JP3025375B2 - 屋根・床のパネル取付方法および構造 - Google Patents
屋根・床のパネル取付方法および構造Info
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- JP3025375B2 JP3025375B2 JP4124120A JP12412092A JP3025375B2 JP 3025375 B2 JP3025375 B2 JP 3025375B2 JP 4124120 A JP4124120 A JP 4124120A JP 12412092 A JP12412092 A JP 12412092A JP 3025375 B2 JP3025375 B2 JP 3025375B2
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- Japan
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- panel
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- beam steel
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- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、屋根・床のパネル取付
方法および構造に関する。
方法および構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図8に示すような屋根・床のパネ
ル取付構造が知られている。この構造では、まず、各パ
ネル(ALC板)81をその端面がスラブプレート82
に当接するように、はり鋼材83上に並置する。次い
で、スラブプレート82に設けられた挿通孔84に鉄筋
85を挿入する。その後に、モルタル86を目地溝87
に充填する。このモルタル86が硬化することによって
鉄筋85とパネル81とが一体化する。しかる後に、モ
ルタル86の上面をパネル81の上面と同一面となるよ
うに平坦に仕上げる。
ル取付構造が知られている。この構造では、まず、各パ
ネル(ALC板)81をその端面がスラブプレート82
に当接するように、はり鋼材83上に並置する。次い
で、スラブプレート82に設けられた挿通孔84に鉄筋
85を挿入する。その後に、モルタル86を目地溝87
に充填する。このモルタル86が硬化することによって
鉄筋85とパネル81とが一体化する。しかる後に、モ
ルタル86の上面をパネル81の上面と同一面となるよ
うに平坦に仕上げる。
【0003】こうして、パネル81は、モルタル86に
より固定された鉄筋85とスラブプレート82を介して
はり鋼材83に固定される。
より固定された鉄筋85とスラブプレート82を介して
はり鋼材83に固定される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記スラブプ
レートは、工場においてはり鋼材に予め溶接しておくこ
とができなかった。これは、はり鋼材の輸送にあたっ
て、スラブプレートが邪魔になるからである。さらに、
スラブプレートは、予め地上において溶接することも通
常行われていない。上記はり鋼材の間隔およびパネルの
寸法誤差に応じて溶接位置を決定する必要があるからで
ある。
レートは、工場においてはり鋼材に予め溶接しておくこ
とができなかった。これは、はり鋼材の輸送にあたっ
て、スラブプレートが邪魔になるからである。さらに、
スラブプレートは、予め地上において溶接することも通
常行われていない。上記はり鋼材の間隔およびパネルの
寸法誤差に応じて溶接位置を決定する必要があるからで
ある。
【0005】したがって、従来、溶接作業はパネル敷込
み前に高所において行われることが多く、危険性が高か
った。また、スラブプレートの溶接状態は、職人の技量
によって左右され、熟練を要するものであり、良好な溶
接をするためには、コストがかさむおそれがあった。さ
らに、モルタル充填後、モルタルが硬化するまでの養生
時間が必要であり、施工時間が長時間必要であった。ま
たさらに、モルタルを使用するために作業が湿式とな
り、作業現場が汚れ易いという欠点もあった。
み前に高所において行われることが多く、危険性が高か
った。また、スラブプレートの溶接状態は、職人の技量
によって左右され、熟練を要するものであり、良好な溶
接をするためには、コストがかさむおそれがあった。さ
らに、モルタル充填後、モルタルが硬化するまでの養生
時間が必要であり、施工時間が長時間必要であった。ま
たさらに、モルタルを使用するために作業が湿式とな
り、作業現場が汚れ易いという欠点もあった。
【0006】したがって、本発明の目的は、作業上の安
全性を高め、技量の優劣にかかわらず一定の施工精度を
保つことができ、施工時間を短縮し、現場を清浄に保つ
ことができるようにした屋根・床のパネル取付方法およ
び構造ならびにかかる取付方法および構造に使用される
