 2004-05-04
US5387635A (en) 1995-02-07
CA2077667A1 (en) 1992-07-26
DE69231326D1 (de) 2000-09-14
AU651874B2 (en) 1994-08-04
WO1992013012A1 (en) 1992-08-06
FI104087B1 (fi) 1999-11-15
EP0522146A1 (en) 1993-01-13
EP0522146B1 (en) 2000-08-09
FI104087B (fi) 1999-11-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3146310B2 (ja) エチレン/α、β―不飽和カルボン酸インターポリマーの水性分散物の製法
US6852792B1 (en) Coating composition containing a low MFI ethylene acrylic acid copolymer
US5210150A (en) Moisture-curable melt-processible ethylene copolymer adhesives
US3799901A (en) Preparation of latexes by direct dispersion of acidic organic polymers into aqueous alkaline media
US3839307A (en) Process of producing polyvinyl alcohol microgels
TW200305580A (en) Process for preparing emulsion polymers and polymers formed therefrom
JPH02139005A (ja) 水溶性ポリマーの分離方法
JP2000503341A (ja) 低溶液粘度を有する変性ポリビニルアセタール
EP4146863B1 (en) Paper coated with a functional polyolefin film
EP1204707B1 (en) Coating composition containing a low mfi ethylene acrylic acid copolymer
US4012352A (en) Polyvinyl alcohol microgels
CN101111525A (zh) 亲水性1,1-二氟乙烯树脂组合物和其制备方法
US4381376A (en) Preparation of low molecular weight copolymer salts
JPS634592B2 (ja)
US3485785A (en) Ethylene interpolymer compositions and processes
JP3222473B2 (ja) カルボキシル化されたブタジエン含有コポリマーをベースとする再分散性粉末
CA1283242C (en) Process for preparing an aqueous cut of a ligand-free monomer/maleic anhydride polymer and coating compositions prepared therefrom
WO2000044801A1 (en) Aqueous dispersions of low mfi ethylene-copolymers
JP2635280B2 (ja) カチオン性重合体エマルジョン、およびその製造方法
Verma et al. Improvement in properties of poly (vinyl acetate): Emulsion with dibasic acids
Ma et al. Functional modification of poly (vinyl alcohol) by copolymerizing with a hydrophobic cationic double alkyl‐substituted monomer
JP2634434B2 (ja) エマルジョン組成物
JPS6223117B2 (ja)
NO754303L (ja)
JPH06128524A (ja) ポリビニルアルコール系フィルムの表面処理液

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080112

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090112

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090112

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100112

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110112

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110112

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120112

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130112

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130112

Year of fee payment: 12