JP3009389B1 - レゾルバ - Google Patents
レゾルバInfo
- Publication number
- JP3009389B1 JP3009389B1 JP10245552A JP24555298A JP3009389B1 JP 3009389 B1 JP3009389 B1 JP 3009389B1 JP 10245552 A JP10245552 A JP 10245552A JP 24555298 A JP24555298 A JP 24555298A JP 3009389 B1 JP3009389 B1 JP 3009389B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output
- winding
- resolver
- ring
- exciting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims abstract description 44
- 230000005284 excitation Effects 0.000 claims description 5
- 238000001514 detection method Methods 0.000 abstract description 7
- 230000004907 flux Effects 0.000 abstract description 4
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
Abstract
【要約】
【課題】 従来のレゾルバは、励磁巻線と出力巻線とが
輪状ステータの同じ位置に設けられていたため、励磁巻
線の漏れ磁束が出力巻線と鎖交し、レゾルバ検出出力に
DCオフセットとして重畳していた。 【解決手段】 本発明によるレゾルバは、励磁巻線(3)
が輪状ステータ(1)の輪部(1A)に巻回され、各出力巻線
(4,5)が輪状ステータ(1)の各突出極(2)に巻回されてい
るため、励磁巻線(3)の漏れ磁束が出力巻線(4,5)に鎖交
することはなく、レゾルバ検出出力にDCオフセットが
重畳しないようにした構成である。
輪状ステータの同じ位置に設けられていたため、励磁巻
線の漏れ磁束が出力巻線と鎖交し、レゾルバ検出出力に
DCオフセットとして重畳していた。 【解決手段】 本発明によるレゾルバは、励磁巻線(3)
が輪状ステータ(1)の輪部(1A)に巻回され、各出力巻線
(4,5)が輪状ステータ(1)の各突出極(2)に巻回されてい
るため、励磁巻線(3)の漏れ磁束が出力巻線(4,5)に鎖交
することはなく、レゾルバ検出出力にDCオフセットが
重畳しないようにした構成である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可変リラクタンス
型等のレゾルバに関し、特に、励磁巻線と出力巻線を異
なる位置に設けることにより、励磁巻線から出力巻線へ
の直接的な磁気結合をなくし、レゾルバ検出出力の精度
を向上させるための新規な改良に関する。
型等のレゾルバに関し、特に、励磁巻線と出力巻線を異
なる位置に設けることにより、励磁巻線から出力巻線へ
の直接的な磁気結合をなくし、レゾルバ検出出力の精度
を向上させるための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種のレゾルバ
としては、一般に、図2で示される構成が採用されてい
た。すなわち、図2において符号1で示されるものは全
体形状が輪状で複数の突出極2を所定角度間隔で有する
輪状ステータであり、この各突出極2には、励磁巻線
3、第1、第2出力巻線4,5が一緒に巻回して設けら
れている。前記輪状ステータ1の内側には、ロータ6が
回転自在に設けられており、このロータ6の回転を前記
各出力巻線4,5によって出力電圧の変化として出力す
るように構成されている。
としては、一般に、図2で示される構成が採用されてい
た。すなわち、図2において符号1で示されるものは全
体形状が輪状で複数の突出極2を所定角度間隔で有する
輪状ステータであり、この各突出極2には、励磁巻線
3、第1、第2出力巻線4,5が一緒に巻回して設けら
れている。前記輪状ステータ1の内側には、ロータ6が
回転自在に設けられており、このロータ6の回転を前記
各出力巻線4,5によって出力電圧の変化として出力す
るように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のレゾルバは、以
上のように構成されているため、次のような課題が存在
していた。すなわち、励磁巻線と出力巻線が突出極すな
わち同一スロット上に巻回されていたため、励磁巻線か
らの漏れ磁束が輪状ステータとロータ間のギャップを通
らずに出力巻線と鎖交し、出力巻線からのレゾルバ検出
出力にDCオフセットとして重畳することになってい
た。そのため、レゾルバ検出出力は、軸回転角に対して
正確なサイン出力とはならず、レゾルバ角度検出精度を
低下させることとなっていた。
上のように構成されているため、次のような課題が存在
していた。すなわち、励磁巻線と出力巻線が突出極すな
わち同一スロット上に巻回されていたため、励磁巻線か
らの漏れ磁束が輪状ステータとロータ間のギャップを通
らずに出力巻線と鎖交し、出力巻線からのレゾルバ検出
出力にDCオフセットとして重畳することになってい
た。そのため、レゾルバ検出出力は、軸回転角に対して
正確なサイン出力とはならず、レゾルバ角度検出精度を
低下させることとなっていた。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、励磁巻線と出力巻線を異な
る位置に設けることにより、励磁巻線から出力巻線への
直接的な磁気結合をなくし、レゾルバ検出出力の精度を
向上させるようにしたレゾルバを提供することを目的と
する。
めになされたもので、特に、励磁巻線と出力巻線を異な
る位置に設けることにより、励磁巻線から出力巻線への
直接的な磁気結合をなくし、レゾルバ検出出力の精度を
向上させるようにしたレゾルバを提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるレゾルバ
は、輪状ステータに励磁巻線と出力巻線を設け、この輪
状ステータの内側にロータを回転自在に設けた構成より
なるレゾルバにおいて、前記励磁巻線は、前記輪状ステ
ータの各突出極間の輪部に設けられ、前記出力巻線は前
記各突出極に設けられている構成である。
は、輪状ステータに励磁巻線と出力巻線を設け、この輪
状ステータの内側にロータを回転自在に設けた構成より
なるレゾルバにおいて、前記励磁巻線は、前記輪状ステ
ータの各突出極間の輪部に設けられ、前記出力巻線は前
記各突出極に設けられている構成である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明によるレ
ゾルバの好適な実施の形態について説明する。なお、従
来例と同一又は同等部分については同一符号を用いて説
明する。図1において符号1で示されるものは、全体形
状が輪状で複数の突出極2を所定角度間隔で有する輪状
ステータであり、この各突出極2には、第1、第2出力
巻線4,5が巻回して設けられている。
ゾルバの好適な実施の形態について説明する。なお、従
来例と同一又は同等部分については同一符号を用いて説
明する。図1において符号1で示されるものは、全体形
状が輪状で複数の突出極2を所定角度間隔で有する輪状
ステータであり、この各突出極2には、第1、第2出力
巻線4,5が巻回して設けられている。
【0007】前記輪状ステータ1の各突出極2間に形成
されている各輪部1Aには励磁巻線3が巻回して設けら
れており、各出力巻線4,5と励磁巻線3とは互いに異
なる位置に設けられている。
されている各輪部1Aには励磁巻線3が巻回して設けら
れており、各出力巻線4,5と励磁巻線3とは互いに異
なる位置に設けられている。
【0008】前記輪状ステータ1の内側には、ロータ6
が回転自在に設けられており、このロータ6の回転を前
記各出力巻線4,5によって出力電圧の変化として出力
するように構成されている。従って、励磁巻線からの漏
れ磁束が各出力巻線4,5に鎖交することを防止し、各
出力巻線4,5からの出力電圧のDCオフセット分を除
去することができる。なお、本発明は、可変リラクタン
ス型のレゾルバにも適用できるものである。
が回転自在に設けられており、このロータ6の回転を前
記各出力巻線4,5によって出力電圧の変化として出力
するように構成されている。従って、励磁巻線からの漏
れ磁束が各出力巻線4,5に鎖交することを防止し、各
出力巻線4,5からの出力電圧のDCオフセット分を除
去することができる。なお、本発明は、可変リラクタン
ス型のレゾルバにも適用できるものである。
【0009】
【発明の効果】本発明によるレゾルバは、以上のように
構成されているため、次のような効果を得ることができ
る。すなわち、励磁巻線と出力巻線とが別々に異なる位
置に設けられているため、励磁巻線からの漏れ磁束が出
力巻線に鎖交しなくなり、出力巻線からのレゾルバ検出
出力にDCオフセット分が重畳することをなくすことが
できる。
構成されているため、次のような効果を得ることができ
る。すなわち、励磁巻線と出力巻線とが別々に異なる位
置に設けられているため、励磁巻線からの漏れ磁束が出
力巻線に鎖交しなくなり、出力巻線からのレゾルバ検出
出力にDCオフセット分が重畳することをなくすことが
できる。
【図1】本発明によるレゾルバを示す部分構成図であ
る。
る。
【図2】従来のレゾルバを示す部分構成図である。
1 輪状ステータ 2 突出極 1A 輪部 3 励磁巻線 4,5 出力巻線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01D 5/00 - 5/62 G01B 7/00 - 7/34 G01P 1/00 - 3/80
Claims (1)
- 【請求項1】 輪状ステータ(1)に励磁巻線(3)と出力巻
線(4,5)を設け、この輪状ステータ(1)の内側にロータ
(6)を回転自在に設けた構成よりなるレゾルバにおい
て、前記励磁巻線(3)は、前記輪状ステータ(1)の各突出
極(2)間の輪部(1A)に設けられ、前記出力巻線(4,5)は前
記各突出極(2)に設けられていることを特徴とするレゾ
ルバ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10245552A JP3009389B1 (ja) | 1998-08-31 | 1998-08-31 | レゾルバ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10245552A JP3009389B1 (ja) | 1998-08-31 | 1998-08-31 | レゾルバ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3009389B1 true JP3009389B1 (ja) | 2000-02-14 |
JP2000074695A JP2000074695A (ja) | 2000-03-14 |
Family
ID=17135404
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10245552A Expired - Fee Related JP3009389B1 (ja) | 1998-08-31 | 1998-08-31 | レゾルバ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3009389B1 (ja) |
-
1998
- 1998-08-31 JP JP10245552A patent/JP3009389B1/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000074695A (ja) | 2000-03-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS5953503B2 (ja) | 回転検出装置 | |
JPH07227074A (ja) | ブラシレスモータ | |
US20060043815A1 (en) | Variable-reluctance resolver and multi-resolver using same | |
JP2999473B1 (ja) | バリアブルリラクタンス型レゾルバの零位置検出装置 | |
JP3009389B1 (ja) | レゾルバ | |
JPH0619292Y2 (ja) | ブラシレスレゾルバ | |
JP3309055B2 (ja) | リラクタンス型レゾルバ | |
WO2020008516A1 (ja) | レゾルバ装置およびレゾルバ装置付回転電機 | |
JP3318518B2 (ja) | Vr形レゾルバ | |
JPH0350458Y2 (ja) | ||
JPH0528936Y2 (ja) | ||
JPH11187633A (ja) | 永久磁石同期モータ | |
JP3914427B2 (ja) | 回転検出器用ステータ構造 | |
JPS5852425B2 (ja) | ブラシレスモ−タ | |
JPH05252711A (ja) | レゾルバ | |
JPS62159167U (ja) | ||
JPS608554Y2 (ja) | 位置検出装置 | |
JPH0429814U (ja) | ||
JPH0610812U (ja) | 回転位相検出機構付モータ | |
JP2507694Y2 (ja) | レゾルバ | |
JPS62149271U (ja) | ||
JPS58143486U (ja) | 無刷子直流電動機 | |
JP2001359265A (ja) | 回転検出器 | |
JPS61141975U (ja) | ||
JPS63262055A (ja) | ブラシレスモ−タ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |