JP3144780B2 - スペクトル拡散変調可変多重伝送装置 - Google Patents
スペクトル拡散変調可変多重伝送装置Info
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Description
るいは多種のメディアに属する伝送条件の異なる情報デ
−タを、同一帯域の伝送路で、同一ユ−ザが複数チャネ
ルを用いて多重化し、効率良く伝送することのできるス
ペクトル拡散多重伝送装置に関するものである。
変調方法としては、搬送波の振幅、位相、周波数、それ
ぞれを変化させる変調方式、さらに、これらを組合せて
変化させる変調方式がある。ディジタル情報信号を、こ
れらの変調方式で変調する場合の変調信号への変換にお
いて、2進の1ビットを1シンボルの変調信号に対応さ
せる場合は、2種類の変調信号が必要であり、変調多値
数は2となり、2ビットの場合は4種類の変調信号が必
要であり、変調多値数は4となる。すなわち、情報Nビ
ットを1変調信号に対応させるには、2N種類の変調信
号が必要であり変調多値数は2Nとなる。スペクトル拡
散伝送では、デ−タ変調の変調多値数が多いほど同じ周
波数帯域で多くの情報デ−タを伝送でき、拡散変調の変
調多値数が多いほど多くのチャネルで伝送でき、周波数
を有効に利用できる。しかし、デ−タ変調、拡散変調と
も変調多値数が多いほど、伝搬路変動の影響やチャネル
間干渉を受け易くなり、伝送デ−タの誤り率が悪化し伝
送の信頼度は低下するようになる。そこで、情報デ−タ
を複数のチャネルに分配し、各チャネルの信号を異なる
拡散符号列で拡散変調し多重化することでデ−タ変調の
変調速度を低下させ、伝送デ−タの誤り率を劣化させる
こと無く多くの情報デ−タを伝送できる、チャネル多重
伝送方式が用いられている。
を複数のチャネルにより多重伝送する、従来のスペクト
ル拡散多重伝送装置の送受信動作について説明する。図
8は、従来のスペクトル拡散多重伝送装置の送信部の構
成を示すブロック図、図9は、従来のスペクトル拡散多
重伝送装置の受信部の構成を示すブロック図である。図
8に示すように、この例は、送信情報デ−タ512を伝
送条件あるいは伝送容量に応じてチャネルを多重化し伝
送する場合を示しており、送信変調部510は複数の送
信チャネル(1)〜(N)511を有している。そして、各送
信チャネル(1)〜(N)511には、それぞれ、デ−タ多値
変調器514およびスペクトル拡散多値変調器515が
設けられている。
−タ分配器513に入力され、デ−タ分配器513にお
いて送信情報デ−タに要求される伝送条件あるいは必要
とする伝送容量に応じ、送信変調部510の複数チャネ
ルに対応する並列デ−タに分配され、対応する送信チャ
ネル(1)〜(N)511に入力される。例えば、送信情報デ
−タ512が高速伝送を必要とするデ−タであるときに
は、デ−タ分配器513は送信情報デ−タ512を複数
に分配して、送信変調部510における複数の送信チャ
ネル(1)〜(N)511に並列に供給する。また、送信情報
デ−タ512が低速の伝送速度しか要求しないデ−タで
あるときには、デ−タ分配器513は送信情報デ−タ5
12を分配することなく送信変調部510の1つのチャ
ネル、例えば送信チャネル(1)に供給する。
12の分配された並列デ−タが、送信チャネル(1)〜(N)
511のデ−タ多値変調器514に入力されてデ−タの
多値変調が行われ、デ−タ多値変調出力がスペクトル拡
散多値変調器515に供給される。ここで、デ−タ多値
変調としては、例えば、BPSK(Binary Phase Shift
Keying)、QPSK(Quadrature Phase Shift Keyin
g)等の位相変調方式、周波数変調方式、あるいは16
QAM(16 Quadrature Amplitude Modulation)等の
振幅位相変調方式がある。なお、この明細書において
は、BPSKなどの2値変調も多値変調のうちの一つと
して取り扱うこととする。
送信チャネル511におけるデ−タ多値変調器514の
出力が、拡散符号器516から発生される拡散符号の多
値信号と乗算され、各送信チャネル(1)〜(N)511から
送信チャネル多値信号517が出力される。ここで、上
述した拡散符号は、PN符号にウォルシュ符号を乗積し
た符号、あるいは直交ゴ−ルド符号等の符号であり、そ
れぞれの送信チャネル毎に異なる符号列が用いられる。
また、スペクトル拡散多値変調としては、上述したデ−
タ多値変調と同様に、例えば、BPSK、QPSK等の
位相変調方式、周波数変調方式、あるいは16QAM等
の振幅位相変調方式がある。このようにして出力された
送信チャネル多値信号517は、多重化回路518にお
いて加算され、同一ユ−ザのチャネル信号として送信多
重信号519が送信される。
置の受信部の構成を示すブロック図である。この例で
は、複数の多重化されたチャネルに対応して、受信復調
部610には複数の受信チャネル(1)〜(N)611が設け
られており、各受信チャネル611にスペクトル逆拡散
多値復調器616およびデ−タ多値復調器615が設け
られている。受信復調部610では、受信多重信号61
8が受信チャネル(1)〜(N)611それぞれのスペクトル
逆拡散多値復調器616に入力されて、拡散符号器61
7から出力されたチャネル毎に異なる拡散符号列の多値
信号と乗算され、デ−タ変調された信号に戻される。次
に、これらの信号は、各受信チャネル(1)〜(N)611の
デ−タ多値復調器615に供給されてデ−タ復調が行わ
れ、複数の受信チャネルデ−タ614が受信復調部61
0から出力される。出力された複数の受信チャネルデ−
タ614はデ−タ収集器613に入力され、複数チャネ
ルに分配されていた並列デ−タが直列デ−タに変換さ
れ、受信情報デ−タ612が出力される。
ャネルに分配し多重化して、1ユ−ザのチャネルとして
伝送することができる。ただし、上述した従来の伝送装
置では、デ−タ変調とスペクトル拡散変調、および、対
