JP3051678B2 - 低温形水素燃焼タービン - Google Patents
低温形水素燃焼タービンInfo
- Publication number
- JP3051678B2 JP3051678B2 JP08258936A JP25893696A JP3051678B2 JP 3051678 B2 JP3051678 B2 JP 3051678B2 JP 08258936 A JP08258936 A JP 08258936A JP 25893696 A JP25893696 A JP 25893696A JP 3051678 B2 JP3051678 B2 JP 3051678B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- turbine
- temperature
- cycle
- combustion
- gas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 title claims description 14
- UFHFLCQGNIYNRP-UHFFFAOYSA-N Hydrogen Chemical compound [H][H] UFHFLCQGNIYNRP-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims description 9
- 239000001257 hydrogen Substances 0.000 title claims description 9
- 229910052739 hydrogen Inorganic materials 0.000 title claims description 9
- 239000007789 gas Substances 0.000 claims description 11
- 239000000567 combustion gas Substances 0.000 claims description 6
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 6
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 2
- 230000001172 regenerating effect Effects 0.000 description 10
- 230000000740 bleeding effect Effects 0.000 description 6
- 230000008929 regeneration Effects 0.000 description 6
- 238000011069 regeneration method Methods 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 239000002826 coolant Substances 0.000 description 3
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 3
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 238000010248 power generation Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02C—GAS-TURBINE PLANTS; AIR INTAKES FOR JET-PROPULSION PLANTS; CONTROLLING FUEL SUPPLY IN AIR-BREATHING JET-PROPULSION PLANTS
- F02C3/00—Gas-turbine plants characterised by the use of combustion products as the working fluid
- F02C3/20—Gas-turbine plants characterised by the use of combustion products as the working fluid using a special fuel, oxidant, or dilution fluid to generate the combustion products
- F02C3/22—Gas-turbine plants characterised by the use of combustion products as the working fluid using a special fuel, oxidant, or dilution fluid to generate the combustion products the fuel or oxidant being gaseous at standard temperature and pressure
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01K—STEAM ENGINE PLANTS; STEAM ACCUMULATORS; ENGINE PLANTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; ENGINES USING SPECIAL WORKING FLUIDS OR CYCLES
- F01K25/00—Plants or engines characterised by use of special working fluids, not otherwise provided for; Plants operating in closed cycles and not otherwise provided for
- F01K25/005—Plants or engines characterised by use of special working fluids, not otherwise provided for; Plants operating in closed cycles and not otherwise provided for the working fluid being steam, created by combustion of hydrogen with oxygen
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02C—GAS-TURBINE PLANTS; AIR INTAKES FOR JET-PROPULSION PLANTS; CONTROLLING FUEL SUPPLY IN AIR-BREATHING JET-PROPULSION PLANTS
- F02C1/00—Gas-turbine plants characterised by the use of hot gases or unheated pressurised gases, as the working fluid
- F02C1/007—Gas-turbine plants characterised by the use of hot gases or unheated pressurised gases, as the working fluid combination of cycles
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02C—GAS-TURBINE PLANTS; AIR INTAKES FOR JET-PROPULSION PLANTS; CONTROLLING FUEL SUPPLY IN AIR-BREATHING JET-PROPULSION PLANTS
- F02C1/00—Gas-turbine plants characterised by the use of hot gases or unheated pressurised gases, as the working fluid
- F02C1/04—Gas-turbine plants characterised by the use of hot gases or unheated pressurised gases, as the working fluid the working fluid being heated indirectly
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02C—GAS-TURBINE PLANTS; AIR INTAKES FOR JET-PROPULSION PLANTS; CONTROLLING FUEL SUPPLY IN AIR-BREATHING JET-PROPULSION PLANTS
- F02C3/00—Gas-turbine plants characterised by the use of combustion products as the working fluid
- F02C3/34—Gas-turbine plants characterised by the use of combustion products as the working fluid with recycling of part of the working fluid, i.e. semi-closed cycles with combustion products in the closed part of the cycle
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02C—GAS-TURBINE PLANTS; AIR INTAKES FOR JET-PROPULSION PLANTS; CONTROLLING FUEL SUPPLY IN AIR-BREATHING JET-PROPULSION PLANTS
- F02C6/00—Plural gas-turbine plants; Combinations of gas-turbine plants with other apparatus; Adaptations of gas-turbine plants for special use
- F02C6/02—Plural gas-turbine plants having a common power output
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Sustainable Development (AREA)
- Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はトッピング抽気サイ
クルを備えた水素燃焼タービンプラントに関する。
クルを備えた水素燃焼タービンプラントに関する。
【0002】
【従来の技術】トッピング抽気サイクルを備えた水素燃
焼タービンプラントは、例えば特開平7−208192
等に示されるように、公知のものである。それ等を総合
し、従来のトッピング抽気サイクルの典型的なシステム
図を、図3に示す。
焼タービンプラントは、例えば特開平7−208192
等に示されるように、公知のものである。それ等を総合
し、従来のトッピング抽気サイクルの典型的なシステム
図を、図3に示す。
【0003】1は圧縮機、2は燃焼器、3は第1タービ
ン、4,5は再生熱交換器、6は第2タービン、7は復
水器、8は第3タービン、9,10は給水加熱器であ
る。
ン、4,5は再生熱交換器、6は第2タービン、7は復
水器、8は第3タービン、9,10は給水加熱器であ
る。
【0004】圧縮機1により圧縮されたガスは、燃焼器
2において供給されたO2 及びH2と混合されて燃焼加
熱され、高温の燃焼ガス(水蒸気)となって第1タービ
ン3を駆動する。そしてこのサイクルで燃焼によって発
生した余分な水蒸気は、第1タービン3の下流側の再生
熱交換器4,5で給水を加熱した後、その一部は再び圧
縮機1に吸気される。
2において供給されたO2 及びH2と混合されて燃焼加
熱され、高温の燃焼ガス(水蒸気)となって第1タービ
ン3を駆動する。そしてこのサイクルで燃焼によって発
生した余分な水蒸気は、第1タービン3の下流側の再生
熱交換器4,5で給水を加熱した後、その一部は再び圧
縮機1に吸気される。
【0005】又、その残部は第2タービン6に供給さ
れ、同第2タービン6を駆動した蒸気は復水器7で凝縮
されて復水となり、給水加熱器9、再生熱交換器5、及
び4で順次加熱されて水蒸気となり、第3タービン8を
駆動し、その排気は燃焼器2に戻される。
れ、同第2タービン6を駆動した蒸気は復水器7で凝縮
されて復水となり、給水加熱器9、再生熱交換器5、及
び4で順次加熱されて水蒸気となり、第3タービン8を
駆動し、その排気は燃焼器2に戻される。
【0006】上記したようなトッピング抽気サイクルを
備えるものに対し、更なる高効率化を目指して高温第1
タービンの入口温度を上昇させ、これに伴う各部の高温
化に対して中間冷却器や再生熱交換器を追加して材料の
使用可能温度を越えることを抑え、実用に供しようとす
るものが見られるに至った。
備えるものに対し、更なる高効率化を目指して高温第1
タービンの入口温度を上昇させ、これに伴う各部の高温
化に対して中間冷却器や再生熱交換器を追加して材料の
使用可能温度を越えることを抑え、実用に供しようとす
るものが見られるに至った。
【0007】これが図4に示すトッピング再生サイクル
(中間冷却)システムである。即ち、この図4に示した
ものは、図3に示したトッピング抽気サイクルシステム
に比して中間冷却器13が設けられたことと、再生熱交
換器11,12が追加されていることを特異点とするも
のである。
(中間冷却)システムである。即ち、この図4に示した
ものは、図3に示したトッピング抽気サイクルシステム
に比して中間冷却器13が設けられたことと、再生熱交
換器11,12が追加されていることを特異点とするも
のである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記した図3のトッピ
ング抽気サイクルを備えたものではそのサイクル構成と
各機器の耐熱レベル等の関係からガス温度に制約がある
こと等からして、効率上必ずしも満足できるものではな
かった。
ング抽気サイクルを備えたものではそのサイクル構成と
各機器の耐熱レベル等の関係からガス温度に制約がある
こと等からして、効率上必ずしも満足できるものではな
かった。
【0009】また、図4のトッピング再生サイクル(中
間冷却)システムを備えたものに於いては、高効率化を
目指して高温の第1タービンの入口温度を上昇させ、こ
れに伴う各部の高温化に対して中間冷却器や再生熱交換
器を追加して材料の使用可能温度を越えることを抑えて
きたが、そのための追加機器費用の増加と材料コストの
上昇は避け難く、この面から実用化を阻んでいるのが実
情であった。
間冷却)システムを備えたものに於いては、高効率化を
目指して高温の第1タービンの入口温度を上昇させ、こ
れに伴う各部の高温化に対して中間冷却器や再生熱交換
器を追加して材料の使用可能温度を越えることを抑えて
きたが、そのための追加機器費用の増加と材料コストの
上昇は避け難く、この面から実用化を阻んでいるのが実
情であった。
【0010】本発明は従来のものにおけるこれ等の問題
点を解消するべくなされたもので、全体構成をコンパク
トなものとしてコストの低減を図り、かつ、効率良く機
能する新規なトッピング抽気サイクルを提供することを
課題とするものである。
点を解消するべくなされたもので、全体構成をコンパク
トなものとしてコストの低減を図り、かつ、効率良く機
能する新規なトッピング抽気サイクルを提供することを
課題とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決すべくなされたもので、ガスを圧縮する圧縮機と、前
記圧縮されたガスとO 2 、H 2 を燃焼加熱のために混合
し、高温の燃焼ガスを生成する燃焼器と、前記燃焼ガス
で駆動される第1タービンと、前記第1タービンの排気
蒸気を圧縮機へ送る経路と、前記経路内の排気蒸気の一
部を供給され駆動される第2タービンと、前記第2ター
ビンを駆動した蒸気の復水を前記経路内に設けた1以上
の熱交換器で加熱して蒸気とし、これにより駆動される
第3タービンとを有してなる水素燃焼タービンプラント
において、前記水素燃焼タービンプラントの運転は、前
記第1タービンの入口温度を1600℃以下の温度とし
て行われ、かつ、前記第3タービンの排気蒸気の一部を
抽気して前記第1タービンの冷却手段を構成した低温形
水素燃焼タービンを提供し、前記第1タービンの入口温
度を1600℃以下としてプラントの運転を行うと共
に、同第1タービンの冷却を、第3タービンの排気の一
部を抽気して行うことにより、効率低下を最小限に抑え
た冷却を可能とし、第1タービン各部の温度を更に低減
させ得るようにしたものである。
決すべくなされたもので、ガスを圧縮する圧縮機と、前
記圧縮されたガスとO 2 、H 2 を燃焼加熱のために混合
し、高温の燃焼ガスを生成する燃焼器と、前記燃焼ガス
で駆動される第1タービンと、前記第1タービンの排気
蒸気を圧縮機へ送る経路と、前記経路内の排気蒸気の一
部を供給され駆動される第2タービンと、前記第2ター
ビンを駆動した蒸気の復水を前記経路内に設けた1以上
の熱交換器で加熱して蒸気とし、これにより駆動される
第3タービンとを有してなる水素燃焼タービンプラント
において、前記水素燃焼タービンプラントの運転は、前
記第1タービンの入口温度を1600℃以下の温度とし
て行われ、かつ、前記第3タービンの排気蒸気の一部を
抽気して前記第1タービンの冷却手段を構成した低温形
水素燃焼タービンを提供し、前記第1タービンの入口温
度を1600℃以下としてプラントの運転を行うと共
に、同第1タービンの冷却を、第3タービンの排気の一
部を抽気して行うことにより、効率低下を最小限に抑え
た冷却を可能とし、第1タービン各部の温度を更に低減
させ得るようにしたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を図1及び
図2に基づいて説明する。なお、前記した従来のものと
同一の部位については図中同一の符号を付して示し、重
複する説明は省略する。
図2に基づいて説明する。なお、前記した従来のものと
同一の部位については図中同一の符号を付して示し、重
複する説明は省略する。
【0013】本実施の形態のものは、前記した従来のト
ッピング抽気サイクルの構造に加えて、第3タービン8
の排気を燃焼器2へ供給する系路から分岐して、新たな
分岐経路16を設け、これを第1タービン3に連通し、
同排気の一部で第1タービン3の各部位を冷却するよう
にしたものである。
ッピング抽気サイクルの構造に加えて、第3タービン8
の排気を燃焼器2へ供給する系路から分岐して、新たな
分岐経路16を設け、これを第1タービン3に連通し、
同排気の一部で第1タービン3の各部位を冷却するよう
にしたものである。
【0014】なお、これに先立ち再生熱交換器5を経て
第3タービン8に入る蒸気圧力は、従来のこの種サイク
ルで行なわれていた140バールというレベルではな
く、200バールを目途としてそれ以上の高圧を供給す
ることが望ましく、それにより第3タービン8での仕事
を高圧下での仕事とし、同第3タービン8の仕事量を増
加させ、高効率とすることになる。
第3タービン8に入る蒸気圧力は、従来のこの種サイク
ルで行なわれていた140バールというレベルではな
く、200バールを目途としてそれ以上の高圧を供給す
ることが望ましく、それにより第3タービン8での仕事
を高圧下での仕事とし、同第3タービン8の仕事量を増
加させ、高効率とすることになる。
【0015】前記のように構成された本実施の形態にお
ける発電端効率をトッピング再生サイクル等における効
率と比較して図2に示す。なお、ここに示すものは冷却
媒体比率0.15とした場合のものである。
ける発電端効率をトッピング再生サイクル等における効
率と比較して図2に示す。なお、ここに示すものは冷却
媒体比率0.15とした場合のものである。
【0016】冷却媒体比率は、翼冷却を必要としない理
想的な翼の場合は0であるが、高温翼は冷却不要とはし
難いので、通常、この冷却媒体比率は0.15(15
%)程度となるのが一般的である。
想的な翼の場合は0であるが、高温翼は冷却不要とはし
難いので、通常、この冷却媒体比率は0.15(15
%)程度となるのが一般的である。
【0017】このような前程で、第1タービン3の入口
温度を約1600℃以上に上昇させると、中間冷却器、
再生熱交換器等を付加した従来のトッピング再生サイク
ルの方が高効率化が図れる。しかし約1600℃以下で
は、本実施の形態のトッピング抽気サイクルの方が効率
が優ることがわかる。
温度を約1600℃以上に上昇させると、中間冷却器、
再生熱交換器等を付加した従来のトッピング再生サイク
ルの方が高効率化が図れる。しかし約1600℃以下で
は、本実施の形態のトッピング抽気サイクルの方が効率
が優ることがわかる。
【0018】なお、圧縮機1の出口温度は圧力比に関係
するため、この温度を下げるには中間冷却が有効である
が、第1タービン3の出口温度については同第1タービ
ン3の入口温度の低減が必要であり、これについては第
1タービン3の入口温度が低くても1600℃以下の限
定条件のもとでは、効率が高く保てるので本実施の形態
のトッピング抽気サイクルが有効である。
するため、この温度を下げるには中間冷却が有効である
が、第1タービン3の出口温度については同第1タービ
ン3の入口温度の低減が必要であり、これについては第
1タービン3の入口温度が低くても1600℃以下の限
定条件のもとでは、効率が高く保てるので本実施の形態
のトッピング抽気サイクルが有効である。
【0019】そして本実施の形態では、第1タービン3
の冷却を第3タービン8の排気の一部を分岐して行って
いるので、燃焼器2の燃焼によって発生した蒸気をサイ
クルの途中で捨てることなく、最後まで仕事をさせるこ
ととなり、効率向上に至るものである。
の冷却を第3タービン8の排気の一部を分岐して行って
いるので、燃焼器2の燃焼によって発生した蒸気をサイ
クルの途中で捨てることなく、最後まで仕事をさせるこ
ととなり、効率向上に至るものである。
【0020】なお、第3タービンに入る蒸気圧力につい
てみれば、通常のトッピング抽気サイクルでは140バ
ール程度、一般のコンバインドサイクルでは160バー
ル程度、また、一般の蒸気タービンでは250バール以
上の臨界圧力が使われはじめていること等からして、こ
こでは200バール又はそれ以上の圧力になるように諸
条件を設定することにより、第3タービン8での仕事は
高圧からの仕事となり、仕事量が増加し全体として高効
率に結びつけることができる。
てみれば、通常のトッピング抽気サイクルでは140バ
ール程度、一般のコンバインドサイクルでは160バー
ル程度、また、一般の蒸気タービンでは250バール以
上の臨界圧力が使われはじめていること等からして、こ
こでは200バール又はそれ以上の圧力になるように諸
条件を設定することにより、第3タービン8での仕事は
高圧からの仕事となり、仕事量が増加し全体として高効
率に結びつけることができる。
【0021】以上、本発明を図示の実施の形態について
説明したが、本発明はかかる実施の形態に限定されず、
本発明の範囲内でその具体的構造に種々の変更を加えて
よいことはいうまでもない。
説明したが、本発明はかかる実施の形態に限定されず、
本発明の範囲内でその具体的構造に種々の変更を加えて
よいことはいうまでもない。
【0022】
【発明の効果】以上、本発明によれば第1タービン入口
温度が低くても1600℃以下では、トッピング再生サ
イクル以上に高い効率を保つことができる。従って16
00℃以下の限定条件の下では、中間冷却器や再生熱交
換器の追加を必要とせず、高効率の運転が可能となり、
それに伴って追加機器費用が削減され材料のコストアッ
プが低減される低温形水素燃焼タービンを得ることがで
きたものである。
温度が低くても1600℃以下では、トッピング再生サ
イクル以上に高い効率を保つことができる。従って16
00℃以下の限定条件の下では、中間冷却器や再生熱交
換器の追加を必要とせず、高効率の運転が可能となり、
それに伴って追加機器費用が削減され材料のコストアッ
プが低減される低温形水素燃焼タービンを得ることがで
きたものである。
【図1】本発明の実施の一形態に係る低温抽気サイクル
のシステム図,
のシステム図,
【図2】図1のものの効率を従来のものと対比した効率
比較図,
比較図,
【図3】従来の抽気サイクルのシステム図,
【図4】従来の再生サイクルのシステム図。
1 圧縮機 2 燃焼器 3 第1タービン 4,5 再生熱交換器 6 第2タービン 7 復水器 8 第3タービン 16 分岐経路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI F02C 3/34 F02C 3/34 7/141 7/141 (72)発明者 森 秀隆 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目1番1号 三菱重工業株式会社高砂研究所内 (72)発明者 椙下 秀昭 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目1番1号 三菱重工業株式会社高砂研究所内 (72)発明者 ヘルベルト・イェリッヒャ オーストリア国,エイ−8010グラーツ, インフェルトガッセ,25 (56)参考文献 特開 平9−273402(JP,A) 特開 平10−82302(JP,A) 特開 平7−208192(JP,A) 特開 平6−272516(JP,A) 特開 平2−130204(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F01K 25/00 F01K 7/38 102 F01K 7/44 F02C 3/30 F02C 3/34 F02C 7/141
Claims (1)
- 【請求項1】 ガスを圧縮する圧縮機と、前記圧縮され
たガスとO 2 、H 2 を燃焼加熱のために混合し、高温の
燃焼ガスを生成する燃焼器と、前記燃焼ガスで駆動され
る第1タービンと、前記第1タービンの排気蒸気を圧縮
機へ送る経路と、前記経路内の排気蒸気の一部を供給さ
れ駆動される第2タービンと、前記第2タービンを駆動
した蒸気の復水を前記経路内に設けた1以上の熱交換器
で加熱して蒸気とし、これにより駆動される第3タービ
ンとを有してなる水素燃焼タービンプラントにおいて、
前記水素燃焼タービンプラントの運転は、前記第1ター
ビンの入口温度を1600℃以下の温度として行われ、
かつ、前記第3タービンの排気蒸気の一部を抽気して前
記第1タービンの冷却手段を構成したことを特徴とする
低温型水素燃焼タービン。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08258936A JP3051678B2 (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | 低温形水素燃焼タービン |
CA002230317A CA2230317C (en) | 1996-09-30 | 1998-02-24 | Low temperature hydrogen combustion turbine |
DE19808119A DE19808119C2 (de) | 1996-09-30 | 1998-02-26 | Wasserstoffverbrennungsturbinenanlage |
US09/031,679 US6098398A (en) | 1996-09-30 | 1998-02-27 | Low temperature hydrogen combustion turbine |
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08258936A JP3051678B2 (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | 低温形水素燃焼タービン |
CA002230317A CA2230317C (en) | 1996-09-30 | 1998-02-24 | Low temperature hydrogen combustion turbine |
DE19808119A DE19808119C2 (de) | 1996-09-30 | 1998-02-26 | Wasserstoffverbrennungsturbinenanlage |
US09/031,679 US6098398A (en) | 1996-09-30 | 1998-02-27 | Low temperature hydrogen combustion turbine |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10103021A JPH10103021A (ja) | 1998-04-21 |
JP3051678B2 true JP3051678B2 (ja) | 2000-06-12 |
Family
ID=32996052
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08258936A Expired - Fee Related JP3051678B2 (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | 低温形水素燃焼タービン |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6098398A (ja) |
JP (1) | JP3051678B2 (ja) |
CA (1) | CA2230317C (ja) |
DE (1) | DE19808119C2 (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6202782B1 (en) * | 1999-05-03 | 2001-03-20 | Takefumi Hatanaka | Vehicle driving method and hybrid vehicle propulsion system |
JP2001107743A (ja) | 1999-10-05 | 2001-04-17 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ガスタービンシステムおよびそれを備えたコンバインドプラント |
NZ521263A (en) * | 2002-09-06 | 2005-04-29 | Kenneth William Patterson Drys | Apparatus, method and software for use with an air conditioning cycle |
US7404299B2 (en) * | 2002-09-06 | 2008-07-29 | Renewable Energy Systems Limited | Apparatus, method and software for use with an air conditioning cycle |
US7047722B2 (en) * | 2002-10-02 | 2006-05-23 | Claudio Filippone | Small scale hybrid engine (SSHE) utilizing fossil fuels |
US20040226299A1 (en) * | 2003-05-12 | 2004-11-18 | Drnevich Raymond Francis | Method of reducing NOX emissions of a gas turbine |
US20050034446A1 (en) * | 2003-08-11 | 2005-02-17 | Fielder William Sheridan | Dual capture jet turbine and steam generator |
US7574870B2 (en) | 2006-07-20 | 2009-08-18 | Claudio Filippone | Air-conditioning systems and related methods |
US10436074B2 (en) | 2013-01-24 | 2019-10-08 | Tascosa Advanced Service, Inc. | Combined brayton/rankine cycle gas and steam turbine generating system operated in two closed loops |
ES2678215B2 (es) * | 2018-06-04 | 2019-11-07 | Univ Madrid Politecnica | Dispositivo para generacion de energia mecanica segun ciclos termodinamicos avanzados con rangos de temperatura delimitados en el aporte de calor |
CN112800694B (zh) * | 2021-01-15 | 2022-08-30 | 贵州黔西中水发电有限公司 | 600mw凝汽式汽轮机主蒸汽流量软测量方法 |
US11988114B2 (en) | 2022-04-21 | 2024-05-21 | Mitsubishi Power Americas, Inc. | H2 boiler for steam system |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02130204A (ja) * | 1988-11-11 | 1990-05-18 | Jinichi Nishiwaki | 高温蒸気タービン装置 |
JPH06272516A (ja) * | 1993-03-16 | 1994-09-27 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | 水素・酸素混合燃焼発電方法 |
JPH07208192A (ja) * | 1994-01-14 | 1995-08-08 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 水素酸素燃焼タービンプラント |
JP2880925B2 (ja) * | 1995-02-20 | 1999-04-12 | 株式会社東芝 | 水素燃焼ガスタービンプラント |
JP2883030B2 (ja) * | 1995-11-28 | 1999-04-19 | 三菱重工業株式会社 | 水素酸素燃焼タービンプラント |
CA2247197A1 (en) * | 1996-02-26 | 1997-08-28 | David John Huber | Hydrogen fueled power plant with recuperation |
JP3095680B2 (ja) * | 1996-04-08 | 2000-10-10 | 三菱重工業株式会社 | 水素酸素燃焼タービンプラント |
JP3015743B2 (ja) * | 1996-09-06 | 2000-03-06 | 株式会社東芝 | タービン動翼およびこれを備えた水素燃焼タービンプラント |
US5775091A (en) * | 1996-10-21 | 1998-07-07 | Westinghouse Electric Corporation | Hydrogen fueled power plant |
-
1996
- 1996-09-30 JP JP08258936A patent/JP3051678B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1998
- 1998-02-24 CA CA002230317A patent/CA2230317C/en not_active Expired - Fee Related
- 1998-02-26 DE DE19808119A patent/DE19808119C2/de not_active Expired - Fee Related
- 1998-02-27 US US09/031,679 patent/US6098398A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE19808119C2 (de) | 2002-06-27 |
DE19808119A1 (de) | 1999-09-02 |
CA2230317C (en) | 2002-01-01 |
US6098398A (en) | 2000-08-08 |
CA2230317A1 (en) | 1999-08-24 |
JPH10103021A (ja) | 1998-04-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3051678B2 (ja) | 低温形水素燃焼タービン | |
KR102009583B1 (ko) | 가스 터빈 에너지 보조 시스템 및 가열 시스템, 그리고 그 제작 및 이용 방법 | |
US8197227B2 (en) | Multi-stage compressor system | |
CN1204335C (zh) | 组合循环发电装置的运行方法 | |
EP0208162B1 (en) | Air cycle thermodynamic conversion system | |
DE60036327T2 (de) | Verfahren zur Luftzerlegung mit einer Brennkraftmaschine zur Herstellung von Luftgasen und elektrischer Energie | |
JP5383708B2 (ja) | 低炭素排出複合サイクル発電プラント及び方法 | |
JPH08510311A (ja) | 中間冷却と復熱を用いた高能率多軸再熱タービン | |
EP0540787B1 (en) | Improved process and system for producing power | |
JPH11257023A (ja) | ガスタービン群の運転方法 | |
CN1027518C (zh) | 利用气态流体产生机械能的方法及其装置 | |
JP2002201959A (ja) | ガスタービン並びに該ガスタービンを運転するための方法 | |
EP0940563B1 (en) | Gas turbine combined cycle | |
JPH0713474B2 (ja) | 燃焼ガスタービンを使用する動力発生方法、及び動力発生用の気体の燃焼方法 | |
JPH0610698A (ja) | ガスタービン設備 | |
CA1284586C (en) | Air turbine cycle | |
JP2005522621A (ja) | 蒸気・ガスタービン装置 | |
JPH10331610A (ja) | コンバインドサイクル発電システム | |
JP2010526967A (ja) | ガスタービンおよび回転再生熱交換器によって力、特に電力を生成するシステム | |
JPH09264158A (ja) | ガスタービンサイクル | |
JPH07332109A (ja) | 圧縮空気貯蔵形発電プラント | |
JP3095680B2 (ja) | 水素酸素燃焼タービンプラント | |
JPH10231710A (ja) | ガスタービン発電装置 | |
JPH1193772A (ja) | 内燃機関の排熱回収装置 | |
JPH09280010A (ja) | ガスタービン,このガスタービンを備えたコンバインドサイクルプラントおよびその運転方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20000307 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |