JP3018983B2 - データベース構築装置 - Google Patents
データベース構築装置Info
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- JP3018983B2 JP3018983B2 JP8148740A JP14874096A JP3018983B2 JP 3018983 B2 JP3018983 B2 JP 3018983B2 JP 8148740 A JP8148740 A JP 8148740A JP 14874096 A JP14874096 A JP 14874096A JP 3018983 B2 JP3018983 B2 JP 3018983B2
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- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータベース構築装
置に関し、特にエンドユーザ自身が自己のデータベース
を簡易に構築することができるデータベース構築装置に
関する。
置に関し、特にエンドユーザ自身が自己のデータベース
を簡易に構築することができるデータベース構築装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に市販のデータベースは、与えられ
た指令に従ってデータベースの生成,データの登録,取
得等を行う機能を持つデータベース管理システムを備え
ており、このデータベース管理システムに対して各種の
指令を与えることにより、データベースの生成やデータ
の登録等が行えるようになっている。例えば、関係デー
タベースでは、データベーステーブル(以下、単にテー
ブルとも言う)を保管するための場所を定義する指令を
与えることにより磁気ディスク装置等にテーブルを確保
する場所(表スペース)が確保され、次いで、表名,列
名とその属性を指定した表を定義する指令を与えること
により、前記確保された場所にテーブルの枠組みが確保
され、データベースが生成できる。また、作成されたテ
ーブルの枠組みにデータを登録する指令を与えれば、デ
ータベースに対するデータの登録が行える。
た指令に従ってデータベースの生成,データの登録,取
得等を行う機能を持つデータベース管理システムを備え
ており、このデータベース管理システムに対して各種の
指令を与えることにより、データベースの生成やデータ
の登録等が行えるようになっている。例えば、関係デー
タベースでは、データベーステーブル(以下、単にテー
ブルとも言う)を保管するための場所を定義する指令を
与えることにより磁気ディスク装置等にテーブルを確保
する場所(表スペース)が確保され、次いで、表名,列
名とその属性を指定した表を定義する指令を与えること
により、前記確保された場所にテーブルの枠組みが確保
され、データベースが生成できる。また、作成されたテ
ーブルの枠組みにデータを登録する指令を与えれば、デ
ータベースに対するデータの登録が行える。
【0003】ところで、近年のパーソナルコンピュータ
の普及やマルチメディア情報の流布に伴い、エンドユー
ザ自身によるデータベース構築の機運が高まっている。
しかしながら、データベース構築を専門とするデータベ
ース管理者と異なり、エンドユーザの中には、データベ
ースを構築するに際して、いったい何を定義すればよい
のかすら把握していない者が多く、ましてやターゲット
となるデータベースのデータベース管理システムが解釈
できる命令を駆使して実際にデータベースの定義やデー
タの登録を行うことは極めて困難である。
の普及やマルチメディア情報の流布に伴い、エンドユー
ザ自身によるデータベース構築の機運が高まっている。
しかしながら、データベース構築を専門とするデータベ
ース管理者と異なり、エンドユーザの中には、データベ
ースを構築するに際して、いったい何を定義すればよい
のかすら把握していない者が多く、ましてやターゲット
となるデータベースのデータベース管理システムが解釈
できる命令を駆使して実際にデータベースの定義やデー
タの登録を行うことは極めて困難である。
【0004】このようなことから、エンドユーザ自身に
よるデータベース構築を支援する技術として、例えば特
開平4−290137号公報に見られる技術(以下、従
来技術と言う)が提案されている。この従来技術では、
「化合物名」,「沸点」といった幾つかの項目ごとに、
「数値」,「テキスト」といったデータタイプと、「桁
数」といったデータ制約とを格納した項目辞書を予め用
意し、利用者がこの項目辞書の内容を表示装置に表示さ
せて項目の取捨選択や追加変更を行って自己のデータベ
ースに登録する項目を選択すると、装置自身がデータベ
ース枠の生成やデータベース項目の定義といったデータ
ベース生成にかかる処理を自動的に行ってデータベース
を生成する。また、所定の形式のデータ登録画面が予め
用意されており、このデータ登録画面に利用者がデータ
を設定すると、上記定義したデータベース枠にデータを
自動的に登録する。更に、データの取得や変更に使用す
る所定の画面も用意されており、利用者がその画面に必
要なデータを設定すれば、データの取得や変更が行える
ようになっている。
よるデータベース構築を支援する技術として、例えば特
開平4−290137号公報に見られる技術(以下、従
来技術と言う)が提案されている。この従来技術では、
「化合物名」,「沸点」といった幾つかの項目ごとに、
「数値」,「テキスト」といったデータタイプと、「桁
数」といったデータ制約とを格納した項目辞書を予め用
意し、利用者がこの項目辞書の内容を表示装置に表示さ
せて項目の取捨選択や追加変更を行って自己のデータベ
ースに登録する項目を選択すると、装置自身がデータベ
ース枠の生成やデータベース項目の定義といったデータ
ベース生成にかかる処理を自動的に行ってデータベース
を生成する。また、所定の形式のデータ登録画面が予め
用意されており、このデータ登録画面に利用者がデータ
を設定すると、上記定義したデータベース枠にデータを
自動的に登録する。更に、データの取得や変更に使用す
る所定の画面も用意されており、利用者がその画面に必
要なデータを設定すれば、データの取得や変更が行える
ようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術によ
れば、データタイプやデータ制約といったデータベース
定義に関する知識を有しないエンドユーザであっても、
自己専用のデータベースを構築することができる。しか
しながら、以下のような解決すべき課題が残されてい
る。
れば、データタイプやデータ制約といったデータベース
定義に関する知識を有しないエンドユーザであっても、
自己専用のデータベースを構築することができる。しか
しながら、以下のような解決すべき課題が残されてい
る。
【0006】データベース生成後のデータ登録やデータ
取得時にはシステムで用意された所定の画面を使用する
必要があり、エンドユーザが好む任意のフォームでデー
タの登録や取得(表示)が行えない。つまり、ルックア
ンドフィールの点に関して自由度が少なく、表示インタ
フェイスを含めてエンドユーザ自身にとって必ずしも使
い勝手のよいデータベースの構築が行えない。勿論、デ
ータの登録や取得のための画面をエンドユーザ自身が別
途に設計できる機能を付加すれば良いが、その分だけ利
用者の負担が増大することになる。
取得時にはシステムで用意された所定の画面を使用する
必要があり、エンドユーザが好む任意のフォームでデー
タの登録や取得(表示)が行えない。つまり、ルックア
ンドフィールの点に関して自由度が少なく、表示インタ
フェイスを含めてエンドユーザ自身にとって必ずしも使
い勝手のよいデータベースの構築が行えない。勿論、デ
ータの登録や取得のための画面をエンドユーザ自身が別
途に設計できる機能を付加すれば良いが、その分だけ利
用者の負担が増大することになる。
【0007】そこで本発明の目的は、データの登録や取
得の際に使用するフォームをエンドユーザ自身がその好
みに応じて自由に設計することができ、然もその設計し
たフォームに基づきデータベースを自動的に生成するデ
ータベース構築装置を提供することにある。
得の際に使用するフォームをエンドユーザ自身がその好
みに応じて自由に設計することができ、然もその設計し
たフォームに基づきデータベースを自動的に生成するデ
ータベース構築装置を提供することにある。
【0008】また、データベース定義では、テーブルの
各列のデータ制約として何バイトまでのデータを認める
かといったデータ制約を定義する必要がある。しかし、
エンドユーザによるデータベース構築では、登録する全
てのデータが予め決まっている場合は少なく、データベ
ースを構築しデータの入力を開始した後に、データ制約
が妥当でなかったことが判明することが多い。この場
合、データ制約を緩和するためにデータベースの再定義
が必要となる。しかし、従来技術では、データベースの
再定義に関してエンドユーザを支援する機能がない。一
般にデータ入力後のデータベースの再定義に際しては、
入力済みのデータベースの内容をダンプし、データベー
ス定義を作り直し、そこにダンプしたデータをリストア
する処理が必要であり、データベースに関する知識に乏
しいエンドユーザにとってこれらの処理を遂行すること
は極めて困難である。
各列のデータ制約として何バイトまでのデータを認める
かといったデータ制約を定義する必要がある。しかし、
エンドユーザによるデータベース構築では、登録する全
てのデータが予め決まっている場合は少なく、データベ
ースを構築しデータの入力を開始した後に、データ制約
が妥当でなかったことが判明することが多い。この場
合、データ制約を緩和するためにデータベースの再定義
が必要となる。しかし、従来技術では、データベースの
再定義に関してエンドユーザを支援する機能がない。一
般にデータ入力後のデータベースの再定義に際しては、
入力済みのデータベースの内容をダンプし、データベー
ス定義を作り直し、そこにダンプしたデータをリストア
する処理が必要であり、データベースに関する知識に乏
しいエンドユーザにとってこれらの処理を遂行すること
は極めて困難である。
【0009】そこで本発明の別の目的は、データ制約を
満足しないデータの登録時にそのデータの登録が可能と
なるようにデータ制約を緩和してデータベースを自動的
に変更する機能を持つデータベース構築装置を提供する
ことにある。
満足しないデータの登録時にそのデータの登録が可能と
なるようにデータ制約を緩和してデータベースを自動的
に変更する機能を持つデータベース構築装置を提供する
ことにある。
【0010】さらに、上述した従来技術では扱っていな
いが、静止画,動画,音声といったマルチメディアを登
録素材とするデータベースの場合、それらは事前にファ
イル化されているか、一旦利用者がファイルに格納し、
その後に、このファイルからデータベースへと登録する
のが一般的であった。しかし、一々ファイル化するのは
大変であり、また大量のデータをファイル化すると、フ
ァイル名から個々のデータを特定することも困難にな
り、そもそも内容を考慮してファイル名を付けることも
煩わしい。
いが、静止画,動画,音声といったマルチメディアを登
録素材とするデータベースの場合、それらは事前にファ
イル化されているか、一旦利用者がファイルに格納し、
その後に、このファイルからデータベースへと登録する
のが一般的であった。しかし、一々ファイル化するのは
大変であり、また大量のデータをファイル化すると、フ
ァイル名から個々のデータを特定することも困難にな
り、そもそも内容を考慮してファイル名を付けることも
煩わしい。
【0011】そこで本発明の他の目的は、静止画,動
画,音声等の登録素材を利用者自身がファイル化するこ
となく直接にデータ登録することのできるデータベース
構築装置を提供することにある。
画,音声等の登録素材を利用者自身がファイル化するこ
となく直接にデータ登録することのできるデータベース
構築装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、指令に応じて
データベースの生成,データの登録,取得等を行う機能
を持つデータベース管理システムを備えるデータベース
をターゲットとし、表示装置と入力装置とを通じた対話
的な処理によってデータベースの構築を支援するデータ
ベース構築装置において、 各メディアデータ種別毎に用
意された部品についての前記データベースにおけるデー
タタイプとデフォルトのデータ制約とを記述した型対応
表と、 任意の部品を任意の位置,大きさで配置したフォ
ームを前記表示装置の画面上に作成する処理に関して利
用者を支援するフォームエディタを含む設計手段と、 前
記フォームエディタで作成されたフォームの定義情報
と、そのフォームの構成部品それぞれに関する前記型対
応表に記されたデータタイプ及びデータ制約を含むデー
タベーステーブルの定義情報とを保持する定義情報記憶
部と、 前記フォームエディタで作成されたフォーム上の
各構成部品をデータベーステーブルの1行の各列に見立
てて、当該データベーステーブルを保管する場所を前記
データベースに定義する指令を前記データベース管理シ
ステムに発行すると共に当該データベーステーブルの枠
組みを前記データベースに定義する指令を前記データベ
ース管理システムに発行するデータベース生成手段と、
前記データベース管理システムに指令を発行して入力モ
ード開始時点には予め定められたデータベーステーブル
の行の内容を、その後は利用者から指定されたデータベ
ーステーブルの行の内容を前記データベースから取得す
るデータ取得手段と、 前記データベース管理システムに
指令を発行して前記データベースのデータベーステーブ
ルにデータを登録するデータ入力手段と、 前記定義情報
記憶部に記憶されたフォームの定義情報に合致する入力
フォームを前記表示装置の画面に表示して前記データ取
得手段で取得された行の各列の内容を前記入力フォーム
の該当する部品上に表示すると共に、利用者による入力
フォーム上の部品へのデータの張り付け作業を支援し、
且つ、データの張り付けが行われた入力フォーム上の各
構成部品をデータベーステーブルの1行の各列に見 立て
て、前記張り付けられたデータを前記データ入力手段を
通じて前記データベースに登録する入力手段と、 前記デ
ータベースに登録されているデータベーステーブルの行
の内容をダンプし、前記定義情報記憶部に記憶されてい
る修正後のデータ制約を含むデータベーステーブルの定
義情報に合致するデータベーステーブルの枠組みを前記
データベースに定義する指令を前記データベース管理シ
ステムに発行してデータベースを再定義した後、前記デ
ータベース管理システムに指令を発行して前記ダンプし
た行の内容を前記データベースにリストアするデータベ
ース変更手段とを備え、 前記入力手段は、入力フォーム
の部品に張り付けられたデータの登録時、そのデータが
前記定義情報記憶部に格納されているその部品に対応す
るデータ制約を満たさない場合、そのデータが登録でき
るように前記定義情報記憶部の該当するデータ制約を緩
和した後に前記データベース変更手段を起動し、そのデ
ータベース変更処理の終了後に前記張り付けられたデー
タを前記データ入力手段を通じて前記データベースに登
録する構成を有することを特徴とする。
データベースの生成,データの登録,取得等を行う機能
を持つデータベース管理システムを備えるデータベース
をターゲットとし、表示装置と入力装置とを通じた対話
的な処理によってデータベースの構築を支援するデータ
ベース構築装置において、 各メディアデータ種別毎に用
意された部品についての前記データベースにおけるデー
タタイプとデフォルトのデータ制約とを記述した型対応
表と、 任意の部品を任意の位置,大きさで配置したフォ
ームを前記表示装置の画面上に作成する処理に関して利
用者を支援するフォームエディタを含む設計手段と、 前
記フォームエディタで作成されたフォームの定義情報
と、そのフォームの構成部品それぞれに関する前記型対
応表に記されたデータタイプ及びデータ制約を含むデー
タベーステーブルの定義情報とを保持する定義情報記憶
部と、 前記フォームエディタで作成されたフォーム上の
各構成部品をデータベーステーブルの1行の各列に見立
てて、当該データベーステーブルを保管する場所を前記
データベースに定義する指令を前記データベース管理シ
ステムに発行すると共に当該データベーステーブルの枠
組みを前記データベースに定義する指令を前記データベ
ース管理システムに発行するデータベース生成手段と、
前記データベース管理システムに指令を発行して入力モ
ード開始時点には予め定められたデータベーステーブル
の行の内容を、その後は利用者から指定されたデータベ
ーステーブルの行の内容を前記データベースから取得す
るデータ取得手段と、 前記データベース管理システムに
指令を発行して前記データベースのデータベーステーブ
ルにデータを登録するデータ入力手段と、 前記定義情報
記憶部に記憶されたフォームの定義情報に合致する入力
フォームを前記表示装置の画面に表示して前記データ取
得手段で取得された行の各列の内容を前記入力フォーム
の該当する部品上に表示すると共に、利用者による入力
フォーム上の部品へのデータの張り付け作業を支援し、
且つ、データの張り付けが行われた入力フォーム上の各
構成部品をデータベーステーブルの1行の各列に見 立て
て、前記張り付けられたデータを前記データ入力手段を
通じて前記データベースに登録する入力手段と、 前記デ
ータベースに登録されているデータベーステーブルの行
の内容をダンプし、前記定義情報記憶部に記憶されてい
る修正後のデータ制約を含むデータベーステーブルの定
義情報に合致するデータベーステーブルの枠組みを前記
データベースに定義する指令を前記データベース管理シ
ステムに発行してデータベースを再定義した後、前記デ
ータベース管理システムに指令を発行して前記ダンプし
た行の内容を前記データベースにリストアするデータベ
ース変更手段とを備え、 前記入力手段は、入力フォーム
の部品に張り付けられたデータの登録時、そのデータが
前記定義情報記憶部に格納されているその部品に対応す
るデータ制約を満たさない場合、そのデータが登録でき
るように前記定義情報記憶部の該当するデータ制約を緩
和した後に前記データベース変更手段を起動し、そのデ
ータベース変更処理の終了後に前記張り付けられたデー
タを前記データ入力手段を通じて前記データベースに登
録する構成を有することを特徴とする。
【0013】このような構成のデータベース構築装置に
あっては、利用者が設計手段中のフォームエディタの支
援の下に、任意の部品を任意の位置,大きさで配置した
フォームを表示装置の画面上に作成すると、この作成さ
れたフォームの定義情報と、そのフォームの構成部品そ
れぞれに関して型対応表に記されたデータタイプ及びデ
ータ制約を含むデータベーステーブルの定義情報とが定
義情報記憶部に保存され、かつ、データベース生成手段
が、作成されたフォーム上の各構成部品をデータベース
テーブルの1行の各列に見立てて、当該データベーステ
ーブルを保管する場所をターゲットとなるデータベース
に定義する指令をデータベース管理システムに発行する
と共に、当該データベーステーブルの枠組みをターゲッ
トとなるデータベースに定義する指令をデータベース管
理システムに発行し、データベースを生成する。また、
データ登録または取得時には、入力手段が、定義情報記
憶部に記憶されたフォームの定義情報に合致する入力フ
ォームを表示装置の画面に表示して、データ取得手段で
取得された行の各列の内容を入力フォームの該当する部
品上に表示する。このとき、その行に実データが登録さ
れていればそのデータが部品に表示され、実データが登
録されていないときは実データの表示は行われない。更
に、データの登録や修正時には、入力手段が、利用者に
よる入力フォーム上の部品へのデータの張り付け作業を
支援し、データの張り付けが行われると、その入力フォ
ーム上の各構成部品をデータベーステーブルの1行の各
列に見立てて、張り付けられたデータをデータ入力手段
を通じてデータベースに登録する。そして、入力フォー
ムの部品に張り付けられたデータの登録時、そのデータ
が前記定義情報記憶部に格納されているその部品に対応
するデータ制約を満たさない場合、入力手段が、そのデ
ータが登録できるように前記定義情報記憶部の該当する
データ制約を緩和した後に前記データベース変更手段を
起動し、そのデータベース変更処理の終了後に前記張り
付けられたデータを前記データ入力手段を通じて前記デ
ータベースに登録する。
あっては、利用者が設計手段中のフォームエディタの支
援の下に、任意の部品を任意の位置,大きさで配置した
フォームを表示装置の画面上に作成すると、この作成さ
れたフォームの定義情報と、そのフォームの構成部品そ
れぞれに関して型対応表に記されたデータタイプ及びデ
ータ制約を含むデータベーステーブルの定義情報とが定
義情報記憶部に保存され、かつ、データベース生成手段
が、作成されたフォーム上の各構成部品をデータベース
テーブルの1行の各列に見立てて、当該データベーステ
ーブルを保管する場所をターゲットとなるデータベース
に定義する指令をデータベース管理システムに発行する
と共に、当該データベーステーブルの枠組みをターゲッ
トとなるデータベースに定義する指令をデータベース管
理システムに発行し、データベースを生成する。また、
データ登録または取得時には、入力手段が、定義情報記
憶部に記憶されたフォームの定義情報に合致する入力フ
ォームを表示装置の画面に表示して、データ取得手段で
取得された行の各列の内容を入力フォームの該当する部
品上に表示する。このとき、その行に実データが登録さ
れていればそのデータが部品に表示され、実データが登
録されていないときは実データの表示は行われない。更
に、データの登録や修正時には、入力手段が、利用者に
よる入力フォーム上の部品へのデータの張り付け作業を
支援し、データの張り付けが行われると、その入力フォ
ーム上の各構成部品をデータベーステーブルの1行の各
列に見立てて、張り付けられたデータをデータ入力手段
を通じてデータベースに登録する。そして、入力フォー
ムの部品に張り付けられたデータの登録時、そのデータ
が前記定義情報記憶部に格納されているその部品に対応
するデータ制約を満たさない場合、入力手段が、そのデ
ータが登録できるように前記定義情報記憶部の該当する
データ制約を緩和した後に前記データベース変更手段を
起動し、そのデータベース変更処理の終了後に前記張り
付けられたデータを前記データ入力手段を通じて前記デ
ータベースに登録する。
【0014】このように本発明によれば、利用者はフォ
ームに部品を配置し、その部品にデータを張り付けるだ
けで、データベースの生成とデータの登録とが行える。
また、データの登録や取得時に表示装置に表示されるフ
ォームの形式は、利用者がフォームエディタでデザイン
したフォームそのものであるため、データの登録や取得
の際に使用するフォームをエンドユーザ自身がその好み
に応じて自由に設計することができ、然もその設計した
フォームに基づきデータベースが自動的に生成されるた
め、エンドユーザの負担が軽減される。また、データ制
約を満足しないデータの登録に伴うデータ制約の緩和に
起因するデータベースの変更作業から利用者が解放さ
れ、然もデータ制約の緩和やデータベースの変更に関し
て利用者は一切意識しなくても済む。
ームに部品を配置し、その部品にデータを張り付けるだ
けで、データベースの生成とデータの登録とが行える。
また、データの登録や取得時に表示装置に表示されるフ
ォームの形式は、利用者がフォームエディタでデザイン
したフォームそのものであるため、データの登録や取得
の際に使用するフォームをエンドユーザ自身がその好み
に応じて自由に設計することができ、然もその設計した
フォームに基づきデータベースが自動的に生成されるた
め、エンドユーザの負担が軽減される。また、データ制
約を満足しないデータの登録に伴うデータ制約の緩和に
起因するデータベースの変更作業から利用者が解放さ
れ、然もデータ制約の緩和やデータベースの変更に関し
て利用者は一切意識しなくても済む。
【0015】また、本発明は、通知されたデータタイプ
を持つファイルのデータの一覧をファイル装置から取得
して前記表示装置上に表示すると共に、利用者による一
覧中のデータの選択時には選択されたデータを出力する
入力ブラウザを備え、前記入力手段は、前記表示装置の
画面に表示した入力フォーム上の部品の利用者による選
択時にその選択された部品のデータタイプを前記入力ブ
ラウザに通知してデータの一覧を前記表示装置の画面に
表示させ、前記入力ブラウザから出力されたデータを前
記選択された部品に張り付ける処理を行う構成を有する
ことを特徴とする。これによって、利用者は、入力フォ
ーム上の部品を選択し、入力ブラウザによって表示され
るデータの一覧から登録したいデータを選択するという
簡単な操作で部品へのデータの張り付けが行える。
を持つファイルのデータの一覧をファイル装置から取得
して前記表示装置上に表示すると共に、利用者による一
覧中のデータの選択時には選択されたデータを出力する
入力ブラウザを備え、前記入力手段は、前記表示装置の
画面に表示した入力フォーム上の部品の利用者による選
択時にその選択された部品のデータタイプを前記入力ブ
ラウザに通知してデータの一覧を前記表示装置の画面に
表示させ、前記入力ブラウザから出力されたデータを前
記選択された部品に張り付ける処理を行う構成を有する
ことを特徴とする。これによって、利用者は、入力フォ
ーム上の部品を選択し、入力ブラウザによって表示され
るデータの一覧から登録したいデータを選択するという
簡単な操作で部品へのデータの張り付けが行える。
【0016】さらに本発明は、CD−ROM,VTR,
スキャナ等の種々のメディアデータの入力ソースと、こ
の入力ソースからデータを入力してファイルに保存する
ことなく前記入力ブラウザに送信するデータ生成アプリ
ケーションとを備え、前記入力手段は、利用者によって
入力ソースが選択されることにより、前記入力ブラウザ
に入力ソースを通知する構成を有し、前記入力ブラウザ
は、通知された入力ソースに対応するデータ生成アプリ
ケーションを起動して取得したデータの一覧を前記表示
装置上に表示すると共に、利用者による一覧中のデータ
の選択時には選択されたデータを出力する構成を有する
ことを特徴とする。これによって、利用者は、静止画,
動画,音声等の登録素材を利用者自身が一々ファイル化
することなく直接にデータ登録することができる。
スキャナ等の種々のメディアデータの入力ソースと、こ
の入力ソースからデータを入力してファイルに保存する
ことなく前記入力ブラウザに送信するデータ生成アプリ
ケーションとを備え、前記入力手段は、利用者によって
入力ソースが選択されることにより、前記入力ブラウザ
に入力ソースを通知する構成を有し、前記入力ブラウザ
は、通知された入力ソースに対応するデータ生成アプリ
ケーションを起動して取得したデータの一覧を前記表示
装置上に表示すると共に、利用者による一覧中のデータ
の選択時には選択されたデータを出力する構成を有する
ことを特徴とする。これによって、利用者は、静止画,
動画,音声等の登録素材を利用者自身が一々ファイル化
することなく直接にデータ登録することができる。
【0017】
【0018】また更に本発明は、前記フォームエディタ
で作成中あるいは作成済みのフォームの定義情報を複数
分格納できるフォームデータベースを備えることを特徴
とする。これによって、利用者は幾つかの候補となるフ
ォームの作成を並行して行え、その中から後のデータ登
録等に適するフォームを選択することによって最適なフ
ォームを決定できる。
で作成中あるいは作成済みのフォームの定義情報を複数
分格納できるフォームデータベースを備えることを特徴
とする。これによって、利用者は幾つかの候補となるフ
ォームの作成を並行して行え、その中から後のデータ登
録等に適するフォームを選択することによって最適なフ
ォームを決定できる。
【0019】
【0020】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態の例につ
いて図面を参照して詳細に説明する。
いて図面を参照して詳細に説明する。
【0021】図1は本発明のデータベース構築装置の一
実施例のブロック図である。同図に示すように、この例
のデータベース構築装置は、処理装置1と、これに接続
された表示装置2,スピーカ3,キーボード4,マウス
5,ファイル装置6,入力ソース7−1〜7−nとから
構成されている。また、8は構築のターゲットとなる既
存のデータベースで、指令に応じてデータベースの生
成,データの登録,取得等を行う機能を持つデータベー
ス管理システム81を備えている。なお、このデータベ
ース8はメガ単位のバイト列を登録可能な関係データベ
ースである。
実施例のブロック図である。同図に示すように、この例
のデータベース構築装置は、処理装置1と、これに接続
された表示装置2,スピーカ3,キーボード4,マウス
5,ファイル装置6,入力ソース7−1〜7−nとから
構成されている。また、8は構築のターゲットとなる既
存のデータベースで、指令に応じてデータベースの生
成,データの登録,取得等を行う機能を持つデータベー
ス管理システム81を備えている。なお、このデータベ
ース8はメガ単位のバイト列を登録可能な関係データベ
ースである。
【0022】また、処理装置1は、設計モジュール10
1,入力モジュール102,ユーザインタフェイス10
3,フォームデータベース104,型対応表105,カ
タログフォーム出力モジュール106,定義情報記憶部
107,入力ブラウザ108,データ生成アプリケーシ
ョン109−1〜109−n,データベース生成モジュ
ール110,データ入力モジュール111,データ取得
モジュール112およびデータベース変更モジュール1
13を備えている。
1,入力モジュール102,ユーザインタフェイス10
3,フォームデータベース104,型対応表105,カ
タログフォーム出力モジュール106,定義情報記憶部
107,入力ブラウザ108,データ生成アプリケーシ
ョン109−1〜109−n,データベース生成モジュ
ール110,データ入力モジュール111,データ取得
モジュール112およびデータベース変更モジュール1
13を備えている。
【0023】本実施例のデータベース構築装置の動作モ
ードは、設計モードと入力モードとに大別される。設計
モードでは、主にデータベースの生成が行われる。ま
た、入力モードでは、生成されたデータベースへのデー
タの登録や既登録データの取得,変更等が行われる。以
下、各場合に分けて、本実施例の動作と各部の詳細な機
能とを説明する。
ードは、設計モードと入力モードとに大別される。設計
モードでは、主にデータベースの生成が行われる。ま
た、入力モードでは、生成されたデータベースへのデー
タの登録や既登録データの取得,変更等が行われる。以
下、各場合に分けて、本実施例の動作と各部の詳細な機
能とを説明する。
【0024】(1)設計モード 利用者がキーボード4等から設計モードの開始を指示す
ると、ユーザインタフェイス103を通じて設計モジュ
ール101が起動され、設計モジュール101は図2の
フローチャートに示す処理を開始する。
ると、ユーザインタフェイス103を通じて設計モジュ
ール101が起動され、設計モジュール101は図2の
フローチャートに示す処理を開始する。
【0025】先ず、設計モジュール101は内部のフォ
ームエディタ1011を起動し、このフォームエディタ
1011によってユーザインタフェイス103を通じて
表示装置2に例えば図3に示すような設計画面を表示す
る(ステップS1)。この設計画面には図3に示すよう
に、何も部品が配置されていない初期状態のフォーム2
01と、ラベル,テキスト,数値,静止画,動画,音声
といった各メディアデータ毎に用意された部品のアイコ
ン202−1〜202−6とが表示されている。なお、
203は各種のメニューを配置したメニューバーであ
る。
ームエディタ1011を起動し、このフォームエディタ
1011によってユーザインタフェイス103を通じて
表示装置2に例えば図3に示すような設計画面を表示す
る(ステップS1)。この設計画面には図3に示すよう
に、何も部品が配置されていない初期状態のフォーム2
01と、ラベル,テキスト,数値,静止画,動画,音声
といった各メディアデータ毎に用意された部品のアイコ
ン202−1〜202−6とが表示されている。なお、
203は各種のメニューを配置したメニューバーであ
る。
【0026】利用者は、フォームエディタ1011の提
供する各種のエディタ機能を使って、設計画面上のフォ
ーム201の任意の位置に任意の大きさの部品を配置す
ることにより、これから作成しようとするデータベース
の表の1行分の表示イメージをデザインする(ステップ
S2)。フォーム1011への部品の配置は、例えば、
マウス5で任意の部品アイコン202−i(i=1〜
6)を選択した後、マウスカーソルでフォーム201上
の任意の位置を指定することで行える。また、一旦配置
した後も、部品の大きさの変更や位置を変更できる。
供する各種のエディタ機能を使って、設計画面上のフォ
ーム201の任意の位置に任意の大きさの部品を配置す
ることにより、これから作成しようとするデータベース
の表の1行分の表示イメージをデザインする(ステップ
S2)。フォーム1011への部品の配置は、例えば、
マウス5で任意の部品アイコン202−i(i=1〜
6)を選択した後、マウスカーソルでフォーム201上
の任意の位置を指定することで行える。また、一旦配置
した後も、部品の大きさの変更や位置を変更できる。
【0027】図4は利用者によってデザインされた後の
フォーム201の例を示しており、この例では、ラベル
1,動画1,静止画1,音声1,テキスト1といった唯
一に識別可能な部品名を持つ合計5つの部品が配置され
ている。ここで、部品名の付与はフォームエディタ10
11が自動的に行う。なお、同じ種類の部品を複数配置
することも可能であり、その場合にもユニークな部品名
が自動的に付与される。このデザインしたフォーム20
1は、後のデータ登録時やデータ取得時にそのまま利用
する為、データの入力がし易いような、またデータ取得
時にデータが見やすく、更に見栄えがよいようなフォー
ムにデザインすることが大切である。
フォーム201の例を示しており、この例では、ラベル
1,動画1,静止画1,音声1,テキスト1といった唯
一に識別可能な部品名を持つ合計5つの部品が配置され
ている。ここで、部品名の付与はフォームエディタ10
11が自動的に行う。なお、同じ種類の部品を複数配置
することも可能であり、その場合にもユニークな部品名
が自動的に付与される。このデザインしたフォーム20
1は、後のデータ登録時やデータ取得時にそのまま利用
する為、データの入力がし易いような、またデータ取得
時にデータが見やすく、更に見栄えがよいようなフォー
ムにデザインすることが大切である。
【0028】また、本実施例では、デザイン途中あるい
はデザイン済みの複数のフォームの情報を保存しておく
フォームデータベース104が備えられており、利用者
は保存指示をフォームエディタ1011に出すことによ
り、デザイン途中やデザイン済みのフォームの情報を保
存することができ、また、この保存されたフォームの情
報に従って設計画面にデザイン途中あるいはデザイン済
みのフォームを呼び出すことができるようになってい
る。従って、利用者は、候補となる幾つかのフォームを
デザインし、その内の最適なものを選択することができ
る。
はデザイン済みの複数のフォームの情報を保存しておく
フォームデータベース104が備えられており、利用者
は保存指示をフォームエディタ1011に出すことによ
り、デザイン途中やデザイン済みのフォームの情報を保
存することができ、また、この保存されたフォームの情
報に従って設計画面にデザイン途中あるいはデザイン済
みのフォームを呼び出すことができるようになってい
る。従って、利用者は、候補となる幾つかのフォームを
デザインし、その内の最適なものを選択することができ
る。
【0029】更に、フォーム201上に配置された各部
品204〜208の位置や大きさ以外の部品の属性値
(例えば部品の枠の種類等)はデフォルト値が用いられ
るが、これらの属性値は属性変更ウインドウを開いて変
更することができる。図5はその様子を示しており、属
性変更したい部品が選択されると、同図に示すような属
性名と属性値との組を列挙した属性変更ウインドウ20
9が画面上に開かれ、キーボード4等の操作によって属
性値を変更できるようになっている。なお、この属性値
の変更は必須の作業ではなく、デフォルト値を使用する
のであれば何もしなくて良い。同様に、フォーム自身の
名前等のフォーム属性も変更できるようになっている
が、これも必須の処理ではなくデフォルト値で良ければ
変更の必要はない。
品204〜208の位置や大きさ以外の部品の属性値
(例えば部品の枠の種類等)はデフォルト値が用いられ
るが、これらの属性値は属性変更ウインドウを開いて変
更することができる。図5はその様子を示しており、属
性変更したい部品が選択されると、同図に示すような属
性名と属性値との組を列挙した属性変更ウインドウ20
9が画面上に開かれ、キーボード4等の操作によって属
性値を変更できるようになっている。なお、この属性値
の変更は必須の作業ではなく、デフォルト値を使用する
のであれば何もしなくて良い。同様に、フォーム自身の
名前等のフォーム属性も変更できるようになっている
が、これも必須の処理ではなくデフォルト値で良ければ
変更の必要はない。
【0030】利用者によってフォームのデザインが決定
されると、設計モジュール101は、フォームエディタ
1011で作成されたフォームの情報を内部の定義生成
手段1012に伝達し、定義生成手段1012は、この
フォームの定義情報と、そのフォームの構成部品それぞ
れに関するデータタイプおよびデータ制約を含むテーブ
ルの定義情報とを、定義情報記憶部107に登録する。
フォームの構成部品それぞれに関するデータタイプと
は、その部品を通じて登録されるデータのデータベース
8におけるデータ型のことであり、データ制約とはその
登録データの最大サイズ等の制約のことであり、これら
は型対応表105に予め登録されている。
されると、設計モジュール101は、フォームエディタ
1011で作成されたフォームの情報を内部の定義生成
手段1012に伝達し、定義生成手段1012は、この
フォームの定義情報と、そのフォームの構成部品それぞ
れに関するデータタイプおよびデータ制約を含むテーブ
ルの定義情報とを、定義情報記憶部107に登録する。
フォームの構成部品それぞれに関するデータタイプと
は、その部品を通じて登録されるデータのデータベース
8におけるデータ型のことであり、データ制約とはその
登録データの最大サイズ等の制約のことであり、これら
は型対応表105に予め登録されている。
【0031】図6は型対応表105に登録されている部
品とそのデータタイプおよびデータ制約との対応表の一
例を示す。定義生成手段1012は、このような型対応
表105を参照して、フォームの構成部品に関するデー
タタイプとそのデータ制約とを決定する。例えば、設計
されたフォームに動画の部品がある場合、データタイプ
としてバイナリ型が、データ制約として20Mバイトが
取得され、テーブル定義情報中のその部品に対応する列
の定義情報として登録される。
品とそのデータタイプおよびデータ制約との対応表の一
例を示す。定義生成手段1012は、このような型対応
表105を参照して、フォームの構成部品に関するデー
タタイプとそのデータ制約とを決定する。例えば、設計
されたフォームに動画の部品がある場合、データタイプ
としてバイナリ型が、データ制約として20Mバイトが
取得され、テーブル定義情報中のその部品に対応する列
の定義情報として登録される。
【0032】図7に定義情報記憶部107に登録された
定義情報の一部の例を示す。図7の左に書かれた、外側
のBeginからEndまでの情報は静止画1にかかる
定義情報の例を、右側に書かれた、外側のBeginか
らEndまでの情報はテキスト1にかかる定義情報の例
をそれぞれ示す。各定義情報のうち、1つ目のBegi
nからEndまでは部品にかかるフォームの定義情報を
示し、2つ目のBeginからEndまでがデータタイ
プおよびデータ制約を含む列の定義情報を示す。例えば
静止画1の場合、Imageという部品を用い、部品の
枠線を示す属性値BorderStyleは実線である
ことを示す0,表示方法を示す属性値Stretchは
枠の大きさに合わせることを示す0,枠の高さを示す属
性値Heightは615,フォーム上での枠の左上の
座標値を示す属性値Left,Topは330,157
5,枠の幅を示す属性値Widthは3015となって
いる。また、列の定義情報では、その列のデータタイプ
がBinaryであること、データ制約が1Mバイトで
あることが示されている。なお、Indexはこの列が
インデックス(主キー)か否かを示す定義で0はインデ
ックスでないことを、Defaultはこの列の初期値
を示す定義でNullは初期状態がNull値であるこ
とをそれぞれ示す。これらは定義生成手段1012が自
動的に生成する。なお、本実施例では、列の定義情報中
に列名が記述されていない。これは、部品の定義情報中
に記述されている「静止画1」等の部品名を列名として
使うためである。テーブルの定義情報は、列の定義情報
(列名を含む)の集合とテーブル名とで構成される。テ
ーブル名としては本実施例の場合はフォーム名が使用さ
れる。
定義情報の一部の例を示す。図7の左に書かれた、外側
のBeginからEndまでの情報は静止画1にかかる
定義情報の例を、右側に書かれた、外側のBeginか
らEndまでの情報はテキスト1にかかる定義情報の例
をそれぞれ示す。各定義情報のうち、1つ目のBegi
nからEndまでは部品にかかるフォームの定義情報を
示し、2つ目のBeginからEndまでがデータタイ
プおよびデータ制約を含む列の定義情報を示す。例えば
静止画1の場合、Imageという部品を用い、部品の
枠線を示す属性値BorderStyleは実線である
ことを示す0,表示方法を示す属性値Stretchは
枠の大きさに合わせることを示す0,枠の高さを示す属
性値Heightは615,フォーム上での枠の左上の
座標値を示す属性値Left,Topは330,157
5,枠の幅を示す属性値Widthは3015となって
いる。また、列の定義情報では、その列のデータタイプ
がBinaryであること、データ制約が1Mバイトで
あることが示されている。なお、Indexはこの列が
インデックス(主キー)か否かを示す定義で0はインデ
ックスでないことを、Defaultはこの列の初期値
を示す定義でNullは初期状態がNull値であるこ
とをそれぞれ示す。これらは定義生成手段1012が自
動的に生成する。なお、本実施例では、列の定義情報中
に列名が記述されていない。これは、部品の定義情報中
に記述されている「静止画1」等の部品名を列名として
使うためである。テーブルの定義情報は、列の定義情報
(列名を含む)の集合とテーブル名とで構成される。テ
ーブル名としては本実施例の場合はフォーム名が使用さ
れる。
【0033】定義生成手段1012は、定義情報記憶部
107への定義情報の登録を終えると、定義情報記憶部
107へ登録した定義情報のうち、データベース生成に
必要な情報をデータベース生成モジュール110に通知
してデータベース生成を指示する。ここで、データベー
ス生成モジュール110に渡される情報としては、テー
ブル名,列名およびその属性がある。テーブル名として
は、前述したようにフォーム自身の名前が使用される。
列名は図7に示した「静止画1」,「テキスト1」等で
あり、属性はデータタイプやデータ制約等である。
107への定義情報の登録を終えると、定義情報記憶部
107へ登録した定義情報のうち、データベース生成に
必要な情報をデータベース生成モジュール110に通知
してデータベース生成を指示する。ここで、データベー
ス生成モジュール110に渡される情報としては、テー
ブル名,列名およびその属性がある。テーブル名として
は、前述したようにフォーム自身の名前が使用される。
列名は図7に示した「静止画1」,「テキスト1」等で
あり、属性はデータタイプやデータ制約等である。
【0034】データベース生成モジュール110は、先
ず、ターゲットとなるデータベース8のデータベース管
理システム81が解釈できる命令によって、テーブルを
保管する場所を定義する指令を生成してデータベース管
理システム81に発行し、テーブルを保管する場所をデ
ータベース8に定義する(ステップS4)。この際、確
保する保管場所としては予め決められた磁気ディスク装
置等が指定され、また保管場所の大きさはデフォルト値
が使用される。次に、設計モジュール101から通知さ
れたテーブル名,列名およびその属性を持つテーブルの
枠組みを定義する指令をデータベース管理システム81
が解釈できる命令によって生成して発行し、テーブルの
枠組みをデータベース8に定義する(ステップS5)。
ず、ターゲットとなるデータベース8のデータベース管
理システム81が解釈できる命令によって、テーブルを
保管する場所を定義する指令を生成してデータベース管
理システム81に発行し、テーブルを保管する場所をデ
ータベース8に定義する(ステップS4)。この際、確
保する保管場所としては予め決められた磁気ディスク装
置等が指定され、また保管場所の大きさはデフォルト値
が使用される。次に、設計モジュール101から通知さ
れたテーブル名,列名およびその属性を持つテーブルの
枠組みを定義する指令をデータベース管理システム81
が解釈できる命令によって生成して発行し、テーブルの
枠組みをデータベース8に定義する(ステップS5)。
【0035】以上で、データベースの生成が完了したこ
とになる。
とになる。
【0036】なお、本実施例においては、データベース
の生成時に設計モジュール101に設けられたソースコ
ード生成手段1013が動作して、フォームエディタ1
011で作成されたフォームの情報とこのフォーム上に
データの内容を表示するルーチンとを含むビジュアルプ
ログラミング言語のソースコードを生成し、カタログフ
ォーム出力モジュール106がこの生成されたソースコ
ードを図示しないファイル等に出力するようになってい
る(ステップS6)。後述するように本実施例では、デ
ータベース8に登録したデータの表示装置2への表示
を、先頭行の表示,最後尾行の表示,現在表示行の前後
の表示といった簡単な機能に限定しており、より複雑な
行の検索や表示はそれ専用のアプリケーションプログラ
ムを利用者自身が作成することを前提としている。しか
し、表示インタフェイスを含めて一からアプリケーショ
ンプログラムを設計することは大変であるばかりか、設
計したフォームと表示インタフェイス上のフォームとの
整合を確保するのに多大な工数がかかる。ソースコード
生成手段1013で生成されてカタログファイル出力モ
ジュール106から出力されるソースコードは、利用者
が作成したフォームと同じ外観を持つ表示インタフェイ
スのアプリケーションを作成するためのひな型(スケル
トン)となるため、これによって、豊富な検索能力等が
必要となった場合、利用者は検索アプリケーションを比
較的容易に作成することができる。
の生成時に設計モジュール101に設けられたソースコ
ード生成手段1013が動作して、フォームエディタ1
011で作成されたフォームの情報とこのフォーム上に
データの内容を表示するルーチンとを含むビジュアルプ
ログラミング言語のソースコードを生成し、カタログフ
ォーム出力モジュール106がこの生成されたソースコ
ードを図示しないファイル等に出力するようになってい
る(ステップS6)。後述するように本実施例では、デ
ータベース8に登録したデータの表示装置2への表示
を、先頭行の表示,最後尾行の表示,現在表示行の前後
の表示といった簡単な機能に限定しており、より複雑な
行の検索や表示はそれ専用のアプリケーションプログラ
ムを利用者自身が作成することを前提としている。しか
し、表示インタフェイスを含めて一からアプリケーショ
ンプログラムを設計することは大変であるばかりか、設
計したフォームと表示インタフェイス上のフォームとの
整合を確保するのに多大な工数がかかる。ソースコード
生成手段1013で生成されてカタログファイル出力モ
ジュール106から出力されるソースコードは、利用者
が作成したフォームと同じ外観を持つ表示インタフェイ
スのアプリケーションを作成するためのひな型(スケル
トン)となるため、これによって、豊富な検索能力等が
必要となった場合、利用者は検索アプリケーションを比
較的容易に作成することができる。
【0037】図8に、ソースコード生成手段1013で
生成した、Microsoft Windowsオペレ
ーティング・システム上のMicrosoft Vis
ual BASIC用のソースコードの例を示す。これ
以外にも、Borand DELPHIやX Wind
owのMotif Widgetなど用のソースコード
を出力することも考えられる。
生成した、Microsoft Windowsオペレ
ーティング・システム上のMicrosoft Vis
ual BASIC用のソースコードの例を示す。これ
以外にも、Borand DELPHIやX Wind
owのMotif Widgetなど用のソースコード
を出力することも考えられる。
【0038】(2)入力モード 利用者がキーボード4等から入力モードの開始を指示す
ると、ユーザインタフェイス103を通じて入力モジュ
ール102が起動され、入力モジュール102は図9の
フローチャートに示す処理を開始する。
ると、ユーザインタフェイス103を通じて入力モジュ
ール102が起動され、入力モジュール102は図9の
フローチャートに示す処理を開始する。
【0039】先ず、入力モジュール102は、データ取
得モジュール112に対して先頭行の取得を指示し、デ
ータ取得モジュール112は、データベース8のデータ
ベース管理システム81が解釈できる命令で、データベ
ース8に格納されているテーブルの先頭行の内容を取得
する指令を生成してデータベース管理システム81に発
行し、得られた先頭行の内容を入力モジュール102に
返却する(ステップS11)。
得モジュール112に対して先頭行の取得を指示し、デ
ータ取得モジュール112は、データベース8のデータ
ベース管理システム81が解釈できる命令で、データベ
ース8に格納されているテーブルの先頭行の内容を取得
する指令を生成してデータベース管理システム81に発
行し、得られた先頭行の内容を入力モジュール102に
返却する(ステップS11)。
【0040】入力モジュール102は、返却された内容
を調べ、実データが設定されているか否かを判定する
(ステップS12)。データベース生成直後の入力モー
ドにおいては、データベース8には実データは1つも作
成されていないので、この判断ステップS12でNOと
判断される。従って入力モジュール102は、定義情報
記憶部107からフォームの定義情報を読み出し、この
定義情報に従って、設計モードにおいて作成されたフォ
ームと全く同じ外観で且つ部品に実データが張り付けら
れていない入力フォームを含む入力画面を表示装置2に
表示する(ステップS13)。例えば、設計モードにお
いて図4に示すようなフォームが設計され、その情報が
定義記憶部107に登録されている場合、図10に示す
ような入力画面が表示される。その内容は図4と全く同
じであり、ただ、画面名が「入力」となっているだけで
ある。この入力画面における入力フォーム210では、
フォームの形状やフォーム上の部品の形状および属性を
変更することができず、データを入力するための部品の
選択しかできない。
を調べ、実データが設定されているか否かを判定する
(ステップS12)。データベース生成直後の入力モー
ドにおいては、データベース8には実データは1つも作
成されていないので、この判断ステップS12でNOと
判断される。従って入力モジュール102は、定義情報
記憶部107からフォームの定義情報を読み出し、この
定義情報に従って、設計モードにおいて作成されたフォ
ームと全く同じ外観で且つ部品に実データが張り付けら
れていない入力フォームを含む入力画面を表示装置2に
表示する(ステップS13)。例えば、設計モードにお
いて図4に示すようなフォームが設計され、その情報が
定義記憶部107に登録されている場合、図10に示す
ような入力画面が表示される。その内容は図4と全く同
じであり、ただ、画面名が「入力」となっているだけで
ある。この入力画面における入力フォーム210では、
フォームの形状やフォーム上の部品の形状および属性を
変更することができず、データを入力するための部品の
選択しかできない。
【0041】利用者は、この入力フォーム210上の各
部品204〜208に対して、登録したいデータを張り
付けていく(ステップS14)。本実施例の場合、部品
に張り付けるデータは、ファイル装置6に格納されてい
るデータに加えて、各種の入力ソース7−1〜7−nか
ら直接入力したデータが利用できる。ここで、ファイル
装置6には、データベース8に登録したい動画,静止
画,テキスト,音声等が各々ファイルとして予め登録さ
れている。他方、入力ソース7−1〜7−nは各種のメ
ディアに対応する周辺機器、例えばCD−ROM,VT
R,イメージスキャナ,マイクロフォン,キーボード等
である。入力フォーム210の各部品へのデータの張り
付けは以下のように進められる。
部品204〜208に対して、登録したいデータを張り
付けていく(ステップS14)。本実施例の場合、部品
に張り付けるデータは、ファイル装置6に格納されてい
るデータに加えて、各種の入力ソース7−1〜7−nか
ら直接入力したデータが利用できる。ここで、ファイル
装置6には、データベース8に登録したい動画,静止
画,テキスト,音声等が各々ファイルとして予め登録さ
れている。他方、入力ソース7−1〜7−nは各種のメ
ディアに対応する周辺機器、例えばCD−ROM,VT
R,イメージスキャナ,マイクロフォン,キーボード等
である。入力フォーム210の各部品へのデータの張り
付けは以下のように進められる。
【0042】利用者が図10に示した入力フォーム21
0上の部品のうち、データを張り付けたい部品をマウス
5の操作等によって選択すると、入力モジュール102
は、選択された部品に対応するデータタイプを定義情報
記憶部107を参照して決定し、入力ブラウザ108に
通知する。例えば、静止画1の部品206が選択された
場合、この選択された部品のフォーム定義情報に対応す
る列の定義情報中のデータタイプであるバイナリデータ
が入力ブラウザ108に通知される。入力ブラウザ10
8は、ファイル装置6に格納されている一連のファイル
群のうち、入力モジュール102から通知されたデータ
タイプのデータを持つファイルを選択し、その内容を自
身のファイルに蓄積した後、その一覧(例えば静止画の
場合はその縮小図,動画の場合には先頭画面の縮小図,
テキストの場合には先頭の幾つかの文字,音声の場合に
は所定のシンボル等)を入力モジュール102を通じて
表示装置2の画面に表示されたブラウザウインドウに表
示する。図11にブラウザウインドウ211が表示され
た入力画面の例を示す。
0上の部品のうち、データを張り付けたい部品をマウス
5の操作等によって選択すると、入力モジュール102
は、選択された部品に対応するデータタイプを定義情報
記憶部107を参照して決定し、入力ブラウザ108に
通知する。例えば、静止画1の部品206が選択された
場合、この選択された部品のフォーム定義情報に対応す
る列の定義情報中のデータタイプであるバイナリデータ
が入力ブラウザ108に通知される。入力ブラウザ10
8は、ファイル装置6に格納されている一連のファイル
群のうち、入力モジュール102から通知されたデータ
タイプのデータを持つファイルを選択し、その内容を自
身のファイルに蓄積した後、その一覧(例えば静止画の
場合はその縮小図,動画の場合には先頭画面の縮小図,
テキストの場合には先頭の幾つかの文字,音声の場合に
は所定のシンボル等)を入力モジュール102を通じて
表示装置2の画面に表示されたブラウザウインドウに表
示する。図11にブラウザウインドウ211が表示され
た入力画面の例を示す。
【0043】次に入力モジュール102は、複数の入力
ソース7−1〜7−nのうち、前記選択された部品のデ
ータタイプのデータの入力に利用できる入力ソースの一
覧を表示装置2の画面に表示して、利用者に入力ソース
からの入力を希望するか否か、希望する場合には利用す
る入力ソースの選択を促す。そして、利用者が何れかの
入力ソース7−j(j=1〜n)を選択すると、入力モ
ジュール102は選択された入力ソースを入力ブラウザ
108に通知し、入力ブラウザ108はその入力ソース
に対応するデータ生成アプリケーション109−jを起
動する。起動されたデータ生成アプリケーションタ10
9−jは、対応する入力ソース7−jからデータを取り
込む。例えば、VTRが指定された場合、ビデオキャプ
チャーボードから動画を取り込み、イメージスキャナが
指定された場合、イメージスキャナから静止画を取り込
む。データ生成アプリケーション109−jはデータを
取り込むと、ファイルに保存することなく、入力ブラウ
ザ108に送信する。入力ブラウザ108は、これを自
身のファイルに蓄積した後、入力モジュール102を通
じてその一覧をブラウザウインドウ211の空きエリア
に表示する。
ソース7−1〜7−nのうち、前記選択された部品のデ
ータタイプのデータの入力に利用できる入力ソースの一
覧を表示装置2の画面に表示して、利用者に入力ソース
からの入力を希望するか否か、希望する場合には利用す
る入力ソースの選択を促す。そして、利用者が何れかの
入力ソース7−j(j=1〜n)を選択すると、入力モ
ジュール102は選択された入力ソースを入力ブラウザ
108に通知し、入力ブラウザ108はその入力ソース
に対応するデータ生成アプリケーション109−jを起
動する。起動されたデータ生成アプリケーションタ10
9−jは、対応する入力ソース7−jからデータを取り
込む。例えば、VTRが指定された場合、ビデオキャプ
チャーボードから動画を取り込み、イメージスキャナが
指定された場合、イメージスキャナから静止画を取り込
む。データ生成アプリケーション109−jはデータを
取り込むと、ファイルに保存することなく、入力ブラウ
ザ108に送信する。入力ブラウザ108は、これを自
身のファイルに蓄積した後、入力モジュール102を通
じてその一覧をブラウザウインドウ211の空きエリア
に表示する。
【0044】次に、利用者がブラウザウインドウ211
に表示された一覧中から、登録したいデータをマウス5
の操作等によって選択すると、入力モジュール102
は、その選択されたデータの内容を送出するように入力
ブラウザ108に通知し、入力ブラウザ108は内部の
ファイルから該当するデータを読み出して入力モジュー
ル102に送出し、入力モジュール102は、利用者に
よって選択されている部品(今の例では、静止画1の部
品206)にこのデータを張り付ける(表示する)。こ
れによって、図11の状態の入力画面が図12の状態に
変化し、利用者の選択したファイルのデータが部品20
6上に張り付けられる。
に表示された一覧中から、登録したいデータをマウス5
の操作等によって選択すると、入力モジュール102
は、その選択されたデータの内容を送出するように入力
ブラウザ108に通知し、入力ブラウザ108は内部の
ファイルから該当するデータを読み出して入力モジュー
ル102に送出し、入力モジュール102は、利用者に
よって選択されている部品(今の例では、静止画1の部
品206)にこのデータを張り付ける(表示する)。こ
れによって、図11の状態の入力画面が図12の状態に
変化し、利用者の選択したファイルのデータが部品20
6上に張り付けられる。
【0045】利用者は以上と同様な操作を行って残りの
部品について登録したいデータを張り付けていく。
部品について登録したいデータを張り付けていく。
【0046】登録したいデータの部品への張り付けが終
了し、キーボード4等の操作によって利用者からデータ
の張り付け作業の終了が指示されると、入力モジュール
102は、部品に張り付けられたデータのサイズと定義
情報記憶部107に登録されているテーブルの定義情報
中の列のデータ制約とに基づき、今回の入力データが該
当するデータ制約を満足しているか否かをチェックする
(ステップS15)。そして、全ての入力データがその
データ制約を満足している場合には、直ちにデータベー
スへのデータ登録処理S17へ進み、入力フォーム21
1の各部品に張り付けられたデータをデータ入力モジュ
ール111を通じてデータベース8に登録する。このと
き、入力モジュール102は、定義情報記憶部107を
参照して、テーブル名と各部品に対応する列名とを取得
し、これらと各部品に張り付けられたデータとをデータ
入力モジュール111に通知し、データ入力モジュール
はデータベース8のデータベース管理システム81が解
釈できる命令で、データベース8中のテーブルの各列に
データを登録する指令を生成してデータベース管理シス
テム81に発行する。
了し、キーボード4等の操作によって利用者からデータ
の張り付け作業の終了が指示されると、入力モジュール
102は、部品に張り付けられたデータのサイズと定義
情報記憶部107に登録されているテーブルの定義情報
中の列のデータ制約とに基づき、今回の入力データが該
当するデータ制約を満足しているか否かをチェックする
(ステップS15)。そして、全ての入力データがその
データ制約を満足している場合には、直ちにデータベー
スへのデータ登録処理S17へ進み、入力フォーム21
1の各部品に張り付けられたデータをデータ入力モジュ
ール111を通じてデータベース8に登録する。このと
き、入力モジュール102は、定義情報記憶部107を
参照して、テーブル名と各部品に対応する列名とを取得
し、これらと各部品に張り付けられたデータとをデータ
入力モジュール111に通知し、データ入力モジュール
はデータベース8のデータベース管理システム81が解
釈できる命令で、データベース8中のテーブルの各列に
データを登録する指令を生成してデータベース管理シス
テム81に発行する。
【0047】他方、何れかの入力データがそのデータ制
約を満たしていない場合には、その入力データが登録で
きるように該当するデータ制約を緩和すべくデータベー
スの変更を行い(S16)、その後に今回の入力データ
の登録処理S17へ進む。データベースの変更の処理ス
テップS16では以下のような処理が実行される。先
ず、入力モジュール102は、定義情報記憶部107に
登録されている該当するデータ制約を緩和する。例え
ば、図12のテキスト1の部品208のデータ制約が図
6の型対応表105に記述された通りの1024バイト
であったのに対して、入力ブラウザ108を通じて部品
208に張り付けられたデータが1800バイトであっ
た場合、定義情報記憶部107中の部品208に対応す
る列の定義情報におけるデータ制約「1024バイト」
を1800バイト以上に緩和する。データ制約の緩和に
際しては、入力データを登録することができるデフォル
トのデータ制約の値の最小倍にする、という規則を持た
せることができる。従って、今の例では、部品208に
対応する例の定義情報を2048バイトに緩和する。そ
の後、入力モジュール102は、定義情報記憶部107
中のデータ制約を緩和した旨を設計モジュール101に
通知する。
約を満たしていない場合には、その入力データが登録で
きるように該当するデータ制約を緩和すべくデータベー
スの変更を行い(S16)、その後に今回の入力データ
の登録処理S17へ進む。データベースの変更の処理ス
テップS16では以下のような処理が実行される。先
ず、入力モジュール102は、定義情報記憶部107に
登録されている該当するデータ制約を緩和する。例え
ば、図12のテキスト1の部品208のデータ制約が図
6の型対応表105に記述された通りの1024バイト
であったのに対して、入力ブラウザ108を通じて部品
208に張り付けられたデータが1800バイトであっ
た場合、定義情報記憶部107中の部品208に対応す
る列の定義情報におけるデータ制約「1024バイト」
を1800バイト以上に緩和する。データ制約の緩和に
際しては、入力データを登録することができるデフォル
トのデータ制約の値の最小倍にする、という規則を持た
せることができる。従って、今の例では、部品208に
対応する例の定義情報を2048バイトに緩和する。そ
の後、入力モジュール102は、定義情報記憶部107
中のデータ制約を緩和した旨を設計モジュール101に
通知する。
【0048】設計モジュール101は、定義情報記憶部
107に登録されたデータ制約緩和後のテーブルの定義
情報を読み出してデータベース変更モジュール113に
与え、データベースの変更を指示する。データベース変
更モジュール113は、先ず、データベース8に既に登
録されている全ての行の内容を保存するためにデータベ
ース8のダンプを行う。次に、設計モジュール101か
ら通知されたデータ制約緩和後のテーブルの定義情報に
従って、データベース8のデータベース管理システム8
1が解釈できる命令によってテーブルの枠組みを新たに
定義する指令を生成して発行し、データベース8にテー
ブルの枠組みを再定義する。そして、上記ダンプした行
を再定義後のデータベースのテーブルにリストアする。
その後、データベース変更モジュール113は処理の終
了を設計モジュール101に通知し、設計モジュール1
01はその旨を入力モジュール102に通知する。この
通知後、入力モジュール102は今回のデータをデータ
ベース8に登録する処理S17へと進む。
107に登録されたデータ制約緩和後のテーブルの定義
情報を読み出してデータベース変更モジュール113に
与え、データベースの変更を指示する。データベース変
更モジュール113は、先ず、データベース8に既に登
録されている全ての行の内容を保存するためにデータベ
ース8のダンプを行う。次に、設計モジュール101か
ら通知されたデータ制約緩和後のテーブルの定義情報に
従って、データベース8のデータベース管理システム8
1が解釈できる命令によってテーブルの枠組みを新たに
定義する指令を生成して発行し、データベース8にテー
ブルの枠組みを再定義する。そして、上記ダンプした行
を再定義後のデータベースのテーブルにリストアする。
その後、データベース変更モジュール113は処理の終
了を設計モジュール101に通知し、設計モジュール1
01はその旨を入力モジュール102に通知する。この
通知後、入力モジュール102は今回のデータをデータ
ベース8に登録する処理S17へと進む。
【0049】入力フォーム210を使って1行分のデー
タの登録が完了すると、入力モジュール102は利用者
から処理終了が指示されているか否かを判定し(ステッ
プS18)、指示されていない場合にはデータ取得モジ
ュール112を通じて次の行のデータを取得し(ステッ
プS19)、再びステップS12に戻って上述した処理
を繰り返す。また、処理終了が指示されていた場合には
図9に示す処理を終了する。
タの登録が完了すると、入力モジュール102は利用者
から処理終了が指示されているか否かを判定し(ステッ
プS18)、指示されていない場合にはデータ取得モジ
ュール112を通じて次の行のデータを取得し(ステッ
プS19)、再びステップS12に戻って上述した処理
を繰り返す。また、処理終了が指示されていた場合には
図9に示す処理を終了する。
【0050】以上のようにして利用者は、入力フォーム
の部品にデータを張り付ける作業を行うことで、データ
ベース8へのデータの登録が行える。なお、データ登録
時に入力フォーム210の全部品にデータを張り付けず
に一部の部品にのみデータを張り付けることもできる。
この場合には、セル(列)単位でデータの登録が行われ
る。
の部品にデータを張り付ける作業を行うことで、データ
ベース8へのデータの登録が行える。なお、データ登録
時に入力フォーム210の全部品にデータを張り付けず
に一部の部品にのみデータを張り付けることもできる。
この場合には、セル(列)単位でデータの登録が行われ
る。
【0051】次に、データベース8に登録されたデータ
を表示装置2に表示して確認する際の動作について説明
する。
を表示装置2に表示して確認する際の動作について説明
する。
【0052】前述したように、利用者がキーボード4等
から入力モードの開始を指示すると入力モジュール10
2が起動されてデータ取得モジュール112を通じてデ
ータベース8に格納されている表の先頭行の内容が取得
される(図9のステップS11)。データベース8への
データ登録後においては、先頭行に実データが設定され
ているため、次のステップS12でデータ設定済みと判
定され、入力モジュール102は図13の処理へ進む。
から入力モードの開始を指示すると入力モジュール10
2が起動されてデータ取得モジュール112を通じてデ
ータベース8に格納されている表の先頭行の内容が取得
される(図9のステップS11)。データベース8への
データ登録後においては、先頭行に実データが設定され
ているため、次のステップS12でデータ設定済みと判
定され、入力モジュール102は図13の処理へ進む。
【0053】先ず入力モジュール102は、定義情報記
憶部107からフォームの定義情報を読み出し、この定
義情報に従って、設計モードにおいて作成されたフォー
ムと全く同じ外観であって、その部品にデータ取得モジ
ュール112で取得された該当する列のデータを張り付
けた入力フォームを含む入力画面を表示装置2に表示す
る(ステップS21)。このとき表示される入力画面は
入力フォーム中の各部品に実データが表示されているこ
とを除き、図10に示した入力フォーム210と全く同
じである。これによって、利用者はデータベースに登録
した静止画,動画,テキスト等を確認することができ
る。なお、動画の場合にはその先頭の画面が部品に張り
付けられており指示に応じて動画が再生される。また、
音声の場合には部品を選択すると、ユーザインタフェイ
ス103を通じてスピーカ3に音声が再生される。
憶部107からフォームの定義情報を読み出し、この定
義情報に従って、設計モードにおいて作成されたフォー
ムと全く同じ外観であって、その部品にデータ取得モジ
ュール112で取得された該当する列のデータを張り付
けた入力フォームを含む入力画面を表示装置2に表示す
る(ステップS21)。このとき表示される入力画面は
入力フォーム中の各部品に実データが表示されているこ
とを除き、図10に示した入力フォーム210と全く同
じである。これによって、利用者はデータベースに登録
した静止画,動画,テキスト等を確認することができ
る。なお、動画の場合にはその先頭の画面が部品に張り
付けられており指示に応じて動画が再生される。また、
音声の場合には部品を選択すると、ユーザインタフェイ
ス103を通じてスピーカ3に音声が再生される。
【0054】その後、入力モジュール102は、利用者
の後続の操作を待ち合わせる(S22〜S24)。次の
操作が次頁,前頁,最終頁といった頁指定である場合
(S22YES)、入力モジュール102はデータ取得
モジュール112を通じて該当する行の内容をデータベ
ース8から取得し(ステップS25)、この取得したデ
ータを部品に張り付けた入力画面を表示装置2に表示す
る(S21)。なお、入力モジュール102は現在表示
中の行のデータベース内における位置を把握しているた
め、現在行の前後の行の表示が利用者によって指定され
た場合には、現在位置からの相対位置をデータ取得モジ
ュール112に通知する。例えば、現在の表示行がデー
タベース8中の3番目の行であり、利用者が次の行を表
示させる指示を出すと、入力モジュール102はデータ
ベース中の4番目の行を取得するようにデータ取得モジ
ュール112に通知し、データ取得モジュール112は
指定された行の内容をデータベース300から取得して
入力モジュール102に送り、入力モジュール102は
これを入力フォーム中の部品に表示する。
の後続の操作を待ち合わせる(S22〜S24)。次の
操作が次頁,前頁,最終頁といった頁指定である場合
(S22YES)、入力モジュール102はデータ取得
モジュール112を通じて該当する行の内容をデータベ
ース8から取得し(ステップS25)、この取得したデ
ータを部品に張り付けた入力画面を表示装置2に表示す
る(S21)。なお、入力モジュール102は現在表示
中の行のデータベース内における位置を把握しているた
め、現在行の前後の行の表示が利用者によって指定され
た場合には、現在位置からの相対位置をデータ取得モジ
ュール112に通知する。例えば、現在の表示行がデー
タベース8中の3番目の行であり、利用者が次の行を表
示させる指示を出すと、入力モジュール102はデータ
ベース中の4番目の行を取得するようにデータ取得モジ
ュール112に通知し、データ取得モジュール112は
指定された行の内容をデータベース300から取得して
入力モジュール102に送り、入力モジュール102は
これを入力フォーム中の部品に表示する。
【0055】また、利用者がキーボード4等の操作によ
ってデータの修正開始を指示すると、入力モジュール1
02は図9のステップS14〜S16と同様なステップ
S26〜S28を実行する。即ち、入力モジュール10
2は、ファイル装置6のファイルのデータや入力ソース
7−1〜7−nのデータの入力フォームの部品への入力
ブラウザ108を使用した張り付け処理に関して利用者
を支援し(ステップS26)、データ張り付け後の修正
指示時には部品に張り付けられたデータのサイズと定義
情報記憶部107に登録されているテーブルの定義情報
中のデータ制約とに基づき、今回の入力データが該当す
るデータ制約を満足しているか否かをチェックし(ステ
ッププS27)、満足していれば今回の修正データをデ
ータベース8に登録する処理S29へ進み、満足してい
なければ前述と同様にして定義情報記憶部107の該当
するデータ制約を緩和した後にデータベース8を変更し
(ステップS28)、その後に今回の修正データをデー
タベース8に登録する処理S29へ進む。ステップS2
9では、入力モジュール102は、定義情報記憶部10
7を参照して、テーブル名とデータの張り付けられた部
品に対応する列名とを取得し、これらとその部品に張り
付けられたデータとをデータ入力モジュール111に通
知し、データ入力モジュールはデータベース8のデータ
ベース管理システム81が解釈できる命令で、データベ
ース8中のテーブルの該当する列のデータを修正する指
令を生成してデータベース管理システム81に発行す
る。
ってデータの修正開始を指示すると、入力モジュール1
02は図9のステップS14〜S16と同様なステップ
S26〜S28を実行する。即ち、入力モジュール10
2は、ファイル装置6のファイルのデータや入力ソース
7−1〜7−nのデータの入力フォームの部品への入力
ブラウザ108を使用した張り付け処理に関して利用者
を支援し(ステップS26)、データ張り付け後の修正
指示時には部品に張り付けられたデータのサイズと定義
情報記憶部107に登録されているテーブルの定義情報
中のデータ制約とに基づき、今回の入力データが該当す
るデータ制約を満足しているか否かをチェックし(ステ
ッププS27)、満足していれば今回の修正データをデ
ータベース8に登録する処理S29へ進み、満足してい
なければ前述と同様にして定義情報記憶部107の該当
するデータ制約を緩和した後にデータベース8を変更し
(ステップS28)、その後に今回の修正データをデー
タベース8に登録する処理S29へ進む。ステップS2
9では、入力モジュール102は、定義情報記憶部10
7を参照して、テーブル名とデータの張り付けられた部
品に対応する列名とを取得し、これらとその部品に張り
付けられたデータとをデータ入力モジュール111に通
知し、データ入力モジュールはデータベース8のデータ
ベース管理システム81が解釈できる命令で、データベ
ース8中のテーブルの該当する列のデータを修正する指
令を生成してデータベース管理システム81に発行す
る。
【0056】以上本発明の実施例について説明したが、
本発明は以上の実施例にのみ限定されずその他各種の付
加変更が可能である。例えば、フォームの設計時にフォ
ームに配置された部品の属性の1つとしてその部品に対
応する型対応表中のデフォルトのデータ制約を付与し、
属性変更ウインドウにて各部品のデータ制約を利用者が
任意に変更できる機能を持たせるようにしても良い。
本発明は以上の実施例にのみ限定されずその他各種の付
加変更が可能である。例えば、フォームの設計時にフォ
ームに配置された部品の属性の1つとしてその部品に対
応する型対応表中のデフォルトのデータ制約を付与し、
属性変更ウインドウにて各部品のデータ制約を利用者が
任意に変更できる機能を持たせるようにしても良い。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように本発明のデータベー
ス構築装置によれば、以下のような効果を得ることがで
きる。
ス構築装置によれば、以下のような効果を得ることがで
きる。
【0058】利用者はフォームに部品を配置し、その部
品にデータを張り付けるだけで、データベースの生成と
データの登録とが行え、データタイプやデータ制約を意
識する必要がない。また、データの登録や取得時に表示
装置に表示されるフォームの形式は、利用者がフォーム
エディタでデザインしたフォームそのものであるため、
データの登録や取得の際に使用するフォームをエンドユ
ーザ自身がその好みに応じて自由に設計することがで
き、然もその設計した画面に基づきデータベースが自動
的に生成されるため、エンドユーザの負担が増大しな
い。更に、データ制約を満足しないデータの登録時に自
動的にデータ制約が緩和されると共にデータベースの変
更も自動的に行われるため、データ制約の緩和に起因す
るデータベースの変更作業から利用者を解放できる。
品にデータを張り付けるだけで、データベースの生成と
データの登録とが行え、データタイプやデータ制約を意
識する必要がない。また、データの登録や取得時に表示
装置に表示されるフォームの形式は、利用者がフォーム
エディタでデザインしたフォームそのものであるため、
データの登録や取得の際に使用するフォームをエンドユ
ーザ自身がその好みに応じて自由に設計することがで
き、然もその設計した画面に基づきデータベースが自動
的に生成されるため、エンドユーザの負担が増大しな
い。更に、データ制約を満足しないデータの登録時に自
動的にデータ制約が緩和されると共にデータベースの変
更も自動的に行われるため、データ制約の緩和に起因す
るデータベースの変更作業から利用者を解放できる。
【0059】入力ブラウザを備える構成にあっては、利
用者は、入力フォーム上の部品を選択し、入力ブラウザ
によって表示されるデータの一覧から登録したいデータ
を選択するという簡単な操作で、入力フォーム上の部品
へのそのデータタイプに合致するデータの張り付けが行
える。
用者は、入力フォーム上の部品を選択し、入力ブラウザ
によって表示されるデータの一覧から登録したいデータ
を選択するという簡単な操作で、入力フォーム上の部品
へのそのデータタイプに合致するデータの張り付けが行
える。
【0060】CD−ROM,VTR,スキャナ等の種々
のメディアデータの入力ソースと、この入力ソースから
データを入力してファイルに保存することなく入力ブラ
ウザに送信するデータ生成アプリケーションとを備える
構成にあっては、利用者は、静止画,動画,音声等の登
録素材を利用者自身が一々ファイル化することなく直接
にデータ登録することができる。
のメディアデータの入力ソースと、この入力ソースから
データを入力してファイルに保存することなく入力ブラ
ウザに送信するデータ生成アプリケーションとを備える
構成にあっては、利用者は、静止画,動画,音声等の登
録素材を利用者自身が一々ファイル化することなく直接
にデータ登録することができる。
【0061】データベース変更モジュールを備える構成
にあっては、データ制約を満足しないデータの登録時に
自動的にデータ制約が緩和されると共にデータベースの
変更も自動的に行われるため、データ制約の緩和に起因
するデータベースの変更作業から利用者を解放できる。
にあっては、データ制約を満足しないデータの登録時に
自動的にデータ制約が緩和されると共にデータベースの
変更も自動的に行われるため、データ制約の緩和に起因
するデータベースの変更作業から利用者を解放できる。
【0062】
【0063】
【図1】本発明のデータベース構築装置の一実施例のブ
ロック図である。
ロック図である。
【図2】設計モジュールの処理の一例を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図3】フォームの設計開始時に表示装置に表示される
設計画面の例を示す図である。
設計画面の例を示す図である。
【図4】設計画面のフォームに部品を配置した例を示す
図である。
図である。
【図5】設計画面に属性変更ウインドウを表示した状態
を示す図である。
を示す図である。
【図6】型対応表の内容例を示す図である。
【図7】定義情報記憶部に記憶される定義情報の一部の
例を示す図である。
例を示す図である。
【図8】ソースコード生成手段で生成されるソースコー
ドの例を示す図である。
ドの例を示す図である。
【図9】入力モジュールの処理の一部の例を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図10】入力モード開始時点に表示装置に表示される
入力画面の例を示す図である。
入力画面の例を示す図である。
【図11】入力画面の入力フォームに張り付けるデータ
の一覧を示すブラウザウインドウを開いた状態を示す図
である。
の一覧を示すブラウザウインドウを開いた状態を示す図
である。
【図12】ブラウザウインドウ中のデータを選択して部
品に張り付けた状態の例を示す図である。
品に張り付けた状態の例を示す図である。
【図13】入力モジュールの処理の残りの部分の例を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
1…処理装置 101…設計モジュール 1011…フォームエディタ 1012…定義生成手段 1013…ソースコード生成手段 102…入力モジュール 103…ユーザインタフェイス 104…フォームデータベース 105…型対応表 106…カタログフォーム出力モジュール 107…定義情報記憶部 108…入力ブラウザ 109−1〜109−n…データ生成アプリケーション 110…データベース生成モジュール 111…データ入力モジュール 112…データ取得モジュール 113…データベース変更モジュール 2…表示装置 3…スピーカ 4…キーボード 5…マウス 6…ファイル装置 7−1〜7−n…入力ソース 8…データベース 81…データベース管理システム
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−12392(JP,A) 特開 平4−290137(JP,A) 特開 平8−77242(JP,A) 特開 平7−93520(JP,A) 特開 平7−105070(JP,A) 特開 昭63−197167(JP,A) 情報処理学会第46回(平成5年前期) 全国大会講演論文集(3)、p.3− 303〜3−304 情報処理学会第42回(平成3年前期) 全国大会講演論文集(3)、p.3− 269〜3−270 情報処理学会第35回(昭和62年後期) 全国大会講演論文集(▲I▼)、p. 355〜360 情報処理学会第33回(昭和61年後期) 全国大会講演論文集(▲II▼)、p. 853〜856 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 12/00 G06F 17/30 G06F 9/06 G06T 1/00 G06T 11/60 JICSTファイル(JOIS) CSDB(日本国特許庁)
Claims (4)
- 【請求項1】 指令に応じてデータベースの生成,デー
タの登録,取得等を行う機能を持つデータベース管理シ
ステムを備えるデータベースをターゲットとし、表示装
置と入力装置とを通じた対話的な処理によってデータベ
ースの構築を支援するデータベース構築装置において、 各メディアデータ種別毎に用意された部品についての前
記データベースにおけるデータタイプとデフォルトのデ
ータ制約とを記述した型対応表と、 任意の部品を任意の位置,大きさで配置したフォームを
前記表示装置の画面上に作成する処理に関して利用者を
支援するフォームエディタを含む設計手段と、 前記フォームエディタで作成されたフォームの定義情報
と、そのフォームの構成部品それぞれに関する前記型対
応表に記されたデータタイプ及びデータ制約を含むデー
タベーステーブルの定義情報とを保持する定義情報記憶
部と、 前記フォームエディタで作成されたフォーム上の各構成
部品をデータベーステーブルの1行の各列に見立てて、
当該データベーステーブルを保管する場所を前記データ
ベースに定義する指令を前記データベース管理システム
に発行すると共に当該データベーステーブルの枠組みを
前記データベースに定義する指令を前記データベース管
理システムに発行するデータベース生成手段と、 前記データベース管理システムに指令を発行して入力モ
ード開始時点には予め定められたデータベーステーブル
の行の内容を、その後は利用者から指定されたデータベ
ーステーブルの行の内容を前記データベースから取得す
るデータ取得手段と、 前記データベース管理システムに指令を発行して前記デ
ータベースのデータベーステーブルにデータを登録する
データ入力手段と、 前記定義情報記憶部に記憶されたフォームの定義情報に
合致する入力フォームを前記表示装置の画面に表示して
前記データ取得手段で取得された行の各列の内容を前記
入力フォームの該当する部品上に表示すると共に、利用
者による入力フォーム上の部品へのデータの張り付け作
業を支援し、且つ、データの張り付けが行われた入力フ
ォーム上の各構成部品をデータベーステーブルの1行の
各列に見立てて、前記張り付けられたデータを前記デー
タ入力手段を通じて前記データベースに登録する入力手
段と、 前記データベースに登録されているデータベーステーブ
ルの行の内容をダンプし、前記定義情報記憶部に記憶さ
れている修正後のデータ制約を含むデータベーステーブ
ルの定義情報に合致するデータベーステーブルの枠組み
を前記データベースに定義する指令を前記データベース
管理システムに発行してデータベースを再定義した後、
前記データベース管理システムに指令を発行して前記ダ
ンプした行の内容を前記データベースにリストアするデ
ータベース変更手段とを備え、 前記入力手段は、入力フォームの部品に張り付けられた
データの登録時、そのデータが前記定義情報記憶部に格
納されているその部品に対応するデータ制約を満たさな
い場合、そのデータが登録できるように前記定義情報記
憶部の該当するデータ制約を緩和した後に前記データベ
ース変更手段を起動し、そのデータベース変更処理の終
了後に前記張り付けられたデータを前記データ入力手段
を通じて前記データベースに登録する構成を有すること
を特徴とするデータベース構築装置。 - 【請求項2】 通知されたデータタイプを持つファイル
のデータの一覧をファイル装置から取得して前記表示装
置上に表示すると共に、利用者による一覧中のデータの
選択時には選択されたデータを出力する入力ブラウザを
備え、 前記入力手段は、前記表示装置の画面に表示した入力フ
ォーム上の部品の利用者による選択時にその選択された
部品のデータタイプを前記入力ブラウザに通知してデー
タの一覧を前記表示装置の画面に表示させ、前記入力ブ
ラウザから出力されたデータを前記選択された部品に張
り付ける処理を行う構成を有することを特徴とする請求
項1記載のデータベース構築装置。 - 【請求項3】 種々のメディアデータの入力ソースと、
この入力ソースからデータを入力してファイルに保存す
ることなく前記入力ブラウザに送信するデータ生成アプ
リケーションとを備え、 前記入力手段は、利用者によって入力ソースが選択され
ることにより、前記入力ブラウザに入力ソースを通知す
る構成を有し、 前記入力ブラウザは、通知された入力ソースに対応する
データ生成アプリケーションを起動して取得したデータ
の一覧を前記表示装置上に表示すると共に、利用者によ
る一覧中のデータの選択時には選択されたデータを出力
する構成を有することを特徴とする請求項2記載のデー
タベース構築装置。 - 【請求項4】 前記フォームエディタで作成中あるいは
作成済みのフォームの定義情報を複数分格納できるフォ
ームデータベースを備えることを特徴とする請求項1、
2または3記載のデータベース構築装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8148740A JP3018983B2 (ja) | 1996-05-20 | 1996-05-20 | データベース構築装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8148740A JP3018983B2 (ja) | 1996-05-20 | 1996-05-20 | データベース構築装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09305454A JPH09305454A (ja) | 1997-11-28 |
JP3018983B2 true JP3018983B2 (ja) | 2000-03-13 |
Family
ID=15459570
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8148740A Expired - Lifetime JP3018983B2 (ja) | 1996-05-20 | 1996-05-20 | データベース構築装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3018983B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2011007636A1 (ja) | 2009-07-14 | 2011-01-20 | オプテックス株式会社 | プログラム生成装置 |
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JP2008165416A (ja) * | 2006-12-27 | 2008-07-17 | Casio Comput Co Ltd | データ入力管理装置、データ入力管理システム及びプログラム |
JP5775594B2 (ja) * | 2011-09-13 | 2015-09-09 | 株式会社日立製作所 | 計算機、計算機システム及びデータベースの構築支援方法 |
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1996
- 1996-05-20 JP JP8148740A patent/JP3018983B2/ja not_active Expired - Lifetime
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情報処理学会第33回(昭和61年後期)全国大会講演論文集(▲II▼)、p.853〜856 |
情報処理学会第35回(昭和62年後期)全国大会講演論文集(▲I▼)、p.355〜360 |
情報処理学会第42回(平成3年前期)全国大会講演論文集(3)、p.3−269〜3−270 |
情報処理学会第46回(平成5年前期)全国大会講演論文集(3)、p.3−303〜3−304 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2011007636A1 (ja) | 2009-07-14 | 2011-01-20 | オプテックス株式会社 | プログラム生成装置 |
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JPH09305454A (ja) | 1997-11-28 |
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