JP3057604B2 - 光学式ディスク再生装置のピックアップ光軸調節装置 - Google Patents
光学式ディスク再生装置のピックアップ光軸調節装置Info
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- JP3057604B2 JP3057604B2 JP1008653A JP865389A JP3057604B2 JP 3057604 B2 JP3057604 B2 JP 3057604B2 JP 1008653 A JP1008653 A JP 1008653A JP 865389 A JP865389 A JP 865389A JP 3057604 B2 JP3057604 B2 JP 3057604B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光学式ビデオディスク、デジタルオーディ
オディスク等の光学式ディスクに記録されている情報を
再生する光学式ディスク再生装置において、光学式ディ
スクの信号を読取る光学式のピックアップの光軸を、タ
ーンテーブルの中心を通る直線と直交する面内で、光学
式ディスクと直交させるタンジェンシャル調整を行うた
めの光学式ディスク再生装置のピックアップ光軸調節装
置に関する。
オディスク等の光学式ディスクに記録されている情報を
再生する光学式ディスク再生装置において、光学式ディ
スクの信号を読取る光学式のピックアップの光軸を、タ
ーンテーブルの中心を通る直線と直交する面内で、光学
式ディスクと直交させるタンジェンシャル調整を行うた
めの光学式ディスク再生装置のピックアップ光軸調節装
置に関する。
従来のこの種のタンジャンシャル調整を行うための光
学式ディスク再生装置のピックアップ光軸調節装置を第
31図、第32図に示す。
学式ディスク再生装置のピックアップ光軸調節装置を第
31図、第32図に示す。
同図において、60は基板上に取り付けられたガイド
で、取付体61に取り付けられている光学式ピックアップ
62を、光学式ディスクの中心から外周に向かってガイド
する。
で、取付体61に取り付けられている光学式ピックアップ
62を、光学式ディスクの中心から外周に向かってガイド
する。
このガイド軸60には、取付体61の2つの嵌合部61a,61
bが嵌合してガイドされるので、取付体61はガイド軸60
に対して傾くことはない。
bが嵌合してガイドされるので、取付体61はガイド軸60
に対して傾くことはない。
この取付体61の嵌合部61a,61bとは反対側に、基板の
ガイド片63によってガイドされるスライド片64との間に
は、ビス65が螺合すると共に、押しバネ66が装架されて
いる。
ガイド片63によってガイドされるスライド片64との間に
は、ビス65が螺合すると共に、押しバネ66が装架されて
いる。
従って、ビス65を押しバネ66に抗して締め付ければ、
取付体61はガイド軸60を中心として回動する。
取付体61はガイド軸60を中心として回動する。
そのため、光学式ピックアップ62の光軸cは光学式デ
ィスクの面に対して左右に傾けることができるため、そ
のタンジェンシャル調整ができるものである。
ィスクの面に対して左右に傾けることができるため、そ
のタンジェンシャル調整ができるものである。
従来のこのようなピックアップの光軸調節装置は、そ
の機構上、ビス65の中心と光軸cとのガイド軸60の方向
の寸法lを大きくとれなかった。
の機構上、ビス65の中心と光軸cとのガイド軸60の方向
の寸法lを大きくとれなかった。
このタンジェンシャル調整は、光学式ディスクをセッ
トして行うため、上方からはビス65を回転させることが
できず、その調整は、下面や側面より行わなければなら
なくなる。
トして行うため、上方からはビス65を回転させることが
できず、その調整は、下面や側面より行わなければなら
なくなる。
従って、ビス65の回転操作を側面から行うようにする
と、回転中心が直交するため、その作業が非常に困難と
なる。
と、回転中心が直交するため、その作業が非常に困難と
なる。
又、下面から行うようにすると、基板等の幾つかの部
品に孔を開けなければならず、これ等の強度を損じた
り、調整作業を行う場所が限定される等の欠点があっ
た。
品に孔を開けなければならず、これ等の強度を損じた
り、調整作業を行う場所が限定される等の欠点があっ
た。
本発明は、従来の光学式ディスク再生装置のピックア
ップ光軸調節装置の前述の問題点を解消し、そのタンジ
ェンシャル調整が、セットしたディスクの外周よりも外
側の上方から行なえるようにしてその調整を行い易くす
ることを目的とする。
ップ光軸調節装置の前述の問題点を解消し、そのタンジ
ェンシャル調整が、セットしたディスクの外周よりも外
側の上方から行なえるようにしてその調整を行い易くす
ることを目的とする。
本発明は、前述の目的を達成するための光学式ディス
ク再生装置のピックアップ光軸調整装置に関し、光学式
ピックアップのガイド軸がディスクの排出収納方向と略
同一の方向に延在している光学式ディスク再生装置にお
いて、光学式ピックアップが取付けられていて、ガイド
軸にガイドされて摺動し、かつ該ガイド軸を中心とした
回動が可能な取付体と、ディスクの排出収納方向と略直
角の方向を中心軸として弾性力に抗して回動するように
取付体に枢支され、支板上をスライドするスライド片を
有する補助取付板と、ターンテーブルにセットされたデ
ィスクの外径よりも外側で補助取付板上に設けられ、補
助取付板に対する取付体の回動量を調節する調節手段と
を備え、スライド片を支点として調節手段で回動量を調
節することにより、取付体がガイド軸を中心として回動
され光学式ピックアップの光軸を調整するものである。
ク再生装置のピックアップ光軸調整装置に関し、光学式
ピックアップのガイド軸がディスクの排出収納方向と略
同一の方向に延在している光学式ディスク再生装置にお
いて、光学式ピックアップが取付けられていて、ガイド
軸にガイドされて摺動し、かつ該ガイド軸を中心とした
回動が可能な取付体と、ディスクの排出収納方向と略直
角の方向を中心軸として弾性力に抗して回動するように
取付体に枢支され、支板上をスライドするスライド片を
有する補助取付板と、ターンテーブルにセットされたデ
ィスクの外径よりも外側で補助取付板上に設けられ、補
助取付板に対する取付体の回動量を調節する調節手段と
を備え、スライド片を支点として調節手段で回動量を調
節することにより、取付体がガイド軸を中心として回動
され光学式ピックアップの光軸を調整するものである。
次に、本発明の実施の一例を、直径30cm、20cm、12c
m、8cmの光学式ディスクの何れをも再生できる光学式デ
ィスク再生装置について、以下に説明する。
m、8cmの光学式ディスクの何れをも再生できる光学式デ
ィスク再生装置について、以下に説明する。
第5図において、1はシャーシaに取り付けられたモ
ータで、このモータ1から減速機構を介して回転される
ギヤ2にはカムギヤ3が噛合し、このカムギヤ3と一体
の欠歯ギヤ4に噛合する連動ギヤによって、縦長に歯を
刻設した縦長ギヤ5が駆動される。
ータで、このモータ1から減速機構を介して回転される
ギヤ2にはカムギヤ3が噛合し、このカムギヤ3と一体
の欠歯ギヤ4に噛合する連動ギヤによって、縦長に歯を
刻設した縦長ギヤ5が駆動される。
第6図(a)において、6はシャーシaに左右方向に
のみ移動可能に支持されているスライド板で、そのカム
孔6aにはシャーシaに上下方向にのみ移動可能に支持さ
れている昇降板7のピン7aが挿入されている。
のみ移動可能に支持されているスライド板で、そのカム
孔6aにはシャーシaに上下方向にのみ移動可能に支持さ
れている昇降板7のピン7aが挿入されている。
従って、スライド板6が左右方向にスライドすると、
ピン7aがカム孔6aに案内されて、昇降板7は昇降する。
ピン7aがカム孔6aに案内されて、昇降板7は昇降する。
この昇降板7には、第3図のように、水平方向に軸支
された2つのローラ8A,8B、このローラ8A,8Bと前後方向
の同一の位置に、垂直方向に軸支された2つのローラ9
A,9Bが取り付けられている。
された2つのローラ8A,8B、このローラ8A,8Bと前後方向
の同一の位置に、垂直方向に軸支された2つのローラ9
A,9Bが取り付けられている。
このローラ8A,8Bには、第8図、第10図のように光学
式ディスクbが載置されるトレイ10の一側面に形成され
たガイド溝10aが、ローラ9A,9Bにはトレイ10の底面のガ
イド溝10bが嵌合している。
式ディスクbが載置されるトレイ10の一側面に形成され
たガイド溝10aが、ローラ9A,9Bにはトレイ10の底面のガ
イド溝10bが嵌合している。
従って、トレイ10は、そのガイド溝10a,10bがローラ8
A,8B,9A,9Bによってガイドされて、昇降板7に対し、第
4図の前後方向に移動できる。
A,8B,9A,9Bによってガイドされて、昇降板7に対し、第
4図の前後方向に移動できる。
このトレイ10の他側には、第4図のように一端で上方
に開口しているガイド溝10cが設けられており、このガ
イド溝10cには、シャーシaに水平方向に軸支されたロ
ーラ11、及びシャーシaの軸12に軸支されたアーム板13
に、水平方向に軸支されているローラ13Aが挿入されて
いる。
に開口しているガイド溝10cが設けられており、このガ
イド溝10cには、シャーシaに水平方向に軸支されたロ
ーラ11、及びシャーシaの軸12に軸支されたアーム板13
に、水平方向に軸支されているローラ13Aが挿入されて
いる。
従って、アーム板13の先端が上昇位置にありローラ1
1,13Aが同一水平位置にある時にはトレイ10は前記のよ
うに、第4図の水平方向に移動可能となる。
1,13Aが同一水平位置にある時にはトレイ10は前記のよ
うに、第4図の水平方向に移動可能となる。
そして、トレイ10が終端まで移動し、ローラ11とガイ
ド溝10cの一端の上面開口が一致した際に、アーム板13
が軸12を中心として回動すると、ローラ11はガイド溝10
cの上面開口から抜脱し、トレイ10は下降可能となる。
ド溝10cの一端の上面開口が一致した際に、アーム板13
が軸12を中心として回動すると、ローラ11はガイド溝10
cの上面開口から抜脱し、トレイ10は下降可能となる。
前記アーム板13には、ピン13bが立設されていて昇降
板7の連結孔7bに挿入されており、アーム板13は昇降板
7の昇降に従って、アーム板13は回動される。
板7の連結孔7bに挿入されており、アーム板13は昇降板
7の昇降に従って、アーム板13は回動される。
又、前記の縦長ギヤ5は、第4図のように、昇降板7
に設けられた軸7cに回動自在に取り付けられ、シャーシ
aの軸14と軸7aで軸承されながら縦長ギヤ5は昇降す
る。
に設けられた軸7cに回動自在に取り付けられ、シャーシ
aの軸14と軸7aで軸承されながら縦長ギヤ5は昇降す
る。
従って、縦長ギヤ5は、これを駆動するギヤとの噛合
は、昇降板7が昇降しても外れることがなく、昇降板7
と共に昇降するトレイ10のラック10dとも常に噛合する
こととなる。
は、昇降板7が昇降しても外れることがなく、昇降板7
と共に昇降するトレイ10のラック10dとも常に噛合する
こととなる。
更に、第5図のようにスライド板6の腕部6bにはY字
形の溝6cが穿設されており、カムギヤ3の上面に突設し
たピン3aは、溝6cのY字形の先端拡大部から溝6c内に入
り、溝6cを押してスライド板6を移動させた後、溝6cの
Y字形の先端拡大部から抜け出て行くようになってい
る。
形の溝6cが穿設されており、カムギヤ3の上面に突設し
たピン3aは、溝6cのY字形の先端拡大部から溝6c内に入
り、溝6cを押してスライド板6を移動させた後、溝6cの
Y字形の先端拡大部から抜け出て行くようになってい
る。
カムギヤ3の上面には、その中心を中心とする2つの
円弧状部3b1,3b2、該円弧状部3b1と3b2を結ぶカム部3
b2、及び円弧状部3b2から外径側に向かっているカム部3
b4から成るカム溝3bが穿設されている。
円弧状部3b1,3b2、該円弧状部3b1と3b2を結ぶカム部3
b2、及び円弧状部3b2から外径側に向かっているカム部3
b4から成るカム溝3bが穿設されている。
そして、シャーシaのピン14Aとガイド溝部14Bと係止
板15のガイド孔15aによりガイドされ、直線的に移動す
る係止板15の下面に突設されたピン15bが、前記カム溝3
bに挿入されている。
板15のガイド孔15aによりガイドされ、直線的に移動す
る係止板15の下面に突設されたピン15bが、前記カム溝3
bに挿入されている。
従って、ピン15bがカム溝3bの円弧状部3b1にある時
は、カムギヤ3が回転しても係止板15は移動することは
ないが、ピン15bがカム部3b3に至ると、係止板15はカム
ギヤ3の回転に従って、第5図の右方に移動した状態と
なる。
は、カムギヤ3が回転しても係止板15は移動することは
ないが、ピン15bがカム部3b3に至ると、係止板15はカム
ギヤ3の回転に従って、第5図の右方に移動した状態と
なる。
次に、ピン15bが円弧状部3b2に至ると、カムギヤ3が
回転しても係止板15は移動せず、カム部3b4に至ると係
止板15は再び左方に移動し、カム部3b4の終端に至る。
回転しても係止板15は移動せず、カム部3b4に至ると係
止板15は再び左方に移動し、カム部3b4の終端に至る。
このようにして、ピン15bが円弧状部3b1及びカム部3b
4の終端にあって、係止板15が左方に移動している時
は、第8図、第10図のようにその先端がスライド板6の
腕部6bの端面に接触して、スライド板のスライドを阻止
している。
4の終端にあって、係止板15が左方に移動している時
は、第8図、第10図のようにその先端がスライド板6の
腕部6bの端面に接触して、スライド板のスライドを阻止
している。
そして、ピン15bが円弧状部3b2にあって、係止板15が
第9図のように右方に移動している時は、前記の腕部6b
の移動阻止が解除される。
第9図のように右方に移動している時は、前記の腕部6b
の移動阻止が解除される。
この時に、カムギヤ3のピン3aは溝6c内に入って、こ
れを押し、スライド板6をスライドさせるものである。
れを押し、スライド板6をスライドさせるものである。
尚、係止板15とガイド部14B間には、引張バネ17が架
設され、係止板15を第5図の右方に付勢している。
設され、係止板15を第5図の右方に付勢している。
又、第13図〜第15図のように、シャーシa上におい
て、上面が開口している2つの軸承18に支持されている
軸19に、光学式ピックアップ20の取付体21をガイドする
ガイド軸22が取り付けられている支板23の2つの軸承23
aが、軸承18の外側で支持されている。
て、上面が開口している2つの軸承18に支持されている
軸19に、光学式ピックアップ20の取付体21をガイドする
ガイド軸22が取り付けられている支板23の2つの軸承23
aが、軸承18の外側で支持されている。
従って、軸承23aに軸19を挿着した後、軸19を軸承18
に上方から挿入すれば、支板23はシャーシaに軸支さ
れ、軸19の上面を止着する止板55をビス56でシャーシa
に固定すれば軸19の抜脱が防止される。
に上方から挿入すれば、支板23はシャーシaに軸支さ
れ、軸19の上面を止着する止板55をビス56でシャーシa
に固定すれば軸19の抜脱が防止される。
このビス56を外して止板55を取り去れば、支板23及び
これに取り付けられている部品は、シャーシaから取り
外すことができる。
これに取り付けられている部品は、シャーシaから取り
外すことができる。
そして、軸承18,23aとの間には押しバネ24が装架され
て、支板23を第13図の上方に付勢している。
て、支板23を第13図の上方に付勢している。
又、支板23の一側には、シャーシaとの間に引張バネ
25が装架されていて、支板23のその側を下方に付勢して
おり、支板23は軸19を中心として引張バネ25に抗して、
シーソー状に運動できるようになっている。
25が装架されていて、支板23のその側を下方に付勢して
おり、支板23は軸19を中心として引張バネ25に抗して、
シーソー状に運動できるようになっている。
この支板23の下方に付勢されている側の一端には、接
触片23bが取り付けられていて、該接触片23bは、引張バ
ネ25の付勢力によって、第14図のように、前記係止板15
の押上カム15cに押し付けられている。
触片23bが取り付けられていて、該接触片23bは、引張バ
ネ25の付勢力によって、第14図のように、前記係止板15
の押上カム15cに押し付けられている。
従って、係止板15の移動に従って、支板23は前記のよ
うにシーソー状の運動をする。ここで、押上カム15cは
第5図(b)に示すように傾斜部15c1と水平部15c2及び
傾斜部15c3よりなっている。特に、水平部15c2はその高
さが支板23を水平にする高さとされている。
うにシーソー状の運動をする。ここで、押上カム15cは
第5図(b)に示すように傾斜部15c1と水平部15c2及び
傾斜部15c3よりなっている。特に、水平部15c2はその高
さが支板23を水平にする高さとされている。
又、この支板23にはモータ26が取り付けられており、
そのプーリ26aから連動機構を介して駆動されるギヤ27
に、前記取付体21のラック21aが噛合し、モータ26の回
転によって取付体21はガイド軸22にガイドされ、直線運
動をする。
そのプーリ26aから連動機構を介して駆動されるギヤ27
に、前記取付体21のラック21aが噛合し、モータ26の回
転によって取付体21はガイド軸22にガイドされ、直線運
動をする。
更に、支板23上には、第16図のように回動板28の軸28
aが回動自在に取り付けられ、該回動板28の長孔28bが支
板23にビス23cで止着されることによって、回動板28の
回動は阻止される。
aが回動自在に取り付けられ、該回動板28の長孔28bが支
板23にビス23cで止着されることによって、回動板28の
回動は阻止される。
この回動板28の先端には凹部28cが設けられ、支板23
に回動自在に取り付けられた回動片29の突片29aがこの
凹部28cに挿入されている。
に回動自在に取り付けられた回動片29の突片29aがこの
凹部28cに挿入されている。
従って、ビス23cを暖めて回動片29を回動すれば、そ
の突片29aに凹部28cが押されて回動板28は回動し、ビス
23cを締め付ければ回動板28はその位置に固定される。
の突片29aに凹部28cが押されて回動板28は回動し、ビス
23cを締め付ければ回動板28はその位置に固定される。
この回動板28の他側端には、突部28dが形成されてい
て、この突部28dは、押しバネ24の付勢によって、シャ
ーシaに固定されている接触片30に接している。
て、この突部28dは、押しバネ24の付勢によって、シャ
ーシaに固定されている接触片30に接している。
従って、前記のようにして回動板28が同図の想像線ま
で回動すると、押しバネ24の付勢に抗して想像線の位置
まで支板23は移動される。
で回動すると、押しバネ24の付勢に抗して想像線の位置
まで支板23は移動される。
斯くして、スピンドルモータ31に取り付けられている
ターンテーブル32の中心線上を、光学式ピックアップ20
の光軸が移動するように、支板23を調節できるものであ
る。
ターンテーブル32の中心線上を、光学式ピックアップ20
の光軸が移動するように、支板23を調節できるものであ
る。
一方、第17図〜第20図のように支板23の一辺23dに沿
ってスライドするスライド片33aが取付けられている補
助取付板33の上面には凹部33bが設けられ、補助取付板3
3に立設したビス33cと取付体21との間に架設した押しバ
ネ34の付勢力によって、前記凹部33bは、取付体21の下
面に突設されている突部21bに圧接されている。
ってスライドするスライド片33aが取付けられている補
助取付板33の上面には凹部33bが設けられ、補助取付板3
3に立設したビス33cと取付体21との間に架設した押しバ
ネ34の付勢力によって、前記凹部33bは、取付体21の下
面に突設されている突部21bに圧接されている。
従って、補助取付板33は、押しバネ34に抗して、突部
21bと凹部33bの接触点を中心として、シーソー状に運動
できる。
21bと凹部33bの接触点を中心として、シーソー状に運動
できる。
そして、補助取付板33には、取付体21を貫通してビス
33dが螺合している。
33dが螺合している。
従って、このビス33dを締めつければ、補助取付板33
は、前述のように押しバネ34を圧縮して、第19図に示す
ように、凹部33bを中心にビス33dの側が上がり、スライ
ド片33aの側が下がるように回動する。即ち、第18図に
おいて補助取付板33は半時計回り方向へ回動する。
は、前述のように押しバネ34を圧縮して、第19図に示す
ように、凹部33bを中心にビス33dの側が上がり、スライ
ド片33aの側が下がるように回動する。即ち、第18図に
おいて補助取付板33は半時計回り方向へ回動する。
ところで、スライド片33aは、第20図に示すように、
支板23の一辺23dに対して上下の移動が規制されるよう
な形状をしている。
支板23の一辺23dに対して上下の移動が規制されるよう
な形状をしている。
従って、前述したように、ビス33dを締め付けるとス
ライド片33aの側が下がるように回動しようとするが、
スライド片33aは下がらずに逆にスライド片33aを支点と
して取付体21を上に持ち上げる。
ライド片33aの側が下がるように回動しようとするが、
スライド片33aは下がらずに逆にスライド片33aを支点と
して取付体21を上に持ち上げる。
このようにして、ビス33dを締め付けると取付体21が
ガイド軸22を中心として回動するのである。
ガイド軸22を中心として回動するのである。
ビス33dを緩める場合は、補助取付板33の回動方向が
逆になるだけで動作原理は同様であり、前記と逆に押し
バネ34の付勢で取付体33は反対方向に回動し、取付体21
のこの側は下がる。
逆になるだけで動作原理は同様であり、前記と逆に押し
バネ34の付勢で取付体33は反対方向に回動し、取付体21
のこの側は下がる。
つまり、補助取付板33と取付体21との間の回動量が大
きくなるようにビス33dを調節すればスライド片33aを支
点として取付体21が上方へ持ち上がるように調節され、
逆に補助取付板33と取付体21との間の回動量が小さくな
るようにビス33dを調節すればスライド片33aを支点とし
て取付体21が下方へ下がるように調節される。
きくなるようにビス33dを調節すればスライド片33aを支
点として取付体21が上方へ持ち上がるように調節され、
逆に補助取付板33と取付体21との間の回動量が小さくな
るようにビス33dを調節すればスライド片33aを支点とし
て取付体21が下方へ下がるように調節される。
そのため、取付体21はガイド軸22を中心として、回動
し、この取付体21に取り付けられている光学式ピックア
ップ20の光軸が、光学式ディスクbに対して光学式ピッ
クアップ20の移動方向と直角方向に傾いているのを調整
することができる。
し、この取付体21に取り付けられている光学式ピックア
ップ20の光軸が、光学式ディスクbに対して光学式ピッ
クアップ20の移動方向と直角方向に傾いているのを調整
することができる。
即ち、光学式ピックアップ20のタンジェンシャル調整
が行なえる。
が行なえる。
取付体21の下面には、第13図のように2つのカム片21
c,21dが設けられると共に、シャーシaには該カム片21
c,21dに動かされる作動片35,36及びスイッチSw1,Sw2が
取り付けられ、作動片35,36には、スイッチSw1,Sw2から
離れる方向に引張バネ37,38が装架されている。
c,21dが設けられると共に、シャーシaには該カム片21
c,21dに動かされる作動片35,36及びスイッチSw1,Sw2が
取り付けられ、作動片35,36には、スイッチSw1,Sw2から
離れる方向に引張バネ37,38が装架されている。
スイッチSw1は、ターンテーブル32の中心位置Iから
約37mm離れた位置IIIにまで、光学式ピックアップ20の
光軸が移動した時、第28図のように、作動片35が引張バ
ネ37の付勢に抗してカム片21cに押されることによってO
N状態となる。
約37mm離れた位置IIIにまで、光学式ピックアップ20の
光軸が移動した時、第28図のように、作動片35が引張バ
ネ37の付勢に抗してカム片21cに押されることによってO
N状態となる。
スイッチSw2は、光学式ピックアップ20の光軸がI位
置から約26mm離れたII位置で、カム片21dが作動片36を
引張バネ38に抗して押すことによって、作動片36に押さ
れ、ON状態となる。
置から約26mm離れたII位置で、カム片21dが作動片36を
引張バネ38に抗して押すことによって、作動片36に押さ
れ、ON状態となる。
そして、I位置から55mm離れたIV位置ではカム片21d
が作動片36から離れるため、作動片36は引張バネ38の力
で回動し、スイッチSw2はOFFとなる。
が作動片36から離れるため、作動片36は引張バネ38の力
で回動し、スイッチSw2はOFFとなる。
又、ピックアップ20は、その光軸がI位置から63mm離
れたV位置に待期停止しているものである。
れたV位置に待期停止しているものである。
更に、シャーシaの一側には、第2図、第3図のよう
にクランパ取付板39が軸40によって、回動可能に取り付
けられ、このクランパ取付板39と前記アーム板13との間
には引張バネ41が架設され、その付勢力によって、第21
図に示すアーム板13の突部13cとクランパ取付板39の突
片39gとが接触している。
にクランパ取付板39が軸40によって、回動可能に取り付
けられ、このクランパ取付板39と前記アーム板13との間
には引張バネ41が架設され、その付勢力によって、第21
図に示すアーム板13の突部13cとクランパ取付板39の突
片39gとが接触している。
従って、アーム板13の先端が下降すると、クランパ取
付板39も引張バネ41に引かれ、その先端も下降するが、
アーム板13の先端が上昇すると、突部13cに突片39gが押
し上げられて、クランパ取付板39の先端も上昇する。
付板39も引張バネ41に引かれ、その先端も下降するが、
アーム板13の先端が上昇すると、突部13cに突片39gが押
し上げられて、クランパ取付板39の先端も上昇する。
クランパ取付板39の先端部には、凹部39aが形成さ
れ、この凹部39aとクランパ42とはボール43を介して、
回動自在に接している。
れ、この凹部39aとクランパ42とはボール43を介して、
回動自在に接している。
このクランパ42が収容されているクランパ収容体44の
内側の一側には突部44a、外側の他側には突条44bが突設
されている。
内側の一側には突部44a、外側の他側には突条44bが突設
されている。
このクランパ収容体44は、クランパ取付板39の下側か
ら突部44aをクランパ取付板39の凹部39bに、突条44bを
凹部39cに挿入されて、クランパ収容体44はクランパ取
付板39に対し、矢印Aの方向に移動できないようになっ
ている。
ら突部44aをクランパ取付板39の凹部39bに、突条44bを
凹部39cに挿入されて、クランパ収容体44はクランパ取
付板39に対し、矢印Aの方向に移動できないようになっ
ている。
又、クランパ収容体44の前記突部44a、突条44bを結ぶ
線と直交する左右の内面には、対向する凹部44cが形成
され、この凹部44cにはクランパ支持体45の左右に突設
された突ピン45aが挿入されている。
線と直交する左右の内面には、対向する凹部44cが形成
され、この凹部44cにはクランパ支持体45の左右に突設
された突ピン45aが挿入されている。
そして、クランパ支持体45の基端に設けた軸部45b
は、クランパ取付板39の凹部39dに挿入され、クランパ
取付板39に螺合するビス39eによって固定されたワッシ
ャ46の突片46aによって軸部45bの凹部39dからの抜脱は
防止される。
は、クランパ取付板39の凹部39dに挿入され、クランパ
取付板39に螺合するビス39eによって固定されたワッシ
ャ46の突片46aによって軸部45bの凹部39dからの抜脱は
防止される。
このクランパ支持体45には、クランパ取付板39にビス
39eで止着されたバネ板47の一端が圧接され、その突ピ
ン45aを下方に向かって付勢している。
39eで止着されたバネ板47の一端が圧接され、その突ピ
ン45aを下方に向かって付勢している。
更に、クランパ収容体44の前後には、L字状の突壁44
dが形成されていて、その間にアーム板13の突部13dが挿
入され、クランパ収容体44が矢印Bの方向に移動するの
を防止している。
dが形成されていて、その間にアーム板13の突部13dが挿
入され、クランパ収容体44が矢印Bの方向に移動するの
を防止している。
そして、アーム板13が上昇する時には、突部13dが突
壁44dのL字状の上面に当り、アーム板13の先端と平行
な角度にクランパ収容体44を上昇させる。
壁44dのL字状の上面に当り、アーム板13の先端と平行
な角度にクランパ収容体44を上昇させる。
クランパ収容体44は、前述のようにクランパ支持体45
と平行に支持されるため、クランパ収容体44、及びこれ
に収容されているクランパ42は、上昇時に水平状態に保
たれる。
と平行に支持されるため、クランパ収容体44、及びこれ
に収容されているクランパ42は、上昇時に水平状態に保
たれる。
更に、第5図、第22図〜第25図のように、シャーシa
には3つのスイッチSw3,Sw4,Sw5が取り付けられ、各ス
イッチSw3,Sw4,Sw5には、それぞれにこれをON・OFFさせ
る操作片48,49,50が設けられている。
には3つのスイッチSw3,Sw4,Sw5が取り付けられ、各ス
イッチSw3,Sw4,Sw5には、それぞれにこれをON・OFFさせ
る操作片48,49,50が設けられている。
そして、カムギヤ3の下面には、大径部3c1,3d1と小
径部3c2,3d2とを連結した2つのカム溝3c,3dが形成され
ている。
径部3c2,3d2とを連結した2つのカム溝3c,3dが形成され
ている。
シャーシaにピン51aが軸支され、押圧部51bが操作片
48を押すレバー51のピン51cはカム溝3cに挿入され、ピ
ン52aがシャーシaに軸支されて押圧部52bが操作片49を
押すレバー52のピン52cがカム溝3dに挿入されている。
48を押すレバー51のピン51cはカム溝3cに挿入され、ピ
ン52aがシャーシaに軸支されて押圧部52bが操作片49を
押すレバー52のピン52cがカム溝3dに挿入されている。
従って、ピン51cが小径部3c2に至ると、レバー51が回
動されて、その押圧部51bが操作片48を押し、スイッチS
w3をONするが、小径部3c1に至るとレバー51は反対方向
に回動され、押圧部51bが操作片48から離れるため、ス
イッチSw3はOFFとなる。
動されて、その押圧部51bが操作片48を押し、スイッチS
w3をONするが、小径部3c1に至るとレバー51は反対方向
に回動され、押圧部51bが操作片48から離れるため、ス
イッチSw3はOFFとなる。
同様にして、スイッチSw4も大径部3d1でONされ、小径
部3d2でOFFとなる。
部3d2でOFFとなる。
又、係止板15の下面にもカム溝15dが形成され、シャ
ーシaにピン53aが軸支されて、押圧部53bで操作片50を
押圧するレバー53のピン53cがこのカム溝15dに挿入され
ている。
ーシaにピン53aが軸支されて、押圧部53bで操作片50を
押圧するレバー53のピン53cがこのカム溝15dに挿入され
ている。
従って、係止板15が第25図の上下方向に移動すること
によってレバー53は回動され、押圧部53bが操作片50を
押し、或いは離れ、スイッチSw5をON・OFFさせるもので
ある。
によってレバー53は回動され、押圧部53bが操作片50を
押し、或いは離れ、スイッチSw5をON・OFFさせるもので
ある。
更に、前記の光学式ピックアップ20の取付体21には、
第13図〜第16図、第27図のように、光学式ピックアップ
20に対し、その移動方向とは直角な位置から1.29mmター
ンテーブル32の中心I位置側によった位置に15度傾けて
チルトセンサ54が取り付けられている。
第13図〜第16図、第27図のように、光学式ピックアップ
20に対し、その移動方向とは直角な位置から1.29mmター
ンテーブル32の中心I位置側によった位置に15度傾けて
チルトセンサ54が取り付けられている。
このチルトセンサ54は、発光体54aと、該発光体54aを
挟んで、この両側に受光体54b,54cが設けられており、
発光体54aの発光は光学式ディスクbによって反射され
る。
挟んで、この両側に受光体54b,54cが設けられており、
発光体54aの発光は光学式ディスクbによって反射され
る。
そして、光学式ディスクbがチルトセンサ54に対して
傾いていると、受光体54b,54cの受光量に差を生じるの
で、光学式ディスクbの傾きが検出されるものである。
傾いていると、受光体54b,54cの受光量に差を生じるの
で、光学式ディスクbの傾きが検出されるものである。
次に、この光学式ディスク再生装置のエジェクト位置
からの動作を説明する。
からの動作を説明する。
この位置にある状態を、第1図、第3図、第4図、第
8図、第14図、第22図に示している。
8図、第14図、第22図に示している。
この状態にある時に、トレイ10上に直径30cm、25cmの
ビデオディスク、12cmのビデオ、或いはデジタルオーデ
ィオのディスクが載置され、これ等のディスクbを再生
すべく再生指令が与えられると、モータ1が回転され
る。
ビデオディスク、12cmのビデオ、或いはデジタルオーデ
ィオのディスクが載置され、これ等のディスクbを再生
すべく再生指令が与えられると、モータ1が回転され
る。
この回転によってカムギヤ3が第8図矢印Dの方向に
回転されると、カムギヤ3と一体の欠歯ギヤ4が回転さ
れ、これと噛合状態にある縦長ギヤ5が駆動される。
回転されると、カムギヤ3と一体の欠歯ギヤ4が回転さ
れ、これと噛合状態にある縦長ギヤ5が駆動される。
この縦長ギヤ5には、トレイ10のラック10dが噛合し
ているため、トレイ10は、昇降板7のローラ8A,8B,9A,9
Bにガイド溝10a,10bがガイドされ、シャーシaのローラ
11、アーム板13のローラー13Aにガイド溝10cがガイドさ
れながら、第6図(a)、第9図のように移動する。
ているため、トレイ10は、昇降板7のローラ8A,8B,9A,9
Bにガイド溝10a,10bがガイドされ、シャーシaのローラ
11、アーム板13のローラー13Aにガイド溝10cがガイドさ
れながら、第6図(a)、第9図のように移動する。
そして、ガイド溝10aの端部はローラ8A,9Aに到達する
とともに、ガイド溝10cの端部の上面開口がローラ11に
到達する。すなわち、トレイ10は第6図(a)のよう
に、再生装置内に引き込まれる。
とともに、ガイド溝10cの端部の上面開口がローラ11に
到達する。すなわち、トレイ10は第6図(a)のよう
に、再生装置内に引き込まれる。
このように、トレイ10の引き込みが完了した時には、
欠歯ギヤ4の欠歯部分によって、縦長ギヤ5に対する駆
動は中止され、トレイ10はその位置に停止する。
欠歯ギヤ4の欠歯部分によって、縦長ギヤ5に対する駆
動は中止され、トレイ10はその位置に停止する。
このとき、カムギヤ3の回転によって、小径部3d1に
あったピン52cが大径部3d2に移行するため、第26図のよ
うにスイッチSw4がONし、モータ1が回転し始めたこと
が検知される。
あったピン52cが大径部3d2に移行するため、第26図のよ
うにスイッチSw4がONし、モータ1が回転し始めたこと
が検知される。
又、エジェクト時には、その終了時に、逆にスイッチ
Sw4がOFFとなるため、モータ1が停止され、エジェクト
動作が完了するものである。
Sw4がOFFとなるため、モータ1が停止され、エジェクト
動作が完了するものである。
前記のように、トレイ10が第6図(a)の位置まで引
き込まれる以前に、カム溝3bの円弧状部3b1は係止板15
のピン15bの位置を通過し終り、カム部3b3がピン15bに
接触し始めるので、係止板15は第5図に示す位置まで、
右方に移動し、腕部6bの係止を解除して、スライド板6
のスライドを許容する状態となる。
き込まれる以前に、カム溝3bの円弧状部3b1は係止板15
のピン15bの位置を通過し終り、カム部3b3がピン15bに
接触し始めるので、係止板15は第5図に示す位置まで、
右方に移動し、腕部6bの係止を解除して、スライド板6
のスライドを許容する状態となる。
このように、係止板15が右方に移動すると、カム溝15
d、レバー53によって第26図のようにスイッチSw5がOFF
となり、トレイ10の水平移動が完了したことが検知され
る。
d、レバー53によって第26図のようにスイッチSw5がOFF
となり、トレイ10の水平移動が完了したことが検知され
る。
係止板15が第5図のように移動して、係止板15による
腕部6bの係止が解除される前に、カムギヤ3のピン3aは
Y字形の溝6c内に入り込む。
腕部6bの係止が解除される前に、カムギヤ3のピン3aは
Y字形の溝6c内に入り込む。
そして、係止板15による腕部6bの係止が解除され、ピ
ン15bが円弧状部3b2に至り、係止板15がその位置に保持
されると溝6cがピン3dに押されてスライド板6は、第7
図(a)に示すように、第6図(a)に対して左方に移
動させる。
ン15bが円弧状部3b2に至り、係止板15がその位置に保持
されると溝6cがピン3dに押されてスライド板6は、第7
図(a)に示すように、第6図(a)に対して左方に移
動させる。
そのため、ピン7aがスライド板6のカム孔6aに案内さ
れて、昇降板7は下降し、そのローラ8A,8B,9A,9Bにガ
イド溝10a,10bが挿入されているトレイ10も一緒に下降
しようとする。
れて、昇降板7は下降し、そのローラ8A,8B,9A,9Bにガ
イド溝10a,10bが挿入されているトレイ10も一緒に下降
しようとする。
この時、トレイ10の反対側の溝10cは、その端部の上
面開口部がローラ11の位置にあるため、この上面開口部
からローラ11は抜脱可能な状態となる。
面開口部がローラ11の位置にあるため、この上面開口部
からローラ11は抜脱可能な状態となる。
前記、昇降板7の下降は、その連結孔7bにピン13bを
挿入されているアーム板13は、ピン13bが昇降板7と一
緒に下降するので、その先端を降下させる方向に回動す
る。
挿入されているアーム板13は、ピン13bが昇降板7と一
緒に下降するので、その先端を降下させる方向に回動す
る。
従って、アーム板13のローラ13Aも昇降板7の下降量
と同寸法で下降し、ガイド溝10cを押し下げ、ローラ11
から抜脱させて、トレイ10のこの側も下降させる。
と同寸法で下降し、ガイド溝10cを押し下げ、ローラ11
から抜脱させて、トレイ10のこの側も下降させる。
このようなトレイ10の下降によって、その上に載置さ
れていたディスクbはターンテーブル32上に移載され
る。
れていたディスクbはターンテーブル32上に移載され
る。
一方、係止板15が第5図のように移動することによっ
て押し上げカム15cの低い部分が支板23の接触片23bの位
置に移動し、接触片23bは第26図のように一度下降す
る。
て押し上げカム15cの低い部分が支板23の接触片23bの位
置に移動し、接触片23bは第26図のように一度下降す
る。
このように、スライド板6の移動による昇降板7の下
降が完了すると、係止板15はカム部3b4によって再び逆
方向に移動を開始し、スイッチSw5がONするので、昇降
板7の下降動作の完了が検知される。
降が完了すると、係止板15はカム部3b4によって再び逆
方向に移動を開始し、スイッチSw5がONするので、昇降
板7の下降動作の完了が検知される。
前記、アーム板13の先端の下降回動は、引張バネ41に
よってクランパ取付板39を、その先端が下降するように
回動させる。
よってクランパ取付板39を、その先端が下降するように
回動させる。
そのため、前述のように、上昇時水平を保っていたク
ランパ42は、そのままターンテーブル32上に移載された
ディスクbの上に載置される。
ランパ42は、そのままターンテーブル32上に移載された
ディスクbの上に載置される。
そして、アーム板13の先端は尚も下降を続けるが、ク
ランパ42はバネ板47の付勢によってクランパ支持体45を
回動させ、且つ引張バネ41を引き延ばすことによって、
それ以上の下降はしない。
ランパ42はバネ板47の付勢によってクランパ支持体45を
回動させ、且つ引張バネ41を引き延ばすことによって、
それ以上の下降はしない。
斯くして、クランパ42によるディスクbのターンテー
ブル32への押し付けが行われ、ディスクbはスピンドル
モータ31の回転によって、ディスクbの回転が行われ
る。
ブル32への押し付けが行われ、ディスクbはスピンドル
モータ31の回転によって、ディスクbの回転が行われ
る。
前記、昇降板7の下降完了の検知は、このクランパ完
了の検知を意味することともなる。
了の検知を意味することともなる。
前述のように、トレイ10の水平移動の際の水平方向の
支持は、ローラ8A,8B,11,13Aの4つによって行われる
が、垂直移動の際にはローラ8A,8B,13Aの3つとなる。
支持は、ローラ8A,8B,11,13Aの4つによって行われる
が、垂直移動の際にはローラ8A,8B,13Aの3つとなる。
又、アーム板13が何等かの抵抗や寸法のバラツキ等に
よって捻じれたりすると、一側のローラ8A,8Bと他側の
ローラ13Aとの高さに狂いが生じ、トレイ10の高さが傾
くおそれが生じる。
よって捻じれたりすると、一側のローラ8A,8Bと他側の
ローラ13Aとの高さに狂いが生じ、トレイ10の高さが傾
くおそれが生じる。
すると、ガイド溝10a,10b,10cがローラ8A,8B,9A,9B,1
3Aに対して、第12図のような角度となり、ローラ8A,8B,
9A,9B,13Aが円筒形である場合には、これ等がガイド溝1
0a,10b,10cに喰い込んで、これを変形させ、その摺動が
円滑に行われなくなる。
3Aに対して、第12図のような角度となり、ローラ8A,8B,
9A,9B,13Aが円筒形である場合には、これ等がガイド溝1
0a,10b,10cに喰い込んで、これを変形させ、その摺動が
円滑に行われなくなる。
このような事態を防止するため、ローラ8A,8B,9A,9B,
11,13Aは、第11図、第12図のように、先端が膨大した球
状の形状とし、前述のようなガイド溝10a,10b,10cへの
喰い込みを防止している。
11,13Aは、第11図、第12図のように、先端が膨大した球
状の形状とし、前述のようなガイド溝10a,10b,10cへの
喰い込みを防止している。
斯くして、ディスクbのターンテーブル32への移載、
クランパ42によるクランプの終了後もカムギヤ3は回転
し続け、ピン15bはカム溝3bのカム3b4に至り、係止板15
を第5図の左方に向かって移動させ、腕部6bを係止して
スライド板6の移動を阻止する。
クランパ42によるクランプの終了後もカムギヤ3は回転
し続け、ピン15bはカム溝3bのカム3b4に至り、係止板15
を第5図の左方に向かって移動させ、腕部6bを係止して
スライド板6の移動を阻止する。
この時、ピン3aは溝6cのY字状の拡大部から抜脱して
いるため、カムギヤ3が回転を継続してもスライド板6
が移動されることはない。
いるため、カムギヤ3が回転を継続してもスライド板6
が移動されることはない。
前述のように、係止板15の左方への移動によって、そ
の押上カム15cが接触片23bを引張バネ25の付勢に抗して
押し上げ始める。
の押上カム15cが接触片23bを引張バネ25の付勢に抗して
押し上げ始める。
そして、カム溝3bのカム部3b4の中間部分がピン15bの
位置に到達した時、第25図のように、ピン52cがカム溝3
dの小径部3d2に至り、スイッチSw4がOFFとなる。
位置に到達した時、第25図のように、ピン52cがカム溝3
dの小径部3d2に至り、スイッチSw4がOFFとなる。
押上カム15cの水平部15c2が接触片23bに到達し、支板
23が軸19を中心として略水平になったことを検知し、モ
ータ1を停止させる。仮に、モータがオーバーランする
等、接触片23bが水平部15c2を越した場合、ピン53cがカ
ム溝15dによって動かされレバー53がスイッチSw5をオフ
させる。すなわち、スイッチSw4がオフでスイッチSw5が
オンである位置において支板23は水平である。
23が軸19を中心として略水平になったことを検知し、モ
ータ1を停止させる。仮に、モータがオーバーランする
等、接触片23bが水平部15c2を越した場合、ピン53cがカ
ム溝15dによって動かされレバー53がスイッチSw5をオフ
させる。すなわち、スイッチSw4がオフでスイッチSw5が
オンである位置において支板23は水平である。
この時、光学式ピックアップ20の光軸は、第13図のタ
ーンテーブル32の中心から63mmのV位置にあり、前記ス
イッチSw1,Sw2は第28図のようにOFFである。
ーンテーブル32の中心から63mmのV位置にあり、前記ス
イッチSw1,Sw2は第28図のようにOFFである。
第29図は、このスイッチSw1,Sw2、光学式ピックアッ
プ20のフォーカス信号FSによって、モータ26の回転制
御、光学式ピックアップ20の再生出力POを行う回路のブ
ロック図で、そのフローチャートを第30図に示す。
プ20のフォーカス信号FSによって、モータ26の回転制
御、光学式ピックアップ20の再生出力POを行う回路のブ
ロック図で、そのフローチャートを第30図に示す。
図において、55は制御回路、I/Oは入出力ポート、ROM
はリードオンメモリ、RAMはランダムアクセスメモリで
ある。
はリードオンメモリ、RAMはランダムアクセスメモリで
ある。
前記のように、ディスクbのセットが完了してスイッ
チSw1,Sw2がOFFであると、第30図のようにステップS1と
して光学式ピックアップ20はディスクbの反射によっ
て、フォーカスを得ようとする。
チSw1,Sw2がOFFであると、第30図のようにステップS1と
して光学式ピックアップ20はディスクbの反射によっ
て、フォーカスを得ようとする。
この時、ディスクbがセットされず、或いは直径12cm
又は8cmのディスクの場合には、前記V位置では反射さ
れないため、フォーカス信号FSは得られない。
又は8cmのディスクの場合には、前記V位置では反射さ
れないため、フォーカス信号FSは得られない。
又、直径20cm、30cmのビデオディスクbの場合には、
フォーカス信号FSが得られるため、ステップS2として、
スイッチSw2がNOするIV位置に移動する。
フォーカス信号FSが得られるため、ステップS2として、
スイッチSw2がNOするIV位置に移動する。
このディスクbには、IV位置の半径約55mmの位置に
は、TOC情報が記録されているので、光学式ピックアッ
プ20はこのTOC情報を読取り、ステップS3として、この
ディスクbの再生を行う。
は、TOC情報が記録されているので、光学式ピックアッ
プ20はこのTOC情報を読取り、ステップS3として、この
ディスクbの再生を行う。
この再生の終了時、ステップ4として次の再生指令が
ある場合には、その再生指令に従ってステップS4とし
て、ステップS3に戻り、ディスクbの再生を行う。
ある場合には、その再生指令に従ってステップS4とし
て、ステップS3に戻り、ディスクbの再生を行う。
しかし、再生指令がない時には、ステップS5として、
IV位置を経由し、ステップS6としてV位置に戻る。
IV位置を経由し、ステップS6としてV位置に戻る。
前述のステップS1において、フォーカス信号FSが得ら
れない場合には、ステップS7として一度ONしたスイッチ
Sw2が再びOFFするII位置に送られる。
れない場合には、ステップS7として一度ONしたスイッチ
Sw2が再びOFFするII位置に送られる。
そして、ステップS8として再びフォーカス信号FSを得
るべく動作するが、ここにおいてもフォーカス信号FSが
得られない場合には、ディスクbはセットされていない
ものとして、ステップS5に移行する。
るべく動作するが、ここにおいてもフォーカス信号FSが
得られない場合には、ディスクbはセットされていない
ものとして、ステップS5に移行する。
しかし、この位置でフォーカス信号FSが得られた時に
は、直径12cm又は直径8cmのディスクがセットされたも
のとして、このII位置である半径約26mmの位置に記録さ
れているデジタルオーディオディスクのTOC情報をステ
ップS9として読取る。
は、直径12cm又は直径8cmのディスクがセットされたも
のとして、このII位置である半径約26mmの位置に記録さ
れているデジタルオーディオディスクのTOC情報をステ
ップS9として読取る。
そして、この情報が読取られた時は、前記のディスク
bとして、ステップS10として、その再生が行われる。
bとして、ステップS10として、その再生が行われる。
その再生が終了した時、ステップS14として、次の再
生指令がある時には、その再生指令に従って、ステップ
S13に戻るが、再生指令のない場合には、ステップS5に
戻る。
生指令がある時には、その再生指令に従って、ステップ
S13に戻るが、再生指令のない場合には、ステップS5に
戻る。
しかし、CDV(画像入りコンパクトディスク)におい
ては、このII位置のTOC情報を読み取り、ステップS12と
してスイッチSW4がONするIII位置に移動し、ステップS
11としてその再生を行う。
ては、このII位置のTOC情報を読み取り、ステップS12と
してスイッチSW4がONするIII位置に移動し、ステップS
11としてその再生を行う。
そして、そのビデオ部分の再生が終了したステップS
12において、ステップS13に移行し、オーディオの再生
が行われるものである。
12において、ステップS13に移行し、オーディオの再生
が行われるものである。
このようにして、ディスクbの再生が行われるが、そ
のLD又はCDVのビデオパート部の再生の間、チルトセン
サ54は、ディスクbの傾きを除去し続け、傾きが検出さ
れるとモータ1がその傾きの方向に従って、正逆何れか
に回転される。
のLD又はCDVのビデオパート部の再生の間、チルトセン
サ54は、ディスクbの傾きを除去し続け、傾きが検出さ
れるとモータ1がその傾きの方向に従って、正逆何れか
に回転される。
すると、係止板15がその回転に従って移動するので、
押上カム15cによる接触片23bの押上量は、第26図のVI位
置を中心として変化し、軸19を中心として支板23を傾け
る。
押上カム15cによる接触片23bの押上量は、第26図のVI位
置を中心として変化し、軸19を中心として支板23を傾け
る。
この支板23の傾きがディスクbの傾きと一致して、両
者が平行となり、受光体54b,54cの受光量が同一となる
と、モータ1は停止する。
者が平行となり、受光体54b,54cの受光量が同一となる
と、モータ1は停止する。
斯くして、光学式ピックアップ20のチルト調整が行わ
れる。
れる。
前記、チルトセンサ54の受光体54b,54c、発光体54aを
結んだ線Yは、第27図のように、光学式ピックアップ20
の光軸の移動線Zに対し、15度傾けられて取り付けられ
ている。
結んだ線Yは、第27図のように、光学式ピックアップ20
の光軸の移動線Zに対し、15度傾けられて取り付けられ
ている。
この角度は、従来の第32図の移動線Zに対し受光体54
b,54c、発光体54aを結んだ線Xが平行な場合、直径30cm
のディスクbの最内周55mmを再生する時の線Zとなす角
21.4度と、最外周147mmを再生する時の角8度との中
間、即ち(8+21.4)/2=14.7≒15に基づくものであ
る。
b,54c、発光体54aを結んだ線Xが平行な場合、直径30cm
のディスクbの最内周55mmを再生する時の線Zとなす角
21.4度と、最外周147mmを再生する時の角8度との中
間、即ち(8+21.4)/2=14.7≒15に基づくものであ
る。
又、光学式ピックアップ20の光軸VIIよりも1.29≒3mm
内側にずらしたのは、光軸VIIが最外周147mmにある時、
チルトセンサ54の中心がターンテーブル32の中心Iから
147mmの位置にあるようにするためのものである。
内側にずらしたのは、光軸VIIが最外周147mmにある時、
チルトセンサ54の中心がターンテーブル32の中心Iから
147mmの位置にあるようにするためのものである。
このように設定した時のディスクbのそり角θTが2
度である場合の、チルトセンサ54の検出角θLは、第30
図に示すように に従って計算すると、円周でθL=2.020度、外周で2.0
13度となる。
度である場合の、チルトセンサ54の検出角θLは、第30
図に示すように に従って計算すると、円周でθL=2.020度、外周で2.0
13度となる。
従って、実際のそり角θTとの差θT−θLは最大0.
02度で、従来の0.148度に比し、0.128度改善されること
となる。
02度で、従来の0.148度に比し、0.128度改善されること
となる。
本発明は叙上のように、補助取付板は取付体に枢支さ
れ、その一側の調節手段の調節によって、補助取付板と
取付体との距離を変えれば、補助取付板は枢支点を中心
として傾く。
れ、その一側の調節手段の調節によって、補助取付板と
取付体との距離を変えれば、補助取付板は枢支点を中心
として傾く。
そのため、取付体のその側は、補助取付板の傾きに応
じて昇降するので、取付体はガイド軸を中心として回動
し、光学式ピックアップの光軸を、ガイド軸と直交する
面内において垂直に調整することができる。
じて昇降するので、取付体はガイド軸を中心として回動
し、光学式ピックアップの光軸を、ガイド軸と直交する
面内において垂直に調整することができる。
そして、この調節手段を実施例のようなビスと押しバ
ネにすれば、ビスの締め付け、緩めによって連続的な調
整ができる。
ネにすれば、ビスの締め付け、緩めによって連続的な調
整ができる。
更に、この調節手段は、従来のように光学式ピックア
ップの側方とせず、ガイド軸方向に離れた場所に設ける
ことができるから、ターンテーブルにセットされた光学
式ディスクの外径よりも外側とすることが可能である。
ップの側方とせず、ガイド軸方向に離れた場所に設ける
ことができるから、ターンテーブルにセットされた光学
式ディスクの外径よりも外側とすることが可能である。
従って、光学式ディスクをセットして調整が行えるこ
と、及び調整のし易さによって、光学式ピックアップの
タンジェンシャル作業を容易化できるものである。
と、及び調整のし易さによって、光学式ピックアップの
タンジェンシャル作業を容易化できるものである。
第1図〜第30図は本発明に基づく光学式ディスクの再生
装置を示すもので、 第1図は全体の平面図、 第2図はそのケースを除去した平面図、 第3図はクランパ部の平面図、 第4図は全体の正面図、 第5図(a)はローディング駆動部の平面図、 第5図(b)は同上の図中における押上カムの断面図、 第6図(a),(b)と第7図(a),(b)は昇降板
の動作を示す側面図、 第8図〜第10図はローディング駆動部とトレイの動作を
示す平面図、 第11図と第12図はトレイのガイド溝とローラの関係を示
す正面図、 第13図は光学式ピックアップ動作部の平面図、 第14図と第15図はそのチルト動作を示す側面図、 第16図は光学式ピックアップの移動軸調節を示す側面
図、 第17図は光学式ピックアップのタンジェンシャル調整部
の平面図、 第18図と第19図はその調整を示す側面図、 第20図はその正面図、 第21図はクランパ部の分解斜面図、 第22図〜第25図はカムギヤの回転によるスイッチの動作
状態を示す平面図、 第26図はそのスイッチの動作による各部の動作状態の検
知を示す線図、 第27図はチルトセンサの動作寸法、角度を示す平面図、 第28図は光学式ピックアップの位置とスイッチの動作状
態を示す線図、 第29図は制御回路を含む回路のブロック図、 第30図はそのフローチャート、 第31図は従来のピックアップ光軸調節装置の平面図、 第32図はその正面図である。 a……シャーシ、b……光学式ディスク、20……光学式
ピックアップ、21……取付体、21b……突部、22……ガ
イド軸、23……支板、23d……一辺、31……スピンドル
モータ、32……ターンテーブル、33……補助取付板、33
a……スライド片、33b……凹部、33c,33d……ビス、34
……押しバネ。
装置を示すもので、 第1図は全体の平面図、 第2図はそのケースを除去した平面図、 第3図はクランパ部の平面図、 第4図は全体の正面図、 第5図(a)はローディング駆動部の平面図、 第5図(b)は同上の図中における押上カムの断面図、 第6図(a),(b)と第7図(a),(b)は昇降板
の動作を示す側面図、 第8図〜第10図はローディング駆動部とトレイの動作を
示す平面図、 第11図と第12図はトレイのガイド溝とローラの関係を示
す正面図、 第13図は光学式ピックアップ動作部の平面図、 第14図と第15図はそのチルト動作を示す側面図、 第16図は光学式ピックアップの移動軸調節を示す側面
図、 第17図は光学式ピックアップのタンジェンシャル調整部
の平面図、 第18図と第19図はその調整を示す側面図、 第20図はその正面図、 第21図はクランパ部の分解斜面図、 第22図〜第25図はカムギヤの回転によるスイッチの動作
状態を示す平面図、 第26図はそのスイッチの動作による各部の動作状態の検
知を示す線図、 第27図はチルトセンサの動作寸法、角度を示す平面図、 第28図は光学式ピックアップの位置とスイッチの動作状
態を示す線図、 第29図は制御回路を含む回路のブロック図、 第30図はそのフローチャート、 第31図は従来のピックアップ光軸調節装置の平面図、 第32図はその正面図である。 a……シャーシ、b……光学式ディスク、20……光学式
ピックアップ、21……取付体、21b……突部、22……ガ
イド軸、23……支板、23d……一辺、31……スピンドル
モータ、32……ターンテーブル、33……補助取付板、33
a……スライド片、33b……凹部、33c,33d……ビス、34
……押しバネ。
Claims (1)
- 【請求項1】光学式ピックアップのガイド軸がディスク
の排出収納方向と略同一の方向に延在している光学式デ
ィスク再生装置において、 光学式ピックアップが取付けられていて、前記ガイド軸
にガイドされて摺動し、かつ該ガイド軸を中心とした回
動が可能な取付体と、 ディスクの排出収納方向と略直角の方向を中心軸として
弾性力に抗して回動するように前記取付体に枢支され、
支板上をスライドするスライド片を有する補助取付板
と、 ターンテーブルにセットされたディスクの外径よりも外
側で前記補助取付板上に設けられ、前記補助取付板に対
する前記取付体の回動量を調節する調節手段とを備え、 前記スライド片を支点として前記調節手段で前記回動量
を調節することにより、前記取付体が前記ガイド軸を中
心として回動され前記光学式ピックアップの光軸を調整
することを特徴とするピックアップ光軸調節装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1008653A JP3057604B2 (ja) | 1989-01-19 | 1989-01-19 | 光学式ディスク再生装置のピックアップ光軸調節装置 |
US07/466,560 US5084854A (en) | 1989-01-19 | 1990-01-17 | Optical disk reproducing apparatus |
EP90300537A EP0380238B1 (en) | 1989-01-19 | 1990-01-18 | Optical disk reproducing apparatus |
DE69021093T DE69021093T2 (de) | 1989-01-19 | 1990-01-18 | Abspielgerät für optische Platten. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1008653A JP3057604B2 (ja) | 1989-01-19 | 1989-01-19 | 光学式ディスク再生装置のピックアップ光軸調節装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02189720A JPH02189720A (ja) | 1990-07-25 |
JP3057604B2 true JP3057604B2 (ja) | 2000-07-04 |
Family
ID=11698894
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1008653A Expired - Fee Related JP3057604B2 (ja) | 1989-01-19 | 1989-01-19 | 光学式ディスク再生装置のピックアップ光軸調節装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3057604B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10293932A (ja) * | 1997-04-17 | 1998-11-04 | Mitsumi Electric Co Ltd | 光ディスク駆動装置における光ピックアップのスキュー調整機構 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0426974Y2 (ja) * | 1985-07-24 | 1992-06-29 |
-
1989
- 1989-01-19 JP JP1008653A patent/JP3057604B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02189720A (ja) | 1990-07-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |