JP2937922B2 - ボタン電話装置 - Google Patents
ボタン電話装置Info
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Description
に関し、特に、局線から送られてくる発呼者番号情報を
利用して発呼者に発信を行えるようにするボタン電話装
置に関する。
電話装置として、例えば特開平4―135350号公報
に記載のものがある。このボタン電話装置は、図5に示
すように、ISDN回線32にインタフェースする回線
インタフェース部33と、ISDN改正32からの着信
に対し自動応答して、相手からの音声メッセージを録音
するとともに、一方、その音声メッセージを再生する録
音・再生部37と、この録音・再生部37で録音した音
声メッセージに対応付けて、ISDN回線32から通知
される発呼者番号を蓄積する発呼者番号蓄積部36と、
電話機部38および録音・再生部37のいずれかを回線
インタフェース部32に接続するスイッチ部39と、留
守番録音の設定を行う操作部34とを備えたものからな
る。
で録音した相手からの音声メッセージを再生したとき
に、予め設定した特定の操作を行うことによって、発呼
者番号蓄積部36に蓄積された相手からのメッセージと
対応する発呼者番号を読み出して、発呼可能とすること
ができる。
従来のボタン電話装置にあっては、これがISDNから
の着信および留守番電話に限られた使用方法であるた
め、一般回線(局線)から発呼者番号情報が送られてき
た場合は、メッセージ再生中に発呼者へ発信することが
できないという課題があった。また、発呼者からの音声
メッセージが録音・再生部37に録音され、発呼者の電
話番号が記録されていても、発呼者に電話する場合にそ
の電話番号を読み取って手動にてダイヤルしなければな
らず、誤ダイヤルとなる場合があり、またそのダイヤル
操作が煩わしいという課題があった。
のであり、発呼者番号情報を通話内容および被呼者の識
別番号とともにメモリ部に残しておくことにより、発呼
者の電話番号を知らなくても、簡単な操作で通話した発
呼者へ被呼者から誤りなくダイヤル通話することができ
るボタン電話装置を得ることを目的とする。
請求項1の発明にかかるボタン電話装置は、複数のボタ
ン電話機と、複数の局線を収容して前記ボタン電話機と
の接続制御を行うボタン電話主装置とを備えたボタン電
話装置において、前記ボタン電話主装置に、複数の局線
を収容する局線インターフェース部と、該局線インター
フェース部から前記局線の発呼者番号情報がサービスさ
れている着信の発呼者番号を受信し、所定の信号形式の
通信データに変換するモデム回路部と、前記発呼者とボ
タン電話機側の代理応答者との通話内容を録音および再
生する録音・再生部と、前記モデム回路部から得られた
発呼者番号、前記通話内容および前記代理応答者が入力
する被呼者の識別番号をそれぞれ対応付けして記憶する
メモリ部と、前記局線との通話接続を行う通話接続回路
部と、前記局線に複数のボタン電話機を接続するボタン
電話機インタフェース部と、着信順の前記発呼者番号,
通話内容および被呼者の識別番号をそれぞれ対応させ
て、前記メモリ部に記憶させるとともに、前記録音・再
生部による録音・再生動作と、前記通話内容の再生中に
実施されて、この通信内容に対応する発呼者番号へのダ
イヤル発信とをそれぞれ制御する制御部とを備え、前記
録音・再生部が、前記通話内容を録音したときメッセー
ジランプを点灯させ、前記メモリ部に記憶されている前
記通話内容の再生中に前記発呼者へ電話する場合、前記
メモリ部にこの発呼者の前記発呼者番号がないとき、こ
の通話内容の再生を継続し、前記通話内容再生中に発信
要求がない場合、この再生が終了した時点において前記
メッセージランプを消灯することを特徴とする。
図について説明する。図1はこの発明のボタン電話装置
を示すブロック図であり、同図において、aは発呼者番
号情報がサービスされている局線を含む一般の局線、b
はボタン電話主装置、1は前記局線aを収容する局線イ
ンタフェース部、2は任意の局線aの着信の発呼者番号
を局線インタフェース部1から受信し、ボタン電話主装
置b内で使用する所定の信号形式の通信データに変換す
るモデム回路部である。
録音・再生部、7は複数のボタン電話機c−1〜c−n
(nは自然数)を接続するボタン電話機インタフェース
部、4は局線aとボタン電話機c−1〜c−nとの通話
を接続し、また、この通話を録音・再生部5に接続する
通話接続回路部である。また、3はメモリ部であり、こ
れがモデム回路部2を介して得られた発呼者番号情報
と、録音・再生部5で録音された音声データと、ボタン
電話機c−1〜c−nから代理応答者が入力する被呼者
の識別番号とを併せて記憶する。6はボタン電話主装置
b全体の種々制御を司る制御部である。
は、メモリ部3に通話内容を記憶させるときに録音・再
生部5の録音操作をするためのメッセージ録音ボタン1
1と、メモリ部3に通話内容が記憶されていることを示
すメッセージランプ12と、メモリ部3に記憶されてい
る通話内容を聞き取るときに録音・再生部の再生操作を
するためのメッセージ再生ボタン13と、メモリ部3に
記憶されている通話内容を聞き取り中に発呼者に発信す
るための発信ボタン14とを有する。
これがモデム回路部2で変換された着信順の発呼者電話
番号と、録音・再生部5で録音された音声データと、ボ
タン電話機c−1〜c−nから代理応答者が入力する被
呼者の識別番号であるボタン電話機内線番号より構成さ
れている。
けて、図3および図4のフローチャートを参照しながら
説明する。
(ステップS101)、モデム回路部2が発呼者番号を
検出すると(ステップS102)、制御部6は、モデム
回路部2でボタン電話装置内で使用する信号形式のデー
タに変換された発呼者番号を、メモリ部3に着信順に記
憶させる(ステップS103)。その後、代理応答者が
例えばボタン電話機c−1で着信に応答すると、通話が
始まる(ステップS104)。ここで、被呼者が不在で
あり、代理応答者がその通話内容を被呼者に残そうとす
る場合、代理応答者は、メッセージ録音ボタン11を押
下する。
の押下を認識する(ステップS105)と、通話接続回
路部4を制御し、メッセージ録音・再生部5に通話接続
し、通話内容の録音を開始させ、メモリ部3に発呼者番
号に対応させて音声データの記憶を開始させる(ステッ
プS106)。次に、被呼者の識別番号としてのボタン
電話機c−1の内線番号をダイヤルする(ステップS1
07)。制御部6はその内線番号を認識し、メモリ部3
に通話録音した音声データに対応させて記憶させる(ス
テップS108)。
と、音声データの記憶を終了し(ステップS112)、
代理応答者が指定した内線番号のボタン電話機c−1の
メッセージランプ12を点灯させる(ステップS11
3)。なお、発呼者番号情報が局線aから送られてこな
かった場合は、発呼者番号なしの情報がデータとしてメ
モリ部3に記憶される。また、通話中にメッセージ録音
ボタン11が押下されなかった(ステップS105)と
きの通話終了(ステップS109a)の場合は、メモリ
部3に記憶されている発呼者番号の消去が行われる(ス
テップS111)。さらに、被呼者の識別番号であるボ
タンc−1〜c−nの各内線番号がダイヤルされなかっ
た(ステップS7)ときの通話終了(ステップS109
b)の場合は、通話終了時にメモリ部3が記憶した通話
内容のデータを消去させ(ステップS110)、発呼者
番号の消去(ステップS111)が行われる。
について説明する。いま、不在であった被呼者が戻り、
例えばボタン電話機c−1のメッセージランプ12の点
灯を確認すると(ステップS201)、続いてメッセー
ジ再生ボタン13を押下する(ステップS202)。メ
ッセージ再生ボタン13の押下を認識した制御部6は、
録音・再生部5を制御し、メモリ部3より被呼者宛の通
話内容を再生させ、さらに通話接続回路部4を制御し
て、その通話内容をボタン電話機c−1に送出する(ス
テップS203)。
に発呼者に電話する場合、発信ボタン14を押下する
(ステップS204a)。この発信ボタン14の押下を
認識した(ステップS204b)制御部6は、通話接続
回路部4および録音・再生部5を制御して通話内容の送
出を終了させ(ステップS205)、メッセージランプ
12を消灯させる(ステップS206)。そこで、制御
部6はメモリ部3から送出していた通話内容に対応した
発呼者番号を読み出し、ボタン電話機c−1と局線aと
を、通話接続回路部4を制御して接続し、読み出した発
呼者番号を局線aにダイヤルする(ステップS20
7)。このため、ボタン電話機c−1は局線a側の発呼
者と通話を行うことができる(ステップS208)。
ン14を押下したときは、メッセージ再生が続けられ
る。また、メッセージ再生中に発信ボタン14を押下し
なかった場合は、メッセージが終了した時点でメッセー
ジランプ12を消灯することとなる(ステップS20
9)。
は発呼者が電話番号を残してくれず被呼者が発呼者に電
話を全くできない場合や、発呼者が電話番号を発呼時に
メモリ部に残してくれたり、あるいは相手の電話番号を
知っていた場合には、被呼者側からのダイヤルが不可能
または面倒であり、加えて手動ダイヤルによって誤ダイ
ヤル操作となる場合があるのに対し、たとえ発呼者の電
話番号を知らない場合でも、通話内容をメモリ部に残し
た特定の発呼者に対して、簡単なボタン操作のみによる
などして、誤ダイヤル操作なく被呼者から発呼者に確実
に発信できるという効果が得られる。
置を示すブロック図である。
ある。
号および通話の記憶手順を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 複数のボタン電話機と、 複数の局線を収容して前記ボタン電話機との接続制御を
行うボタン電話主装置とを備えたボタン電話装置におい
て、 前記ボタン電話主装置に、 複数の局線を収容する局線インターフェース部と、 該局線インターフェース部から前記局線の発呼者番号情
報がサービスされている着信の発呼者番号を受信し、所
定の信号形式の通信データに変換するモデム回路部と、 前記発呼者とボタン電話機側の代理応答者との通話内容
を録音および再生する録音・再生部と、 前記モデム回路部から得られた発呼者番号、前記通話内
容および前記代理応答者が入力する被呼者の識別番号を
それぞれ対応付けして記憶するメモリ部と、 前記局線との通話接続を行う通話接続回路部と、 前記局線に複数のボタン電話機を接続するボタン電話機
インタフェース部と、 着信順の前記発呼者番号,通話内容および被呼者の識別
番号をそれぞれ対応させて、前記メモリ部に記憶させる
とともに、前記録音・再生部による録音・再生動作と、
前記通話内容の再生中に実施されて、この通信内容に対
応する発呼者番号へのダイヤル発信とをそれぞれ制御す
る制御部とを備え、 前記録音・再生部が、前記通話内容を録音したときメッ
セージランプを点灯させ、前記メモリ部に記憶されてい
る前記通話内容の再生中に前記発呼者へ電話する場合、
前記メモリ部にこの発呼者の前記発呼者番号がないと
き、この通話内容の再生を継続し、前記通話内容再生中
に発信要求がない場合、この再生が終了した時点におい
て前記メッセージランプを消灯する ことを特徴とするボ
タン電話装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9039469A JP2937922B2 (ja) | 1997-02-24 | 1997-02-24 | ボタン電話装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9039469A JP2937922B2 (ja) | 1997-02-24 | 1997-02-24 | ボタン電話装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10243104A JPH10243104A (ja) | 1998-09-11 |
JP2937922B2 true JP2937922B2 (ja) | 1999-08-23 |
Family
ID=12553933
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9039469A Expired - Fee Related JP2937922B2 (ja) | 1997-02-24 | 1997-02-24 | ボタン電話装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2937922B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4690274B2 (ja) * | 2006-09-08 | 2011-06-01 | Necアクセステクニカ株式会社 | 伝言メール送信システム、伝言メール送信方法、プログラム及びip電話アダプタ |
JP2008092050A (ja) * | 2006-09-29 | 2008-04-17 | Saxa Inc | 電話装置 |
JP2015223000A (ja) * | 2015-09-10 | 2015-12-10 | 株式会社ナカヨ | 代理応答通話録音送信機能を有する電話制御装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04346550A (ja) * | 1991-05-24 | 1992-12-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ボタン電話装置 |
JPH0522449A (ja) * | 1991-07-17 | 1993-01-29 | Nec Corp | 通話録音方式 |
-
1997
- 1997-02-24 JP JP9039469A patent/JP2937922B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10243104A (ja) | 1998-09-11 |
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