JP3065998B2 - ディスクローディング装置 - Google Patents
ディスクローディング装置Info
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- Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
- Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
Description
置に移動させる機能を備えたディスクローディング装置
に関する。
の各種ディスクを使用して、録音、再生処理等の作業を
行う機器が最近急速に普及している。
ングする場合、ディスクが載置されたディスクトレイを
機器本体の内部に押し込み、次いでディスクを上下動さ
せてクランプ位置に移動させている。これらの動作を円
滑に行わせるため、ディスクの押込み動作においてクラ
ンプ位置への移動動作を機構的に関連させたものが従来
から各種提案されている。
ディスクトレイの移動とディスクのクランプを行うため
の機構が簡単なものであることが要求されている。
ーディング装置は、収納したディスクを搬送するトレイ
(23)と、ディスクをクランプするクランプ機構
(4,11,32,51,57,60,61,62,6
3…)と、前記トレイと前記クランプ機構の共用の駆動
源(40,47…)とを備えたディスクローディング装
置であって、前記クランプ機構は、トレイに収納された
ディスクの主面に対して傾斜するカム(57)と、前記
カムに嵌合し且つ前記カムの移動に伴い前記ディスクの
主面に対して近接または離間する嵌合部(61)を有
し、前記トレイは、前記トレイの移動方向に延在するギ
ヤ(28)を有し、前記トレイの前記ギヤと前記駆動源
が備える駆動ギヤ(40)とが非噛合い状態の際におい
て、前記カムが所定位置に到達した時に、前記トレイを
筐体から突出する方向に移動させて前記ギヤと前記駆動
ギヤとを噛合い状態にするトレイ初期駆動手段(29,
55,64,65,66)を備え、前記トレイ初期駆動
手段は、前記トレイに設けられた被係合部(29)と、
前記被係合部に係合して前記トレイを筐体から突出する
方向に僅かに移動させる係合部(65)とを含み、前記
係合部が移動するための駆動力は前記トレイと前記クラ
ンプ機構の共用の駆動源からの駆動力であることを特徴
としている。
クローディング装置は、請求項1記載のディスクローデ
ィング装置において、前記カムは、前記駆動ギヤ(4
0)と噛合い得るギヤ(54)を備えた駆動部材(5
1)に設けられ、前記駆動部材が駆動することにより前
記係合部が移動することを特徴としている。
例によって本発明を具体的に説明する。
装置の全体を示すものである。これらの図に示すよう
に、トレイ挿入窓1aを有するディスクローディング装
置の筐体1の中程には、ピックアップ本体2を位置決め
する筒状の位置決め部3,3,…が立設されている。
に付勢されたスライドブッシュ5が挿入されており、位
置決め部3の係止片6にスライドブッシュ5の下端部に
形成された係止爪7が係止することにより、スライドブ
ッシュ5の離脱が阻止されている(図3、図4参照)。
クアップ等を搭載したピックアップベース8のブッシュ
係止孔9,9,…を介してビックアツプベース8が取付
けられている。
ンテーブル11が固設されたモータ12が取付けられて
いる。モータ12の近傍には、支持部材13,13が立
設されており、これら支持部材13には雄ネジを有する
スライド軸14の両端部が回転自在となるように取付け
られている。
びベルト16を介して得られるステッピングモータ17
からの駆動力により、回転するようになっており、その
ステッピングモータ17の機能により後述するピックア
ップヘッド19のディスクの所定のトラック位置までの
移動が精度よく行われる。
支持部18を介しピックアツプヘツド19がスライド軸
14の軸方向に沿って移動自在に設けられている。な
お、ピックアップヘッド19の他端部には、凹状のガイ
ド部20が設けられてあり、このガイド部20はピック
アップベース8のガイド片21に係止されている。
配されたバネ22により、支持部18に対して常時ター
ンテーブル11側へ付勢されている。このように、バネ
22を縦方向に配することにより、バネ22に要するス
ペースを削減することができる。
ディスクをローディング位置まで搬送するトレイ23が
矢印a,b方向へ移動自在となるように配されている。
トレイ23の上面側には、ディスク収納部24、ディス
ク取出し溝25、ディスク記録面をのぞかせるための窓
26及び後述する支持ブリッジ33の周縁部に突設され
た突設片34に当接するストッパ27,27が設けられ
ている。
ピニオンギヤ40に噛合うラックギヤ28及びカム部2
9を有したガイド溝30が設けられている。なお、ラッ
クギヤ28には、ピニオンギヤ40の退避部としての欠
歯部28aが設けられている。
びラックギヤ28間には、アンロード位置にて後述する
切換スイッチ37の揺動片38を矢印c,d側へ回動さ
せるテーパ部31が設けられている。
2aが固設されたマグネットクランパ32を回転自在に
支持する支持ブリッジ33が配されており、そのマグネ
ットクランパ32の位置はクランプ作業が完了したとき
に、ローディング時において、上記のターンテーブル1
1と重ね合わさる位置とされている。
ング機構35が設けられている。ローディング機構35
には、後述する駆動モータ47の駆動のオン/オフを切
換る切換スイッチ37が取付けられており、この切換ス
イッチ37の揺動片38が矢印c,d方向へ回動するこ
とによって、その駆動モータ47のオン/オフ及び正ま
たは負の電力の供給の系路方向の切換えが行われる。な
お、その揺動片38への回動力は、上記のトレイ23の
テーパ部31または後述するスライド部材52の端部に
形成されたテーパ部52aによって与えられる。
する大ギヤ41が回転自在に配されており、この軸39
にはピニオンギヤ40が取付けられている。大ギヤ41
の近傍には、軸42に取付けられたプーリ43及び小ギ
ヤ44が配されており、大ギヤ41はその小ギヤ44に
噛合っている。
ーリ46を取付けた駆動モータ47が配されており、駆
動モータ47からの駆動力は小プーリ46及びベルト4
8を介してプーリ43に伝えられるようになっている。
に立設された係合突起50,50に沿って矢印a,b方
向へ移動するスライド部材51が配されている。スライド
部材51には、スライド部52と矩形片部53とが設け
られており、スライド部52にはピニオンギヤ40に噛
合うラックギヤ54及び後述するギヤ切換部材66の係
合ピン64を変位させるカム部55を有したガイド溝5
6が形成されている。なお、ラックギヤ54にはピニオ
ンギヤ40の退避部52aが設けられている。
るピックアップ本体2をアンローディング位置まで押し
下げるためのカム溝57及びガイド溝58が形成されて
いる。なお、矩形片部53のガイド溝58には、筐体1
の内面に突設されたピン58aに係合し、このピン58
aによってもスライド部材51がガイドされるようにな
っている。
面に突設された支持部材59,59が設けられており、
これらの支持部材59にはピックアップベース8の端部
に係止する係止部60,60及びスライド部材51のカ
ム溝57に嵌合される嵌合ピン61を有したスイングレ
バー62が回転軸63を中心として回動自在に取付けら
れている。
ピン64,65を有したギヤ切換部材66が矢印e,f
方向へ移動自在となるように配されている。そして、一
方の係合ピン65は上記のトレイ23のガイド溝30
に、他方の係合ピン64は上記のスライド部52のガイ
ド溝56にそれぞれ嵌り込んでおり、ギヤ切換部材66
が矢印e,f方向へ移動することにより、ピニオンギヤ
40とラックギヤ28,54との噛合わせが切換えられ
るようになっている。
置の動作を図5乃至図9を用いて説明する。まず、ロー
ディング動作の初期状態においては、トレイ23が図5
に示す位置にある。またこの状態においては、ピニオン
ギヤ40とスライド部52のラックギヤ54とが噛合っ
ており、さらにそのピニオンギヤ40はトレイ23側の
ラックギヤ28の欠歯部28aに退避している。
スイングレバー62の嵌合ピン61はAの位置にある。
またこのとき切換スイッチ37の揺動片38は、スライ
ド部52のテーパ部52aによって押付けられ、矢印d
方向へ回動し、ローディングを完了していることを電気
的に検知している。
合、図示を省略したイジェクトボタンが操作されると、
同じく図示省略のコントロール部から駆動モータ47へ
駆動電流が供給される。これにより、駆動モータ47の
駆動軸45は時計方向へ回転し、この駆動モータ47の
駆動力がベルト48及びプーリ43を介して小ギヤ44
に伝えられ、この小ギヤ44に噛合う大ギヤ41が反時
計方向へ回転する。これにともなってピニオンギヤ40
が同方向へ回転する。
に噛合うラックギヤ54を介してスライド部材52が矢
印a方向へ移動する。このとき、矩形片部53のカム溝
57に嵌合しているスイングレバー62の嵌合ピン61
がカム溝57に沿ってAの位置からBの位置まで変位す
る(図6の状態)。
なってスイングレバー62が回動し、さらにスイングレ
バー62の回動が進むと、ピックアップベース8の端部
から離れた位置にある係止部60がその端部に当接す
る。
がピックアップベース8の端部に係止し、ピックアップ
本体2をスライドブッシュ5内のバネ4の付勢力に抗し
て下方へ水平状態を保ったまま押下げる。さらにこのと
き、スライド部52のガイド溝56のカム部55がギヤ
切換部材66の係合ピン64を矢印f側へ変位させ、ギ
ヤ切換部材66を同方向へ移動させる。
65が変位し、トレイ23のガイド溝30のカム部29
を介してトレイ23を矢印b方向へ僅かに移動させる。
これによって、トレイ23のラックギヤ28がピニオン
ギヤ40に噛合う。
は、この退避部52aにピニオンギヤ40が位置するこ
とによりその噛合いが解かれる(図7の状態)。このと
き、駆動モータ47の駆動軸45は回転を続けており、
トレイ23はピニオンギヤ40及びラックギヤ28を介
して矢印b方向へ移動する。
ーディング位置の直前まで移動すると、卜レイ23のテ
ーパ部31が切換スイッチ37の揺動片38を矢印c側
へ回動させる。これにより、駆動モータ47への電力の
供給が遮断される。さらに、トレイ23が矢印b方向へ
移動すると、トレイ23の各ストッパ27が支持ブリッ
ジ33の突設片34に当接し、これによりトレイ23の
移動が停止する(図8の状態)。
ーディング状態でトレイ23のディスク収納部24にデ
ィスクDが収納された後、図示省略のプレイボタンが操
作されると、上記の駆動モータ47へ逆位相(例えば負
の位相)の電流が供給される。そして、駆動モータ47
は上記の回転とは逆の回転(反時計方向)を行う。
軸45が反時計方向へ回転すると、小プーリ46及びベ
ルト48を介してプーリ43が同方向へ回転し、このプ
ーリ43の下方に位置する小ギヤ44に噛み合っている
大ギヤ41が時計方向に回転する。これにより、ピニオ
ンギヤ40が同方向へ回転し、これと噛み合うラックギ
ヤ28を介してトレイ23が矢印a方向へ移動する(図
8の状態)。
移動すると、トレイ23のガイド溝30のカム部29が
ギヤ切換部材66の係合ピン65を矢印f方向へ変位さ
せる。これにともなってギヤ切換部材66が同方向へ移
動することにより、他方の係合ピン64が同方向へ変位
する。これにより、スライド部52のカム部55を介し
スライド部52が矢印b方向へ僅かに移動し、スライド
部52のラックギヤ54がピニオンギヤ40に噛み合う
(図7及び図8の状態)。このとき、ピニオンギヤ40
は、ラックギヤ28の退避部28aにあり、ラックギヤ
28とピニオンギヤ40との噛合いが解かれる。
及びピニオンギヤ40を介して矢印b方向へ移動する。
このとき、スイングレバー62の嵌合ピン61は、矩形
片部53のカム溝57に沿って変位し、Bの位置からA
の位置へ移動する。これにともなって、スイングレバー
62が矢印g方向へ回動することにより、各係止部60
が上方に変位する。
イドブッシュ5内のバネ4による付勢力の抑制が解か
れ、その付勢力によりピックアップベース8が上方へ押
し上げられる。このような動作により、ピックアップ本
体2がローディング位置たる最上位置に達する直前に
は、そのターンテーブル11がディスクDの中心部分に
当接し、ディスクDを上方に押し上げる。
グ位置に達すると同時に、ディスクDの中心部はマグネ
ットクランパ32によってクランプされる(図5の状
態)。このとき、ピックアップベース8は、バネ4によ
って付勢された4つのスライドブッシュ5により、水平
に支持されるので、ディスクDが水平にクランプされ
る。
ックアップヘッド19の位置決めが行われ、ディスクD
からの情報の再生が行われる。この結果、ピックアップ
ベース8が片持ち支持された場合に比べ、ピックアップ
ヘッド19とディスクDとの距離が一定に保たれるの
で、情報の再生が確実となる。
ローディング機構により、水平状態を維持したままでピ
ックアップベースを垂直方向に移動させるようにしたの
で、ミスクランプを起こすことがなく確実にディスクを
所定位置にクランプすることができる。また、ローディ
ング機構が片側だけで良いので、特別なカム機構を必要
とすることなく機構的に簡単なものとなり、製造コスト
の低減やメンテナンスの容易化を図ることもできる。さ
らに、ピックアップベースが防振機能をもった付勢手段
によって支持されているので、外的な衝撃に対しても十
分な耐力を示すディスク装置が得られる。
スイングレバー62とで昇降規制手段を構成している。
しかし、本発明はこれに限らず、両者の機能を兼ね備え
た昇降規制手段を採用してもよい。スライド部材51と
スイングレバー62とを一体にし昇降規制手段を構成し
てもよい。
クローディング装置においては、トレイ(23)の移動
とクランプ機構(4,11,32,51,57,60,
61,62,63…)の駆動の双方の駆動源を共用とす
ることで装置のコストを上昇させることがなく、また、
トレイのギヤと駆動源が備える駆動ギヤ(40)とが非
噛合い状態の際において、カムが所定位置に到達した時
に、トレイを筐体から突出する方向に移動させてギヤと
駆動ギヤとを噛合い状態にするトレイ初期駆動手段(2
9,55,64,65,66)を備え、トレイ初期駆動
手段は、トレイに設けられた被係合部(29)と、被係
合部に係合してトレイを筐体から突出する方向に僅かに
移動させる係合部(65)とを含み、係合部が移動する
