JP3058467B2 - 情報記録再生装置 - Google Patents
情報記録再生装置Info
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- JP3058467B2 JP3058467B2 JP3051644A JP5164491A JP3058467B2 JP 3058467 B2 JP3058467 B2 JP 3058467B2 JP 3051644 A JP3051644 A JP 3051644A JP 5164491 A JP5164491 A JP 5164491A JP 3058467 B2 JP3058467 B2 JP 3058467B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種書替可能型光ディ
スク等の記録可能な記録媒体に、いわゆる非完結型イン
タリーブを用いて情報の記録再生を行う情報記録再生装
置に関するものである。
スク等の記録可能な記録媒体に、いわゆる非完結型イン
タリーブを用いて情報の記録再生を行う情報記録再生装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、音楽情報等の連続情報が、光学的
に検出可能な微小ピットによりディジタル信号として記
録された、いわゆるコンパクトディスク(以下、CDと
呼ぶ)が広く使用されている。このCDは再生専用の光
ディスク再生装置により再生が行われるようになってい
る。
に検出可能な微小ピットによりディジタル信号として記
録された、いわゆるコンパクトディスク(以下、CDと
呼ぶ)が広く使用されている。このCDは再生専用の光
ディスク再生装置により再生が行われるようになってい
る。
【0003】図9及び図10は、CDで用いられる信号
フォーマットを説明するための略図である。図9に示す
ように、記録信号の1フレーム31aは、フレームの先
頭を示すフレーム同期信号31bと、データの付加情報
を示すサブコード31c(詳細後述)と、主情報である
24バイトデータにエラー検出訂正用パリティ符号を付
加したデータフィールド31dにより構成される。
フォーマットを説明するための略図である。図9に示す
ように、記録信号の1フレーム31aは、フレームの先
頭を示すフレーム同期信号31bと、データの付加情報
を示すサブコード31c(詳細後述)と、主情報である
24バイトデータにエラー検出訂正用パリティ符号を付
加したデータフィールド31dにより構成される。
【0004】なお、データフィールド31dのデータは
再生時に後述するCIRC(CrossInterleaved Reed So
lomon Code)と呼ばれる非完結型インタリーブを伴った
エラー検出訂正方式でエラーの検出及び訂正が行われ
る。
再生時に後述するCIRC(CrossInterleaved Reed So
lomon Code)と呼ばれる非完結型インタリーブを伴った
エラー検出訂正方式でエラーの検出及び訂正が行われ
る。
【0005】図10に示すように、98フレーム(1セ
クタ32a(1サブコーディングフレーム)を構成す
る)分のサブコード31cが1つのサブコーディングブ
ロック32cを成し、このサブコーディングブロック3
2cによりトラック番号(主情報が音楽情報の場合は曲
番号と呼ばれる)及びディスク上の絶対アドレス情報等
が示される。
クタ32a(1サブコーディングフレーム)を構成す
る)分のサブコード31cが1つのサブコーディングブ
ロック32cを成し、このサブコーディングブロック3
2cによりトラック番号(主情報が音楽情報の場合は曲
番号と呼ばれる)及びディスク上の絶対アドレス情報等
が示される。
【0006】なお、フレーム同期信号32b及びデータ
フィールド32dは、それぞれ図9のフレーム同期信号
31b及びデータフィールド31dが98フレーム分集
合した状態を示している。
フィールド32dは、それぞれ図9のフレーム同期信号
31b及びデータフィールド31dが98フレーム分集
合した状態を示している。
【0007】1セクタ32aの長さ、つまり、セクタ長
が、例えば、13.3〔ms〕であれば、75セクタで
1秒となり、この時、ディスク上のセクタ番号は時間を
基準として“分”:“秒”:“1秒内のセクタ番号(即
ち、0〜74のいずれかの値)”の組合せにより表わす
ことができ、このセクタ番号はディスク最内周から順次
増加する連続した時間情報及び位置情報を成している。
が、例えば、13.3〔ms〕であれば、75セクタで
1秒となり、この時、ディスク上のセクタ番号は時間を
基準として“分”:“秒”:“1秒内のセクタ番号(即
ち、0〜74のいずれかの値)”の組合せにより表わす
ことができ、このセクタ番号はディスク最内周から順次
増加する連続した時間情報及び位置情報を成している。
【0008】図8は、CDにおけるディスク上の領域配
置を示す模式図である。ディスク33は、音楽情報等の
主情報及び上記サブコードによるセクタ番号が含まれる
主情報記録領域33aと、上記主情報記録領域33aに
記録された各々の主情報に関する付加情報、例えば、ト
ラック番号及びトラックの記録開始セクタ番号等がサブ
コードで示されるTOC(Table Of Contents)領域33
bにより構成されている。
置を示す模式図である。ディスク33は、音楽情報等の
主情報及び上記サブコードによるセクタ番号が含まれる
主情報記録領域33aと、上記主情報記録領域33aに
記録された各々の主情報に関する付加情報、例えば、ト
ラック番号及びトラックの記録開始セクタ番号等がサブ
コードで示されるTOC(Table Of Contents)領域33
bにより構成されている。
【0009】上記のフォーマットにより、CDプレーヤ
においては、ディスク33の装填時に上記TOC領域3
3bのサブコード情報を読み出すことにより、各々の主
情報の数(音楽情報の場合、曲数に相当)及びその記録
開始位置のセクタ番号を認識し、以後の再生指示に対し
て所望のトラックへのアクセスが、TOC領域33bの
サブコード情報と、主情報記録領域33aのサブコード
によるセクタ番号との照合を行うことにより、速やかに
実行される。
においては、ディスク33の装填時に上記TOC領域3
3bのサブコード情報を読み出すことにより、各々の主
情報の数(音楽情報の場合、曲数に相当)及びその記録
開始位置のセクタ番号を認識し、以後の再生指示に対し
て所望のトラックへのアクセスが、TOC領域33bの
サブコード情報と、主情報記録領域33aのサブコード
によるセクタ番号との照合を行うことにより、速やかに
実行される。
【0010】上記のCDは、記録が線速度一定(CLV
(Constant Linear Velocity) )方式で行われるため、
記録密度がディスク33上のどの半径位置でも一定であ
り、これにより、記録容量の向上を図ることができる。
実際のCDプレーヤにおいては、再生時に、上記の信号
フォーマットで記録されたCDからの再生信号中の、例
えば、フレーム同期信号の間隔が基準長となるようにデ
ィスク33の回転制御を行うことにより、CLV制御が
実現される。
(Constant Linear Velocity) )方式で行われるため、
記録密度がディスク33上のどの半径位置でも一定であ
り、これにより、記録容量の向上を図ることができる。
実際のCDプレーヤにおいては、再生時に、上記の信号
フォーマットで記録されたCDからの再生信号中の、例
えば、フレーム同期信号の間隔が基準長となるようにデ
ィスク33の回転制御を行うことにより、CLV制御が
実現される。
【0011】一方、近年開発が進められている光磁気デ
ィスク等の書替可能型光ディスクに音楽情報又はコンピ
ュータ情報等の各種情報を記録して使用する際に、従来
のCD又はCD−ROM(Compact Disk - Read Only M
emory)との間で再生方式を共通化し、互換性を有する情
報記録再生装置を提供することが望ましい。
ィスク等の書替可能型光ディスクに音楽情報又はコンピ
ュータ情報等の各種情報を記録して使用する際に、従来
のCD又はCD−ROM(Compact Disk - Read Only M
emory)との間で再生方式を共通化し、互換性を有する情
報記録再生装置を提供することが望ましい。
【0012】この場合、特に情報の記録を行っていない
初期ディスクにおいては、上記CDの信号フォーマット
によるサブコードを用いた絶対アドレス又はCLV制御
に用いることのできるフレーム同期信号等が存在しない
ため、記録に先立った任意のセクタ位置へのアクセス動
作が行えないとともに、記録並びに再生時に必要なCL
V制御が不可能となる。
初期ディスクにおいては、上記CDの信号フォーマット
によるサブコードを用いた絶対アドレス又はCLV制御
に用いることのできるフレーム同期信号等が存在しない
ため、記録に先立った任意のセクタ位置へのアクセス動
作が行えないとともに、記録並びに再生時に必要なCL
V制御が不可能となる。
【0013】そこで、前記サブコードによる記録に代わ
る絶対アドレスの記録方式として、絶対アドレスを、例
えば、バイフェーズマーク変調した後、各ビットが
“0”か“1”かに応じて光ディスクの案内溝をディス
ク半径方向の内側又は外側に偏倚させるか、もしくは案
内溝の幅を変更するようにしたものが提案されている
(特開平1− 39632号公報参照)。
る絶対アドレスの記録方式として、絶対アドレスを、例
えば、バイフェーズマーク変調した後、各ビットが
“0”か“1”かに応じて光ディスクの案内溝をディス
ク半径方向の内側又は外側に偏倚させるか、もしくは案
内溝の幅を変更するようにしたものが提案されている
(特開平1− 39632号公報参照)。
【0014】その場合、バイフェーズマーク変調による
絶対アドレスの周波数帯域と、EFM(Eight to Fourt
een Modulation) 変調を行った記録情報の周波数帯域と
を相違させておけば、両者を互いに分離して再生するこ
とが可能であり、記録情報がない領域に対しても案内溝
の偏倚等により記録した上記絶対アドレスを用いてアク
セス動作が可能である。
絶対アドレスの周波数帯域と、EFM(Eight to Fourt
een Modulation) 変調を行った記録情報の周波数帯域と
を相違させておけば、両者を互いに分離して再生するこ
とが可能であり、記録情報がない領域に対しても案内溝
の偏倚等により記録した上記絶対アドレスを用いてアク
セス動作が可能である。
【0015】又、CLV制御についても上記絶対アドレ
スの再生キャリア成分を用いることにより、正確な速度
制御が可能であり、このCLV制御は記録中においても
実施可能である。
スの再生キャリア成分を用いることにより、正確な速度
制御が可能であり、このCLV制御は記録中においても
実施可能である。
【0016】ところで、CDの信号フォーマットを用い
た書替可能型ディスクにおいて、情報の書替を行う場
合、前記のCIRCによる非完結型インタリーブによっ
て、実際のディスク上では書替を行いたいデータとその
前後のデータとが同一セクタ内に混在し、それらの間に
エラー訂正の連関性が与えられているので、この連関性
を維持するためには、所望のデータのみの書替で済ます
ことが困難になる(詳細には特開平1− 55787号公報等
参照)。
た書替可能型ディスクにおいて、情報の書替を行う場
合、前記のCIRCによる非完結型インタリーブによっ
て、実際のディスク上では書替を行いたいデータとその
前後のデータとが同一セクタ内に混在し、それらの間に
エラー訂正の連関性が与えられているので、この連関性
を維持するためには、所望のデータのみの書替で済ます
ことが困難になる(詳細には特開平1− 55787号公報等
参照)。
【0017】換言すれば、あるデータのみを書き替えれ
ば、書き替えたデータの記録開始点及び終了点近傍で
は、前後のデータとの間の誤り訂正の連関性が失われて
しまうので、再生エラーが生じやすくなる。
ば、書き替えたデータの記録開始点及び終了点近傍で
は、前後のデータとの間の誤り訂正の連関性が失われて
しまうので、再生エラーが生じやすくなる。
【0018】この再生エラーを防止するため、例えば、
実際に記録再生するデータの前後に、上記データの記録
開始点又は終了点近傍で生じうる再生エラーを訂正する
ためのパリティ符号を含む付加データ(ダミーデータ)
を記録すべく付加セクタを設けることが考えられる。
実際に記録再生するデータの前後に、上記データの記録
開始点又は終了点近傍で生じうる再生エラーを訂正する
ためのパリティ符号を含む付加データ(ダミーデータ)
を記録すべく付加セクタを設けることが考えられる。
【0019】例えば、CDフォーマットの場合、CIR
C本来の訂正能力を発揮させようとすると、非完結型イ
ンタリーブによる符号伝播長は105フレーム必要であ
るから、98フレームで構成されるセクタに対し、前後
に(105/98)≒1.07セクタずつ、つまり、実
質的に2セクタずつ付加セクタを設けることが望まし
い。又、前部の付加セクタは再記録開始点からのPLL
(Phase Locked Loop)の引込み用領域としても有用であ
る。
C本来の訂正能力を発揮させようとすると、非完結型イ
ンタリーブによる符号伝播長は105フレーム必要であ
るから、98フレームで構成されるセクタに対し、前後
に(105/98)≒1.07セクタずつ、つまり、実
質的に2セクタずつ付加セクタを設けることが望まし
い。又、前部の付加セクタは再記録開始点からのPLL
(Phase Locked Loop)の引込み用領域としても有用であ
る。
【0020】又、情報の書替に際して、アドレス管理等
を容易に行えるようにするため、所定数のセクタ毎にブ
ロックを構成し、各ブロックの冒頭と末尾に例えば、上
記のように2セクタずつの付加セクタを設定することに
より、ブロック単位で情報の書替が行えるように構成す
ることが考えられる。
を容易に行えるようにするため、所定数のセクタ毎にブ
ロックを構成し、各ブロックの冒頭と末尾に例えば、上
記のように2セクタずつの付加セクタを設定することに
より、ブロック単位で情報の書替が行えるように構成す
ることが考えられる。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】ところが、各ブロック
毎に付加セクタを設定した場合、大容量のデータを多数
のセクタに渡って記録する場合、ブロック毎に設けられ
た付加セクタにそれぞれ付加データを記録する必要があ
るので、ディスクの利用効率が低下するとともに、デー
タの転送速度の低下を招くという問題点を有している。
毎に付加セクタを設定した場合、大容量のデータを多数
のセクタに渡って記録する場合、ブロック毎に設けられ
た付加セクタにそれぞれ付加データを記録する必要があ
るので、ディスクの利用効率が低下するとともに、デー
タの転送速度の低下を招くという問題点を有している。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明の情報記録再生装
置は、上記の課題を解決するために、事前に記録された
アドレスにより記録領域の物理セクタ番号が与えられる
記録可能型記録媒体に、非完結型インタリーブを用いて
情報の記録再生を行う情報記録再生装置において、所定
数n個の有効セクタ毎にその前部にn1個の前部付加セ
クタ、後部にn2個の後部付加セクタを設定した(n+
n1+n2)個のセクタにより構成されるブロックを単
位として、記録すべき情報をブロック1個または少数個
に分割し、各ブロックの有効セクタの情報に対しそのブ
ロックの前部付加セクタに記録する前部付加データと後
部付加セクタに記録する後部付加データとを生成・付加
して上記情報を記録する第1モードと、それぞれ(n+
n1+n2)個のセクタにより構成されるブロックの多
数にわたって記録すべき情報を連続的に記録し、かつ、
記録される情報の先頭のブロックにおける前部のn1個
のセクタのみに前部付加データを付加するとともに、末
尾のブロックにおける後部のn2個のセクタのみに後部
付加データを付加する第2モードとのいずれかのモード
により情報の記録を行う記録手段を備え、記録される情
報の容量に応じてモード選択することを特徴とするもの
である。
置は、上記の課題を解決するために、事前に記録された
アドレスにより記録領域の物理セクタ番号が与えられる
記録可能型記録媒体に、非完結型インタリーブを用いて
情報の記録再生を行う情報記録再生装置において、所定
数n個の有効セクタ毎にその前部にn1個の前部付加セ
クタ、後部にn2個の後部付加セクタを設定した(n+
n1+n2)個のセクタにより構成されるブロックを単
位として、記録すべき情報をブロック1個または少数個
に分割し、各ブロックの有効セクタの情報に対しそのブ
ロックの前部付加セクタに記録する前部付加データと後
部付加セクタに記録する後部付加データとを生成・付加
して上記情報を記録する第1モードと、それぞれ(n+
n1+n2)個のセクタにより構成されるブロックの多
数にわたって記録すべき情報を連続的に記録し、かつ、
記録される情報の先頭のブロックにおける前部のn1個
のセクタのみに前部付加データを付加するとともに、末
尾のブロックにおける後部のn2個のセクタのみに後部
付加データを付加する第2モードとのいずれかのモード
により情報の記録を行う記録手段を備え、記録される情
報の容量に応じてモード選択することを特徴とするもの
である。
【0023】
【作用】上記の構成により、記録すべきデータが文字情
報等の比較的小容量のものであれば、上記第1モードで
記録を行うことにより、1個又は比較的少数のブロック
内に情報を記録することができ、記録した情報はブロッ
ク単位で容易に書き替えることができる。
報等の比較的小容量のものであれば、上記第1モードで
記録を行うことにより、1個又は比較的少数のブロック
内に情報を記録することができ、記録した情報はブロッ
ク単位で容易に書き替えることができる。
【0024】この場合、各ブロック毎に前部付加データ
及び後部付加データを付加することにより、再生エラー
の検出・訂正が行えるとともに、データ容量が比較的小
さいので、ブロック毎に前部付加データ及び後部付加デ
ータを付加することによる記録可能型記録媒体の利用効
率の低下は僅かなものである。
及び後部付加データを付加することにより、再生エラー
の検出・訂正が行えるとともに、データ容量が比較的小
さいので、ブロック毎に前部付加データ及び後部付加デ
ータを付加することによる記録可能型記録媒体の利用効
率の低下は僅かなものである。
【0025】一方、記録すべきデータが多数のブロック
に及ぶような大容量のものであれば、上記第2モードで
記録を行うことにより、先頭及び末尾のブロックに所定
数の前部付加データ及び後部付加データを付加するのみ
で、他のブロックには所定の情報のみを連続的に記録す
ることになるので、大容量データを記録する際の記録可
能型記録媒体の利用効率を高めることができる。
に及ぶような大容量のものであれば、上記第2モードで
記録を行うことにより、先頭及び末尾のブロックに所定
数の前部付加データ及び後部付加データを付加するのみ
で、他のブロックには所定の情報のみを連続的に記録す
ることになるので、大容量データを記録する際の記録可
能型記録媒体の利用効率を高めることができる。
【0026】この場合、先頭と末尾のブロック以外のブ
ロックには付加データが記録されないが、隣接するブロ
ック間で非完結型インタリーブによりエラー訂正の連関
性が連続的に与えられているので、再生エラーは確実に
検出・訂正される。
ロックには付加データが記録されないが、隣接するブロ
ック間で非完結型インタリーブによりエラー訂正の連関
性が連続的に与えられているので、再生エラーは確実に
検出・訂正される。
【0027】上記の第2モードは、静止画像データ等の
比較的容量が大きく、かつ、データ長が一定のデータに
特に好適である。すなわち、大容量でデータ長の一定の
データを第2モードで記録すると、書替を行う際に、従
前の静止画像データ等の記録ブロック群に差替え形式で
書き込むようにすれば、第2モードによる書替に伴うア
ドレス管理も容易に行える。
比較的容量が大きく、かつ、データ長が一定のデータに
特に好適である。すなわち、大容量でデータ長の一定の
データを第2モードで記録すると、書替を行う際に、従
前の静止画像データ等の記録ブロック群に差替え形式で
書き込むようにすれば、第2モードによる書替に伴うア
ドレス管理も容易に行える。
【0028】なお、比較的大容量のデータであってもデ
ータ長の一定でないもの等は第1モードで記録するよう
にしても差支えない。
ータ長の一定でないもの等は第1モードで記録するよう
にしても差支えない。
【0029】
【実施例】本発明の一実施例を図1乃至図7に基づいて
詳細に説明すれば、以下のとおりである。
詳細に説明すれば、以下のとおりである。
【0030】図6に示すように、書替可能型記録媒体と
しての光磁気ディスク1には、その内周側端部にTOC
領域1aが設けられるとともに、TOC領域1aより外
周寄りの大部分の領域が情報記録領域1bとされてい
る。
しての光磁気ディスク1には、その内周側端部にTOC
領域1aが設けられるとともに、TOC領域1aより外
周寄りの大部分の領域が情報記録領域1bとされてい
る。
【0031】情報記録領域1bには、音楽情報を始め、
文字・画像・コードデータ等の各種の情報が記録される
一方、TOC領域1aには、情報記録領域1bに記録さ
れた各情報に関する付加情報、例えば、各情報毎の開始
ブロック位置及び終了ブロック位置等が記録されるよう
になっている。
文字・画像・コードデータ等の各種の情報が記録される
一方、TOC領域1aには、情報記録領域1bに記録さ
れた各情報に関する付加情報、例えば、各情報毎の開始
ブロック位置及び終了ブロック位置等が記録されるよう
になっている。
【0032】図7に示すように、光磁気ディスク1にお
けるTOC領域1a及び情報記録領域1bには予め螺旋
状の案内溝2・2…(便宜上ハッチングで示す)がディ
スク半径方向に所定の間隔を隔てて形成されている。そ
して、ディスク上の絶対アドレス(アドレス)は、バイ
フェーズマーク変調後、各ビットが“1”であるか
“0”であるかに対応して、案内溝2・2…を光磁気デ
ィスク1の半径方向の外側又は内側に偏倚させることに
より記録されている。
けるTOC領域1a及び情報記録領域1bには予め螺旋
状の案内溝2・2…(便宜上ハッチングで示す)がディ
スク半径方向に所定の間隔を隔てて形成されている。そ
して、ディスク上の絶対アドレス(アドレス)は、バイ
フェーズマーク変調後、各ビットが“1”であるか
“0”であるかに対応して、案内溝2・2…を光磁気デ
ィスク1の半径方向の外側又は内側に偏倚させることに
より記録されている。
【0033】上記の絶対アドレスは、ディスク上の位置
を表すとともに、CLV制御等を行う際の回転制御情報
としても利用される。なお、本実施例における絶対アド
レスは、上記CDフォーマットにおける各セクタに対応
しているので、以下、絶対アドレスを物理セクタ番号と
呼ぶ。
を表すとともに、CLV制御等を行う際の回転制御情報
としても利用される。なお、本実施例における絶対アド
レスは、上記CDフォーマットにおける各セクタに対応
しているので、以下、絶対アドレスを物理セクタ番号と
呼ぶ。
【0034】図5のブロック図において、本実施例に係
る情報記録再生装置は、光磁気ディスク1を支持して回
転させるスピンドルモータ3と、記録及び再生時に光磁
気ディスク1にレーザ光を照射する光ヘッド4と、記録
時に光磁気ディスク1に磁界を印加するコイル5を備え
ている。
る情報記録再生装置は、光磁気ディスク1を支持して回
転させるスピンドルモータ3と、記録及び再生時に光磁
気ディスク1にレーザ光を照射する光ヘッド4と、記録
時に光磁気ディスク1に磁界を印加するコイル5を備え
ている。
【0035】光ヘッド4及びコイル5は記録手段を構成
し、後述するように、コントローラ13による制御に基
づいて、第1または第2モードで情報の記録を行うもの
である。
し、後述するように、コントローラ13による制御に基
づいて、第1または第2モードで情報の記録を行うもの
である。
【0036】本情報記録再生装置は、いわゆる磁界変調
方式で記録を行うように構成され、かつ、記録済の情報
の上に新たな情報を重ねて記録するオーバーライトが行
えるようになっている。
方式で記録を行うように構成され、かつ、記録済の情報
の上に新たな情報を重ねて記録するオーバーライトが行
えるようになっている。
【0037】上記情報記録再生装置は、いわゆるパーソ
ナルコンピュータ等の上位装置(図示せず)から記録/
再生等の指示を受けたり、或いは上位装置との間で文字
・画像情報等のデータの入出力を行うための端子6を備
え、記録を行う際には、上位装置から端子6を介して入
力される情報がインターフェース18からディジタルデ
ータfとして切替回路19に供給される。なお、上位装
置は、本情報記録再生装置に対して記録、再生等の指令
を発するものである。
ナルコンピュータ等の上位装置(図示せず)から記録/
再生等の指示を受けたり、或いは上位装置との間で文字
・画像情報等のデータの入出力を行うための端子6を備
え、記録を行う際には、上位装置から端子6を介して入
力される情報がインターフェース18からディジタルデ
ータfとして切替回路19に供給される。なお、上位装
置は、本情報記録再生装置に対して記録、再生等の指令
を発するものである。
【0038】切替回路19には、インターフェース18
からのディジタルデータfと、セクタデータ生成回路2
0からの付加データeが入力されている。端子6及びイ
ンターフェース18を介してコントローラ13が上位装
置から情報の記録等の指示を受けると、コントローラ1
3が切替回路19に切替指示を送る。切替回路19は、
この切替指示に基づいて、上記データe、fの内、何れ
か一方を選択して、それをディジタルデータhとして記
録信号処理回路7に出力するように構成されている。
からのディジタルデータfと、セクタデータ生成回路2
0からの付加データeが入力されている。端子6及びイ
ンターフェース18を介してコントローラ13が上位装
置から情報の記録等の指示を受けると、コントローラ1
3が切替回路19に切替指示を送る。切替回路19は、
この切替指示に基づいて、上記データe、fの内、何れ
か一方を選択して、それをディジタルデータhとして記
録信号処理回路7に出力するように構成されている。
【0039】記録信号処理回路7では、ディジタルデー
タhに対してエラー検出訂正用パリティの生成付加が行
われるとともにサブコード生成回路17からのサブコー
ド情報が付加された後、EFM変調され、更に、フレー
ム同期信号が付加されてコイルドライバ8に供給される
ようになっている。
タhに対してエラー検出訂正用パリティの生成付加が行
われるとともにサブコード生成回路17からのサブコー
ド情報が付加された後、EFM変調され、更に、フレー
ム同期信号が付加されてコイルドライバ8に供給される
ようになっている。
【0040】コイルドライバ8は供給された信号に基づ
いて、コイル5を駆動し、それと同時に光ヘッド4から
光磁気ディスク1にレーザ光が照射されることにより、
信号の記録が行われるものである。なお、ここでの信号
フォーマットは、例えば、従来例として前記図9及び図
10に示したものと同様とすることができる。
いて、コイル5を駆動し、それと同時に光ヘッド4から
光磁気ディスク1にレーザ光が照射されることにより、
信号の記録が行われるものである。なお、ここでの信号
フォーマットは、例えば、従来例として前記図9及び図
10に示したものと同様とすることができる。
【0041】一方、再生時には、光ヘッド4で再生され
た信号が再生アンプ10により増幅され、事前記録情報
検出回路11と再生信号処理回路15とに送られる。事
前記録情報検出回路11は、例えば、帯域通過フィルタ
とPLLにより構成され、帯域通過フィルタにより抽出
された再生信号中の事前記録情報に対し、PLLによっ
て同期したクロックが生成されるようになっている。そ
して、絶対アドレスのバイフェーズマーク変調信号から
なる前記事前記録情報に同期したクロックがCLV制御
回路9に供給される。
た信号が再生アンプ10により増幅され、事前記録情報
検出回路11と再生信号処理回路15とに送られる。事
前記録情報検出回路11は、例えば、帯域通過フィルタ
とPLLにより構成され、帯域通過フィルタにより抽出
された再生信号中の事前記録情報に対し、PLLによっ
て同期したクロックが生成されるようになっている。そ
して、絶対アドレスのバイフェーズマーク変調信号から
なる前記事前記録情報に同期したクロックがCLV制御
回路9に供給される。
【0042】CLV制御回路9では、事前記録情報検出
回路11からの上記同期クロックと、内部に保有してい
る基準周波数との比較を行い、その差信号でスピンドル
モータ3の回転制御を行うようになっている。これによ
り、正確なCLV制御が実現される。又、事前記録情報
検出回路11で抽出された再生信号中の事前記録情報
は、アドレス検出回路12へ供給される。
回路11からの上記同期クロックと、内部に保有してい
る基準周波数との比較を行い、その差信号でスピンドル
モータ3の回転制御を行うようになっている。これによ
り、正確なCLV制御が実現される。又、事前記録情報
検出回路11で抽出された再生信号中の事前記録情報
は、アドレス検出回路12へ供給される。
【0043】アドレス検出回路12は、例えば、バイフ
ェーズマーク復調回路及びアドレスデコーダからなり、
事前記録情報検出回路11で抽出された事前記録情報の
バイフェーズマーク復調を行った後、アドレスデコーダ
によりディスク上のアドレス、すなわち、物理セクタ番
号にデコードされて、この物理セクタ番号がコントロー
ラ13に供給される。
ェーズマーク復調回路及びアドレスデコーダからなり、
事前記録情報検出回路11で抽出された事前記録情報の
バイフェーズマーク復調を行った後、アドレスデコーダ
によりディスク上のアドレス、すなわち、物理セクタ番
号にデコードされて、この物理セクタ番号がコントロー
ラ13に供給される。
【0044】再生信号処理回路15では再生アンプ10
から供給される再生信号中の光磁気信号成分からEFM
復調が行われ、更に、エラー検出訂正用パリティを用い
たエラー検出訂正処理を行われる。そして、再生処理済
の信号データがインターフェース18を介して端子6か
ら上位装置に出力される。
から供給される再生信号中の光磁気信号成分からEFM
復調が行われ、更に、エラー検出訂正用パリティを用い
たエラー検出訂正処理を行われる。そして、再生処理済
の信号データがインターフェース18を介して端子6か
ら上位装置に出力される。
【0045】再生信号処理回路15でEFM復調された
サブコード情報はサブコード検出回路16へ供給され、
サブコード検出回路16で認識されたサブコード情報が
コントローラ13に供給される。コントローラ13は、
上位装置から端子6及びインターフェース18を介して
記録・再生の指示を受けるようになっている。
サブコード情報はサブコード検出回路16へ供給され、
サブコード検出回路16で認識されたサブコード情報が
コントローラ13に供給される。コントローラ13は、
上位装置から端子6及びインターフェース18を介して
記録・再生の指示を受けるようになっている。
【0046】又、コントローラ13はアドレス検出回路
12からの物理セクタ番号を受けて光磁気ディスク1上
の光ヘッド4の位置を認識し、光ヘッド4及びコイル5
の移動機構(図示せず)により光ヘッド4及びコイル5
を所定の位置に移動させるアクセス機能を有する。
12からの物理セクタ番号を受けて光磁気ディスク1上
の光ヘッド4の位置を認識し、光ヘッド4及びコイル5
の移動機構(図示せず)により光ヘッド4及びコイル5
を所定の位置に移動させるアクセス機能を有する。
【0047】更に、コントローラ13は、サブコード検
出回路16から供給されるサブコード情報を選択してT
OCメモリ14に記憶するか、又は、インターフェース
18を介して与えられる上位装置からのTOC内容に係
る情報等をTOCメモリ14に記憶したり、TOCメモ
リ14の内容の読出が行えるようになっている。
出回路16から供給されるサブコード情報を選択してT
OCメモリ14に記憶するか、又は、インターフェース
18を介して与えられる上位装置からのTOC内容に係
る情報等をTOCメモリ14に記憶したり、TOCメモ
リ14の内容の読出が行えるようになっている。
【0048】又、TOCメモリ14内のサブコード情報
は必要に応じてサブコード生成回路17に供給され、こ
こで、サブコードが生成されて記録信号処理回路7でE
FM変調され、コイルドライバ8に供給される。これに
より、TOCメモリ14内のサブコード情報が光磁気デ
ィスク1のTOC領域1aに記録される。
は必要に応じてサブコード生成回路17に供給され、こ
こで、サブコードが生成されて記録信号処理回路7でE
FM変調され、コイルドライバ8に供給される。これに
より、TOCメモリ14内のサブコード情報が光磁気デ
ィスク1のTOC領域1aに記録される。
【0049】図1は本発明の第1モードによって文字情
報等の比較的容量の小さい情報又はディレクトリ等の管
理情報等、ブロック単位で記録・再生を行うのが好適な
小容量情報daを光磁気ディスク1に記録する場合の情
報配置を示す模式図であり、図中Iはブロック構成、II
は各ブロックのセクタ構成を示している。
報等の比較的容量の小さい情報又はディレクトリ等の管
理情報等、ブロック単位で記録・再生を行うのが好適な
小容量情報daを光磁気ディスク1に記録する場合の情
報配置を示す模式図であり、図中Iはブロック構成、II
は各ブロックのセクタ構成を示している。
【0050】図1のIのように、各ブロックにはB0、
B1、B2…等のブロック番号が付与されるとともに、
同図中IIのように、各ブロック内の個々のセクタには、
時間を基準として“分”:“秒”:“1秒内のセクタ番
号(本実施例では1秒内に75セクタが含まれるため、
0〜74のいずれかの値)”の組合せからなる物理セク
タ番号が付与されている。各ブロックのデータdgは8
セクタで構成され、例えば、ブロック番号B0のブロッ
クの先頭セクタに物理セクタ番号(01:00:00)
が与えられている。
B1、B2…等のブロック番号が付与されるとともに、
同図中IIのように、各ブロック内の個々のセクタには、
時間を基準として“分”:“秒”:“1秒内のセクタ番
号(本実施例では1秒内に75セクタが含まれるため、
0〜74のいずれかの値)”の組合せからなる物理セク
タ番号が付与されている。各ブロックのデータdgは8
セクタで構成され、例えば、ブロック番号B0のブロッ
クの先頭セクタに物理セクタ番号(01:00:00)
が与えられている。
【0051】情報の記録に際して、コントローラ13
は、上位装置からインターフェース18を介して与えら
れる所定ブロック番号範囲の記録指令に対し、上記所定
ブロック番号範囲が実際の物理セクタ番号のいずれの値
に対応するかの演算を行う。具体的に、図1の例を用い
て説明すれば、以下の通りである。
は、上位装置からインターフェース18を介して与えら
れる所定ブロック番号範囲の記録指令に対し、上記所定
ブロック番号範囲が実際の物理セクタ番号のいずれの値
に対応するかの演算を行う。具体的に、図1の例を用い
て説明すれば、以下の通りである。
【0052】例えば、上位装置からブロック番号B1〜
B3のブロックに対する記録指示があった場合、ブロッ
ク当たりのセクタ数は“8”となっており、又、上記の
如く、ブロック番号B0のブロックの先頭の物理セクタ
番号は(01:00:00)で与えられることが予め定
められているので、記録を開始するブロック番号B1の
ブロックの先頭の物理セクタ番号は、(01:00:0
0)+ブロック番号(1)×セクタ数(8)=(01:
00:08)となり、容易にブロック番号B1のブロッ
クの先頭の物理セクタ番号を求めることができる。
B3のブロックに対する記録指示があった場合、ブロッ
ク当たりのセクタ数は“8”となっており、又、上記の
如く、ブロック番号B0のブロックの先頭の物理セクタ
番号は(01:00:00)で与えられることが予め定
められているので、記録を開始するブロック番号B1の
ブロックの先頭の物理セクタ番号は、(01:00:0
0)+ブロック番号(1)×セクタ数(8)=(01:
00:08)となり、容易にブロック番号B1のブロッ
クの先頭の物理セクタ番号を求めることができる。
【0053】このようにしてブロック番号B1のブロッ
クの物理セクタ番号が求まると、当該ブロックへのアク
セス動作等を実行する。そして、ブロック番号B1のブ
ロック(図3(a)参照)に対し、セクタデータ生成回
路20により与えられるn1個、ここでは2個の前部付
加セクタに記録すべき前部付加データd1(同図
(d))及び、n2 個、ここでは2個の後部付加セクタ
に記録すべき後部付加データd2とからなる付加データ
e(同図(b))と、インターフェース18を介して与
えられる上位装置からの文字情報等の小容量情報daを
有効セクタddに相当する4セクタのサイズに分割した
分割データD1(同図(c))からなるディジタルデー
タfとが切替回路19により逐次切り替えられて所望の
情報記録が行われる。
クの物理セクタ番号が求まると、当該ブロックへのアク
セス動作等を実行する。そして、ブロック番号B1のブ
ロック(図3(a)参照)に対し、セクタデータ生成回
路20により与えられるn1個、ここでは2個の前部付
加セクタに記録すべき前部付加データd1(同図
(d))及び、n2 個、ここでは2個の後部付加セクタ
に記録すべき後部付加データd2とからなる付加データ
e(同図(b))と、インターフェース18を介して与
えられる上位装置からの文字情報等の小容量情報daを
有効セクタddに相当する4セクタのサイズに分割した
分割データD1(同図(c))からなるディジタルデー
タfとが切替回路19により逐次切り替えられて所望の
情報記録が行われる。
【0054】上記したブロック番号B1のブロックの記
録手順を今1度説明すると、まず、物理セクタ番号(0
1:00:08)のセクタからの2セクタに記録すべき
前部付加データd1がセクタデータ生成回路20より与
えられ、切替回路19を介して記録信号処理回路7に供
給されて光磁気ディスク1の情報記録領域1bに記録さ
れる(図3中期間t1)。
録手順を今1度説明すると、まず、物理セクタ番号(0
1:00:08)のセクタからの2セクタに記録すべき
前部付加データd1がセクタデータ生成回路20より与
えられ、切替回路19を介して記録信号処理回路7に供
給されて光磁気ディスク1の情報記録領域1bに記録さ
れる(図3中期間t1)。
【0055】引続き、インターフェース18を介して与
えられる上位装置からの文字情報等の小容量情報daの
内、上記有効セクタddのサイズに相当する分割データ
D1として、(01:00:10)のセクタより4セク
タ分与えられ、切替回路19を介して記録信号処理回路
7に供給されて記録される(期間t2)。
えられる上位装置からの文字情報等の小容量情報daの
内、上記有効セクタddのサイズに相当する分割データ
D1として、(01:00:10)のセクタより4セク
タ分与えられ、切替回路19を介して記録信号処理回路
7に供給されて記録される(期間t2)。
【0056】その後、(01:00:14)のセクタよ
り2セクタに相当する後部付加データd2がセクタデー
タ生成回路20により与えられ、切替回路19を介して
記録信号処理回路7へ供給されて記録される(期間t
3)。
り2セクタに相当する後部付加データd2がセクタデー
タ生成回路20により与えられ、切替回路19を介して
記録信号処理回路7へ供給されて記録される(期間t
3)。
【0057】以上の動作により1ブロック分の記録が完
了し、以後連続してブロック番号B2及びB3のブロッ
クがt4乃至t9に示す動作を経て記録される。
了し、以後連続してブロック番号B2及びB3のブロッ
クがt4乃至t9に示す動作を経て記録される。
【0058】このようにして、パーソナルコンピュータ
等の上位装置側からはブロック番号のみを指定すれば、
本情報記録再生装置側で付加データeを付加して小容量
情報daの記録を行うことができ、又、記録を行ったブ
ロックはブロック単位で独立して書替を行うことが可能
である。
等の上位装置側からはブロック番号のみを指定すれば、
本情報記録再生装置側で付加データeを付加して小容量
情報daの記録を行うことができ、又、記録を行ったブ
ロックはブロック単位で独立して書替を行うことが可能
である。
【0059】なお、記録を行った小容量情報daの領域
管理については、上位装置が領域管理情報そのものを小
容量情報daとして所定のブロックを割り当て、前記と
同様の動作を経て記録するか、或いは、コントローラ1
3及びTOCメモリ14を経てサブコード生成回路17
で所定のフォーマットに変換後、記録信号処理回路7へ
供給して記録を行えば良い。後者の方式の場合、通常、
領域管理情報の記録領域としてTOC領域1aが使用さ
れる。
管理については、上位装置が領域管理情報そのものを小
容量情報daとして所定のブロックを割り当て、前記と
同様の動作を経て記録するか、或いは、コントローラ1
3及びTOCメモリ14を経てサブコード生成回路17
で所定のフォーマットに変換後、記録信号処理回路7へ
供給して記録を行えば良い。後者の方式の場合、通常、
領域管理情報の記録領域としてTOC領域1aが使用さ
れる。
【0060】次に、図2の例を用いて、本発明の第2モ
ードにより、静止画像情報等の主として比較的容量の大
きい大容量情報dbを記録する際の記録動作につき説明
する。なお、図2中Iはブロック構成、IIはセクタ構成
を示し、前述の如く、1ブロックのデータdgが8セク
タで構成されている。又、III は記録すべき大容量情報
dbを示している。
ードにより、静止画像情報等の主として比較的容量の大
きい大容量情報dbを記録する際の記録動作につき説明
する。なお、図2中Iはブロック構成、IIはセクタ構成
を示し、前述の如く、1ブロックのデータdgが8セク
タで構成されている。又、III は記録すべき大容量情報
dbを示している。
【0061】まず、上位装置によりインターフェース1
8を介して与えられる指定ブロック番号のブロックから
の記録指令に対し、コントローラ13は実際の物理セク
タ番号に変換する演算を行う。具体的に図2の例により
説明すれば、以下の通りである。
8を介して与えられる指定ブロック番号のブロックから
の記録指令に対し、コントローラ13は実際の物理セク
