JP3071085B2 - クロマトグラム解析表示方法及びその装置 - Google Patents
クロマトグラム解析表示方法及びその装置Info
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Description
り、特にクロマトグラムの解析結果を表示する方法及び
その装置に関する。
度を求める方法として、特開平4−212059号公報
に記載された“クロマトグラフのスペクトルデータ処理
方法”が提案されている。これは、マルチチャンネル検
出器からのUVスペクトル・データを基に、統計学的手
法であるStudentのt検定が行われ、ピーク同定の信頼
度が計算される。また、スペクトル・データとともにク
ロマトグラムの特徴量である保持時間、ピーク面積、ピ
ーク高さの各データも解析され、標準試料の特徴量との
偏差が小さいものほど、0に近づくようなサンプルスコ
アが定義され、ピーク同定の信頼度が判断される。
によりピーク同定の信頼度を診断する方法が特公昭61
−54181号公報に提案されている。ここには診断に
用いる計算式が述べられている。さらに、信頼性を示す
指標とその表示方法にも触れている。
記載された、クロマトグラフ用データ処理装置において
は、重なりピークの検出のため、2つのピークに分解す
る方法が記載されている。つまり、異なる2つの検出波
長により、得られたクロマトグラムの一方に、係数αが
掛けられ、これが他方のクロマトグラムから差し引かれ
る。さらに、一方のクロマトグラムに他方の係数α’が
掛けられ、これが他方のクロマトグラムから差し引かれ
る。そして、これらの結果から、第1のピークの位置及
び幅と、第2のピークの位置及び幅とが算出される。こ
の算出された第1のピーク及び第2のピークが初期値と
され、非線形最小二乗法で、完全なピーク分析が行われ
る。
ラフ装置を利用する操作者が、濃度等の定量値やピーク
同定の信頼度を認識することができれば、そのデータ処
理方法の信頼度のみならず、クロマトグラム分析全体の
総合的な信頼性も定量的に把握することができる。
報記載のスペクトルデータ処理方法は、定性分析に関す
る信頼度を計算する方法であり、濃度(kg/m3)等の
定量分析に関する信頼度には一切触れていない。
は、まずスペクトル・マッチングには高価なマルチチャ
ンネル検出器が必要となる。また、保持時間の近接した
ピーク群は、分子構造も類似している場合が多く、スペ
クトル・マッチングに差が現われないことがある。
おいては、サンプル・スコアを定義しているが、統計学
的には正確な表現であるとしても、一般の操作者等に
は、信頼度としては、理解し難い数値である。クロマト
グラムの定性分析の信頼度は、より理解し易い表現方法
が望まれている。
ピーク同定において、最も基本的な情報はリテンション
タイムであるのにもかかわらず、この時間の信頼度(誤
差)については、上記データ処理方法においては、全く
議論されていない。ピーク同定の基盤となるリテンショ
ンタイムが不確かであれば、ピーク同定自体の信頼度も
低いこととなる。したがって、クロマトグラムの定性分
析において、リテンションタイムの信頼度を算出し、算
出した信頼度に基づいて、定性分析の信頼度を算出する
事が望まれている。
しなければいけないのは、2つ以上のピークが重なって
いる場合である。頂点が明確に現れているピーク同志で
あっても、相互に影響し合い、真のリテンションタイム
より頂点はシフトする。この頂点の時間を、そのままリ
テンションタイムであると認識すると、大きな誤差を含
んでいるため、正しくピークを同定できないことが考え
られる。
顕著に小さい場合、それらが重なると、いわゆるショル
ダーピークを形成する。この時、特に小さいピークのリ
テンションタイムはかなり不確かとなる。データ処理で
は、変曲点をリテンションタイムと見なしたり、あるい
は特開昭63−151851号公報に記載されているよ
うに、非線形最小二乗法を用いて、重なりピークをデー
タ処理的に分解しリテンションタイムを求めることがで
きる。どのような手法を用いても、一般にショルダーピ
ークのリテンションタイムにはかなり大きな誤差が含ま
れて求められる。
ークより、ピーク同定を誤る確率が高いことが容易に考
えられる。このような観点から、リテンションタイムの
誤差を求め、ピーク同定の信頼度を計算することが重要
であることがわかる。
載されたピーク同定の信頼度診断方法においても、同様
に定量分析に関する信頼度やピーク同定におけるリテン
ションタイムの信頼度は一切述べられていない。ピーク
同定の信頼度指標も便宜上のものであり、容易に理解で
きるものとはなっていない。
ンションタイム等の時間を高精度に決定し、その得られ
た数値に対する誤差を求め、定量値やピーク同定の信頼
度を計算し、表示できるクロマトグラム解析表示方法及
び表示装置を実現することである。
成するため、次のように構成される。
を表示するクロマトグラム解析表示方法において、クロ
マトグラムデータのピークを検出するステップと、クロ
マトグラムデータのピークを同定するステップと、検出
及び同定されたピークに対応するピークサイズに基づい
て、被測定物の分析値を算出するステップと、算出され
た分析値の誤差を、上記ピークサイズを用いて算出する
ステップと、算出された分析値と、分析値の誤差とを表
示手段に表示させるステップとを備える。
析結果を表示するクロマトグラム解析表示装置におい
て、クロマトグラムデータのピークを検出するピーク検
出部と、クロマトグラムデータのピークを同定するピー
ク同定部と、検出及び同定されたピークに対応するピー
クサイズに基づいて、被測定物の分析値を算出する分析
値算出部と、上記ピークサイズを用いて、算出された分
析値の誤差を算出する誤差算出部と、算出された分析値
と、分析値の誤差とを表示する表示部とを備える。
方法及び装置において、分析値の誤差は、クロマトグラ
ムデータのベースラインの信頼度も含めて算出する。ま
た、好ましくは、上記クロマトグラム解析表示方法及び
装置において、分析値の誤差は、互いに近接するピーク
どうしを分割する信頼度も含めて算出する。
析表示方法において、ピークサイズの誤差を算出するス
テップと、算出されたピークサイズの誤差を表示手段に
表示させるステップとをさらに備える。
析表示装置において、誤差算出部は、ピークサイズの誤
差を算出し、表示部は算出されたピークサイズの誤差
を、さらに表示する。また、好ましくは、上記クロマト
グラム解析表示方法及び装置において、ピークサイズ
は、ピーク高さである。
析表示方法及び装置おいて、ピークサイズは、ピーク面
積である。また、好ましくは、上記クロマトグラム解析
表示方法及び装置において、ピークサイズは、ピーク高
さ及びピーク面積である。
析結果を表示するクロマトグラム解析表示方法におい
て、クロマトグラムデータのピークを検出するステップ
と、クロマトグラムデータのピークを同定するステップ
と、検出及び同定されたピークの保持時間を算出するス
テップと、算出されたピークの保持時間の誤差を算出す
るステップと、算出されたピークの保持時間と、この保
持時間の誤差とを表示手段に表示させるステップとを備
える。
析結果を表示するクロマトグラム解析表示装置におい
て、クロマトグラムデータのピークを検出するピーク検
出部と、クロマトグラムデータのピークを同定するピー
ク同定部と、検出及び同定されたピークの保持時間を算
出する保持時間算出部と、算出されたピークの保持時間
の誤差を算出する誤差算出部と、算出されたピークの保
持時間と、この保持時間の誤差と表示する表示部とを備
える。
方法及び装置において、ピークは、クロマトグラムデー
タの変曲点である。また、好ましくは、上記クロマトグ
ラム解析表示方法において、算出したピークの保持時間
及びピークの保持時間の誤差に基づいて、ピーク同定の
信頼度を算出するステップと、算出されたピーク同定の
信頼度を表示手段に表示させるステップとをさらに備え
る。
析表示装置において、誤差算出部は、算出したピークの
保持時間及びピークの保持時間の誤差に基づいて、ピー
ク同定の信頼度を算出し、表示部は、算出されたピーク
同定の信頼度を、さらに表示する。
析表示方法及び装置において、算出したピークの保持時
間の誤差は、互いに近接するピークどうしを分割する信
頼度も含めて算出する。
析結果を表示するクロマトグラム解析表示方法におい
て、所定の範囲内のクロマトグラムデータの極大点を同
定するステップと、同定された極大点の近辺であり、こ
の極大点を含まない探索区間を算出するステップと、算
出された探索区間内のクロマトグラムデータに適合する
多項式曲線を算出するステップと、多項式曲線の変曲点
を検出するステップと、同定及び検出された極大点及び
変曲点に対応するピーク保持時間とピーク保持時間の誤
差とピーク高さとピーク面積とピーク面積百分率とピー
ク面積百分率の誤差とを算出するピーク算出ステップ
と、算出されたピーク保持時間とピーク高さとピーク面
積とピーク面積百分率とピーク面積百分率の誤差とを表
示手段に表示させるステップとを備える。
方法において、ピーク算出ステップは、ピーク高さの誤
差と、ピーク面積の誤差を算出し、表示ステップは、ピ
ーク保持時間と、ピーク保持時間の誤差と、ピーク高さ
と、ピーク高さの誤差と、ピーク面積と、ピーク面積の
誤差と、ピーク面積百分率と、ピーク面積百分率の誤差
とを表示手段に表示させる。
析表示方法において、探索区間を算出するステップと、
多項式曲線を算出するステップとの間に、算出された探
索区間内に極大点が有るか否かを判定するステップと、
探索区間内に極大点がない場合には、探索区間を所定幅
だけ拡張した探索区間を設定するステップとをさらに備
える。
析表示方法において、同定及び検出された極大点及び変
曲点の確からしさを、確率、差、信頼区間又は信頼率で
ある指標で算出するステップと、算出された指標を表示
手段に表示させるステップとをさらに備える。
析結果を表示するクロマトグラム解析表示装置におい
て、試料の含有成分を検出する検出手段と、検出手段に
より検出されたクロマトグラムデータを記憶する記憶部
と、記憶部に記憶されたクロマトグラムデータの所定範
囲内のデータの極大点を同定するピーク同定部と、同定
された極大点の近辺であり、この極大点を含まない探索
区間を算出する区間算出部と、算出された探索区間内の
クロマトグラムデータに適合する多項式曲線を算出する
フィッティング部と、多項式曲線の微分値を算出し、算
出した微分値から変曲点を検出する微分特徴点探索部
と、同定された極大点及び変曲点に対応するピーク保持
時間とピーク保持時間の誤差とピーク高さとピーク面積
とピーク面積百分率とピーク面積百分率の誤差とを算出
する誤差確率算出部と、算出された上記ピーク保持時間
とピーク高さとピーク面積とピーク面積百分率とピーク
面積百分率の誤差とを表示する表示部とを備える。
装置において、誤差確率算出部は、ピーク高さの誤差と
ピーク面積の誤差とを算出し、表示部はピーク保持時間
とピーク保持時間の誤差とピーク高さとピーク高さの誤
差とピーク面積とピーク面積の誤差とピーク面積百分率
とピーク面積百分率の誤差とを表示する。
析表示装置において、誤差確率算出部は、同定及び検出
された極大点及び変曲点の確からしさを、確率、差、信
頼区間又は信頼率である指標で算出し、表示部は、算出
された指標を表示する。
析表示装置において、誤差確率算出部は、ピーク面積を
決定するベースラインの形状により、ピーク面積の誤差
を変化させる。
差の算出においては、ノイズ値を用いて計算するのが一
般的である。また、2つ以上のピークが重なっている場
合には、そのピーク面積の分割方法に依存し、誤差が変
動することが考えられる。非線形最小二乗法を用いてデ
ータ処理的にピーク分解する場合は、比較的精度良くピ
ークサイズが求まり、誤差は小さく見積もられる。ま
た、ベースラインも単純に水平なものでない場合には、
ピークサイズの精度が悪くなり、誤差は大きく見積もら
れる。
を基準にして、測定試料のピークサイズから求められ
る。このため、定量値の誤差は両方のピークサイズの誤
差が伝播する。これを考慮し、定量値の誤差を計算す
る。標準試料を繰り返し測定することも、濃度のことな
る標準試料を用いて検量線を精度良く求めることも、結
局は標準試料側から伝播する誤差を極力小さくしている
ことに他ならない。
は、頂点の明確なピークでは、ノイズ値を用いてリテン
ションタイムの誤差を見積もる。平滑化処理により極大
点の時刻の誤差を見積もる方法もある。
は、非線形の最小二乗法等によりデータ処理し、ピーク
分解し、その分解された各ピークの頂点の時刻の誤差を
統計学的に計算する。
上変曲点をリテンションタイムと見なし、その変曲点の
時刻の誤差を統計学的に計算することもできる。さら
に、計算されたリテンションタイムの誤差から以下のよ
うにして、ピーク同定の信頼度を計算する。
リテンションタイムとその誤差及び測定試料のリテンシ
ョンタイムとその誤差から求められる。これらから真の
差δがありそうな区間を推定する。上記求められた推定
区間を基に、ピーク同定の信頼度を計算する。例えば便
宜上定義される信頼率(%)を求める。
れた測定結果の信頼度が検定できる。例えば、従来のよ
うに単に10.0ppmと結果が出されても、真の値が
9.9ppmから10.1ppmにあり、高精度であるの
か、あるいは5ppmから15ppmにあり、低精度で
あるのかが判別困難であった。
1ppmと誤差も含めて表示されるため、測定結果の信
頼性が認識できる。同様に、リテンションタイムの誤差
に基づきピーク同定の信頼度も認識できる。
説明する。図1は、本発明の一実施例であるクロマトグ
ラム解析表示方法の動作を示すフローチャートである。
この図1の実施例は、イオン交換クロマトグラフによる
グリコヘモグロビンの解析に適用した例である。そし
て、図3は、上記イオン交換クロマトグラフによってグ
リコヘモグロビンを分析する液体クロマトグラフ装置の
概略構成図である。
号により、溶離液送液ポンプ40は、ステップワイズ溶
出を行うために溶離液A48、溶離液B49、溶離液C
50をそれぞれ1.9分間、1.0分間、0.4分間ず
つ、3.3分サイクルで切り換え、分離カラム41に送
液する。可動ニードルを有するサンプラ(サンプリング
手段)43は、ヘモグロビン(Hb)の標準試料52あ
るいは未知試料51を5μリットル吸引し、溶血希釈
し、溶離液A48と共に分離カラム41に送り込む。す
ると、試料の含有成分が分離展開され、可視吸光度検出
器42で検出される。そして、検出されたデータである
クロマトグラムは、データ解析部45に供給され、記憶
される。
り表示される表示例であり、この表示例における表示部
D3に表示された波形は、クロマトグラムである。この
クロマトグラムにおいて、成分L−A1cと成分S−A
1cとの分離が不十分であり、成分L−A1cの部分に
ショルダーピークが含まれている。極大点をピークとみ
なしていたのでは、この成分L−A1cのショルダーピ
ークは、ピークとして同定できない。ショルダーピーク
は変曲点、つまり2次微分値が0になる点として認識さ
れる。以下、データ解析部により、次の手順に従って変
曲点が求められる。
れたクロマトグラムが得られた時点で動作フローが起動
される。次に、ステップ2において、タイムウィンドウ
内の極大点を成分S−A1cのピークと同定する。ここ
で、極大点の時間座標を成分S−A1cのリテンション
タイムと認識する。ステップ3において、成分L−A1
cのピークの探索区間を算出する。この探索区間は、得
られた成分S−A1cのリテンションタイムts-A1cに
基づいて、例えば、[tS-A1c−0.45、tS-A1c−
0.15]と算出される。これは、タイムウィンドウの
中心をtS-A1c−0.30(min)、その幅±0.1
5(min)として、成分L−A1cのピークを同定す
るということである。この探索区間は、a、bを係数と
してatS-A1c+bのように、複雑化することもでき
る。
か否かを判定する。つまり、上記探索区間での極大点の
有無を調べる。そして、極大点が無い場合には、ステッ
プ5に進む。
探索するために、クロマトグラムデータ点を3次曲線に
フィットする区間を算出し、設定する。3次曲線とした
理由は変曲点を持つ最小次の多項式だからである。一般
的には3次以上の曲線であればよい。フィット区間は上
記成分L−A1cのピークの探索区間よりやや広く、
[tS-A1c−0.55、tS-A1c−0.05]と設定す
る。または、ピーク始点の時刻t1を利用して区間を設
定することもできる。
区間内のクロマトグラムデータ点を3次多項式y3=a
x3+bx2+cx+dに最小二乗法を用いてフィットす
る。そして、ステップ7において、ショルダーピークを
見つけるために多項式曲線の変曲点を捜し、次のような
判定を行う。 (1)良くフィットしたか? (2)変曲点が明確にあるか? 判定(1)のフィットの適合度は、例えば最小二乗値が
規定値以下であるか否かで判断する。判定(2)の変曲
点の明確度は、例えば同時に1次式y1=ex+fにフ
ィットし、フィット区間内で3次式y3と1次式y1に囲
まれる面積が規定値以上であるか否かで判断する。また
は、簡便に3次式y3の3次係数aの値が規定値以上で
あるか否かで判断することもできる。判定(1)または
(2)のいずれかの判定も満足しなかった場合は、成分
L−A1cはショルダーピークとしても存在しないと認
識し、ステップ16へ進んで、処理は終了となる。
(2)の両方を満足した場合には、ステップ8に進む。
ステップ8において、上記ステップ6で得られた係数に
基づいて、再度フィット区間を設定し、より精密にフィ
ットする。例えば、変曲点時刻ti=−b/3aを基
に、再フィット区間を[ti−0.15、ti+0.1
5]と設定する。上記ステップ6と同様に、3次式に再
度フィットし、改めて係数a、b、c、dを得る。
出する。このステップ9においては、変曲点時刻t
iを、ti=−b/3aと計算する。また、時刻tiの誤
差etiは、aとbのフィット誤差をそれぞれea、ebと
して、次式(1)により得られる。 eti = ti√((ea/a)2+(eb/b)2) −−− (1) ただし、ti=−b/3aである。
られた時刻tiと誤差etiとに、基づいて、各成分が専
有する面積及びその誤差が算出される。次に、ステップ
11において、各成分が専有する面積の百分率及びその
誤差が算出される。ステップ13において、算出した面
積の百分率及びその誤差を図2に示すように表示させ
る。つまり、図2に示した表示例の中央部付近に、各成
分が専有する面積の百分率及びその誤差が表示される。
例えば、成分A1aであれば、0.9±0.0%、成分
A0であれば、93.3±4.7%と表示される。
した表示例に、各成分毎のリテンションタイム及びその
誤差が表示される。例えば、成分A1aであれば、上記
百分率及びその誤差の右横に、0.24±0.01%、
成分A0であれば、2.48±0.02%と表示され
る。次に、ステップ15において、算出した各成分の面
積及びその誤差が、図2に示した表示例に表示される。
例えば、成分A1aであれば、上記リテンションタイム
及びその誤差の右横に、13969±698、成分A0
であれば、1382244±69112と表示される。
確率が80%〜50%の場合には、その成分を示す部分
に、ウォーニングマーク*が表示される。そして、算出
したピークの確率が50%未満となると、その成分を示
す部分に、ダウトマーク?が表示される。
大点が同定された場合は、ステップ12に進み、誤差を
算出し、ステップ10に進む。ステップ12における誤
差の算出は、極大点時刻tmの誤差etm を算出する。簡
単には、図4の(A)に示すように、予め取得したノイ
ズ値を用いて(極大値)−2×(ノイズ値)の閾値を設
定し、極大点時刻tL-A1c の左右それぞれ、t-、t+と
して、その時刻がtmからより離れているほうを誤差の
限界とする。つまり、|t-−tm|と|t+−tm|の大
きいほうを誤差etmと認識する。さらに、図4の(B)
に示すように、極大点付近を一旦平滑化してから、ノイ
ズ値に対応するtmの誤差を見積ることもできる。ここ
で得られたtmとetmをステップ14でtm±etmと出力
する。
定量は一般的に、ピ−ク間に谷があれば谷から、なけれ
ば変曲点から、垂線を引き、面積分割する。成分L−A
1cと成分S−A1cのそれぞれが総ピ−ク面積に占め
る割合を百分率で表示する。
分L−A1c及びS−A1cの面積の百分率及びその誤
差、成分L−A1c及びS−A1cのトータルの面積の
百分率及びその誤差、成分A1a、A1b、L−A1c
及びS−A1cのトータルの面積の百分率及びその誤差
が表示される。
各成分毎の面積百分率及びその誤差、リテンションタイ
ム及びその誤差、面積及びその誤差、ウォーニングマー
ク、ダウトマーク、各成分の面積のトータル面積が表示
される。また、表示部D3には、上述したように、クロ
マトグラムとともに、各成分名と、面積の百分率及びそ
の誤差、ウォーニングマーク、ダウトマークが表示され
る。
の表示例である。この図5の例においては、各成分の濃
度(mg/l)とその誤差は表示されているが、リテン
ションタイム及び面積については、誤差は表示されては
いない。その他の部分は、図5の例と図2の例とは、同
様である。この図5の例のように表示することも可能で
ある。
えば、アミノ酸分析には図6に示すようなNH3付近に
盛り上がる特徴的なベースライン変動がある。このクロ
マトグラムの処理も上述の実施例と同様に、変曲点探索
区間を、例えば、[t1+0.10、tNH3−0.10]
と設定する。ここで、t1は立上り点の時刻、tNH3はN
H3のリテンションタイムである。以下、上記図1の例
と同様にして、3次曲線のフィッティングを実行し、変
曲点を求め、それをベースラインの始点と認識する。
理し、説明する。 1.変曲点の時刻誤差は、上記式(1)にあるように3
次曲線にフィットした際の係数とその係数の誤差とを用
いて計算する。これはショルダーピークのリテンション
タイムやベースラインの始点・終点の時刻誤差として用
いる。
に、ノイズと対応する時間変化を計算する。または、2
次曲線等でフィットし、その係数から計算することもで
きる。これは通常の項点を持つピークのリテンションタ
イムの誤差として用いる。
(2)のように計算することができる(参照文献、Grus
hka, E.; Zamir, I. "High Performance Liquid Chroma
tography";John Wiley & Sons: New York, 1989; Chapt
er 13.)。 eA = A√(2/π)・(N/H)(1/n) −−− (2) ただし、Aは、ピーク面積、Hはピーク高さ、Nはノイ
ズ値、nはサンプリング点数である。
きいのはベースラインの引き方であるため、ベースライ
ン依存度の高いクロマトグラムほど誤差を大きく見積る
アルゴリズムを用いることもできる。図7の(A)は、
ピーク面積がベースラインに依存することなく求められ
るクロマトグラムの例であり、図7の(B)は、ベース
ラインの引き方に依存するクロマトグラムの例である。
さらに図7の(C)と(D)に示すように、重なりピー
クの分割方法によってもピーク面積は変動する。一般的
には上記式(2)のような計算で十分である。
2倍程度に見積る。これもピーク面積同様にベースライ
ン依存性も考慮することができる。
Qは、ピーク面積ないしピーク高さの誤差が伝播する。
定量計算の比例定数を標準試料のピーク面積等により求
めている場合には次式(3)により求める。
はSの誤差、Uは未知試料のピーク面積、eUはUの誤
差である。
様に、検量線からの誤差伝搬を計算できる。
たものであるが、その他の統計学的誤差estaを加味す
る場合には入力部54から入力し、次式(4)に従って
CRT46またはプリンタ47に出力する。
した誤差である。
場合にも入力操作が必要となる。このような誤差を計算
するために、入力部54から数式も入力できる。また、
各成分に対応したいろいろな誤差をテーブルに記憶し、
計算時に読出し可能である。
数を求める時にも使用できる。
ラム解析に得られる解析値を入力とし、任意のピークが
何という成分であろうかという同定の確率値を出力と
し、入力と出力をファジイ推論で結び付けるような、定
性分析方法の例を説明する。
0minに出現するピークはFである。」がタイムウィ
ンドウに対応する命題である。例えば、メンバーシップ
関数Wi(t)のタイムウィンドウ中心及び幅をそれぞ
れ1.00min及び0.15minとすると、関数W
i(t)は、図8の(A)のように、重心を1.00m
in、上底を±0.15min、下底を2倍の±0.3
0minの台形に設定される。一方、「測定ピークは約
0.9minに出現した。」という命題を設ける。メン
バーシップ関数rj(t)は、図8の(B)に示すよう
に、極大点の時刻と誤差をそれぞれ0.90min、
0.20minとすると、頂点0.90min、標準偏
差0.20minの正規分布に設定される。
(c)にあるように両方のメンバーシップ関数W
i(t)とrj(t)とを重ね合せ、重複部分を決定す
る。簡単には重複部分の最大点を一致度とし、その一致
度をFである確率と解釈する。
は、CRT46ないしプリンタ47の出力結果に、図2
の表示例にウォーニングマーク*を表示する。さらに、
確率が50%以下になると図2の表示例にダウトマーク
?を表示する。
険率5%で、ピーク1は成分A1aである。」と表示す
ることもできる。この場合、正規分布に従うと仮定し、
危険率を計算するのが一般的である。
9の(A)に示すように各成分A1a、A1b、F、L
−A1c、S−A1c、A0のタイムウィンドウに対応
するメンバーシップ関数を設定する。関数wiのi=
1、2、・・・6が、それぞれA1aからA0に対応す
る。関数w7は不純成分のタイムウィンドウに対応し、
図9の(B)に示すように、図9の(A)で示される関
数群を補なうような関数にする。これらの関数wiは、
台形であるが、正規分布形状を用いてもよい。オペレ−
タは、メンバ−シップ関数を適切な形に入力可能であ
る。
したメンバーシップ関数を図9(A)のようにそれぞれ
求める。確率を求めるために次式(5)のように一致度
Cijを計算し、次式(6)により確率Pijを決定する。
率(i=1(A1a)、2(A1b)、3(F)、4
(L−A1c)、5(S−A1c)、6(A0)、7
(不純成分))、nは、成分数である。
番目(j=3)のピークがFである確率が決定する。ま
た、同時に不純成分IMPUの確率も決定する。円グラ
フ等で確率を割合で表示する方法もあるが、図10に示
すように、第一候補(1ST)の成分名と確率(PRO
B)、第二候補(2SD)の成分名と確率(PRO
B)、定量値(%)(QUAN(%))をテーブルとし
て出力することもできる。第二候補は第一候補の同定確
率が0.90以下の時、出力する。
各検出ピークの中から2成分を任意に選び出し、予め導
かれている相関性を持っているか確認する。例えば、ピ
ーク2と3がA1bとF成分と同定されている時、ピー
ク2の保持時間t2とピーク3の保持時間t3が、tA1b
=0.90tF−0.30(min)の関係にほぼ成っ
ているか調べる。ここで、tA1bとtFは、それぞれA1
bとFの保持時間である。ここで、6成分の場合、組合
せ6C2=15通りの相関を確認する。そして、規定値よ
り外れるピークがあれば、再度、ファジイ推論を行い、
最適解を得る。なお、必要に応じて、各メンバーシップ
関数Wi(t)又はrj(t)は、面積を1に規格化する
こともできる。
別の統計学的方法を説明する。ピーク同定とは基本的
に、標準試料中の既知ピークのリテンションタイムと未
知試料の未知ピークのリテンションタイムとを比較し、
その差の小さなものを対応させることである。この差の
精度(正確さ及び精密さ)が小さなものほど、同定誤り
を起こす危険率が低い、つまり、同定の信頼度が高いと
考えられる。このことは、統計学の手を用いて評価する
ことができる(参照文献、奥野、芳賀著「実験計画、培
風館、1969)。
始される。そして、ステップ71において、標準試料中
のS−A1cピークのリテンションタイムtsとその誤
差σsとを見積もる。これは上述の図4に示した方法で
もよいし、次式(7−1)、(7−2)、(7−3)の
ように1次、2次のモーメントμ1、μ2を用いることも
できる。
心、分散(バリアンス)に、μ0、μ1、μ2がそれぞれ
対応する(参照文献、Abdel Salam Said 著、"Theory a
nd Mathematics of Chromatography "、Huthing社、Hei
delberg、1989)。μ1がリテンションタイム、√
(μ2/N)がリテンションタイムの誤差となる。ここ
で、Nは実際に積分したサンプリング点数である。
づき、ピークの半値幅や、ピーク高さの1/√(e)〜
0.607倍のところの幅からガウシアンの標準偏差σ
を求め、σ/√(N)からリテンションタイムの誤差を
見積もることができる。ここで、Nはピークを形成して
いるデータ点の数とする。リテンションタイムは適切な
区間の一次モーメントや平均値を採用してもよいが、図
4に示した方法を用いて、極大点から求めるのが適切で
ある。この実用的な方法は、重なったピークであって
も、比較的妨害を受けずに、リテンションタイムとその
誤差を見積もることができるという特徴がある。
であるが、複数回標準試料を繰り返し測定し、統計学的
誤差(偶然誤差)を採用することもできる。
のピーク5のリテンションタイムtuとその誤差σuとを
上述の実用的な方法で求める。次に、ステップ73にお
いて、tS、tu、σs、σuを用いて、信頼率95%での
tsとtuとの真の差δがありそうな区間を求める。この
区間が狭ければ狭い程、また、0に近ければ近いほど、
同定の信頼度が高いとみなせる。
ある。この差dは、図13の(C)に示すように、表示
することができる。また、差dの標準偏差の推定値sd
は、sd=√(σs 2+σu 2)で求められる。自由度f
は、2N−2となる。ここで、Nはピークを形成してい
るデータ点数である。Nは無限大∞としても、t検定す
る場合には、問題とならない。
による偶然誤差を採用している場合は、σsとσuの自由
度を考慮し、加重平均する必要がある。このとき、サタ
スウェイトの方法で、等価自由度を計算しなければなら
ない等、計算が煩雑なので、次に説明するように、σs
かσuかを代用してしまう方法が実用的である。(r−
1)rσS 2と(N−1)Nσu 2とを比較し、その大きな
ほうが誤差分散に対して支配的であると考え、sdを大
きな方のσs又はσuとし、他方を無視してしまう。自由
度fも採用された側の自由度r−1又はN−1を用い
る。ここで、rとNは、それぞれ標準試料の繰り返し測
定の回数と、ピークを形成しているデータ点数である。
fが求められたので、ステップ74において、次式
(8)により真の差δの推定区間を計算する。 δ = d±t(f;P)sd −−− (8) ここで、t(f;P)は、統計学で用いられるt検定の
値であり、fは自由度、Pは危険率を表す。fは無限大
∞又は上述のr−1かN−1を用いる。一般に、危険率
Pは、5%、つまり、信頼率95%を用いる。例えば、
d=0.04min、sd=0.07min、t(∞;
0.05)=1.960である場合、「真の差δは、
0.04±0.14=[−0.10、0.18]の区間
にある。」という判定の信頼率が95%である。
同定の確からしさとして解釈する。もし、ピーク5とS
−A1cのそれぞれのリテンションタイムに差があった
としても、高々−0.10から0.18minの区間に
ある。これは、区間内に0.00があるからピーク5を
S−A1cと同定することができる。また、ピーク5が
S−A1cではないとすると、真のリテンションタイム
の差が−0.10〜0.18min離れた不純物を誤っ
て同定している可能性もあることを意味する。別の言い
方をすれば、S−A1cピークの負側に0.10min
より離れているか、正側に0.18minより離れてい
る不純物ピークを誤って同定していることはないという
ことになる。
ム1.34minで割ると、「S−A1cの負側に0.
07、正側に0.13の危険率で不純物を同定している
可能性がある。」と言える。さらに、「S−A1cの負
側は0.93、正側に0.87の信頼率で不純物の同定
はない。」と言える。
[−0.10、0.18]か又は便宜上定義した信頼率
[0.93、0.87]をCRT46かプリンタ47
に、図12の(A)又は(B)に示すように出力する。
このようにして、統計学的にピーク同定を検定する方法
が終了する(ステップ77)。
て、説明してきたが、ピーク面積比率を参照し同定の信
憑性を計ることもできる。ファジイ命題「A1cは3〜
15%の面積比率である。」等のルールを加え、同定確
率に寄与させる。さらに、今まで述べて来た定性・定量
分析に関するデータと信憑性である同定成分と同定確
率、及び定量値と定量誤差に留まらず、装置または試料
の信頼性もファジイ推論を用いて、確認することができ
る。例えば、命題「全ピークのトータル面積は100〜
300万μV・sである。」等のルールを設定し、信頼
性を定量化することができる。
の機能ブロック図である。図14において、記憶部45
9は、検出器42から出力されたデータを記憶する。ピ
ーク同定部450は、記憶部459に記憶されたデータ
を読み出して、クロマトグラムのピークを同定する。区
間算出部451は、探索区間算出部451Aと、フィッ
ト区間算出部451Bとを有している。そして、探索区
間算出部451により、例えば、成分L−A1cの探索
区間が算出される。また、フィット区間算出部451B
により、データ点が3次曲線にフィットする区間が算出
される。フィッティング部452は、データ点を3次曲
線に最小二乗法を用いて、フィッティングする。また、
信憑性診断部453により、得られた数値の信憑性が診
断される。
454Aと、変曲点探索部454Bとを有している。ま
た、座標算出部455は、極大点探索部454Aにより
探索された極大点の座標を算出する極大点座標算出部4
55Aと、変曲点探索部454Bにより探索された変曲
点の座標を算出する変曲点座標算出部455Bとを有し
ている。
出部456Aと、ファジイ推論部456Bと、定量値算
出部457により算出された定量値の誤差を算出する定
量値誤差算出部456Cと、同定確率算出部456D
と、を有している。そして、誤差・確率算出部456に
より、同定された極大点及び算出された変曲点に対応す
るピーク保持時間とその誤差、ピーク高さ及びその誤
差、ピーク面積とその誤差、ピーク百分率とその誤差が
算出される。また、誤差・確率算出部456のファジイ
推論部456Bは、同定及び検出された極大点及び変曲
点の確からしさを、確率、差、信頼区間又は信頼率であ
る指標で算出し、CRT46又はプリンタ47に算出し
た指標に基づいて、ウォーニングマーク*やダウトマー
ク?を表示する。さらに、データ解析部45は、上述し
たベースラインを算出するベースライン算出部458を
有している。そして、上記構成のデータ解析部45によ
り、上述したクロマトグラムの解析が実行される。
面積を決定するベースラインの形状により、ピーク面積
の誤差を変化させる。さらに、誤差・確率算出部456
は、誤差算出に含むべき統計学的誤差と、系統誤差等を
入力部54から入力し、算出したピーク保持時間の誤差
と、ピーク高さの誤差と、ピーク面積の誤差と、ピーク
面積百分率の誤差とに、入力した統計的誤差及び系統誤
差を加算して、これら誤差を算出する。
濃度等の定量値や、リテンションタイム等の時間を高精
度に決定し、その得られた数値に対する誤差を求め、定
量値やピーク同定の信頼度を計算し、表示できるクロマ
トグラム解析表示方法及び表示装置を実現することがで
きる。
出としては、次のような例を用いることも考えられる。
つまり、カラム効率を見積もるために理論段数を計算す
る。この場合にも、各数値の誤差が伝播し、理論段数の
誤差を生み出す。理論段数の計算式には次のような(9
−1)〜(9−4)式が知られている。 N = tR 2/μ2 −−− (9−1) N = (tR/σ)2 −−− (9−2) N = 5.54×(tR/w1/2)2 −−− (9−3) N = 16×(tR/w)2 −−− (9−4) ここで、Nは理論段数、tRはリテンションタイム、μ2
は2次のモーメント、σはピーク高さの60.7%の所
の半幅、w1/2は半値全幅、wは両変曲点から接線をベ
ースラインに引き、そのベースラインから切り取った幅
である。
その誤差を求める必要がある。この場合にも各変数の誤
差をまず求め、理論段数の誤差を計算することになる。
リテンションタイムの誤差はいずれの式でも必要であ
る。その他の変数の誤差も統計学的に求めることができ
る。特に式(9−4)の場合は、変曲点からの接線を求
める場面では、標準誤差や信頼限界等を用いる多変量解
析的手法を用いることが望ましい。この他にも、分解能
Rs、キャパシティファクタk′、セレクティビティα
等のクロマトグラム特徴量の誤差を同様に求めることが
できる。
ているため、次のような効果がある。濃度等の定量値
や、リテンションタイム等の時間を高精度に決定し、そ
の得られた数値に対する誤差を求め、定量値やピーク同
定の信頼度を計算し、表示できるクロマトグラム解析表
示方法及び表示装置を実現することができる。
示方法の動作フローチャートである。
(プロッタ)への表示例を示す図である。
図である。
(プロッタ)への他の表示例を示す図である。
ある。
図である。
フローチャートである。
図である。
図である。
表示装置におけるデータ解析部の機能ブロック図であ
る。
Claims (32)
- 【請求項1】クロマトグラムデータを解析し、解析結果
を表示するクロマトグラム解析表示方法において、 クロマトグラムデータのピークを検出するステップと、 上記クロマトグラムデータのピークを同定するステップ
と、 検出及び同定されたピークに対応するピークサイズに基
づいて、被測定物の分析値を算出するステップと、 上記算出された分析値の誤差を、少なくとも上記ピーク
サイズを用いて算出するステップと、 上記算出された分析値と、分析値の誤差とを表示手段に
表示させるステップと、 を備えることを特徴とするクロマトグラム解析表示方
法。 - 【請求項2】請求項1記載のクロマトグラム解析表示方
法において、上記分析値の誤差は、クロマトグラムデー
タのベースラインの信頼度も含めて算出することを特徴
とするクロマトグラム解析表示方法。 - 【請求項3】請求項1記載のクロマトグラム解析表示方
法において、上記分析値の誤差は、互いに近接するピー
クどうしを分割する信頼度も含めて算出することを特徴
とするクロマトグラム解析表示方法。 - 【請求項4】請求項1記載のクロマトグラム解析表示方
法において、上記ピークは、クロマトグラムデータの変
曲点であることを特徴とするクロマトグラム解析表示方
法。 - 【請求項5】請求項1記載のクロマトグラム解析表示方
法において、上記ピークサイズの誤差を算出するステッ
プと、算出されたピークサイズの誤差を表示手段に表示
させるステップとを、さらに備えることを特徴とするク
ロマトグラム解析表示方法。 - 【請求項6】請求項1又は5記載のクロマトグラム解析
表示方法において、上記ピークサイズは、ピーク高さで
あることを特徴とするクロマトグラム解析表示方法。 - 【請求項7】請求項1又は5記載のクロマトグラム解析
表示方法において、上記ピークサイズは、ピーク面積で
あることを特徴とするクロマトグラム解析表示方法。 - 【請求項8】請求項1又は5記載のクロマトグラム解析
表示方法において、上記ピークサイズは、ピーク高さ及
びピーク面積であることを特徴とするクロマトグラム解
析表示方法。 - 【請求項9】クロマトグラムデータを解析し、解析結果
を表示するクロマトグラム解析表示方法において、 クロマトグラムデータのピークを検出するステップと、 上記クロマトグラムデータのピークを同定するステップ
と、 検出及び同定されたピークの保持時間を算出するステッ
プと、 上記算出されたピークの保持時間の誤差を算出するステ
ップと、 上記算出されたピークの保持時間と、この保持時間の誤
差とを表示手段に表示させるステップと、 を備えることを特徴とするクロマトグラム解析表示方
法。 - 【請求項10】請求項9記載のクロマトグラム解析表示
方法において、上記ピークは、クロマトグラムデータの
変曲点であることを特徴とするクロマトグラム解析表示
方法。 - 【請求項11】請求項9記載のクロマトグラム解析表示
方法において、上記算出したピークの保持時間及びピー
クの保持時間の誤差に基づいて、ピーク同定の信頼度を
算出するステップと、算出されたピーク同定の信頼度を
表示手段に表示させるステップとを、さらに備えること
を特徴とするクロマトグラム解析表示方法。 - 【請求項12】請求項9記載のクロマトグラム解析表示
方法において、上記算出したピークの保持時間の誤差
は、互いに近接するピークどうしを分割する信頼度も含
めて算出することを特徴とするクロマトグラム解析表示
方法。 - 【請求項13】クロマトグラムデータを解析し、解析結
果を表示するクロマトグラム解析表示装置において、 クロマトグラムデータのピークを検出するピーク検出部
と、 上記クロマトグラムデータのピークを同定するピーク同
定部と、 検出及び同定されたピークに対応するピークサイズに基
づいて、被測定物の分析値を算出する定量値算出部と、 少なくとも上記ピークサイズを用いて、上記算出された
分析値の誤差を算出する誤差算出部と、 上記算出された分析値と、分析値の誤差とを表示する表
示部と、 を備えることを特徴とするクロマトグラム解析表示装
置。 - 【請求項14】請求項13記載のクロマトグラム解析表
示装置において、上記分析値の誤差は、クロマトグラム
データのベースラインの信頼度も含めて算出することを
特徴とするクロマトグラム解析表示装置。 - 【請求項15】請求項13記載のクロマトグラム解析表
示装置において、上記分析値の誤差は、互いに近接する
ピークどうしを分割する信頼度も含めて算出することを
特徴とするクロマトグラム解析表示装置。 - 【請求項16】請求項13記載のクロマトグラム解析表
示装置において、上記ピークは、クロマトグラムデータ
の変曲点であることを特徴とするクロマトグラム解析表
示装置。 - 【請求項17】請求項13記載のクロマトグラム解析表
示装置において、上記誤差算出部は、ピークサイズの誤
差を算出し、上記表示部は、算出されたピークサイズの
誤差を、さらに表示することを特徴とするクロマトグラ
ム解析表示装置。 - 【請求項18】請求項13又は17記載のクロマトグラ
ム解析表示装置において、上記ピークサイズは、ピーク
高さであることを特徴とするクロマトグラム解析表示装
置。 - 【請求項19】請求項13又は17記載のクロマトグラ
ム解析表示装置において、上記ピークサイズは、ピーク
面積であることを特徴とするクロマトグラム解析表示装
置。 - 【請求項20】請求項13又は17記載のクロマトグラ
ム解析表示装置において、上記ピークサイズは、ピーク
高さ及びピーク面積であることを特徴とするクロマトグ
ラム解析表示装置。 - 【請求項21】クロマトグラムデータを解析し、解析結
果を表示するクロマトグラム解析表示装置において、 クロマトグラムデータのピークを検出するピーク検出部
と、 上記クロマトグラムデータのピークを同定するピーク同
定部と、 検出及び同定されたピークの保持時間を算出する保持時
間算出部と、 上記算出されたピークの保持時間の誤差を算出する誤差
算出部と、 上記算出されたピークの保持時間と、この保持時間の誤
差と表示する表示部と、 を備えることを特徴とするクロマトグラム解析表示装
置。 - 【請求項22】請求項21記載のクロマトグラム解析表
示装置において、上記ピークは、クロマトグラムデータ
の変曲点であることを特徴とするクロマトグラム解析表
示装置。 - 【請求項23】請求項21記載のクロマトグラム解析表
示装置において、上記誤差算出部は、算出したピークの
保持時間及びピークの保持時間の誤差に基づいて、ピー
ク同定の信頼度を算出し、上記表示部は、算出されたピ
ーク同定の信頼度を、さらに表示することを特徴とする
クロマトグラム解析表示装置。 - 【請求項24】請求項21記載のクロマトグラム解析表
示装置において、上記算出したピークの保持時間の誤差
は、互いに近接するピークどうしを分割する信頼度も含
めて算出することを特徴とするクロマトグラム解析表示
装置。 - 【請求項25】クロマトグラムデータを解析し、解析結
果を表示するクロマトグラム解析表示方法において、 所定の範囲内のクロマトグラムデータの極大点を同定す
るステップと、 同定された極大点の近辺であり、この極大点を含まない
探索区間を算出するステップと、 算出された探索区間内のクロマトグラムデータに適合す
る多項式曲線を算出するステップと、 上記多項式曲線の変曲点を検出するステップと、 同定及び検出された極大点及び変曲点に対応するピーク
保持時間と、ピーク保持時間の誤差と、ピーク高さと、
ピーク面積と、ピーク面積百分率と、ピーク面積百分率
の誤差とを算出するピーク算出ステップと、 算出された上記ピーク保持時間と、ピーク高さと、ピー
ク面積と、ピーク面積百分率と、ピーク面積百分率の誤
差とを表示手段に表示させるステップと、 を備えることを特徴とするクロマトグラム解析表示方
法。 - 【請求項26】請求項25記載のクロマトグラム解析表
示方法において、上記ピーク算出ステップは、ピーク高
さの誤差と、ピーク面積の誤差を算出し、上記表示ステ
ップは、上記ピーク保持時間と、ピーク保持時間の誤差
と、ピーク高さと、ピーク高さの誤差と、ピーク面積
と、ピーク面積の誤差と、ピーク面積百分率と、ピーク
面積百分率の誤差とを表示手段に表示させることを特徴
とするクロマトグラム解析表示方法。 - 【請求項27】請求項25記載のクロマトグラム解析表
示方法において、上記探索区間を算出するステップと、
多項式曲線を算出するステップとの間に、算出された探
索区間内に極大点が有るか否かを判定するステップと、
上記探索区間内に極大点がない場合には、上記探索区間
を所定幅だけ拡張した探索区間を設定するステップとを
さらに備えることを特徴とするクロマトグラム解析表示
方法。 - 【請求項28】請求項25記載のクロマトグラム解析表
示方法において、同定及び検出された極大点及び変曲点
の確からしさを、確率、差、信頼区間又は信頼率である
指標で算出するステップと、算出された上記指標を表示
手段に表示させるステップとをさらに備えることを特徴
とするクロマトグラム解析表示方法。 - 【請求項29】クロマトグラムデータを解析し、解析結
果を表示するクロマトグラム解析表示装置において、 試料の含有成分を検出する検出手段と、 上記検出手段により検出されたクロマトグラムデータを
記憶する記憶部と、 上記記憶部に記憶されたクロマトグラムデータの所定範
囲内のデータの極大点を同定するピーク同定部と、 同定された極大点の近辺であり、この極大点を含まない
探索区間を算出する区間算出部と、 算出された探索区間内のクロマトグラムデータに適合す
る多項式曲線を算出するフィッティング部と、 上記多項式曲線の微分値を算出し、算出した微分値から
変曲点を検出する微分特徴点探索部と、 上記同定された極大点及び変曲点に対応するピーク保持
時間と、ピーク保持時間の誤差と、ピーク高さと、ピー
ク面積と、ピーク面積百分率と、ピーク面積百分率の誤
差とを算出する誤差確率算出部と、 算出された上記ピーク保持時間と、ピーク高さと、ピー
ク面積と、ピーク面積百分率と、ピーク面積百分率の誤
差とを表示する表示部と、 を備えることを特徴とするクロマトグラム解析表示装
置。 - 【請求項30】請求項29記載のクロマトグラム解析表
示装置において、上記誤差確率算出部は、ピーク高さの
誤差と、ピーク面積の誤差を算出し、上記表示部は、上
記ピーク保持時間と、ピーク保持時間の誤差と、ピーク
高さと、ピーク高さの誤差と、ピーク面積と、ピーク面
積の誤差と、ピーク面積百分率と、ピーク面積百分率の
誤差とを表示することを特徴とするクロマトグラム解析
表示装置。 - 【請求項31】請求項29記載のクロマトグラム解析表
示装置において、上記誤差確率算出部は、同定及び検出
された極大点及び変曲点の確からしさを、確率、差、信
頼区間又は信頼率である指標で算出し、上記表示部は、
算出された上記指標を表示することを特徴とするクロマ
トグラム解析表示装置。 - 【請求項32】請求項29記載のクロマトグラム解析表
示装置において、上記誤差確率算出部は、ピーク面積を
決定するベースラインの形状により、ピーク面積の誤差
を変化させることを特徴とするクロマトグラム解析表示
装置。
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