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JP2003250675A - ショーケースの商品棚 - Google Patents

ショーケースの商品棚

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JP2003250675A
JP2003250675A JP2002060624A JP2002060624A JP2003250675A JP 2003250675 A JP2003250675 A JP 2003250675A JP 2002060624 A JP2002060624 A JP 2002060624A JP 2002060624 A JP2002060624 A JP 2002060624A JP 2003250675 A JP2003250675 A JP 2003250675A
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shelf
product
plate
shelf board
heating
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Masatane Watanabe
正胤 渡辺
Junichi Suda
淳一 須田
Taketsugu Dairi
剛嗣 大理
Isato Zushida
勇人 図子田
Kazuyuki Yamamoto
和之 山本
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  • Freezers Or Refrigerated Showcases (AREA)
  • Display Racks (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えば棚板の下面に加熱プレートを取り付け
る場合、加熱プレートの位置決めを正確に行うことがで
き、しかも棚板上の水分が加熱プレートに付着すること
のないショーケースの商品棚を提供する。 【解決手段】 加熱用商品棚4の棚板7の前端側及び後
端側に、棚板7の外側に向かって下り傾斜をなすように
折曲する折曲部7aを設け、折曲部7aに仕切部材9の
端部を挿入する孔7b,7cを設けたので、加熱用商品
棚4に加熱プレート8を取付ける際、折曲部7aの折曲
線7a′に合わせて加熱プレート8を位置決めすること
ができる。また、棚板7の傾斜により、折曲部7aの上
側の孔7bに流れ落ちた水分が加熱プレート8側に流れ
込むこともないので、加熱プレート8への水分の付着を
防止することもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種飲食物の小売
店または飲食店等の店内に設置されるショーケースの商
品棚に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のショーケースとしては、
例えば特開2000−237000公報等に記載されて
いるように、前面、背面及び両側面を透明ガラス板で囲
まれた商品収納部と、商品収納部内に互いに上下方向に
間隔をおいて設けられた複数の商品棚とを備え、各商品
棚に任意の商品を陳列するようにしたものが知られてい
る。
【0003】このショーケースでは、商品収納部内を上
下に仕切り、その上方を加熱し、下方を冷却することに
より、商品収納部内に温蔵室と冷蔵室とを形成するよう
にしている。この場合、温蔵室内の商品は、商品棚に設
けた加熱プレートによって加熱され、冷蔵室内の商品
は、室内を循環する冷気によって冷却されるようになっ
ている。
【0004】前記商品棚は、商品を載置する棚板と、棚
板上を幅方向に仕切る複数の仕切部材とを備え、各仕切
部材によって棚板上の商品を幅方向複数列に整列させる
ようにしている。この場合、仕切部材は両端を下方に屈
曲した棒状の部材からなり、その両端を棚板の前後方向
両端側に設けた孔に挿入することにより棚板に取付けら
れるようになっている。また、棚板の下面には前記加熱
プレートが取付けられ、加熱プレートは接着剤等によっ
て棚板の下面に貼り付けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記棚
板に加熱プレートを取付ける際、棚板に設けられた仕切
部材挿入用の孔に加熱プレートが重ならないように位置
決めしなければならないため、加熱プレートの取付作業
に苦労するとともに、加熱プレートの取付位置にバラツ
キを生じ易いという問題点があった。また、商品から液
状の中味が漏洩した場合など、棚板上の水分が仕切部材
挿入用の孔から棚板の下面側に流れ込んだ場合には、加
熱プレートに水分が付着するおそれもあった。
【0006】本発明は前記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、例えば棚板の下面に
加熱プレートを取り付ける場合、加熱プレートの位置決
めを正確に行うことができ、しかも棚板上の水分が加熱
プレートに付着することのないショーケースの商品棚を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、請求項1では、商品を載置する棚板と、棚
板上を幅方向に仕切る少なくとも一つの仕切部材とを備
え、仕切部材の前後方向両端を棚板の前端側及び後端側
に挿入することにより、仕切部材を棚板に取付けるよう
にしたショーケースの商品棚において、前記棚板の前後
方向少なくとも一端側に、棚板の外側に向かって下り傾
斜をなすように折曲する折曲部を設け、折曲部には仕切
部材の端部が挿入される孔を設けている。
【0008】これにより、例えば棚板の下面に加熱プレ
ートを取付ける場合、棚板における折曲部の折曲位置を
基準にして加熱プレートの位置決めを行うことができ
る。また、棚板上の水分が折曲部側に流れ落ちた場合で
も、折曲部は棚板の外側に向かって下方に傾斜している
ことから、折曲部の孔に流れ込んだ水分が棚板側に流れ
込むことはない。
【0009】また、請求項2では、請求項1記載のショ
ーケースの商品棚において、前記折曲部を、その上側が
棚板の外側に向かって下り傾斜をなすように折曲すると
ともに、その下側が棚板の内側に向かって折曲するよう
に形成し、折曲部の上側及び下側にそれぞれ仕切部材の
端部が挿入される上下一対の孔を設けている。
【0010】これにより、請求項1の作用に加え、折曲
部の上下一対の孔によって仕切部材が直立状態に保持さ
れる。
【0011】また、請求項3では、請求項1または2記
載のショーケースの商品棚において、前記棚板の前端側
に商品の前方への移動を規制するガード部材を備え、ガ
ード部材の幅方向両端を棚板の前端側に設けた前記折曲
部の幅方向両端側の孔に挿入するように構成している。
【0012】これにより、請求項1または2の作用に加
え、ガード部材を棚板の孔に挿入することにより、ガー
ド部材が取付けられることから、ガード部材を取付ける
ための専用の取付部を設ける必要がない。
【0013】
【発明の実施の形態】図1乃至図9は本発明の一実施形
態を示すもので、図1はショーケースの全体斜視図、図
2はその概略正面断面図、図3及び図4は加熱用商品棚
の斜視図、図5は棚板及び加熱プレートの側面断面図、
図6乃至図9は加熱用商品棚の要部側面断面図である。
【0014】このショーケースは、縦長に形成されたシ
ョーケース本体1と、ショーケース本体1内に形成され
た商品収納部2と、ショーケース本体1の下部に形成さ
れた機械室3と、商品収納部2内の上方に設けられた複
数の加熱用商品棚4と、商品収納部2内の下方に設けら
れた複数の冷却用商品棚5と、商品収納部2内を任意の
加熱用商品棚4の位置で仕切る仕切板6とを備え、各商
品棚4,5はそれぞれ前方に向かって下り傾斜をなすよ
うに設けられている。
【0015】ショーケース本体1は商品収納部2の前面
及び背面をそれぞれ開閉する透明ガラス製の扉1aを有
し、商品収納部2の両側面は同じく透明ガラス製の側板
1bによってそれぞれ覆われている。また、商品収納部
2の周囲にはそれぞれ柱状部材をなす計4本の化粧枠1
cが立設され、各化粧枠1cの上端には商品収納部2の
上面を覆う天板1dが取付けられている。
【0016】商品収納部2は底面板2aによって機械室
3側と仕切られており、仕切板6の上方に温蔵室2bを
形成し、その下方には冷蔵室2cを形成している。
【0017】機械室3は断熱壁3aによって囲まれた通
風路3bを有し、通風路3bの一端側及び他端側はそれ
ぞれ商品収納部2内に連通している。通風路3b内には
蒸発器3c及び送風機3dが設けられ、通風路3bの一
端側から吸入した商品収納部2の空気を蒸発器3cによ
って冷却し、通風路3bの他端側から商品収納部2側へ
吐出するようになっている。尚、図示していないが、機
械室3内には蒸発器3cに接続された冷凍回路の圧縮
機、凝縮器等の冷凍機器が収容されている。
【0018】加熱用商品棚4は、商品が載置される棚板
7と、棚板7の下面側に配置された加熱プレート8とを
備え、商品収納部2内の上下方向任意の位置に取付けら
れるようになっている。
【0019】冷却用商品棚5は、商品を載置する棚板か
らなり、加熱用商品棚4と同様、商品収納部2内の上下
方向任意の位置に取付けられるようになっている。
【0020】仕切板6は各加熱用商品棚4の下面に対し
て着脱自在に構成され、その幅方向両端側には商品収納
部2の内面との隙間を開閉する断熱性の開閉板6aが設
けられている。
【0021】以上のように構成されたショーケースにお
いては、図2に示すように下方の加熱用商品棚4の下面
に取付けられた仕切板6によって商品収納部2内が上下
方向に仕切られ、これにより仕切板6の上方に温蔵室2
bが形成され、その下方に冷蔵室2cが形成される。即
ち、温蔵室2b内は各加熱用商品棚4の加熱プレート8
によって加熱され、冷蔵室2c内は機械室3の蒸発器3
cによって冷却される。その際、温蔵室2b内の空気
は、図中破線矢印で示すように温蔵室2b内の加熱用商
品棚4と商品収納部2の内面との隙間を流通し、冷蔵室
2c内の空気は、図中実線矢印で示すように冷蔵室2c
内の各商品棚4,5と商品収納部2の内面との隙間を流
通する。
【0022】また、加熱用商品棚4の棚板7上は複数の
仕切部材9によって幅方向に仕切られるとともに、商品
棚4の前端側にはガード部材10が取付けられ、各仕切
部材9及びガード部材10はそれぞれ両端側を下方に折
り曲げたコ字形の棒状部材からなる。また、棚板7の前
端及び後端には、上側が棚板7の外側に向かって下り傾
斜をなすように折曲し、下側が棚板7の内側に向かって
下り傾斜をなすように折曲する折曲部7aが設けられて
いる。この場合、折曲部7aの上側及び下側にはそれぞ
れ仕切部材9の端部を挿通する上下一対の孔7b,7c
が設けられ、各孔7b,7cは互いに棚板7の幅方向に
間隔をおいて多数設けられている。また、加熱用商品棚
4の加熱プレート8は棚板7の平面部分(各折曲部7a
を除く部分)とほぼ同等の大きさに形成され、その下面
側には図示しない電源によって発熱する電熱線8aが取
付けられている。
【0023】前記加熱用商品棚4に加熱プレート8を取
付ける場合には、図5に示すように棚板7の下面に加熱
プレート8を接着剤等によって貼り付ける。その際、図
5に示すように棚板7の平面部分と折曲部7aとの間の
折曲線7a′に加熱プレート8の前端(または後端)を
合わせることにより、加熱プレート8を正確に位置決め
することができる。加熱プレート8が取付けられた後
は、加熱プレート8の下方が第1の下面板11によって
覆われるとともに、第1の下面板11の前端側及び後端
側には折曲部7aの下方まで延びる第2の下面板12が
取付けられる。また、加熱用商品棚4の幅方向両側に
は、商品の側方への転落を防止するガード部材13がそ
れぞれ取付けられている。更に、加熱用商品棚4の前端
側及び後端側の幅方向両側には、商品収納部2側の取付
孔(図示せず)に挿入される棒状の挿入部材14が取付
けられている。
【0024】以上のように構成された加熱用商品棚4に
おいては、各仕切部材9の両端部を棚板7の任意の孔7
b,7cに挿入することにより、各仕切部材9によって
棚板7上が幅方向に仕切られ、各仕切部材9間に商品A
が整列して載置される。その際、各仕切部材9を孔7
b,7cに挿入すると、仕切部材9の下端が第2の下面
板12に当接するとともに、仕切部材9が上下一対の孔
7b,7cによって直立状態に保持される。
【0025】また、ガード部材10の両端部を棚板7の
前端側の幅方向両端に位置する孔7b,7cに挿入する
ことにより、加熱用商品棚4の前端側にガード部材10
が取付けられ、商品棚4の傾斜によって前方に移動する
商品Aはガード部材10に当接して停止する。その際、
ガード部材10は仕切部材9と同様、棚板7の上下一対
の孔7b,7cによって直立状態に保持される。
【0026】更に、商品から液状の中味が漏洩した場合
など、図9の実線矢印に示すように棚板7上の水分が折
曲部7a側に流れ落ちた場合でも、棚板7の折曲部7a
は棚板7の外側に向かって下方に傾斜していることか
ら、折曲部7aの上側の孔7bに流れ込んだ水分が加熱
プレート8側に流れ落ちることはない。
【0027】このように、本実施形態によれば、加熱用
商品棚4の棚板7の前端側及び後端側に、棚板7の外側
に向かって下り傾斜をなすように折曲する折曲部7aを
設け、折曲部7aに仕切部材9の端部を挿入する孔7
b,7cを設けたので、加熱用商品棚4に加熱プレート
8を取付ける際、折曲部7aの折曲線7a′に合わせて
加熱プレート8を位置決めすることができ、加熱プレー
ト8を常に棚板7の正確な位置に取付けることができ
る。この場合、棚板7の傾斜により、折曲部7aの上側
の孔7bに流れ落ちた水分が加熱プレート8側に流れ込
むこともないので、加熱プレート8への水分の付着を確
実に防止することができる。
【0028】また、棚板7の折曲部7aを、その上側が
棚板7の外側に向かって下り傾斜をなすように折曲させ
るとともに、その下側が棚板7の内側に向かって折曲す
るように形成し、折曲部7aの上側及び下側にそれぞれ
仕切部材9の端部が挿入される上下一対の孔7b,7c
を設けたので、各孔7b,7cによって仕切部材9を直
立状態に保持することができ、仕切部材9の幅方向への
傾斜または転倒を確実に防止することができる。
【0029】更に、商品棚4の前端側に設けられるガー
ド部材10を棚板7の幅方向両端側の孔7b,7cに挿
入することによって取付けるようにしたので、ガード部
材10を取付けるための専用の取付部を設ける必要がな
く、構造の簡素化を図ることができる。
【0030】尚、前記実施形態では、加熱プレート8を
備えた加熱用商品棚4の場合を示したが、本発明は加熱
プレートを有しない商品棚に適用してもよい。
【0031】また、前記実施形態では、前面、背面及び
両側面を透明ガラスで覆うようにしたショーケースを示
したが、例えば前面を開口したオープンショーケースな
ど、他の形態のショーケースにも本発明を適用すること
ができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1のショー
ケースの商品棚によれば、例えば棚板の下面に加熱プレ
ートを取付ける場合、棚板における折曲部の折曲位置を
基準にして加熱プレートの位置決めを行うことができる
ので、加熱プレートを常に棚板の正確な位置に取付ける
ことができる。また、棚板上の水分が折曲部側に流れ落
ちた場合でも、棚板の傾斜により、折曲部の孔に流れ落
ちた水分が棚板側に流れ込むことがないので、例えば棚
板の下面に取付けられた加熱プレートへの水分の付着を
確実に防止することができる。
【0033】また、請求項2のショーケースの商品棚に
よれば、請求項1の効果に加え、棚板の仕切部材を直立
状態に保持することができるので、仕切部材の幅方向へ
の傾斜または転倒を確実に防止することができる。
【0034】また、請求項3のショーケースの商品棚に
よれば、請求項1または2の効果に加え、ガード部材を
取付けるための専用の取付部を設ける必要がないので、
構造の簡素化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すショーケースの全体
斜視図
【図2】ショーケースの概略正面断面図
【図3】加熱用商品棚の一部分解斜視図
【図4】加熱用商品棚の斜視図
【図5】棚板及び加熱プレートの側面断面図
【図6】加熱用商品棚の要部側面断面図
【図7】加熱用商品棚の要部側面断面図
【図8】加熱用商品棚の要部側面断面図
【図9】加熱用商品棚の要部側面断面図
【符号の説明】
4…加熱用商品棚、7…棚板、7a…折曲部、7b,7
c…孔、8…加熱プレート、9…仕切部材、10…ガー
ド部材、A…商品。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大理 剛嗣 群馬県伊勢崎市寿町20番地 サンデン株式 会社内 (72)発明者 図子田 勇人 群馬県伊勢崎市寿町20番地 サンデン株式 会社内 (72)発明者 山本 和之 群馬県伊勢崎市寿町20番地 サンデン株式 会社内 Fターム(参考) 3B110 AA01 AA03 AA16 CA10 3B118 AA11 BB04 FA23 FA33 3L045 AA04 AA07

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品を載置する棚板と、棚板上を幅方向
    に仕切る少なくとも一つの仕切部材とを備え、仕切部材
    の前後方向両端を棚板の前端側及び後端側に挿入するこ
    とにより、仕切部材を棚板に取付けるようにしたショー
    ケースの商品棚において、 前記棚板の前後方向少なくとも一端側に、棚板の外側に
    向かって下り傾斜をなすように折曲する折曲部を設け、 折曲部には仕切部材の端部が挿入される孔を設けたこと
    を特徴とするショーケースの商品棚。
  2. 【請求項2】 前記折曲部を、その上側が棚板の外側に
    向かって下り傾斜をなすように折曲するとともに、その
    下側が棚板の内側に向かって折曲するように形成し、 折曲部の上側及び下側にそれぞれ仕切部材の端部が挿入
    される上下一対の孔を設けたことを特徴とする請求項1
    記載のショーケースの商品棚。
  3. 【請求項3】 前記棚板の前端側に商品の前方への移動
    を規制するガード部材を備え、 ガード部材の幅方向両端を棚板の前端側に設けた前記折
    曲部の幅方向両端側の孔に挿入するように構成したこと
    を特徴とする請求項1または2記載のショーケースの商
    品棚。
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