JP3026891B2 - 製袋充填装置 - Google Patents
製袋充填装置Info
- Publication number
- JP3026891B2 JP3026891B2 JP4200133A JP20013392A JP3026891B2 JP 3026891 B2 JP3026891 B2 JP 3026891B2 JP 4200133 A JP4200133 A JP 4200133A JP 20013392 A JP20013392 A JP 20013392A JP 3026891 B2 JP3026891 B2 JP 3026891B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sealer
- tape
- intermittent
- material sheet
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】開示技術は、スーパーマーケット
等の流通市場にて取扱われる食料品等の商品を一定量ご
とに充填するポリエチレンフイルムシート製等の袋の製
造、及び、商品の充填の技術分野に属する。
等の流通市場にて取扱われる食料品等の商品を一定量ご
とに充填するポリエチレンフイルムシート製等の袋の製
造、及び、商品の充填の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】周知の如く、市民生活が向上すると、ス
ーパーマーケット等の流通市場に於いては多種多様の商
品が多量,少量に取引され、しかも、安定した供給が行
われるように食料品等の商品にあっては所定重量等の量
目ごとに計量されてポリエチレンフイルム製のシート等
による所謂ピロータイプやガセットタイプ等の各種の袋
に充填されて取り扱われる態様が定着してスムーズな取
引や販売が恒常的に行われるようになってきている。
ーパーマーケット等の流通市場に於いては多種多様の商
品が多量,少量に取引され、しかも、安定した供給が行
われるように食料品等の商品にあっては所定重量等の量
目ごとに計量されてポリエチレンフイルム製のシート等
による所謂ピロータイプやガセットタイプ等の各種の袋
に充填されて取り扱われる態様が定着してスムーズな取
引や販売が恒常的に行われるようになってきている。
【0003】而して、消費者側においては購入した商品
を当該袋から取り出した後に使用前の残りを再び当該袋
内の封入状態を保持する等し封入,開封が反復して行わ
れるような形の袋に対する需要が大きいために、図8に
示す様に、当該商品1を充填された袋2に於いて、その
開閉部3にチャック4を設けることにより、商品1の充
填状態の外部に対する気密性を保持し、容易に開くこと
が出来、又、再び密封状態にすることも出来るようなチ
ャック付袋2が広く出回るようになり、消費者側に根強
い人気が出るばかりでなく、流通関係者側においても、
品質保証等の点やサービス性向上の点から広く使用され
るようになってきている。
を当該袋から取り出した後に使用前の残りを再び当該袋
内の封入状態を保持する等し封入,開封が反復して行わ
れるような形の袋に対する需要が大きいために、図8に
示す様に、当該商品1を充填された袋2に於いて、その
開閉部3にチャック4を設けることにより、商品1の充
填状態の外部に対する気密性を保持し、容易に開くこと
が出来、又、再び密封状態にすることも出来るようなチ
ャック付袋2が広く出回るようになり、消費者側に根強
い人気が出るばかりでなく、流通関係者側においても、
品質保証等の点やサービス性向上の点から広く使用され
るようになってきている。
【0004】而して、かかるチャック4については図4
の(イ),(ロ),(ハ)に示す様に、一方側に凸条 5
を有する所定幅のストリップ状のテープ6と該凸条5に
対応して嵌合する凹溝5´ を有する同じ幅の他方側の
ストリップ状のテープ6´ が該凸条5、及び、凹溝5
´ の咬合一体化,解離別体化が容易であること等によ
り該テープ6,6´ を凸条5の凹溝5´ の咬合部61
に対する咬合可能のチャックテープ6´´として製袋時
に袋2の素材シートに溶着させておくことにより袋2に
一体化出来る技術が開発され、実用化されるようになっ
てきた。
の(イ),(ロ),(ハ)に示す様に、一方側に凸条 5
を有する所定幅のストリップ状のテープ6と該凸条5に
対応して嵌合する凹溝5´ を有する同じ幅の他方側の
ストリップ状のテープ6´ が該凸条5、及び、凹溝5
´ の咬合一体化,解離別体化が容易であること等によ
り該テープ6,6´ を凸条5の凹溝5´ の咬合部61
に対する咬合可能のチャックテープ6´´として製袋時
に袋2の素材シートに溶着させておくことにより袋2に
一体化出来る技術が開発され、実用化されるようになっ
てきた。
【0005】そして、図9に示す様に、製袋時にシート
ロールのボビン7から所定のポリエチレン製フイルム等
の素材シート8をフオーマー9にダンサローラ10、ガ
イドローラ11等を介し間欠送給装置20により所定に
送給され、その間、テープマガジン12,12´ から
送給機構21を介して未咬合状態の上記チャックテープ
6,6´ を併せて個別に間欠的に送給し、素材シート
8の縁近くに対し超音波式の各溶着装置13により該素
材シート8に各々溶着一体化させ、フオーマー9に一体
的に設けたシリンダ14の周囲に円筒状に形成し、咬合
具15によりチャックテープ6,6´ の各凸条5と凹
溝5´ の咬合いをさせて一体化し、縦シーラーの上部
シーラー16と該上部シーラー16に対設した底部シー
ラー16´による両縦シールを行い、シリンダ14の下
部の一側寄りに於いて設けられた超音波式のテーププレ
ッサ17によりチャックテープ6,6´ の咬合部61
のつぶし作用を行って次段の横シールに於けるピンホー
ルやしわの発生を防止して気密性保持を図りながら下段
の横シールを横シーラー18により行い、そこで、フオ
ーマー9の上部に設けられた図示しないシュートを介し
て前段で所定重量等に量目を計量された商品1を投入し
て所定の送給ストローク後に上部の横シールを行い、同
時に横シーラー18に内設したカッター19により横切
断して商品充填済みの袋2を得るようにしていた。
ロールのボビン7から所定のポリエチレン製フイルム等
の素材シート8をフオーマー9にダンサローラ10、ガ
イドローラ11等を介し間欠送給装置20により所定に
送給され、その間、テープマガジン12,12´ から
送給機構21を介して未咬合状態の上記チャックテープ
6,6´ を併せて個別に間欠的に送給し、素材シート
8の縁近くに対し超音波式の各溶着装置13により該素
材シート8に各々溶着一体化させ、フオーマー9に一体
的に設けたシリンダ14の周囲に円筒状に形成し、咬合
具15によりチャックテープ6,6´ の各凸条5と凹
溝5´ の咬合いをさせて一体化し、縦シーラーの上部
シーラー16と該上部シーラー16に対設した底部シー
ラー16´による両縦シールを行い、シリンダ14の下
部の一側寄りに於いて設けられた超音波式のテーププレ
ッサ17によりチャックテープ6,6´ の咬合部61
のつぶし作用を行って次段の横シールに於けるピンホー
ルやしわの発生を防止して気密性保持を図りながら下段
の横シールを横シーラー18により行い、そこで、フオ
ーマー9の上部に設けられた図示しないシュートを介し
て前段で所定重量等に量目を計量された商品1を投入し
て所定の送給ストローク後に上部の横シールを行い、同
時に横シーラー18に内設したカッター19により横切
断して商品充填済みの袋2を得るようにしていた。
【0006】そして、上述製袋プロセスは間欠引き下し
装置20より素材シート8の間欠引き下し(送給)がな
されていたものである。
装置20より素材シート8の間欠引き下し(送給)がな
されていたものである。
【0007】尚、横シール、及び、カッター19による
切断作用は素材シート8の間欠送りの中断時に行われる
ようにされている。
切断作用は素材シート8の間欠送りの中断時に行われる
ようにされている。
【0008】このように旧来はシートロールのボビン7
に巻き取られたポリエチレンフイルム等の素材シート8
をフオーマー9に供給するプロセスでチャックテープ
6,6´ を該素材シート8と共に供給しつつ超音波エ
ネルギーによる溶着装置13を介して素材シート8の両
縁部に各々溶着一体化させてフオーマー9に供給して製
袋するプロセスにおいて、該素材シート8に対する縦シ
ールと横シールを行う前段で所定に計量された商品1を
フオーマー9の上部に設けられた図示しないシュート,
シリンダ14を介して供給充填する工程がとられてい
た。
に巻き取られたポリエチレンフイルム等の素材シート8
をフオーマー9に供給するプロセスでチャックテープ
6,6´ を該素材シート8と共に供給しつつ超音波エ
ネルギーによる溶着装置13を介して素材シート8の両
縁部に各々溶着一体化させてフオーマー9に供給して製
袋するプロセスにおいて、該素材シート8に対する縦シ
ールと横シールを行う前段で所定に計量された商品1を
フオーマー9の上部に設けられた図示しないシュート,
シリンダ14を介して供給充填する工程がとられてい
た。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、該種旧
来技術においてはフオーマー9に送給された素材シート
8の引き下し装置20による間欠送給されていたため
に、シートロールのボビン7からの素材シート8の間欠
送給機構20とチャックテープ6,6´ の送給機構2
1による連続供給とは送給態様が異なることから、前方
側の間欠送りと手前側の連続送りの送給機構20,21
が二種必要になり、装置全体が複雑になる欠点があり、
しかも、製袋プロセスとしては常に一定量の送りが必要
であるために、両者の送給調整機構も設けねばならず、
ますます装置全体が複雑になり、管理制御が煩瑣となる
不都合さがあり、又、イニシャルコストは勿論のこと、
メンテナンスコストが高くなるという不利点もあった。
来技術においてはフオーマー9に送給された素材シート
8の引き下し装置20による間欠送給されていたため
に、シートロールのボビン7からの素材シート8の間欠
送給機構20とチャックテープ6,6´ の送給機構2
1による連続供給とは送給態様が異なることから、前方
側の間欠送りと手前側の連続送りの送給機構20,21
が二種必要になり、装置全体が複雑になる欠点があり、
しかも、製袋プロセスとしては常に一定量の送りが必要
であるために、両者の送給調整機構も設けねばならず、
ますます装置全体が複雑になり、管理制御が煩瑣となる
不都合さがあり、又、イニシャルコストは勿論のこと、
メンテナンスコストが高くなるという不利点もあった。
【0010】しかも、在来態様のチャックテープ6,6
´ に対する超音波エネルギーによる溶着は高価な超音
波溶着装置13を付設することから、コスト高に拍車が
かかるというデメリットがあり、そのうえ、素材シート
8の送給が間欠的であることから、チャックテープ6,
6´ との一体化を行う超音波溶着装置13のホーンに
振動を付与するブースターの振幅の選定調整には極めて
高い熟練を要し、その管理制御が極めて難しいという難
点があった。
´ に対する超音波エネルギーによる溶着は高価な超音
波溶着装置13を付設することから、コスト高に拍車が
かかるというデメリットがあり、そのうえ、素材シート
8の送給が間欠的であることから、チャックテープ6,
6´ との一体化を行う超音波溶着装置13のホーンに
振動を付与するブースターの振幅の選定調整には極めて
高い熟練を要し、その管理制御が極めて難しいという難
点があった。
【0011】更に、連続稼動による溶着装置13からの
発熱により素材シート8のフイルムにしわが発生する等
の悪い熱影響が生ずる不具合があった。
発熱により素材シート8のフイルムにしわが発生する等
の悪い熱影響が生ずる不具合があった。
【0012】又、超音波エネルギーによるチャックテー
プ6,6´ の素材シート8に対する溶着を用いること
から、該素材シート8とチャックテープ6,6´ の材
質が異なる場合には溶着するうえでマッチングが旨くと
れず、溶着性が悪くなるという欠点もあった。
プ6,6´ の素材シート8に対する溶着を用いること
から、該素材シート8とチャックテープ6,6´ の材
質が異なる場合には溶着するうえでマッチングが旨くと
れず、溶着性が悪くなるという欠点もあった。
【0013】これらの問題は出願人の先願の特開平4−
87916号公報に開示されている改良発明にあっても
同じである。
87916号公報に開示されている改良発明にあっても
同じである。
【0014】
【発明の目的】この出願の発明の目的は上述従来技術に
基づくポリエチレン製フイルム等の素材シートによる製
袋プロセスにて商品充填を行い、そのうえ、袋の端縁部
にはチャックテープが自動的に溶着されるプロセスでの
問題点を解決すべき技術的課題とし、製袋時にチャック
テープの素材シートへの溶着が該素材シートのしわ発生
の無い状態で確実に行われ、しかも、商品の充填も併せ
て行われ、それらの全工程が簡易に行え、工程も簡略化
出来、製造の初期組付は勿論のこと、稼動中における装
置の保守点検整備,管理制御,調整がし易く、低コスト
化が図れるようにして流通産業における商品取扱技術利
用分野に益する優れた製袋充填装置を提供せんとするも
のである。
基づくポリエチレン製フイルム等の素材シートによる製
袋プロセスにて商品充填を行い、そのうえ、袋の端縁部
にはチャックテープが自動的に溶着されるプロセスでの
問題点を解決すべき技術的課題とし、製袋時にチャック
テープの素材シートへの溶着が該素材シートのしわ発生
の無い状態で確実に行われ、しかも、商品の充填も併せ
て行われ、それらの全工程が簡易に行え、工程も簡略化
出来、製造の初期組付は勿論のこと、稼動中における装
置の保守点検整備,管理制御,調整がし易く、低コスト
化が図れるようにして流通産業における商品取扱技術利
用分野に益する優れた製袋充填装置を提供せんとするも
のである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上述目的に沿い先述特許
請求の範囲を要旨とするこの出願の発明の構成は前述課
題を解決するために、フオーマーに一体的に設けられた
シリンダ外側に縦シーラーと該縦シーラー下部の横シー
ラーが設けられると共に素材シートとチャックテープに
対する間欠引き下し装置が設けられ、縦シーラーの下側
に上記間欠引き下し装置が連係的に付設され、又、上記
シリンダには該チャックテープのガイドが一対対設さ
れ、更に該ガイドを間にしてチャックテープに対する一
対のテープシーラーが付設され、縦シーラーとその下部
の横シーラーとの間にて上記間欠引き下ろし装置に同期
して作動するボックスモーションを行う引張りピースと
ヒートブロックとが上下に配設されている製袋充填装置
を基幹とし、そして、上記テープシーラーと縦シーラー
とが上方、及び、側方に位置をずらして配置されている
製袋充填装置にするようにし、更に、上記テープシーラ
ーが全開姿勢にされ、縦シーラーが上記シリンダに近接
されて配設されている製袋充填装置であるようにもした
した技術的手段を講じたものである。
請求の範囲を要旨とするこの出願の発明の構成は前述課
題を解決するために、フオーマーに一体的に設けられた
シリンダ外側に縦シーラーと該縦シーラー下部の横シー
ラーが設けられると共に素材シートとチャックテープに
対する間欠引き下し装置が設けられ、縦シーラーの下側
に上記間欠引き下し装置が連係的に付設され、又、上記
シリンダには該チャックテープのガイドが一対対設さ
れ、更に該ガイドを間にしてチャックテープに対する一
対のテープシーラーが付設され、縦シーラーとその下部
の横シーラーとの間にて上記間欠引き下ろし装置に同期
して作動するボックスモーションを行う引張りピースと
ヒートブロックとが上下に配設されている製袋充填装置
を基幹とし、そして、上記テープシーラーと縦シーラー
とが上方、及び、側方に位置をずらして配置されている
製袋充填装置にするようにし、更に、上記テープシーラ
ーが全開姿勢にされ、縦シーラーが上記シリンダに近接
されて配設されている製袋充填装置であるようにもした
した技術的手段を講じたものである。
【0016】
【作用】而して、所定の商品を袋内に充填するべくポリ
エチレンフィルム製等の開閉部にチャックテープを一体
化溶着するべく素材シートをそのシートロールのボビン
からダンサーローラ,ガイドローラを介しフォーマーに
供給し、該フォーマーに設けられたシリンダの該側面に
沿って円筒形状に成形し、間欠引き下ろし装置により素
材シートが間欠引き下ろしされるようにされてフォーマ
ーに一体的に設けられたシリンダ外側に縦シーラーとそ
の下部の横シーラーが設けられると共に素材シートとチ
ャックテープに対する連携的な間欠引き下ろしがなさ
れ、縦シーラーの下側に間欠引き下ろし装置が連携的に
付設され、又、上記シリンダには該チャックテープのガ
イドが一対対設され、更に該ガイドを間にしてチャック
テープに対する一対のテープシーラーが付設され、該縦
シーラーとその下部の横シーラーとの間にて上記間欠引
き下ろし装置に同期に作動するボックスモーションを行
うヒートブロックが配設されているようにし、又、上記
テープシーラと縦シーラとが上方、及び、側方に位置を
ずらして配置されているようにして上記テープシーラー
が全開姿勢にされ、縦シーラーが上記シリンダに近接さ
れて配設されているようにし、相互に咬合状態の一体化
されたチャックテープをマガジン等からガイドリールを
介そうする等してフォーマーの縦シーラー部分にガイド
を介し送給し、素材シートと一体的に上記シリンダの外
側で間欠引き送り状に引き下ろしされ、その停止時に上
部と底部の縦シーラーを行うプロセスにおいて、テープ
シーラーによりチャックテープを素材シートの一対の両
端縁部分の各内面に挿入状態で挿入し、素材シートと一
体溶着させその下側において、間欠引き下ろし装置に同
期してボックスモーション式に作動するヒートブロック
によりチャックテープ部分のつぶし作用を行い、そこ
で、シリンダの上部に設けたシュート等を介し前段で所
定に重量計量される等された商品を投入充填し、次ぎ
に、間欠送りの停止時に上部、下部の横シールを行うと
共に横切断を行って商品充填済の袋を得ることが出来る
ようにしたものである。
エチレンフィルム製等の開閉部にチャックテープを一体
化溶着するべく素材シートをそのシートロールのボビン
からダンサーローラ,ガイドローラを介しフォーマーに
供給し、該フォーマーに設けられたシリンダの該側面に
沿って円筒形状に成形し、間欠引き下ろし装置により素
材シートが間欠引き下ろしされるようにされてフォーマ
ーに一体的に設けられたシリンダ外側に縦シーラーとそ
の下部の横シーラーが設けられると共に素材シートとチ
ャックテープに対する連携的な間欠引き下ろしがなさ
れ、縦シーラーの下側に間欠引き下ろし装置が連携的に
付設され、又、上記シリンダには該チャックテープのガ
イドが一対対設され、更に該ガイドを間にしてチャック
テープに対する一対のテープシーラーが付設され、該縦
シーラーとその下部の横シーラーとの間にて上記間欠引
き下ろし装置に同期に作動するボックスモーションを行
うヒートブロックが配設されているようにし、又、上記
テープシーラと縦シーラとが上方、及び、側方に位置を
ずらして配置されているようにして上記テープシーラー
が全開姿勢にされ、縦シーラーが上記シリンダに近接さ
れて配設されているようにし、相互に咬合状態の一体化
されたチャックテープをマガジン等からガイドリールを
介そうする等してフォーマーの縦シーラー部分にガイド
を介し送給し、素材シートと一体的に上記シリンダの外
側で間欠引き送り状に引き下ろしされ、その停止時に上
部と底部の縦シーラーを行うプロセスにおいて、テープ
シーラーによりチャックテープを素材シートの一対の両
端縁部分の各内面に挿入状態で挿入し、素材シートと一
体溶着させその下側において、間欠引き下ろし装置に同
期してボックスモーション式に作動するヒートブロック
によりチャックテープ部分のつぶし作用を行い、そこ
で、シリンダの上部に設けたシュート等を介し前段で所
定に重量計量される等された商品を投入充填し、次ぎ
に、間欠送りの停止時に上部、下部の横シールを行うと
共に横切断を行って商品充填済の袋を得ることが出来る
ようにしたものである。
【0017】
【実施例】次に、この出願の発明の実施しようとする形
態を実施例の態様として図8を援用し、図1、乃至、図
7を参照して説明すれば以下の通りである。
態を実施例の態様として図8を援用し、図1、乃至、図
7を参照して説明すれば以下の通りである。
【0018】尚、図9と同一態様部分は同一符号を用い
て説明するものとする。
て説明するものとする。
【0019】22はこの出願の発明の1つの要旨の中心
を成す製袋充填装置であり、ポリエチレンフイルム製の
袋2に所定の商品1を密封状態に充填収納する該袋2の
製袋に供される態様であり、そのフオーマー9内から一
体的に下延する断面円形のシリンダ14の上部には図示
しない前段の重量計量装置に接続する同じく図示しない
ホッパータイプのシュートが接続されており、該シリン
ダ14の中央から下部にかけては対向する上部の縦シー
ラー16、底部の縦シーラー16´ が在来態様同様に
装置フレームに併設され、その下側の所定部位には送給
機構としての間欠引き下し装置20が相対向して設けら
れ、その駆動装置20´ は所定の制御装置23に電気
的に接続されている。
を成す製袋充填装置であり、ポリエチレンフイルム製の
袋2に所定の商品1を密封状態に充填収納する該袋2の
製袋に供される態様であり、そのフオーマー9内から一
体的に下延する断面円形のシリンダ14の上部には図示
しない前段の重量計量装置に接続する同じく図示しない
ホッパータイプのシュートが接続されており、該シリン
ダ14の中央から下部にかけては対向する上部の縦シー
ラー16、底部の縦シーラー16´ が在来態様同様に
装置フレームに併設され、その下側の所定部位には送給
機構としての間欠引き下し装置20が相対向して設けら
れ、その駆動装置20´ は所定の制御装置23に電気
的に接続されている。
【0020】又、該間欠引き下し装置20の下側には電
熱式のヒートシーラーのテーププレッサ17が設けられ
てそのヒートブロック17´ ,17´ が対向して近接
離反自在に、且つ、プレス位置合わせのために手動にて
昇降自在に設けられて制御装置23に電気的に接続され
間欠引き下し装置20に同期して所定ボックスモーショ
ン的に間欠引き下し動作がなされてチャックテープ6´
´の咬合部61(図4の(ハ))につぶし作用を与えて
所定ピッチでつぶしシールを与えることが出来るように
されている。
熱式のヒートシーラーのテーププレッサ17が設けられ
てそのヒートブロック17´ ,17´ が対向して近接
離反自在に、且つ、プレス位置合わせのために手動にて
昇降自在に設けられて制御装置23に電気的に接続され
間欠引き下し装置20に同期して所定ボックスモーショ
ン的に間欠引き下し動作がなされてチャックテープ6´
´の咬合部61(図4の(ハ))につぶし作用を与えて
所定ピッチでつぶしシールを与えることが出来るように
されている。
【0021】又、ヒートブロック17´ の僅か上位に
は素材シート8のしわ伸し用のシート引張りピース17
´´,17´´が素材シート8の端縁部に対向して配設
され、ヒートブロック17´ ,17´ とはタイミング
を僅かにずらしてロの字状のボックスモーション式に近
接離反昇降するようにされ、素材シート8のしわ発生を
防止するようにされている。
は素材シート8のしわ伸し用のシート引張りピース17
´´,17´´が素材シート8の端縁部に対向して配設
され、ヒートブロック17´ ,17´ とはタイミング
を僅かにずらしてロの字状のボックスモーション式に近
接離反昇降するようにされ、素材シート8のしわ発生を
防止するようにされている。
【0022】そして、テーププレッサ17の下側には横
シーラー18が設けられて、その内蔵するカッター19
が制御装置23に電気的に接続されて、間欠引き下し装
置20に同じく同期して素材シート8に対する間欠送給
の停止時に動作して商品1を充填された袋2を切断して
次段へ落下するようにされている。
シーラー18が設けられて、その内蔵するカッター19
が制御装置23に電気的に接続されて、間欠引き下し装
置20に同じく同期して素材シート8に対する間欠送給
の停止時に動作して商品1を充填された袋2を切断して
次段へ落下するようにされている。
【0023】そして、ポリエチレンフイルム製等の素材
シート8はシートロールのボビン7からダンサーローラ
10、ガイドローラ11等を介して間欠引き下し装置2
0により間欠的にフオーマー9に送給されるようにされ
ている。
シート8はシートロールのボビン7からダンサーローラ
10、ガイドローラ11等を介して間欠引き下し装置2
0により間欠的にフオーマー9に送給されるようにされ
ている。
【0024】上述の基本的機構は実質的には図9の従来
態様と変りはないものである。
態様と変りはないものである。
【0025】而して、この出願の発明においては間欠引
き下し装置20による素材シート8のシリンダ14の外
側面に於ける間欠引き下し作用が直ちにシートロールの
ボビン7からの素材シート8とチャックテープ6´´を
フオーマー9に間欠的に同期してボックスモーション的
に送給してつぶし作用をするようにされている。
き下し装置20による素材シート8のシリンダ14の外
側面に於ける間欠引き下し作用が直ちにシートロールの
ボビン7からの素材シート8とチャックテープ6´´を
フオーマー9に間欠的に同期してボックスモーション的
に送給してつぶし作用をするようにされている。
【0026】したがって、この出願の発明においては図
9に示す様な該素材シート8に対する送給機構として在
来態様の如くシートロールのボビン7側寄りの連続送給
機構21とシリンダ14側の間欠送給機構20の二種装
備の必要はないものである。
9に示す様な該素材シート8に対する送給機構として在
来態様の如くシートロールのボビン7側寄りの連続送給
機構21とシリンダ14側の間欠送給機構20の二種装
備の必要はないものである。
【0027】又、フオーマー9の側方上部にはチャック
テープ6´´のマガジン12´´が配設されて間欠引き
下し装置20による引き下し抵抗を軽減される駆動装置
20´ に連結され、チャックテープ6,6´ が凸条5
と対応する凹溝5´ を咬合状態の一体化にされて所定
長巻かれており、該マガジン12´´から取り出される
チャックテープ6´´はガイドリール24,24…を経
てフオーマー9のシリンダ14の外側にて図3,5に示
す様に、適宜に該シリンダ14に一体的に固定されたブ
ラケット26を介して固設された内側のガイド25と外
側のガイド25´ の外側と素材シート8との間に送給
されるようにされている。
テープ6´´のマガジン12´´が配設されて間欠引き
下し装置20による引き下し抵抗を軽減される駆動装置
20´ に連結され、チャックテープ6,6´ が凸条5
と対応する凹溝5´ を咬合状態の一体化にされて所定
長巻かれており、該マガジン12´´から取り出される
チャックテープ6´´はガイドリール24,24…を経
てフオーマー9のシリンダ14の外側にて図3,5に示
す様に、適宜に該シリンダ14に一体的に固定されたブ
ラケット26を介して固設された内側のガイド25と外
側のガイド25´ の外側と素材シート8との間に送給
されるようにされている。
【0028】尚、ガイド25,25´ の間には図3に
示す様に、チャックテープ6,6´の咬合部61の挿通
間隙27が形成され、該挿通間隙27を間にして両ガイ
ド25,25´ は同一平面に沿って(即ち、断面で同
一直線上に)在るようにされている。
示す様に、チャックテープ6,6´の咬合部61の挿通
間隙27が形成され、該挿通間隙27を間にして両ガイ
ド25,25´ は同一平面に沿って(即ち、断面で同
一直線上に)在るようにされている。
【0029】そして、該両ガイド25,25´ の間の
所定部位には図5に示す様に、チャックテープ6,6´
に対するガイドローラ28が枢設されている。
所定部位には図5に示す様に、チャックテープ6,6´
に対するガイドローラ28が枢設されている。
【0030】そして、該ガイドローラ28の下部であっ
て間欠引き下し装置20の上部にて、在来態様の超音波
エネルギーによるシーラーではなく電熱的なテープシー
ラー29,29が上部の縦シーラー16の側部に隣位し
て対向姿勢で近接離反自在に設けられ、素材シート8の
縁部内に咬合状態のチャックテープ6´´を挿通されて
当該図3に示す様に、該素材シート8の表側と裏側の両
面の内面に引き下し動作のボックスモーションの停止時
に一体的に溶着されるようにされている。
て間欠引き下し装置20の上部にて、在来態様の超音波
エネルギーによるシーラーではなく電熱的なテープシー
ラー29,29が上部の縦シーラー16の側部に隣位し
て対向姿勢で近接離反自在に設けられ、素材シート8の
縁部内に咬合状態のチャックテープ6´´を挿通されて
当該図3に示す様に、該素材シート8の表側と裏側の両
面の内面に引き下し動作のボックスモーションの停止時
に一体的に溶着されるようにされている。
【0031】したがって、該素材シート8は両端部に於
て引き下し動作停止時に縦シールされ、次いで、咬合部
61の咬合状態のチャックテープ6´´を該素材シート
の端縁部の両面の内面に一体溶着されるようになってい
る。
て引き下し動作停止時に縦シールされ、次いで、咬合部
61の咬合状態のチャックテープ6´´を該素材シート
の端縁部の両面の内面に一体溶着されるようになってい
る。
【0032】上述構成の製袋充填装置22において、間
欠引き下し装置20がシリンダ14の外側に素材シート
8を円筒形状に外装している状態にて作動を開始する
と、該素材シート8は間欠引き下し装置20による引き
下し駆動によりシートロールのボビン7から所定のテン
ションで間欠的に引張られ、該シートロールのボビン7
からダンサーローラ10、ガイドローラ11を介してフ
オーマー9に間欠送りされ、その両縁部分は該フオーマ
ー9によりシリンダ14の外側にて合体成形されて下方
に間欠引き下しされ、又、図2,図3,図5,図6に示
す様に、該シリンダ14に一体的に固定された内側のガ
イド25、及び、外側のガイド25´ にガイドされて
素材シート8の一対の縁部分の内面間に介在されるよう
にされて咬合状態のチャックテープ6´´の咬合部61
がガイド25,25´ の間隙27に縦方向スライド
し、該チャックテープ6´´と素材シート8とは電熱式
のテープシーラー29,29により引き下し作用の停止
時に一体溶着され、併せて上部の縦シーラー16、及
び、底部の底シーラー16´ により上部と底部の縦シ
ールが同じく引き下しの停止時に行われ、上部の縦シー
ラー16の下部に於いてはチャックテープ6´´部分の
脹らみによるピンホール等を介してのエア漏れやしわ等
の発生を防止するべくヒートシーラー式のテーププレッ
サ17が間欠引き下し装置20の駆動装置20´ の動
作信号に同期して制御装置23を介してヒートブロック
17´ ,17´ を同期的にタイミング作動してつぶし
作用を与えるようにされ、又、その上部のシート引張り
ピース17´´,17´´との間でボックスモーション
により素材シート8のしわ伸し作用をし、併せてその下
部に於いて横シーラー18,18が制御装置23により
所定に動作して引き下し動作の停止時に横シールを行
い、併せて上部の前段の計量装置により所定重量計量さ
れた商品1が図示しないシュートによりシリンダ14を
介し充填投入され、次の所定の間欠送りストローク後の
停止時のタイミングで上部の横シールが行われると共に
カッター19により横切断が成されて商品1を充填済み
された袋2が落下され、次段処理工程に移送される。
欠引き下し装置20がシリンダ14の外側に素材シート
8を円筒形状に外装している状態にて作動を開始する
と、該素材シート8は間欠引き下し装置20による引き
下し駆動によりシートロールのボビン7から所定のテン
ションで間欠的に引張られ、該シートロールのボビン7
からダンサーローラ10、ガイドローラ11を介してフ
オーマー9に間欠送りされ、その両縁部分は該フオーマ
ー9によりシリンダ14の外側にて合体成形されて下方
に間欠引き下しされ、又、図2,図3,図5,図6に示
す様に、該シリンダ14に一体的に固定された内側のガ
イド25、及び、外側のガイド25´ にガイドされて
素材シート8の一対の縁部分の内面間に介在されるよう
にされて咬合状態のチャックテープ6´´の咬合部61
がガイド25,25´ の間隙27に縦方向スライド
し、該チャックテープ6´´と素材シート8とは電熱式
のテープシーラー29,29により引き下し作用の停止
時に一体溶着され、併せて上部の縦シーラー16、及
び、底部の底シーラー16´ により上部と底部の縦シ
ールが同じく引き下しの停止時に行われ、上部の縦シー
ラー16の下部に於いてはチャックテープ6´´部分の
脹らみによるピンホール等を介してのエア漏れやしわ等
の発生を防止するべくヒートシーラー式のテーププレッ
サ17が間欠引き下し装置20の駆動装置20´ の動
作信号に同期して制御装置23を介してヒートブロック
17´ ,17´ を同期的にタイミング作動してつぶし
作用を与えるようにされ、又、その上部のシート引張り
ピース17´´,17´´との間でボックスモーション
により素材シート8のしわ伸し作用をし、併せてその下
部に於いて横シーラー18,18が制御装置23により
所定に動作して引き下し動作の停止時に横シールを行
い、併せて上部の前段の計量装置により所定重量計量さ
れた商品1が図示しないシュートによりシリンダ14を
介し充填投入され、次の所定の間欠送りストローク後の
停止時のタイミングで上部の横シールが行われると共に
カッター19により横切断が成されて商品1を充填済み
された袋2が落下され、次段処理工程に移送される。
【0033】したがって、テーププレッサ17はテープ
シーラーとして間欠動作するために、素材シート8やチ
ャックテープ6´´に対する従来の超音波一体溶着装置
等による悪い熱影響は全く生ぜず、又、電熱式のテープ
シーラー29,29により素材シート8に対する引き下
し動作の停止時に該チャックテープ6´´の一体溶着は
確実に行われることになる。
シーラーとして間欠動作するために、素材シート8やチ
ャックテープ6´´に対する従来の超音波一体溶着装置
等による悪い熱影響は全く生ぜず、又、電熱式のテープ
シーラー29,29により素材シート8に対する引き下
し動作の停止時に該チャックテープ6´´の一体溶着は
確実に行われることになる。
【0034】そして、シートロールのボビン7からの素
材シート8とマガジン12´´からのチャックテープ6
´´の間欠送給はシリンダ14の外側に設けられた間欠
引き下し装置20によって該シリンダ14の外側の円筒
形に形成された素材シート8の間欠引下し送りと同一間
欠送りで行われる。
材シート8とマガジン12´´からのチャックテープ6
´´の間欠送給はシリンダ14の外側に設けられた間欠
引き下し装置20によって該シリンダ14の外側の円筒
形に形成された素材シート8の間欠引下し送りと同一間
欠送りで行われる。
【0035】尚、該マガジン12´´の駆動装置20´
´は間欠引き下し装置20の引き下し抵抗軽減のために
作動される。
´は間欠引き下し装置20の引き下し抵抗軽減のために
作動される。
【0036】又、上述の如くチャックテープ6´´のマ
ガジン12´´からの送り出しも同様に間欠引き下し装
置20による同一間欠送りとされ、全ての送給のメカニ
ズムは著しく簡単にされる。
ガジン12´´からの送り出しも同様に間欠引き下し装
置20による同一間欠送りとされ、全ての送給のメカニ
ズムは著しく簡単にされる。
【0037】そして、図7に示す実施例の様に、図3の
チャックテープ6´´に対するテープシーラー29,2
9を共に全開姿勢の状態で固定し、チャックテープ6´
´をマガジン12´´から送給しないようにし、縦シー
ラー16をシリンダ14側に所定に近接させて作動させ
ることにより四方シールのみの包装も可能にすることが
出来る。
チャックテープ6´´に対するテープシーラー29,2
9を共に全開姿勢の状態で固定し、チャックテープ6´
´をマガジン12´´から送給しないようにし、縦シー
ラー16をシリンダ14側に所定に近接させて作動させ
ることにより四方シールのみの包装も可能にすることが
出来る。
【0038】尚、この出願の発明の実施態様は上述各実
施例に限るものでないことは勿論であり、例えば、素材
シートはポリエチレンフイルムの外に紙,布,メッシュ
等種々のものが採用可能である。
施例に限るものでないことは勿論であり、例えば、素材
シートはポリエチレンフイルムの外に紙,布,メッシュ
等種々のものが採用可能である。
【0039】そして、対象とする袋はピロータイプ以外
にもガセットタイプ等の袋も採用可能であることも勿論
のことである。
にもガセットタイプ等の袋も採用可能であることも勿論
のことである。
【0040】そして、又、対象とする商品は食料品以外
の商品も良いことも勿論のことである。
の商品も良いことも勿論のことである。
【0041】
【発明の効果】以上、この出願の発明によれば、基本的
に流通市場に於いて用いられる商品充填袋にチャックを
用いることによる開封,再封が自在であり、しかも、封
鎖状態では袋の機密状態が確実に保持され、品質保証等
に対する信頼性が得られるメリットを充分に生かすこと
が出来る自動製袋充填において、ポリエチレン製等の素
材シートのシートロールのボビンからの繰出し送給とマ
ガジンからのチャックテープの送給とをフオーマーのシ
リンダの外側に於ける円形形成後の縦横シールを引き下
し動作の停止時に行うプロセスでの間欠引き下しと同期
して行うボックスモーションによる単一送給機構で行わ
れるために、設備的に極めて構造が簡単となり、装置の
初期組付は勿論のこと、保守点検整備制御,管理,調整
が著しくし易くなるという効果が奏され、コスト的にも
著しく削減が図られるという優れた効果が奏される。
に流通市場に於いて用いられる商品充填袋にチャックを
用いることによる開封,再封が自在であり、しかも、封
鎖状態では袋の機密状態が確実に保持され、品質保証等
に対する信頼性が得られるメリットを充分に生かすこと
が出来る自動製袋充填において、ポリエチレン製等の素
材シートのシートロールのボビンからの繰出し送給とマ
ガジンからのチャックテープの送給とをフオーマーのシ
リンダの外側に於ける円形形成後の縦横シールを引き下
し動作の停止時に行うプロセスでの間欠引き下しと同期
して行うボックスモーションによる単一送給機構で行わ
れるために、設備的に極めて構造が簡単となり、装置の
初期組付は勿論のこと、保守点検整備制御,管理,調整
が著しくし易くなるという効果が奏され、コスト的にも
著しく削減が図られるという優れた効果が奏される。
【0042】而して、素材シートの間欠引き下し工程に
おける縦シール,横シールを行うプロセスでチャックテ
ープを素材シートと共に同一間欠送りの停止時に該素材
シートの両縁部分の間に挿入して電熱式にテープシール
することにより従来の超音波エネルギーによる溶着と異
なり、溶着速度に影響されずに溶着が行え、旧来の超音
波溶着装置のブースタの選定や調整等をしなくても済む
効果があり、又、テーププレッサを電熱式のテープシー
ラーとすることにより、間欠引き下しと同様に間欠作動
が出来ることになることから、連続超音波照射による発
熱の悪影響等も生じない効果があり、結果的に製品歩留
りが良く、処理効率が向上するという効果も奏される。
おける縦シール,横シールを行うプロセスでチャックテ
ープを素材シートと共に同一間欠送りの停止時に該素材
シートの両縁部分の間に挿入して電熱式にテープシール
することにより従来の超音波エネルギーによる溶着と異
なり、溶着速度に影響されずに溶着が行え、旧来の超音
波溶着装置のブースタの選定や調整等をしなくても済む
効果があり、又、テーププレッサを電熱式のテープシー
ラーとすることにより、間欠引き下しと同様に間欠作動
が出来ることになることから、連続超音波照射による発
熱の悪影響等も生じない効果があり、結果的に製品歩留
りが良く、処理効率が向上するという効果も奏される。
【0043】そして、素材シートに対するチャックテー
プのテープシーラーによる溶着がフオーマーによる断面
円形形成プロセスにおいて、ボックスモーションの停止
時に行われ、シートロールの間欠送給の停止時において
咬合状態の一体化ストリップ状態でなされることによ
り、シートロールのボビンから送り出される素材シート
にチャックテープの各々をフオーマーの前段に於いて各
ストリップごとに溶着するのと異なり、中途のダンサー
ローラやガイドローラに於けるしわ等の異形状態が現出
されず、フオーマー前段での熱発生が防止され、テープ
シーラーによるテーププレッサのつぶし作用と相俟って
袋の空気漏れやしわ等が発生せずに商品に対する信頼度
がより向上するという優れた効果が奏される。
プのテープシーラーによる溶着がフオーマーによる断面
円形形成プロセスにおいて、ボックスモーションの停止
時に行われ、シートロールの間欠送給の停止時において
咬合状態の一体化ストリップ状態でなされることによ
り、シートロールのボビンから送り出される素材シート
にチャックテープの各々をフオーマーの前段に於いて各
ストリップごとに溶着するのと異なり、中途のダンサー
ローラやガイドローラに於けるしわ等の異形状態が現出
されず、フオーマー前段での熱発生が防止され、テープ
シーラーによるテーププレッサのつぶし作用と相俟って
袋の空気漏れやしわ等が発生せずに商品に対する信頼度
がより向上するという優れた効果が奏される。
【図1】1実施例の装置構造の全体概略斜視図である。
【図2】素材シートとチャックテープ溶着の部分断面図
である。
である。
【図3】ガイドの部分断面図である。
【図4】チャックテープの断面図である。
【図5】チャックテープガイドとヒートシーラーの取り
合い部分断面図である。
合い部分断面図である。
【図6】同、正面透視図である。
【図7】他の実施例の部分断面図である。
【図8】袋の斜視図である。
【図9】従来技術に基づく製袋充填装置の要部機構斜視
図である。
図である。
9 フオーマー 8 素材シート 6´´ チャックテープ 1 商品 16,16´ 縦シーラー 18 横シーラー 14 シリンダ 20 間欠引き下し装置 22 製袋充填装置 12´´ チャックテープ送給装置 25,25´ ガイド 29 テープシーラー 17 テーププレッサ 17´´ シート引張りピース 17´ ヒートブロック
Claims (3)
- 【請求項1】フオーマーに一体的に設けられたシリンダ
外側に縦シーラーと該縦シーラー下部の横シーラーが設
けられると共に素材シートとチャックテープに対する間
欠引き下し装置が設けられ、縦シーラーの下側に上記間
欠引き下し装置が連係的に付設され、又、上記シリンダ
には該チャックテープのガイドが一対対設され、更に該
ガイドを間にしてチャックテープに対する一対のテープ
シーラーが付設され、縦シーラーとその下部の横シーラ
ーとの間にて上記間欠引き下ろし装置に同期して作動す
るボックスモーションを行う引張りピースとヒートブロ
ックが上下に配設されていることを特徴とする製袋充填
装置。 - 【請求項2】上記テープシーラーと縦シーラーとが上
方、及び、側方に位置をずらして配置されていることを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載の製袋充填装置。 - 【請求項3】上記テープシーラーが全開姿勢にされ、縦
シーラーが上記シリンダに近接されて配設されているこ
とを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の製袋充填装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4200133A JP3026891B2 (ja) | 1992-07-06 | 1992-07-06 | 製袋充填装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4200133A JP3026891B2 (ja) | 1992-07-06 | 1992-07-06 | 製袋充填装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0632305A JPH0632305A (ja) | 1994-02-08 |
JP3026891B2 true JP3026891B2 (ja) | 2000-03-27 |
Family
ID=16419350
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4200133A Expired - Fee Related JP3026891B2 (ja) | 1992-07-06 | 1992-07-06 | 製袋充填装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3026891B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101148210B1 (ko) * | 2009-01-05 | 2012-06-26 | 정재열 | 수직포장기 |
JP2010284928A (ja) | 2009-06-12 | 2010-12-24 | Idemitsu Unitech Co Ltd | ジッパーテープ付包装袋の製造方法およびその製造装置 |
JP2011083378A (ja) | 2009-10-14 | 2011-04-28 | Idemitsu Unitech Co Ltd | ジッパーテープ、ジッパーテープ付包装袋、ジッパーテープ付包装袋の製造方法およびその製造装置 |
KR102490694B1 (ko) * | 2021-05-17 | 2023-01-20 | 주식회사 코그인터내셔널 | 부품포장시스템용 포장지 공급장치 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4709533A (en) | 1986-12-22 | 1987-12-01 | Minigrip, Inc. | Method and apparatus for making reclosable bags in a form, fill and seal machine |
US4894975A (en) | 1988-03-09 | 1990-01-23 | Minigrip, Inc. | Method and apparatus for making reclosable bags with fastener strips in a form fill and seal machine |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0487916A (ja) * | 1990-07-31 | 1992-03-19 | Sanwa Jidoki Seisakusho:Kk | 製袋充填方法及び装置 |
-
1992
- 1992-07-06 JP JP4200133A patent/JP3026891B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4709533A (en) | 1986-12-22 | 1987-12-01 | Minigrip, Inc. | Method and apparatus for making reclosable bags in a form, fill and seal machine |
US4894975A (en) | 1988-03-09 | 1990-01-23 | Minigrip, Inc. | Method and apparatus for making reclosable bags with fastener strips in a form fill and seal machine |
US4894975B1 (ja) | 1988-03-09 | 1991-12-03 | Minigrip Inc |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0632305A (ja) | 1994-02-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4663915A (en) | Method of packaging and apparatus | |
EP0628479B1 (en) | Method and apparatus for manufacturing reclosable plastic bags utilizing pre-heated zipper | |
US5215380A (en) | Reclosable package with tear strip | |
US4589145A (en) | Packaging material and package | |
US5425216A (en) | Method of making reclosable plastic bags on a form, fill and seal machine with open zipper profiles | |
US5412924A (en) | Method of making reclosable plastic bags on a form, fill and seal machine | |
AU756943B2 (en) | Device for producing re-sealable tubular packaging bags | |
US8353147B2 (en) | Apparatus and method for manufacture of a top opening reclosable bag having a tape formed reclosable seal | |
EP0481783B1 (en) | Method and apparatus for forming a reclosable package | |
US4532754A (en) | Tube former apparatus | |
US6907713B2 (en) | Method and apparatus for placing a product in a flexible recloseable container | |
US4727709A (en) | Steering, joining and guiding mechanism for zippered film | |
US7081176B2 (en) | Method and apparatus for guiding and sealing split-flange zipper tape to bag making film | |
US5072571A (en) | Zippered film plural sheet strip guide system and method for zippered film for form, fill and seal package making machines | |
EP0745533A1 (en) | Method for applying zipper onto a tubular film on a form-fill-and-seal machine | |
EP0528721A2 (en) | Reclosable plastic bags and method of making same utilizing discontinuous zipper strip | |
US20030050167A1 (en) | Apparatus for manufacturing flexible packages having slide closures | |
US20020178693A1 (en) | Apparatus for manufacturing flexible packages having slide closures | |
JP2003020004A (ja) | 水平成形・充填・シール装置及びパッケージを形成する方法 | |
EP0378880A1 (en) | Packaging machine | |
US6151868A (en) | Transverse direction zipper attaching apparatus and method | |
US7553083B2 (en) | Reclosable packages with front panel opening | |
JP5000892B2 (ja) | スライダ操作式ストリングジッパを有した再閉鎖可能な包装体の製造方法 | |
JP2003146303A (ja) | スライダを有するジッパーを使用した形成・充填・シール梱包方法 | |
JP2001270012A (ja) | スライダ装置を有する再閉可能パッケージの製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |