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JP3054707B1 - 光アイソレ―タ - Google Patents

光アイソレ―タ

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JP3054707B1
JP3054707B1 JP11075746A JP7574699A JP3054707B1 JP 3054707 B1 JP3054707 B1 JP 3054707B1 JP 11075746 A JP11075746 A JP 11075746A JP 7574699 A JP7574699 A JP 7574699A JP 3054707 B1 JP3054707 B1 JP 3054707B1
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light
layer
optical
waveguide
light wave
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JP11075746A
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義昭 中野
充 竹中
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東京大学長
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Publication date
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Priority to EP00302255A priority patent/EP1039330B1/en
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S5/00Semiconductor lasers
    • H01S5/50Amplifier structures not provided for in groups H01S5/02 - H01S5/30
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/01Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour 
    • G02F1/09Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on magneto-optical elements, e.g. exhibiting Faraday effect
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    • G02F1/0955Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on magneto-optical elements, e.g. exhibiting Faraday effect in an optical waveguide structure used as non-reciprocal devices, e.g. optical isolators, circulators
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    • H01S5/0064Anti-reflection components, e.g. optical isolators
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    • H01S5/026Monolithically integrated components, e.g. waveguides, monitoring photo-detectors, drivers

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Abstract

【要約】 【課題】 半導体基板上に集積化できる光アイソレータ
を実現する。 【解決手段】 本発明による光アイソレータは、半導体
基板上に形成した光導波路と、この光導波路上に形成し
た光吸収性磁性材料層とを有する導波路構造体を具え
る。磁性材料層は導波路を伝搬する光波の磁気ベクトル
の振動方向と対応する方向に磁化する。導波路を伝搬す
る光波が導波路全体として感ずる等価屈折率は、光磁気
効果により光波の伝搬方向に応じて変化するので、導波
路を伝搬する光波の減衰量を一方向と反対方向とで相違
させることができ、この減衰量の差を利用することによ
り光アイソレータを構成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光アイソレータ、
特に半導体レーザや光導波路と共に基板上に集積化する
ことができる光アイソレータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】光通信システムにおいては、光ファイバ
の端面での反射光や散乱光が光源側に戻るのを防止する
ため光アイソレータが用いられている。現在実用化され
ている光アイソレータとして、光磁気材料による偏光面
の回転を利用した光アイソレータが実用化されている。
例えば、ファラディ回転型の光アイソレータは偏光子、
光学的に透明な材料のファラディ回転子、及び検光子で
構成されており、順方向に進む円偏光のうち偏光子の偏
光面と一致した偏光成分は偏光子を通過し、ファラディ
回転子により偏光面が45°回転し、偏光子に対して4
5°傾いている検光子を通過して出射する。一方、順方
向とは反対の方向に伝搬する戻り光は、検光子を通過し
た後ファラディ回転子により偏光面が45°の回転を受
けて偏光子に戻るため、偏光子により阻止される。この
従来の光アイソレータで用いられている偏光子及び検光
子として偏光ビームスプリッタや複屈折プリズムが用い
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した既知の光アイ
ソレータは、半導体デバイス構造を有していないため、
半導体レーザや光変調器のような半導体光学素子と一体
的に製造することができなかった。このため、半導体レ
ーザ等の半導体素子が集積化されている光回路基板とは
別体構造として作成しなければならず、その製造工程が
複雑になるばかりでなく、製造コストも高価になる欠点
があった。特に、位相整合を必要とするため、精密な加
工処理が必要であり製造工程が複雑になる欠点があっ
た。一方、光アイソレータが半導体製造技術を用いて半
導体レーザやフォトダイオード等の半導体素子と同一製
造技術を用いて基板上に形成できれば、一層精密な製造
工程で製造することができ、しかも製造コストも大幅に
安価にすることが可能である。
【0004】従って、本発明の目的は、半導体製造技術
を用いて半導体基板上に集積化することができる光アイ
ソレータを実現することにある。
【0005】さらに、本発明の別の目的、位相整合が不
要となり、複雑な製造工程を用いることなく製造できる
光アイソレータを実現することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による光アイソレ
ータは、層形成すべき表面を有する第1導電型の半導体
基板と、この基板上に形成され、第1導電型の第1のク
ラッド層と、この第1のクラッド層上に形成した活性層
と、活性層上に形成した第1導電型とは反対の第2導電
型の第2のクラッド層と、前記半導体基板の層形成面と
は反対側に形成した第1の電極と、前記第2のクラッド
層の上側に形成した第2の電極とを有する半導体光増幅
器構造体を具え、前記第1及び第2のクラッド層並びに
活性層が、光波が伝搬する光導波路を構成し、前記半導
体光増幅器構造体が、さらに前記光導波路を伝搬する光
波に対して光吸収作用を有する光吸収性磁性材料層を具
え、前記磁性材料層が前記光波の磁気ベクトルの振動方
向と対応する方向の磁界成分を有するように磁化され、
前記導波路構造体が、前記光吸収性磁性材料層の光磁気
効果により光導波路を伝搬する光波に対して伝搬方向に
応じて等価屈折率が変化する非相反性光学特性を有し、
この非相反性の等価屈折率変化により、光導波路を第1
の方向に伝搬する第1の光波の当該導波路を伝搬する際
に生ずる減衰量が第1の方向とは反対の第2の方向に伝
搬する第2の光波の当該導波路を伝搬する際に生ずる減
衰量よりも小さくなるように構成したことを特徴とす
る。
【0007】本発明は、光磁気効果を利用することによ
り、光導波路を伝搬する光波が導波路全体について感ず
る屈折率、すなわち等価屈折率を光波の伝搬方向に応じ
て変化させることができると言う認識に基づいている。
等価屈折率を光波の伝搬方向に応じて変化させることが
できれば、一方向に伝搬する光波の減衰量と反対方向に
伝搬する光波の減衰量とを相違させることができ、光導
波路を伝搬する際の減衰量の差異を利用することにより
光アイソレータを実現できる。
【0008】本発明は上述した認識に基づくものであ
り、光磁気効果による非相反性の屈折率変化を得るた
め、光導波路上に光吸収性の磁性材料層を形成し、この
光吸収性磁性材料層を、光導波路を伝搬する光波の磁気
ベクトルの振動方向と対応する方向に磁化する。光波は
光導波路と共に光吸収性磁性材料層をも伝搬するため、
伝搬する光波は導波路構造体全体として光吸収性磁性材
料層の光磁気効果を受け、磁性材料層が光吸収性の場合
屈折率の実部だけでなく虚部も非相反性となり、伝搬方
向に応じて導波路を伝搬する際の減衰量を相違させるこ
とができる。この際、磁性材料層の磁化方向を適切に設
定するだけで伝搬方向に応じて減衰量を相違させること
ができる。この結果、位相整合のための複雑な構造及び
精密な加工工程が不要になる。
【0009】次に、本発明による光導波路構造体の光磁
気効果による非相反性について理論的に説明する。ここ
で、後述する図1に示すxyz座標系(光波の伝搬方向
をz方向とし、x及びy方向を光波の伝搬方向と直交す
る方向とする)を想定する。一般に光磁気材料の性質は
誘電テンソルで表され、導波路上に形成されている磁性
材料が磁化されていないとき、その誘電率εは次式で表
される。
【化1】 ここで、ε0 は真空中の誘電率を表す。(1)式から明
らかなように、光吸収性磁性材料が磁化されていない場
合、その誘電テンソルは対称性を有し、従って光波の伝
搬方向に応じて等価屈折率が変化する非相反性を呈する
ことはない。
【0010】一方、光吸収性磁性材料がy方向に磁化さ
れているとき、その誘電率εは次式で表される。
【化2】 (2)式から明らかなように、光吸収性磁性材料層が磁
化されている場合、その誘電テンソルは非対角成分を有
するから、この非対角成分の存在による光磁気効果によ
り光波の伝搬方向に応じて等価屈折率が変化する非相反
性が生ずる。
【0011】光吸収性磁性材料がy方向に磁化されてい
る場合と磁化されていない場合との間の、z方向にTM
モードで伝搬する光波に対する等価屈折率の変化分は次
式で表すことができる。
【化3】 ここで、Δn+iΔkは、等価屈折率の変化分を表し、
0 は真空中の光の波数であり、nは導波路の各層の屈
折率であり、Hy は導波路上に形成した磁性材料のTM
モードの磁界成分である。
【0012】一方、z方向とは反対の−z方向に伝搬す
る光波に対する等価屈折率の変化分は、(3) 式の右辺の
積分項のεxzの項の符号が反転するだけで残りの要素に
ついては同一である。従って、進行波と後退波との間で
等価屈折率が相違することになる。この光磁気効果によ
る非相反性の等価屈折率の変化を積極的に利用すること
により、光波が当該導波路を伝搬する際に生ずる光導波
路から光吸収性磁性材料層へのエネルギー移行によるエ
ネルギー減衰量が伝搬方向に応じて変化することにな
り、光アイソレータを実現することができる。この場
合、光導波路構造体を半導体光増幅器構造とすることに
より、入射した信号光を、導波路を伝搬する際の減衰量
を補償するように光増幅して出射させることができるの
で、信号光を減衰させることなくアイソレーション機能
を実現することができる。
【0013】次に、アイソレーション比について説明す
る。アイソレーション比IR は、以下の式により表すこ
とができる。
【化4】 IR =後退波の出力強度/進行光の出力強度 (4) (2)式を利用することにより、アイソレーション比は
進行波の減衰と後退波の減衰との差2Δkで表すことが
でき、これを(5)式で示す。
【化5】 ここで、Lはデバイス長である。そして、後述する実施
例で説明する光アイソレータについてシミュレーション
した結果、1.58mmのデバイス長で40dBのアイ
ソレーション比を得ることができることが確認された。
【0014】本発明による光アイソレータの実施例は、
第1の光波を伝送系に沿って伝送すべき信号光とし、前
記第2の光波を信号光とは反対の方向に伝搬する戻り光
としたことを特徴とする。このように構成すれば、伝送
すべき信号光をあまり減衰させず、伝送路中で生じた反
射光や散乱光のような戻り光を大幅に減衰させることが
できる。
【0015】本発明による光アイソレータの別の実施例
は、光吸収磁性材料層を、導波路を伝搬する第1の光波
の磁気ベクトルの振動方向と対応する方向の磁界成分を
有するように磁化した磁性材料で構成したことを特徴と
する。光磁気効果による非相反性を得るためには、外部
磁界の方向を導波路を伝搬する種々のモードの光波の磁
気ベクトルの振動方向に対応させる必要があり、例えば
TMモード光の場合基板面と平行な面に沿って磁性材料
層を形成し、光波の伝搬方向と直交する方向に磁化する
ことにより、光磁気効果による非相反性を達成すること
ができる。
【0016】光磁気効果を生ずる光吸収性の磁性材料と
して、ニッケル、鉄、コバルト等の強磁性材料やイット
リウム鉄ガーネット(YIG)のような種々の磁性材料
を用いることができる。
【0017】本発明の光アイソレータの好適実施例は、
基板を半導体基板とし、前記コア層並びに第1及び第2
のクラッド層を半導体材料で構成したことを特徴とす
る。このように構成することにより、半導体製造技術を
用いて半導体レーザと共に同一の半導体基板上に光アイ
ソレータを形成することができる。
【0018】本発明による光アイソレータの別の実施例
は、層形成すべき表面を有する第1導電型の半導体基板
と、この半導体基板の層形成すべき面の上側に形成した
第1導電型の第1のクラッド層と、第1のクラッド層の
上側に形成した活性層と、活性層の上側に形成した第1
導電型とは反対の第2導電型の第2のクラッド層と、前
記半導体基板の層形成すべき面とは反対側の面に形成し
た第1の電極と、前記第2のクラッド層の上側に形成し
た第2の電極とを有する半導体光増幅器構造体を具え、
前記第1のクラッド層、活性層及び第2のクラッド層に
より光導波路を構成し、前記第2の電極が、導波路を伝
搬する光波の磁気ベクトルの振動方向と対応する方向の
磁界成分を有するように磁化した光吸収性磁性材料層を
含み、前記光導波路と第2の電極の磁性材料層とが光導
波路構造体を構成し、この光導波路構造体が、前記光吸
収性磁性材料層の光磁気効果により光導波路を伝搬する
光波に対して伝搬方向に応じて等価屈折率が変化する非
相反性光学特性を有し、この非相反性の等価屈折率の変
化により、光導波路を第1の方向に伝搬する第1の光波
の当該導波路を伝搬する際に生ずる減衰量が第1の方向
とは反対の第2の方向に伝搬する第2の光波の当該導波
路を伝搬する際に生ずる減衰量よりも小さくなるように
構成したことを特徴とする。このように、光アイソレー
タを半導体光増幅器の構造とすれば、第1の電極と第2
の電極との間に接続した直流バイアス源の出力電圧を調
整することにより入射した信号光を光増幅して入射した
際のエネルギーレベルと同一のエネルギーレベルの信号
光として出射させることができる。
【0019】光増幅器構造を有する光アイソレータの別
の実施例は、光増幅器構造体の一方の電極が第1の光波
の磁気ベクトルの振動方向と対応する方向に磁化したニ
ッケル層と金層とを有することを特徴とする。この実施
例では、光増幅器の電極を光吸収性磁性材料層として兼
用することができる利点がある。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は本発明による光アイソレー
タの一例の構成を示す線図的断面図である。本例では、
入射光を光増幅して出射させる半導体光増幅器構造を有
する光アイソレータについて説明する。図1において、
z方向に光波が伝搬し、x方向に沿って半導体層構造体
を形成するものとする。n型のInPの基板1を用意
し、この基板の層形成面1a上に半導体層構造を形成す
る。基板1は100μmの厚さを有し、その不純物濃度
は例えば1×1018原子/cm3 とする。尚、n型の不
純物として、例えばサルファを用いることができる。
【0021】InP基板1上にn型InPの第1のクラ
ッド層2を堆積する。この第1のクラッド層2は200
nmの厚さ及び3.16の屈折率を有し、その不純物濃
度は1×1017原子/cm3 とする。第1のクラッド層
2上にアンドープのInGaAsPの第1のガイド層3
を形成する。この第1のガイド層3の厚さは例えば12
0nmとし、その屈折率は3.37とする。第1のガイ
ド層3上に、アンドープのInGaAsPの活性層4を
形成する。この活性層4は100nmの厚さ及び3.4
132の屈折率を有する。尚、本例では、単一層の活性
層を用いたが、例えばInGaAsとInGaAsPと
の多重量子井戸構造を用いることもできる。活性層4上
にアンドープのInGaAsPの第2のガイド層5を形
成する。第2のガイド層5は120nmの厚さ及び3.
37の屈折率を有する。
【0022】第2のガイド層5上にp型のInPの第2
のクラッド層6を堆積する。この第2のクラッド層は3
00nmの厚さ及び3.16の屈折率を有し、その不純
物濃度は1×1017原子/cm3 とする。第2のクラッ
ド層6上に、p型のInGaAsのキャップ層7を形成
する。このキャップ層7は30nmの厚さを有し、その
不純物濃度は1×1019原子/cm3 とする。
【0023】キャップ層7上に第1の電極8を形成す
る。第1の電極8は厚さ50nmのニッケル層8aとこ
のニッケル層8a上に形成した厚さ100nmの金層8
bとで構成する。ニッケル層8aは金層8bと共に第1
の電極8を構成すると共に、導波路を伝搬する光波に対
して光磁気効果を及ぼす光吸収性の磁性材料層としても
機能する。基板1の層形成面1aと反対側に第2の電極
9を形成する。第2の電極は厚さ50nmのチタン層9
aと厚さ100nmの金層9bとで構成する。第1の電
極8と第2の電極9との間には直流バイアス源10を接
続し、入射した光波をそのエネルギーレベル以上のレベ
ルまで光増幅して出射させることができる。
【0024】この光アイソレータは半導体光増幅器とし
て機能すると共に単一の光導波路構造体としても機能す
る。すなわち、活性層4並びにその両側に形成した第1
及び第2のガイド層3及び5が光導波路のコア層を構成
し、第1のクラッド層2が光導波路の一方の側に形成し
たクラッド層を構成し、第2のクラッド層6及びキャッ
プ層7が他方の側に形成したクラッド層を構成し、ニッ
ケル層8aが光吸収性の磁性材料層を構成するので、コ
ア層と第1及び第2のクラッド層とにより光導波路か構
成されニッケル層8aにより光吸収性磁性材料層が構成
される単一光導波路構造体を構成するものと考えること
もできる。この場合、半導体レーザとほぼ同一構造の導
波路型光アイソレータを同一半導体基板上に集積化する
ことができる。
【0025】本発明による光アイソレータは、導波路を
伝搬する光波に対して非対称構造を有することが必要で
ある。図1に示す実施例においては、y方向は無限大に
拡がっているものとみなすことができる。一方、x方向
については光吸収性磁性材料層が基板と反対側にだけ形
成されているため、x方向において非対称構造が確保さ
れている。
【0026】第2のクラッド層6は、光導波路のコア層
と光吸収性磁性材料層との間の距離を規定する重要な意
義を有する。すなわち、第2のクラッド層6の厚さは導
波路構造体を伝搬する光波の光吸収性磁性材料層8a側
に滲み出すエネルギー量すなわち伝搬する光波のエバネ
ッセント光が光吸収性磁性材料層に浸入する量を規定す
ると共に、光吸収性磁性材料層の伝搬する光波に対する
光磁気効果を及ぼす強さを規定する重要な意義を有す
る。従って、第2のクラッド層6の厚さは導波路を伝搬
する光波の波長や光アイソレータとしての用途を考慮し
て適切に設定する。
【0027】次に、光吸収性磁性材料層8aの磁化方向
について説明する。信号光として図1のz方向(紙面の
左側から右側に向けて)に伝搬するTMモード波を想定
する。この場合、TMモード波の磁気ベクトルはy方向
に振動する。従って、磁性材料層8aはy方向に沿って
延在するように形成すると共に、+y方向すなわち紙面
の奥側から手前側に向くように磁化する。このような方
向に磁化することにより、z方向に伝搬する信号光に対
する減衰量は最小になり、反対方向(−z方向)に伝搬
する反射波や散乱光に対する減衰量を最大にすることが
でき、大きなアイソレーション比を得ることができる。
尚、磁性材料層の磁化方向は、導波路を伝搬する光波の
磁気ベクトル方向に正確に対応させる必要はなく、磁気
ベクトルの方向と対応する方向の磁化成分を有するよう
に磁化するだけで所望の性能を得ることができる。
【0028】尚、TEモード波の磁気ベクトルの振動方
向は、図1のほぼx方向となるため、TEモード波が伝
搬する導波路の場合、導波路構造体の側面に基板1の層
形成面1aとほぼ直交する方向に延在する光吸収性磁性
材料層を形成し、この光吸収性磁性材料層をほぼx方向
に磁化することにより、この磁性材料層の光磁気効果を
利用することができる。
【0029】次に、図1に示す光アイソレータを光増幅
作用を有する光アイソレータとして用いる場合の動作に
ついて説明する。信号光は+z方向(紙面の左側から右
側に)伝搬するものとし、減衰させるべき戻り光は反対
の−z方向に伝搬するものとする。この光アイソレータ
は、戻り光に対して強い減衰作用が生ずると共に信号光
についても減衰作用がある。従って、入射した信号光に
対して少なくともその減衰レベルがゼロレベルとなるよ
うに光増幅を行って出射させる。この光増幅率は直流バ
イアス源10の電圧レベルを調整することにより行う。
この結果、伝搬すべき信号光のエネルギーレベルを低下
させることなく、戻り光のエネルギーレベルを大幅に減
衰させることができる。
【0030】本発明は上述した実施例だけに限定されず
種々の変形や変更が可能である。例えば、上述した実施
例ではInP系の化合物半導体材料を用いたが、例えば
GaAs系半導体材料やGaN系半導体材料を用いるこ
ともできる。GaAs系半導体材料を用いる場合、コア
の材料としてGaAsを用いクラッド層の材料としてA
lGaAsを用いることができる。また、GaN系半導
体材料を用いる場合、コアの材料としてInGaNを用
いクラッド層の材料としてGaNを用いることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による光アイソレータの一例の構成を
示す線図的断面図である。
【符号の説明】 1 基板 2 第1のクラッド層 3 第1のガイド層 4 活性層 5 第2のガイド層 6 第2のクラッド層 7 キャップ層 8 第1の電極 8a ニッケル層 9 第2の電極 10 バイアス源
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−104227(JP,A) IEEE PHOTONICS TE CHNOLOGY LETTERS,V OL.9,NO.5,MAY 1997,p p.631−633 第46回応用物理関係連合講演会講演予 稿集、1999年春季、第3分冊(1999年3 月28日発行)、第1219頁 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/12 - 6/14 G02B 27/28 G02F 1/00 - 1/125 G02F 1/29 - 7/00

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 層形成すべき表面を有する第1導電型の
    半導体基板と、この基板上に形成され、第1導電型の第
    1のクラッド層と、この第1のクラッド層上に形成した
    活性層と、活性層上に形成した第1導電型とは反対の第
    2導電型の第2のクラッド層と、前記半導体基板の層形
    成面とは反対側に形成した第1の電極と、前記第2のク
    ラッド層の上側に形成した第2の電極とを有する半導体
    光増幅器構造体を具え、 前記第1及び第2のクラッド層並びに活性層が、光波が
    伝搬する光導波路を構成し、 前記半導体光増幅器構造体が、さらに前記光導波路を伝
    搬する光波に対して光吸収作用を有する光吸収性磁性材
    料層を具え、前記磁性材料層が前記光波の磁気ベクトル
    の振動方向と対応する方向の磁界成分を有するように磁
    化され、 前記導波路構造体が、前記光吸収性磁性材料層の光磁気
    効果により光導波路を伝搬する光波に対して伝搬方向に
    応じて等価屈折率が変化する非相反性光学特性を有し、
    この非相反性の等価屈折率変化により、光導波路を第1
    の方向に伝搬する第1の光波の当該導波路を伝搬する際
    に生ずる減衰量が第1の方向とは反対の第2の方向に伝
    搬する第2の光波の当該導波路を伝搬する際に生ずる減
    衰量よりも小さくなるように構成したことを特徴とする
    光アイソレータ。
  2. 【請求項2】 前記第1の光波を伝送系に沿って伝送す
    べき信号光とし、前記第2の光波を信号光とは反対の方
    向に伝搬する戻り光としたことを特徴とする請求項1に
    記載の光アイソレータ。
  3. 【請求項3】 前記信号光をTMモード波とし、前記光
    吸収性磁性材料層を前記基板の層形成面と平行に形成す
    ると共に前記信号光の磁気ベクトルの振動方向と対応す
    る方向の磁界成分を有するように磁化したことを特徴と
    する請求項2に記載の光アイソレータ。
  4. 【請求項4】 前記信号光をTEモード波とし、前記光
    吸収磁性材料層を前記基板の層形成面とほぼ直交するよ
    うに形成すると共に信号光の磁気ベクトルの振動方向と
    対応する方向の磁界成分を有するように磁化したことを
    特徴とする請求項2に記載の光アイソレータ。
  5. 【請求項5】 前記磁性材料を、ニッケル、鉄、コバル
    ト又はイットリウム鉄ガーネット(YIG)の磁性材料
    から選択したことを特徴とする請求項1に記載の光アイ
    ソレータ。
  6. 【請求項6】 層形成すべき表面を有する第1導電型の
    半導体基板と、この半導体基板の層形成すべき面の上側
    に形成した第1導電型の第1のクラッド層と、第1のク
    ラッド層の上側に形成した活性層と、活性層の上側に形
    成した第1導電型とは反対の第2導電型の第2のクラッ
    ド層と、前記半導体基板の層形成すべき面とは反対側の
    面に形成した第1の電極と、前記第2のクラッド層の上
    側に形成した第2の電極とを有する半導体光増幅器構造
    体を具え、 前記第1のクラッド層、活性層及び第2のクラッド層に
    より光導波路を構成し、前記第2の電極が、導波路を伝
    搬する光波の磁気ベクトルの振動方向と対応する方向の
    磁界成分を有するように磁化した光吸収性磁性材料層を
    含み、前記光導波路と第2の電極の磁性材料層とが光導
    波路構造体を構成し、この光導波路構造体が、前記光吸
    収性磁性材料層の光磁気効果により光導波路を伝搬する
    光波に対して伝搬方向に応じて等価屈折率が変化する非
    相反性光学特性を有し、この非相反性の等価屈折率の変
    化により、光導波路を第1の方向に伝搬する第1の光波
    の当該導波路を伝搬する際に生ずる減衰量が第1の方向
    とは反対の第2の方向に伝搬する第2の光波の当該導波
    路を伝搬する際に生ずる減衰量よりも小さくなるように
    構成したことを特徴とする光アイソレータ。
  7. 【請求項7】 さらに、前記第1の電極と第2の電極と
    の間に接続した直流バイアス源を具え、前記第1の光波
    が導波路を伝搬する際に受ける減衰を補償するように光
    増幅を行うことを特徴とする請求項6に記載の光アイソ
    レータ。
  8. 【請求項8】 前記第1の光波を光増幅すべき信号光と
    し、前記光吸収性磁性材料層が、前記信号光の磁気ベク
    トルの振動方向と対応する方向の磁界成分を有するよう
    に磁化されていることを特徴とする請求項6に記載の光
    アイソレータ。
  9. 【請求項9】 前記第2の電極が、前記第1の光波の磁
    気ベクトルの振動方向と対応する方向に磁化したニッケ
    ル層と金層とを有することを特徴とする請求項6に記載
    の光アイソレータ。
  10. 【請求項10】 前記半導体基板をInPで構成し、前
    記第1及び第2のクラッド層をInPで構成し、前記活
    性層をInGaAsPで構成したことを特徴とする請求
    項6に記載の光アイソレータ。
  11. 【請求項11】 前記第1導電型をn型とし、前記第2
    導電型をp型としたことを特徴とする請求項10に記載
    の光アイソレータ。
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