新規な取付金物を提供することにある。
全性を高め、技量の優劣にかかわらず一定の施工精度を
保つことができ、施工時間を短縮し、現場を清浄に保つ
ことができるようにした屋根・床のパネル取付方法およ
び構造ならびにかかる取付方法および構造に使用される
新規な取付金物を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1に記載の本発明は、並列して複数配置されたはり
鋼材の上面にパネル端部を載置・固定する屋根・床のパ
ネル取付方法において、左右爪部を左右下部に備えると
ともに中央に固定したナット部を有する取付金物を、上
記はり綱材の上面に載置し、該取付金物を所定角度回転
させて上記左右爪部をはり鋼材の上部フランジの下面に
入り込ませた後に、上記取付金物を上記パネル端部に当
接させ、さらにこの取付金物に次に敷込んだパネルの端
部を当接させた後、固定ボルトを固定プレートを通して
上記ナット部に螺合させ、締結することによってはり鋼
材の上面と上記固定プレートとの間にパネル端部を挟持
することを特徴とする。
求項1に記載の本発明は、並列して複数配置されたはり
鋼材の上面にパネル端部を載置・固定する屋根・床のパ
ネル取付方法において、左右爪部を左右下部に備えると
ともに中央に固定したナット部を有する取付金物を、上
記はり綱材の上面に載置し、該取付金物を所定角度回転
させて上記左右爪部をはり鋼材の上部フランジの下面に
入り込ませた後に、上記取付金物を上記パネル端部に当
接させ、さらにこの取付金物に次に敷込んだパネルの端
部を当接させた後、固定ボルトを固定プレートを通して
上記ナット部に螺合させ、締結することによってはり鋼
材の上面と上記固定プレートとの間にパネル端部を挟持
することを特徴とする。
【0008】上記目的達成のため、請求項2に記載の発
明は、並列して複数配置されたはり鋼材の上面にパネル
端部を載置・固定する屋根・床のパネル取付構造におい
て、各パネルの四隅の上面と端面に凹部を設け、載置さ
れた各パネルの端面凹部によって形成される空所に、左
右爪部を左右下部に備えるとともに中央に固定したナッ
ト部を有する取付金物を配置し、該取付金物の左右爪部
をはり鋼材の上部フランジの下面に係合し、固定プレー
トを各パネルの上面凹部に配置し、固定ボルトを固定プ
レートを通して上記ナット部に螺合させ、締結すること
によって、上記はり鋼材の上面と上記固定プレートとの
間にパネル端部を挟持してなることを特徴とする。
明は、並列して複数配置されたはり鋼材の上面にパネル
端部を載置・固定する屋根・床のパネル取付構造におい
て、各パネルの四隅の上面と端面に凹部を設け、載置さ
れた各パネルの端面凹部によって形成される空所に、左
右爪部を左右下部に備えるとともに中央に固定したナッ
ト部を有する取付金物を配置し、該取付金物の左右爪部
をはり鋼材の上部フランジの下面に係合し、固定プレー
トを各パネルの上面凹部に配置し、固定ボルトを固定プ
レートを通して上記ナット部に螺合させ、締結すること
によって、上記はり鋼材の上面と上記固定プレートとの
間にパネル端部を挟持してなることを特徴とする。
【0009】上記目的達成のため、請求項3に記載の発
明は、左右爪部を左右下部に備えるとともに中央に固定
したナット部を有し、請求項1記載の屋根・床のパネル
取付方法あるいは請求項2記載の屋根・床のパネル取付
構造に用いられる取付金物を要旨とする。
明は、左右爪部を左右下部に備えるとともに中央に固定
したナット部を有し、請求項1記載の屋根・床のパネル
取付方法あるいは請求項2記載の屋根・床のパネル取付
構造に用いられる取付金物を要旨とする。
【0010】
【作用】請求項1または2に記載の屋根・床のパネル取
付方法または構造によれば、左右爪部を左右下部に備え
るとともに中央に固定したナット部を有する取付金物を
上記はり綱材の上面に載置し、該取付金物を所定角度回
転させて上記左右爪部を上記はり鋼材の上部フランジの
左右端の下面に入り込ませた後に、上記取付金物を上記
パネル端部に当接させ、固定ボルトを固定プレートを通
して上記ナット部に螺合させ、上記固定ボルトを締結す
ることによって上記はり鋼材の上面と上記固定プレート
との間に上記パネル端部を挟持することにより、パネル
を敷き込みながら取付金物を取り付けるため、高所にお
いて溶接作業を行う必要がないので、作業の安全性を確
保することができる。また、固定ボルトを使用した固定
方法を採用しているので、作業者の技量による取付精度
のバラツキを生じることがない。さらに、モルタルを使
用していないので、モルタル硬化に要する養生時間が全
く不要となり、施工時間を大幅に短縮することができ
る。加えて、モルタルを使用しない乾式工法なので、施
工現場を清浄に保つことができる。
付方法または構造によれば、左右爪部を左右下部に備え
るとともに中央に固定したナット部を有する取付金物を
上記はり綱材の上面に載置し、該取付金物を所定角度回
転させて上記左右爪部を上記はり鋼材の上部フランジの
左右端の下面に入り込ませた後に、上記取付金物を上記
パネル端部に当接させ、固定ボルトを固定プレートを通
して上記ナット部に螺合させ、上記固定ボルトを締結す
ることによって上記はり鋼材の上面と上記固定プレート
との間に上記パネル端部を挟持することにより、パネル
を敷き込みながら取付金物を取り付けるため、高所にお
いて溶接作業を行う必要がないので、作業の安全性を確
保することができる。また、固定ボルトを使用した固定
方法を採用しているので、作業者の技量による取付精度
のバラツキを生じることがない。さらに、モルタルを使
用していないので、モルタル硬化に要する養生時間が全
く不要となり、施工時間を大幅に短縮することができ
る。加えて、モルタルを使用しない乾式工法なので、施
工現場を清浄に保つことができる。
【0011】請求項3に記載の取付金物によれば、これ
を用いることにより、請求項1または2に記載の屋根・
床のパネル取付方法または構造の利点を有効に発揮させ
ることができる。
を用いることにより、請求項1または2に記載の屋根・
床のパネル取付方法または構造の利点を有効に発揮させ
ることができる。
【0012】
【実施例】以下に添付図面に示した実施例を参照しなが
ら、本発明にかかる屋根・床のパネル取付方法および構
造を説明する。
ら、本発明にかかる屋根・床のパネル取付方法および構
造を説明する。
【0013】図1,図2は、本発明にかかる屋根・床の
パネル取付方法および構造の一実施例を説明するもので
ある。
パネル取付方法および構造の一実施例を説明するもので
ある。
【0014】これらの各図において、1はパネル(以下
ALC板という)、2ははり鋼材、3は取付金物であ
る。
ALC板という)、2ははり鋼材、3は取付金物であ
る。
【0015】上記はり鋼材2は複数並列して配置される
が、図1に示すように、その上面にALC板1の矢印A
方向に沿った端部4,4が載置される。これら端部4,
4の間には例えば20mm程度の間隔を設け、これによ
って目地溝5が構成される。この目地溝5を構成するこ
とによって、ALC板1を固定する際の矢印B方向の寸
法誤差を吸収することができる。なお、この目地溝5に
はモルタル等を注入する必要がない。
が、図1に示すように、その上面にALC板1の矢印A
方向に沿った端部4,4が載置される。これら端部4,
4の間には例えば20mm程度の間隔を設け、これによ
って目地溝5が構成される。この目地溝5を構成するこ
とによって、ALC板1を固定する際の矢印B方向の寸
法誤差を吸収することができる。なお、この目地溝5に
はモルタル等を注入する必要がない。
【0016】一方、矢印B方向の端部6,6の上角辺
は、斜め方向にカットされており、端部6,6を突き合
わすことによって断面V字形の溝7が形成される。これ
ら端部6,6の間には間隙を設けない。
は、斜め方向にカットされており、端部6,6を突き合
わすことによって断面V字形の溝7が形成される。これ
ら端部6,6の間には間隙を設けない。
【0017】本実施例では、図1の矢印Cの方向にAL
C板1を敷き詰めて行く。このとき、端部6,6を上記
取付金物3によって固定する。取付金物3は、図3ない
し図5に示すように、左右爪部8,8をプレート部9の
左右下部に備えるとともに中央に固定したナット部10
を有する。
C板1を敷き詰めて行く。このとき、端部6,6を上記
取付金物3によって固定する。取付金物3は、図3ない
し図5に示すように、左右爪部8,8をプレート部9の
左右下部に備えるとともに中央に固定したナット部10
を有する。
【0018】端部6,6を固定する際は、まず、図6,
図7に示すように、取付金物3をはり綱材2の上面に載
置し、取付金物3を所定角度(約60度)回転させる。
これによって、左右爪部8,8を鋼材2の上部フランジ
11の左右端12,13の下面に入り込ませる。
図7に示すように、取付金物3をはり綱材2の上面に載
置し、取付金物3を所定角度(約60度)回転させる。
これによって、左右爪部8,8を鋼材2の上部フランジ
11の左右端12,13の下面に入り込ませる。
【0019】その後、上記取付金物3のプレート部9
を、ALC板1の端部6,6の下隅に設けた縦方向凹部
14,14に当接させ(図1,図2参照)、次ぎのAL
C板を敷き込む。
を、ALC板1の端部6,6の下隅に設けた縦方向凹部
14,14に当接させ(図1,図2参照)、次ぎのAL
C板を敷き込む。
【0020】しかる後に、固定ボルト15(直径10m
m)を固定プレート16に通して上記ナット部10に螺
合させ、上記固定ボルト15を締結する。ここで、図
1,図2に示すように、固定プレート16をALC板1
の端部6,6の上角に設けた水平凹部17,17に位置
させる。
m)を固定プレート16に通して上記ナット部10に螺
合させ、上記固定ボルト15を締結する。ここで、図
1,図2に示すように、固定プレート16をALC板1
の端部6,6の上角に設けた水平凹部17,17に位置
させる。
【0021】以上のようにして、上記はり鋼材2の上面
と上記固定プレート16との間に端部6,6を挟持する
ことにより、ALC板1の取付が完了する。
と上記固定プレート16との間に端部6,6を挟持する
ことにより、ALC板1の取付が完了する。
【0022】取付作業が完了すると、上記プレート部9
は、四つの縦方向凹部14が合わされて形成される空間
に位置することとなり、ALC板1の矢印A方向(図
1)の動きを規制する。また、プレート部9は、このよ
うな空間内に収納されるので、端部6,6の間に隙間を
生じることがない。一方、固定プレート16は、四つの
水平凹部17が合わされて形成される空間に位置するこ
ととなり、ALC板1の上下方向および矢印B方向(図
1)の動きを規制する。また、プレート部9は、このよ
うな空間に収納されるので、ALC板1の上面に突き出
ることがない。なお、上記ナット部10は、上記目地溝
5に位置するので、ALC板1を敷き詰めるにあたって
邪魔とはならない。
は、四つの縦方向凹部14が合わされて形成される空間
に位置することとなり、ALC板1の矢印A方向(図
1)の動きを規制する。また、プレート部9は、このよ
うな空間内に収納されるので、端部6,6の間に隙間を
生じることがない。一方、固定プレート16は、四つの
水平凹部17が合わされて形成される空間に位置するこ
ととなり、ALC板1の上下方向および矢印B方向(図
1)の動きを規制する。また、プレート部9は、このよ
うな空間に収納されるので、ALC板1の上面に突き出
ることがない。なお、上記ナット部10は、上記目地溝
5に位置するので、ALC板1を敷き詰めるにあたって
邪魔とはならない。
【0023】上記のように、本実施例では、図1の矢印
C方向にALC板1を敷き込みながら取付金物3をはり
鋼材2に順次に取り付けるため、高所において溶接作業
をする必要がなく、作業の安全性を確保することができ
る。また、固定ボルト15を使用した固定方法を採用し
ているので、作業者の技量による取付精度のバラツキを
生じることがない。さらに、目地溝5にモルタルを使用
していないので、モルタル硬化に要する養生時間が全く
不要となり、施工時間を大幅に短縮することができる。
また、モルタルを使用しない乾式工法なので、施工現場
を清浄に保つことができる。
C方向にALC板1を敷き込みながら取付金物3をはり
鋼材2に順次に取り付けるため、高所において溶接作業
をする必要がなく、作業の安全性を確保することができ
る。また、固定ボルト15を使用した固定方法を採用し
ているので、作業者の技量による取付精度のバラツキを
生じることがない。さらに、目地溝5にモルタルを使用
していないので、モルタル硬化に要する養生時間が全く
不要となり、施工時間を大幅に短縮することができる。
また、モルタルを使用しない乾式工法なので、施工現場
を清浄に保つことができる。
【0024】本発明は上記実施例に限定されるものでは
なく、当業者にとって自明な変更・修飾・付加はすべて
本発明の技術的思想の範囲に含まれる。例えば、上記固
定ボルトの直径、目地溝の幅等は施工上の要請に応じて
適宜設定することができる。また、ナット部10のかわ
りにねじ部を有する鋼棒を固定し、ナットで締結するこ
ともできる。
なく、当業者にとって自明な変更・修飾・付加はすべて
本発明の技術的思想の範囲に含まれる。例えば、上記固
定ボルトの直径、目地溝の幅等は施工上の要請に応じて
適宜設定することができる。また、ナット部10のかわ
りにねじ部を有する鋼棒を固定し、ナットで締結するこ
ともできる。
【0025】
【発明の効果】上記したところから明らかなように、本
発明によれば、作業上の安全性を高め、技量の優劣にか
かわらず一定の施工精度を保つことができ、施工時間を
短縮し、現場を清浄に保つことができるようにした屋根
・床のパネル取付方法および構造を提供することができ
る。
発明によれば、作業上の安全性を高め、技量の優劣にか
かわらず一定の施工精度を保つことができ、施工時間を
短縮し、現場を清浄に保つことができるようにした屋根
・床のパネル取付方法および構造を提供することができ
る。
【図1】本発明の一実施例にかかる屋根・床のパネル取
付方法および構造を説明する斜視図である。
付方法および構造を説明する斜視図である。
【図2】図1のD方向からの矢視図である。
【図3】本発明で使用する取付金物の平面図である。
【図4】本発明で使用する取付金物の側面図である。
【図5】本発明で使用する取付金物の正面図である。
【図6】取付金物をはり鋼材の上に載置した状態を説明
する斜視図である。
する斜視図である。
【図7】取付金物をはり鋼材の上に載置し、図6の矢印
で示す方向に回転し、はり鋼材と係合させた状態を説明
する平面図である。
で示す方向に回転し、はり鋼材と係合させた状態を説明
する平面図である。
【図8】従来の屋根・床のパネル取付方法を説明する斜
視図である。
視図である。
1 ALC板 2 はり鋼材 3 取付金物 5 目地溝 8 左右爪部 9 プレート部 10 ナット部 15 固定ボルト
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−230842(JP,A) 特開 昭64−58743(JP,A) 実開 昭60−110512(JP,U) 実開 平3−55412(JP,U) 実開 昭64−36417(JP,U) 実開 平3−25716(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04B 5/02 E04B 7/00
Claims (3)
- 【請求項1】 並列して複数配置されたはり鋼材の上面
にパネル端部を載置・固定する屋根・床のパネル取付方
法において、左右爪部を左右下部に備えるとともに中央
に固定したナット部を有する取付金物を、上記はり綱材
の上面に載置し、該取付金物を所定角度回転させて上記
左右爪部をはり鋼材の上部フランジの下面に入り込ませ
た後に、上記取付金物を上記パネル端部に当接させ、さ
らにこの取付金物に次に敷込んだパネルの端部を当接さ
せた後、固定ボルトを固定プレートを通して上記ナット
部に螺合させ、締結することによって、はり鋼材の上面
と上記固定プレートとの間にパネル端部を挟持すること
を特徴とする屋根・床のパネル取付方法。 - 【請求項2】 並列して複数配置されたはり鋼材の上面
にパネル端部を載置・固定する屋根・床のパネル取付構
造において、各パネルの四隅の上面と端面に凹部を設
け、載置された各パネルの端面凹部によって形成される
空所に、左右爪部を左右下部に備えるとともに中央に固
定したナット部を有する取付金物を配置し、該取付金物
の左右爪部をはり鋼材の上部フランジの下面に係合し、
固定プレートを各パネルの上面凹部に配置し、固定ボル
トを固定プレートを通して上記ナット部に螺合させ、締
結することによって、上記はり鋼材の上面と上記固定プ
レートとの間にパネル端部を挟持してなることを特徴と
する屋根・床のパネル取付構造。 - 【請求項3】 左右爪部を左右下部に備えるとともに中
央に固定したナット部を有し、請求項1記載の屋根・床
のパネル取付方法あるいは請求項2記載の屋根・床のパ
ネル取付構造に用いられる取付金物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4124120A JP3025375B2 (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | 屋根・床のパネル取付方法および構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4124120A JP3025375B2 (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | 屋根・床のパネル取付方法および構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05295827A JPH05295827A (ja) | 1993-11-09 |
JP3025375B2 true JP3025375B2 (ja) | 2000-03-27 |
Family
ID=14877423
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4124120A Expired - Lifetime JP3025375B2 (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | 屋根・床のパネル取付方法および構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3025375B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2776476B2 (ja) * | 1994-08-12 | 1998-07-16 | 株式会社ノザワ | 押出成形セメント板床の留付構造 |
JP7201171B2 (ja) * | 2019-02-22 | 2023-01-10 | 株式会社ノザワ | 押出成形セメント板床材の取付金具とそれを用いた床材取付構造 |
JP7403983B2 (ja) * | 2019-07-25 | 2023-12-25 | 積水ハウス株式会社 | ずれ止め金具及び床構造 |
JP7442081B2 (ja) * | 2019-11-18 | 2024-03-04 | 株式会社ノザワ | 押出成形セメント板床材の取付金具とそれを用いた床材取付構造 |
CN117248666B (zh) * | 2023-09-28 | 2024-04-02 | 唐山伟基建材有限公司 | 一种装配式外墙保温复合楼板 |
-
1992
- 1992-04-17 JP JP4124120A patent/JP3025375B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05295827A (ja) | 1993-11-09 |
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