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JP3068097B1 - 靴 下 - Google Patents

靴 下

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Publication number
JP3068097B1
JP3068097B1 JP11251897A JP25189799A JP3068097B1 JP 3068097 B1 JP3068097 B1 JP 3068097B1 JP 11251897 A JP11251897 A JP 11251897A JP 25189799 A JP25189799 A JP 25189799A JP 3068097 B1 JP3068097 B1 JP 3068097B1
Authority
JP
Japan
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knitting
density
sock
tubular
sole
Prior art date
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Application number
JP11251897A
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English (en)
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JP2001081604A (ja
Inventor
憲一 河村
Original Assignee
河村繊維株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 河村繊維株式会社 filed Critical 河村繊維株式会社
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  • Socks And Pantyhose (AREA)

Abstract

【要約】 【課題】靴下の装着時にトウ部の縫合部が足の指先にあ
たって違和感を感じることがなく、また縫合部が足の甲
部にでるのを防止してファッション性を向上させ、かつ
製造が容易でコスト増加のない靴下を提供する。 【解決手段】(1) 靴下原型に編成された筒状編成部と、
該筒状編成部の一端を縫い合わせた縫合部とを有する靴
下において、前記筒状編成部の足底部に、該筒状編成部
と同じ編み組織で編密度を密にした高密度編成部を設
け、前記縫合部が足底部に位置するようにした靴下。
(2) 前記筒状編成部と高密度編成部の編み組織が平編組
織である靴下。(3) 前記高密度編成部の形状が円形また
は楕円形である靴下。(4) 前記筒状編成部に対する高密
度編成部の装着時における編密度比が150〜300%
である靴下。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は靴下に関し、さらに
詳しくは装着性およびファッション性に優れたストッキ
ング、ソックスなどの靴下に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の生活習慣上、人が靴を履くときに
直接足に着用する衣料としての靴下は万民に汎用されて
いる。特にストッキング等は、外出時における女性の脚
部の保護や保温さらには脚線美の点から、カジュアルま
たはフォーマルな服装を装着する場合に必須の衣料とな
り、広く世間に浸透し、愛用されている。図3は、従来
の女性用ストッキングのトウ部説明図、図4は、該スト
ッキングのトウ部の製造説明図である。図3および図4
において、ストッキングは、本体編成部10、補強編成
部11および縫合部12を有し、筒状に編成された靴下
原型の本体編成部10の一端部に補強編成部11を編み
込み、その先端部を縫製線13に沿って縫合し、余分な
編成部を取り除くことにより得ることができる。
【0003】このような従来のストッキングでは、基本
的に筒状に編成された編成部を横方向に縫合するだけで
あるため、製品として足に装着した場合には、縫合部1
2が足の指先部分に位置し、ストッキングを装着した時
やさらに靴やサンダルを着用した場合に該縫合部12が
指先に押さえつけられるため、足の指先に違和感が生じ
るという欠点があった。このような違和感を解消するた
めに着用時に該縫合部12を編成組織に逆らって足底部
または指先上部に強制的にずらして着用する場合が多
く、この場合は繊維の劣化が早く、また縫合部12を指
先上部にずらした場合にはサンダル着用時のファッショ
ン性が低下するという問題があった。
【0004】上記問題を解決するために、実用新案登録
第3056820号には、図5に示すように、筒状の本
体編成部10の足底部に該本体編成部よりも収縮性の高
いリブ編みなどからなる高収縮編成部14と高収縮編成
張出し部15を設けて縫合部12が足底部に位置するよ
うにした靴下が提案されている。しかし、このような靴
下では、縫合部を足底部に位置させるために、2種類の
編成方法で編成し、しかも筒状編成部の周方向に収縮す
る高収縮編成部14と高収縮編成張出し部15を形成さ
せる必要があるとともに、この高収縮編成部14を引張
させて正筒状に保持させた状態で縫合させる必要がある
ため、製造工程が複雑となり、製造コストが増大し、ま
た足底部の編成方法が異なるため、足底に違和感が生じ
やすく、また美観を損なう等の欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の問題点を解決し、ストッキング、ソックス等の靴下
の装着時にトウ部の縫合部が足の指先にあたって違和感
を感じることがなく、また縫合部が足の甲部にでるのを
防止してファッション性を向上させ、かつ製造が容易で
