JP3084248B2 - 燃焼排ガスから二酸化炭素を回収するための2段式吸着分離設備および2段式二酸化炭素吸着分離方法 - Google Patents
燃焼排ガスから二酸化炭素を回収するための2段式吸着分離設備および2段式二酸化炭素吸着分離方法Info
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Description
排出される燃焼排ガスから二酸化炭素を高純度に分離回
収するために、洗浄ガスと再生ガス加熱用熱交換器、撒
水除塵塔、活性アルミナで充填された2塔式除湿装置、
合成ゼオライトで充填された3塔式1段吸着分離装置、
合成ゼオライトで充填された2塔式または3塔式2段吸
着分離装置、そして送風機と真空ポンプとで作られた二
酸化炭素吸着分離設備とその設備を用いた2段式二酸化
炭素吸着分離方法に関するものである。
有された二酸化炭素は地球温暖化を起すのに最も大きく
寄与する成分として知られており、国際的に二酸化炭素
を低減させるための努力と規制が作られている。従っ
て、二酸化炭素を回収するために他の化学物質に転換す
るか、固定化するために燃焼排ガスから二酸化炭素を分
離濃縮する必要がある。一方、高純度二酸化炭素は溶接
ガスや各種化学物質の原料、ドライアイス、炭酸飲料用
等に活用することもできる。
には吸収工程技術が多く使用されている。然し、燃焼排
ガスのように酸化物や多種の不純物を含有している排ガ
スから二酸化炭素を回収するためには吸収液の劣化、腐
蝕等の難点があったので別に使用されないし分離費用も
大きいと知られている。
般的に2−4個の吸着塔で構成された1段式吸着分離装
置(日本国特開平3−226911号公報参照)、6−
8個の吸着塔で構成された2段式分離装置(日本国特開
平5−228326号公報参照)がある。吸着剤として
は活性炭または合成ゼオライト等が使用される。合成ゼ
オライトが充填された吸着式分離装置に水分が約5−1
2vol.%程度含有された燃焼排ガスを供給する場合に
は、事前に水分が充分に除去された乾燥排ガスを供給す
ることで主吸着分離装置に充填された合成ゼオライトの
吸着性能の減少を防止できる。
炭素の濃度が8−12vol.%程度含有された燃焼排ガス
から2−4個の吸着塔で構成された1段式吸着分離装置
で二酸化炭素を高純度に回収すると、回収率が低いし相
対的に多大の動力が消費される。このような場合に、2
段式吸着分離工程を使用して二酸化炭素を回収すると回
収率も80%以上に高く維持できるし、純度99vol.%
以上の二酸化炭素の回収が可能であるが、吸着塔数が6
−8個に多くなり、装置投資費と吸着剤維持費が高くつ
く。このような点を改善するために、吸着塔数が可及的
に少なく使用され工程効率の高い2段式吸着分離装置工
程で解決しようとする。
分が多量に含有された原料排ガスから高純度二酸化炭素
を製造する場合には、前処理除湿装置を二酸化炭素の吸
着分離装置と連繋させて前処理除湿塔の除湿効率を高め
ることによって水分汚染による主吸着分離装置の生産性
の減少を防止できる。即ち、燃焼排ガスの廃熱と吸着工
程から排出されるガスを熱交換させて前処理除湿塔の再
生に使用することによって除湿塔の効率的な再生を計る
ことができる。
ガスと熱交換させて洗浄工程が進行される吸着塔に供給
することによって、2段吸着塔の再生を効率的にする
し、原料排ガスの冷却をする二重効果を得て全体的な工
程効率を向上することができる。
工程が進行される吸着塔の排ガスは多量の二酸化炭素が
含有されている。これを大気に廃棄する代りに前処理除
湿塔に供給される多量の水分を含有した燃焼排ガスと混
合して再び除湿塔に供給する場合には、除湿塔で二酸化
炭素の損失が発生され分離工程の効率が低下する。この
ような損質を減少するために2段式吸着装置の吸着工程
と洗浄工程から排出される排ガス全量を1段吸着塔に供
給して二酸化炭素を回収することによって分離装置の全
体的な効率向上を計ることができる。
ライトを吸着剤として使用して水分が多量に含有された
燃焼排ガスから高純度の二酸化炭素を製造する場合に、
前処理除湿装置を二酸化炭素の吸着分離装置と連繋させ
て前処理除湿塔の除湿効果を高めることによって水分汚
染による吸着分離装置の生産性の減少を防止することで
ある。
置で洗浄ガスを高温の原料排ガスと熱交換させて洗浄工
程が進行される吸着塔に供給することによって、2段吸
着塔の再生を効率的にし原料排ガスの冷却をする二重効
果を得て全体的な工程効率を向上させることである。
置の吸着工程と洗浄工程から排出される排ガス全量を1
段吸着塔に供給して二酸化炭素を回収することによって
分離装置の全体的な効率を向上させることである。
l.%である熱併合発電所または火力発電所の燃焼排ガス
から純度95vol.%以上の二酸化炭素を回収するため
に、洗浄ガスと再生ガス加熱用熱交換器、撒水除塵塔、
2段式除湿装置、3段式1段吸着分離装置、2塔式2段
吸着分離装置とで構成されたことを特徴とする。
発電所または火力発電所でバンカーC油または COM(石
炭オイル混合物)を燃焼した時に排出される燃焼排ガス
から高純度の二酸化炭素を回収するための2段式吸着分
離工程(I)の詳細な特徴と運転方法は下記のようであ
る。
由した後大気に放出されるが、このような燃焼排ガスの
組成は二酸化炭素8−15vol.%、水分5−12vol.%、
酸素3−8vol.%、SOx とNOX が各々20−30ppm 、
粉塵約125/M3であり残りは窒素である。温度 55 −300
℃の燃焼排ガス41を送風機30で交換器20に供給し
て2段式吸着分離装置の洗浄ガス54を工程運転条件に
従って適合な温度まで加熱した後、洗浄工程が進行され
る吸着塔にバルブ13a−cを通して供給する。
熱交換器21で前処理除湿塔の再生ガス61を加熱した
後、粉塵除去及び冷却のために撒水除塵塔29の下端に
流入される。
に冷却水65を供給して燃焼排ガスを常温近くまで冷却
し、塔下端では除塵及び昇温された廃水を排出する。
ス44はフィルター22を通過させて微塵を除去し自動
バルブ1a,1bを経由して活性アルミナで充填された
除湿塔23a,23bに供給され除湿塔上端の自動バル
ブ3a,3bを経由させて乾燥排ガス46を得る。
ス貯蔵槽26を経由した1段吸着分離装置に供給され
る。
逆蓄圧工程、蓄圧工程、吸着工程、回収工程、脱着工程
及び低圧洗浄脱着工程で構成される一周期運転を踏査す
る。
が進行される吸着塔24cの出口から排出されるガスを
一周期工程中で最低圧力 100−250 mmHgに置かれた吸着
塔24aの後尾に供給して二酸化炭素の濃度前線(abso
rbion front)を原料ガスが供給される方向に押し出す。
逆蓄圧で使用されたガスの組成は二酸化炭素が約0.5vo
l.%であり、残りは窒素と酸素が主成分である。
約 500 mmHg であるから、吸着工程の運転圧力まで吸着
塔を昇圧させるために貯蔵槽26にある乾燥排ガスを吸
着塔24aに自動バルブ5aを通して供給する際、自動
バルブ16は閉ざし手動バルブ16aを調節して蓄圧工
程の間に吸着塔に流入されるガス流速を均一に調節しな
がら吸着塔を約800 −900 mmHgまで昇圧する。
00−900 mmHg近くで貯蔵槽26にある乾燥排ガスが自動
バルブ16,5aを経由して供給され、この際、二酸化
炭素と窒素、酸素が分離される。強吸着性である二酸化
炭素は合成ゼオライトに吸着され弱吸着性分である酸素
と窒素は微量の二酸化炭素(約0.5 −2vol.%)と共に
自動バルブ8aを経由して排出される。
程、吸着工程を経過する間に吸着塔24bでは回収工程
が進行される。
と洗浄工程が進行される吸着塔出口から排出されるガス
48を吸着工程の終った吸着塔24cに供給して二酸化
炭素の吸着量を増加させる。
ス52は吸着工程の排ガス51と混合され61、これは
熱交換器21を経由しながら加熱された後、除湿塔の再
生ガス62に使用される。
を経過する。1段吸着分離装置の脱着用真空ポンプ31
を稼動して塔圧力を約 100−250 mmHgまで落として吸着
塔を脱着し、この際得られた脱着ガスは自動バルブ7b
を経由して貯蔵槽27に送られ2段吸着分離装置の原料
ガスとして使用される。
が、吸着工程が進行される吸着塔24aの出口から排出
される排ガスの一部を手動バルブ18と自動バルブ10
bを経由して供給される。これによって塔後尾に吸着さ
れた二酸化炭素の脱着を増加させ、脱着されたガスは自
動バルブ7bを経由して貯蔵槽27に送られて2段吸着
分装置の原料ガスとして供給される。
着工程、洗浄工程及び脱着工程で構成される。
れた約30−50vol.%の二酸化炭素を含有した原料ガ
スは貯蔵タンク27に貯蔵されるが、蓄圧工程の間には
手動バルブ17a、自動バルブ11aを経由した原料ガ
ス53を吸着塔25aに供給する。蓄圧工程の初期圧力
は約50mmHgであり最終圧力は 800−880 mmHgである。
蓄圧工程の間にガス供給流速を均一に調整するために手
動バルブ17aを適切に調節する。
ブ17,11aを経由して 800−880 mmHg近くの一定圧
力で吸着塔25aに供給して二酸化炭素と酸素/窒素を
選択分離する。吸着工程が進行される間、吸着塔出口か
ら放出される排ガスは自動バルブ14aを経由させて1
段吸着分離工程の回収工程が進行される吸着塔に供給し
て二酸化炭素を回収する。
容積とゼオライトには平衡量だけの窒素と酸素が吸着さ
れている。高純度二酸化炭素生産と残余窒素と酸素を置
換して得られるが、これは製品二酸化炭素の一部54を
自動バルブ12cを経由して吸着工程が完了された吸着
塔25cに供給することによって作られる。
運転条件に従って約25vol.%から99vol.%まで変化
するが、これを回収するために吸着工程排ガス56と混
合して1段吸着分離装置の回収工程が進行される吸着塔
に供給する。
0−70mmHgまで減圧して自動バルブ12bを通して高
純度二酸化炭素を製品ガス貯蔵槽28に貯蔵する。脱着
ガスの一部は洗浄工程が進行される吸着塔に供給される
が、手動バルブ19aで洗浄ガス量を調節し、残りは製
品二酸化炭素60に生産する。
またはCOM の燃焼時に排出される燃焼排ガスから高純度
二酸化炭素回収用吸着式分離装置 (II) の工程流れ図と
連続運転図を図示した。
運転方法は前記2段式吸着式分離工程 (I)で叙述された
ものと同一である。2段式吸着式分離工程 (II) で2段
吸着分離装置の運転方法の差異点は下記のようである。
着工程、洗浄工程及び脱着工程で構成されるが、2個の
吸着塔25a,25b中で吸着塔25aが原料蓄圧、吸
着工程、洗浄工程を経過する間に吸着塔25bでは脱着
工程が進行される。
れる約30−50vol.%の二酸化炭素を含有したガスは
貯蔵タンク27に貯蔵される。蓄圧工程の間には手動バ
ルブ17a、自動バルブ11aを経由した原料ガス53
を吸着塔25aに供給する。
あり最終圧力は 800−880 mmHgである。蓄圧ガス流速を
殆んど一定に維持させるために手動バルブ17aを適切
に調節する。
7,11aを経由して 800−880 mmHg近くの一定な圧力
で吸着塔25aに供給して二酸化炭素と酸素/窒素を選
択分離する。吸着工程の排ガスは自動バルブ14aを経
由して1段吸着分離工程の回収工程が進行される吸着塔
に供給して排ガスが含有された二酸化炭素を回収する。
容積と合成ゼオライトには平衡量だけの窒素と酸素が吸
着されている。2段式吸着式分離工程 (I)の運転時より
吸着ガスの供給流速を高めて供給し、与えられた運転時
間に同一量の吸着ガスを処理する。
工程を経過する。貯蔵槽28にある高純度の二酸化炭素
を手動バルブ19aを調節して吸着塔25aに供給す
る。吸着塔25aが原料蓄圧、吸着工程、洗浄を経過す
る間に吸着塔25aの約50−70mmHgまで減圧して得
られる高純度二酸化炭素は自動バルブ13bを経由して
貯蔵槽28に送られる。
着塔に供給されるが手動バルブ19aで洗浄ガス量を調
節し、残りは製品二酸化炭素60として生産される。
すると次のようである。
図に従ってボイラーから排出される燃焼排ガスに適用し
た時、図5は吸着塔の圧力変化を、図6は1段吸着分離
装置の吸着塔24aの中心部の時間に従う温度変化を、
図7は2段吸着分離装置の吸着塔25aの中心部の時間
に従う温度変化を、図8は連続運転結果を表わした。
工程の間、吸着塔の圧力は 820-830mmHg、低圧洗浄脱着
工程の最終圧力は110mmHgであった。
mmHg、洗浄工程は790mmHgの圧力で運転されたし、脱
着工程の最終圧力は65mmHgであった。
に吸着塔の約85%が二酸化炭素の吸着に因る温度上昇
があったことを見ることができる。
の出口から排出される二酸化炭素を多量含有した排ガス
を回収するための回収工程の効果が高いことを見ること
ができる。
の組成が平均9.29vol.%である時、本開発工程の連続運
転を通して得られた結果を見ると、純度99.70 、99.42
、99.22 、98.79 vol.%である製品二酸化炭素を生産
するが、回収率は各々80.29 、89.21 、88.76 、92.4%
であり、合成ゼオライト充填重量当り製品ガス生産流速
は各々0.457 、0.481 、0.485 、0.482 N1 /kg/分で
あり、2段吸着分離装置の洗浄工程に供給された洗浄ガ
ス流速は各々0.318 、0.278 、0.277 N1/kg/分であっ
た。
連続運転図に従ってボイラーから排出される燃焼排ガス
に適用した時、図9は吸着塔の圧力変化を、図10は1
段吸着分離装置の吸着塔24aの中心部の時間に従う温
度変化を、図11は2段吸着分離装置の吸着塔25aの
中心部の時間に従う温度変化を、図12は連続運転結果
を表わした。
工程の間、吸着塔の圧力は 790−810 mmHg、低圧洗浄脱
着工程の最終圧力は150mmHg、脱着工程の最終圧力は
30mmHgであった。2段吸着分離装置では、吸着工程は 7
90−800 mmHg、洗浄工程は780mmHgの圧力で運転され
たし、脱着工程の最終圧力は55mmHgで運転された。
時、工程の効率は殆んど同一の効果を得ることができ
る。
8.45、 96.57、 95.56 vol. %である時、回収率は各々
70.0、76.42 、75.46 、76.8%であり、合成ゼオライト
充填重量当り製品ガス生産流速は各々0.506 、0.540 、
0.511 、0.517 N1/kg/分であり、2段吸着分離装置の洗
浄工程に供給された洗浄ガス流速は各々0.279 、0.223
、0.148 、0.119 N1/kg/分であった。
2段吸着工程から排出された排ガス全量を1段吸着塔の
回収工程が進行される塔に供給する吸着式分離装置を構
成して運転をした時、純度が98.79 vol.%である製品二
酸化炭素を生産するが、回収率は92.4%である。
から排出される燃焼排ガスに適用して純度95.56 −99.2
2 vol.%である製品二酸化炭素を得ることができる、単
位吸着剤重量当り生産性が 0.506−0.517 N1/kg/分に増
加された。3塔式2段吸着分離装置より簡単な工程で燃
焼排ガスから高純度二酸化炭素を生産することができ
た。
炭素は微量含有された不純物( SOX,NOX 水分等)を除
去した後、ドライアイス及び液体炭酸等食品用、溶接
用、尿素肥料製造等工業用原料として使用できる。
2段3塔に構成された2段式吸着分離工程図 (I)であ
る。
2段3塔に構成された2段式吸着分離工程図 (I)の一周
期運転図である。
2段3塔に構成された2段式吸着分離工程図 (II) であ
る。
2段2塔に構成された2段式吸着分離工程図 (II) の一
周期運転図である。
着塔の圧力変化のグラフである。
段吸着分離工程の吸着塔中心部の温度変化のグラフであ
る。
段吸着分離工程の吸着塔中心部の温度変化のグラフであ
る。
ラフである。
吸着塔の圧力変化のグラフである。
の1段吸着分離工程の吸着塔中心部の温度変化のグラフ
である。
の2段吸着分離工程の吸着塔中心部の温度変化のグラフ
である。
果のグラフである。
11,12b,12c,13b,14a,16,17…
自動バルブ、13c…バルブ、11a,16a,17
a,18,19a…手動バルブ、21…熱交換器、23
a,23b…除湿塔、24a,24b,24c,25
a,25c…吸着塔、26,27,28…貯蔵槽、30
…送風機、31,32…真空ポンプ、33…水ポンプ、
41,42…燃焼排ガス、46…乾燥排ガス、48…ガ
ス、51,52…排ガス,53…原料ガス、54…製品
二酸化炭素の一部、56…吸着工程排ガス、60…製品
二酸化炭素、62…再生ガス
Claims (5)
- 【請求項1】 二酸化炭素の組成が8−15vol.%であ
る熱併合発電所または火力発電所の燃焼排ガスから純度
95vol.%以上の二酸化炭素を回収するために、洗浄ガ
スと再生ガス加熱用熱交換器、撒水除塵塔、2塔式除湿
装置、3塔式1段吸着分離装置、2塔式2段吸着分離装
置及び送風機と真空ポンプで構成されたことを特徴とす
る燃焼排ガスから二酸化炭素を回収するための2段吸着
分離設備。 - 【請求項2】 二酸化炭素の組成が8−15vol.%であ
る熱併合発電所または火力発電所の燃焼排ガスから純度
95vol.%以上の二酸化炭素を回収するために、洗浄ガ
スと再生ガス加熱用熱交換器、撒水除塵塔、2塔式除湿
装置、3塔式1段吸着分離装置、3塔式2段吸着分離装
置で構成される2段式吸着分離工程の2段吸着分離装置
の吸着工程と、洗浄工程排ガスを1段吸着分離装置の吸
着工程が完了された吸着塔に供給して二酸化炭素の回収
率と生産性を改善し、温度55−300 ℃の燃焼排ガスを撒
水除塵塔に供給する前に、2段吸着分離工程の吸着排ガ
スと洗浄排ガス全量を高温燃焼排ガスと熱交換させて加
熱された再生ガスを前処理除湿塔に供給し、燃焼排ガス
を撒水除塵塔に供給する前に、2段吸着分離装置の洗浄
ガスと熱交換し洗浄ガスを加熱することを特徴とする2
段式二酸化炭素吸着分離方法。 - 【請求項3】 請求項2において、前記2段吸着分離装
置の吸着工程と洗浄工程から排出される排ガス全量を1
段吸着分離装置の吸着工程が完了された吸着塔に供給し
て二酸化炭素の回収率と生産性を改善することを特徴と
する2段式二酸化炭素吸着分離方法。 - 【請求項4】 請求項2において、前記撒水除塵塔に温
度 55 −300 ℃の燃焼排ガスを供給する前に、2段吸着
分離工程の吸着排ガスと洗浄排ガス全量を高温燃焼排ガ
スと熱交換させて加熱された再生ガスを前処理除湿塔に
供給する2段式二酸化炭素吸着分離方法。 - 【請求項5】 請求項2において、前記撒水除塵塔に温
度 55 −300 ℃の燃焼排ガスを供給する前に、2段吸着
分離装置の洗浄ガスと熱交換させて洗浄ガスを加熱する
2段式二酸化炭素吸着分離方法。
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