JP2583634B2 - 情報記録再生装置 - Google Patents
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- JP2583634B2 JP2583634B2 JP2089738A JP8973890A JP2583634B2 JP 2583634 B2 JP2583634 B2 JP 2583634B2 JP 2089738 A JP2089738 A JP 2089738A JP 8973890 A JP8973890 A JP 8973890A JP 2583634 B2 JP2583634 B2 JP 2583634B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、記録情報の書き換え可能な記録媒体を用い
て情報の記録再生を行う情報記録再生装置に関するもの
である。
て情報の記録再生を行う情報記録再生装置に関するもの
である。
従来、音楽情報等の連続情報が光学的に検出可能な微
小ピットによりディジタル信号として記録された、いわ
ゆる、コンパクトディスク(以下、CDと呼ぶ)が広く使
用されている。このCDは再生専用の光ディスク再生装置
により再生が行われるようになっている。
小ピットによりディジタル信号として記録された、いわ
ゆる、コンパクトディスク(以下、CDと呼ぶ)が広く使
用されている。このCDは再生専用の光ディスク再生装置
により再生が行われるようになっている。
第7図及び第8図は、CDで用いられる信号フォーマッ
トを説明するための略図である。第7図に示すように記
録信号の1つのフレーム8aは、その先頭を示すフレーム
同期信号8bと、データの付加情報を示すサブコード8c
(詳細後述)と、主情報である24バイトデータにエラー
検出訂正用パリティ符号を付加したデータフィールド8d
により構成される。なお、データフィールド8dは後述す
るCIRC(Cross Interleaved Reed Solomon Code)と呼
ばれる非完結型インターリーブを組み合わせたエラー検
出訂正方式で構成される。
トを説明するための略図である。第7図に示すように記
録信号の1つのフレーム8aは、その先頭を示すフレーム
同期信号8bと、データの付加情報を示すサブコード8c
(詳細後述)と、主情報である24バイトデータにエラー
検出訂正用パリティ符号を付加したデータフィールド8d
により構成される。なお、データフィールド8dは後述す
るCIRC(Cross Interleaved Reed Solomon Code)と呼
ばれる非完結型インターリーブを組み合わせたエラー検
出訂正方式で構成される。
また、1つのサブコーティングフレーム9a(以下、セ
クタと呼ぶ)は、第8図に示すように、98個の上記フレ
ーム8aで構成され、98個の上記サブコード8cからなるサ
ブコーティングブロック9cにより、トラック番号(主情
報が音楽情報の場合は曲番号と呼ばれる)及びディスク
上の絶対アドレス情報等が示される。また、フレーム同
期信号9bは98個のフレーム同期信号8bからなるブロック
であり、データフィールド9dは98個のデータフィールド
8dからなるブロックである。
クタと呼ぶ)は、第8図に示すように、98個の上記フレ
ーム8aで構成され、98個の上記サブコード8cからなるサ
ブコーティングブロック9cにより、トラック番号(主情
報が音楽情報の場合は曲番号と呼ばれる)及びディスク
上の絶対アドレス情報等が示される。また、フレーム同
期信号9bは98個のフレーム同期信号8bからなるブロック
であり、データフィールド9dは98個のデータフィールド
8dからなるブロックである。
上記セクタ長は13.3msであるので、75のセクタで1秒
となり、セクタ番号は分:秒:フレームの情報(フレー
ムは75進)として、ディスクの最内周より順次増加する
連続した時間情報をなしている。
となり、セクタ番号は分:秒:フレームの情報(フレー
ムは75進)として、ディスクの最内周より順次増加する
連続した時間情報をなしている。
CDにおけるディスク上の領域配置を第6図に示す。デ
ィスク7aは、音楽情報等の主情報及び上記サブコード8c
によるセクタ番号が含まれる主情報記録領域7cと、上記
主情報記録領域7cに記録された各々の主情報に関する付
加情報、例えばトラック番号及び上記トラックの記録開
始セクタ番号等がサブコード8cで示されるTOC(Table o
f Contents)領域7bとから構成されている。
ィスク7aは、音楽情報等の主情報及び上記サブコード8c
によるセクタ番号が含まれる主情報記録領域7cと、上記
主情報記録領域7cに記録された各々の主情報に関する付
加情報、例えばトラック番号及び上記トラックの記録開
始セクタ番号等がサブコード8cで示されるTOC(Table o
f Contents)領域7bとから構成されている。
上記フォーマットにより、CDプレーヤにおいてはディ
スク7aの装填時に上記TOC領域7bのサブコード情報を読
み出すことにより、各々の主情報の数(音楽情報の場
合、曲数に相当)及びその記録開始位置のセクタ番号を
認知し、以後の再生指示に対して所望のトラックの再生
が、TOC領域7bの情報と、主情報記録領域7cのサブコー
ド8c(第7図)によるセクタ番号の照合を行うことによ
り、アクセス動作を伴って速やかに実行される。
スク7aの装填時に上記TOC領域7bのサブコード情報を読
み出すことにより、各々の主情報の数(音楽情報の場
合、曲数に相当)及びその記録開始位置のセクタ番号を
認知し、以後の再生指示に対して所望のトラックの再生
が、TOC領域7bの情報と、主情報記録領域7cのサブコー
ド8c(第7図)によるセクタ番号の照合を行うことによ
り、アクセス動作を伴って速やかに実行される。
このCDは記録時に線速度一定、いわゆるCLV(Constan
t Linear Velocity)方式で記録されているため、記録
密度がディスク上のどの位置でも一定であり、記録容量
の向上を達成している。実際のCDプレーヤにおいては、
上記信号フォーマットでCLV記録されたCDの再生信号、
例えばフレーム同期信号8bの間隔が基準長となるよう、
ディスク7aの回転制御を行うことにより、CLV制御が実
行される。
t Linear Velocity)方式で記録されているため、記録
密度がディスク上のどの位置でも一定であり、記録容量
の向上を達成している。実際のCDプレーヤにおいては、
上記信号フォーマットでCLV記録されたCDの再生信号、
例えばフレーム同期信号8bの間隔が基準長となるよう、
ディスク7aの回転制御を行うことにより、CLV制御が実
行される。
一方、近年開発が進められている光磁気ディスク等の
書き換え可能型のディスクに音楽情報やコンピュータ情
報等の各種情報を記録して使用する際に、従来のCDやCD
−ROMとの間で再生方式を共通化し、互換性を有する書
き換え可能型記録媒体とすることが望ましい。
書き換え可能型のディスクに音楽情報やコンピュータ情
報等の各種情報を記録して使用する際に、従来のCDやCD
−ROMとの間で再生方式を共通化し、互換性を有する書
き換え可能型記録媒体とすることが望ましい。
この場合、特に情報の記録を行っていない初期ディス
クにおいては、上記CDの信号フォーマットによるサブコ
ード8c(第7図)を用いた絶対アドレス情報及びCLV制
御に用いていたフレーム同期信号8b等が一切存在しない
ため、記録に先立った任意セクタ位置へのアクセス動作
及び、記録中にも必要なCLV制御が行えなくなる。
クにおいては、上記CDの信号フォーマットによるサブコ
ード8c(第7図)を用いた絶対アドレス情報及びCLV制
御に用いていたフレーム同期信号8b等が一切存在しない
ため、記録に先立った任意セクタ位置へのアクセス動作
及び、記録中にも必要なCLV制御が行えなくなる。
そこで、前記サブコード8cによる絶対アドレス情報と
等価な絶対アドレスの記録方式として、特開平1−3963
2号公報に開示されているように、絶対アドレスをバイ
フェーズマーク変調後、各ビットが“1"か“0"かに応じ
て光ディスクの案内溝をディスク半径方向の内側又は外
側に偏らせるか又は案内溝の幅を変更するようにしたも
のが提案されている。
等価な絶対アドレスの記録方式として、特開平1−3963
2号公報に開示されているように、絶対アドレスをバイ
フェーズマーク変調後、各ビットが“1"か“0"かに応じ
て光ディスクの案内溝をディスク半径方向の内側又は外
側に偏らせるか又は案内溝の幅を変更するようにしたも
のが提案されている。
その場合、バイフェーズマーク変調による絶対アドレ
スの周波数帯域と、EFM(Eight to Fourteen Modulatio
n)による記録情報の周波数帯域とを相違させておけ
ば、両者を互いに分離して再生することが可能であり、
記録情報がない領域に対しても案内溝を用いた上記絶対
アドレスを用いてアクセス動作が可能である。また、CL
V制御についても上記絶対アドレスの再生キャリア成分
を用いることにより、正確なCLV制御が可能であり、記
録中においても同様に実施可能である。
スの周波数帯域と、EFM(Eight to Fourteen Modulatio
n)による記録情報の周波数帯域とを相違させておけ
ば、両者を互いに分離して再生することが可能であり、
記録情報がない領域に対しても案内溝を用いた上記絶対
アドレスを用いてアクセス動作が可能である。また、CL
V制御についても上記絶対アドレスの再生キャリア成分
を用いることにより、正確なCLV制御が可能であり、記
録中においても同様に実施可能である。
ところが、上記従来の構成では、情報の書き換えを行
おうとすると、前記CIRCによる非完結型インターリーブ
によって目的の物理セクタ位置の情報が実際のディスク
上では前後のセクタに分散してしまうため、所望のセク
タのみの書き換えが困難となる(特開平1−55787号公
報参照)。
おうとすると、前記CIRCによる非完結型インターリーブ
によって目的の物理セクタ位置の情報が実際のディスク
上では前後のセクタに分散してしまうため、所望のセク
タのみの書き換えが困難となる(特開平1−55787号公
報参照)。
また,CDフォーマットによれば、記録情報はすべて連
続しているが、書き換えを行えば、記録の開始点及び終
了点では多数のデータ誤りが発生してしまう。これは、
情報記録位置の最小アクセス単位がセクタであるから、
情報の書き換えを行ったセクタの前後にユーザーが利用
不可能なセクタが存在することになり、ディスクの利用
率を低下させる。例えば、CDフォーマットの場合、CIRC
本来の訂正能力を実現しようとすると、非完結型インタ
ーリーブによる符号伝播長は105フレーム必要であるか
ら、98フレームで構成されるセクタに対し、前後に2セ
クタの付加セクタを設けることが望ましい。また、前部
の付加セクタは再記録開始点からPLL(Phase Locked Lo
op)引き込み領域としても必要である。
続しているが、書き換えを行えば、記録の開始点及び終
了点では多数のデータ誤りが発生してしまう。これは、
情報記録位置の最小アクセス単位がセクタであるから、
情報の書き換えを行ったセクタの前後にユーザーが利用
不可能なセクタが存在することになり、ディスクの利用
率を低下させる。例えば、CDフォーマットの場合、CIRC
本来の訂正能力を実現しようとすると、非完結型インタ
ーリーブによる符号伝播長は105フレーム必要であるか
ら、98フレームで構成されるセクタに対し、前後に2セ
クタの付加セクタを設けることが望ましい。また、前部
の付加セクタは再記録開始点からPLL(Phase Locked Lo
op)引き込み領域としても必要である。
そこで、ディスクの利用率を向上させるために、1回
当たりの最小情報書き換えサイズ(以下、ブロックと呼
ぶ)、すなわち1ブロック当たりのセクタ数を大きくす
ることが考えられる。そうすれば、利用率は向上し、CD
本来の利用率に近づくことになる。しかし、いたずらに
大きなブロックはデータ量の少ない情報用途には不向き
であり、不要な記録時間も所要してしまう。
当たりの最小情報書き換えサイズ(以下、ブロックと呼
ぶ)、すなわち1ブロック当たりのセクタ数を大きくす
ることが考えられる。そうすれば、利用率は向上し、CD
本来の利用率に近づくことになる。しかし、いたずらに
大きなブロックはデータ量の少ない情報用途には不向き
であり、不要な記録時間も所要してしまう。
この対策としては、上記ブロックの集合としてのユニ
ットを複数配置して、各ユニットのブロックのサイズ
(ブロック当たりのセクタ数)が異なるようにして、デ
ータ量に応じて所定ユニットのブロックを選択して記録
することが考えられる。
ットを複数配置して、各ユニットのブロックのサイズ
(ブロック当たりのセクタ数)が異なるようにして、デ
ータ量に応じて所定ユニットのブロックを選択して記録
することが考えられる。
しかし、この場合も、ユニット内のファイブ管理をユ
ニット毎に行おうとすると、例えばディレクトリ等の小
容量のファイル管理情報を記録するために、ブロックサ
イズの大小に係わらず、ユニット毎に少なくとも1つの
ブロックが必要となり、ディスクの利用率及び記録再生
等の処理速度の面で問題点を有している。
ニット毎に行おうとすると、例えばディレクトリ等の小
容量のファイル管理情報を記録するために、ブロックサ
イズの大小に係わらず、ユニット毎に少なくとも1つの
ブロックが必要となり、ディスクの利用率及び記録再生
等の処理速度の面で問題点を有している。
本発明に係る情報記録再生装置は、上記の課題を解決
するために、事前に記録されている絶対アドレス情報に
より記録領域としての各セクタを識別する物理セクタ番
号が与えられ、所定数のセクタからなるブロックを最小
単位として情報の記録・再生が行われる書き換え可能な
記録媒体を用いて情報の記録・再生を行う情報記録再生
装置であって、上記ブロックの集合であるユニットを複
数配置して、各ユニットの記録媒体上の配置情報と各ユ
ニットのブロック当たりのセクタ数情報とを記録媒体上
の所定のユニット情報記録領域に記録するとともに、フ
ァイルを記録するユニットとは別にファイル管理情報を
記録するユニットを設けてファイル管理を行う処理部が
備えられていることを特徴としている。
するために、事前に記録されている絶対アドレス情報に
より記録領域としての各セクタを識別する物理セクタ番
号が与えられ、所定数のセクタからなるブロックを最小
単位として情報の記録・再生が行われる書き換え可能な
記録媒体を用いて情報の記録・再生を行う情報記録再生
装置であって、上記ブロックの集合であるユニットを複
数配置して、各ユニットの記録媒体上の配置情報と各ユ
ニットのブロック当たりのセクタ数情報とを記録媒体上
の所定のユニット情報記録領域に記録するとともに、フ
ァイルを記録するユニットとは別にファイル管理情報を
記録するユニットを設けてファイル管理を行う処理部が
備えられていることを特徴としている。
上記の構成によれば、ブロックの集合であるユニット
を複数配置して、各ユニットの記録媒体上の各配置情報
と各ユニットのブロック当たりのセクタ数情報とを記録
媒体上の所定のユニット情報記録領域に記録するととも
に、ファイルを記録するユニットとは別にファイル管理
情報を記録するユニットを設けてファイル管理を行う処
理部を備えたので、1つの記録媒体にセクタ数の異なる
ブロックを配置することが可能になる。これにより、多
種多様な情報の各々のデータ長に応じて、最適なセクタ
数からなるブロックを割り当てることが可能となり、記
録媒体の記録領域をあまり無駄にすることなく効率的に
利用できるようになる。しかも、全ユニットのファイル
管理情報を記録するためのユニットを設けたので、ファ
イル管理情報を記録するために最適なセクタ数からなる
ブロックを割り当てることが可能となり、記録媒体の利
用率だけでなく、データの平均記録再生速度を向上させ
ることができる。
を複数配置して、各ユニットの記録媒体上の各配置情報
と各ユニットのブロック当たりのセクタ数情報とを記録
媒体上の所定のユニット情報記録領域に記録するととも
に、ファイルを記録するユニットとは別にファイル管理
情報を記録するユニットを設けてファイル管理を行う処
理部を備えたので、1つの記録媒体にセクタ数の異なる
ブロックを配置することが可能になる。これにより、多
種多様な情報の各々のデータ長に応じて、最適なセクタ
数からなるブロックを割り当てることが可能となり、記
録媒体の記録領域をあまり無駄にすることなく効率的に
利用できるようになる。しかも、全ユニットのファイル
管理情報を記録するためのユニットを設けたので、ファ
イル管理情報を記録するために最適なセクタ数からなる
ブロックを割り当てることが可能となり、記録媒体の利
用率だけでなく、データの平均記録再生速度を向上させ
ることができる。
本発明の一実施例を第1図乃至第5図に基づいて説明
すれば、以下のとおりである。
すれば、以下のとおりである。
第3図に示すように、書き換え可能型の記録媒体とし
ての光磁気ディスク1には、その内周側端部にTOC(Tab
le of Contents)領域1aが設けられると共に、TOC領域1
aの外側の大部分の領域が情報記録領域1bとされてい
る。情報記録領域1bには、音楽情報の他、文字・画像・
コードデータ等の各種情報が記録される一方、TOC領域1
aには、情報記録領域1bに記録された各情報に関する付
加情報、例えば、各情報領域毎の開始位置及び終了位置
が記録されるようになっている。
ての光磁気ディスク1には、その内周側端部にTOC(Tab
le of Contents)領域1aが設けられると共に、TOC領域1
aの外側の大部分の領域が情報記録領域1bとされてい
る。情報記録領域1bには、音楽情報の他、文字・画像・
コードデータ等の各種情報が記録される一方、TOC領域1
aには、情報記録領域1bに記録された各情報に関する付
加情報、例えば、各情報領域毎の開始位置及び終了位置
が記録されるようになっている。
光磁気ディスク1のTOC領域1a及び情報記録領域1bに
は、第3図の部分拡大図である第4図に示すように、予
めらせん状の案内溝2・2…(便宜上、ハッチングで示
す)がディスク半径方向に所定の間隔を隔てて形成され
ている。そして、光磁気ディスク1上の絶対アドレス
が、バイフェーズマーク変調された後、“1"であるか、
あるいは“0"であるかに対応して、案内溝2・2…が光
磁気ディスク1の半径方向の内側又は外側に偏らされて
いる。なお、上記の絶対アドレスが光磁気ディスク1上
の位置を表すと共に、回転制御情報としての事前記録情
報となる。また、ここでの絶対アドレスは、CD(コンパ
クトディスク)フォーマットにおける1セクタと対応し
ているため、以下、物理セクタ番号とも呼ぶことにす
る。
は、第3図の部分拡大図である第4図に示すように、予
めらせん状の案内溝2・2…(便宜上、ハッチングで示
す)がディスク半径方向に所定の間隔を隔てて形成され
ている。そして、光磁気ディスク1上の絶対アドレス
が、バイフェーズマーク変調された後、“1"であるか、
あるいは“0"であるかに対応して、案内溝2・2…が光
磁気ディスク1の半径方向の内側又は外側に偏らされて
いる。なお、上記の絶対アドレスが光磁気ディスク1上
の位置を表すと共に、回転制御情報としての事前記録情
報となる。また、ここでの絶対アドレスは、CD(コンパ
クトディスク)フォーマットにおける1セクタと対応し
ているため、以下、物理セクタ番号とも呼ぶことにす
る。
第1図に示すように、本実施例に係る光磁気ディスク
1は第3図及び第4図のディスク形態上でリング状の3
つの領域T1〜T3(ユニット)に分割されている。
1は第3図及び第4図のディスク形態上でリング状の3
つの領域T1〜T3(ユニット)に分割されている。
本実施例においては、領域T1がCDフォーマットにおけ
るトラック番号の1番、領域T2がCDフォーマットにおけ
るトラック番号の2番、領域T3がCDフォーマットにおけ
るトラック番号の3番に該当し、各々の領域は第1表に
示すように、トラック番号の1番は物理セクタ番号の
(01:23:00)より(09:22:74)を占有し、トラック番号
の2番は物理セクタ番号の(09:24:00)より(29:23:7
4)を占有し、トラック番号の3番は物理セクタ番号の
(29:25:00)より(57:24:74)を占有している。ここ
で、物理セクタ番号は、光磁気ディスク1の最内周より
順次増加する連続した時間情報、すなわち(分:秒:フ
レームの情報)として示されている。なお、セクタ長は
13.3msであるので、75のセクタで1秒となるから、フレ
ームは75進数で表されている。
るトラック番号の1番、領域T2がCDフォーマットにおけ
るトラック番号の2番、領域T3がCDフォーマットにおけ
るトラック番号の3番に該当し、各々の領域は第1表に
示すように、トラック番号の1番は物理セクタ番号の
(01:23:00)より(09:22:74)を占有し、トラック番号
の2番は物理セクタ番号の(09:24:00)より(29:23:7
4)を占有し、トラック番号の3番は物理セクタ番号の
(29:25:00)より(57:24:74)を占有している。ここ
で、物理セクタ番号は、光磁気ディスク1の最内周より
順次増加する連続した時間情報、すなわち(分:秒:フ
レームの情報)として示されている。なお、セクタ長は
13.3msであるので、75のセクタで1秒となるから、フレ
ームは75進数で表されている。
また、各トラックにおけるブロックサイズは、トラッ
ク番号の1番は8セクタ、トラック番号の2番は12セク
タ、トラック番号の3番は16セクタに割り付けられてお
り、上記第1表の内容は各領域の管理・フォーマット情
報として第1図におけるTOC領域1a(ユニット情報記録
領域)に記録されており、このTOC領域1aの内容によ
り、ディスク上の情報領域配置、及び各々領域のブロッ
クサイズ判別が可能となる。
ク番号の1番は8セクタ、トラック番号の2番は12セク
タ、トラック番号の3番は16セクタに割り付けられてお
り、上記第1表の内容は各領域の管理・フォーマット情
報として第1図におけるTOC領域1a(ユニット情報記録
領域)に記録されており、このTOC領域1aの内容によ
り、ディスク上の情報領域配置、及び各々領域のブロッ
クサイズ判別が可能となる。
第2図は、本実施例における物理セクタ番号・ブロッ
ク番号・トラック番号の関係を示す模式図であり、トラ
ック番号の1番はディスク上の物理セクタ番号の(01:2
3:00)より(09:22:74)に対応していることを示してい
る。そしてトラック番号の1番の領域T1内においてはブ
ロック当たりのセクタ数が8であるから、ブロック番号
の0番は(01:23:00)より(09:23:07)、ブロック番号
の1番は(01:23:08)より(01:23:15)に対応する。ま
た、トラック番号の1番の領域T1は(01:23:00)より
(09:22:74)までの(08:00:00)のサイズを有している
から、本トラックにおけるセクタ数は、 8×60×75=36000セクタ であり、ブロック数は、 3600/8=4500ブロック となる。したがって、本トラックにおけるブロック番号
は0番から4499番が割り当てられている。
ク番号・トラック番号の関係を示す模式図であり、トラ
ック番号の1番はディスク上の物理セクタ番号の(01:2
3:00)より(09:22:74)に対応していることを示してい
る。そしてトラック番号の1番の領域T1内においてはブ
ロック当たりのセクタ数が8であるから、ブロック番号
の0番は(01:23:00)より(09:23:07)、ブロック番号
の1番は(01:23:08)より(01:23:15)に対応する。ま
た、トラック番号の1番の領域T1は(01:23:00)より
(09:22:74)までの(08:00:00)のサイズを有している
から、本トラックにおけるセクタ数は、 8×60×75=36000セクタ であり、ブロック数は、 3600/8=4500ブロック となる。したがって、本トラックにおけるブロック番号
は0番から4499番が割り当てられている。
以下同様に、トラック番号の2番はディスク上の物理
セクタの(09:24:00)より(29:23:74)に対応している
ことを示している。そして、トラック番号の2番の領域
T2内においてはブロック当たりのセクタ数が12であるか
ら、ブロック番号の0番は(09:24:00)から(09:24:1
1)に対応する。また、トラック番号の2番の領域T2に
おけるセクタ数は、 20×60×75=90000セクタ であり、ブロック数は、 90000/12=7500ブロック となる。したがって、本トラックにおけるブロック番号
は0番から7499番が割り当てられている。
セクタの(09:24:00)より(29:23:74)に対応している
ことを示している。そして、トラック番号の2番の領域
T2内においてはブロック当たりのセクタ数が12であるか
ら、ブロック番号の0番は(09:24:00)から(09:24:1
1)に対応する。また、トラック番号の2番の領域T2に
おけるセクタ数は、 20×60×75=90000セクタ であり、ブロック数は、 90000/12=7500ブロック となる。したがって、本トラックにおけるブロック番号
は0番から7499番が割り当てられている。
更に、トラック番号の3番はディスク上の物理セクタ
の(29:25:00)より(57:24:74)に対応していることを
示している。そして、トラック番号の3番の領域T1内に
おいてはブロック当たりのセクタ数が16であるから、ブ
ロック番号の0番は(29:25:00)から(29:25:15)に対
応する。また、トラック番号の3番の領域T3におけるセ
クタ数は、 28×60×75=126000セクタ であり、ブロック数は、 126000/16=7875ブロック となる。したがって、本トラックにおけるブロック番号
は0番から7874番が割り当てられている。なお、図中、
XXはトラック番号の境界領域であり、これらに対応する
ブロックにはブロック番号が与えられていない。
の(29:25:00)より(57:24:74)に対応していることを
示している。そして、トラック番号の3番の領域T1内に
おいてはブロック当たりのセクタ数が16であるから、ブ
ロック番号の0番は(29:25:00)から(29:25:15)に対
応する。また、トラック番号の3番の領域T3におけるセ
クタ数は、 28×60×75=126000セクタ であり、ブロック数は、 126000/16=7875ブロック となる。したがって、本トラックにおけるブロック番号
は0番から7874番が割り当てられている。なお、図中、
XXはトラック番号の境界領域であり、これらに対応する
ブロックにはブロック番号が与えられていない。
これらの情報領域配置により、トラック番号の1番に
おいては8セクタの容量を有するブロック、トラック番
号の2番においては12セクタの容量を有するブロック、
トラック番号の3番においては16セクタの容量を有する
ブロックで各々のブロック番号の指定による該当データ
容量単位の記録再生が可能となり、ファイル管理情報を
含む各種情報に適合したブロックサイズでの保存が、1
枚のディスク上で可能となる。
おいては8セクタの容量を有するブロック、トラック番
号の2番においては12セクタの容量を有するブロック、
トラック番号の3番においては16セクタの容量を有する
ブロックで各々のブロック番号の指定による該当データ
容量単位の記録再生が可能となり、ファイル管理情報を
含む各種情報に適合したブロックサイズでの保存が、1
枚のディスク上で可能となる。
例えば、文字情報等はコードデータであるため、比較
的情報量が少ないため、上記配置例ではトラック番号の
2番に該当する領域T2を用いて情報の記録再生を行う方
が効率が良い。また、画像情報等では情報量が膨大であ
るため、上記配置例では、トラック番号の3番に該当す
る領域T3を用いて情報の記録再生を行う方が効率が良
い。そして、トラック番号の2番及び3番の各種ファイ
ルのディレクトリ等のファイル管理情報は、通常小容量
の情報であるので、上記配置例ではトラック番号の1番
に該当する領域T1を用いてファイル管理情報の記録再生
を行う方が効率が良い。そして、トラック番号が2番又
は3番の領域T2・T3にファイルの新規作成、データの追
加、更新、削除、読み出し等を行う毎に、トラック番号
が1番の領域T1のファイル利情報が更新されて行くこと
になる。勿論、上記ブロックサイズ例は説明の都合上用
いた数値であって、実際の種々の適合サイズとすること
ができる。
的情報量が少ないため、上記配置例ではトラック番号の
2番に該当する領域T2を用いて情報の記録再生を行う方
が効率が良い。また、画像情報等では情報量が膨大であ
るため、上記配置例では、トラック番号の3番に該当す
る領域T3を用いて情報の記録再生を行う方が効率が良
い。そして、トラック番号の2番及び3番の各種ファイ
ルのディレクトリ等のファイル管理情報は、通常小容量
の情報であるので、上記配置例ではトラック番号の1番
に該当する領域T1を用いてファイル管理情報の記録再生
を行う方が効率が良い。そして、トラック番号が2番又
は3番の領域T2・T3にファイルの新規作成、データの追
加、更新、削除、読み出し等を行う毎に、トラック番号
が1番の領域T1のファイル利情報が更新されて行くこと
になる。勿論、上記ブロックサイズ例は説明の都合上用
いた数値であって、実際の種々の適合サイズとすること
ができる。
具体的なファイル管理情報としては、ディレクトリと
FAT(File Allocation Table)等がある。例えばMS−DO
S(マイクロソフト社のディスクオペレーティングシス
テム)では、(株)アスキーが1986年7月31日に発行し
た単行本「応用MS−DOS」第35頁に記載されているよう
に、ディレクトリにはファイル名、ファイルタイプ(コ
マンド、データなど)、ファイル属性、ファイルの更新
日時、ファイルサイズ、ファイルの先頭クラスター番号
等がファイル毎に記録されており、FATには各ファイル
で使用されているクラスター番号が順番に記録されてい
る。本実施例のディレクトリでは、例えば、MS−DOSに
おけるファイルの先頭クラスター番号の代わりにトラッ
ク番号とブロック番号を記録し、FATでは、例えばクラ
スター番号の代わりにブロック番号を順番に記録するよ
うにすればよい。
FAT(File Allocation Table)等がある。例えばMS−DO
S(マイクロソフト社のディスクオペレーティングシス
テム)では、(株)アスキーが1986年7月31日に発行し
た単行本「応用MS−DOS」第35頁に記載されているよう
に、ディレクトリにはファイル名、ファイルタイプ(コ
マンド、データなど)、ファイル属性、ファイルの更新
日時、ファイルサイズ、ファイルの先頭クラスター番号
等がファイル毎に記録されており、FATには各ファイル
で使用されているクラスター番号が順番に記録されてい
る。本実施例のディレクトリでは、例えば、MS−DOSに
おけるファイルの先頭クラスター番号の代わりにトラッ
ク番号とブロック番号を記録し、FATでは、例えばクラ
スター番号の代わりにブロック番号を順番に記録するよ
うにすればよい。
なお、以上の実施例では各情報領域の位置情報及びブ
ロックサイズ情報等をTOC領域1a(第1図)に配置した
例で説明したがこれに限定するものではなく、予め決め
られた領域であれば特に制限はない。
ロックサイズ情報等をTOC領域1a(第1図)に配置した
例で説明したがこれに限定するものではなく、予め決め
られた領域であれば特に制限はない。
また、絶対アドレスの形態などは予め事前記録されて
認知可能な情報であれば形態は問うものではない。
認知可能な情報であれば形態は問うものではない。
第5図は本発明に係る記録再生装置としての光磁気デ
ィスク装置の一実施例を示すブロック図である。
ィスク装置の一実施例を示すブロック図である。
本実施例の光磁気ディスク装置は前記の光磁気ディス
ク1を支持して回転させるスピンドルモータ3と、記録
及び再生時に光磁気ディスク1にレーザ光を照射する光
ヘッド4と、記録時に光磁気ディスク1に磁界を印加す
るコイル5を備えている。
ク1を支持して回転させるスピンドルモータ3と、記録
及び再生時に光磁気ディスク1にレーザ光を照射する光
ヘッド4と、記録時に光磁気ディスク1に磁界を印加す
るコイル5を備えている。
本光磁気ディスク装置は、情報に応じて反転する磁界
を印加する記録方式、いわゆる磁界変調記録方式で記録
を行うように構成され、かつ記録済みの情報の上に新た
な情報を重ねて記録するオーバーライトが行なえるよう
になっている。上記光磁気ディスク装置は上位装置(Ho
st)から記録/再生等の指示を受けたり、情報データの
入出力を行う端子6を備え、端子6から入力された記録
情報はインターフェース18を介して記録信号処理回路7
にてエラー検出訂正用パリティの生成付加及びサブコー
ド生成回路17からのサブコード情報が付加されて、EFM
(Eight to Fourteen Modulation)変調後、フレーム同
期信号が付加されて、コイルドライバ8に供給されるよ
うになっている。コイルドライバ8は供給された信号に
基づいて、コイル5を駆動し、それと同時に光ヘッド4
から光磁気ディスク1にレーザ光を照射することによ
り、信号の記録が行われるものである。
を印加する記録方式、いわゆる磁界変調記録方式で記録
を行うように構成され、かつ記録済みの情報の上に新た
な情報を重ねて記録するオーバーライトが行なえるよう
になっている。上記光磁気ディスク装置は上位装置(Ho
st)から記録/再生等の指示を受けたり、情報データの
入出力を行う端子6を備え、端子6から入力された記録
情報はインターフェース18を介して記録信号処理回路7
にてエラー検出訂正用パリティの生成付加及びサブコー
ド生成回路17からのサブコード情報が付加されて、EFM
(Eight to Fourteen Modulation)変調後、フレーム同
期信号が付加されて、コイルドライバ8に供給されるよ
うになっている。コイルドライバ8は供給された信号に
基づいて、コイル5を駆動し、それと同時に光ヘッド4
から光磁気ディスク1にレーザ光を照射することによ
り、信号の記録が行われるものである。
ここでの信号フォーマットは従来例で示したCDの信号
フォーマット(第7図及び第8図)と同一であり、説明
は省略する。
フォーマット(第7図及び第8図)と同一であり、説明
は省略する。
以下、再生系について述べる。
第5図において、光ヘッド4で再生された信号は再生
アンプ10により増幅され、事前記録情報検出回路11と再
生信号処理回路15とに送られる。
アンプ10により増幅され、事前記録情報検出回路11と再
生信号処理回路15とに送られる。
事前記録情報検出回路11は例えば帯域通過フィルター
とフェイズロックトループにより構成され、帯域通過フ
ィルターにより抽出された再生信号中の事前記録情報に
対し、フェイズロックトループによって同期したクロッ
クが生成されるようになっている。そして絶対アドレス
のバイフェーズマーク変調からなる上記事前記録情報に
同期したクロックがCLV制御回路9に供給される。一
方、事前記録情報検出回路11で抽出された再生信号中の
事前記録情報はアドレス検出回路12へ供給される。
とフェイズロックトループにより構成され、帯域通過フ
ィルターにより抽出された再生信号中の事前記録情報に
対し、フェイズロックトループによって同期したクロッ
クが生成されるようになっている。そして絶対アドレス
のバイフェーズマーク変調からなる上記事前記録情報に
同期したクロックがCLV制御回路9に供給される。一
方、事前記録情報検出回路11で抽出された再生信号中の
事前記録情報はアドレス検出回路12へ供給される。
アドレス検出回路12はバイフェーズマーク復調及びア
ドレスデコーダよりなり、事前記録情報検出回路11で抽
出された事前記録情報のバイフェーズマーク復調を行っ
た後、アドレスデコーダによりディスク上の位置情報、
すなわちセクタである絶対アドレスにデコードされて、
コントローラ13へ供給される。
ドレスデコーダよりなり、事前記録情報検出回路11で抽
出された事前記録情報のバイフェーズマーク復調を行っ
た後、アドレスデコーダによりディスク上の位置情報、
すなわちセクタである絶対アドレスにデコードされて、
コントローラ13へ供給される。
再生信号処理回路15では再生アンプ10から供給される
再生信号中の光磁気信号成分からEFM復調を行い、エラ
ー検出訂正用パリティを用いたエラー検出訂正処理を行
って、再生処理済の信号データがインターフェース18を
介して上位装置へ出力されるようになっている。
再生信号中の光磁気信号成分からEFM復調を行い、エラ
ー検出訂正用パリティを用いたエラー検出訂正処理を行
って、再生処理済の信号データがインターフェース18を
介して上位装置へ出力されるようになっている。
また、EFM復調されたサブコード情報はサブコード検
出回路16へ供給され、サブコード検出回路16で認知され
たサブコード情報がコントローラ13へ供給される。コン
トローラ13は上位装置から端子6、インターフェース18
を介して記録/再生指示を受けるようになっている。ま
た、アドレス検出回路12からの絶対アドレス情報を受け
てディスク上の光ヘッド4の位置を認識し、図示しない
光ヘッド及びコイルの移動機構を用いて光ヘッド及びコ
イルを所望の位置へ移動させるアクセス機能を有する。
さらに、コントローラ13はTOCメモリ14に対し、サブコ
ード検出回路16から供給されるサブコード情報を選択し
て記憶/読み出しを行ったり、インターフェース18を介
して与えられる上位装置からのTOC内容に係る情報など
の記憶/読み出しが行なえるようになっている。
出回路16へ供給され、サブコード検出回路16で認知され
たサブコード情報がコントローラ13へ供給される。コン
トローラ13は上位装置から端子6、インターフェース18
を介して記録/再生指示を受けるようになっている。ま
た、アドレス検出回路12からの絶対アドレス情報を受け
てディスク上の光ヘッド4の位置を認識し、図示しない
光ヘッド及びコイルの移動機構を用いて光ヘッド及びコ
イルを所望の位置へ移動させるアクセス機能を有する。
さらに、コントローラ13はTOCメモリ14に対し、サブコ
ード検出回路16から供給されるサブコード情報を選択し
て記憶/読み出しを行ったり、インターフェース18を介
して与えられる上位装置からのTOC内容に係る情報など
の記憶/読み出しが行なえるようになっている。
また、TOCメモリ14の内容は、サブコード生成回路17
に供給され、必要に応じて記録信号処理回路7でEFM変
調され、コイルドライバ8に供給される。
に供給され、必要に応じて記録信号処理回路7でEFM変
調され、コイルドライバ8に供給される。
本発明の光磁気ディスク装置では、処理部としてのコ
ントローラ13は上位装置からの指令により、以下の動作
を行う。
ントローラ13は上位装置からの指令により、以下の動作
を行う。
すなわち、ディスクの初期状態(未記録状態)におい
ては、上位装置からインターフェース18を介して与えら
れるブロックの集合であるユニットの記録媒体上の配置
情報とブロック当たりのセクタ数情報と各ユニットを識
別するユニット番号情報とが、本実施例ではユニット=
トラックとしてTOCメモリ14に転送される。これは例え
ば前記第1表の内容に相当する。TOCメモリ14の内容は
ディスク1のTOC領域1aに相当するディスク位置へ図示
しない光ヘッド及びコイル移動機構を制御してアクセス
動作が行われた後、即時にサブコード生成回路17及び記
録信号処理回路7によって所定の処理が行われた後、コ
イルドライバ8を介してコイル5を駆動することにより
記録される。なお、本動作は上位装置からの情報転送時
に行わずに、ディスク1を本装置から排出する直前に実
行してもよい。
ては、上位装置からインターフェース18を介して与えら
れるブロックの集合であるユニットの記録媒体上の配置
情報とブロック当たりのセクタ数情報と各ユニットを識
別するユニット番号情報とが、本実施例ではユニット=
トラックとしてTOCメモリ14に転送される。これは例え
ば前記第1表の内容に相当する。TOCメモリ14の内容は
ディスク1のTOC領域1aに相当するディスク位置へ図示
しない光ヘッド及びコイル移動機構を制御してアクセス
動作が行われた後、即時にサブコード生成回路17及び記
録信号処理回路7によって所定の処理が行われた後、コ
イルドライバ8を介してコイル5を駆動することにより
記録される。なお、本動作は上位装置からの情報転送時
に行わずに、ディスク1を本装置から排出する直前に実
行してもよい。
以上のように、TOC領域1aにトラック番号毎の領域情
報及びブロック当たりのセクタ数が記録されたディスク
1は、本記録再生装置に装填時において、まず、TOC領
域1aの内容が読み取られる。具体的には図示しない光ヘ
ッド及びコイルの移動機構をコントローラ13が制御し
て、TOC領域1aに相当するディスク位置へ光ヘッド4を
移動させ、再生動作を行う。
報及びブロック当たりのセクタ数が記録されたディスク
1は、本記録再生装置に装填時において、まず、TOC領
域1aの内容が読み取られる。具体的には図示しない光ヘ
ッド及びコイルの移動機構をコントローラ13が制御し
て、TOC領域1aに相当するディスク位置へ光ヘッド4を
移動させ、再生動作を行う。
TOC領域1aの情報は光ヘッド4から再生アンプ10を介
して再生信号処理回路15に導かれ、再生信号処理回路15
からサブコード検出回路16を介してコントローラ13に実
際のTOC情報が供給される。このTOC情報は以後の記録再
生動作時の演算用情報として、TOCメモリ14に記憶され
ると共に、インターフェース18を介して上位装置へも送
ることも可能となっている。
して再生信号処理回路15に導かれ、再生信号処理回路15
からサブコード検出回路16を介してコントローラ13に実
際のTOC情報が供給される。このTOC情報は以後の記録再
生動作時の演算用情報として、TOCメモリ14に記憶され
ると共に、インターフェース18を介して上位装置へも送
ることも可能となっている。
以後の情報記録再生動作については、上位装置よりイ
ンターフェース18を介して指定されるユニット番号及び
ユニット内の指定ブロックに対し、コントローラ13はTO
Cメモリ14の内容を用いて実際の物理セクタアドレス演
算を行う。
ンターフェース18を介して指定されるユニット番号及び
ユニット内の指定ブロックに対し、コントローラ13はTO
Cメモリ14の内容を用いて実際の物理セクタアドレス演
算を行う。
具体的に第2図の例を用いて説明すれば以下のとおり
である。
である。
例えば、上位装置からユニット番号の2番に所定ファ
イル名でデータを新規に記録するように指令があった場
合、トラック番号の1番に記録されているファイル管理
情報がまず読み出されてトラック番号の2番の未使用の
ブロック番号が調べられる。そして、この未使用ブロッ
ク番号が1番であったとすると、トラック番号が2番の
領域がTOCメモリ14によれば、(09:24:00)からとなっ
ており、また、ブロック当たりのセクタ数が12となって
いるため、 (09:24:00)+ブロック番号(1) ×セクタ数(12)=(09:24:12) となり、容易にブロック番号が1番の先頭物理セクタア
ドレスを求めることができる。こうして求めた物理セク
タ番号に対し、必要なアクセス動作等を実行した後、イ
ンターフェース18を介して記録情報伝送が行われて所望
の情報記録が行われる。もちろん、このときトラック番
号が1番のディレクトリ記録領域の未使用ブロックには
上記ファイルのファイル名等の管理情報が追加されると
同時に、FAT記録領域の未使用ブロックには上記ファイ
ルの使用ブロックの管理情報が追加される。
イル名でデータを新規に記録するように指令があった場
合、トラック番号の1番に記録されているファイル管理
情報がまず読み出されてトラック番号の2番の未使用の
ブロック番号が調べられる。そして、この未使用ブロッ
ク番号が1番であったとすると、トラック番号が2番の
領域がTOCメモリ14によれば、(09:24:00)からとなっ
ており、また、ブロック当たりのセクタ数が12となって
いるため、 (09:24:00)+ブロック番号(1) ×セクタ数(12)=(09:24:12) となり、容易にブロック番号が1番の先頭物理セクタア
ドレスを求めることができる。こうして求めた物理セク
タ番号に対し、必要なアクセス動作等を実行した後、イ
ンターフェース18を介して記録情報伝送が行われて所望
の情報記録が行われる。もちろん、このときトラック番
号が1番のディレクトリ記録領域の未使用ブロックには
上記ファイルのファイル名等の管理情報が追加されると
同時に、FAT記録領域の未使用ブロックには上記ファイ
ルの使用ブロックの管理情報が追加される。
このようにして、ファイル管理情報を含む各種情報に
適合した情報容量を有したブロックで構成されるディス
ク上の領域を複数設定し、全ファイルのファイル管理情
報を1つの領域で集中管理することにより、各々の記録
再生が容易に効率良く行なえる。
適合した情報容量を有したブロックで構成されるディス
ク上の領域を複数設定し、全ファイルのファイル管理情
報を1つの領域で集中管理することにより、各々の記録
再生が容易に効率良く行なえる。
なお、上記実施例では光磁気方式によるディスク状の
記録媒体を用いて説明したが、他の書き換え可能記録媒
体にも適用可能であり、また、ディスク形態に限らず、
テープ状、カード状等の記録媒体であっても、本発明の
趣旨を逸脱しない範囲で実施可能である。
記録媒体を用いて説明したが、他の書き換え可能記録媒
体にも適用可能であり、また、ディスク形態に限らず、
テープ状、カード状等の記録媒体であっても、本発明の
趣旨を逸脱しない範囲で実施可能である。
本発明に係る情報記録再生装置は、以上のように、ブ
ロックの集合であるユニットを複数配置して、各ユニッ
トの記録媒体上の配置情報と各ユニットのブロック当た
りのセクタ数情報とを記録媒体上の所定のユニット情報
記録領域に記録するとともに、ファイルを記録するユニ
ットとは別にファイル管理情報を記録するユニットを設
けてファイル管理を行う処理部を備えたので、1つの記
録媒体にセクタ数の異なるブロックを配置することが可
能になる。これにより、多種多様な情報の各々のデータ
長に応じて、最適なセクタ数からなるブロックを割り当
てることが可能となり、記録媒体の記録領域をあまり無
駄にすることなく効率的に利用できるようになる。しか
も、全ユニットのファイル管理情報を記録するためのユ
ニットを設けたので、ファイル管理情報を記録するため
に最適なセクタ数からなるブロックを割り当てることが
可能となり、記録媒体の利用率だけでなく、データの平
均記録再生速度を向上させることができる。また、記録
媒体の交換時、ファイル管理情報が記録されたユニット
のみ読み出せば、全ユニットのファイルの記録状況を速
やかに把握することができるという効果も奏する。
ロックの集合であるユニットを複数配置して、各ユニッ
トの記録媒体上の配置情報と各ユニットのブロック当た
りのセクタ数情報とを記録媒体上の所定のユニット情報
記録領域に記録するとともに、ファイルを記録するユニ
ットとは別にファイル管理情報を記録するユニットを設
けてファイル管理を行う処理部を備えたので、1つの記
録媒体にセクタ数の異なるブロックを配置することが可
能になる。これにより、多種多様な情報の各々のデータ
長に応じて、最適なセクタ数からなるブロックを割り当
てることが可能となり、記録媒体の記録領域をあまり無
駄にすることなく効率的に利用できるようになる。しか
も、全ユニットのファイル管理情報を記録するためのユ
ニットを設けたので、ファイル管理情報を記録するため
に最適なセクタ数からなるブロックを割り当てることが
可能となり、記録媒体の利用率だけでなく、データの平
均記録再生速度を向上させることができる。また、記録
媒体の交換時、ファイル管理情報が記録されたユニット
のみ読み出せば、全ユニットのファイルの記録状況を速
やかに把握することができるという効果も奏する。
第1図乃至第5図は本発明の一実施例を示すものであ
る。 第1図は、本発明の記録媒体としての光磁気ディスクが
各領域に分割されている様子を示す概略図である。 第2図は、物理セクタ番号・ブロック番号・トラック番
号の関係を示す模式図である。 第3図は、光磁気ディスクのTOC領域と情報記録領域の
配置を示す概略図である。 第4図は、光磁気ディスクの案内溝を示す概略図であ
る。 第5図は、本発明の記録再生装置としての光磁気ディス
ク装置の概略のブロック図である。 第6図乃至第8図は従来例を示すものである。 第6図は、CDにおけるTOC領域と情報記録領域の配置を
示す概略図である。 第7図は、CDのフレームのフォーマットを示す概略図で
ある。 第8図は、CDのサブコーディングフレームのフォーマッ
トを示す概略図である。 1は光磁気ディスク、1aはTOC領域(ユニット情報記録
領域)、1bは情報記録領域、6は端子、13はコントロー
ラ(処理部)、T1〜T3は領域(ユニット)である。
る。 第1図は、本発明の記録媒体としての光磁気ディスクが
各領域に分割されている様子を示す概略図である。 第2図は、物理セクタ番号・ブロック番号・トラック番
号の関係を示す模式図である。 第3図は、光磁気ディスクのTOC領域と情報記録領域の
配置を示す概略図である。 第4図は、光磁気ディスクの案内溝を示す概略図であ
る。 第5図は、本発明の記録再生装置としての光磁気ディス
ク装置の概略のブロック図である。 第6図乃至第8図は従来例を示すものである。 第6図は、CDにおけるTOC領域と情報記録領域の配置を
示す概略図である。 第7図は、CDのフレームのフォーマットを示す概略図で
ある。 第8図は、CDのサブコーディングフレームのフォーマッ
トを示す概略図である。 1は光磁気ディスク、1aはTOC領域(ユニット情報記録
領域)、1bは情報記録領域、6は端子、13はコントロー
ラ(処理部)、T1〜T3は領域(ユニット)である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺島 重男 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭64−39632(JP,A) 特開 昭64−55787(JP,A) 特開 平1−227273(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】事前に記録されている絶対アドレス情報に
より記録領域としての各セクタを識別する物理セクタ番
号が与えられ、所定数のセクタからなるブロックを最小
単位として情報の記録・再生が行われる書き換え可能な
記録媒体を用いて情報の記録・再生を行う情報記録再生
装置であって、 上記ブロックの集合であるユニットを複数配置して、各
ユニットの記録媒体上の配置情報と各ユニットのブロッ
ク当たりのセクタ数情報とを記録媒体上の所定のユニッ
ト情報記録領域に記録するとともに、ファイルを記録す
るユニットとは別にファイル管理情報を記録するユニッ
トを設けてファイル管理を行う処理部が備えられている
ことを特徴とする情報記録再生装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2089738A JP2583634B2 (ja) | 1990-04-03 | 1990-04-03 | 情報記録再生装置 |
CA002038583A CA2038583C (en) | 1990-03-20 | 1991-03-19 | Information recording and reproducing device |
US07/671,978 US5434991A (en) | 1990-03-20 | 1991-03-19 | Method and apparatus for recording and reproducing information in black on a rewritable recording medium |
DE69119631T DE69119631T2 (de) | 1990-03-20 | 1991-03-20 | Datenaufzeichnungs- und Wiedergabevorrichtung |
EP91302427A EP0448378B1 (en) | 1990-03-20 | 1991-03-20 | Information recording and reproducing device |
KR1019910004359A KR950000130B1 (ko) | 1990-03-20 | 1991-03-20 | 정보기록재생장치 및 정보기록방법 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2089738A JP2583634B2 (ja) | 1990-04-03 | 1990-04-03 | 情報記録再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03288364A JPH03288364A (ja) | 1991-12-18 |
JP2583634B2 true JP2583634B2 (ja) | 1997-02-19 |
Family
ID=13979108
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2089738A Expired - Fee Related JP2583634B2 (ja) | 1990-03-20 | 1990-04-03 | 情報記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2583634B2 (ja) |
-
1990
- 1990-04-03 JP JP2089738A patent/JP2583634B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03288364A (ja) | 1991-12-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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