ための駆動力はトレイとクランプ機構の共用の駆動源か
らの駆動力であるようにしたので、クランプ機構の駆動
とトレイの移動とを正確に同期駆動することができるも
のである。
示す斜視図である。
視図である。
側面図である。
側面図である。
を説明する図であり、ローディング状態を示す。
を説明する図であり、アンローディング状態までの過程
を示す。
を説明する図であり、アンローディング状態までの過程
を示す。
を説明する図であり、アンローディング状態までの過程
を示す。
を説明する図であり、アンローディング状態を示す。
Claims (2)
- 【請求項1】 収納したディスクを搬送するトレイ(2
3)と、ディスクをクランプするクランプ機構(4,1
1,32,51,57,60,61,62,63…)
と、前記トレイと前記クランプ機構の共用の駆動源(4
0,47…)とを備えたディスクローディング装置であ
って、 前記クランプ機構は、トレイに収納されたディスクの主
面に対して傾斜するカム(57)と、前記カムに嵌合し
且つ前記カムの移動に伴い前記ディスクの主面に対して
近接または離間する嵌合部(61)を有し、前記トレイ
は、前記トレイの移動方向に延在するギヤ(28)を有
し、前記トレイの前記ギヤと前記駆動源が備える駆動ギ
ヤ(40)とが非噛合い状態の際において、前記カムが
所定位置に到達した時に、前記トレイを筐体から突出す
る方向に移動させて前記ギヤと前記駆動ギヤとを噛合い
状態にするトレイ初期駆動手段(29,55,64,6
5,66)を備え、 前記トレイ初期駆動手段は、前記トレイに設けられた被
係合部(29)と、前記被係合部に係合して前記トレイ
を筐体から突出する方向に僅かに移動させる係合部(6
5)とを含み、前記係合部が移動するための駆動力は前
記トレイと前記クランプ機構の共用の駆動源からの駆動
力であることを特徴とするディスクローディング装置。 - 【請求項2】 前記カムは、前記駆動ギヤ(40)と噛
合い得るギヤ(54)を備えた駆動部材(51)に設け
られ、前記駆動部材が駆動することにより前記係合部が
移動することを特徴とする請求項1に記載のディスクロ
ーディング装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10358566A JP3065998B2 (ja) | 1989-11-29 | 1998-12-17 | ディスクローディング装置 |
JP2000034283A JP3403369B2 (ja) | 1989-11-29 | 2000-02-07 | ディスクローディング装置 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1309927A JP3026983B2 (ja) | 1989-11-29 | 1989-11-29 | ディスクローディング装置 |
JP10358566A JP3065998B2 (ja) | 1989-11-29 | 1998-12-17 | ディスクローディング装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1309927A Division JP3026983B2 (ja) | 1989-11-29 | 1989-11-29 | ディスクローディング装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000034283A Division JP3403369B2 (ja) | 1989-11-29 | 2000-02-07 | ディスクローディング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11238280A JPH11238280A (ja) | 1999-08-31 |
JP3065998B2 true JP3065998B2 (ja) | 2000-07-17 |
Family
ID=26566115
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10358566A Expired - Lifetime JP3065998B2 (ja) | 1989-11-29 | 1998-12-17 | ディスクローディング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3065998B2 (ja) |
-
1998
- 1998-12-17 JP JP10358566A patent/JP3065998B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11238280A (ja) | 1999-08-31 |
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