JP3069374B2 - 帯域フィルタ、特に結合フィルタを調整する装置及び方法 - Google Patents
帯域フィルタ、特に結合フィルタを調整する装置及び方法Info
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- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H11/00—Networks using active elements
- H03H11/02—Multiple-port networks
- H03H11/04—Frequency selective two-port networks
- H03H11/12—Frequency selective two-port networks using amplifiers with feedback
- H03H11/1291—Current or voltage controlled filters
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Description
【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明はRF帯域フィルタ、特に結合フィルタ用の周波
数調整方法であって、RF帯域フィルタの通過帯域の中心
周波数が帯域フィルタの人力で反射されたあるいは帯域
フィルタを通過したRF電力に応じて調整される方法に関
する。
数調整方法であって、RF帯域フィルタの通過帯域の中心
周波数が帯域フィルタの人力で反射されたあるいは帯域
フィルタを通過したRF電力に応じて調整される方法に関
する。
発明の背景 いくつかの無線送信器を同じアンテナまたはアンテナ
線に接続する１つの既知の方法では、各無線送信器をそ
の送信周波数に同調された中心周波数を有する個別の帯
域フィルタを介して接続する。このような帯域フィルタ
は結合フィルタ（或いは組合せフィルタ（combiner fil
er））と呼ばれる。結合フィルタの働きは、各無線送信
器の送信信号を最小限の損失でアンテナに供給するこ
と、及び他の無線送信器からの異なる周波数の送信信号
がアンテナから当該特定の無線送信器へ向かう方向に進
入するのをできるだけ効率的に防ぐことにある。従来、
結合帯域フィルタは各無線送信器の送信周波数へ固定的
に同調されていた。そのため、無線送信器の送信周波数
を変えることは、同時に結合フィルタあるいはその同調
を変更しなければできなかった。
線に接続する１つの既知の方法では、各無線送信器をそ
の送信周波数に同調された中心周波数を有する個別の帯
域フィルタを介して接続する。このような帯域フィルタ
は結合フィルタ（或いは組合せフィルタ（combiner fil
er））と呼ばれる。結合フィルタの働きは、各無線送信
器の送信信号を最小限の損失でアンテナに供給するこ
と、及び他の無線送信器からの異なる周波数の送信信号
がアンテナから当該特定の無線送信器へ向かう方向に進
入するのをできるだけ効率的に防ぐことにある。従来、
結合帯域フィルタは各無線送信器の送信周波数へ固定的
に同調されていた。そのため、無線送信器の送信周波数
を変えることは、同時に結合フィルタあるいはその同調
を変更しなければできなかった。
しかしながら場合によっては、無線送信器の周波数を
簡単且つ容易に変えられるのが望ましい。そのような一
例は、所定の各送信及び受信チャンネルが割り当てられ
た小区域式可動無線システムの基地局である。基地局の
送信及び受信周波数を変えることによってシステムのチ
ャンネル割当を変更できれば、システムのチャンネル容
量をさまざまな状態で融通性のある効率的な方法で使え
る。そこで、中心周波数が送信周波数に応じ自動的に変
わる結合フィルタが開発されている。
簡単且つ容易に変えられるのが望ましい。そのような一
例は、所定の各送信及び受信チャンネルが割り当てられ
た小区域式可動無線システムの基地局である。基地局の
送信及び受信周波数を変えることによってシステムのチ
ャンネル割当を変更できれば、システムのチャンネル容
量をさまざまな状態で融通性のある効率的な方法で使え
る。そこで、中心周波数が送信周波数に応じ自動的に変
わる結合フィルタが開発されている。
既知の自動的に同調可能な結合フィルタの調整は、結
合フィルタの入力で反射されたRF電力あるいは結合フィ
ルタを通過したRF電力の測定に基づき、測定電力の最小
／最大値にロックするものである。しかしながら、この
調整方法には、調整精度が低くしかもダイナミックレン
ジが狭いという問題が伴う。
合フィルタの入力で反射されたRF電力あるいは結合フィ
ルタを通過したRF電力の測定に基づき、測定電力の最小
／最大値にロックするものである。しかしながら、この
調整方法には、調整精度が低くしかもダイナミックレン
ジが狭いという問題が伴う。
発明が解決しようとする課題 同じアンテナまたはアンテナ線に複数の無線送信器の
各々が個別のRF帯域フィルタを介して接続された上述の
送信システムにおいて、結合フィルタの入力で反射され
たRF電力の測定に基づき結合フィルタを調整しようとす
ると、結合フィルタの出力からその入力へと漏れる他の
無線送信器の電力信号成分により、フィルタの入力にお
ける反射抑制測定の最小反射抑制値は高く（約7dBに）
なり、その結果測定用のダイナミックレンジが狭くな
る。結合フィルタを通過した電力の測定に基づく調整方
法においても、最大電力値の測定ダイナミック度は上記
と同じ理由から低い。さらに、１つの無線送信器の電力
レベルの変化は他の無線送信器の結合フィルタの調整回
路における電力測定に直ちに影響を及ぼし、調整誤差を
生じるため、上記従来の調整方法に基づく自動的に同調
可能な結合フィルタでは、無線送信器間での相対的な電
力レベルの変化が許されない、つまり「相互ダイナミッ
ク度」はほぼ0dBである。
各々が個別のRF帯域フィルタを介して接続された上述の
送信システムにおいて、結合フィルタの入力で反射され
たRF電力の測定に基づき結合フィルタを調整しようとす
ると、結合フィルタの出力からその入力へと漏れる他の
無線送信器の電力信号成分により、フィルタの入力にお
ける反射抑制測定の最小反射抑制値は高く（約7dBに）
なり、その結果測定用のダイナミックレンジが狭くな
る。結合フィルタを通過した電力の測定に基づく調整方
法においても、最大電力値の測定ダイナミック度は上記
と同じ理由から低い。さらに、１つの無線送信器の電力
レベルの変化は他の無線送信器の結合フィルタの調整回
路における電力測定に直ちに影響を及ぼし、調整誤差を
生じるため、上記従来の調整方法に基づく自動的に同調
可能な結合フィルタでは、無線送信器間での相対的な電
力レベルの変化が許されない、つまり「相互ダイナミッ
ク度」はほぼ0dBである。
発明の開示 本発明の目的は、結合帯域フィルタに適用され、調整
の精度とダイナミックレンジを改善可能な、RF帯域フィ
ルタ用の新規な周波数調整方法を提供することにある。
の精度とダイナミックレンジを改善可能な、RF帯域フィ
ルタ用の新規な周波数調整方法を提供することにある。
上記の目的は、複数の無線送信器の各々を、同じアン
テナまたはアンテナ線に、前記無線送信器の各々から発
生された送信周波数に同調される中心周波数を有する個
別のRF帯域フィルタを介して接続し、RF帯域フィルタの
通過帯域の中心周波数が、帯域フィルタを通過したRF電
力に比例するレベルのサンプル信号の前記レベルに応じ
て調整される、RF帯域フィルタ、特に結合フィルタ用の
周波数調整方法であって、前記サンプル信号方が、関連
する無線送信器からの送信周波数の信号又はこの送信周
波数と実質上同じ周波数の局部発振器からの信号と混合
器により混合され、混合器の出力信号である混合結果が
低域フィルタで濾波されて、他の無線送信器の信号成分
が除去され、低域フィルタ濾波後の混合結果のレベルに
応じて前記帯域フィルタの前記調整が行なわれる方法、
または、 複数の無線送信器の各々を、同じアンテナまたはアン
テナ線に接続し、前記無線送信器の各々から発生された
送信周波数に同調される中心周波数を有する個別のRF帯
域フィルタ、特に結合フィルタを調整する装置におい
て、前記帯域フィルタを通過したRF電力に比例するレベ
ルのRFサンプル信号を発生する手段、前記サンプル信号
のレベルに応じて前記帯域フィルタの中心周波数を調整
する調整手段、前記RFサンプル信号を、関連する無線送
信器からの送信周波数の信号又はこの送信周波数と実質
上同じ周波数の局部発振器からの信号と混合する混合手
段、前記混合手段の出力に接続され、他の無線送信器の
信号成分を除去する低域フィルタ、及び前記低域フィル
タの出力信号のレベルに応じ、前記帯域フィルタを調整
する調整手段を備えたことを特徴とする装置によって達
成される。
テナまたはアンテナ線に、前記無線送信器の各々から発
生された送信周波数に同調される中心周波数を有する個
別のRF帯域フィルタを介して接続し、RF帯域フィルタの
通過帯域の中心周波数が、帯域フィルタを通過したRF電
力に比例するレベルのサンプル信号の前記レベルに応じ
て調整される、RF帯域フィルタ、特に結合フィルタ用の
周波数調整方法であって、前記サンプル信号方が、関連
する無線送信器からの送信周波数の信号又はこの送信周
波数と実質上同じ周波数の局部発振器からの信号と混合
器により混合され、混合器の出力信号である混合結果が
低域フィルタで濾波されて、他の無線送信器の信号成分
が除去され、低域フィルタ濾波後の混合結果のレベルに
応じて前記帯域フィルタの前記調整が行なわれる方法、
または、 複数の無線送信器の各々を、同じアンテナまたはアン
テナ線に接続し、前記無線送信器の各々から発生された
送信周波数に同調される中心周波数を有する個別のRF帯
域フィルタ、特に結合フィルタを調整する装置におい
て、前記帯域フィルタを通過したRF電力に比例するレベ
ルのRFサンプル信号を発生する手段、前記サンプル信号
のレベルに応じて前記帯域フィルタの中心周波数を調整
する調整手段、前記RFサンプル信号を、関連する無線送
信器からの送信周波数の信号又はこの送信周波数と実質
上同じ周波数の局部発振器からの信号と混合する混合手
段、前記混合手段の出力に接続され、他の無線送信器の
信号成分を除去する低域フィルタ、及び前記低域フィル
タの出力信号のレベルに応じ、前記帯域フィルタを調整
する調整手段を備えたことを特徴とする装置によって達
成される。
本発明の基本概念は、フィルタを通過したRF電力の測
定における周波数選択性を、このRF測定信号（サンプル
信号）に同じ周波数を有する信号、すなわち送信周波数
の信号を混合し、フィルタを通過したRF電力に比例する
レベルの実質上ゼロ周波数の信号すなわちDC信号を得る
ことによって向上させることにある。他の無線送信器の
送信周波数から漏れ出る電力成分は、その混合結果が例
えば300kHzなどより高い周波数で現れ、混合の後に続く
低域濾波によって除去される。こうして本発明は、測定
すべき送信周波数のRF電力成分にだけ依存したレベルを
有するDC信号を与える。本発明による自動的に同調可能
なフィルタの周波数調整は他の無線送信器の送信信号の
影響を受けないので、本発明は結合フィルタの調整精度
と測定の電力ダイナミック度において顕著な向上をもた
らす。また、各無線送信器の相互の電力レベルを、結合
フィルタの調整が何等の影響も受けないように変えられ
るので、前記の「相互ダイナミック度」も改善される。
定における周波数選択性を、このRF測定信号（サンプル
信号）に同じ周波数を有する信号、すなわち送信周波数
の信号を混合し、フィルタを通過したRF電力に比例する
レベルの実質上ゼロ周波数の信号すなわちDC信号を得る
ことによって向上させることにある。他の無線送信器の
送信周波数から漏れ出る電力成分は、その混合結果が例
えば300kHzなどより高い周波数で現れ、混合の後に続く
低域濾波によって除去される。こうして本発明は、測定
すべき送信周波数のRF電力成分にだけ依存したレベルを
有するDC信号を与える。本発明による自動的に同調可能
なフィルタの周波数調整は他の無線送信器の送信信号の
影響を受けないので、本発明は結合フィルタの調整精度
と測定の電力ダイナミック度において顕著な向上をもた
らす。また、各無線送信器の相互の電力レベルを、結合
フィルタの調整が何等の影響も受けないように変えられ
るので、前記の「相互ダイナミック度」も改善される。
RF帯域フィルタを通過したRF電力に比例するレベルの
RFサンプル信号と混合される信号（混合器への「局部発
振信号」入力）は、無線送信器の送信信号から直接得ら
れてもよいし、調整回路に含めた発振器によって局部発
振信号を発生させることもできる。この場合所望の送信
周波数は、無線送信器自体へ指示されるのと同様のチャ
ンネルデータとして発振器に指示される。このようにし
て、所望なら、極めて高精度の遠隔制御可能な周波数調
整が結合フィルタにおいて得られる。
RFサンプル信号と混合される信号（混合器への「局部発
振信号」入力）は、無線送信器の送信信号から直接得ら
れてもよいし、調整回路に含めた発振器によって局部発
振信号を発生させることもできる。この場合所望の送信
周波数は、無線送信器自体へ指示されるのと同様のチャ
ンネルデータとして発振器に指示される。このようにし
て、所望なら、極めて高精度の遠隔制御可能な周波数調
整が結合フィルタにおいて得られる。
結合フィルタの調整に対する外部負荷の影響は、フィ
ルタで反射したRF電力とフィルタを通過したRF電力両方
を同時に測定することによって減少可能である。これ
は、異なる負荷状況はそれら２つの測定量に対して異な
る影響を及ぼすという事実に基づいている。
ルタで反射したRF電力とフィルタを通過したRF電力両方
を同時に測定することによって減少可能である。これ
は、異なる負荷状況はそれら２つの測定量に対して異な
る影響を及ぼすという事実に基づいている。
発明の効果 本発明によると、RF帯域フィルタ、即ち、結合フィル
タの調整を他の無線送信器の電力信号成分の影響を受け
ることなしに行うことができるので、調整の精度とダイ
ナミックレンジが改善する。
タの調整を他の無線送信器の電力信号成分の影響を受け
ることなしに行うことができるので、調整の精度とダイ
ナミックレンジが改善する。
以下本発明を添付の図面を参照しながら、例示の実施
例に基づいて説明する。
例に基づいて説明する。
図面の簡単な説明 図１は結合フィルタを用いた一般的な送信器系を示す
ブロック図； 図２は、フィルタの入力で反射された電力が測定され
る参考例としての帯域フィルタ調整回路を示すブロック
図； 図３は、フィルタを通過した電力が測定される本発明
に基づく帯域フィルタ調整回路を示すブロック図；及び 図４は、反射したRF電力及びフィルタを通過したRF電
力両方が測定される帯域フィルタ調整回路を示すブロッ
ク図である。
ブロック図； 図２は、フィルタの入力で反射された電力が測定され
る参考例としての帯域フィルタ調整回路を示すブロック
図； 図３は、フィルタを通過した電力が測定される本発明
に基づく帯域フィルタ調整回路を示すブロック図；及び 図４は、反射したRF電力及びフィルタを通過したRF電
力両方が測定される帯域フィルタ調整回路を示すブロッ
ク図である。
発明の詳細な説明 図１を参照すると、それぞれ送信周波数f1...fnを有
するｎ個の無線送信器Tx1...Txnが各周波数に同調され
た帯域フィルタ11,12,....1nを介して共通の加算点P1で
接続され、さらにアンテナ線を介して共通の送信アンテ
ナANTに接続されている。従って、送信アンテナANTに与
えられる無線周波数（RF）信号は全送信器の周波数
f1...fnを含む。送信周波数f1...fnは、例えば920−960
MHzの範囲内にある。いくつかの送信器を共通のアンテ
ナに接続するこのような帯域フィルタは、一般に結合フ
ィルタと称される。以下本発明を、特に有利に適用可能
な結合フィルタに関連して説明するが、周波数調整にお
いて周波数の選択電力測定が必要な他の目的用のフィル
タにも本発明は適用可能である。
するｎ個の無線送信器Tx1...Txnが各周波数に同調され
た帯域フィルタ11,12,....1nを介して共通の加算点P1で
接続され、さらにアンテナ線を介して共通の送信アンテ
ナANTに接続されている。従って、送信アンテナANTに与
えられる無線周波数（RF）信号は全送信器の周波数
f1...fnを含む。送信周波数f1...fnは、例えば920−960
MHzの範囲内にある。いくつかの送信器を共通のアンテ
ナに接続するこのような帯域フィルタは、一般に結合フ
ィルタと称される。以下本発明を、特に有利に適用可能
な結合フィルタに関連して説明するが、周波数調整にお
いて周波数の選択電力測定が必要な他の目的用のフィル
タにも本発明は適用可能である。
図２は、反射電力の測定を用いた帯域フィルタ（結合
フィルタ）調整回路を示す。無線送信器から入力INに与
えられた送信周波数RF信号は、切り替えスイッチ装置3
0、方向性接合器21などを介して帯域フィルタ22に与え
られ、さらに帯域フィルタ22の出力OUTに至る。出力OUT
は例えば、図１に示したようなアンテナの加算点P1に接
続し得る。帯域フィルタ22は狭帯域フィルタで、送信す
べき信号が最小限の損でアンテナANTへ伝達されるよう
に、その中心周波数が無線送信器の送信搬送波へできる
だけ近づくよう調整が行われる。帯域フィルタ22の中心
周波数は、帯域フィルタ22の入力で反射されるRF信号成
分の電力に応じ、反射電力成分が最小となるように調整
される。このため、方向性結合器21が帯域フィルタ22の
入力で反射した信号成分から、その信号成分の電力に比
例したレベルのサンプル信号Prを取り出す。そしてサン
プル信号Prが調整可能な利得増幅器27を介して混合器29
の入力に与えられる。また方向性結合器21は入力に与え
られ出力へと向かう信号からサンプル信号Pfも取り出
し、このサンプル信号Pfが調整可能な移相器25と調整可
能な利得増幅器28を介して混合器29の局部発振入力LOに
与えられる。両サンプル信号PfとPr間には、フィルタの
装着時に手で調整可能な移相器25によって所定の位相関
係が設定される。両サンプル信号PrとPfが同位相のと
き、サンプル信号Prのうち反射電力成分に比例した部分
は、混合器29の出力IFに生じる混合結果が実質上ゼロ周
波数の信号、すなわちDC信号として現れる。他の無線送
信器からフィルタ22を経その入力へと漏れる電力成分
は、その混合結果が300kHzなどのより高い周波数で現れ
る。混合器29の出力信号は、混合結果から他の無線送信
器の信号成分を濾波除去する低域フィルタ24を介して調
整装置23に与えられる。従って、調整装置23に与えられ
るDC信号のレベルは反射された送信周波数電力の量にだ
け依存し、干渉に左右されない正確な周波数調整を与え
る。調整装置23は帯域フィルタ22の中心周波数を、DC信
号24aのレベルが最小となるように調整する。
フィルタ）調整回路を示す。無線送信器から入力INに与
えられた送信周波数RF信号は、切り替えスイッチ装置3
0、方向性接合器21などを介して帯域フィルタ22に与え
られ、さらに帯域フィルタ22の出力OUTに至る。出力OUT
は例えば、図１に示したようなアンテナの加算点P1に接
続し得る。帯域フィルタ22は狭帯域フィルタで、送信す
べき信号が最小限の損でアンテナANTへ伝達されるよう
に、その中心周波数が無線送信器の送信搬送波へできる
だけ近づくよう調整が行われる。帯域フィルタ22の中心
周波数は、帯域フィルタ22の入力で反射されるRF信号成
分の電力に応じ、反射電力成分が最小となるように調整
される。このため、方向性結合器21が帯域フィルタ22の
入力で反射した信号成分から、その信号成分の電力に比
例したレベルのサンプル信号Prを取り出す。そしてサン
プル信号Prが調整可能な利得増幅器27を介して混合器29
の入力に与えられる。また方向性結合器21は入力に与え
られ出力へと向かう信号からサンプル信号Pfも取り出
し、このサンプル信号Pfが調整可能な移相器25と調整可
能な利得増幅器28を介して混合器29の局部発振入力LOに
与えられる。両サンプル信号PfとPr間には、フィルタの
装着時に手で調整可能な移相器25によって所定の位相関
係が設定される。両サンプル信号PrとPfが同位相のと
き、サンプル信号Prのうち反射電力成分に比例した部分
は、混合器29の出力IFに生じる混合結果が実質上ゼロ周
波数の信号、すなわちDC信号として現れる。他の無線送
信器からフィルタ22を経その入力へと漏れる電力成分
は、その混合結果が300kHzなどのより高い周波数で現れ
る。混合器29の出力信号は、混合結果から他の無線送信
器の信号成分を濾波除去する低域フィルタ24を介して調
整装置23に与えられる。従って、調整装置23に与えられ
るDC信号のレベルは反射された送信周波数電力の量にだ
け依存し、干渉に左右されない正確な周波数調整を与え
る。調整装置23は帯域フィルタ22の中心周波数を、DC信
号24aのレベルが最小となるように調整する。
調整可能な移相器25と調整可能な増幅器28との接続点
は、サンプル信号PfからDC電圧信号26aを取り出す電力
検出器26に接続されておりこのDC電圧信号のレベルは入
力INに与えられた送信電力に比例している。調整装置23
は増幅器27と28の調整において信号26aを用い、混合器2
9に与えられる両信号PfとPr及び混合器29の出力信号の
ダイナミックレンジが各入力電力レベルに対して最適に
なるようにする。所望なら、信号26aから得た電力レベ
ル情報を、信号24aのレベルの相対測定における標準値
として使うこともできる。
は、サンプル信号PfからDC電圧信号26aを取り出す電力
検出器26に接続されておりこのDC電圧信号のレベルは入
力INに与えられた送信電力に比例している。調整装置23
は増幅器27と28の調整において信号26aを用い、混合器2
9に与えられる両信号PfとPr及び混合器29の出力信号の
ダイナミックレンジが各入力電力レベルに対して最適に
なるようにする。所望なら、信号26aから得た電力レベ
ル情報を、信号24aのレベルの相対測定における標準値
として使うこともできる。
調整装置23により制御信号46で制御される切り替えス
イッチ装置30は、入力信号INの代わりに送信周波数の局
部発振信号41Aを方向性結合器21へ与えることができ
る。局部発振信号41Aは、調整回路内に含まれており調
整装置43により制御信号45で制御される局部発振器41に
よって発生される。各特定の瞬間に使われる送信チャン
ネルは、無線送信器自体にチャンネルデータを与えるの
と同じ制御系から与えられる信号CHDATAによって調整装
置23に指示される。新しいチャンネルデータを受け取る
と、調整装置23は制御信号45を局部発振器41に与え、新
しいチャンネルに対応した送信周波数となるようにす
る。局部発振信号は、実際の送信信号INが不在のときあ
るいは結合フィルタが遠隔制御によって所望の送信チャ
ンネルへ同調されるときに使われる。局部発振器41の使
用は、遠隔制御動作における調整精度を著しく向上させ
る。調整回路の動作という観点からすれば、混合器に与
えるべき送信周波数信号は、上記に限られず任意の発生
源から得られる。従って、調整回路は発振器41を用いな
くても、あるいは混合処理においてだけ発振器を使うよ
うにしても実現し得る。後者の場合、発振器41は混合器
29に直接接続され、スイッチ装置30は省ける。
イッチ装置30は、入力信号INの代わりに送信周波数の局
部発振信号41Aを方向性結合器21へ与えることができ
る。局部発振信号41Aは、調整回路内に含まれており調
整装置43により制御信号45で制御される局部発振器41に
よって発生される。各特定の瞬間に使われる送信チャン
ネルは、無線送信器自体にチャンネルデータを与えるの
と同じ制御系から与えられる信号CHDATAによって調整装
置23に指示される。新しいチャンネルデータを受け取る
と、調整装置23は制御信号45を局部発振器41に与え、新
しいチャンネルに対応した送信周波数となるようにす
る。局部発振信号は、実際の送信信号INが不在のときあ
るいは結合フィルタが遠隔制御によって所望の送信チャ
ンネルへ同調されるときに使われる。局部発振器41の使
用は、遠隔制御動作における調整精度を著しく向上させ
る。調整回路の動作という観点からすれば、混合器に与
えるべき送信周波数信号は、上記に限られず任意の発生
源から得られる。従って、調整回路は発振器41を用いな
くても、あるいは混合処理においてだけ発振器を使うよ
うにしても実現し得る。後者の場合、発振器41は混合器
29に直接接続され、スイッチ装置30は省ける。
図３は、帯域フィルタ22を通過した送信周波数の電力
が測定される、本発明に基づく調整回路を示す。図２及
び図３において同じ動作及び構造の部品並びにブロック
は、同じ参照番号で示してある。以下、図２と図３の相
違点だけを説明する。方向性結合器31などで、入力した
送信電力からサンプル信号Pfを取り出す。これと対応し
て、別の方向性結合器32などが帯域フィルタ22の出力に
接続され、フィルタの出力信号からサンプル信号Pf″を
取り出す。そして、サンプル信号Pf″は調整可能な利得
増幅器27′を介して混合器34の入力RFに与えられる。図
２の例と同じく、混合器34が送信周波数の両サンプル信
号PfとPf″を混合し、混合器34の出力IFで得られる混合
結果において、フィルタ22を通過した送信周波数の信号
電力に比例した信号成分が実質上ゼロ周波数の信号、す
なわちDC信号として現れるようにする。他の無線送信器
によって生じる可能性のある干渉成分はより高い周波数
で現れ、低域フィルタ35によって濾波除去される。従っ
て、DC信号35aが調整装置33の入力に現れ、このDC信号
のレベルはフィルタ22を通過した送信周波数電力の量に
だけ依存する。調整装置33は帯域フィルタ22の中心周波
数を、信号35aのレベルが最大となるように調整する。
が測定される、本発明に基づく調整回路を示す。図２及
び図３において同じ動作及び構造の部品並びにブロック
は、同じ参照番号で示してある。以下、図２と図３の相
違点だけを説明する。方向性結合器31などで、入力した
送信電力からサンプル信号Pfを取り出す。これと対応し
て、別の方向性結合器32などが帯域フィルタ22の出力に
接続され、フィルタの出力信号からサンプル信号Pf″を
取り出す。そして、サンプル信号Pf″は調整可能な利得
増幅器27′を介して混合器34の入力RFに与えられる。図
２の例と同じく、混合器34が送信周波数の両サンプル信
号PfとPf″を混合し、混合器34の出力IFで得られる混合
結果において、フィルタ22を通過した送信周波数の信号
電力に比例した信号成分が実質上ゼロ周波数の信号、す
なわちDC信号として現れるようにする。他の無線送信器
によって生じる可能性のある干渉成分はより高い周波数
で現れ、低域フィルタ35によって濾波除去される。従っ
て、DC信号35aが調整装置33の入力に現れ、このDC信号
のレベルはフィルタ22を通過した送信周波数電力の量に
だけ依存する。調整装置33は帯域フィルタ22の中心周波
数を、信号35aのレベルが最大となるように調整する。
上述の通り、同じ参照番号の部品並びにブロックは、
同じ動作及び構成を有する。即ち、25′はサンプル信号
Pfの位相を調整する移相器であり、26′はサンプル信号
PfからDC電圧信号26a′を取り出す電力検出器であり、2
7′はサンプル信号Pf″が入力される調整可能な利得増
幅器であり、28′はサンプル信号Pfが入力される調整可
能な利得増幅器である。
同じ動作及び構成を有する。即ち、25′はサンプル信号
Pfの位相を調整する移相器であり、26′はサンプル信号
PfからDC電圧信号26a′を取り出す電力検出器であり、2
7′はサンプル信号Pf″が入力される調整可能な利得増
幅器であり、28′はサンプル信号Pfが入力される調整可
能な利得増幅器である。
図４は、フィルタで反射された電力とフィルタを通過
した電力両方が測定される、本発明に基づく更に別の帯
域フィルタの周波数調整回路を示す。つまり、図４の回
路図は図２及び図３の回路図を組み合わせたものであ
る。方向性結合器44が帯域フィルタ22で反射される送信
周波数のRF電力からサンプル信号Prを取り出し、このサ
ンプル信号Prは図２の例と同じく移相器25と調整可能な
増幅器28を介して混合器29の入力RFに与えられる。混合
器29はサンプル信号Prをその局部発振入力LOに与えられ
る送信周波数の信号と混合し、反射された送信周波数の
電力に対応する成分が実質上ゼロ周波数の信号、すなわ
ちDC信号となるような混合結果を出力IFに生じる。この
DC信号は純粋のDC信号24aが調整装置43へ与えられるよ
うに低域フィルタ24によって濾波され、信号24aのレベ
ルはフィルタ22の入力で反射された送信周波数電力の量
にだけ依存する。また図３の例と同様、帯域フィルタ22
の出力側に設けられた方向性結合器32が帯域フィルタ22
を通過した送信周波数の信号からサンプル信号Pf″を分
離し、このサンプル信号Pf″は調整可能な増幅器27′を
介して混合器34の入力RFに与えられる。混合器34が信号
Pf″をその局部発振入力LOに与えられる送信周波数の信
号と混合し、実質上ゼロ周波数の信号すなわちDC信号が
信号Pf″に対応する混合結果が混合器34の出力に現れ
る。混合結果のうち高い周波数は低域フィルタ35aによ
って濾波除去され、帯域フィルタ22を通過した送信周波
数電力の量にだけ依存したレベルを有する純粋のDC信号
35が調整装置43に与えられる。調整装置43は外部負荷に
応じ、信号35aのレベルが最大となるかあるいは信号24a
のレベルが最小となるように帯域フィルタ22を調整す
る。調整装置43は、各特定ケースでの調整において用い
るべき信号24aまたは35aを選択するための一定基準を与
える。調整装置43が調整において両DC信号35aと24aを同
時に用い、それらを所定の値に保つようにすることも可
能である。
した電力両方が測定される、本発明に基づく更に別の帯
域フィルタの周波数調整回路を示す。つまり、図４の回
路図は図２及び図３の回路図を組み合わせたものであ
る。方向性結合器44が帯域フィルタ22で反射される送信
周波数のRF電力からサンプル信号Prを取り出し、このサ
ンプル信号Prは図２の例と同じく移相器25と調整可能な
増幅器28を介して混合器29の入力RFに与えられる。混合
器29はサンプル信号Prをその局部発振入力LOに与えられ
る送信周波数の信号と混合し、反射された送信周波数の
電力に対応する成分が実質上ゼロ周波数の信号、すなわ
ちDC信号となるような混合結果を出力IFに生じる。この
DC信号は純粋のDC信号24aが調整装置43へ与えられるよ
うに低域フィルタ24によって濾波され、信号24aのレベ
ルはフィルタ22の入力で反射された送信周波数電力の量
にだけ依存する。また図３の例と同様、帯域フィルタ22
の出力側に設けられた方向性結合器32が帯域フィルタ22
を通過した送信周波数の信号からサンプル信号Pf″を分
離し、このサンプル信号Pf″は調整可能な増幅器27′を
介して混合器34の入力RFに与えられる。混合器34が信号
Pf″をその局部発振入力LOに与えられる送信周波数の信
号と混合し、実質上ゼロ周波数の信号すなわちDC信号が
信号Pf″に対応する混合結果が混合器34の出力に現れ
る。混合結果のうち高い周波数は低域フィルタ35aによ
って濾波除去され、帯域フィルタ22を通過した送信周波
数電力の量にだけ依存したレベルを有する純粋のDC信号
35が調整装置43に与えられる。調整装置43は外部負荷に
応じ、信号35aのレベルが最大となるかあるいは信号24a
のレベルが最小となるように帯域フィルタ22を調整す
る。調整装置43は、各特定ケースでの調整において用い
るべき信号24aまたは35aを選択するための一定基準を与
える。調整装置43が調整において両DC信号35aと24aを同
時に用い、それらを所定の値に保つようにすることも可
能である。
図４において、送信周波数の局部発振信号Pfは方向性
結合器44から混合器29と34へ、それぞれ移相器25と増幅
器28及び移相器25′と増幅器28′を介して与えられる。
切り替えスイッチ30は、送信信号あるいは局部発振信号
いずれかを方向性結合器44へ接続し得る。
結合器44から混合器29と34へ、それぞれ移相器25と増幅
器28及び移相器25′と増幅器28′を介して与えられる。
切り替えスイッチ30は、送信信号あるいは局部発振信号
いずれかを方向性結合器44へ接続し得る。
図面及びそれに関連した説明は、本発明を例示するこ
とだけを意図したものである。本発明による方法及び装
置はそれらの詳細において、添付の請求の範囲に記載の
範囲内で変更し得る。
とだけを意図したものである。本発明による方法及び装
置はそれらの詳細において、添付の請求の範囲に記載の
範囲内で変更し得る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平４−156723（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−156724（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−67906（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−75303（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H04B 1/04
Claims (10)
- 【請求項１】複数の無線送信器の各々を、同じアンテナ
またはアンテナ線に、前記無線送信器の各々から発生さ
れた送信周波数に同調される中心周波数を有する個別の
RF帯域フィルタを介して接続し、RF帯域フィルタの通過
帯域の中心周波数が、RF帯域フィルタを通過したRF電力
に比例するレベルの第１のサンプル信号の前記レベルに
応じて調整される、RF帯域フィルタ、特に結合フィルタ
用の周波数調整方法であって、 前記サンプル信号が、関連する無線送信器からの送信周
波数の信号又はこの送信周波数と実質上同じ周波数の局
部発振器からの信号（Pf）と混合器により混合され、混
合器の出力信号である混合結果が低減フィルタで濾波さ
れて、他の無線送信器の信号成分が除去され、低域フィ
ルタ濾波後の混合結果のレベルに応じて前記帯域フィル
タの前記調整が行なわれる方法。 - 【請求項２】前記低域フィルタ濾波後の混合結果がDC信
号であることを特徴とする請求項１記載の方法。 - 【請求項３】前記混合器と混合されるサンプル信号が、
前記RF帯域フィルタを通過したRF電力に比例するレベル
のサンプル信号であり、前記混合結果のレベルが最大値
となるように前記RF帯域フィルタが調整されることを特
徴とする請求項１または２記載の方法。 - 【請求項４】前記RF帯域フィルタの入力で反射されたRF
電力に比例するレベルの第２のサンプル信号を発生し；
前記第１及び第２のサンプル信号を、関連する無線送信
器からの送信周波数の信号又はこの送信周波数と実質上
同じ周波数の局部発振器からの信号（Pf）とそれぞれ第
１及び第２の混合器により混合して、これら第１及び第
２の混合器の出力信号である第１及び第２の混合結果を
発生し；これら混合結果を低域フィルタで濾波し；低域
フィルタ濾波後の両混合結果のレベルに応じて前記帯域
フィルタを調整することを特徴とする請求項１または２
記載の方法。 - 【請求項５】複数の無線送信器の各々と、同じアンテナ
またはアンテナ線との間に介在して接続され、前記無線
送信器の各々から発生された送信周波数に同調される中
心周波数を有する個別のRF帯域フィルタ、特に結合フィ
ルタを調整する装置において、 前記RF帯域フィルタ（22）を通過したRF電力に比例する
レベルのRFサンプル信号（Pf″）を発生する第１の手段
（32）； 前記サンプル信号（Pf″）のレベルに応じて前記RF帯域
フィルタ（22）の中心周波数を調整する調整手段（33、
43）； 前記RFサンプル信号（Pf″）を、関連する無線送信器か
らの送信周波数の信号又はこの送信周波数と実質上同じ
周波数の局部発振器（41）からの信号（Pf）と混合する
第１の混合手段（34）； 前記混合手段（34）の出力に接続され、他の無線送信器
の信号成分を除去する低域フィルタ（35）；及び 前記低域フィルタ（35）の出力信号（35a）のレベルに
応じ、前記RF帯域フィルタ（22）を調整する調整手段
（33、43）を備えたことを特徴とする装置。 - 【請求項６】前記関連する無線送信器から前記帯域フィ
ルタへ送られる送信周波数の信号を取り出す手段（31、
44）を備えたことを特徴とする請求項５記載の装置。 - 【請求項７】前記無線送信器からの送信周波数と実質上
同じ周波数の信号を発生する調整可能な発振手段（41）
を備えたことを特徴とする請求項５記載の装置。 - 【請求項８】前記発振手段（41）の出力信号（41A）を
前記混合手段（34）の局部発振信号として接続し、前記
フィルタが所望のチャンネルへ遠隔制御可能となるよう
にする切り替えスイッチ（30）を備えたことを特徴とす
る請求項７記載の装置。 - 【請求項９】前記帯域フィルタ（22）の入力で反射され
たRF電力に比例するレベルの第２のRFサンプル信号（P
r）を発生する第２（44）の手段； 前記第２（Pr）のRFサンプル信号を前記関連する無線送
信器からの送信周波数の信号又はこの送信周波数と実質
上同じ周波数の局部発振器（41）からの信号（Pf）と混
合する第２（29）の混合手段；及び 前記第２（29）の混合手段の出力に接続された第２（2
4）の低域フィルタ；を更に備え、 前記調整手段（43）が前記第１（35）及び第２（24）の
両低域フィルタの出力信号（35a、24a）のレベルに応
じ、前記RF帯域フィルタ（22）を調整することを特徴と
する請求項５、６、７または８記載の装置。 - 【請求項１０】前記帯域フィルタに与えられた送信周波
数のRF電力に比例するレベルの第３のサンプル信号（26
a、26a′）を発生する手段（26、26′）； 前記RFサンプル信号（Pr、Pf″）のレベルを調整するレ
ベル調整手段（27、27′）； 前記関連する無線送信器からの送信周波数の信号又はこ
の送信周波数と実質上同じ周波数の局部発振器（41）か
らの信号（Pf）のレベルを調整するレベル調整手段（2
8、28′）；及び 前記第３のサンプル信号（26a、26a′）のレベルに応じ
て前記レベル調整手段（27、27′、28、28′）を制御す
る制御手段（33、43）；を備えたことを特徴とする請求
項５、６、７、８または９記載の装置。
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FI912255A FI87864C (fi) | 1991-05-09 | 1991-05-09 | Anordning och foerfarande foer reglering av ett bandpassfilter, saerskilt ett kombinatorfilter |
| FI912255 | 1991-05-09 | ||
| PCT/FI1992/000148 WO1992020149A1 (en) | 1991-05-09 | 1992-05-08 | Device and method for adjusting a bandpass filter, especially a combiner filter |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06511115A JPH06511115A (ja) | 1994-12-08 |
| JP3069374B2 true JP3069374B2 (ja) | 2000-07-24 |
Family
ID=8532483
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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Country Status (9)
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|---|---|
| US (1) | US5420552A (ja) |
| EP (1) | EP0583306B1 (ja) |
| JP (1) | JP3069374B2 (ja) |
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| AU (1) | AU657132B2 (ja) |
| DE (1) | DE69221295T2 (ja) |
| FI (1) | FI87864C (ja) |
| NO (1) | NO303997B1 (ja) |
| WO (1) | WO1992020149A1 (ja) |
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|---|---|---|---|---|
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| FI94690C (fi) * | 1992-12-30 | 1995-10-10 | Nokia Telecommunications Oy | Laite kompainerisuodattimen virittämiseksi ja menetelmä erotusmittauksen suorittamiseksi |
| FI94807C (fi) * | 1992-12-30 | 1995-10-25 | Nokia Telecommunications Oy | Menetelmä ja järjestely kompainerisuodattimen virittämiseksi |
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| US8095370B2 (en) | 2001-02-16 | 2012-01-10 | Agiletv Corporation | Dual compression voice recordation non-repudiation system |
| SE519372C2 (sv) * | 2001-03-09 | 2003-02-18 | Nat Semiconductor Corp | Metod och krets för filtertrimning |
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| WO2008072202A1 (en) * | 2006-12-15 | 2008-06-19 | Nxp B.V. | Rf circuit analysis |
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