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JP3072467U - カッタ - Google Patents

カッタ

Info

Publication number
JP3072467U
JP3072467U JP2000002369U JP2000002369U JP3072467U JP 3072467 U JP3072467 U JP 3072467U JP 2000002369 U JP2000002369 U JP 2000002369U JP 2000002369 U JP2000002369 U JP 2000002369U JP 3072467 U JP3072467 U JP 3072467U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting
jaw
cutting blade
cutter
angle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2000002369U
Other languages
English (en)
Inventor
幸雄 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MCC Corp
Original Assignee
MCC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MCC Corp filed Critical MCC Corp
Priority to JP2000002369U priority Critical patent/JP3072467U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3072467U publication Critical patent/JP3072467U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡単で軽量なうえ、切断角度を調整す
る必要がないカッタを目的とするものである。 【解決手段】 受顎部2を先端に設けた固定ハンドル1
と受顎部2に向けて切断刃4を鋏動させる可動ハンドル
12とからなるカッタにおいて、可動ハンドル12の繰
り返し操作により切断刃4の漸増的切込みを行うラチェ
ット機構11と、受顎部2の両側に形成されたガイド溝
6に切断角度を設定するため非対称に添装配置させた左
右の位置決めストッパ5、5と、該左右の位置決めスト
ッパ5、5を連動させてスライドと固定を行なう締付機
構7とを設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は電線をカバーする合成樹脂製パイプやLANケーブル等を保護するた めの合成樹脂製モールを切断するためのカッタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、合成樹脂製パイプや合成樹脂製モールを切断するカッタとしては、たと えば、実公昭60−22914号公報に示される補助金具を備えたハンドカッタ ーが公知である。しかし、このハンドカッターでは切断対象物の位置決めを行う 補助金具本体に、切断対象物を受ける物品載置部が形成されている。この物品載 置部により、補助金具本体のスライド量は規制されることとなる。すなわち、補 助金具本体は物品載置部の基端が刃受け部の基部に当接する位置までしか後退で き、ないため、補助金具本体のストッパ部に当接される切断対象物を刃体の基方 に位置することができず、前方に位置されることとなり切断に力を要するという 問題があった。しかも、補助金具本体に翼状の物品載置部が形成されるため、補 助金具本体の加工が複雑になり加工数が増し、製造コストの上昇を招き安価に提 供できないという問題があった。さらに、補助金具本体に物品載置部を形成する ことにより、大きく重いものとなり、ハンドカッターの先端が重く使い勝手の悪 いものとなる問題があった。また、補助金具本体を左右別々のものとして、刃受 け部の両側にそれぞれが各別にスライド可能とし、固定位置を自由に設定できる ようにして切断対象物の切断角度を自由に設定できるようにしているが、左右の 補助金具本体のスライド量で角度を設定するため正確に角度を出すことがきわめ て難しいという問題があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は構造が簡単で軽量なうえ、切断角度を調整する必要がないカッタを提供 すること目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前述の目的を達成するため本考案は、受顎部を先端に設けた固定ハンドルと受 顎部に向けて切断刃を鋏動させる可動ハンドルとからなるカッタにおいて、可動 ハンドルの繰り返し操作により切断刃の漸増的切込みを行うラチェット機構と、 受顎部の両側に形成されたガイド溝に切断角度を設定するため非対称に添装配置 させた左右の位置決めストッパと、該左右の位置決めストッパを連動させてスラ イドと固定を行なう締付機構とを設けたカッタを請求項1の発明とするものであ る。
【0005】
【考案の実施の形態】
次に、本考案の好ましい実施の形態を図1〜3に基づいて詳細に説明する。 1は先方部に受顎部2を先端に設けた固定ハンドルであり、該固定ハンドル1の 受顎部2の上面中央部には刃介入溝3が形成されている。また、4は固定ハンド ル1の顎基部に枢着される切断刃であり、該切断刃4の刃部は前記受顎部2の刃 介入溝3内に介入されるものである。さらに、受顎部2の両側には後記する各位 置決めストッパ5をスライド自在に添装するガイド溝6が形成されている。該ガ イド溝6の溝段部に位置決めストッパ5、5の下端が当接されてスライド自在と される。また、位置決めストッパ5、5は受顎部2の上面より突出する被加工物 の当て面5aを形成したL型形状のものである。該当て面5a、5aすなわち位 置決めストッパ5は切断方向に対して非対称に配置されている。当て面5a、5 aの非対称位置は該当て面5a、5aに被加工物を当接させたとき、被加工物が 切断方向に対して45度の角度に傾斜されるように設定したものである。切断角 度を45度としたのは、モールを配設する場合、一般的に90度の角度で方向を 変更するため、45度以外の角度で切断することはほとんどないからである。ま た、90度の角度で切断する場合は、一方の位置決めストッパ5に被加工物の側 縁を当接させるとともに受顎部2から立ち上がった段部の前端に被加工物の後縁 を当接させれば、概ね90度に設定できることとなる。
【0006】 7は各位置決めストッパ5を連動させてスライドと固定ができるようにした締付 機構であり、該締付機構7は受顎部2の両側間を貫通する長孔8に挿通されるボ ルト9と、該ボルト9のねじ部に螺挿される締付ナット10とからなり、受顎部 2のガイド溝6、6に添装される位置決めストッパ5、5を長孔8を通じて挿通 された前記ボルト9により一体化することにより、位置決めストッパ5、5は締 付機構7により連動してスライドされ、且つ一体に固定されるものである。締付 機構7を詳しく述べれば、前記ボルト9は長孔8に挿通される軸部の上下を長孔 8の短径幅と略等しくなるよう平面状に研削して断面を非円形としたもので、軸 部を非円形とすることによりボルト9は長孔8に回り止め挿通される。また、締 付ナット10は手動で締め付けることができるように、外周面にローレットが形 成されている。さらに、ボルト9の頭部下面には位置決めストッパ5の透孔に嵌 合される円形部9aが形成され、締付ナット10の下面には他方の位置決めスト ッパ5の透孔に嵌合される円形部10aが形成されて、位置決めストッパ5、5が がたつかないようにしている。
【0007】 11は切断刃4に漸増的切り込み動作を与えるラチェット機構であり、該ラチェ ット機構11は切断刃4の基部扇状部に形成されたラチェット歯4aに間歇的に 係止して切断刃4を漸増的に切り込ませる送り爪13と、送り爪13がラチェッ ト歯aを滑って下方に移行する際、ラチェット歯4aと係止して切断刃4の動き を止めるラチェット爪14と、送り爪13を切断刃4の基部扇状部に圧接させる とともに切断刃4を開放方向に付勢するばね15と、可動ハンドル12を開放さ せる方向に付勢するとともにラチェット爪14をラチェット歯4aに係止させる ばね16とからなる。
【0008】 17は固定ハンドル1に可動ハンドル12を係止する合成樹脂製のフックであ り、18は固定ハンドル1の受顎部2から立ち上がった段部の両側に形成された 先尖り部であり、該先尖り部18は段部の両側角部を45度の角度をもって切り 欠いたものである。先尖り部18は被加工物を45度の角度で切断する際のガイ ドとするとともに、被加工物を受顎部2に載置したときの逃がしとなるので、受 顎部2をコンパクトなものとすることができる。
【0009】 このように構成されたものは、先ず、締付機構7の締付ナット10を手動で緩め て、ボルト9による位置決めストッパ5、5の固定を緩めた後、締付ナット10 を把持して左右にスライドさせれば、長孔8に非円形の軸部を嵌合させて回り止 めされているボルト9は長孔8に沿って移動することとなる。このとき、ボルト 9の円形部9aは一方の位置決めストッパ5の透孔に嵌合し、締付ナット10の 円形部10aを他方の位置決めストッパ5の透孔に嵌合されるとともに、位置決 めストッパ5、5の下端はガイド溝6の溝段部に係止されているので、各位置決 めストッパ5は受顎部2の両側をがたつくことなく滑らかにスライドすることと なる。
【0010】 このようにして位置決めストッパ5、5を連動させてスライドさせ、受顎部2に 所定の太さをもつ被加工物が載置できるだけの間隙が形成されたら、締付機構7 の締付ナット10を締め付けて位置決めストッパ5、5をボルト9により固定す る。次いで、可動ハンドル12を開放させて切断刃4を開放したうえ、位置決め ストッパ5、5の当て面5a、5aに被加工物の側面を当てて45度の切断角度 が維持されるように受顎部2上に被加工物を載置する。受顎部2上に被加工物が 載置されたら、可動ハンドル12を挟動させることにより、ラチェット機構11 は作動して切断刃4を下方、すなわち切り込み方向に枢動させることとなる。
【0011】 可動ハンドル12が閉じられて枢動が停止したら、手を開いて可動ハンドル12 を再び開放させる。この開放時、ラチェット機構11により切断刃4は切り込ん だ位置で停止した状態を維持することとなる。そして、開放後、再び可動ハンド ル12を握り締めれば、切断刃4はラチェット機構11により漸増的に深く切り 込まれてゆくこととなる。このような操作を繰り返すことにより切断刃4は被加 工物に深く切り込まれて最終的に刃介入溝3内に進入することとなる。そして、 切断刃4の全体が刃介入溝3に達したとき、被加工物は45度の角度で切断され ることとなる。
【0012】 また、被加工物を90度(被加工物の軸線方向と直交する方向)の角度で切断す る場合には、位置決めストッパ5の当て面5aの一方すなわち、間隙が狭い側の 当て面5aにのみに被加工物の側縁を当て、被加工物の後縁を受顎部2の段部の 前端に当てて90度の角度を設定し、前記同様に切断を行なえばよいものである 。
【0013】
【考案の効果】
本考案は前記説明により明らかなように、可動ハンドルの繰り返し動作により切 断刃を漸増的に切り込ませるラチェット機構を設け、各位置決めストッパの当て 面を非対称に配置するとともに、各位置決めストッパを締付機構により一体的に 連動させてスライドと固定を行なうものとすることにより、被加工物の太さに応 じて位置決めストッパの位置を変更する場合、常に一定の角度が維持されるので 、取扱が簡単となり、従来のように角度調整を行なわなくてもよい。しかも、位 置決めストッパは当て面を形成しただけのものであるから、軽量小型となり、カ ッタの先方部が重くなることがなく操作が良好なものとなる。さらに、位置決め ストッパは従来のように、被加工物を載置する部分がないので、受顎部の基部ま でスライドできることとなり、被加工物を切断刃の基方に配置することができる ので、軽い力で切断ができることとなる。また、ラチェット機構により切断刃を 漸増的に切り込ませるので切断に大きな力を要することなく誰でも簡単に切断を 行なうことができる等種々の利点を有するものである。 従って、本考案は従来の問題点を解消したカッタとして極めて有用なものである 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の好ましい実施の形態を示す側面図であ
る。
【図2】本考案の好ましい実施の形態を示す平面図であ
る。
【図3】本考案の好ましい実施の形態を示す要部の断面
図である。
【符号の説明】
1 固定ハンドル 2 受顎部 4 切断刃 5 位置決めストッパ 6 ガイド溝 7 締付機構 11 ラチェット機構 12 可動ハンドル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受顎部を先端に設けた固定ハンドルと受
    顎部に向けて切断刃を鋏動させる可動ハンドルとからな
    るカッタにおいて、可動ハンドルの繰り返し操作により
    切断刃の漸増的切込みを行うラチェット機構と、受顎部
    の両側に形成されたガイド溝に切断角度を設定するため
    非対称に添装配置させた左右の位置決めストッパと、該
    左右の位置決めストッパを連動させてスライドと固定を
    行なう締付機構とを設けたことを特徴とするカッタ。
JP2000002369U 2000-04-12 2000-04-12 カッタ Expired - Lifetime JP3072467U (ja)

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JP2000002369U JP3072467U (ja) 2000-04-12 2000-04-12 カッタ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109533461A (zh) * 2018-12-21 2019-03-29 青岛科技大学 一种机械控制式加工装袋打包一体装置
KR20220049143A (ko) * 2020-10-14 2022-04-21 전남대학교산학협력단 절단 도구의 보조 장치

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