JP3076947B2 - ミキサ回路 - Google Patents
ミキサ回路Info
- Publication number
- JP3076947B2 JP3076947B2 JP05204820A JP20482093A JP3076947B2 JP 3076947 B2 JP3076947 B2 JP 3076947B2 JP 05204820 A JP05204820 A JP 05204820A JP 20482093 A JP20482093 A JP 20482093A JP 3076947 B2 JP3076947 B2 JP 3076947B2
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- JP
- Japan
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- signal
- frequency
- mixer
- frequency signal
- input
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はミキサ回路に関し、特に
多チャンネル信号を受信する無線通信機におけるミキサ
回路に関するものである。
多チャンネル信号を受信する無線通信機におけるミキサ
回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のミキサ回路は、図2に示
す如く、多チャンネル(多数波)信号1を入力とし、こ
の多チャンネル信号とローカル発振器6の発振出力と混
合するミキサ5と、このミキサ5の出力のうち中間周波
数信号のみを選択抽出するバンドパスフィルタ7とから
なっている。
す如く、多チャンネル(多数波)信号1を入力とし、こ
の多チャンネル信号とローカル発振器6の発振出力と混
合するミキサ5と、このミキサ5の出力のうち中間周波
数信号のみを選択抽出するバンドパスフィルタ7とから
なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この様な従来のミキサ
回路においては、信号周波数間隔が極めて狭い多数波信
号を入力した場合、全ての多数波信号に対してミキサ5
にて周波数混合が行われるので、他の隣接チャンネルの
影響により歪みが生じ、また希望周波数の信号のみを選
択抽出することが困難になるという欠点がある。
回路においては、信号周波数間隔が極めて狭い多数波信
号を入力した場合、全ての多数波信号に対してミキサ5
にて周波数混合が行われるので、他の隣接チャンネルの
影響により歪みが生じ、また希望周波数の信号のみを選
択抽出することが困難になるという欠点がある。
【0004】そこで、本発明はこの様な従来技術の欠点
を解決すべくなされたものであって、その目的とすると
ころは、信号周波数間隔が極めて狭い多数波信号入力の
場合にも、希望周波数の選択抽出が正確に行えるように
したミキサ回路を提供することにある。
を解決すべくなされたものであって、その目的とすると
ころは、信号周波数間隔が極めて狭い多数波信号入力の
場合にも、希望周波数の選択抽出が正確に行えるように
したミキサ回路を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、多数波
信号を入力として希望周波数信号を選択的に抽出し中間
周波数信号に変換して導出するミキサ回路であって、前
記多数波信号を一入力とする差動増幅手段と、この差動
増幅出力を中間周波数信号に変換する第1の周波数変換
手段と、この中間周波数信号を前記希望周波数信号に変
換する第2の周波数変換手段と、この第2の周波数変換
手段の出力を位相反転して前記差動増幅手段の他入力と
する手段とを含むことを特徴とするミキサ回路が得られ
る。
信号を入力として希望周波数信号を選択的に抽出し中間
周波数信号に変換して導出するミキサ回路であって、前
記多数波信号を一入力とする差動増幅手段と、この差動
増幅出力を中間周波数信号に変換する第1の周波数変換
手段と、この中間周波数信号を前記希望周波数信号に変
換する第2の周波数変換手段と、この第2の周波数変換
手段の出力を位相反転して前記差動増幅手段の他入力と
する手段とを含むことを特徴とするミキサ回路が得られ
る。
【0006】
【実施例】以下に図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。
る。
【0007】図1は本発明の実施例の回路ブロック図で
ある。差動増幅器3は多数波信号1を一入力とし、その
増幅出力はミキサ5の一入力となる。ミキサ5はローカ
ル発振器6の発振出力を他入力とするもので、このロー
カル発振周波数と入力周波数との差の周波数がBPF
(バンドパスフィルタ)7にて選択的に抽出され、中間
周波数信号となって導出される。
ある。差動増幅器3は多数波信号1を一入力とし、その
増幅出力はミキサ5の一入力となる。ミキサ5はローカ
ル発振器6の発振出力を他入力とするもので、このロー
カル発振周波数と入力周波数との差の周波数がBPF
(バンドパスフィルタ)7にて選択的に抽出され、中間
周波数信号となって導出される。
【0008】この中間周波数信号は分岐回路8にて分岐
され、第2のミキサ9の一入力となる。この第2のミキ
サ9の他入力には、先のローカル発振器6の発振出力が
印加されており、このローカル発振周波数と入力周波数
(中間周波数)との和の周波数が生成される。
され、第2のミキサ9の一入力となる。この第2のミキ
サ9の他入力には、先のローカル発振器6の発振出力が
印加されており、このローカル発振周波数と入力周波数
(中間周波数)との和の周波数が生成される。
【0009】この第2のミキサ9により生成された和の
周波数は移相器10にて180°移相されて(反転され
て)、差動増幅器3の他入力となっている。尚、2及び
4はDCカット用コンデンサを示す。
周波数は移相器10にて180°移相されて(反転され
て)、差動増幅器3の他入力となっている。尚、2及び
4はDCカット用コンデンサを示す。
【0010】かかる構成において、受信を希望する周波
数信号は、第1のミキサ5にてローカル発振器6の発振
周波数により予め定められたIF(中間周波数)信号に
変換される。このIF信号は再び第2のミキサにより、
第1のミキサ5のローカル周波数と同一のローカル周波
数と混合されて和周波数が得られる様になっているの
で、再び希望周波数と同一の信号に逆変換されることに
なる。
数信号は、第1のミキサ5にてローカル発振器6の発振
周波数により予め定められたIF(中間周波数)信号に
変換される。このIF信号は再び第2のミキサにより、
第1のミキサ5のローカル周波数と同一のローカル周波
数と混合されて和周波数が得られる様になっているの
で、再び希望周波数と同一の信号に逆変換されることに
なる。
【0011】この希望周波数に戻された信号は移相器1
0で180°移相されて差動増幅器3の他入力に印加さ
れている。従って、この差動増幅器3では、多数波信号
1のうち希望周波数信号のみが増幅されて導出されるこ
とになるのである。
0で180°移相されて差動増幅器3の他入力に印加さ
れている。従って、この差動増幅器3では、多数波信号
1のうち希望周波数信号のみが増幅されて導出されるこ
とになるのである。
【0012】この差動増幅器3は多数波信号1の中の希
望周波数を予め増幅する回路であることから、受信器の
チューナの機能を有するものである。
望周波数を予め増幅する回路であることから、受信器の
チューナの機能を有するものである。
【0013】
【発明の効果】以上の如く、本発明によれば、IF変換
用のミキサの前段に差動増幅器を設けて多数波信号の中
から希望周波数信号を予め増幅するようにしたので、I
F信号を感度良く検出できるという効果がある。
用のミキサの前段に差動増幅器を設けて多数波信号の中
から希望周波数信号を予め増幅するようにしたので、I
F信号を感度良く検出できるという効果がある。
【図1】本発明の実施例の回路ブロック図である。
【図2】従来のミキサ回路の例を示す図である。
1 多数波入力信号 2,4 DCカット用コンデンサ 3 差動増幅器 5,9 ミキサ 6 ローカル発振器 7 BPF 8 分岐回路 10 移相器
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03D 7/00 H04B 1/18 H04B 1/26 H03F 3/45 H03H 11/12
Claims (2)
- 【請求項1】 多数波信号を入力として希望周波数信号
を選択的に抽出し中間周波数信号に変換して導出するミ
キサ回路であって、前記多数波信号を一入力とする差動
増幅手段と、この差動増幅出力を中間周波数信号に変換
する第1の周波数変換手段と、この中間周波数信号を前
記希望周波数信号に変換する第2の周波数変換手段と、
この第2の周波数変換手段の出力を位相反転して前記差
動増幅手段の他入力とする手段とを含むことを特徴とす
るミキサ回路。 - 【請求項2】 前記第1及び第2の周波数変換手段は、
共に周波数ミキサ手段からなり、前記ミキサ手段には共
通のローカル周波数発振器の発振出力が供給されている
ことを特徴とする請求項1記載のミキサ回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05204820A JP3076947B2 (ja) | 1993-08-19 | 1993-08-19 | ミキサ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05204820A JP3076947B2 (ja) | 1993-08-19 | 1993-08-19 | ミキサ回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0758553A JPH0758553A (ja) | 1995-03-03 |
JP3076947B2 true JP3076947B2 (ja) | 2000-08-14 |
Family
ID=16496929
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05204820A Expired - Fee Related JP3076947B2 (ja) | 1993-08-19 | 1993-08-19 | ミキサ回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3076947B2 (ja) |
-
1993
- 1993-08-19 JP JP05204820A patent/JP3076947B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0758553A (ja) | 1995-03-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20000516 |
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R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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S533 | Written request for registration of change of name |
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