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JP3008426B2 - BiCMOSゲート回路 - Google Patents

BiCMOSゲート回路

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Publication number
JP3008426B2
JP3008426B2 JP2040141A JP4014190A JP3008426B2 JP 3008426 B2 JP3008426 B2 JP 3008426B2 JP 2040141 A JP2040141 A JP 2040141A JP 4014190 A JP4014190 A JP 4014190A JP 3008426 B2 JP3008426 B2 JP 3008426B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bipolar transistor
channel
turned
power supply
channel mosfets
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP2040141A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03242023A (ja
Inventor
晋 黒澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2040141A priority Critical patent/JP3008426B2/ja
Publication of JPH03242023A publication Critical patent/JPH03242023A/ja
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Publication of JP3008426B2 publication Critical patent/JP3008426B2/ja
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Logic Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はBiCMOSゲート回路に関し、特に低電圧動作に
おいても高負荷駆動能力と低消費電力性の特質を両立さ
せることができるBiCMOSゲート回路に関する。
〔従来の技術〕
最近、CMOS回路の低消費電力性とバイポーラトランジ
スタの高電流駆動能力との両方の長所を活かした複合回
路であるBiCMOSゲート回路が開発され実用になってい
る、この回路では論理はCMOS回路で行ない、負荷駆動を
バイポーラトランジスタで行なっている。第3図は従来
例である2入力NANADゲートの回路図である。図におい
て、P11,P12はPチャネルMOSFET、N11,N12,N13,N14,N15
はNチャネルMOSFET、Q11,Q12はNPNバイポーラトランジ
スタ、1および2は2つの入力端子、3は出力端子、4
は高電位電源、5は低電位電源である。
次に従来回路の動作を説明する。2つの入力端子1,2
の少なくとも一方に低レベルの信号が加わると、Pチャ
ネルMOSFET P11,P12の少なくとも一方がオン状態とな
ってNPN型バイポーラトランジスタQ11のベースを充電す
るのでQ11がオン状態となって負荷を高速に充電する。
この時NチャネルMOSFET N13とN14は少なくとも一方が
オフ状態となっているために、Q11の動作状態に影響を
与えることはない。また、NチャネルMOSFET N11とN12
は少なくとも一方がオフ状態となっており、Nチャネル
MOSFET N15はオン状態となっているために、NPN型バイ
ポーラトランジスタQ12のベースは放電されてオフ状態
になっている。2つの入力端子の両方に高レベルの信号
が加わると、NチャネルMOSFET N11,N12の両方がオン
状態となり、NPN型バイポーラトランジスタQ12のベース
を充電し、Q12がオン状態となって負荷を高速に放電す
る。この時、PチャネルMOSFET P11とP12は両方ともオ
フ状態となっており、NチャネルMOSFET N13とN14は両
方ともオン状態となっているため、NPN型バイポーラト
ランジスタQ11のベースは放電されてオフ状態になって
いる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら上述した従来のBiCMOSゲート回路は、MO
SFETの性能を向上させるためにスケーリングによる微細
化が行なわれているので、ゲート長がハーコミクロン以
下になると、種々の信頼性上の問題により電源電圧を下
げざるおえない状況になっている。今、NチャネルMOSF
ET N12に着目してみるとリース端子はバイポーラトラ
ンジスタQ12のベース端子に接続されている。そのため
にN12でQ12のベースを充電していくと、ベース電位すな
わちN12のソース電位が上昇してN12のゲート・ソース間
電位が小さくなってしまう。したがって、N12のドレイ
ン電流が小さくなってQ12を高速にオン状態にできなく
なり、動作速度が劣化してしまう欠点がある。この影響
は電源電圧を下げていくほど顕著となり、例えばN12の
ゲート電圧が例えば3.0Vの場合に、通常バイポーラトラ
ンジスタのベース電位は1.0V程度まで上昇するためにド
レイン電流は半分以下になって動作速度が大幅に劣化し
まう。
〔課題を解決するための手段〕 本発明のBiCMOSゲート回路は、第1及び第2の入力端
子を有するCMOS論理回路の出力にNPN型バイポーラトラ
ンジスタのベース電極とPNP型バイポーラトランジスタ
のベース電極を接続し、前記NPN型バイポーラトランジ
スタエミッタ電極と前記PNP型バイポーラトランジスタ
エミッタ電極とを共通接続して出力端子とし、前記NPN
型バイポーラトランジスタのコレクタ電極を高電位電源
に接続し、前記PNP型バイポーラトランジスタのコレク
タ電極を低電位電源に接続したBiCMOSゲート回路であっ
て、前記高電位電源と前記出力端子間に並列接続された
第1及び第2のPチャネルMOSFETが接続され、前記低電
位電源と前記出力端子間に直列接続された第1及び第2
のNチャネルMOSFETが接続され、前記第1のPチャネル
MOSFETのゲート電極及び前記第1のNチャネルMOSFETの
ゲート電極が前記第1の入力端子に接続し、前記第2の
PチャネルMOSFETのゲート電極及び前記第2のNチャネ
ルMOSFETのゲート電極が前記第2の入力端子に接続し、
前記出力端子がLレベルの際には前記第1及び第2のP
チャネルMOSFETがオフ状態、前記第1及び第2のNチャ
ネルMOSFETがオン状態となり、前記出力端子がHレベル
の際には前記第1及び第2のPチャネルMOSFETのうち少
なくとも一方がオン状態、前記第1及び第2のNチャネ
ルMOSFETのうち少なくとも一方がオフ状態となることを
特徴とする。
〔実施例〕
次に本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明に関連する技術の回路図である。第1
図において、P1,P2はPチャネルMOSFET、N1,N2はNチャ
ネルMOSFET、Q1はNPN型バイポーラトランジスタ、Q2はP
NP型バイポーラトランジスタ、1,2は入力端子、3は出
力端子、4は高電位電源、5は低電位電源である。2つ
の入力端子の少なくとも一方に低レベルの信号が加わる
と、PチャネルMOSFETP P1,P2の少なくとも一方がオン
状態となり、NPN型バイポーラトランジスタQ1のベース
を充電し、Q1がオン状態となって負荷を高速に充電す
る。この時NチャネルMOSFET N1,N2は少なくとも一方
がオフ状態となっており、またPNP型バイポーラトラン
ジスタQ2のベース・エミッタ間は逆バイアス状態となっ
ているために、Q1の動作状態に影響を与えることはな
い。2つの入力端子の両方に高レベルの信号が加わる
と、NチャネルMOSFET N1とN2がオン状態となり、PNP
型バイポーラトランジスタQ2のベースを放電し、Q2がオ
ン状態となって負荷を高速に放電する。この時Pチャネ
ルMOSFET P1,P2は両方ともオフ状態となっており、ま
たNPN型バイポーラトランジスタQ1のベース・エミッタ
間は逆バイアス状態となっているために、Q2の動作状態
に影響を与えることはない。
図1の具体的なトランジスタサイズの一例を示すと、
高電位電源電圧が3.3V、低電位電源電圧が0V、負荷容量
が1.0pFの場合に、MOSFETはゲート酸化膜厚が100A,チャ
ネル長が0.5μm,チャネル幅が20μmであり、バイポー
ラトランジスタのエミッタが0.8μm×10μmである。
高速動作のためにはMOSFETのドレイン容量とバイポーラ
トランジスタのベース周りの容量をできるだけ小さくす
ることが望ましい。
次に本発明の実施例を第2図の回路図により説明す
る。回路は2入力NANDゲートの一例である。P1,P2,P3,P
4はPチャネルMOSFET、N1,N2,N3,N4はNチャネルMOSFE
T、Q1はNPN型バイポーラトランジスタ、Q2はPNP型バイ
ポーラトランジスタ、1,2は入力端子、3は出力端子、
4は高電位電源、5は低電位電源である。第2の実施例
ではPチャネルMOSFET P3,P4がNPN型バイポーラトラン
ジスタQ1と並列に接続され、NチャネルMOSFET N3,N4
がPNP型バイポーラトランジスタQ2と並列に接続されて
おり、出力電位が低電位電源電圧から高電位電源電圧ま
で完全にスイングするという利点がある。
〔発明の効果〕 以上説明したように本発明はバイポーラトランジスタ
のベース電極にMOSFETのドレイン電極が接続することに
より、MOSFETのゲート・ソース間には常に大きな電圧が
かかり、電源電圧を下げても動作速度が急激に劣化しな
い効果がある。例えばMOSFETのしきい値電圧を0.5Vに設
定した場合、従来のBiCMOSゲート回路では3.0V以下の電
源電圧で使うことは実質的に無理であるが、本発明のBi
CMOSゲート回路では2.0V程度まで使うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に関連する技術の回路図、第2図は本発
明の実施例の回路図、第3図は従来のBiCMOSゲート回路
の回路図である。 P1,P2,P3,P4,P11,P12……PチャネルMOSFET、N1,N2,N3,
N4,N11,N12,N13,N14,N15……NチャネルMOSFET.Q1,Q11,
Q12……NPN型バイポーラトランジスタ、Q2……PNP型バ
イポーラトランジスタ、1,2……入力端子、3……出力
端子、4……高電位電源、5……低電位電源。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1及び第2の入力端子を有するCMOS論理
    回路の出力にNPN型バイポーラトランジスタのベース電
    極とPNP型バイポーラトランジスタのベース電極を接続
    し、前記NPN型バイポーラトランジスタエミッタ電極と
    前記PNP型バイポーラトランジスタエミッタ電極とを共
    通接続して出力端子とし、前記NPN型バイポーラトラン
    ジスタのコレクタ電極を高電位電源に接続し、前記PNP
    型バイポーラトランジスタのコレクタ電極を低電位電源
    に接続したBiCMOSゲート回路であって、前記高電位電源
    と前記出力端子間に並列接続された第1及び第2のPチ
    ャネルMOSFETが接続され、前記低電位電源と前記出力端
    子間に並列接続された第1及び第2のNチャネルMOSFET
    が接続され、前記第1のPチャネルMOSFETのゲート電極
    及び前記第1のNチャネルMOSFETのゲート電極が前記第
    1の入力端子に接続し、前記第2のPチャネルMOSFETの
    ゲート電極及び前記第2のNチャネルMOSFETのゲート電
    極が前記第2の入力端子に接続し、前記出力端子がLレ
    ベルの際には前記第1及び第2のPチャネルMOSFETがオ
    フ状態、前記第1及び第2のNチャネルMOSFETがオン状
    態となり、前記出力端子がHレベルの際には前記第1及
    び第2のPチャネルMOSFETのうち少なくとも一方がオン
    状態、前記第1及び第2のNチャネルMOSFETのうち少な
    くとも一方がオフ状態となることを特徴とするBiCMOSゲ
    ート回路。
JP2040141A 1990-02-20 1990-02-20 BiCMOSゲート回路 Expired - Lifetime JP3008426B2 (ja)

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JPH03242023A JPH03242023A (ja) 1991-10-29
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