コスト増加のない靴下を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題に
ついて鋭意検討した結果、本体編成部の足底部の一部
に、本体編成部と同じ編み組織で編密度を密にした部分
(高密度編成部)を設けることにより、縫合部が自然に
足底部に位置することを見いだし、本発明に至ったもの
である。本願で特許請求される発明は以下のとおりであ
る。 (1)靴下原型に編成された筒状編成部と、該筒状編成
部の一端を縫い合わせた縫合部とを有する靴下におい
て、前記筒状編成部の足底部に、該筒状編成部と同じ編
み組織で編密度を密にした高密度編成部を設け、前記縫
合部が足底部に位置するようにしたことを特徴とする靴
下。 (2)前記筒状編成部と高密度編成部の編み組織が平編
組織であることを特徴とする請求項1に記載の靴下。 (3)前記高密度編成部の形状が円形または楕円形であ
ることを特徴とする(1)または(2)に記載の靴下。 (4)前記筒状編成部に対する高密度編成部の装着時に
おける編密度比が150〜300%であることを特徴と
する(1)〜(3)のいずれかに記載の靴下。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面により詳しく
説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。図1は、本発明の一実施例を示すストッキングのト
ウ部説明図である。図1において、ストッキングは、靴
下原型に編成された筒状編成部1と、該筒状編成部1の
一端を縫い合わせた縫合部2と、前記筒状編成部の足底
部に、該筒状編成部と同じ編み組織で編密度を密にした
高密度編成部3とを有する。上記縫合部2は、筒状に編
成された編成部1の一端周辺を重ね合わせて横方向の縫
製線(図示せず)に沿って縫製し、余分な編成部を取り
除くことにより形成される。このようなストッキングに
おいて、筒状編成部1の足底部に同じ編み組織であって
編密度を密にした高密度編成部3が存在することによ
り、上記縫合部2を足底側に確実に引き寄せることがで
きる。
【0008】本発明において、編密度(度目)の調整は
公知の方法で行うことができる。例えば、靴下編機のシ
リンダーの上げ、下げの調整、またはシリンダーの位置
を一定に保ったままでステッチカム(針を下降させて新
しい編目を作る編成用カム)の位置の調整により、同一
コース内における編密度を容易に調整することができ
る。図2は平編編成の説明図であり、(A) は筒状編成部
1の編み組織を、(B) には編密度を密にした高密度編成
部3の編み組織を示した。筒状編成部1の編密度に対す
る高密度編成部3の編密度比は筒状編成部1の編み組織
等に応じて縫合部2が足底部に引き寄せることができる
範囲で適宜設定されるが、装着時において150〜30
0%の高密度編成とすることが好ましく、より好ましく
は180〜250%である。また足底部に設けられる高
密度編成部3の形状は外観、製造容易性、強度等の点か
ら、円形または楕円形とするのが好ましい。さらに該高
密度編成部3の大きさも筒状編成部1の編み組織等に応
じて適宜選定するのが好ましい。
【0009】本発明において、筒状編成部1の編成方法
には特に制限はなく、公知の方法で編成することができ
る。例えば、平編編成、タック編編成、ラップ編成、リ
ンクスアンドリンクス編成、ジャカード柄編成などが挙
げられる。また筒状編成部1の先端部には公知の方法で
補強編成部を設けてもよい。また本発明における靴下に
は、パンティーストッキング、ストッキング、タイツな
どのほか、ハイソックスやソックス等が含まれ、その種
類に特に制限はなく、また靴下に用いる素材にも特に限
定はなく、靴下の種類に応じて適宜選定される。
【0010】
【発明の効果】本発明の靴下によれば、ストッキング、
ソックス等の靴下の装着時にトウ部の縫合部が足の指先
にあたって違和感を感じることがなく、また縫合部が足
の甲部にでてファッション性が阻害されることがなく、
さらに足底部に設けられる高密度編成部の編み組織と靴
下本体の編み組織が同じであるため、装着時の違和感が
なく、スムーズに装着することができ、かつ製造が容易
でコスト増加を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すストッキングのトウ部
説明図。
【図2】本発明の一例である筒状編成部と高密度編成部
の平編組織の説明図。
【図3】従来技術のストッキングのトウ部説明図。
【図4】図3のストッキングの製造方法を示す図。
【図5】他の従来技術のストッキングのトウ部説明図。
【符号の説明】
1…筒状編成部、2…縫合部、3…高密度編成部、10
…本体編成部、11…補強編成部、12…縫合部、13
…縫製線、14…高収縮編成部、15…高収縮編成張り
出し部。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 靴下原型に編成された筒状編成部と、該
    筒状編成部の一端を縫い合わせた縫合部とを有する靴下
    において、前記筒状編成部の足底部に、該筒状編成部と
    同じ編み組織で編密度を密にした高密度編成部を設け、
    前記縫合部が足底部に位置するようにしたことを特徴と
    する靴下。
  2. 【請求項2】 前記筒状編成部と高密度編成部の編み組
    織が平編組織であることを特徴とする請求項1に記載の
    靴下。
  3. 【請求項3】 前記高密度編成部の形状が円形または楕
    円形であることを特徴とする請求項1または2に記載の
    靴下。
  4. 【請求項4】 前記筒状編成部に対する高密度編成部の
    装着時における編密度比が150〜300%であること
    を特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の靴下。
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