JP3096627B2 - 冷却ショーケース - Google Patents
冷却ショーケースInfo
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- JP3096627B2 JP3096627B2 JP07301746A JP30174695A JP3096627B2 JP 3096627 B2 JP3096627 B2 JP 3096627B2 JP 07301746 A JP07301746 A JP 07301746A JP 30174695 A JP30174695 A JP 30174695A JP 3096627 B2 JP3096627 B2 JP 3096627B2
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- Japan
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- cooling chamber
- cooling
- plate
- suction
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、貯蔵室の少なくと
も前面に商品収納および取り出し用開口を具備している
冷蔵ショーケースや冷凍ショーケースなどの冷却ショー
ケースに関する。
も前面に商品収納および取り出し用開口を具備している
冷蔵ショーケースや冷凍ショーケースなどの冷却ショー
ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の冷却ショーケースは、たと
えば特公昭62−8708号公報(F25D17/0
8)などに記載されているように、貯蔵室の前面には、
商品収納および取り出し用開口が設けられており、この
商品収納および取り出し用開口にはエアーカーテンが形
成されている。また、貯蔵室の下方には、冷却室が配設
されており、冷却室の前端部には、エアーカーテンを吸
い込む冷気吸い込み口が形成されている。そして、冷却
室の冷気は、貯蔵室の後面の垂直ダクトを介して貯蔵室
の上方の冷気吹き出し口に導かれている。
えば特公昭62−8708号公報(F25D17/0
8)などに記載されているように、貯蔵室の前面には、
商品収納および取り出し用開口が設けられており、この
商品収納および取り出し用開口にはエアーカーテンが形
成されている。また、貯蔵室の下方には、冷却室が配設
されており、冷却室の前端部には、エアーカーテンを吸
い込む冷気吸い込み口が形成されている。そして、冷却
室の冷気は、貯蔵室の後面の垂直ダクトを介して貯蔵室
の上方の冷気吹き出し口に導かれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この様
に、貯蔵室の後面に垂直ダクトを配設すると、冷却ショ
ーケースの前後の奥行きが厚くなる。したがって、冷却
ショーケースの設置場所に奥行きがない場合には、冷却
ショーケースの設置が困難となる。また、貯蔵室の後面
に商品収納および取り出し用開口を形成することが困難
となる。
に、貯蔵室の後面に垂直ダクトを配設すると、冷却ショ
ーケースの前後の奥行きが厚くなる。したがって、冷却
ショーケースの設置場所に奥行きがない場合には、冷却
ショーケースの設置が困難となる。また、貯蔵室の後面
に商品収納および取り出し用開口を形成することが困難
となる。
【0004】そこで、垂直ダクトを貯蔵室の左端または
右端に配設することが検討されている。ところで、この
様に、垂直ダクトを貯蔵室の一端部に配設すると、送風
機が貯蔵室の他端部側に偏って配置されることになる。
また、前記冷気吸い込み口は左右方向に細長く延在して
いるので、送風機に近い部分と、送風機から遠い部分と
ができる。したがって、送風機に近い部分では、空気吸
い込み量が増大し、一方、送風機に遠い部分では、空気
吸い込み量が減少する。その結果、エアーカーテンを形
成する冷気の量が場所により変化し、エアーカーテンが
不均一となって乱れるので、貯蔵室の冷気の維持が困難
となる。
右端に配設することが検討されている。ところで、この
様に、垂直ダクトを貯蔵室の一端部に配設すると、送風
機が貯蔵室の他端部側に偏って配置されることになる。
また、前記冷気吸い込み口は左右方向に細長く延在して
いるので、送風機に近い部分と、送風機から遠い部分と
ができる。したがって、送風機に近い部分では、空気吸
い込み量が増大し、一方、送風機に遠い部分では、空気
吸い込み量が減少する。その結果、エアーカーテンを形
成する冷気の量が場所により変化し、エアーカーテンが
不均一となって乱れるので、貯蔵室の冷気の維持が困難
となる。
【0005】本発明は、以上のような課題を解決するた
めのもので、前後の奥行きが小さく、かつ、略均一なエ
アーカーテンを形成することができる冷却ショーケース
を提供することを目的とする。
めのもので、前後の奥行きが小さく、かつ、略均一なエ
アーカーテンを形成することができる冷却ショーケース
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の冷却ショーケー
ス(1)は、少なくとも前面に商品収納および取り出し
用開口(17)を具備している貯蔵室(16)と、前記
商品収納および取り出し用開口に形成されているエアー
カーテン(46)と、前記貯蔵室の下方に配設されてい
る冷却室(23)と、前記冷却室の前端部において左右
方向に細長く設けられている吸い込み板(53)とを備
えており、この吸い込み板は、前記エアーカーテンの冷
気を前記冷却室に吸い込む吸い込み口(48)を形成し
ている。
ス(1)は、少なくとも前面に商品収納および取り出し
用開口(17)を具備している貯蔵室(16)と、前記
商品収納および取り出し用開口に形成されているエアー
カーテン(46)と、前記貯蔵室の下方に配設されてい
る冷却室(23)と、前記冷却室の前端部において左右
方向に細長く設けられている吸い込み板(53)とを備
えており、この吸い込み板は、前記エアーカーテンの冷
気を前記冷却室に吸い込む吸い込み口(48)を形成し
ている。
【0007】そして、前記目的を達成するために、前記
冷却室には、左右方向の一方の側に偏って送風機(2
5)が配設されており、また、前記冷却室の左右方向の
他方の端部には、垂直ダクト(36)が上下方向に配設
されている。前記送風機と前記垂直ダクトとの間には、
前記送風機からの空気流を前記垂直ダクトに導く冷却室
内ダクト(26,27)が設けられ、この冷却室内ダク
トには、冷却器(28)が設置されている。そして、風
量調整板(55)が前記吸い込み板に沿って設けられて
おり、吸い込み板における冷気流れの断面を、左右方向
の前記他方側から一方側に行くほど、減少させている。
冷却室には、左右方向の一方の側に偏って送風機(2
5)が配設されており、また、前記冷却室の左右方向の
他方の端部には、垂直ダクト(36)が上下方向に配設
されている。前記送風機と前記垂直ダクトとの間には、
前記送風機からの空気流を前記垂直ダクトに導く冷却室
内ダクト(26,27)が設けられ、この冷却室内ダク
トには、冷却器(28)が設置されている。そして、風
量調整板(55)が前記吸い込み板に沿って設けられて
おり、吸い込み板における冷気流れの断面を、左右方向
の前記他方側から一方側に行くほど、減少させている。
【0008】また、吸い込み板が冷却室に着脱自在に取
り付けられており、この吸い込み板に風量調整板が一体
に設けられていることがある。
り付けられており、この吸い込み板に風量調整板が一体
に設けられていることがある。
【0009】さらに、商品収納および取り出し用開口が
前後両面に設けられており、この前後の商品収納および
取り出し用開口には、各々エアーカーテンが形成され、
前後の吸い込み板がこのエアーカーテンの冷気を吸い込
む吸い込み口を形成しているとともに、誤設置防止用の
突出部材(63)が設けられていることがある。この誤
設置防止用の突出部材は、前後の吸い込み板が前記冷却
室の正規の位置に設置される場合には、吸い込み板の設
置を阻止せず、前記前後の吸い込み板が前後位置を誤っ
て設置される場合には、吸い込み板に一体に設けられた
風量調整板に当接して、吸い込み板の設置を阻止してい
る。
前後両面に設けられており、この前後の商品収納および
取り出し用開口には、各々エアーカーテンが形成され、
前後の吸い込み板がこのエアーカーテンの冷気を吸い込
む吸い込み口を形成しているとともに、誤設置防止用の
突出部材(63)が設けられていることがある。この誤
設置防止用の突出部材は、前後の吸い込み板が前記冷却
室の正規の位置に設置される場合には、吸い込み板の設
置を阻止せず、前記前後の吸い込み板が前後位置を誤っ
て設置される場合には、吸い込み板に一体に設けられた
風量調整板に当接して、吸い込み板の設置を阻止してい
る。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明における冷却ショー
ケースの実施の一形態を図1ないし図7を用いて説明す
る。図1は本発明における冷却ショーケースの斜視図で
ある。図2は図1の縦断面図で、図4の II-II断面図で
ある。図3は図2および図5の III-III断面図である。
図4は図2のIV-IV 断面図である。図5は図2の V-V断
面の要部拡大図である。図6は吸い込み板の取り付け状
態の説明図で、(a)が正規の状態の図、(b)が取り
付け位置を間違った場合の図である。図7は誤設置防止
用の突出部材の斜視図である。なお、プライスレールは
図4にのみ図示されている。
ケースの実施の一形態を図1ないし図7を用いて説明す
る。図1は本発明における冷却ショーケースの斜視図で
ある。図2は図1の縦断面図で、図4の II-II断面図で
ある。図3は図2および図5の III-III断面図である。
図4は図2のIV-IV 断面図である。図5は図2の V-V断
面の要部拡大図である。図6は吸い込み板の取り付け状
態の説明図で、(a)が正規の状態の図、(b)が取り
付け位置を間違った場合の図である。図7は誤設置防止
用の突出部材の斜視図である。なお、プライスレールは
図4にのみ図示されている。
【0011】清涼飲料、弁当、ハム、果物など各種商品
を陳列する冷却ショーケースとしての冷蔵や冷凍のオー
プンショーケース1の下部には機械室3が配置されてい
る。この機械室3には凝縮器4、凝縮器用の送風機5お
よび圧縮機などが設けられている。そして、ショーケー
ス1の上壁8、右側の側壁9および、機械室3との隔壁
である底壁10は、三側面が開放した断熱箱体を構成し
ており、発泡合成樹脂たとえば硬質の発泡ポリウレタン
などの断熱材11からなっている。
を陳列する冷却ショーケースとしての冷蔵や冷凍のオー
プンショーケース1の下部には機械室3が配置されてい
る。この機械室3には凝縮器4、凝縮器用の送風機5お
よび圧縮機などが設けられている。そして、ショーケー
ス1の上壁8、右側の側壁9および、機械室3との隔壁
である底壁10は、三側面が開放した断熱箱体を構成し
ており、発泡合成樹脂たとえば硬質の発泡ポリウレタン
などの断熱材11からなっている。
【0012】この断熱材11の内面より適当な間隔を有
して、塗装鋼板やステンレスなどの錆びない金属板など
からなる庫内天板12、庫内壁板13および庫内床板1
4が配設されている。また、オープンショーケース1の
左側面には透明な二重ガラス板からなる側板15が配設
されている。この庫内天板12、庫内壁板13、庫内床
板14および側板15で囲まれた貯蔵室としての陳列室
16には、前面および後面に商品収納および取り出し用
開口17が形成されている。また、この陳列室16に
は、左右一対の支柱18が垂直に立設されている。この
支柱18間には透明なメインの仕切り板19が、また左
側の支柱18の左側には透明な補助の仕切り板20が配
置されており、この仕切り板19,20で、陳列室16
は手前側陳列室16aと奥側陳列室16bとに等分に分
割されている。この手前側陳列室16aおよび奥側陳列
室16bには各々、商品陳列棚21が左右一対の支持ブ
ラケット22に支持されて、多段に配置されている。
して、塗装鋼板やステンレスなどの錆びない金属板など
からなる庫内天板12、庫内壁板13および庫内床板1
4が配設されている。また、オープンショーケース1の
左側面には透明な二重ガラス板からなる側板15が配設
されている。この庫内天板12、庫内壁板13、庫内床
板14および側板15で囲まれた貯蔵室としての陳列室
16には、前面および後面に商品収納および取り出し用
開口17が形成されている。また、この陳列室16に
は、左右一対の支柱18が垂直に立設されている。この
支柱18間には透明なメインの仕切り板19が、また左
側の支柱18の左側には透明な補助の仕切り板20が配
置されており、この仕切り板19,20で、陳列室16
は手前側陳列室16aと奥側陳列室16bとに等分に分
割されている。この手前側陳列室16aおよび奥側陳列
室16bには各々、商品陳列棚21が左右一対の支持ブ
ラケット22に支持されて、多段に配置されている。
【0013】庫内床板14と底壁10との間の空間は冷
却室23であり、この冷却室23の3方の周囲は背の低
い断熱壁24で覆われており、残りの右側面は前述の側
壁9が閉塞している。この冷却室23の左側の部分に
は、前後一対の冷却器用送風機25が配置されており、
この送風機25の右側には冷却室内ダクトである上下2
段のダクト26,27が右端部に向かって延在してい
る。この上側のダクト26には第1の冷却器28が配置
されており、ダクト26,27の前後の側壁は、冷却器
28の一対の管板29(図3および図5参照)が上下左
右に延在することにより構成されている。上側ダクト2
6の上側には上カバー部材31が、一方、上側ダクト2
6と下側ダクト27との間には下カバー部材32が配置
されている。この上カバー部材31および下カバー部材
32は各々右上方から左下方に傾斜している。そして、
下カバー部材32は、第1の冷却器28および底壁10
とは間隔を有して配置されている。
却室23であり、この冷却室23の3方の周囲は背の低
い断熱壁24で覆われており、残りの右側面は前述の側
壁9が閉塞している。この冷却室23の左側の部分に
は、前後一対の冷却器用送風機25が配置されており、
この送風機25の右側には冷却室内ダクトである上下2
段のダクト26,27が右端部に向かって延在してい
る。この上側のダクト26には第1の冷却器28が配置
されており、ダクト26,27の前後の側壁は、冷却器
28の一対の管板29(図3および図5参照)が上下左
右に延在することにより構成されている。上側ダクト2
6の上側には上カバー部材31が、一方、上側ダクト2
6と下側ダクト27との間には下カバー部材32が配置
されている。この上カバー部材31および下カバー部材
32は各々右上方から左下方に傾斜している。そして、
下カバー部材32は、第1の冷却器28および底壁10
とは間隔を有して配置されている。
【0014】また、庫内壁板13と側壁9との間には垂
直ダクト36が形成されており、この垂直ダクト36に
は、第2の冷却器37が配設されている。この第2の冷
却器37は、下側ダクト27に連通しており、下側ダク
ト27からの空気が第2の冷却器37に流入するように
構成されている。一方、上側ダクト26は第2の冷却器
37の周囲の空間に連通しており、上側ダクト26から
の空気は第2の冷却器37の周囲を上方に流れる。すな
わち、第2の冷却器37の前後の側面は管板38で、左
側面は図示しない左カバー部材で、右側面は側壁9で閉
塞されている。そして、第2の冷却器37内の空気の流
れと、第2の冷却器37の周囲の空気の流れは、垂直ダ
クト36の上部で合流している。
直ダクト36が形成されており、この垂直ダクト36に
は、第2の冷却器37が配設されている。この第2の冷
却器37は、下側ダクト27に連通しており、下側ダク
ト27からの空気が第2の冷却器37に流入するように
構成されている。一方、上側ダクト26は第2の冷却器
37の周囲の空間に連通しており、上側ダクト26から
の空気は第2の冷却器37の周囲を上方に流れる。すな
わち、第2の冷却器37の前後の側面は管板38で、左
側面は図示しない左カバー部材で、右側面は側壁9で閉
塞されている。そして、第2の冷却器37内の空気の流
れと、第2の冷却器37の周囲の空気の流れは、垂直ダ
クト36の上部で合流している。
【0015】庫内天板12と上壁8との間には、天井部
水平ダクト41が形成されており、この天井部水平ダク
ト41の一端部である右端部は、垂直ダクト36に連通
している。また、吐出口44がオープンショーケース1
の天井部の前端部および後端部において左右方向に細長
く形成されており、天井部水平ダクト41に流入した冷
気の出口となっている。吐出口44から出た冷気は、商
品収納および取り出し用開口17にエアーカーテン46
を形成している。そして、詳細は後述する吸い込み口4
8が、庫内床板14の商品収納および取り出し用開口1
7側に、左右方向に細長く形成されており、エアーカー
テン46を形成した冷気は、この吸い込み口48から冷
却室23に流入している。
水平ダクト41が形成されており、この天井部水平ダク
ト41の一端部である右端部は、垂直ダクト36に連通
している。また、吐出口44がオープンショーケース1
の天井部の前端部および後端部において左右方向に細長
く形成されており、天井部水平ダクト41に流入した冷
気の出口となっている。吐出口44から出た冷気は、商
品収納および取り出し用開口17にエアーカーテン46
を形成している。そして、詳細は後述する吸い込み口4
8が、庫内床板14の商品収納および取り出し用開口1
7側に、左右方向に細長く形成されており、エアーカー
テン46を形成した冷気は、この吸い込み口48から冷
却室23に流入している。
【0016】前述の冷却器28,37は、機械室3に配
置されている凝縮器4や圧縮機とで冷凍サイクルを構成
しており、この冷凍サイクルが稼働すると、冷却器2
8,37は低温となる。そして、冷却器用送風機25が
駆動すると、上側ダクト26および下側ダクト27に空
気が流入する。上側ダクト26に流入した空気は、第1
の冷却器28で冷却され、一方、下側ダクト27に流入
した空気は、第2の冷却器37で冷却され、冷気とな
る。これらの冷気は、垂直ダクト36の上部で合流し、
天井部水平ダクト41に流れ込む。そして、天井部水平
ダクト41の冷気は吐出口44から吐出し、エアーカー
テン46を形成した後に、吸い込み口48から冷却室2
3に流入して、送風機25に戻ってくる。この様にし
て、空気は強制循環されながら、陳列室16を冷却して
いる。
置されている凝縮器4や圧縮機とで冷凍サイクルを構成
しており、この冷凍サイクルが稼働すると、冷却器2
8,37は低温となる。そして、冷却器用送風機25が
駆動すると、上側ダクト26および下側ダクト27に空
気が流入する。上側ダクト26に流入した空気は、第1
の冷却器28で冷却され、一方、下側ダクト27に流入
した空気は、第2の冷却器37で冷却され、冷気とな
る。これらの冷気は、垂直ダクト36の上部で合流し、
天井部水平ダクト41に流れ込む。そして、天井部水平
ダクト41の冷気は吐出口44から吐出し、エアーカー
テン46を形成した後に、吸い込み口48から冷却室2
3に流入して、送風機25に戻ってくる。この様にし
て、空気は強制循環されながら、陳列室16を冷却して
いる。
【0017】ところで、冷却器28,37は時々除霜を
行い、その除霜水が冷却器28,37の下方に落下す
る。そして、第1の冷却器28の除霜水は、下カバー部
材32に落下し、下カバー部材32の傾斜に沿って左側
に流れ、下カバー部材32の左端から底壁10に落下
し、底壁10に形成されているドレーンパイプ51(図
3および図5参照)から冷却室23の外に排出される。
行い、その除霜水が冷却器28,37の下方に落下す
る。そして、第1の冷却器28の除霜水は、下カバー部
材32に落下し、下カバー部材32の傾斜に沿って左側
に流れ、下カバー部材32の左端から底壁10に落下
し、底壁10に形成されているドレーンパイプ51(図
3および図5参照)から冷却室23の外に排出される。
【0018】前記吸い込み口48は、吸い込み板53に
多数の開口48a(図6参照)を形成することにより構
成されている。この吸い込み板53は陳列室16の商品
収納および取り出し用開口17に沿って左右方向にわた
って細長く設けられており、いわゆるデッキパンである
庫内床板14と、断熱壁24上端に配置されたハンドレ
ール54との間すなわち冷却室23の前後両端部に細長
く配置されている。そして、開口48aは、細長い吸い
込み板53の長手方向に開口面積が略均等になるように
配列されている。この様にして構成されている吸い込み
口48からの冷気を吸い込む送風機25は、図2および
図3に図示するように、左右方向の一方の側に偏って配
置されている。したがって、送風機25に近い開口48
aは、冷気を多量に吸い込み、送風機25から離れた開
口48aは冷気の吸い込み量が少なくなる。その結果、
エアーカーテン46が不均一となる。
多数の開口48a(図6参照)を形成することにより構
成されている。この吸い込み板53は陳列室16の商品
収納および取り出し用開口17に沿って左右方向にわた
って細長く設けられており、いわゆるデッキパンである
庫内床板14と、断熱壁24上端に配置されたハンドレ
ール54との間すなわち冷却室23の前後両端部に細長
く配置されている。そして、開口48aは、細長い吸い
込み板53の長手方向に開口面積が略均等になるように
配列されている。この様にして構成されている吸い込み
口48からの冷気を吸い込む送風機25は、図2および
図3に図示するように、左右方向の一方の側に偏って配
置されている。したがって、送風機25に近い開口48
aは、冷気を多量に吸い込み、送風機25から離れた開
口48aは冷気の吸い込み量が少なくなる。その結果、
エアーカーテン46が不均一となる。
【0019】そこで、吸い込み板53の下部に、図3お
よび図6に図示する風量調整板55が設けられている。
この風量調整板55が略水平に突出しており、吸い込み
板53下部における隙間を減少させて、冷気の流れる断
面積を減少させている。この風量調整板55の突出量す
なわち突出幅を、送風機25に近い側を大きくし、送風
機25に遠い側を小さくすることにより、開口48aで
吸い込む冷気の流量を略均一にしている。すなわち、風
量調整板55は、左側の突出幅を右側の突出幅よりも大
きくして、略三角形状をしている。
よび図6に図示する風量調整板55が設けられている。
この風量調整板55が略水平に突出しており、吸い込み
板53下部における隙間を減少させて、冷気の流れる断
面積を減少させている。この風量調整板55の突出量す
なわち突出幅を、送風機25に近い側を大きくし、送風
機25に遠い側を小さくすることにより、開口48aで
吸い込む冷気の流量を略均一にしている。すなわち、風
量調整板55は、左側の突出幅を右側の突出幅よりも大
きくして、略三角形状をしている。
【0020】この風量調整板55は吸い込み板53と一
体に構成されており、吸い込み板53と一体にオープン
ショーケース1本体に着脱できる。しかしながら、この
吸い込み板53は、図3に図示するように、手前側の吸
い込み板53と奥側の吸い込み板53とでは風量調整板
55の取り付け位置が異なり、互換性がない。すなわ
ち、図3において、手前側の吸い込み板53の左右を1
80度反転(左側を右側に位置させる)させて、奥側に
取り付けると、風量調整板55の突出幅の小さい側が送
風機25側になり、ますますエアーカーテン46の流量
が不均一となる。そこで、吸い込み板53を支持する支
持部材61に、図7に図示するL字状の突出部材63を
取り付け孔63aでビス止めして取り付けている。吸い
込み板53が正規の位置に載置された際には、図6
(a)に図示するように、風量調整板55はこの突出部
材63に当接せずに載置できる。一方、吸い込み板53
の取り付け位置を前後間違った場合には、図6(b)に
図示するように、風量調整板55が突出部材63に当接
して、突出部材63が吸い込み板53の設置を阻止す
る。
体に構成されており、吸い込み板53と一体にオープン
ショーケース1本体に着脱できる。しかしながら、この
吸い込み板53は、図3に図示するように、手前側の吸
い込み板53と奥側の吸い込み板53とでは風量調整板
55の取り付け位置が異なり、互換性がない。すなわ
ち、図3において、手前側の吸い込み板53の左右を1
80度反転(左側を右側に位置させる)させて、奥側に
取り付けると、風量調整板55の突出幅の小さい側が送
風機25側になり、ますますエアーカーテン46の流量
が不均一となる。そこで、吸い込み板53を支持する支
持部材61に、図7に図示するL字状の突出部材63を
取り付け孔63aでビス止めして取り付けている。吸い
込み板53が正規の位置に載置された際には、図6
(a)に図示するように、風量調整板55はこの突出部
材63に当接せずに載置できる。一方、吸い込み板53
の取り付け位置を前後間違った場合には、図6(b)に
図示するように、風量調整板55が突出部材63に当接
して、突出部材63が吸い込み板53の設置を阻止す
る。
【0021】また、図4に図示するように、プライスレ
ール65を吸い込み板53の上面に吸い込み板53の長
手方向に細長く一体に取り付けることができ、このプラ
イスレール65は吸い込み板53と一体に着脱される。
ール65を吸い込み板53の上面に吸い込み板53の長
手方向に細長く一体に取り付けることができ、このプラ
イスレール65は吸い込み板53と一体に着脱される。
【0022】前述のように、実施の形態においては、多
数の開口48aが、吸い込み板53の長手方向に略均等
に配列されており、開口48aの大きさや数量は、吸い
込み板53の長手方向において略変化していない。した
がって、吸い込み板53を簡単に製造することができ
る。なお、風量調整板55の突出幅は、吸い込み板53
の長手方向に変化しているが、これは、風量調整板55
を切り出す際に、切断方向を変化させるだけで簡単に行
える。この様に実施の形態においては、風量調整板55
は、その突出幅を、送風機25を設置されている側か
ら、垂直ダクト36側に向かって、段々と小さくしてい
るだけであるので、風量調整手段である風量調整板55
は容易に製造することができる。
数の開口48aが、吸い込み板53の長手方向に略均等
に配列されており、開口48aの大きさや数量は、吸い
込み板53の長手方向において略変化していない。した
がって、吸い込み板53を簡単に製造することができ
る。なお、風量調整板55の突出幅は、吸い込み板53
の長手方向に変化しているが、これは、風量調整板55
を切り出す際に、切断方向を変化させるだけで簡単に行
える。この様に実施の形態においては、風量調整板55
は、その突出幅を、送風機25を設置されている側か
ら、垂直ダクト36側に向かって、段々と小さくしてい
るだけであるので、風量調整手段である風量調整板55
は容易に製造することができる。
【0023】また、プライスレール65が吸い込み板5
3の上面に取り付けられているので、庫内床板14に載
置されている商品の近くで、値段などの表示をすること
ができ、表示が分かり易い。このプライスレール65
は、従前はハンドレール54に取り付けられていた。し
かしながら、オープンショーケース1の設置場所にスペ
ースが無い場合などには、顧客はハンドレール54の直
ぐそばに立ったり、歩行したりする。したがって、顧客
の略真下に位置するプライスレール65は見にくいとと
もに、プライスレール65が歩行の邪魔になっていた。
この実施の形態の場合には、ハンドレール54よりは庫
内側に設けることができるので、見やすいとともに、歩
行の邪魔になることが少なくなる。
3の上面に取り付けられているので、庫内床板14に載
置されている商品の近くで、値段などの表示をすること
ができ、表示が分かり易い。このプライスレール65
は、従前はハンドレール54に取り付けられていた。し
かしながら、オープンショーケース1の設置場所にスペ
ースが無い場合などには、顧客はハンドレール54の直
ぐそばに立ったり、歩行したりする。したがって、顧客
の略真下に位置するプライスレール65は見にくいとと
もに、プライスレール65が歩行の邪魔になっていた。
この実施の形態の場合には、ハンドレール54よりは庫
内側に設けることができるので、見やすいとともに、歩
行の邪魔になることが少なくなる。
【0024】しかも、プライスレール65は吸い込み板
53に一体に設けられているので、清掃などの際には、
吸い込み板53をオープンショーケース1から取り外す
作業だけで、プライスレール65もオープンショーケー
ス1から外すことができる。その結果、ショーケースに
おいては頻繁に行われる清掃作業などが容易となる。
53に一体に設けられているので、清掃などの際には、
吸い込み板53をオープンショーケース1から取り外す
作業だけで、プライスレール65もオープンショーケー
ス1から外すことができる。その結果、ショーケースに
おいては頻繁に行われる清掃作業などが容易となる。
【0025】以上、本発明の実施の形態を詳述したが、
本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、
特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、
種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例を
下記に例示する。 (1)実施の形態においては、商品収納および取り出し
用開口17は前後両面に設けられているが、前面だけで
も可能である。また、側面にも形成することが可能であ
る。
本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、
特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、
種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例を
下記に例示する。 (1)実施の形態においては、商品収納および取り出し
用開口17は前後両面に設けられているが、前面だけで
も可能である。また、側面にも形成することが可能であ
る。
【0026】(2)実施の形態においては、風量調整板
55は吸い込み板53に一体に設けられているが、吸い
込み板53とは別の部材たとえば断熱壁24などに取り
付けることも可能である。なお、吸い込み板53と一体
に設けると、吸い込み板53の着脱と同時に取り外すこ
とができて便利である。 (3)実施の形態においては、風量調整板55は水平方
向に配置されているが、冷気が通る隙間を調整できるな
らば、その配置の方向は適宜変更可能である。
55は吸い込み板53に一体に設けられているが、吸い
込み板53とは別の部材たとえば断熱壁24などに取り
付けることも可能である。なお、吸い込み板53と一体
に設けると、吸い込み板53の着脱と同時に取り外すこ
とができて便利である。 (3)実施の形態においては、風量調整板55は水平方
向に配置されているが、冷気が通る隙間を調整できるな
らば、その配置の方向は適宜変更可能である。
【0027】(4)実施の形態においては、突出部材6
3は支持部材61に取り付けられているが、他の部材た
とえば断熱壁24などに取り付けることも可能である。
また、突出部材63はL字状をしているが、設置位置を
誤った吸い込み板と当接することができるならば、その
形状は適宜変更可能である。 (5)実施の形態においては、冷却室内ダクト26,2
7は上下2層になっているが、一層のダクトで構成する
ことも可能である。また、上側ダクト26にのみ冷却器
28が設けられているが、下側ダクト27にも冷却器を
配置することも可能である。
3は支持部材61に取り付けられているが、他の部材た
とえば断熱壁24などに取り付けることも可能である。
また、突出部材63はL字状をしているが、設置位置を
誤った吸い込み板と当接することができるならば、その
形状は適宜変更可能である。 (5)実施の形態においては、冷却室内ダクト26,2
7は上下2層になっているが、一層のダクトで構成する
ことも可能である。また、上側ダクト26にのみ冷却器
28が設けられているが、下側ダクト27にも冷却器を
配置することも可能である。
【0028】(6)実施の形態においては、垂直ダクト
36は右側に設けられているが、垂直ダクト36を左側
に配置することも可能である。
36は右側に設けられているが、垂直ダクト36を左側
に配置することも可能である。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、冷却室の左右方向の端
部に、垂直ダクトが上下方向に配設されているので、垂
直ダクトは冷却ショーケースの後面ではなく、側面に配
置されており、冷却ショーケースの前後の奥行きを小さ
くすることができる。
部に、垂直ダクトが上下方向に配設されているので、垂
直ダクトは冷却ショーケースの後面ではなく、側面に配
置されており、冷却ショーケースの前後の奥行きを小さ
くすることができる。
【0030】また、冷却室の左右方向の一方の側に偏っ
て送風機が配設されており、送風機と前記垂直ダクトと
の間には、前記送風機からの空気流を前記垂直ダクトに
導く冷却室内ダクトが設けられ、この冷却室内ダクトに
は、冷却器が設置されている。したがって、冷却室の内
部を冷却器の設置場所として有効に利用することができ
る。
て送風機が配設されており、送風機と前記垂直ダクトと
の間には、前記送風機からの空気流を前記垂直ダクトに
導く冷却室内ダクトが設けられ、この冷却室内ダクトに
は、冷却器が設置されている。したがって、冷却室の内
部を冷却器の設置場所として有効に利用することができ
る。
【0031】しかも、風量調整板が吸い込み板に沿って
設けられており、この吸い込み板における冷気流れの断
面を、左右方向の前記他方側から一方側に行くほど、減
少させている。したがって、送風機に近づくほど、すな
わち吸い込む力が強くなるほど、冷気の流れる断面が減
少する。その結果、吸い込み板のどの箇所においても吸
い込み流量が略一定となり、略均一なエアーカーテンを
得ることができ、エアーカーテンが乱れることを減少さ
せることができる。
設けられており、この吸い込み板における冷気流れの断
面を、左右方向の前記他方側から一方側に行くほど、減
少させている。したがって、送風機に近づくほど、すな
わち吸い込む力が強くなるほど、冷気の流れる断面が減
少する。その結果、吸い込み板のどの箇所においても吸
い込み流量が略一定となり、略均一なエアーカーテンを
得ることができ、エアーカーテンが乱れることを減少さ
せることができる。
【0032】また、吸い込み板が冷却室に着脱自在に取
り付けられており、この吸い込み板に風量調整板が一体
に設けられている場合には、吸い込み板を着脱すると、
同時に風量調整板も一体に着脱される。したがって、吸
い込み板下方に存在するドレーンパイプなどを清掃する
際に、吸い込み板や風量調整板を冷却ショーケースから
取り外す必要があるが、吸い込み板の取り外し作業で、
同時に風量調整板も外せるので、風量調整板を取り外す
作業が不要となる。その結果、清掃作業などを簡単に行
うことができる。
り付けられており、この吸い込み板に風量調整板が一体
に設けられている場合には、吸い込み板を着脱すると、
同時に風量調整板も一体に着脱される。したがって、吸
い込み板下方に存在するドレーンパイプなどを清掃する
際に、吸い込み板や風量調整板を冷却ショーケースから
取り外す必要があるが、吸い込み板の取り外し作業で、
同時に風量調整板も外せるので、風量調整板を取り外す
作業が不要となる。その結果、清掃作業などを簡単に行
うことができる。
【0033】さらに、風量調整板を一体に設けた吸い込
み板が、冷却ショーケースの前後に各々設けられている
とともに、誤設置防止用の突出部材が配置されているこ
とがある。ところで、風量調整板は設置の向きが決まっ
ているので、この吸い込み板には、冷却ショーケースの
前側に設置するものと、後側に設置するものとがある。
しかしながら、誤設置防止用の突出部材が設けられてい
るので、吸い込み板が間違った位置に設置されることを
防止することができる。しかも、誤設置防止用の手段が
突出部材で構成されているので、誤設置防止構造が非常
に簡単な構造となる。
み板が、冷却ショーケースの前後に各々設けられている
とともに、誤設置防止用の突出部材が配置されているこ
とがある。ところで、風量調整板は設置の向きが決まっ
ているので、この吸い込み板には、冷却ショーケースの
前側に設置するものと、後側に設置するものとがある。
しかしながら、誤設置防止用の突出部材が設けられてい
るので、吸い込み板が間違った位置に設置されることを
防止することができる。しかも、誤設置防止用の手段が
突出部材で構成されているので、誤設置防止構造が非常
に簡単な構造となる。
【図1】図1は本発明における冷却ショーケースの斜視
図である。
図である。
【図2】図2は図1の縦断面図で、図4の II-II断面図
である。
である。
【図3】図3は図2および図5の III-III断面図であ
る。
る。
【図4】図4は図2のIV-IV 断面図である。
【図5】図5は図2の V-V断面の要部拡大図である。
【図6】図6は吸い込み板の取り付け状態の説明図で、
(a)が正規の状態の図、(b)が取り付け位置を間違
った場合の図である。
(a)が正規の状態の図、(b)が取り付け位置を間違
った場合の図である。
【図7】図7は誤設置防止用の突出部材の斜視図であ
る。
る。
1 オープンショーケース(冷却ショーケース) 16 陳列室(貯蔵室) 17 商品収納および取り出し用開口 23 冷却室 25 送風機 26,27 冷却室内ダクト 28 冷却器 36 垂直ダクト 46 エアーカーテン 48 吸い込み口 53 吸い込み板 55 風量調整板 63 突出部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25D 17/08 A47F 3/00
Claims (3)
- 【請求項1】 少なくとも前面に商品収納および取り出
し用開口を具備している貯蔵室と、 前記商品収納および取り出し用開口に形成されているエ
アーカーテンと、 前記貯蔵室の下方に配設されている冷却室と、 前記エアーカーテンの冷気を前記冷却室に吸い込む吸い
込み口を形成するとともに、前記冷却室の前端部におい
て左右方向に細長く設けられている吸い込み板とを備え
た冷却ショーケースにおいて、 前記冷却室には、左右方向の一方の側に偏って送風機が
配設されており、 また、前記冷却室の左右方向の他方の端部には、垂直ダ
クトが上下方向に配設されており、 前記送風機と前記垂直ダクトとの間には、前記送風機か
らの空気流を前記垂直ダクトに導く冷却室内ダクトが設
けられ、 この冷却室内ダクトには、冷却器が設置されており、 そして、左右方向の前記他方側から一方側に行くほど、
前記吸い込み板における冷気流れの断面を減少させてい
る風量調整板が前記吸い込み板に沿って設けられている
ことを特徴とする冷却ショーケース。 - 【請求項2】 前記吸い込み板は、前記冷却室に着脱自
在に取り付けられており、 この吸い込み板に、前記風量調整板が一体に設けられて
いることを特徴とする請求項1記載の冷却ショーケー
ス。 - 【請求項3】 少なくとも前後両面に各々商品収納およ
び取り出し用開口を具備している貯蔵室と、 前記前後の商品収納および取り出し用開口に各々形成さ
れているエアーカーテンと、 前記貯蔵室の下方に配設されている冷却室と、 この冷却室の前端部および後端部において、各々左右方
向に細長く設けられている吸い込み板とを備えており、 前記前後の吸い込み板は各々、前記エアーカーテンの冷
気を前記冷却室に吸い込む冷気吸い込み口を形成してい
る冷却ショーケースにおいて、 前記冷却室には、左右方向の一方の側に偏って送風機が
配設されており、 また、前記冷却室の左右方向の他方の端部には、垂直ダ
クトが上下方向に配設されており、 前記送風機と前記垂直ダクトとの間には、前記送風機か
らの空気流を前記垂直ダクトに導く冷却室内ダクトが設
けられ、 この冷却室内ダクトには、冷却器が設置されており、 そして、左右方向の前記他方側から一方側に行くほど、
前記吸い込み板における冷気流れの断面を減少させてい
る風量調整板が前記各吸い込み板に一体に設けられてお
り、 前記前後の吸い込み板が前記冷却室の正規の位置に設置
される場合には、風量調整板の設置を阻止せず、前記前
後の吸い込み板が前後位置を誤って設置される場合に
は、前記風量調整板に当接して、その設置を阻止する誤
設置防止用の突出部材が設けられていることを特徴とす
る冷却ショーケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07301746A JP3096627B2 (ja) | 1995-11-20 | 1995-11-20 | 冷却ショーケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07301746A JP3096627B2 (ja) | 1995-11-20 | 1995-11-20 | 冷却ショーケース |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09145224A JPH09145224A (ja) | 1997-06-06 |
JP3096627B2 true JP3096627B2 (ja) | 2000-10-10 |
Family
ID=17900672
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07301746A Expired - Fee Related JP3096627B2 (ja) | 1995-11-20 | 1995-11-20 | 冷却ショーケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3096627B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108562027A (zh) * | 2018-01-03 | 2018-09-21 | 合肥华凌股份有限公司 | 风道系统及制冷装置 |
-
1995
- 1995-11-20 JP JP07301746A patent/JP3096627B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09145224A (ja) | 1997-06-06 |
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