タ番号に変換する演算を行う。具体的に図2の例により
説明すれば、以下の通りである。
【0062】例えば、上位装置から物理セクタ番号B5
625のブロックからの記録指示があった場合は、ブロ
ック当たりのセクタ数は“8”であり、又、ブロック番
号B0のブロックの先頭セクタの物理セクタ番号は(0
1:00:00)で与えられることが予め定められてい
るので、記録を開始するブロック番号B5625のブロ
ックの先頭セクタの物理セクタ番号は、(01:00:
00)+ブロック番号(5625)×セクタ数(8)=
(01:00:00)+45000=(11:00:0
0)となり、容易にブロック番号B5625のブロック
の先頭セクタの物理セクタ番号を求めることができる。
625のブロックからの記録指示があった場合は、ブロ
ック当たりのセクタ数は“8”であり、又、ブロック番
号B0のブロックの先頭セクタの物理セクタ番号は(0
1:00:00)で与えられることが予め定められてい
るので、記録を開始するブロック番号B5625のブロ
ックの先頭セクタの物理セクタ番号は、(01:00:
00)+ブロック番号(5625)×セクタ数(8)=
(01:00:00)+45000=(11:00:0
0)となり、容易にブロック番号B5625のブロック
の先頭セクタの物理セクタ番号を求めることができる。
【0063】このようにして求めた物理セクタ番号(1
1:00:00)のセクタ(図4(a))に対し、必要
なアクセス動作を実行した後、まず、切替回路19をセ
クタデータ生成回路20側に切り替え(図4(b))、
セクタデータ生成回路20から供給される付加データe
をディジタルデータhとして記録信号処理回路7に供給
することにより、ブロック番号B5625を有する先頭
のブロックにおける先頭の2セクタに前部付加データd
1(図4(d))を記録する(期間t1)。
1:00:00)のセクタ(図4(a))に対し、必要
なアクセス動作を実行した後、まず、切替回路19をセ
クタデータ生成回路20側に切り替え(図4(b))、
セクタデータ生成回路20から供給される付加データe
をディジタルデータhとして記録信号処理回路7に供給
することにより、ブロック番号B5625を有する先頭
のブロックにおける先頭の2セクタに前部付加データd
1(図4(d))を記録する(期間t1)。
【0064】次いで、切替回路19をインターフェース
18側に切り替え、上位装置から端子6及びインターフ
ェース18を介してディジタルデータfとして供給され
る大容量情報dbをディジタルデータhとして記録信号
処理回路7に供給することにより、ブロック番号B56
25の残りのセクタに静止画像情報等の大容量情報db
(図4(c))を記録する(期間t2)。
18側に切り替え、上位装置から端子6及びインターフ
ェース18を介してディジタルデータfとして供給され
る大容量情報dbをディジタルデータhとして記録信号
処理回路7に供給することにより、ブロック番号B56
25の残りのセクタに静止画像情報等の大容量情報db
(図4(c))を記録する(期間t2)。
【0065】以下、後続のブロック番号B5626のブ
ロック以降に連続的に大容量情報dbを記録し(期間t
3)、データ長に応じて、例えば、ブロック番号B68
95のブロックまで記録を継続する(期間t3)。
ロック以降に連続的に大容量情報dbを記録し(期間t
3)、データ長に応じて、例えば、ブロック番号B68
95のブロックまで記録を継続する(期間t3)。
【0066】そして、大容量情報dbの記録が終了する
と、切替回路19をセクタデータ生成回路20側に切り
替えて、例えば、ブロック番号B6895のブロックの
末尾の2セクタに後部付加データd2を記録する(期間
t5)。
と、切替回路19をセクタデータ生成回路20側に切り
替えて、例えば、ブロック番号B6895のブロックの
末尾の2セクタに後部付加データd2を記録する(期間
t5)。
【0067】この場合、大容量情報dbが末尾のブロッ
クの6セクタ目で終了しているので、後部付加データd
2が末尾のブロックの最後の2セクタに記録されている
が、大容量情報dbが末尾のブロックの5セクタ目以前
で終了している場合も、それに続いて後部付加データd
2が記録されていれば良い。
クの6セクタ目で終了しているので、後部付加データd
2が末尾のブロックの最後の2セクタに記録されている
が、大容量情報dbが末尾のブロックの5セクタ目以前
で終了している場合も、それに続いて後部付加データd
2が記録されていれば良い。
【0068】なお、上記のように記録した大容量情報d
bの領域管理については、上位装置からの指示により、
領域管理情報としてコントローラ13及びTOCメモリ
14を経てサブコード生成回路17で所定のフォーマッ
トに変換後、記録信号処理回路7へ供給されて記録が行
われる。この場合は、領域管理情報の記録領域として、
TOC領域1aが使用される。
bの領域管理については、上位装置からの指示により、
領域管理情報としてコントローラ13及びTOCメモリ
14を経てサブコード生成回路17で所定のフォーマッ
トに変換後、記録信号処理回路7へ供給されて記録が行
われる。この場合は、領域管理情報の記録領域として、
TOC領域1aが使用される。
【0069】以上のようにして記録された小容量情報d
a又は大容量情報dbの再生は、上位装置からの再生指
令及び再生を行うべき領域のブロック番号がインターフ
ェース18を介してコントローラ13に送られることに
より、前述の記録時と同様に物理セクタ番号への変換を
行った後、必要なアクセス動作を経て実施される。
a又は大容量情報dbの再生は、上位装置からの再生指
令及び再生を行うべき領域のブロック番号がインターフ
ェース18を介してコントローラ13に送られることに
より、前述の記録時と同様に物理セクタ番号への変換を
行った後、必要なアクセス動作を経て実施される。
【0070】再生情報が小容量情報daである場合は、
図1の例で説明すれば、光ヘッド4からの再生信号が再
生アンプ10で増幅され、再生信号処理回路15で再生
信号中の光磁気信号成分に対しEFM復調が行われ、更
に、エラー検出訂正用パリティを用いたエラー検出訂正
処理が行われる。
図1の例で説明すれば、光ヘッド4からの再生信号が再
生アンプ10で増幅され、再生信号処理回路15で再生
信号中の光磁気信号成分に対しEFM復調が行われ、更
に、エラー検出訂正用パリティを用いたエラー検出訂正
処理が行われる。
【0071】ここでのエラー検出訂正動作では、図1に
おける前部付加セクタに記録された前部付加データd1
及び後部付加セクタに記録された後部付加データd2の
付加データeをも使用して有効セクタddの再生処理が
行われる。そして、再生処理済の信号データの内、有効
セクタddに相当する4セクタの分割データD1、D2
…のみが各ブロック毎にインターフェース18を介して
上位装置へ出力されるようになっている。
おける前部付加セクタに記録された前部付加データd1
及び後部付加セクタに記録された後部付加データd2の
付加データeをも使用して有効セクタddの再生処理が
行われる。そして、再生処理済の信号データの内、有効
セクタddに相当する4セクタの分割データD1、D2
…のみが各ブロック毎にインターフェース18を介して
上位装置へ出力されるようになっている。
【0072】又、再生情報が大容量情報dbである場合
は、図2の例で説明すれば、光ヘッド4からの再生信号
が再生アンプ10で再生され、再生信号処理回路15で
再生信号中の光磁気信号成分に対しEFM復調が行わ
れ、更に、エラー検出訂正用パリティを用いたエラー検
出訂正処理が行われた後、インターフェース18及び端
子6を介して上位装置に出力される。
は、図2の例で説明すれば、光ヘッド4からの再生信号
が再生アンプ10で再生され、再生信号処理回路15で
再生信号中の光磁気信号成分に対しEFM復調が行わ
れ、更に、エラー検出訂正用パリティを用いたエラー検
出訂正処理が行われた後、インターフェース18及び端
子6を介して上位装置に出力される。
【0073】この場合、大容量情報dbの前部及び後部
に前部付加データd1と後部付加データd2が付加され
ているので、大容量情報dbの冒頭及び末尾の部分でエ
ラーが生じた場合にも検出及び訂正が確実に行われる。
に前部付加データd1と後部付加データd2が付加され
ているので、大容量情報dbの冒頭及び末尾の部分でエ
ラーが生じた場合にも検出及び訂正が確実に行われる。
【0074】以上のように、比較的容量の小さい小容量
情報daを記録する際には、第1モードを選択して各ブ
ロック毎に前部付加データd1と後部付加データd2と
を付加して記録を行うことにより、書替時にはブロック
単位で情報の書替を行うことができるので、情報の管理
が容易になる。
情報daを記録する際には、第1モードを選択して各ブ
ロック毎に前部付加データd1と後部付加データd2と
を付加して記録を行うことにより、書替時にはブロック
単位で情報の書替を行うことができるので、情報の管理
が容易になる。
【0075】又、この場合、1個又は少数個のブロック
で記録が終了する小容量情報dbであるから、各ブロッ
ク毎に前部付加データd1及び後部付加データd2を付
加しても、光磁気ディスク1の記録領域の利用効率はさ
ほど低下せず、データの転送効率も良好なものとなる。
で記録が終了する小容量情報dbであるから、各ブロッ
ク毎に前部付加データd1及び後部付加データd2を付
加しても、光磁気ディスク1の記録領域の利用効率はさ
ほど低下せず、データの転送効率も良好なものとなる。
【0076】一方、比較的容量の大きい大容量情報db
を記録する際には、第2モードを選択して先頭及び末尾
のブロックのみに前部付加データd1と後部付加データ
d2を付加するようにしたので、光磁気ディスク1の利
用効率及び転送効率を確保することができる。
を記録する際には、第2モードを選択して先頭及び末尾
のブロックのみに前部付加データd1と後部付加データ
d2を付加するようにしたので、光磁気ディスク1の利
用効率及び転送効率を確保することができる。
【0077】この場合、大容量情報dbのデータ長が一
定であれば、書替時に従前に大容量情報dbが記録され
ていたブロック位置に書き替えるようにすれば、大容量
情報dbの書替時のアドレス管理が用意になるので、第
2モードは特にデータ長が一定の大容量情報dbに好適
である。なお、比較的容量の大きい情報であっても、デ
ータ長が一定でないものは、第1モードで記録するよう
にしても良い。
定であれば、書替時に従前に大容量情報dbが記録され
ていたブロック位置に書き替えるようにすれば、大容量
情報dbの書替時のアドレス管理が用意になるので、第
2モードは特にデータ長が一定の大容量情報dbに好適
である。なお、比較的容量の大きい情報であっても、デ
ータ長が一定でないものは、第1モードで記録するよう
にしても良い。
【0078】また、他の記録媒体に記録する情報のバッ
クアップ用として本情報記録再生装置により光磁気ディ
スク1に記録を行う場合、バックアップ用途であれば、
書替頻度は低いので、記録領域の利用効率の高い第2モ
ードで記録するのが好ましい。
クアップ用として本情報記録再生装置により光磁気ディ
スク1に記録を行う場合、バックアップ用途であれば、
書替頻度は低いので、記録領域の利用効率の高い第2モ
ードで記録するのが好ましい。
【0079】なお、光磁気ディスク1に記録を開始する
に先立って、第1・第2の各モードでそれぞれ記録が行
われる領域、ブロック当たりのセクタ数等が上位装置に
より与えられて光磁気ディスク1の所定領域に登録する
ことができる。
に先立って、第1・第2の各モードでそれぞれ記録が行
われる領域、ブロック当たりのセクタ数等が上位装置に
より与えられて光磁気ディスク1の所定領域に登録する
ことができる。
【0080】又、上記のように、予め各モード用の領域
を光磁気ディスク1上で個別して設定して置く代わり
に、各情報がいずれのモードで記録されているかの識別
符号を付すようにして、第1・第2モードによる記録情
報を光磁気ディスク1上で混在させても良い。
を光磁気ディスク1上で個別して設定して置く代わり
に、各情報がいずれのモードで記録されているかの識別
符号を付すようにして、第1・第2モードによる記録情
報を光磁気ディスク1上で混在させても良い。
【0081】上記の実施例では1ブロックを8セクタで
構成したが、これは説明の便宜上使用した数値であっ
て、必要に応じてブロックサイズを種々に変更すること
ができる。
構成したが、これは説明の便宜上使用した数値であっ
て、必要に応じてブロックサイズを種々に変更すること
ができる。
【0082】又、絶対アドレスは、事前記録されて認識
可能な情報であれば、例えば、ピット形式等、いかなる
形態のものであっても良い。
可能な情報であれば、例えば、ピット形式等、いかなる
形態のものであっても良い。
【0083】更に、上記実施例では光磁気方式によるデ
ィスク状の記録媒体を用いて説明したが、他の書替可能
型記録媒体は勿論のこと、一度だけ記録が可能な追記型
記録媒体にも適用可能である。追記型記録媒体として、
例えばTeOX 、TeCや有機色素膜等が挙げられる。
また、記録媒体形状については、上記実施例で示したデ
ィスク形態に限らず、テープ状もしくはカード状の記録
媒体であっても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で実
施可能である。
ィスク状の記録媒体を用いて説明したが、他の書替可能
型記録媒体は勿論のこと、一度だけ記録が可能な追記型
記録媒体にも適用可能である。追記型記録媒体として、
例えばTeOX 、TeCや有機色素膜等が挙げられる。
また、記録媒体形状については、上記実施例で示したデ
ィスク形態に限らず、テープ状もしくはカード状の記録
媒体であっても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で実
施可能である。
【0084】
【発明の効果】本発明の情報記録再生装置は、以上のよ
うに、事前に記録されたアドレスにより記録領域の物理
セクタ番号が与えられる記録可能型記録媒体に、非完結
型インタリーブを用いて情報の記録再生を行う情報記録
再生装置において、所定数n個の有効セクタ毎にその前
部にn1個の前部付加セクタ、後部にn2個の後部付加
セクタを設定した(n+n1+n2)個のセクタにより
構成されるブロックを単位として、記録すべき情報をブ
ロック1個または少数個に分割し、各ブロックの有効セ
クタの情報に対しそのブロックの前部付加セクタに記録
する前部付加データと後部付加セクタに記録する後部付
加データとを生成・付加して上記情報を記録する第1モ
ードと、それぞれ(n+n1+n2)個のセクタにより
構成されるブロックの多数にわたって記録すべき情報を
連続的に記録し、かつ、記録される情報の先頭のブロッ
クにおける前部のn1個のセクタのみに前部付加データ
を付加するとともに、末尾のブロックにおける後部のn
2個のセクタのみに後部付加データを付加する第2モー
ドとのいずれかのモードにより情報の記録を行う記録手
段を備え、記録される情報の容量に応じてモード選択す
る構成である。
うに、事前に記録されたアドレスにより記録領域の物理
セクタ番号が与えられる記録可能型記録媒体に、非完結
型インタリーブを用いて情報の記録再生を行う情報記録
再生装置において、所定数n個の有効セクタ毎にその前
部にn1個の前部付加セクタ、後部にn2個の後部付加
セクタを設定した(n+n1+n2)個のセクタにより
構成されるブロックを単位として、記録すべき情報をブ
ロック1個または少数個に分割し、各ブロックの有効セ
クタの情報に対しそのブロックの前部付加セクタに記録
する前部付加データと後部付加セクタに記録する後部付
加データとを生成・付加して上記情報を記録する第1モ
ードと、それぞれ(n+n1+n2)個のセクタにより
構成されるブロックの多数にわたって記録すべき情報を
連続的に記録し、かつ、記録される情報の先頭のブロッ
クにおける前部のn1個のセクタのみに前部付加データ
を付加するとともに、末尾のブロックにおける後部のn
2個のセクタのみに後部付加データを付加する第2モー
ドとのいずれかのモードにより情報の記録を行う記録手
段を備え、記録される情報の容量に応じてモード選択す
る構成である。
【0085】これにより、記録すべきデータが文字情報
等の比較的小容量のものであれば、上記第1モードで記
録を行うことにより、1個又は比較的少数のブロック内
に情報を記録することができ、特に記録媒体として、書
き替え可能なものに適用した場合には、記録した情報を
ブロック単位で容易に書き替えることができる。この場
合、各ブロック毎に前部付加データ及び後部付加データ
を付加することにより、再生エラーの検出・訂正が行え
るとともに、データ容量が比較的小さいので、ブロック
毎に前部付加データ及び後部付加データを付加すること
による書替可能型記録媒体の利用効率の低下は僅かなも
のである。
等の比較的小容量のものであれば、上記第1モードで記
録を行うことにより、1個又は比較的少数のブロック内
に情報を記録することができ、特に記録媒体として、書
き替え可能なものに適用した場合には、記録した情報を
ブロック単位で容易に書き替えることができる。この場
合、各ブロック毎に前部付加データ及び後部付加データ
を付加することにより、再生エラーの検出・訂正が行え
るとともに、データ容量が比較的小さいので、ブロック
毎に前部付加データ及び後部付加データを付加すること
による書替可能型記録媒体の利用効率の低下は僅かなも
のである。
【0086】一方、記録すべきデータが多数のブロック
に及ぶような大容量のものであれば、上記第2モードで
記録を行うことにより、先頭及び末尾のブロックに所定
数の前部付加データ及び後部付加データを付加するのみ
で、他のブロックには所定の情報のみを連続的に記録す
ることになるので、大容量データを記録する際の記録可
能型記録媒体の利用効率を高めることができる。
に及ぶような大容量のものであれば、上記第2モードで
記録を行うことにより、先頭及び末尾のブロックに所定
数の前部付加データ及び後部付加データを付加するのみ
で、他のブロックには所定の情報のみを連続的に記録す
ることになるので、大容量データを記録する際の記録可
能型記録媒体の利用効率を高めることができる。
【0087】この場合、先頭と末尾のブロック以外のブ
ロックには付加データが記録されないが、隣接するブロ
ック間で非完結型インタリーブによりエラー訂正の連関
性が連続的に与えられているので、再生エラーは確実に
検出・訂正される。
ロックには付加データが記録されないが、隣接するブロ
ック間で非完結型インタリーブによりエラー訂正の連関
性が連続的に与えられているので、再生エラーは確実に
検出・訂正される。
【0088】上記の第2モードは、静止画像データ等の
比較的容量が大きく、かつ、データ長が一定のデータに
特に好適である。特に、記録媒体として書き替え可能な
ものを用いた場合には、大容量でデータ長の一定のデー
タを第2モードで記録すると、書替を行う際に、従前の
静止画像データ等の記録ブロック群に差替え形式で書き
込めば、大容量情報の書替時のアドレス管理が容易にな
る。
比較的容量が大きく、かつ、データ長が一定のデータに
特に好適である。特に、記録媒体として書き替え可能な
ものを用いた場合には、大容量でデータ長の一定のデー
タを第2モードで記録すると、書替を行う際に、従前の
静止画像データ等の記録ブロック群に差替え形式で書き
込めば、大容量情報の書替時のアドレス管理が容易にな
る。
【0089】なお、比較的大容量のデータであってもデ
ータ長の一定でないもの等は第1モードで記録するよう
にしても差支えない。
ータ長の一定でないもの等は第1モードで記録するよう
にしても差支えない。
【図1】小容量情報を記録する場合の本発明に係るブロ
ック番号、物理セクタ番号及び記録情報の関係を示す説
明図である。
ック番号、物理セクタ番号及び記録情報の関係を示す説
明図である。
【図2】大容量情報を記録する場合の本発明に係るブロ
ック番号、物理セクタ番号及び記録情報の関係を示す説
明図である。
ック番号、物理セクタ番号及び記録情報の関係を示す説
明図である。
【図3】小容量情報を記録する場合の本発明に係る情報
の流れを示すタイムチャートである。
の流れを示すタイムチャートである。
【図4】大容量情報を記録する場合の本発明に係る情報
の流れを示すタイムチャートである。
の流れを示すタイムチャートである。
【図5】本発明の情報記録再生装置のブロック構成図で
ある。
ある。
【図6】本発明の光磁気ディスクの概略平面図である。
【図7】図6に示す光磁気ディスクの拡大平面図であ
る。
る。
【図8】従来のコンパクトディスクの概略平面図であ
る。
る。
【図9】従来のコンパクトディスクのフレーム信号フォ
ーマットを示す模式図である。
ーマットを示す模式図である。
【図10】従来のコンパクトディスクのセクタフォーマ
ットを示す模式図である。
ットを示す模式図である。
1 光磁気ディスク(記録可能型記録媒体) 4 光ヘッド(記録手段) 5 コイル(記録手段) d1 前部付加データ d2 後部付加データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥村 和明 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (72)発明者 寺島 重男 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−285778(JP,A) 特開 平1−86371(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】 事前に記録されたアドレスにより記録領
域の物理セクタ番号が与えられる記録可能型記録媒体
に、非完結型インタリーブを用いて情報の記録再生を行
う情報記録再生装置において、 所定数n個の有効セクタ毎にその前部にn1個の前部付
加セクタ、後部にn2個の後部付加セクタを設定した
(n+n1+n2)個のセクタにより構成されるブロッ
クを単位として、記録すべき情報をブロック1個または
少数個に分割し、各ブロックの有効セクタの情報に対し
そのブロックの前部付加セクタに記録する前部付加デー
タと後部付加セクタに記録する後部付加データとを生成
・付加して上記情報を記録する第1モードと、それぞれ
(n+n1+n2)個のセクタにより構成されるブロッ
クの多数にわたって記録すべき情報を連続的に記録し、
かつ、記録される情報の先頭のブロックにおける前部の
n1個のセクタのみに前部付加データを付加するととも
に、末尾のブロックにおける後部のn2個のセクタのみ
に後部付加データを付加する第2モードとのいずれかの
モードにより情報の記録を行う記録手段を備え、記録さ
れる情報の容量に応じてモード選択することを特徴とす
る情報記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3051644A JP3058467B2 (ja) | 1990-03-30 | 1991-03-15 | 情報記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8702490 | 1990-03-30 | ||
JP2-87024 | 1990-03-30 | ||
JP3051644A JP3058467B2 (ja) | 1990-03-30 | 1991-03-15 | 情報記録再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04212761A JPH04212761A (ja) | 1992-08-04 |
JP3058467B2 true JP3058467B2 (ja) | 2000-07-04 |
Family
ID=26392194
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3051644A Expired - Fee Related JP3058467B2 (ja) | 1990-03-30 | 1991-03-15 | 情報記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3058467B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000251405A (ja) * | 1999-02-26 | 2000-09-14 | Sanyo Electric Co Ltd | ディスク記録装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2730892B2 (ja) * | 1987-05-19 | 1998-03-25 | パイオニア株式会社 | ディスク記録方法 |
JP2945007B2 (ja) * | 1987-09-29 | 1999-09-06 | ソニー株式会社 | データ伝送方法 |
-
1991
- 1991-03-15 JP JP3051644A patent/JP3058467B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04212761A (ja) | 1992-08-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080421 Year of fee payment: 8 |
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