JP3078240B2 - 床化粧材の敷設構造 - Google Patents
床化粧材の敷設構造Info
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- JP3078240B2 JP3078240B2 JP09135088A JP13508897A JP3078240B2 JP 3078240 B2 JP3078240 B2 JP 3078240B2 JP 09135088 A JP09135088 A JP 09135088A JP 13508897 A JP13508897 A JP 13508897A JP 3078240 B2 JP3078240 B2 JP 3078240B2
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Description
ンダ、あるいは屋上等の床面にユニット式の床化粧材を
敷きつめて床を構成する際の敷設構造に関する。
(デッキ材)の敷設構造としては、従来、例えば実公昭
56−51563号等に見られるように、係止溝を備え
た固定基板を根太上に複数個ねじ止めするととに、バル
コニー等の寸法に合わせて切断された長尺のデッキ材の
裏面側の突条を各固定基板の係止溝に圧入嵌合するなど
の構造が採られていた。
ることを目的として、バルコニーやベランダ等の床面
に、ユニット式の床化粧材を敷設するという工法も採ら
れるようになってきている。その床化粧材としては、硬
質合成樹脂を矩形状に成形した床材本体(樹脂マット)
の上面に、合成樹脂、ラバー、木質またはタイル等の表
面材を配置したものが使用されている(例えば実開平5
−85929号公報)。
化粧材のうち、実開平5−85929号公報のように、
表面材がタイル等の比較的重たい材質である場合はそれ
ほどではないが、合成樹脂製の表面材が樹脂マットに一
体成形された構造で、床化粧材の全体が軽量である場合
には屋外の風の影響が問題となる。
ルコニーVに軽量の床化粧材1を敷きつめた場合、バル
コニー端部の手すりPを通り抜けた風が、床化粧材1の
下面側に入り込んで床化粧材の全体が捲れあがり吹き飛
んでしまう虞れがある。
のついた屋上あるいは屋上等の広い面積の下地上に床化
粧材を部分的に敷設する場合にも起こる。本発明は、そ
のような実情に鑑みてなされたもので、バルコニーやベ
ランダ等に床化粧材を敷設した際に、その床化粧材が受
ける風の影響(床化粧材の捲れあがり)を防ぐことので
きる敷設構造を提供することを目的とする。
め、本発明の床化粧材の敷設構造は、バルコニー、バル
コニーや屋上等の床面に床化粧材を敷設する際に、その
床化粧材の端部を固定する構造であって、図1及び図2
に例示するように、バルコニーV等に設置された手すり
Pに固定用部材10を取り付け、この固定用部材10で
床化粧材1の上面端部を押さえることによって特徴づけ
られる。
設けて床化粧材1の上面端部を押さえ付けておくと、バ
ルコニーV等の端部の手すりPを通り抜けた風が床化粧
材1の端部に吹きつけても、床化粧材1の捲くれあがり
を防止することができる。
10として、図1及び図2に例示するように、床化粧材
1の上面端部を押さえる水平片11aに、床化粧材1の
下面側への風の流入を阻止する垂直片11bを設けてい
るので、床化粧材1の捲れあがり等を、より確実に防止
することができる。
る固定用部材の材質は、特に限定されないが、例えば硬
質合成樹脂あるいは金属等が挙げられる。
面に基づいて説明する。まず、この実施の形態で用いる
床化粧材1は、図3(A),(B) に示すように、硬質合成樹
脂を正方形(30cm角)に成形した成形品で上面に表面
材2が一体成形されている。また、床化粧材1の裏面に
は、被敷設面との間に排水空間を形成するため、図3
(B) の裏面図に示すように、正方形の四辺に沿って一定
ピッチで並ぶ複数本の垂直脚1a・・1aと、その内方の
位置に所定の間隔で並ぶ複数本の補助脚1b・・1bが一
体成形されている。
に示すように、互いに隣合う二辺の縁部に、それぞれ連
結孔3を有する複数個の雌連結部4が一定のピッチで設
けられ、その各対辺側には雄連結部5・・5がそれぞれ連
結孔3に対応する位置関係で設けられており、これら雄
・雌連結部を利用して複数のユニット(床化粧材)を相
互に連結することができる。
床面に敷設する床化粧材1の端部を押さえ付ける部材と
して、図1及び図2に示すような固定用部材10を用い
る。固定用部材10は、押さえ材11と、これを支持す
る支持材12とを組み合わせた構造となっている。
板を断面L字状に加工した部材で、その垂直片11bの
高さH(図1参照)が、床化粧材1の高さと略等しい寸
法かもしくは、それよりも所定寸法だけ小さい寸法に加
工されている。
たは金属板を断面L字状に加工した部材で、バルコニー
Vの手すりPへの固定のための装着部12aが上端に設
けられている。
用ボルトBの貫通孔12bが加工されている。また、装
着部12の凹部12cの幅は、バルコニーVの手すりP
の幅と略等しい寸法か、もしくはそれよりも所定寸法だ
け大きい寸法となっている。
コニーVの床面に複数の床化粧材1・・1を敷きつめた
後、固定用部材10の押さえ材11の水平片11aを、
敷設した床化粧材1の上面端部に配置し、かつ、垂直片
11bを床化粧材1の側面側に配置した状態で、支持材
12の装着部12aを手すりPに嵌め込むとともに、そ
の裏面側に当て板13を配置し、その当て板13と装着
部12aとをボルトB及びナットNを用いて相互に連結
固定することによって、固定用部材10の全体を手すり
Pに固定する、という施工法を採る。
と、床化粧材1の上面端部が押さえ材11の水平片11
aによって押さえ付けられ、しかも垂直片11bによっ
て床化粧材1の側面が塞がれるので、床化粧材1の下面
側に風が吹き込むことがなくなる結果、強風による床化
粧材1の捲れ上がりあがりを防止することができる。
によれば、バルコニーやベランダ等のの床面に敷設した
床化粧材の端部を固定でき、さらに床化粧材の脚部への
風の吹き込みを阻止できるので、強風によって床化粧材
の位置がずれたり、床化粧材が吹き飛ぶといった虞れが
なく、安全な敷設状態を実現できる。
造図で(A) は側面図、(B) は裏面図
明する図
Claims (1)
- 【請求項1】バルコニーやベランダ、屋上等の床面に床
化粧材を敷設する際に、その床化粧材を固定する構造で
あって、バルコニー等に設置された手すりに、水平片と
垂直片との断面L字状の板部材を有する固定用部材を取
り付け、この固定用部材の水平片で床化粧材の上面端部
を押さえることを特徴とする床化粧材の敷設構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09135088A JP3078240B2 (ja) | 1997-05-26 | 1997-05-26 | 床化粧材の敷設構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09135088A JP3078240B2 (ja) | 1997-05-26 | 1997-05-26 | 床化粧材の敷設構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10325172A JPH10325172A (ja) | 1998-12-08 |
JP3078240B2 true JP3078240B2 (ja) | 2000-08-21 |
Family
ID=15143559
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09135088A Expired - Fee Related JP3078240B2 (ja) | 1997-05-26 | 1997-05-26 | 床化粧材の敷設構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3078240B2 (ja) |
-
1997
- 1997-05-26 JP JP09135088A patent/JP3078240B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10325172A (ja) | 1998-12-08 |
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