応するデ−タ復調とスペクトル逆拡散復調の変調多値数
は、固定の多値数に決められていた。また、分配し多重
化する全てのチャネルは、同一の固定された変調多値数
に決められていた。これは、一般に、伝送装置はフェ−
ジングの影響下でも一定のデ−タ品質を満足することを
最大目標として検討されており、上述の固定された変調
多値数は、フェ−ジングの影響が無い場合に実現可能な
値よりも小さな値に設定されているためである。
われているマルチメディア通信においては、高い伝送品
質が要求される多種のサ−ビスやメディアのデ−タ、大
きな伝送容量を必要とする伝送信号を、同一帯域の伝送
路で効率良く伝送できる技術が要望されている。しか
し、従来のスペクトル拡散多重伝送装置においては、上
述したように、変調多値数はフェ−ジングの影響が無い
場合に実現可能な値よりも小さな値に設定されているた
め、トラヒックが大きくなった場合は呼損を発生し易く
なるという問題があった。多種のサ−ビスあるいはメデ
ィアによって要求される伝送品質が異なるため、同一の
フェ−ジングの影響を受けた場合、あるサ−ビスにおい
て伝送品質が満たされていても、他のサ−ビスに対して
は伝送品質を満たすことができなくなるという欠点もあ
る。また、異なる伝送条件の複数の情報デ−タ、例えば
音声と画像のデ−タを組合せて多重伝送する場合など
は、多重化するチャネル数を多く使用しなければ伝送で
きなくなり、周波数利用効率の低下を発生させてしまう
という問題点もある。
おいて上述した従来の問題点を解決し、高い伝送品質を
必要とする多種のサ−ビスやメディアのデ−タ、および
大きな伝送容量を必要とするデ−タなど、伝送条件の異
なる情報デ−タを、同一ユ−ザが複数のチャネルを用い
て多重化し、同一帯域の伝送路で効率的に伝送できるス
ペクトル拡散変調可変多重伝送装置を提供することを目
的としている。
めに、本発明の複数チャネルを多重化した拡散変調信号
を出力することのできる送信部を用い、同一ユ−ザが1
または複数のチャネルを用いて同一帯域の伝送路で伝送
を行うスペクトル拡散変調可変多重伝送装置の送信部
は、送信情報デ−タについて、該デ−タを分配し多重す
るチャネル多重数と、各送信チャネルにおけるデ−タ変
調の変調多値数および拡散変調の変調多値数を、受信部
が受信した相手局からの指定情報により識別した送信チ
ャネル多値多重数指定情報に基づいて設定する送信チャ
ネル制御回路と、該送信チャネル制御回路により設定さ
れたチャネル多重数に従い、前記送信情報デ−タを1チ
ャネルまたは複数チャネルのデ−タに並列分配するデ−
タ分配器と、各送信チャネル毎に前記送信チャネル制御
回路により設定されたデ−タ変調の変調多値数でデ−タ
変調を行うデ−タ多値変調器と、前記送信チャネル制御
回路により設定された拡散変調の変調多値数で、拡散変
調速度が同一で位相が同期し、各送信チャネル毎に異な
る拡散符号列の拡散符号デ−タを用いてスペクトル拡散
を行うスペクトル拡散多値変調器と、前記送信チャネル
のうちの少なくとも1チャネルに設けられ、受信部で受
信した信号により判定した、相手局の折返し送信チャネ
ルのデ−タ変調と拡散変調の変調多値数およびチャネル
多重数の指定情報を送信データに付加する折返し送信チ
ャネル多値多重数指定情報付加回路と、各送信チャネル
からの拡散多値変調信号出力を多重化する多重化回路と
を備え、前記送信チャネル制御回路は、前記送信チャネ
ル多値多重数指定情報に応じて、チャネル多重数と、各
送信チャネルにおけるデ−タ変調および拡散変調の変調
多値数を、複数の送信デ−タで構成されるスロットある
いは複数の前記スロットで構成されるフレ−ムなどのパ
ケット単位で設定できるようにしている。
振幅を可変するチャネル振幅可変器を備え、前記送信チ
ャネル制御回路は、前記パケット単位で前記チャネル振
幅可変器を制御して、各チャネル毎の拡散多値変調信号
の出力振幅を設定するようにしている。さらに、送信信
号のチャネル多重数と、各送信チャネルのデ−タ変調お
よび拡散変調の変調多値数を示す送信チャネル識別情報
を送信デ−タに付加する送信情報付加回路を、前記送信
チャネルのうちの少なくとも1チャネルに備えている。
可変多重伝送装置において、送信された複数チャネルの
多重信号を復調する受信部は、複数の受信チャネルのう
ちの少なくとも1チャネル以上のチャネルについて、信
号に対する干渉雑音電力比を算出する信号対干渉雑音電
力比算出回路と、該算出回路により算出した信号対干渉
雑音電力比から、相手局の折返し送信チャネルにおける
最適なチャネル多重数とデ−タ変調および拡散変調の変
調多値数を判定し、それらを指定する折返し送信チャネ
ル多値多重数指定情報を送信部に出力する折返し送信チ
ャネル多値多重数判定回路と、前記折返し送信チャネル
多値多重数指定情報を順次記憶し、記憶した折返し送信
チャネル多値多重数指定情報に基づいて、受信チャネル
多重数と、各受信チャネルのデ−タ変調および拡散変調
の変調多値数の情報を、受信チャネル制御回路に出力す
る受信チャネル多値多重数情報メモリと、受信したスペ
クトル拡散多値変調信号のチャネル多重数と、各受信チ
ャネルに対応したデ−タ変調および拡散変調の変調多値
数を、前記受信チャネル多値多重数情報メモリからの出
力情報に基づいて設定する受信チャネル制御回路と、該
受信チャネル制御回路により受信チャネル毎に設定され
た変調多値数に従い、各受信チャネル毎にスペクトル逆
拡散およびデ−タ復調を行うスペクトル逆拡散多値復調
器およびデ−タ多値復調器と、前記受信チャネル制御回
路により設定されたチャネル多重数に従い、前記各受信
チャネルの復調デ−タを直列デ−タに変換するデ−タ収
集器と、前記受信チャネルのうちの少なくとも1チャネ
ル以上のチャネルに設けられ、相手局より送られる自局
の折返し送信チャネル多値多重数指定情報を受信信号か
ら識別して送信部に出力する折返し送信チャネル多値多
重数指定情報識別回路とを備え、複数の送信デ−タで構
成されるスロットあるいは複数の前記スロットで構成さ
れるフレ−ムなどのパケット単位で、複数チャネルの受
信情報デ−タを同一ユ−ザの復調デ−タとして出力する
ようにしている。
出回路で算出した受信信号に対する干渉雑音電力比と、
過去の受信チャネルの受信信号から算出した信号対干渉
電力比とを用いて、次チャネルの信号対干渉雑音電力比
を推定算出する受信次チャネル信号対干渉雑音電力比推
定値算出回路を備え、前記折返し送信チャネル多値多重
数判定回路は、前記受信次チャネル信号対干渉雑音電力
比推定算出値に基づいて、前記相手局の折返し送信チャ
ネル多値多重数指定情報を送信部に出力するようにして
いる。さらにまた、前記複数の受信チャネルのうちの少
なくとも1チャネル以上のチャネルに、相手局の送信部
で送信データに付加されたチャネル多重数と各チャネル
のデ−タ変調および拡散変調の変調多値数を示す多値多
重数識別情報を受信信号から識別する受信チャネル識別
回路を有し、前記受信チャネル制御回路は、前記受信チ
ャネル多値多重数情報メモリの出力情報と前記受信チャ
ネル識別回路からの多値多重数識別情報とに基づいて、
受信したスペクトル拡散多値変調信号のチャネル多重数
と各受信チャネルに対応したデ−タ変調および拡散変調
の変調多値数の設定を行うようにしている。
変多重伝送装置においては、送信する情報デ−タの伝送
条件、フェ−ジング等による伝搬路変動、トラヒック等
の増減によるチャネル間干渉の変動に応じて、チャネル
多重数、および、複数のチャネル毎のデ−タ多値変調器
とスペクトル拡散多値変調器の変調多値数を、送信パケ
ット等の単位で変更しながらデ−タ伝送が可能となるた
め、伝送デ−タの誤り率を劣化させずに多くの情報信号
を伝送できるようになる。したがって、多種のサ−ビス
やメディアの情報デ−タとも十分な品質で伝送すること
ができるようになり、全体の伝送容量あるいはスル−プ
ットを向上することができ、同一帯域の伝送路で効率的
に伝送することができる。
調可変多重伝送装置において、送信情報デ−タを複数の
チャネルを用いて多重伝送する場合のデ−タの送受信動
作について、図1〜図4を用いて説明する。図1は、本
発明のスペクトル拡散変調可変多重伝送装置の一実施の
形態の送信部の一構成例を示すブロック図[その1]で
ある。ここでは、送信情報デ−タ112は、その要求す
る伝送条件、必要とする伝送容量や伝搬路変動などに対
応するチャネル多重数の並列信号に変換され、送信変調
部110に設けられた複数の送信チャネル(1)〜(N)11
1の内の対応する数の送信チャネルを用いてチャネル多
重化され、伝送されるものとする。
報デ−タ112を分配し多重するチャネル数(チャネル
多重数)と、各チャネルにおけるデ−タ変調の変調多値
数および拡散変調の変調多値数を、受信部が受信した相
手局からの指定情報により識別した送信チャネル多値多
重数指定情報124に基づいて設定する送信チャネル制
御回路123と、該送信チャネル制御回路123により
設定されたチャネル多重数に従い、送信情報デ−タ11
2を1チャネルまたは複数チャネルのデ−タに並列分配
するデ−タ分配器113と、各チャネル毎に前記送信チ
ャネル制御回路123により設定されたデ−タ変調の変
調多値数でデ−タ変調を行うデ−タ多値変調器114
と、受信部で受信した信号により判定した、相手局の折
返し送信チャネルのデ−タ変調とスペクトル拡散の変調
多値数およびチャネル多重数の指定情報116を送信デ
ータに付加する折返し送信チャネル多値多重数指定情報
付加回路115と、前記送信チャネル制御回路123に
より設定された拡散変調の変調多値数で、拡散変調速度
が同一で位相が同期し、各チャネル毎に異なる拡散符号
列の拡散符号信号を出力する拡散符号器118と、該拡
散符号器118より出力される拡散符号信号とデ−タ多
値変調信号とを乗算しスペクトル拡散を行うスペクトル
拡散多値変調器117と、各チャネル毎の拡散多値変調
信号の振幅を可変するチャネル振幅可変器119と、各
チャネルからの拡散多値変調信号120の出力を多重化
する多重化回路121とから構成される。
ペクトル拡散多値変調器117とチャネル振幅可変器1
19は、送信変調部110の送信チャネル(1)〜(N)11
1毎に必要となるが、前記折返し送信チャネル多値多重
数指定情報付加回路115は、一括して指定する1チャ
ネルに付加する場合、あるいは、複数チャネルに付加す
る場合には、それらの指定するチャネルだけに備えられ
る構成となる。
より指定された送信チャネル多値多重数指定情報124
に基づいて、自局の送信信号のチャネル多重数、データ
変調および拡散変調の変調多値数を設定するようにして
いる。また、前記折返し送信チャネル多値多重数指定情
報付加回路115により、相手局が送信するときのチャ
ネル多重数、データ変調および拡散変調の変調多値数を
指定する折り返し送信チャネル多値多重数指定情報を送
信信号に付加して送信するようにしている。
−ビスやメディアのデ−タ、要求される伝送条件の異な
る送信情報デ−タ112が入力され、デ−タ分配器11
3に供給される。送信チャネル制御回路123では、後
述する受信部から供給される送信チャネル多値多重数指
定情報124に従い、送信情報デ−タ112を複数チャ
ネルに対応させてデ−タを分配するデ−タ分配器113
を制御し、複数のチャネルそれぞれについてデ−タ多値
変調器114、拡散符号器118とスペクトル拡散多値
変調器117の変調多値数を設定する制御を行う。
2はデ−タ分配器113で送信変調部110の送信チャ
ネル(1)〜(N)111に対応させたデ−タに並列分配さ
れ、各チャネルのデ−タ多値変調器114に転送され
て、設定された変調多値数に従ってデ−タ変調される。
また、後述する受信部から設定される、相手局の折返し
送信パケットのチャネル多重数と変調多値数などを指示
する折返し送信チャネル多値多重数指定情報116に従
い、これらの指定情報を折返し送信チャネル多値多重数
指定情報付加回路115で前記データ変調出力に付加さ
せる。ここで、信号をパケットで伝送する場合には、各
パケットの先頭などに前記指定情報の付加を行い、ま
た、前記指定情報を一括して指定する1チャネルあるい
は複数チャネルに付加する場合は、それらの指定チャネ
ルに備えた前記折返し送信チャネル多値多重数指定情報
付加回路115で指定情報の付加を行う。
拡散符号器118からの符号出力が設定された変調多値
数に従って乗算され、スペクトル拡散された拡散多値信
号となる。拡散符号器118から出力される拡散符号出
力は、図示の複数の送信チャネル(1)〜(N)111のそれ
ぞれに異なる符号列が用いられ、各チャネルの拡散符号
出力は拡散符号速度が同一で符号位相が同期したものを
用いる。なお、これらの拡散符号列には、前述した従来
例の場合と同様の直交符号を使用するため、拡散符号列
の符号位相が同期していれば、これらの複数チャネルの
間には干渉が発生しない。これら複数チャネルの拡散多
値信号は、前記送信チャネル制御回路123により制御
されるチャネル振幅可変器119で出力振幅を調整さ
れ、複数チャネルの送信多値信号120となり、多重化
回路121で加算し多重化され送信多重信号122が出
力される。
よるチャネル出力信号の振幅可変は、1つの情報デ−タ
を異なる変調多値数の複数チャネルを多重化して伝送す
る場合や、送信電力制御などに用いられる。図4は、1
つの情報デ−タを異なる変調多値数の複数チャネルを多
重化して伝送する場合の例を示す図であり、拡散変調は
同じ変調多値数で、デ−タ変調が図4の(1)に示すよ
うに、例えば、BPSK変調チャネル710の3チャネ
ル多重で伝送していたパケットについて、図4の(2)
に示すように、BPSK変調チャネル710のBPSK
〔1〕とBPSK〔2〕の合成チャネルをQPSK変調
チャネル711のQPSK〔1〕の1チャネルとし、B
PSK〔3〕はそのままの1チャネルで2チャネルの多
重に変更して伝送するものとする。このような場合に、
この2チャネルの伝送誤りを等しくする目的のために、
BPSK変調のBPSK〔3〕チャネルの振幅を前記振
幅可変器119で1/2にすることで対応することがで
きる。また、送信電力制御により送信出力の全体を変化
させる場合は、各チャネルの振幅可変器119により同
じ増減の振幅可変を行わせることで対応することができ
る。なお、この送信電力制御は、図1には示していない
が、振幅可変器を多重化回路121の出力側に備え、送
信多重信号122において振幅可変を行うことでも対応
可能である。上述したようにして出力された送信多重信
号122は、送信され受信部で受信される。
多重伝送装置の一実施の形態の受信部の一構成例を示す
ブロック図[その1]である。図示するように、この受
信部には、前記図1の送信部より送られた送信多重信号
に対応した、複数の受信チャネル(1)〜(N)311を備え
た受信復調部310が設けられている。そして、受信チ
ャネル(1)〜(N)311には、入力された受信多重信号3
21を拡散符号器320から供給される拡散符号の多値
信号を使用してスペクトル逆拡散するスペクトル逆拡散
多値復調器319と、受信信号から自局の折返し送信チ
ャネル多値多重数指定情報を識別する折返し送信チャネ
ル多値多重数指定情報識別回路316と、受信チャネル
制御回路318によりデ−タ復調する変調多値数が制御
されるデ−タ多値復調器315とが設けられている。こ
こで、スペクトル逆拡散多値復調器319とデ−タ多値
復調器315は、図示の一例では、受信復調部310の
複数の受信チャネル(1)〜(N)311にそれぞれ必要とな
るが、折返し送信チャネル多値多重数指定情報識別回路
316は、前記送信部において、一括して指定する1チ
ャネルに付加する場合、あるいは、複数チャネルに付加
する場合に対応して、それらの指定する受信チャネルに
だけ備える構成となる。
8により符号出力の変調多値数が可変される拡散符号器
320、信号に対する干渉雑音電力比を算出する信号対
干渉雑音電力比算出回路322、算出した信号対干渉雑
音電力比から相手局の折返し送信チャネルの多値多重数
を判定し、その指定情報を送信部に出力する折返し送信
チャネル多値多重数判定回路323、この折返し送信チ
ャネル多値多重数指定情報324を順次記憶し、チャネ
ル多重数と、各チャネルのデ−タ変調および拡散変調の
変調多値数の情報を受信チャネル制御回路318に出力
する受信チャネル多値多重数情報メモリ325、受信部
のチャネル多重数と各チャネルに対応したデ−タ変調お
よび拡散変調の変調多値数の設定を行う受信チャネル制
御回路318、各受信チャネル(1)〜(N)311からの受
信チャネルデ−タ314を直列デ−タに収集し受信情報
デ−タ312を出力するデ−タ収集器313が、備えら
れている。
調部310の複数チャネルにそれぞれ受信多重信号32
1が入力され、スペクトル逆拡散多値復調器319にお
いて、拡散符号器320からの符号出力とを設定された
変調多値数に対応させて乗算することにより逆拡散が行
われ、デ−タ変調された信号に戻される。このデ−タ変
調された信号は、折返し送信チャネル多値多重数指定情
報識別回路316に供給され、自局の折返し送信チャネ
ルのチャネル多重数と多重する各チャネルのデ−タ変調
および拡散変調の変調多値数が識別されて、送信チャネ
ル多値多重数指定情報317が送信部に出力される。相
手局から送られる折返し送信チャネル多値多重数指定情
報は、相手局の送信部において、一括して指定する1チ
ャネルに、あるいは複数チャネルに付加して伝送された
場合に対応して、それらの指定された受信チャネル31
1の折返し送信チャネル多値多重数指定情報識別回路3
16で、識別情報を識別し送信部に供給する。
号対干渉雑音電力比算出回路322にも供給され、変調
可変を行うパケットの全体あるいは一部の受信信号によ
り信号対干渉雑音電力比を算出し、折返し送信チャネル
多値多重数判定回路323でこの算出値に基づいて、伝
搬路変動やトラヒック変動に対応する、相手局の折返し
送信チャネルの最適なチャネル多重数とデ−タ変調およ
び拡散変調の変調多値数を判定し、折返し送信チャネル
多値多重数指定情報324を送信部と受信チャネル多値
多重数情報メモリ325に出力する。
は、折返し送信チャネル多値多重数指定情報324を順
次記憶し、相手局より送信されるパケットに対応させ
て、チャネル多重数とデ−タ変調および拡散変調の変調
多値数の設定情報を受信チャネル制御回路318に供給
し、受信チャネル制御回路318では、デ−タ多値復調
器315、拡散符号器320およびスペクトル逆拡散多
値復調器319の変調多値数を、供給された設定情報に
従い、前記送信部で多重伝送した複数の各チャネルに対
応した変調多値数と一致するように制御を行う。
力されたデ−タ多値変調信号は、さらに、デ−タ多値復
調器315に転送されて、受信チャネル制御回路318
により設定された変調多値数に従ってデ−タ復調され、
多重伝送された複数チャネルの送信デ−タに対応した受
信チャネルデ−タ314が受信復調部310より出力さ
れ、デ−タ収集器313で直列デ−タに変換され受信情
報デ−タ312が再生される。
び前記受信部(図2)を有するA局とB局の間のパケッ
ト送信タイミング動作の一例を示す図である。なお、こ
こでは、各局は、複数の送信デ−タで構成されるスロッ
ト、あるいは複数の前記スロットで構成されるフレ−ム
などのパケット単位でデータを伝送するものとしてお
り、前述のように、各パケットの先頭部分に前記指定情
報(折返し送信チャネル多値多重数指定情報)を付加し
て送信している。図3において、横軸は時間軸であり、
(a)はA局の送信データ、(b)はB局の受信デー
タ、(c)はB局の送信データ、(d)はA局の受信デ
ータを示している。ここで、初期状態においては、A局
からの当該情報の伝送に用いるチャネル多重数、データ
変調および拡散変調の変調多値数は当該データの種別な
どにより予め定められている初期設定値とされているも
のとする。
報とデータa1を有する伝送パケットA1を送信し、こ
れが(b)に示すようにB局において受信される。B局
の受信部における前記折返し送信チャネル多値多重数指
定情報識別回路316において、前記伝送パケットA1
に含まれている指定情報が取り出され、送信チャネル多
値多重数指定情報124が送信部の送信チャネル制御回
路123に供給される。これにより、(c)に示すよう
に、前記B局は自局の送信パケットB1を該送信チャネ
ル多値多重数指定情報により設定された数のチャネルを
用い、設定されたデータ変調および拡散変調の変調多値
数で送信する。また、前記B局の受信部における前記信
号対干渉雑音電力比算出回路322で該受信した伝送パ
ケットA1の受信信号から信号対干渉雑音電力比を算出
し、該算出結果等に基づいて前記折返し送信チャネル多
値多重数判定回路323で折返し送信チャネル多値多重
数指定情報324を生成し、これを前記受信チャネル多
値多重数情報メモリ325に格納するとともに、前記送
信部の折返し送信チャネル多値多重数指定情報付加回路
115に供給する。これにより、(c)に示すように、
B局の送信する伝送パケットB1中に前記折返し送信チ
ャネル多値多重数指定情報116が付加されて送信され
る。
1はA局で受信され、該A局の受信部で前記B局の受信
部と同様にして、前記折返し送信チャネル多値多重数指
定情報識別回路316において取り出された前記指定情
報に基づき、次の伝送パケットA2のチャネル多重数、
データ変調および拡散変調の変調多値数が設定される。
また、前記折返し送信チャネル多値多重数判定回路32
3によりB局に対して指定する多値多重数を生成して、
伝送パケットA2に付加して送信する。この伝送パケッ
トA2を受信したB局は、前述の場合と同様にして、伝
送パケットに格納されている指定情報を取り出して、送
信チャネル制御回路123に設定するとともに、A局に
対する折返し送信チャネル多値多重数指定情報324を
生成する。なお、このとき、前記伝送パケットA1を受
信したときに生成し前記受信チャネル多値多重数情報メ
モリ325に格納した前記折返し送信チャネル多値多重
数指定情報を用いて、前記拡散符号器320、データ多
値復調器315およびデータ収集器313の設定を行
う。
実施の形態においては、受信パケットの信号対干渉雑音
電力比などに基づいて、相手局が送信に用いる、最適な
チャネル多重数、データ変調および拡散変調の変調多値
数を判定し、これらを指定する指定情報を相手局に伝送
するようにしている。そして、相手局では伝送された前
記指定情報に基づいて、パケット毎に、自局の送信に用
いるチャネル多重数、データ変調および拡散変調の変調
多値数を設定するようにしている。したがって、フェー
ジング等による伝搬路変動やトラヒック等の増減による
チャネル間干渉の変動等に応じて、伝送条件をきめ細か
く変更しながらデータ伝送を行うことができるようにな
り、伝送データの誤り率を劣化させることなく多くの情
報信号を伝送することが可能となる。
重伝送装置の他の実施の形態について、説明する。図5
は前記送信部の他の実施の形態の一構成例を示す図であ
る。この図において、210〜224は、それぞれ前記
図1における110〜124と同一の構成要素である。
この図に示すように、この実施の形態の送信部は、前記
図1に示した構成に対し、送信チャネル制御回路223
が設定するチャネル多重数や、デ−タ変調および拡散変
調の変調多値数などの送信チャネル識別情報を送信デ−
タに付加する、送信チャネル識別情報付加回路225を
追加した構成となっている。この送信チャネル識別情報
付加回路225は、折返し送信チャネル多値多重数指定
情報付加回路215と同様に、多重化する複数の送信チ
ャネルの識別情報を一括して指定する1チャネル、ある
いは、複数のチャネルに付加する場合、それらの指定す
るチャネルだけに備えられる。
況が悪い場合などに、相手局の受信部は、相手局で指定
した折返し送信チャネル多値多重数指定情報と、この付
加された送信チャネル識別情報とを合わせて、受信した
パケットのチャネル多重数や、デ−タ変調および拡散変
調の変調多値数を、より正確に精度良く識別して復調す
ることが可能となる。また、相手局より指定された送信
チャネル多値多重数指定情報224に対し、自局でこの
送信条件を変更して送信したい場合など、送信条件の変
更と共に、送信チャネルのチャネル多重数や、デ−タ変
調と拡散変調の識別情報を付加して送信することで、伝
搬路の変動とともに送信デ−タの変更に伴う送信条件
を、より速く容易に、また、より柔軟に変更することが
可能となる。
成例を示すブロック図である。図6において、410〜
425は前記図2における310〜325と同一のもの
である。この図に示した実施の形態は、前記図2に示し
た構成に対し、受信する先のタイミングである次チャネ
ルの伝搬路やトラヒックなどの変動を推定して算出す
る、受信次チャネル信号対干渉雑音電力比推定値算出回
路427、および、相手局の送信部で送信チャネル制御
回路が設定する、チャネル多重数やデ−タ変調および拡
散変調の変調多値数などの送信チャネル識別情報を送信
デ−タに付加して送信した場合に、それらの情報を受信
信号から識別する受信チャネル識別回路426を追加し
た構成になっている。
推定値算出回路427は、信号対干渉雑音電力比算出回
路422で算出した算出値のデ−タにより補間式などを
使用して、相手局の折返し送信チャネルのパケットに対
応した、先のタイミングにおける伝搬路変動や、トラヒ
ックの増減によるチャネル間干渉の変動を予測した推定
値としての信号対干渉雑音電力比を算出し、この推定算
出値を折返し送信チャネル多値多重数判定回路423に
供給する。このように、推定算出値を用いて折返し送信
チャネルの送信条件を判定するので、先のタイミングに
おけるフェ−ジング等の伝搬路変動やトラヒック変動を
精度良く推定することができるため、伝搬路変動やトラ
ヒック変動により正確に適応した送信チャネルの変調可
変条件を判定することが可能となる。
5の送信部の一構成例を示すブロック図[その2]で記
述したように、送信チャネル識別情報付加回路225が
相手局の送信部に備えられ、チャネル多重数やデ−タ変
調および拡散変調の変調多値数などの送信チャネル識別
情報を送信デ−タに付加して送信する場合に、多重化す
る複数の送信チャネルに対応した受信チャネル411に
おいて、指定する1チャネルあるいは複数チャネルに備
えられ、受信信号からチャネル識別情報を識別し受信チ
ャネル制御回路426に供給する。
況が悪くなった場合でも、付加された受信チャネル識別
情報と、受信チャネル多値多重数情報メモリ425から
供給される情報とを合わせて、受信パケットのチャネル
多重数やデ−タ変調および拡散変調の変調多値数をより
正確に精度良く識別して、受信情報デ−タ412を復調
することが可能となる。また、相手局で、自局より指定
した折返し送信チャネルの多値多重数について、この送
信条件を変更して送信したい場合など、送信条件変更の
情報と共に、変更した送信チャネル識別情報を付加して
送信することで、伝搬路の変動とともに送信デ−タの変
更に伴う送信条件を、より速く容易に、また、より柔軟
に変更することが可能となる。
折返し送信条件を指定する折返し送信チャネル多値多重
数指定情報や、自局の送信パケットのチャネル多重数や
変調多値数などの送信チャネル識別情報を、多重化して
伝送する送信チャネルに付加する方法で記述したが、他
の方法として、多重化して伝送するデ−タチャネルとは
個別に設けたパイロットチャネル等を使用して、上記の
指定情報や識別情報を伝送し、パイロットチャネルの信
号からこれらの情報を取得する方法などもある。
においては、1つの送信情報デ−タに対し、1つの送信
変調部を設けていたが、これに限られることはなく、複
数の送信情報デ−タについて、対応する複数チャネルを
備えた複数の送信変調部を設け、各々の送信変調部から
の変調多値信号を多重化回路で多重化し、送信するよう
にしてもよい。また、任意の個数(例えば1個)の送信
変調部内に設けた複数の送信チャネルに、複数の送信情
報デ−タの分配されたデ−タを割り振って多重化し、送
信するようにしてもよい。
可変多重伝送装置においては、高品質の伝搬路を必要と
する送信デ−タや、リアルタイム性を要求される送信デ
−タを伝送する場合には、多重化するチャネル数を多く
し、デ−タ多値変調器およびスペクトル拡散多値変調器
における変調多値数を小さくすることにより、伝搬路の
影響を受けにくい高品質のデ−タ伝送が可能となる。ま
た、大きな伝送容量を必要とする送信デ−タを伝送する
場合には、多重化するチャネル数を多くし、デ−タ多値
変調器およびスペクトル拡散多値変調器における変調多
値数を大きくすることにより、大容量のデ−タ伝送が可
能となる。
で、チャネル多重数や各チャネルにおけるデ−タ多値変
調器およびスペクトル拡散多値変調器の変調多値数を可
変設定できるようにしているため、システム全体として
の伝送効率を向上することが可能となる。図7を参照し
て、この内容について説明する。
タの誤り率が悪化し伝送の信頼度は低下する。しかし、
パケット伝送する場合、信号対干渉雑音電力比の算出値
あるいは推定算出値により、伝搬路の状態が良好と判定
したときにデ−タ変調の多値数を多くする、例えば、B
PSK変調からQPSK変調に切り換えた場合には、伝
送する変調シンボル速度が変わらないことを前提とすれ
ば、同じデ−タ量を送るのにBPSK変調の2チャネル
がQPSK変調の1チャネル伝送で良いことになる。そ
の結果、パケットデ−タは半分のチャネル多重数で伝送
できることになり、その間、他のユ−ザの伝送チャネル
への干渉が減少し、伝搬路の見かけ上の状態がさらに良
くなる。したがって、他のユ−ザがBPSK変調で伝送
していた他のチャネルにおいても、伝搬路の状態が良好
であると判断して、QPSK変調に切り換えることが可
能になる。あるいは、この同じ伝送パケット時間に、同
一ユ−ザが使用する他のチャネルのデ−タパケットを伝
送することもできる。
2がともに、拡散変調は同じ変調多値数で、デ−タ変調
がBPSK変調の2チャネル多重で伝送しているものと
する。このとき、ユ−ザ1とユ−ザ2に図7に示すよう
なフェ−ジング変動があったとすると、(1)に図示す
るように、ユ−ザ1、ユ−ザ2とも伝搬路の状態が良好
であるときに、BPSK変調の2チャネル多重からQP
SK変調の1チャネルに切り換える。これにより、使用
チャネル数は3チャネルとなる。一方、本発明のような
変調可変の制御を行わない図7の(2)の場合には、各
ユ−ザ3および4は、常時BPSK変調の2チャネル多
重で伝送しており、使用チャネル数は4チャネルとな
る。
良好であると判定したときに、デ−タ変調の変調多値数
をより大きくすることにより伝送するチャネル多重数を
削減でき、全体として同じ周波数帯域でより多くの情報
デ−タを伝送できるようになり、伝送効率を向上するこ
とができる。また、伝搬路の伝送品質がフェ−ジング等
により劣化している場合には、デ−タ変調の変調多値数
を小さくしチャネル多重数を増加することで対応するこ
とができる。
大きくすると、復調時に拡散符号の同期を誤る確率が増
加するが、伝搬路の状態が良好であるときに、例えば、
BPSK変調からQPSK変調に切り換えた場合には、
拡散符号長が2倍になるので、使用できるチャネル数を
2倍にすることができる。その結果、増加した空きチャ
ネルを用いて、他のユ−ザあるいは同一ユ−ザが、その
空きチャネルを利用して新たな情報デ−タを伝送できる
ようになる。しかも、拡散変調速度は変わらないため、
伝送に使用される拡散帯域も変わらない。したがって、
伝搬路の伝送品質を常時監視し、伝搬路の状態が良好で
あると判定したときに、スペクトル拡散変調の変調多値
数をより大きくすることにより、周波数を有効に利用で
きる。また、伝搬路の伝送品質がフェ−ジング等により
劣化している場合には、スペクトル拡散変調の変調多値
数を小さくすることで対応することができる。
拡散多値変調器における多値変調方式としては、BPS
K、QPSK等の位相変調方式、周波数変調方式、ある
いは16QAM等の振幅位相変調方式のいずれでも用い
ることができる。
複数のチャネルを同一ユ−ザのチャネルとして使用し、
伝送デ−タの誤り率を劣化させること無く多くの情報デ
−タを伝送でき、チャネル間干渉を減少させ、伝送デ−
タの誤り率の劣化を軽減して、周波数利用効率を向上す
ることができる。また、伝搬路の状態が良好で高速にデ
−タを伝送することができる場合は、多重伝送するチャ
ネルのデ−タ多値変調器およびスペクトル拡散多値変調
器の変調多値数をそれぞれ大きくし、チャネル多重数を
少なくして伝送し、伝搬路の状態が劣化した場合は、多
重伝送するチャネルのデ−タ多値変調器およびスペクト
ル拡散多値変調器の変調多値数をそれぞれ小さくして、
チャネル多重数を増やすことにより、デ−タの伝送品質
を劣化させること無く伝送することができるようにな
る。したがって、マルチメディア通信などにおいて、よ
り高い伝送品質、より大きな伝送容量に対応できる多種
のサ−ビスやメディアの情報デ−タ、要求する伝送条件
の異なる情報デ−タを、同一帯域で効率良く伝送するこ
とができる。また、伝送品質がフェ−ジング等により劣
化している場合においても、それぞれの多重伝送するチ
ャネルについて小さな変調多値数を選択し、多重伝送す
るチャネル数を増やすことにより、各種のサ−ビス、メ
ディアについても十分な品質で伝送可能となり、システ
ム全体の伝送容量、スル−プットをより向上することが
できる。
置の実施の形態の送信部の一構成例を示すブロック図
[その1]である。
置の実施の形態の受信部の一構成例を示すブロック図
[その1]である。
置におけるパケット送受信タイミング動作の一例を示す
図である。
幅可変の一例を示す図である。
置の実施の形態の送信部の一構成例を示すブロック図
[その2]である。
置の実施の形態の受信部の一構成例を示すブロック図
[その2]である。
置の効果を示す図である。
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
情報付加回路 116、216、324、424 折返し送信チャネ
ル多値多重数指定情報 117、217 スペクトル拡散多値変調器(多値可
変) 515 スペクトル拡散多値変調器 118、218 送信部の拡散符号器(多値可変) 516 送信部の拡散符号器 119、219 チャネル振幅可変器 120、220、517 送信チャネル多値信号 121、221、518 多重化回路 122、222、519 送信多重信号 123、223 送信チャネル制御回路 124、224、317、417 送信チャネル多値
多重数指定情報 225 送信チャネル識別情報付加回路 310、410、610 受信復調部 311、411、611 受信チャネル(1)〜(N) 312、412、612 受信情報デ−タ 313、413、613 デ−タ収集器 314、414、614 受信チャネルデ−タ 315、415 デ−タ多値復調器(多値可変) 615 デ−タ多値復調器 316、416 折返し送信チャネル多値多重数指定情
報識別回路 318、418 受信チャネル制御回路 319、419 スペクトル逆拡散多値復調器(多値可
変) 616 スペクトル逆拡散多値復調器 320、420 受信部の拡散符号器(多値可変) 617 受信部の拡散符号器 321、421、618 受信多重信号 322、422 信号対干渉雑音電力比算出回路 323、423 折返し送信チャネル多値多重数判定回
路 325、425 受信チャネル多値多重数情報メモリ 426 受信チャネル識別回路 427 受信次チャネル信号対干渉雑音電力比推定値算
出回路 710 BPSK変調チャネル 711 QPSK変調チャネル
Claims (6)
- 【請求項1】 複数チャネルを多重化した拡散変調信号
を出力することのできる送信部を用い、同一ユ−ザが1
または複数のチャネルを用いて同一帯域の伝送路で伝送
を行うスペクトル拡散変調可変多重伝送装置であって、 前記送信部は、 送信情報デ−タについて、該デ−タを分配し多重するチ
ャネル多重数と、各送信チャネルにおけるデ−タ変調の
変調多値数および拡散変調の変調多値数を、受信部が受
信した相手局からの指定情報により識別した送信チャネ
ル多値多重数指定情報に基づいて設定する送信チャネル
制御回路と、 該送信チャネル制御回路により設定されたチャネル多重
数に従い、前記送信情報デ−タを1チャネルまたは複数
チャネルのデ−タに並列分配するデ−タ分配器と、 各送信チャネル毎に前記送信チャネル制御回路により設
定されたデ−タ変調の変調多値数でデ−タ変調を行うデ
−タ多値変調器と、 前記送信チャネル制御回路により設定された拡散変調の
変調多値数で、拡散変調速度が同一で位相が同期し、各
送信チャネル毎に異なる拡散符号列の拡散符号デ−タを
用いてスペクトル拡散を行うスペクトル拡散多値変調器
と、 前記送信チャネルのうちの少なくとも1チャネルに設け
られ、受信部で受信した信号により判定した、相手局の
折返し送信チャネルのデ−タ変調と拡散変調の変調多値
数およびチャネル多重数の指定情報を送信データに付加
する折返し送信チャネル多値多重数指定情報付加回路
と、 各送信チャネルからの拡散多値変調信号出力を多重化す
る多重化回路とを備え、 前記送信チャネル制御回路は、前記送信チャネル多値多
重数指定情報に応じて、チャネル多重数と、各送信チャ
ネルにおけるデ−タ変調および拡散変調の変調多値数
を、複数の送信デ−タで構成されるスロットあるいは複
数の前記スロットで構成されるフレ−ムなどのパケット
単位で設定できることを特徴とするスペクトル拡散変調
可変多重伝送装置。 - 【請求項2】 各チャネル毎の拡散多値変調信号の振幅
を可変するチャネル振幅可変器を備え、 前記送信チャネル制御回路は、前記パケット単位で前記
チャネル振幅可変器を制御して、各チャネル毎の拡散多
値変調信号の出力振幅を設定することを特徴とする前記
請求項1記載のスペクトル拡散変調可変多重伝送装置。 - 【請求項3】 送信信号のチャネル多重数と、各送信チ
ャネルのデ−タ変調および拡散変調の変調多値数を示す
送信チャネル識別情報を送信デ−タに付加する送信情報
付加回路を、前記送信チャネルのうちの少なくとも1チ
ャネルに備えることを特徴とする請求項1あるいは2に
記載のスペクトル拡散変調可変多重伝送装置。 - 【請求項4】 送信された複数チャネルの多重信号を復
調する受信部を備えたスペクトル拡散変調可変多重伝送
装置であって、 前記受信部は、 複数の受信チャネルのうちの少なくとも1チャネル以上
のチャネルについて、信号に対する干渉雑音電力比を算
出する信号対干渉雑音電力比算出回路と、 該算出回路により算出した信号対干渉雑音電力比から、
相手局の折返し送信チャネルにおける最適なチャネル多
重数とデ−タ変調および拡散変調の変調多値数を判定
し、それらを指定する折返し送信チャネル多値多重数指
定情報を送信部に出力する折返し送信チャネル多値多重
数判定回路と、 前記折返し送信チャネル多値多重数指定情報を順次記憶
し、記憶した折返し送信チャネル多値多重数指定情報に
基づいて、受信チャネル多重数と、各受信チャネルのデ
−タ変調および拡散変調の変調多値数の情報を、受信チ
ャネル制御回路に出力する受信チャネル多値多重数情報
メモリと、 受信したスペクトル拡散多値変調信号のチャネル多重数
と、各受信チャネルに対応したデ−タ変調および拡散変
調の変調多値数を、前記受信チャネル多値多重数情報メ
モリからの出力情報に基づいて設定する受信チャネル制
御回路と、 該受信チャネル制御回路により受信チャネル毎に設定さ
れた変調多値数に従い、各受信チャネル毎にスペクトル
逆拡散およびデ−タ復調を行うスペクトル逆拡散多値復
調器およびデ−タ多値復調器と、 前記受信チャネル制御回路により設定されたチャネル多
重数に従い、前記各受信チャネルの復調デ−タを直列デ
−タに変換するデ−タ収集器と、 前記受信チャネルのうちの少なくとも1チャネル以上の
チャネルに設けられ、相手局より送られる自局の折返し
送信チャネル多値多重数指定情報を受信信号から識別し
て送信部に出力する折返し送信チャネル多値多重数指定
情報識別回路とを備え、 複数の送信デ−タで構成されるスロットあるいは複数の
前記スロットで構成されるフレ−ムなどのパケット単位
で、複数チャネルの受信情報デ−タを同一ユ−ザの復調
デ−タとして出力することを特徴とするスペクトル拡散
変調可変多重伝送装置。 - 【請求項5】 前記信号対干渉雑音電力比算出回路で算
出した受信信号に対する干渉雑音電力比と、過去の受信
チャネルの受信信号から算出した信号対干渉電力比とを
用いて、次チャネルの信号対干渉雑音電力比を推定算出
する受信次チャネル信号対干渉雑音電力比推定値算出回
路を備え、 前記折返し送信チャネル多値多重数判定回路は、前記受
信次チャネル信号対干渉雑音電力比推定算出値に基づい
て、前記相手局の折返し送信チャネル多値多重数指定情
報を送信部に出力することを特徴とする前記請求項4記
載のスペクトル拡散変調可変多重伝送装置。 - 【請求項6】 前記複数の受信チャネルのうちの少なく
とも1チャネル以上のチャネルに、相手局の送信部で送
信データに付加されたチャネル多重数と各チャネルのデ
−タ変調および拡散変調の変調多値数を示す多値多重数
識別情報を受信信号から識別する受信チャネル識別回路
を有し、 前記受信チャネル制御回路は、前記受信チャネル多値多
重数情報メモリの出力情報と前記受信チャネル識別回路
からの多値多重数識別情報とに基づいて、受信したスペ
クトル拡散多値変調信号のチャネル多重数と各受信チャ
ネルに対応したデ−タ変調および拡散変調の変調多値数
の設定を行うことを特徴とする前記請求項4あるいは5
に記載のスペクトル拡散変調可変多重伝送装置。
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