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JP3145435U - 安全チョッキ - Google Patents

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JP3145435U
JP3145435U JP2008005130U JP2008005130U JP3145435U JP 3145435 U JP3145435 U JP 3145435U JP 2008005130 U JP2008005130 U JP 2008005130U JP 2008005130 U JP2008005130 U JP 2008005130U JP 3145435 U JP3145435 U JP 3145435U
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JP
Japan
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retroreflective
belts
safety
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Application number
JP2008005130U
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English (en)
Inventor
秀彰 江草
Original Assignee
クロダルマ株式会社
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Publication date
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Abstract

【課題】人体の必要箇所に簡単に位置づけて設置でき、かつ着用者の姿勢によらずに熱媒体からの熱が人体に効果的に影響を与える安全チョッキを提供する。
【解決手段】再帰反射ベルト2a、2bは、左右の前身頃に分かれたメッシュ地の基材に対して左右の肩口から臍に相当する部分までに配されている。再帰反射ベルト2a、2bの臍に相当する部分の裏側には面ファスナが設けられており、左右前身頃をこの面ファスナで接続することにより、安全チッョキ前身頃側に反射ベルトのV字状が描かれる。再帰反射ベルト2a、2bの裏側であって、鎖骨に相当する部分及び、後身頃側の左右の肩甲骨に相当する部分には熱媒体を収納する収納部3が設けられる。
【選択図】図1

Description

本考案は、保冷剤、保温剤などの熱媒体を装着した反射式安全チョッキに関するものである。
熱媒体を上着に熱媒体を収納する収納部を設けたものが例えば特許文献1により知られている。この上着においては、後身頃の裏地であって、左右の肩甲骨の間の窪みに熱媒体が収まるように配置して、熱媒体が収容されていることを視認しづらくして外観からの美観を保っている。
一方、上着の内側に着用されるチョッキの背部において、内側部と外側部を挟んで保冷剤、保温剤を収納する収納部を設けたものが例えば特許文献2により知られている。チョッキは人体の肌に近いところに位置するため、保温剤がごつごつしたり、また人体への密着性が高いと不快感を与えたりするものであるので、収納部の内側部には通気性の高い通気材を用いて形成している。
特許文献1:実登録3088351号公報 特許文献2:特開2002−317314号公報 特許文献3:特開2002−212815号公報
一方、チョッキ形状をしている反面、上着の上に着用するチョッキがある。道路工事現場や交通取締り現場に於いて働く交通誘導員、現場作業員、交通取締り警官などが、制服或いは作業服の上から着用している反射式安全チョッキである。このチョッキは、その機能から、上着の上から着用し最も人体の外側に常に露出状態となるものであり、外気の影響を直接受けるため、これに保冷剤、保温剤を持たせた公知の例は無い。安全チョッキはユニバーサルサイズであり、どのような体型の人間に対しても同じであって、かつ安価に提供されている。本願考案者らはこれに熱源を保持させることを発想した。本考案は、安全チョッキに熱媒体を持たせた場合に、人体の必要箇所に簡単に位置づけて設置でき、かつ着用者の姿勢によらずに熱媒体からの熱が人体に効果的に影響を与えられることを目的とする。
安全チョッキは最も人体の外側に位置し、熱媒体の取付け位置によっては、熱媒体が肩からぶら下がって浮いている状態となって、熱媒体からの熱を人体に伝えにくいものとなる。
従って、本考案では、左右の前身頃に分かれたメッシュ生地の基材に対して左右の肩口から臍に相当する部分までに反射ベルトを配し、当該臍に相当する部分の前記反射ベルト裏側に面ファスナを設けて、左右前身頃を当該面ファスナで接続することにより、前身頃に反射プレートのV字状を描く安全チッョキであって、前記夫々の反射ベルトを裏側であって鎖骨に相当する部分に熱媒体を収納する収納部を設け、かつ安全チッョキの後身頃側の左右の肩甲骨に相当する部分に熱媒体を収納する収納部を設けたことを特徴とする。
本考案の反射式安全チョッキについて、以下実施例に基づいて説明する。
図1に示すように安全チョッキ1は、メッシュ生地をチョッキ形状に形成したメッシュ基材10と再帰反射ベルト2a、2b、2c及び4(図3)を有している。チョッキ形状とは、前身頃の左右前身頃10a、10bが、前襟ぐり線11と前袖ぐり線12と腰周りの線13とを結んだ形状であり(図1)、後身頃が後襟ぐり線14、後袖ぐり線15、腰周り線16で囲まれた形状であり(図3)、左右の前身頃とを肩線14aで連結し、前後袖ぐり線12、15部分においては、腰周り付近を除いて非連結であるような形状である。
再帰反射ベルトは、再帰反射板を帯状としたものであって、メッシュ基材10に縫い付けられている。安全チョッキ1の前身頃側においては、前身頃が左右に分かれ夫々に再帰反射ベルト2a、2bが前襟ぐり11に沿って取り付けられており、左右前身頃10a、10bを合わせたときに再帰反射ベルト2a、2bによりV字が描かれるようになっている。再帰反射ベルト2a、2bの最下部(臍に相当する部分、V字の頂点位置)において、フック状とパイル状の二枚を噛み合せて着脱自在にする面ファスナ5a、5bが、夫々相対するようにメッシュ基材10及び再帰反射ベルト2a、2bを通して左右前身頃10a、10bに縫い付けられており、これにより左右前身頃10a、10bが接続される。再帰反射ベルト2a、2bの最下部から左右腰周り方向に沿って、再帰反射ベルト2c、2cが夫々メッシュ基材10に取り付けられている。一方、安全チョッキ1の後身頃側10cにおいては、図3に示すように、再帰反射ベルト2a、2bが前身頃側から延在してV字状に取り付けられ背中側の腰周りに至っている。また、後身頃のメッシュ基材10cには腰周りに相当する位置に再帰反射ベルト4が取り付けられている。後身頃の腰脇に相当する部分と、前身頃側のメッシュ基材脇部とには、面ファスナ6a、6bが設けられている(図2)。面ファスナ6a、6bを連結することにより、再帰反射ベルト2c、2cと再帰反射ベルト4とが繋がって、腰回りを一周する。再帰反射ベルト2a、2bは、前身頃側の再帰反射ベルト2c、2cから後身頃側の再帰反射ベルト4まで、夫々が肩を通って連続したベルトとなっている。
図4において、安全チョッキ1の後身頃側メッシュ基材10cには、通気部3aと保温部3bからなる正面視略四角形の収納部3が夫々設けられている。収納部3の取付け位置は、安全チョッキ1を着用した際に、肩甲骨kに当たる位置である。収納部3は、通気部3aと保温部3bを両側面及び底面で結合させて袋状に形成したものであって、通気部3a及び保温部3bの上中央部には面ファスナ3c(図1)を設け、市販の温湿布材や冷湿布材等の熱媒体7を出入可能としている。収納部3の取付け位置は、さらに再帰反射ベルト2a、2bの裏側に相当する位置にも相当している(図4)。
図2に示すように、前身頃側10a、bと後身頃10cを連結する面ファスナ6a、bは、腰周り方向に面積を持っており、連結位置を変えることにより、体格に合わせてウエストを調節可能である。安全チョッキ1の前身頃側10a、bにも、通気部3aと保温部3bからなる正面視略四角形の収納部3が夫々設けられている。収納部3の取付け位置は、安全チョッキ1を着用した際に、首の直ぐ脇の鎖骨Sに当たる位置であって、再帰反射ベルト2a、2bの裏側に相当する位置である(図4)。尚、本実施例においては、心臓に当る部分を冷やすことは望ましくないので、その部分を回避するように収納部3が設けられている。
また、前身頃側10a、10bの収納部3と後身頃側10cの収納部3は、同一の寸法となっており、同一形状の熱媒体7を収容できるようになっている。従って、収容部3から取り外して冷凍庫にて冷却する際に、熱媒体7と収納部3との対応付けておく必要はない。同型の熱媒体7を使用できるため、夫々安全チッョキ1に取付けられた際には、前身頃側10a、10bと後身頃側10cとで重量がバランスされ安定すると供に、鎖骨S或いは肩甲骨kの位置を上から包みこむような着用感が得られる。
次に、安全チョッキ1の作用について説明する。安全チョッキ1を着用する際、図5のように、前身頃側10a、10bの再帰反射ベルト2a、2bの最下部を左右の手により図中イのように下側引っ張るようにして、肩甲骨、鎖骨に相当する位置に配置された収納部3を、夫々肩甲骨、鎖骨に押し当てる(矢印ロ、ハ)。位置が整ったときに再帰反射ベルト2a、2bの面ファスナ5a、5bを合わせて結合させる(矢印ニ)。これにより、収納部3を正しい位置に位置付けることができる。収納部3が設けられる鎖骨S或いは肩甲骨kの位置は、人体において突出した位置であり、安全チョッキ1が作業着あるいは制服等の上着の上から着用された際においても、空間を挟まずに上着を通して人体に緊密に熱を伝えることができる。また、再帰反射ベルト2a、2bは再帰メッシュ基材10に比べて伸縮しにくく、反射ベルト2a、2bの設置位置において安全チョッキ1を構造的に強化しており、かつ面ファスナ5a、5bは再帰反射ベルト2a、2bに固定されているため、裏側に設けられる収納部3は安定的に人体に固定される。
収納部3の人体側にある通気部3aは、メッシュ状に形成されているため、作業服が薄い場合でも密着面が減少して、過度な密着による不快感は無く利用できるようになる。収納部3の外側にある保温部2bは、保温性の高いウレタン芯材であり、熱媒体7の熱交換作用が人体以外の外部に対して働くことを防止する。また、熱媒体7の位置は、再帰反射ベルト2a、2bの裏側としたため、メッシュ基材の部分に設置した場合と比較すると、外観上熱媒体7を着用していることを認識させない。
本実施例においては、再帰反射板を用いたが、蛍光反射式のものでも良いことは明らかである。本実施例においては、後身頃側では再帰反射ベルト2a、2bがV字状となっているが、クロスしたX字状或いは、クロスしないでII字状となっても良い。
安全チョッキ1の前身頃側の斜視図である。 安全チョッキ1の前身頃の左右前身頃を開いた状態を示す図である。 安全チョッキ1の後身頃を示す図である。 安全チョッキ1の収納部の縦断面図 安全チョッキ1を着用する際の説明図である。
符号の説明
1…安全チョッキ
2a、2b、2c…再帰反射ベルト
3…収納部
4…再帰反射ベルト
7…熱媒体
10…メッシュ基材

Claims (1)

  1. 左右の前身頃に分かれたメッシュ生地の基材に対して左右の肩口から臍に相当する部分までに反射ベルトを配し、当該臍に相当する部分の前記反射ベルト裏側に面ファスナを設けて、左右前身頃を当該面ファスナで接続することにより、前身頃に反射ベルトがV字状を描く安全チッョキであって、前記夫々の反射ベルトを裏側であって鎖骨に相当する部分に熱媒体を収納する収納部を設け、かつ安全チッョキの後身頃側の左右の肩甲骨に相当する部分に熱媒体を収納する収納部を設けたことを特徴とする安全チョッキ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013022033A (ja) * 2011-07-15 2013-02-04 Fujii Denko Co Ltd 保冷機能と緩衝機能を有するパッドを備えたハーネス型安全帯、及びハーネス型安全帯用パッド

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