JP3082324U - 自動工具交換装置 - Google Patents
自動工具交換装置Info
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- JP3082324U JP3082324U JP2001003469U JP2001003469U JP3082324U JP 3082324 U JP3082324 U JP 3082324U JP 2001003469 U JP2001003469 U JP 2001003469U JP 2001003469 U JP2001003469 U JP 2001003469U JP 3082324 U JP3082324 U JP 3082324U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来よりかなり多数の工具を保持することが
可能であり、加工能率も良い自動工具交換装置を提供す
る。 【解決手段】 加工種類に応じた工具を着脱可能に把持
する多数の工具把持具5,5,・・・を配置した自動工
具交換装置4の該工具把持具5の中心線方向Lが、回転
中心O2 を通らず、工具の交換時には、工具把持具5の
工具把持中心O1 は、この自動工具交換装置4の回転中
心O2 からCオフセットさせる。
可能であり、加工能率も良い自動工具交換装置を提供す
る。 【解決手段】 加工種類に応じた工具を着脱可能に把持
する多数の工具把持具5,5,・・・を配置した自動工
具交換装置4の該工具把持具5の中心線方向Lが、回転
中心O2 を通らず、工具の交換時には、工具把持具5の
工具把持中心O1 は、この自動工具交換装置4の回転中
心O2 からCオフセットさせる。
Description
【0001】
この考案は、マシニングセンター或いはフライス盤等多種類の工具を使用する 工作機械に装着される自動工具交換装置に関する。
【0002】
マシニングセンター或いはフライス盤等では、被加工物を加工するに際しては 、多種類の工具が使用され、加工目的に応じて工具を自動的に交換する。 即ち、図3に示すように、マシニングセンター1の主軸ガイド2には、主軸ユ ニット3が左右移動可能に取り付けられ、端部には多種類の工具T1 ,T2 ,・ ・を把持した工具保持具(グリップ)15,15,・・を配置した自動工具交換 装置14が設置されている。そして、主軸ユニット3に取り付けられた工具、例 えば溝加工用工具T1 で被加工物(図示省略)に溝加工した後、前記主軸ユニッ ト3を、自動交換工具14の位置まで移動させ、次の加工に必要な工具を自動的 に交換する。
【0003】 図4は、従来の自動工具交換装置14の平面配置図である。主軸ユニット3が 、マシニングセンター1の主軸ガイド2上を端部まで移動して来ると、端部に設 置された自動工具交換装置14が回転して、工具把持具15の軸心O1 と前記主 軸ユニット3の軸心O3 とを一致させ、主軸ユニット3の軸が下降して前の工具 を外して工具把持具15に把持させ、次に上昇させて、自動工具交換装置14が 所定角度自動的に回転し、再度主軸ユニットの軸が下降して次の加工に必要な工 具と交換する。
【0004】
上記するように、従来の自動工具交換装置14では、多数の工具把持具15, 15,・・より構成されるが、各工具把持具15は、アーム15aとアーム15 bとより成り、これらをばねによる付勢力により工具を把持している。そしてこ れらアーム15aとアーム15bとの間の中心線Lは、自動工具交換装置14の 中心O2 (回転中心)を通るようにしてある。最近、大型のマシニングセンター では、被加工物に多数種の加工を施すことが可能となり、それだけ工具の種類や 数も多数にわたる傾向にある。しかしながら、従来の自動交換装置14では、保 持する工具数に限界があり、余り多くの工具を保持することが出来ない。若し、 多くの工具を装着する必要があるときは、手動により一部を取り換えるか、径の 大きな自動工具交換装置を取り付ける必要があるが、そうなると、加工効率が悪 くなったり、主軸ガイド2と主軸ユニット3(または、工具把持具15中心)と の中心間距離Dが大きくなり、加工精度が悪くなるという問題があった。
【0005】 この考案は、上記する課題に対処するためになされたものであり、従来よりか なり多数の工具を保持することが可能であり、加工能率も良い自動工具交換装置 を提供することを目的としている。
【0006】
即ち、この考案は、上記する課題を解決するために、請求項1に記載の考案は 、加工種類に応じた工具を着脱可能に把持する多数の工具把持具を配置し、間欠 的に回転駆動され主軸ユニットに取り付ける工具と自動交換する自動工具交換装 置において、前記各工具把持具の中心線の方向が、回転中心を通らず、工具の交 換時には、前記工具把持具の工具把持中心が、回転中心からオフセットさせてあ ることを特徴とするものである。
【0007】
以下、この考案の具体的な実施の形態について図面を参照して説明する。 図1は、この考案の自動工具交換装置部分の正面図であり、図2は、該自動工 具交換装置4と、主軸ユニット3部分の簡略化した平面図である。尚、重複を避 けるため、従来技術の構成と同一の部分は、従来技術で説明した符号を使用する 。この自動工具交換装置4は、多数の工具把持具5,5,・・・が装着されてい る。そして、該工具把持具5は、アーム5aとアーム5bからなり、それぞれ加 工目的に応じた工具T1 ,T2 ,・・が着脱可能に把持されている。また、この 自動工具交換装置4全体は、モータ6と回転駆動装置7により必要時(所定角度 )間欠的に自動回転する。
【0008】 前記工具把持具5を構成するアーム5aとアーム5bとは、中心線Lに対して 対称に配置されているが、該中心線Lの方向は、この自動工具交換装置4の回転 中心O2 を通らない方向に設置されている。ただし、工具把持具5の工具把持中 心O1 と、主軸ユニット3の工具取り付け中心O3 とは自動交換時一致するよう になっている。即ち、この工具把持具5,5,・・の中心線Lの方向は、自動工 具交換装置4の回転中心O2 を通らない斜方向に設置され、且つ工具の自動交換 時には、該工具把持具5の工具把持中心O1 は、自動工具交換装置4の回転中心 O2 からCオフセットさせ且つ主軸ユニット3の工具取り付け中心O3 と一致す るようにしてある。
【0009】 上記するように、この考案の自動工具交換装置4では、工具の自動交換時には 、工具把持具5の工具把持中心O1 と自動工具交換装置4の回転中心O2 とは、 図のCだけオフセットさせるが、主軸ガイド2からこの工具把持具5の工具把持 中心O1 までの距離Dは、従来の自動工具交換装置14の主軸ガイド2からこの 工具把持具5の工具把持中心O1 までと変わらない(図4参照)。従って、主軸 ユニット3と主軸ガイド2との距離、即ち「D」が大きくなることはなく、加工 精度も悪くなることはない。このように、工具把持具5を構成するアーム5aと アーム5bとの中心線L方向を斜方向とし、把持中心を回転中心よりオフセット させれば、装着する工具把持具5,5,・・の数を増やすことが可能となり、従 来の自動工具交換装置よりも多くの工具を把持させることができる。
【0010】
以上、詳述したように、この考案の自動工具交換装置によれば、従来の自動工 具交換装置よりもかなり多数の工具を把持することができる。そのため従来、セ ット出来ない工具があるときは、手動により一部を入れ換えていたものがその必 要性が少なくなり、加工時間の短縮等加工能率を良くすることができる。また、 この考案の自動工具交換装置によれば、工具の入れ換えなしに加工する種類も増 やすことができる。
【図1】この考案の自動工具交換装置部分の正面図であ
る。
る。
【図2】この考案の自動工具交換装置と、主軸ガイド部
分の簡略化した平面図である。
分の簡略化した平面図である。
【図3】マシニングセンターの主軸部分と自動工具交換
装置部分の簡略化した正面図である。
装置部分の簡略化した正面図である。
【図4】従来の自動工具交換装置の平面配置図である。
1 マシニングセンター 2 主軸ガイド 3 主軸ユニット 4 自動工具交換装置 5 工具把持具 5a アーム 5b アーム
Claims (1)
- 【請求項1】 加工種類に応じた工具を着脱可能に把持
する多数の工具把持具を配置し、間欠的に回転駆動され
主軸ユニットに取り付ける工具と自動交換する自動工具
交換装置において、 前記各工具把持具の中心線の方向が、回転中心を通ら
ず、工具の交換時には、前記工具把持具の工具把持中心
が、回転中心からオフセットさせてあることを特徴とす
る自動工具交換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001003469U JP3082324U (ja) | 2001-05-31 | 2001-05-31 | 自動工具交換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001003469U JP3082324U (ja) | 2001-05-31 | 2001-05-31 | 自動工具交換装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3082324U true JP3082324U (ja) | 2001-12-07 |
Family
ID=43215040
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001003469U Expired - Lifetime JP3082324U (ja) | 2001-05-31 | 2001-05-31 | 自動工具交換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3082324U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013208668A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-10-10 | Toyo Advanced Technologies Co Ltd | 工作機械の工具交換装置 |
-
2001
- 2001-05-31 JP JP2001003469U patent/JP3082324U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013208668A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-10-10 | Toyo Advanced Technologies Co Ltd | 工作機械の工具交換装置 |
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