JP3008879B2 - 光波回路の実装構造 - Google Patents
光波回路の実装構造Info
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- JP3008879B2 JP3008879B2 JP9057193A JP5719397A JP3008879B2 JP 3008879 B2 JP3008879 B2 JP 3008879B2 JP 9057193 A JP9057193 A JP 9057193A JP 5719397 A JP5719397 A JP 5719397A JP 3008879 B2 JP3008879 B2 JP 3008879B2
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- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/44—Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
- G02B6/4439—Auxiliary devices
- G02B6/444—Systems or boxes with surplus lengths
- G02B6/4453—Cassettes
- G02B6/4454—Cassettes with splices
Landscapes
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光通信装置の構造
に関し、特に光波回路の実装構造に関する。
に関し、特に光波回路の実装構造に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の光波回路は、光部品、光ファイ
バ、スプライス部、光コネクタ等により構成される。ま
た、光・電気部品、制御用電気回路、冷却用ペルチェお
よびその駆動回路、ヒートシンクなどが必要に応じて付
加される。
バ、スプライス部、光コネクタ等により構成される。ま
た、光・電気部品、制御用電気回路、冷却用ペルチェお
よびその駆動回路、ヒートシンクなどが必要に応じて付
加される。
【0003】従来、これらを実装する光波回路実装構造
では、光波回路を実装する前記部品類を極力1枚の平板
上に実装することが多かった。1枚の平板上に全ての光
波回路とその付属構成部品を実装した場合には、組立あ
るいは調整を容易に行うことができる。また、光部品相
互間を接続する光ファイバは、鋭角的に屈曲することが
できず一定以上の曲率で引き回す必要があり、最小曲げ
半径はファイバの種類によっても異なるが一般的には半
径30mm以上と指定されるものが多い。このため、一
枚の平板上に光波回路を構成すれば、光ファイバの引き
回し条件を満足させ易く、より容易に設計することがで
きる。
では、光波回路を実装する前記部品類を極力1枚の平板
上に実装することが多かった。1枚の平板上に全ての光
波回路とその付属構成部品を実装した場合には、組立あ
るいは調整を容易に行うことができる。また、光部品相
互間を接続する光ファイバは、鋭角的に屈曲することが
できず一定以上の曲率で引き回す必要があり、最小曲げ
半径はファイバの種類によっても異なるが一般的には半
径30mm以上と指定されるものが多い。このため、一
枚の平板上に光波回路を構成すれば、光ファイバの引き
回し条件を満足させ易く、より容易に設計することがで
きる。
【0004】また、他の例として、光波回路を箱形のケ
ースに実装する場合もある。このケースまたはケースを
用いた実装形態はモジュールと呼ばれ、例えば、10c
m×10cm×1cmの箱、ないしは20cm×50c
m×3cmの箱の中に全ての光部品と光波回路を納めた
後、保護用の蓋をして実装されるものである。このよう
な構成とすれば、取扱中に内部の光波回路が損傷するこ
とが防止され、完成後の取り扱いが容易となる。
ースに実装する場合もある。このケースまたはケースを
用いた実装形態はモジュールと呼ばれ、例えば、10c
m×10cm×1cmの箱、ないしは20cm×50c
m×3cmの箱の中に全ての光部品と光波回路を納めた
後、保護用の蓋をして実装されるものである。このよう
な構成とすれば、取扱中に内部の光波回路が損傷するこ
とが防止され、完成後の取り扱いが容易となる。
【0005】このモジュール構造において、その内部に
おける光波回路の実装面は、1つの平面により構成され
る場合あるいは複数の面により構成される場合がある。
1つの面により構成される場合は、その実装面は、箱状
ケースの底面、箱状ケースの内部に実装されるプリント
基板あるいは箱状ケースの蓋に相当する面等が用いられ
る。複数の面により構成する場合は、箱状ケースの内部
を2階建て、3階建て等の多階層構造とする。多階層構
造を用いると、モジュールの外形寸法における幅あるい
は長さ方向寸法は小さく設計することができ、厚み方向
は多階層化した分だけ大きくなる。
おける光波回路の実装面は、1つの平面により構成され
る場合あるいは複数の面により構成される場合がある。
1つの面により構成される場合は、その実装面は、箱状
ケースの底面、箱状ケースの内部に実装されるプリント
基板あるいは箱状ケースの蓋に相当する面等が用いられ
る。複数の面により構成する場合は、箱状ケースの内部
を2階建て、3階建て等の多階層構造とする。多階層構
造を用いると、モジュールの外形寸法における幅あるい
は長さ方向寸法は小さく設計することができ、厚み方向
は多階層化した分だけ大きくなる。
【0006】光部品は、電気部品と異なり、相互間をプ
リント基板のようなもので容易に接続することはでき
ず、光部品間を、光ファイバによってネットワーク状に
結ぶ必要があるが、光部品間の距離と同じ長さのファイ
バを用いて接続することは不可能であり、必ず余長分を
必要とする。したがって、この余長分の光ファイバを整
理して実装する必要があるが、余長分を含めた全ての光
ファイバは、最小曲げ半径以上の曲率で滑らかに引き回
す必要があること等から、一般的な光波回路実装におい
ては、余長分の光ファイバの実装スペースの合計は、光
部品の実装スペースと同等かそれ以上となる。
リント基板のようなもので容易に接続することはでき
ず、光部品間を、光ファイバによってネットワーク状に
結ぶ必要があるが、光部品間の距離と同じ長さのファイ
バを用いて接続することは不可能であり、必ず余長分を
必要とする。したがって、この余長分の光ファイバを整
理して実装する必要があるが、余長分を含めた全ての光
ファイバは、最小曲げ半径以上の曲率で滑らかに引き回
す必要があること等から、一般的な光波回路実装におい
ては、余長分の光ファイバの実装スペースの合計は、光
部品の実装スペースと同等かそれ以上となる。
【0007】前記従来の実装構造は、これら光波回路実
装の特徴を踏まえた上で考えられたものであるが、それ
ぞれ以下のような問題点がある。即ち、1枚の平面上に
全ての光波回路を実装する方法においては、前記光波回
路の特徴に応じた実装設計が可能であるが、光波回路が
大規模化するにしたがい、実装に要する平面の面積は大
きくなり、一方、実装のためのスペースは装置全体の外
形寸法の条件等によって制限されるので、回路規模に限
界がある。特に昨今の光通信技術の進歩により、例えば
光波多重(Wave Length Mutiple
x)や,EDF(エルビウム・ドープト・ファイバ)を
用いた光増幅回路など、光波回路は大規模化する傾向に
あり、このため、従来最も一般的であった一枚の平面上
に全ての光波回路を実装する方法では対応できない場合
も多くなっている。
装の特徴を踏まえた上で考えられたものであるが、それ
ぞれ以下のような問題点がある。即ち、1枚の平面上に
全ての光波回路を実装する方法においては、前記光波回
路の特徴に応じた実装設計が可能であるが、光波回路が
大規模化するにしたがい、実装に要する平面の面積は大
きくなり、一方、実装のためのスペースは装置全体の外
形寸法の条件等によって制限されるので、回路規模に限
界がある。特に昨今の光通信技術の進歩により、例えば
光波多重(Wave Length Mutiple
x)や,EDF(エルビウム・ドープト・ファイバ)を
用いた光増幅回路など、光波回路は大規模化する傾向に
あり、このため、従来最も一般的であった一枚の平面上
に全ての光波回路を実装する方法では対応できない場合
も多くなっている。
【0008】一方、前記モジュール構造において、内部
を多階層構造とすることによって、光波回路の大規模化
に対応することができるが、この場合、多階層化された
各階層は板金等の構造部材によって構成されており、光
波回路を実装する平面が、第1階層の平面、第2階層の
平面・・・に分割されてしまう。この分割されて各階に
実装される光部品相互間は光ファイバによって接続され
るが、この接続には光信号の損失の少ないスプライスに
よる永久接続形態が採用されるので、各階層相互間の接
続は設計上も作業上も多くの困難と制約を伴い、また、
一度組み立ててしまったモジュールの分解、調整、修理
等は更に困難である。
を多階層構造とすることによって、光波回路の大規模化
に対応することができるが、この場合、多階層化された
各階層は板金等の構造部材によって構成されており、光
波回路を実装する平面が、第1階層の平面、第2階層の
平面・・・に分割されてしまう。この分割されて各階に
実装される光部品相互間は光ファイバによって接続され
るが、この接続には光信号の損失の少ないスプライスに
よる永久接続形態が採用されるので、各階層相互間の接
続は設計上も作業上も多くの困難と制約を伴い、また、
一度組み立ててしまったモジュールの分解、調整、修理
等は更に困難である。
【0009】これらの問題点を解決するための一方策と
して、特開平4−359202号公報には、光ファイバ
の余長分を収納する余長収納トレイを複数に分割し、そ
の一側において相隣り合うトレイを蝶番にてブック型に
連結して積み重ねた棚状体とし、必要なトレイの上面を
解放して作業を行うことが記載されており、組立作業の
向上、組立後の分解、調整、修理性の確保が図られてい
る。
して、特開平4−359202号公報には、光ファイバ
の余長分を収納する余長収納トレイを複数に分割し、そ
の一側において相隣り合うトレイを蝶番にてブック型に
連結して積み重ねた棚状体とし、必要なトレイの上面を
解放して作業を行うことが記載されており、組立作業の
向上、組立後の分解、調整、修理性の確保が図られてい
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来技術
は、単に光ファイバの余長処理策として考慮しているに
過ぎず、光波回路が実装されている各階層相互間の接続
については特に考慮していない。即ち、光波回路が実装
されている各階層間には、多数の光ファイバがスプライ
スにより永久接続されており、この状態で蝶番を開閉す
る際には、光ファイバの損傷が生じないようにする必要
がある。また、光部品間の永久接続を切断しない状態の
まま、実装面を構成する構造部材から部品を取り外す等
の保守はできない。更に上記従来技術の蝶番構造は、同
時に3つ以上の階層の面を開くことができないため、組
立作業は各階層毎に順序立てて行う必要があり、単純な
階層構造のモジュールと比較して、設計自由度および組
立作業の改善はほとんど期待できない。
は、単に光ファイバの余長処理策として考慮しているに
過ぎず、光波回路が実装されている各階層相互間の接続
については特に考慮していない。即ち、光波回路が実装
されている各階層間には、多数の光ファイバがスプライ
スにより永久接続されており、この状態で蝶番を開閉す
る際には、光ファイバの損傷が生じないようにする必要
がある。また、光部品間の永久接続を切断しない状態の
まま、実装面を構成する構造部材から部品を取り外す等
の保守はできない。更に上記従来技術の蝶番構造は、同
時に3つ以上の階層の面を開くことができないため、組
立作業は各階層毎に順序立てて行う必要があり、単純な
階層構造のモジュールと比較して、設計自由度および組
立作業の改善はほとんど期待できない。
【0011】本発明は、光波回路実装における光ファイ
バ接続、光ファイバの曲率および光ファイバの余長処理
の条件を同時に満足しつつ、実装効率および実装密度を
高め、かつ組立作業性を向上することを目的とするもの
である。
バ接続、光ファイバの曲率および光ファイバの余長処理
の条件を同時に満足しつつ、実装効率および実装密度を
高め、かつ組立作業性を向上することを目的とするもの
である。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明による光波回路の
実装構造は、光部品、光ファイバ、スプライス等を実装
し、固定する構造部材が、複数の部分に分割されてお
り、その分割された各部分が互いに蝶番構造に連結され
ている。また、連結された各部分を開いて略平面状に位
置させることができ、その際、各分割部分における光波
回路の実装面が同一の側になるように構成されている。
更に、これらの蝶番構造を折りたたんで各分割部分を略
平行に位置させることができるようになっている。
実装構造は、光部品、光ファイバ、スプライス等を実装
し、固定する構造部材が、複数の部分に分割されてお
り、その分割された各部分が互いに蝶番構造に連結され
ている。また、連結された各部分を開いて略平面状に位
置させることができ、その際、各分割部分における光波
回路の実装面が同一の側になるように構成されている。
更に、これらの蝶番構造を折りたたんで各分割部分を略
平行に位置させることができるようになっている。
【0013】組立、調整、保守等の作業を行う際には、
これらの分割部分を開いて概ね平面上に位置させ、全体
として大きな一つの実装面であるかのように作業を行う
ことができる。また、設計においては、作業時の手順等
に特別の配慮をすることなく、上記の開いた状態の実装
面をあたかも大きな1つの実装面であるかのように自由
に設計することができる。更に、使用時には、各分割部
分を蝶番によって折りたたむことで実装効率のよい小型
の外形寸法を得ることができる。
これらの分割部分を開いて概ね平面上に位置させ、全体
として大きな一つの実装面であるかのように作業を行う
ことができる。また、設計においては、作業時の手順等
に特別の配慮をすることなく、上記の開いた状態の実装
面をあたかも大きな1つの実装面であるかのように自由
に設計することができる。更に、使用時には、各分割部
分を蝶番によって折りたたむことで実装効率のよい小型
の外形寸法を得ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施の形
態を示す平面図と正面図であり、光波回路を実装する面
は3つの部分に分割されている。分割された各部分の構
造部材1、2、3はそれぞれアルミ板により構成されて
いる。構造部材1と2は蝶番(ヒンジ)7で連結されて
おり、蝶番7は、構造部材1と2の光波回路実装面と反
対側の面に取り付けられている。このため、蝶番7の屈
曲中心である軸芯は、光波回路の実装面に対して構造部
材1、2の板圧1.6mmと蝶番自身の厚み2mmを加
えた3.6mmだけ隔てている。
態を示す平面図と正面図であり、光波回路を実装する面
は3つの部分に分割されている。分割された各部分の構
造部材1、2、3はそれぞれアルミ板により構成されて
いる。構造部材1と2は蝶番(ヒンジ)7で連結されて
おり、蝶番7は、構造部材1と2の光波回路実装面と反
対側の面に取り付けられている。このため、蝶番7の屈
曲中心である軸芯は、光波回路の実装面に対して構造部
材1、2の板圧1.6mmと蝶番自身の厚み2mmを加
えた3.6mmだけ隔てている。
【0015】また、構造部材1と3は、蝶番8で連結さ
れている。構造部材1、3における蝶番8の取り付け部
は、光波回路の実装部に対して90°曲げ起こされた形
状となっており、これにより、蝶番8の屈曲中心である
軸芯は、構造部材1、3の光波回路実装面に対して垂直
方向に15mm隔たっている。図1の正面図において波
線で示されているように、構造部材2の回動方向は構造
部材1に対して反時計方向である。従って、構造部材
1、2の光波回路実装面は互いに背を向けるように山折
りになる。また、構造部材3の回動方向も構造部材1に
対して反時計方向である。従って、構造部材1、3の光
波回路実装面は互いに向かい合うように谷折りとなる。
れている。構造部材1、3における蝶番8の取り付け部
は、光波回路の実装部に対して90°曲げ起こされた形
状となっており、これにより、蝶番8の屈曲中心である
軸芯は、構造部材1、3の光波回路実装面に対して垂直
方向に15mm隔たっている。図1の正面図において波
線で示されているように、構造部材2の回動方向は構造
部材1に対して反時計方向である。従って、構造部材
1、2の光波回路実装面は互いに背を向けるように山折
りになる。また、構造部材3の回動方向も構造部材1に
対して反時計方向である。従って、構造部材1、3の光
波回路実装面は互いに向かい合うように谷折りとなる。
【0016】図1の平面図は、構造部材1、2、3を完
全に展開した状態を示しており、構造部材1、2、3の
光波回路実装面には、光部品4、スプライス5、外線用
コネクタ6等が実装され、固定されている。また図1の
各構造部材1〜3に実装されている外線用コネクタ6の
配置関係から明らかなように、各構造部材1〜3にそれ
ぞれ実装される外線用コネクタ6は、これらの構造部材
が折りたたまれた状態のときには、全ての外線用コネク
タが蝶番構造を有していない一側面に面して配置され、
かつ全て同じ方向を向くように配置されている。光部品
相互間は、光ファイバ9で接続され、光ファイバ9及び
その余長部10はファイバ保持具11で保持固定されて
いる。また、構造部材1及び2において蝶番7を取り付
ける辺にはファイバ通過用切り欠き12が設けられてい
る。
全に展開した状態を示しており、構造部材1、2、3の
光波回路実装面には、光部品4、スプライス5、外線用
コネクタ6等が実装され、固定されている。また図1の
各構造部材1〜3に実装されている外線用コネクタ6の
配置関係から明らかなように、各構造部材1〜3にそれ
ぞれ実装される外線用コネクタ6は、これらの構造部材
が折りたたまれた状態のときには、全ての外線用コネク
タが蝶番構造を有していない一側面に面して配置され、
かつ全て同じ方向を向くように配置されている。光部品
相互間は、光ファイバ9で接続され、光ファイバ9及び
その余長部10はファイバ保持具11で保持固定されて
いる。また、構造部材1及び2において蝶番7を取り付
ける辺にはファイバ通過用切り欠き12が設けられてい
る。
【0017】図2は、図1の光波回路実装構造を折りた
たんだ状態を示しており、構造部材1と2は蝶番7を中
心として図1の状態から180°折りたたまれている。
このとき構造部材1、2の光波回路実装面は、前記3.
6mmの2倍である7.2mmだけ隔たっている。ま
た、構造部材1と3は蝶番8を中心として図1の状態か
ら180°折りたたまれている。このとき構造部材1、
3の光波回路実装面は、前記15mmの2倍である30
mmだけ隔たっている。この30mmの間隔により、構
造部材1、3上の光波回路が互いに干渉することを防止
している。使用時には、この状態で締結部21、22を
ねじ23、24で締結し、構造部材1、2、3の相互の
位置関係を固定する。構造部材2の上面は必要に応じて
保護カバー25で覆う。
たんだ状態を示しており、構造部材1と2は蝶番7を中
心として図1の状態から180°折りたたまれている。
このとき構造部材1、2の光波回路実装面は、前記3.
6mmの2倍である7.2mmだけ隔たっている。ま
た、構造部材1と3は蝶番8を中心として図1の状態か
ら180°折りたたまれている。このとき構造部材1、
3の光波回路実装面は、前記15mmの2倍である30
mmだけ隔たっている。この30mmの間隔により、構
造部材1、3上の光波回路が互いに干渉することを防止
している。使用時には、この状態で締結部21、22を
ねじ23、24で締結し、構造部材1、2、3の相互の
位置関係を固定する。構造部材2の上面は必要に応じて
保護カバー25で覆う。
【0018】構造部材1、2の蝶番7を取り付ける辺に
は切り欠き12(図1参照)があり、図2の状態に折り
たたまれているときは、構造部材1、2間にまたがる光
ファイバは、この切り欠き12を通過する。即ち、この
切り欠き12は、構造部材1、2が図1の状態に開いて
いるときは、2つの切り欠き12が向き合って角穴の状
態となるが、構造部材1、2を蝶番7を軸として折りた
たむと2つの切り欠き12が重なり合って、その切り欠
きを通って互いに背合わせとなっている構造部材1と2
の光波回路実装面相互間に光ファイバ9が行き来できる
ようになる。また、開閉の課程で光ファイバの必要長が
長くなることはないので、光ファイバにかかる張力が過
剰となることはなく、さらに、構造部材を折りたたんだ
ときに光ファイバの曲率が一定値以下とならないように
することにより、光ファイバを接続したままで構造部材
1、2の展開、折りたたみが可能となる。
は切り欠き12(図1参照)があり、図2の状態に折り
たたまれているときは、構造部材1、2間にまたがる光
ファイバは、この切り欠き12を通過する。即ち、この
切り欠き12は、構造部材1、2が図1の状態に開いて
いるときは、2つの切り欠き12が向き合って角穴の状
態となるが、構造部材1、2を蝶番7を軸として折りた
たむと2つの切り欠き12が重なり合って、その切り欠
きを通って互いに背合わせとなっている構造部材1と2
の光波回路実装面相互間に光ファイバ9が行き来できる
ようになる。また、開閉の課程で光ファイバの必要長が
長くなることはないので、光ファイバにかかる張力が過
剰となることはなく、さらに、構造部材を折りたたんだ
ときに光ファイバの曲率が一定値以下とならないように
することにより、光ファイバを接続したままで構造部材
1、2の展開、折りたたみが可能となる。
【0019】構造部材を折りたたんだときに光ファイバ
の曲率が一定値以下とならないようにするには、構造部
材1、2間、1、3間のいずれにおいても、構造部材間
を通過する光ファイバを、蝶番7、8の屈曲中心線に対
して鋭角的に横切るように設計しておけばよい。実際の
設計作業では、前記構造部材間の光ファイバ通過角度さ
え注意すれば、図1の平面図の状態の構造部材1、2、
3に対して、これらを1つの実装平面と考えて設計する
ことができる。また、組立作業においては、まず、構造
部材1、2、3を蝶番7、8により連結した後、これら
を図1の平面図の状態に置き、光部品4、光ファイバ9
等を実装する。そして、調整や基本的な検査を完了した
後、構造部材1、2、3を折りたたんで図2の状態と
し、各構造部材相互を締結部21、22にてねじ23、
24により固定する。
の曲率が一定値以下とならないようにするには、構造部
材1、2間、1、3間のいずれにおいても、構造部材間
を通過する光ファイバを、蝶番7、8の屈曲中心線に対
して鋭角的に横切るように設計しておけばよい。実際の
設計作業では、前記構造部材間の光ファイバ通過角度さ
え注意すれば、図1の平面図の状態の構造部材1、2、
3に対して、これらを1つの実装平面と考えて設計する
ことができる。また、組立作業においては、まず、構造
部材1、2、3を蝶番7、8により連結した後、これら
を図1の平面図の状態に置き、光部品4、光ファイバ9
等を実装する。そして、調整や基本的な検査を完了した
後、構造部材1、2、3を折りたたんで図2の状態と
し、各構造部材相互を締結部21、22にてねじ23、
24により固定する。
【0020】図3は、本発明の光波回路実装構造を、シ
ェルフへ実装する場合を示す斜視図であり、折りたたま
れ、固定された光波回路13は、シェルフ14のカード
ガイド15に沿って挿入されてプラグイン実装される。
ェルフへ実装する場合を示す斜視図であり、折りたたま
れ、固定された光波回路13は、シェルフ14のカード
ガイド15に沿って挿入されてプラグイン実装される。
【0021】図4乃至図6は、本発明の他の実施の形態
を示すものであり、図4は構造部材を展開した平面図及
び正面図、図5は光波回路を実装した平面図、図6は構
造部材を折りたたんだ状態をそれぞれ示している。光波
回路を実装する構造部材は5つの部分16〜20に分割
され、それぞれ蝶番26〜29により連結されている。
また、光波回路実装面は、図4の展開した状態のとき全
てが同一の面側となるように配置されている。各構造部
材16〜20を折りたたむ際には、矢印の如く、部材1
6、17間は谷折り、部材17、18間は山折り、部材
18、19間は谷折り、部材19、20間は山折りとな
るように折りたたまれ、図6に示すような小型な外形寸
法となる。各部材を連結する蝶番26〜29は、拡大図
に示すように、各構造部材を折りたたんだ状態のとき各
部材相互間に一定の間隔があくようにその中心軸がそれ
ぞれ実装面から隔たった位置に設けられている。
を示すものであり、図4は構造部材を展開した平面図及
び正面図、図5は光波回路を実装した平面図、図6は構
造部材を折りたたんだ状態をそれぞれ示している。光波
回路を実装する構造部材は5つの部分16〜20に分割
され、それぞれ蝶番26〜29により連結されている。
また、光波回路実装面は、図4の展開した状態のとき全
てが同一の面側となるように配置されている。各構造部
材16〜20を折りたたむ際には、矢印の如く、部材1
6、17間は谷折り、部材17、18間は山折り、部材
18、19間は谷折り、部材19、20間は山折りとな
るように折りたたまれ、図6に示すような小型な外形寸
法となる。各部材を連結する蝶番26〜29は、拡大図
に示すように、各構造部材を折りたたんだ状態のとき各
部材相互間に一定の間隔があくようにその中心軸がそれ
ぞれ実装面から隔たった位置に設けられている。
【0022】図5は、図4の展開した構造部材16〜2
0上に光波回路4、光ファイバ9等を実装した状態を示
している。構造部材17、18間及び19、20間は山
折りとなるので、それぞれの蝶番27、29を取り付け
る辺には切り欠き12があり、ここを光ファイバが通る
ようにしてある。また、各構造部材16〜20に実装さ
れる外線用コネクタ6は、図1の場合と同様に、これら
の構造部材が折り畳まれた状態のときには、全ての外線
用コネクタが蝶番構造を有していない一側面に面して配
置され、かつ全て同じ方向を向くように配置されてい
る。各構造部材間を通過する光ファイバ9は、それぞれ
蝶番26〜29の屈曲中心線に対して鋭角的に横切るよ
うに設計されている。
0上に光波回路4、光ファイバ9等を実装した状態を示
している。構造部材17、18間及び19、20間は山
折りとなるので、それぞれの蝶番27、29を取り付け
る辺には切り欠き12があり、ここを光ファイバが通る
ようにしてある。また、各構造部材16〜20に実装さ
れる外線用コネクタ6は、図1の場合と同様に、これら
の構造部材が折り畳まれた状態のときには、全ての外線
用コネクタが蝶番構造を有していない一側面に面して配
置され、かつ全て同じ方向を向くように配置されてい
る。各構造部材間を通過する光ファイバ9は、それぞれ
蝶番26〜29の屈曲中心線に対して鋭角的に横切るよ
うに設計されている。
【0023】なお、図1及び図4に示した実施の形態に
おいては、各蝶番の屈曲軸が全て互いに平行となるよう
に各構造部材を配置したが、蝶番のうちのいくつかは、
互いに直角またはその他の角度となるように各構造部材
を配置することもできる。例えば、1枚の四角形の構造
部材の横の辺と縦の辺に蝶番を取り付け、それぞれにほ
ぼ同形状の別の四角形の構造部材を連結し、合計3枚構
成として、折りたたみと展開を行っても同様の作用効果
を得ることができる。
おいては、各蝶番の屈曲軸が全て互いに平行となるよう
に各構造部材を配置したが、蝶番のうちのいくつかは、
互いに直角またはその他の角度となるように各構造部材
を配置することもできる。例えば、1枚の四角形の構造
部材の横の辺と縦の辺に蝶番を取り付け、それぞれにほ
ぼ同形状の別の四角形の構造部材を連結し、合計3枚構
成として、折りたたみと展開を行っても同様の作用効果
を得ることができる。
【0024】
【発明の効果】本発明による光波回路の実装構造は、光
部品、光ファイバ、スプライス等を実装し、固定する構
造部材を複数の部分に分割し、その分割した各部分を互
いに蝶番構造に連結するとともに、連結された各部分を
開いて略平面状に位置させることができるように構成し
ているので、組立、調整、保守等の作業が容易となり、
また、設計においては、作業時の手順等に特別の配慮を
することなく、上記の開いた状態の実装面をあたかも大
きな1つの実装面であるかのように自由に設計すること
ができる。更に、使用時には、各分割部分の間を接続す
る光ファイバの最小曲げ半径以上の曲率を確保しながら
各分割部分を蝶番によってそれぞれ180°折りたたむ
ことができるので実装密度が高くまた実装効率のよい小
型の外形寸法とすることができる。
部品、光ファイバ、スプライス等を実装し、固定する構
造部材を複数の部分に分割し、その分割した各部分を互
いに蝶番構造に連結するとともに、連結された各部分を
開いて略平面状に位置させることができるように構成し
ているので、組立、調整、保守等の作業が容易となり、
また、設計においては、作業時の手順等に特別の配慮を
することなく、上記の開いた状態の実装面をあたかも大
きな1つの実装面であるかのように自由に設計すること
ができる。更に、使用時には、各分割部分の間を接続す
る光ファイバの最小曲げ半径以上の曲率を確保しながら
各分割部分を蝶番によってそれぞれ180°折りたたむ
ことができるので実装密度が高くまた実装効率のよい小
型の外形寸法とすることができる。
【0025】
【図1】本発明の実施の形態における展開状態の平面図
及び正面図である。
及び正面図である。
【図2】本発明の実施の形態における折りたたみ状態を
示す正面図である。
示す正面図である。
【図3】本発明の光波回路の実装構造をシェルフへ実装
する場合を示す斜視図である。
する場合を示す斜視図である。
【図4】本発明の他の実施の形態における展開状態の平
面図、正面図および蝶番構造の拡大図である。
面図、正面図および蝶番構造の拡大図である。
【図5】本発明の他の実施の形態において光波回路を実
装した状態を示す平面図である。
装した状態を示す平面図である。
【図6】本発明の他の実施の形態における折りたたみ状
態を示す図である。
態を示す図である。
1〜3,16〜20 構造部材 4 光部品 5 スプライス 6 外線用コネクタ 7〜8,26〜29 蝶番 9 光ファイバ 10 光ファイバ余長部 11 光ファイバ保持具 12 切り欠き 13 光波回路 14 シェルフ 15 カードガイド 21,22 締結部 23,24 ねじ 25 保護カバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04B 10/14 H05K 7/16 (56)参考文献 特開 平9−178998(JP,A) 特開 平7−287129(JP,A) 特開 昭63−50099(JP,A) 特表 平3−502748(JP,A) 特表 平8−511356(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/00 G02B 6/24 G02B 6/36 H04B 10/00 H04B 10/12 H05K 7/16
Claims (8)
- 【請求項1】少なくとも複数の外線用コネクタを含み、
光部品および光ファイバにより構成される光波回路にお
いて、前記外線用コネクタ、 光部品および光ファイバを実装し
固定する構造部材を、略四角形の形状を有する複数の部
分に分割するとともに蝶番構造によって互いに折りたた
めるように連結し、前記蝶番を開いたときには、前記構
造部材の各分割部分に実装されている前記外線用コネク
タ、光部品および光ファイバは全て同一の面でかつ略平
面上に配置されるとともに、前記構造部材の各分割部分
が折りたたまれた状態のとき、前記複数の外線用コネク
タが、全て前記構造部材の蝶番構造を有していない一側
面に面し且つ全て同じ方向に向けて配置されるように構
成したことを特徴とする光波回路実装構造。 - 【請求項2】前記構造部材の分割された各部分の連結部
を通過する光ファイバは、当該連結部に設けられた蝶番
の屈曲中心線に対して鋭角的に横切るように配置されて
いることを特徴とする請求項1記載の光波回路の実装構
造。 - 【請求項3】前記構造部材は3つ以上の部分に分割さ
れ、前記蝶番構造によって山折りと谷折りの両方が含ま
れるように折りたたまれて連結されていることを特徴と
する請求項1〜2記載の光波回路実装構造。 - 【請求項4】前記構造部材は3つ以上の部分に分割さ
れ、前記蝶番構造の屈曲動作の中心線が互いに平行とな
るようにし、前記蝶番を開いた状態では前記分割部分が
一列に並び、前記蝶番を閉じた状態では山折りと谷折り
が交互に配列するように構成したことを特徴とする請求
項1〜3記載の光波回路の実装構造。 - 【請求項5】前記蝶番を閉じた状態では、前記各分割部
分は、相互間に予め定めた一定の間隔を設けて略平行に
重ね合わされ、かつ相互に固定される構造を有している
ことを特徴とする請求項1〜4記載の光波回路の実装構
造。 - 【請求項6】前記分割部分における前記光部品および光
ファイバを実装する面から実装面と垂直方向に予め定め
た一定距離を隔てた位置に前記蝶番の屈曲動作の中心線
を位置させたことを特徴とする請求項1〜5記載の光波
回路の実装構造。 - 【請求項7】前記略四角形の形状を有する分割部分の前
記蝶番を取り付ける辺には切り欠きが設けられているこ
とを特徴とする請求項1〜6記載の光波回路の実装構
造。 - 【請求項8】前記蝶番を閉じた状態でシェルフにプラグ
イン実装されることを特徴とする請求項1〜7記載の光
波回路の実装構造。
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