JP2927176B2 - 自動変速機の操作レバ−装置 - Google Patents
自動変速機の操作レバ−装置Info
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- JP2927176B2 JP2927176B2 JP8024594A JP8024594A JP2927176B2 JP 2927176 B2 JP2927176 B2 JP 2927176B2 JP 8024594 A JP8024594 A JP 8024594A JP 8024594 A JP8024594 A JP 8024594A JP 2927176 B2 JP2927176 B2 JP 2927176B2
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- lever
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- shift lever
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H59/00—Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
- F16H59/02—Selector apparatus
- F16H2059/0239—Up- and down-shift or range or mode selection by repeated movement
Landscapes
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マニュアル操作で変速
段を所望にシフトアップ、シフトダウンさせる機能が付
いた自動変速機の操作レバ−装置に関する。
段を所望にシフトアップ、シフトダウンさせる機能が付
いた自動変速機の操作レバ−装置に関する。
【0002】
【従来の技術】乗用車に搭載されている電子制御式の自
動変速機には、予め設定された変速モ−ドに応じた自動
変速を行うだけでなく、雪道の走行、エンジンブレ−キ
などのためにマニュアル操作で特定の変速段をホ−ルド
することを可能にした操作レバ−装置が付けられている
ものがある。
動変速機には、予め設定された変速モ−ドに応じた自動
変速を行うだけでなく、雪道の走行、エンジンブレ−キ
などのためにマニュアル操作で特定の変速段をホ−ルド
することを可能にした操作レバ−装置が付けられている
ものがある。
【0003】また近時、電子制御式の自動変速機では、
こうした変速段のホ−ルドでなく、マニュアル式変速機
のようなマニュアル操作に近い変速操作を可能とするた
めに、特開平2−8545号公報、特開平3−8906
5号公報、特開平3−89075号公報などに見られる
ように、マニュアル操作式のシフトレバ−の如く、手首
を前後方向に回動させるという、すばやい操作で、変速
段を所望にシフトアップ、シフトダウンさせる操作レバ
−装置が付いた自動変速機が提案されている。
こうした変速段のホ−ルドでなく、マニュアル式変速機
のようなマニュアル操作に近い変速操作を可能とするた
めに、特開平2−8545号公報、特開平3−8906
5号公報、特開平3−89075号公報などに見られる
ように、マニュアル操作式のシフトレバ−の如く、手首
を前後方向に回動させるという、すばやい操作で、変速
段を所望にシフトアップ、シフトダウンさせる操作レバ
−装置が付いた自動変速機が提案されている。
【0004】この種の操作レバ−装置は、P(パ−キン
グ)、R(リバ−ス)、N(ニュ−トラル)、D(ドラ
イブ)、2(セコンド)、1(ロ−)などといった各ポ
ジションが車体前後方向に一直線上に設定された自動変
速操作用のシフト路(第1シフト路に相当)と、Dポジ
ションのポジションから、同シフト路から分かれて同シ
フト路と平行に延びる手動変速用のシフト路(第2シフ
ト路に相当)とを有している。これらシフト路には、ド
ライバ−が操作するための、シフトレバ−が移動可能に
設けてある。
グ)、R(リバ−ス)、N(ニュ−トラル)、D(ドラ
イブ)、2(セコンド)、1(ロ−)などといった各ポ
ジションが車体前後方向に一直線上に設定された自動変
速操作用のシフト路(第1シフト路に相当)と、Dポジ
ションのポジションから、同シフト路から分かれて同シ
フト路と平行に延びる手動変速用のシフト路(第2シフ
ト路に相当)とを有している。これらシフト路には、ド
ライバ−が操作するための、シフトレバ−が移動可能に
設けてある。
【0005】これにより、自動変速モ−ドで運転すると
きは、シフトレバ−を自動変速操作用のシフト路内にお
いてレバ−操作して所望とするポジションに配置すれば
よく、また手動変速モ−ドで運転するときは、シフトレ
バ−を、自動変速操作用のシフト路から、中間位置に在
る接続路を通じて手動変速操作用のシフト路へ移してか
ら、同シフトレバ−を手首による回動操作で、シフトア
ップあるいはシフトダウンとなる手動変速操作用のシフ
ト路の前後端へ回動操作すれば、マニュアル操作式のシ
フトレバ−と同様の感覚で、変速段を所望に選択できる
ようにしてある。
きは、シフトレバ−を自動変速操作用のシフト路内にお
いてレバ−操作して所望とするポジションに配置すれば
よく、また手動変速モ−ドで運転するときは、シフトレ
バ−を、自動変速操作用のシフト路から、中間位置に在
る接続路を通じて手動変速操作用のシフト路へ移してか
ら、同シフトレバ−を手首による回動操作で、シフトア
ップあるいはシフトダウンとなる手動変速操作用のシフ
ト路の前後端へ回動操作すれば、マニュアル操作式のシ
フトレバ−と同様の感覚で、変速段を所望に選択できる
ようにしてある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この種の操作レバ−装
置によると、良好な手動変速操作を確保するためには、
手動変速操作時はシフトレバ−を中立状態にしておき、
この中立状態からシフトレバ−をシフトアップ変速位置
あるいはシフトダウン変速位置へ操作することが必要と
される。加えて、シフトレバ−の中立状態からの操作に
は節度感が必要とされる。
置によると、良好な手動変速操作を確保するためには、
手動変速操作時はシフトレバ−を中立状態にしておき、
この中立状態からシフトレバ−をシフトアップ変速位置
あるいはシフトダウン変速位置へ操作することが必要と
される。加えて、シフトレバ−の中立状態からの操作に
は節度感が必要とされる。
【0007】そこで、上記した公報に開示された自動変
速機では、別途、ピンを用いた保持機構を設けて、常に
手動変速操作用のシフト路内の中立位置にシフトレバ−
を保持させることが行われている。また節度感も、この
構造を利用して発生させるようにしている。
速機では、別途、ピンを用いた保持機構を設けて、常に
手動変速操作用のシフト路内の中立位置にシフトレバ−
を保持させることが行われている。また節度感も、この
構造を利用して発生させるようにしている。
【0008】ところが、こうした構造は、専用の構造を
他の自動変速のための構成とは設ける都合上、構成的に
複雑になる問題があった。本発明は、このような事情に
着目してなされたもので、その目的とするところは、自
動変速操作用の機構を利用して、手動変速操作用の第2
シフト路内におけるシフトレバ−の中立保持が可能で、
かつ節度感が得られる自動変速機の操作レバ−装置を提
供することにある。
他の自動変速のための構成とは設ける都合上、構成的に
複雑になる問題があった。本発明は、このような事情に
着目してなされたもので、その目的とするところは、自
動変速操作用の機構を利用して、手動変速操作用の第2
シフト路内におけるシフトレバ−の中立保持が可能で、
かつ節度感が得られる自動変速機の操作レバ−装置を提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載した操作レバ−装置は、複数の選択位
置を有する自動変速操作用の第1シフト路と、上記第1
シフト路と平行に配置されると共に、一端側にシフトア
ップ変速位置が他端側にシフトダウン変速位置がそれぞ
れ設けられ、かつ中間位置で接続路を介して上記第1シ
フト路に接続される手動変速操作用の第2シフト路と、
上記両シフト路内を移動操作可能に設けられたシフトレ
バ−と、上記シフトレバ−が上記第1シフト路に在ると
きには上記シフトレバ−と係合して上記シフトレバ−に
連動すると共に、上記シフトレバ−が上記第2シフト路
に在るときは上記シフトレバ−との係合が解除されるよ
うに構成され、自動変速機本体に機械的に連結された作
動部材と、上記第2シフト路内での上記シフトレバ−の
シフトアップ/ダウン操作に対応する上記シフトレバ−
の変位を検出して上記操作に基づく手動変速を達成すべ
く検知信号を自動変速機の制御装置に出力するスイッチ
と、上記シフトレバ−が上記第1シフト路に在るときに
上記シフトレバ−の操作位置を規制するディテントプレ
−トと、上記シフトレバ−が上記第1シフト路に在ると
きに上記ディテントプレ−トに係合するようにばね付勢
され、シフトノブのボタンの操作により上記付勢力に抗
して変位して上記係合を離脱するように上記シフトレバ
−に設けられたディテントピンと、上記第2シフト路方
向に延在する不動部材に設けられたV字状ガイド部と、
上記シフトレバ−が上記第2シフト路に在るときに上記
付勢力を受けて上記V字状ガイド部に転接するように上
記シフトレバ−のディテントピン連動部材に設けられ、
上記シフトレバ−の操作に伴い上記V字状ガイド部上を
変位し上記シフトレバ−の中立位置で上記V字状ガイド
部の頂部に係合するように構成された転動子とを有して
構成したことにある。
に請求項1に記載した操作レバ−装置は、複数の選択位
置を有する自動変速操作用の第1シフト路と、上記第1
シフト路と平行に配置されると共に、一端側にシフトア
ップ変速位置が他端側にシフトダウン変速位置がそれぞ
れ設けられ、かつ中間位置で接続路を介して上記第1シ
フト路に接続される手動変速操作用の第2シフト路と、
上記両シフト路内を移動操作可能に設けられたシフトレ
バ−と、上記シフトレバ−が上記第1シフト路に在ると
きには上記シフトレバ−と係合して上記シフトレバ−に
連動すると共に、上記シフトレバ−が上記第2シフト路
に在るときは上記シフトレバ−との係合が解除されるよ
うに構成され、自動変速機本体に機械的に連結された作
動部材と、上記第2シフト路内での上記シフトレバ−の
シフトアップ/ダウン操作に対応する上記シフトレバ−
の変位を検出して上記操作に基づく手動変速を達成すべ
く検知信号を自動変速機の制御装置に出力するスイッチ
と、上記シフトレバ−が上記第1シフト路に在るときに
上記シフトレバ−の操作位置を規制するディテントプレ
−トと、上記シフトレバ−が上記第1シフト路に在ると
きに上記ディテントプレ−トに係合するようにばね付勢
され、シフトノブのボタンの操作により上記付勢力に抗
して変位して上記係合を離脱するように上記シフトレバ
−に設けられたディテントピンと、上記第2シフト路方
向に延在する不動部材に設けられたV字状ガイド部と、
上記シフトレバ−が上記第2シフト路に在るときに上記
付勢力を受けて上記V字状ガイド部に転接するように上
記シフトレバ−のディテントピン連動部材に設けられ、
上記シフトレバ−の操作に伴い上記V字状ガイド部上を
変位し上記シフトレバ−の中立位置で上記V字状ガイド
部の頂部に係合するように構成された転動子とを有して
構成したことにある。
【0010】請求項2に記載した操作レバ−装置は、上
記目的に加え、スイッチを確実に作動させるために、請
求項1に記載のスイッチを、上記転動子により操作され
るように配置したことにある。
記目的に加え、スイッチを確実に作動させるために、請
求項1に記載のスイッチを、上記転動子により操作され
るように配置したことにある。
【0011】請求項3に記載した操作レバ−装置は、上
記目的に加え、シフトレバ−の中立位置保持性と操作節
度感とを同時に高めるために、請求項1に記載のV字状
ガイド部の頂部に、角度の急なV字溝を形成したことに
ある。
記目的に加え、シフトレバ−の中立位置保持性と操作節
度感とを同時に高めるために、請求項1に記載のV字状
ガイド部の頂部に、角度の急なV字溝を形成したことに
ある。
【0012】請求項4に記載した操作レバ−装置は、上
記目的に加え、転動子を容易に支持させる上、部品相互
の干渉を防ぎながら装置のコンパクト化を図るために、
請求項1に記載の転動子を上記ディテントピン同軸上で
かつ上記ディテントピンとは逆側に突出して設け、かつ
上記ディテントプレ−トを上記第1シフト路を挟んで上
記第2シフト路とは逆側に配置し、さらに上記V字状ガ
イド部を上記第2シフト路を挟んで上記第1のシフト路
とは逆側に配置したことにある。
記目的に加え、転動子を容易に支持させる上、部品相互
の干渉を防ぎながら装置のコンパクト化を図るために、
請求項1に記載の転動子を上記ディテントピン同軸上で
かつ上記ディテントピンとは逆側に突出して設け、かつ
上記ディテントプレ−トを上記第1シフト路を挟んで上
記第2シフト路とは逆側に配置し、さらに上記V字状ガ
イド部を上記第2シフト路を挟んで上記第1のシフト路
とは逆側に配置したことにある。
【0013】
【作用】請求項1に記載した操作レバ−装置によると、
自動変速操作を行うときは、シフトレバ−を自動変速用
の第1シフト路に移す。この操作にしたがって、作動部
材は、同シフトレバ−と係合していく。
自動変速操作を行うときは、シフトレバ−を自動変速用
の第1シフト路に移す。この操作にしたがって、作動部
材は、同シフトレバ−と係合していく。
【0014】ついで、シフトレバ−を所望とする選択位
置にまで移動させ、シフトレバ−のディテントピンを同
位置を規制するディテントプレ−トの部位に係合させ
て、ディテントピンのディテンプレ−トに対するばね付
勢により、同選択位置にシフトレバ−を保持させる。
置にまで移動させ、シフトレバ−のディテントピンを同
位置を規制するディテントプレ−トの部位に係合させ
て、ディテントピンのディテンプレ−トに対するばね付
勢により、同選択位置にシフトレバ−を保持させる。
【0015】これにより、作動部材は、シフトレバ−に
連動して移動し、自動変速機の本体を操作する。また手
動変速操作を行うときは、第1シフト路内に在るシフト
レバ−を接続路を介して、手動変速操作用の第2シフト
路へ移す。
連動して移動し、自動変速機の本体を操作する。また手
動変速操作を行うときは、第1シフト路内に在るシフト
レバ−を接続路を介して、手動変速操作用の第2シフト
路へ移す。
【0016】すると、シフトレバ−のデイテントピン連
動部材に在る転動子が、不動部材に在るV字状ガイド部
の頂部に係合される。これにより、転動子は両側から挟
むように配置されるV字状ガイド部の傾斜部分にて第2
シフト路の両端方向の動きが規制され、シフトレバ−を
第2シフト路の中立位置で保持させていく。
動部材に在る転動子が、不動部材に在るV字状ガイド部
の頂部に係合される。これにより、転動子は両側から挟
むように配置されるV字状ガイド部の傾斜部分にて第2
シフト路の両端方向の動きが規制され、シフトレバ−を
第2シフト路の中立位置で保持させていく。
【0017】ついで、第2シフト路内のシフトレバ−
を、一端側のシフトアップ変速位置あるいは他端側のシ
フトダウン変速位置に向かってレバ−操作する。このレ
バ−操作の際、転動子がV字状ガイド部の傾斜部分によ
って押し下げられながら同V字状ガイド部の頂部から離
脱し、第2シフト路方向に転動する。
を、一端側のシフトアップ変速位置あるいは他端側のシ
フトダウン変速位置に向かってレバ−操作する。このレ
バ−操作の際、転動子がV字状ガイド部の傾斜部分によ
って押し下げられながら同V字状ガイド部の頂部から離
脱し、第2シフト路方向に転動する。
【0018】このシフトレバ−の変位がスイッチにて検
知され、同信号が自動変速機の制御装置へ出力され、シ
フトアップ、シフトダウンといった手動変速がなされ
る。このとき、転動子の押し下げにしたがって増す、デ
ィテントピン用のばね付勢力が、シフトレバ−を戻す反
力となる。
知され、同信号が自動変速機の制御装置へ出力され、シ
フトアップ、シフトダウンといった手動変速がなされ
る。このとき、転動子の押し下げにしたがって増す、デ
ィテントピン用のばね付勢力が、シフトレバ−を戻す反
力となる。
【0019】したがって、シフトアップ/シフトダウン
操作後、シフトレバ−を操作する力を抜けば、上記蓄積
されたばね付勢力により、転動子はV字状ガイド部の頂
部に向かって戻り、同頂部に係合されて、中立位置にシ
フトレバ−が保持され、同係合したときの手応えが節度
感として、ドライバ−に与えられる。
操作後、シフトレバ−を操作する力を抜けば、上記蓄積
されたばね付勢力により、転動子はV字状ガイド部の頂
部に向かって戻り、同頂部に係合されて、中立位置にシ
フトレバ−が保持され、同係合したときの手応えが節度
感として、ドライバ−に与えられる。
【0020】しかるに、自動変速操作用の機構、すなわ
ちディテントピン用のばね付勢力を有効に利用して、第
2シフト路内におけるシフトレバ−の中立保持と節度感
とが合理的に得られる。
ちディテントピン用のばね付勢力を有効に利用して、第
2シフト路内におけるシフトレバ−の中立保持と節度感
とが合理的に得られる。
【0021】請求項2に記載した操作レバ−装置による
と、ディテントピン連動部材を介してばね付勢されてい
る転動子で、シフトアップ/シフトダウン操作を検知す
るスイッチが操作されることから、同スイッチの作動は
確実である。
と、ディテントピン連動部材を介してばね付勢されてい
る転動子で、シフトアップ/シフトダウン操作を検知す
るスイッチが操作されることから、同スイッチの作動は
確実である。
【0022】請求項3に記載した操作レバ−装置による
と、V字状ガイド部の頂部が、より急なV字溝となって
いることにより、一層、シフトレバ−の中立位置保持特
性、操作節度感が向上する。
と、V字状ガイド部の頂部が、より急なV字溝となって
いることにより、一層、シフトレバ−の中立位置保持特
性、操作節度感が向上する。
【0023】請求項4に記載した操作レバ−装置による
と、シフトレバ−に在る転動子,ディテントピン、不動
部材に在るV字状ガイド部は、相互が干渉することな
く、コンパクトにレイアウトされる。
と、シフトレバ−に在る転動子,ディテントピン、不動
部材に在るV字状ガイド部は、相互が干渉することな
く、コンパクトにレイアウトされる。
【0024】これにより、操作レバ−装置は、相互の干
渉を防ぎながら、合理的にコンパクト化される。しか
も、転動子はディテントピンと同軸上でかつディテント
ピン側に突設するので、転動子の支持は容易である。
渉を防ぎながら、合理的にコンパクト化される。しか
も、転動子はディテントピンと同軸上でかつディテント
ピン側に突設するので、転動子の支持は容易である。
【0025】
【実施例】以下、本発明を図1ないし図14に示す一実
施例にもとづいて説明する。図1は、本発明を適用した
電子制御式の自動変速機の全体系を示し、1は乗用車の
エンジンル−ム(図示しない)に収容されるエンジン、
2は同エンジン1の出力軸(図示しない)にトルクコン
バ−タ3を介して連結された自動変速機の本体である。
施例にもとづいて説明する。図1は、本発明を適用した
電子制御式の自動変速機の全体系を示し、1は乗用車の
エンジンル−ム(図示しない)に収容されるエンジン、
2は同エンジン1の出力軸(図示しない)にトルクコン
バ−タ3を介して連結された自動変速機の本体である。
【0026】本体2は、ミッションケ−ス3内に例えば
複数の遊星歯車機構(図示しない)、同遊星歯車機構の
要素の回転を規制するクラッチなどの断続機構(図示し
ない)、同断続機構を油の流入・出で制御するコントロ
−ルバルブユニット4などいった機器を収容して構成さ
れる。
複数の遊星歯車機構(図示しない)、同遊星歯車機構の
要素の回転を規制するクラッチなどの断続機構(図示し
ない)、同断続機構を油の流入・出で制御するコントロ
−ルバルブユニット4などいった機器を収容して構成さ
れる。
【0027】5は自動変速機の操作レバ−装置である。
この操作レバ−装置5は、乗用車の運転席と助手席との
間に配置されている。操作レバ−装置5は、自動変速
と、マニュアル操作式のシフトレバ−の如く手首を前後
方向に回動するといった操作で変速が可能な手動変速と
の2つのモ−ドを有している。
この操作レバ−装置5は、乗用車の運転席と助手席との
間に配置されている。操作レバ−装置5は、自動変速
と、マニュアル操作式のシフトレバ−の如く手首を前後
方向に回動するといった操作で変速が可能な手動変速と
の2つのモ−ドを有している。
【0028】図2〜図7には、この操作レバ−装置5の
全体構造が示され、残る図8〜図14には各部の構造、
各部の断面ならびに操作時の状態などが示してある。操
作レバ−装置5の構造について説明することにする。な
お、本実施例では、図1中にあるように自動車の車体前
後方向となるX−X方向を前後方向とし、車体幅方向と
なるY−Y方向を左右方向として説明する。
全体構造が示され、残る図8〜図14には各部の構造、
各部の断面ならびに操作時の状態などが示してある。操
作レバ−装置5の構造について説明することにする。な
お、本実施例では、図1中にあるように自動車の車体前
後方向となるX−X方向を前後方向とし、車体幅方向と
なるY−Y方向を左右方向として説明する。
【0029】すなわち、6は、操作レバ−装置5を構成
する金属製のフレ−ムである。このフレ−ム6は、下部
フレ−ム7と、この上部に組合う上部フレ−ム8とを有
して枠形に構成される。
する金属製のフレ−ムである。このフレ−ム6は、下部
フレ−ム7と、この上部に組合う上部フレ−ム8とを有
して枠形に構成される。
【0030】詳しくは、下部フレ−ム7は、図2〜図4
に示されるように前後部が斜め上方へ屈曲形成された金
属板からなる。そして、金属板の水平方向に延びる中央
を底板部7aとし、同底板部7aから前側上方へ斜めに
延びる部分を前板部7bとし、同じく後側上方へ斜めに
延びる部分を後板部7cとしている。なお、前板部7
b、後板部7cの上端部は、いずれも外側へコ字状に折
り曲げられてある。
に示されるように前後部が斜め上方へ屈曲形成された金
属板からなる。そして、金属板の水平方向に延びる中央
を底板部7aとし、同底板部7aから前側上方へ斜めに
延びる部分を前板部7bとし、同じく後側上方へ斜めに
延びる部分を後板部7cとしている。なお、前板部7
b、後板部7cの上端部は、いずれも外側へコ字状に折
り曲げられてある。
【0031】但し、前板部7bの外面には、前方に向か
って水平に延びる据付座11が取着してある。また上部
フレ−ム8は、前後方向に延びる円弧状のプレ−ト部1
3(不動部材に相当)と円弧状のディテントプレ−ト部
14(ディテントプレ−トに相当)とを有している。こ
れらプレ−ト部13とディテントプレ−ト部14とが、
上部フレ−ムの上部に在るコ字状部12,12の左右の
側面に平行に取着してある。
って水平に延びる据付座11が取着してある。また上部
フレ−ム8は、前後方向に延びる円弧状のプレ−ト部1
3(不動部材に相当)と円弧状のディテントプレ−ト部
14(ディテントプレ−トに相当)とを有している。こ
れらプレ−ト部13とディテントプレ−ト部14とが、
上部フレ−ムの上部に在るコ字状部12,12の左右の
側面に平行に取着してある。
【0032】そして、前後方向に延在するプレ−ト部1
3およびディテントプレ−ト部14のうち、ディテント
プレ−ト部14の下面中央には、P(パ−キング)、R
(リバ−ス)、N(ニュ−トラル)、D(ドライブ)と
いった自動変速の各ポジション(選択位置)を規定する
所定の溝形状を呈したディテント溝15が前後方向に沿
って連続して形成してある(実施例では、N−D間はフ
リ−)。
3およびディテントプレ−ト部14のうち、ディテント
プレ−ト部14の下面中央には、P(パ−キング)、R
(リバ−ス)、N(ニュ−トラル)、D(ドライブ)と
いった自動変速の各ポジション(選択位置)を規定する
所定の溝形状を呈したディテント溝15が前後方向に沿
って連続して形成してある(実施例では、N−D間はフ
リ−)。
【0033】さらにディテントプレ−ト部14の下面後
側には、複数の凹部32が前後方向に沿って形成されて
いる。具体的には、凹部32は上記ポジション位置と同
間隔で連続するV字状溝32aで形成してある。
側には、複数の凹部32が前後方向に沿って形成されて
いる。具体的には、凹部32は上記ポジション位置と同
間隔で連続するV字状溝32aで形成してある。
【0034】そして、平行に並ぶプレ−ト部13とディ
テントプレ−ト部14との上縁部中央間は長方形状をな
したプレ−ト部16が一体に連結され、上部フレ−ム8
の全体を構成している。
テントプレ−ト部14との上縁部中央間は長方形状をな
したプレ−ト部16が一体に連結され、上部フレ−ム8
の全体を構成している。
【0035】プレ−ト部16の板面右側には、上記P
(パ−キング)、R(リバ−ス)、N(ニュ−トラ
ル)、D(ドライブ)といった各ポジション(選択位
置)を有する、長孔よりなる自動変速操作用のシフト路
17(第1シフト路に相当)が前後方向に延びて設けら
れている。なお、シフト路17とディテントプレ−ト部
14とは平行である。
(パ−キング)、R(リバ−ス)、N(ニュ−トラ
ル)、D(ドライブ)といった各ポジション(選択位
置)を有する、長孔よりなる自動変速操作用のシフト路
17(第1シフト路に相当)が前後方向に延びて設けら
れている。なお、シフト路17とディテントプレ−ト部
14とは平行である。
【0036】また同じく板面の左側には、シフト路17
と平行に手動操作用のシフト路18(第2シフト路に相
当)が設けられている。このシフト路18は、前部端を
シフトアップ変速位置、後部端をシフトダウン変速位置
に定めた前後方向に均等に延びる長孔を有して構成され
る。そして、このシフト路18の中間位置が、接続路1
8aを介して、シフト路17のDポジションの位置に接
続してある。
と平行に手動操作用のシフト路18(第2シフト路に相
当)が設けられている。このシフト路18は、前部端を
シフトアップ変速位置、後部端をシフトダウン変速位置
に定めた前後方向に均等に延びる長孔を有して構成され
る。そして、このシフト路18の中間位置が、接続路1
8aを介して、シフト路17のDポジションの位置に接
続してある。
【0037】こうしたフレ−ム6に自動変速操作、手動
変速操作に必要な機器が据付けてある。すなわち、底板
7aの上面には、矩形枠状に成形された支持ベ−ス19
がボルト止めなどで据付けられている。
変速操作に必要な機器が据付けてある。すなわち、底板
7aの上面には、矩形枠状に成形された支持ベ−ス19
がボルト止めなどで据付けられている。
【0038】この支持ベ−ス19の左右壁の中央部間に
は、金属製のシャフト20が掛け渡されている。シャフ
ト20は左右方向に沿って配置してある。このシャフト
20のうち、ディテントプレ−ト部14を挟む右側部分
にはケ−ブルレバ−21(作動部材に相当)が設けられ
ている。またもう片側となるシャフト20の左側部分に
はシフトレバ−22が設けられている。
は、金属製のシャフト20が掛け渡されている。シャフ
ト20は左右方向に沿って配置してある。このシャフト
20のうち、ディテントプレ−ト部14を挟む右側部分
にはケ−ブルレバ−21(作動部材に相当)が設けられ
ている。またもう片側となるシャフト20の左側部分に
はシフトレバ−22が設けられている。
【0039】ケ−ブルレバ−21の本体部は、合成樹脂
製で、図14に示されるように下端部に左右方向に沿っ
て開口する支持孔24を有し、上端部にばね据付座25
を有した、略角柱状をなしている。このシフトレバ−2
2に臨む本体部の側面の中段には段部26が形成されて
いて、同中段を境として上側の厚み寸法を下側の厚み寸
法より薄くしてある。
製で、図14に示されるように下端部に左右方向に沿っ
て開口する支持孔24を有し、上端部にばね据付座25
を有した、略角柱状をなしている。このシフトレバ−2
2に臨む本体部の側面の中段には段部26が形成されて
いて、同中段を境として上側の厚み寸法を下側の厚み寸
法より薄くしてある。
【0040】支持孔24は、シャフト20に回動自在に
嵌挿されている。これにより、ケ−ブルレバ−21の全
体を、シャフト20を支点として前後方向に回動自在に
支持してある。
嵌挿されている。これにより、ケ−ブルレバ−21の全
体を、シャフト20を支点として前後方向に回動自在に
支持してある。
【0041】また上端部はディテント溝15の近くまで
延びている。ケ−ブルレバ−21の背面には、金属板よ
り構成されたレバ−部27の基部が嵌挿されて固定され
ている。このレバ−部27の先端部は、ケ−ブルレバ−
21の背面から前後方向の前側に向かって斜め上方へ延
びている。そして、この先端部には、外側へ突出するピ
ン28が設けてある。
延びている。ケ−ブルレバ−21の背面には、金属板よ
り構成されたレバ−部27の基部が嵌挿されて固定され
ている。このレバ−部27の先端部は、ケ−ブルレバ−
21の背面から前後方向の前側に向かって斜め上方へ延
びている。そして、この先端部には、外側へ突出するピ
ン28が設けてある。
【0042】このピン28が自動変速機の本体2に機械
的に連結されている。すなわち、自動変速機の本体2か
らは、図1に示されるように同変速機をシフトコントロ
−ルするためのシフトケ−ブル29が延びている。な
お、このシフトケ−ブル29は、内索29aを外索29
bで覆ったケ−ブルから構成してある。
的に連結されている。すなわち、自動変速機の本体2か
らは、図1に示されるように同変速機をシフトコントロ
−ルするためのシフトケ−ブル29が延びている。な
お、このシフトケ−ブル29は、内索29aを外索29
bで覆ったケ−ブルから構成してある。
【0043】そして、このシフトケ−ブル29を、ディ
テントプレ−ト部14の前部側に突設した金属製のケ−
ブルブラケット部30で保持させて、内索端をピン28
に連結させている。
テントプレ−ト部14の前部側に突設した金属製のケ−
ブルブラケット部30で保持させて、内索端をピン28
に連結させている。
【0044】詳しくは、ケ−ブルブラケット部30は、
L字形の外形をなし、かつ断面が略J字状をなした板金
製のア−ム部材から形成されている。そして、このア−
ム部材の長手側30aはディテントプレ−ト部14の前
部外面に取着され、先端の短手側30bを上部フレ−ム
の前板部7bから前方へ突出させている。この短手部分
には外索支持用の溝孔31が形成してある。
L字形の外形をなし、かつ断面が略J字状をなした板金
製のア−ム部材から形成されている。そして、このア−
ム部材の長手側30aはディテントプレ−ト部14の前
部外面に取着され、先端の短手側30bを上部フレ−ム
の前板部7bから前方へ突出させている。この短手部分
には外索支持用の溝孔31が形成してある。
【0045】上記シフトケ−ブル29の操作端は、この
短手部分の溝孔31にクリップなどで外索29bを支持
させ、内索29aのみをピン28にスナップピン(いず
れも図示しない)固定させてある。
短手部分の溝孔31にクリップなどで外索29bを支持
させ、内索29aのみをピン28にスナップピン(いず
れも図示しない)固定させてある。
【0046】これにより、シフトケ−ブル29を通じ
て、自動変速の選択操作に必要な変位を自動変速機の本
体2へ出力できるようにしてある。またこのケ−ブルブ
ラケット部30の側方には、金属製のプレ−トからなる
シフトロックケ−ブルブラケット部100が並行に配置
されている。
て、自動変速の選択操作に必要な変位を自動変速機の本
体2へ出力できるようにしてある。またこのケ−ブルブ
ラケット部30の側方には、金属製のプレ−トからなる
シフトロックケ−ブルブラケット部100が並行に配置
されている。
【0047】このシフトロックケ−ブルブラケット部1
00の基端部は、前板部7bの幅方向中央に取着してあ
る。またシフトロックケ−ブルブラケット部100の下
端部は、据付座11に形成した台部11aの上面に取着
されている。但し、台部11aは前板部7bの外側面に
取着されて固定してあるものである。
00の基端部は、前板部7bの幅方向中央に取着してあ
る。またシフトロックケ−ブルブラケット部100の下
端部は、据付座11に形成した台部11aの上面に取着
されている。但し、台部11aは前板部7bの外側面に
取着されて固定してあるものである。
【0048】またシフトロックケ−ブルブラケット部1
00の先端上部は、脚部101を介して、ケ−ブルブラ
ケット部30の側面部分に取着されている。このシフト
ロックブラケット部100の先端上部には、ケ−ブルブ
ラケット部30のケ−ブル支持部(溝孔)より低位とな
る位置に、フォ−クエンド形状で形成されたケ−ブル支
持部102が設けてある。
00の先端上部は、脚部101を介して、ケ−ブルブラ
ケット部30の側面部分に取着されている。このシフト
ロックブラケット部100の先端上部には、ケ−ブルブ
ラケット部30のケ−ブル支持部(溝孔)より低位とな
る位置に、フォ−クエンド形状で形成されたケ−ブル支
持部102が設けてある。
【0049】ケ−ブルレバ−21の上端部には、帯状の
板ばね33の基端がねじ止めにより固定されている。こ
の板ばね33は、先端において上方に向かう付勢力が発
するよう一部が曲成されている。そして、この板ばね3
3の先端部が前後方向後側に在るV字状溝32aに向か
って延びている。
板ばね33の基端がねじ止めにより固定されている。こ
の板ばね33は、先端において上方に向かう付勢力が発
するよう一部が曲成されている。そして、この板ばね3
3の先端部が前後方向後側に在るV字状溝32aに向か
って延びている。
【0050】この板ばね33の先端部には、ロ−ラ34
がディテントプレ−ト部14とは直角な向きで回動自在
に支持してある。この板ばね33で上方へ付勢されるロ
−ラ34をV字状溝32aに係合させてある。
がディテントプレ−ト部14とは直角な向きで回動自在
に支持してある。この板ばね33で上方へ付勢されるロ
−ラ34をV字状溝32aに係合させてある。
【0051】一方、シフトレバ−22は、図8に示され
るようにシャフト20から、ディテントプレ−ト14の
側方を通じて、シフト路17,18を形成する長孔、さ
らにはプレ−ト16を覆うように設けた操作パネル35
のゲ−ト35aを貫通して、同操作パネル35の上方に
延びている。なお、ゲ−ト35aはシフト路17,18
と同形状をなしている。
るようにシャフト20から、ディテントプレ−ト14の
側方を通じて、シフト路17,18を形成する長孔、さ
らにはプレ−ト16を覆うように設けた操作パネル35
のゲ−ト35aを貫通して、同操作パネル35の上方に
延びている。なお、ゲ−ト35aはシフト路17,18
と同形状をなしている。
【0052】図13は、このシフトレバ−12の構造を
示してある。シフトレバ−22について説明すれば、3
6は金属製のシフトレバ−本体である。シフトレバ−本
体36は、シフト路17,18および操作パネル35の
ゲ−ト35aを摺動自在に貫通する筒状のロッド37
と、このロッド37の下端部から二股に分かれてシャフ
ト20側へ延びた二股体38とを有している。ロッド3
7の先端にはシフトノブ22aが装着してある。
示してある。シフトレバ−22について説明すれば、3
6は金属製のシフトレバ−本体である。シフトレバ−本
体36は、シフト路17,18および操作パネル35の
ゲ−ト35aを摺動自在に貫通する筒状のロッド37
と、このロッド37の下端部から二股に分かれてシャフ
ト20側へ延びた二股体38とを有している。ロッド3
7の先端にはシフトノブ22aが装着してある。
【0053】このシフトレバ−本体36のロッド37側
をレバ−上半部39aとし、二股体38をレバ−下半部
39bとしてある。二股体38は、二股コ字状に屈曲し
て形成された板金より構成される。詳しくは、二股体3
8は、相互間の空間が、側方、すなわち左右方向に開放
する一対の平行な板状部38aを有して構成してある。
なお、板状部38aの離間寸法は、例えばケ−ブルレバ
−21の幅寸法と同等にしている。
をレバ−上半部39aとし、二股体38をレバ−下半部
39bとしてある。二股体38は、二股コ字状に屈曲し
て形成された板金より構成される。詳しくは、二股体3
8は、相互間の空間が、側方、すなわち左右方向に開放
する一対の平行な板状部38aを有して構成してある。
なお、板状部38aの離間寸法は、例えばケ−ブルレバ
−21の幅寸法と同等にしている。
【0054】板状部38aの先端部間には、同相互間を
埋めるような短柱形をなした合成樹脂製の枢支部材40
が摺動自在に収容されている。この枢支部材40の下部
には、左右方向に貫通する支持孔41と、この支持孔4
1を直交する前後方向に貫通する小径な支持孔42(支
持孔42の径寸法<支持孔41の径寸法)とが形成して
ある。
埋めるような短柱形をなした合成樹脂製の枢支部材40
が摺動自在に収容されている。この枢支部材40の下部
には、左右方向に貫通する支持孔41と、この支持孔4
1を直交する前後方向に貫通する小径な支持孔42(支
持孔42の径寸法<支持孔41の径寸法)とが形成して
ある。
【0055】支持孔41はシャフト20に回動自在に嵌
挿される。また支持孔42には、シャフト20に設けた
貫通孔20aを通じて、板状部38a間を貫通したボル
ト43が回動自在に嵌挿されている。そして、このボル
ト43にて、板状部38aおよび枢支部材40の相互を
回転自在に連結している。なお、44はボルト端に螺挿
されるナットを示す。
挿される。また支持孔42には、シャフト20に設けた
貫通孔20aを通じて、板状部38a間を貫通したボル
ト43が回動自在に嵌挿されている。そして、このボル
ト43にて、板状部38aおよび枢支部材40の相互を
回転自在に連結している。なお、44はボルト端に螺挿
されるナットを示す。
【0056】これにより、シフトレバ−22は、シフト
路17およびシフト路18内、それらシフト路間をつな
ぐ中間の接続路18a内に対して、レバ−操作が自在と
なる。例えばディテント溝15で最後方の位置に規定さ
れたDポジション位置を起点とすると、シフトレバ−2
2は、同位置から前方向、同じくシフト路18に向かう
横方向へ回動操作ができる。
路17およびシフト路18内、それらシフト路間をつな
ぐ中間の接続路18a内に対して、レバ−操作が自在と
なる。例えばディテント溝15で最後方の位置に規定さ
れたDポジション位置を起点とすると、シフトレバ−2
2は、同位置から前方向、同じくシフト路18に向かう
横方向へ回動操作ができる。
【0057】また枢支部材40の左右方向両側は、ケ−
ブルレバ−21の下部とこのケ−ブルレバ−21とは反
対側に配置された支持ベ−ス19の壁部との間で挟まれ
て規制され、これによって枢支部材40の全体をシフト
方向には回動変位するが、セレクト方向には回動変位し
ないようにしてある。
ブルレバ−21の下部とこのケ−ブルレバ−21とは反
対側に配置された支持ベ−ス19の壁部との間で挟まれ
て規制され、これによって枢支部材40の全体をシフト
方向には回動変位するが、セレクト方向には回動変位し
ないようにしてある。
【0058】枢支部材40の上面には、セレクト方向の
回動軸に沿って、V字状の溝部46が形成されている。
この溝部46内には、図13に示されるような溝部46
の深さより高さ寸法が大きく、かつ溝部46の長さ方向
に沿って細長に延びるC字状のスプリング47が収容さ
れている。
回動軸に沿って、V字状の溝部46が形成されている。
この溝部46内には、図13に示されるような溝部46
の深さより高さ寸法が大きく、かつ溝部46の長さ方向
に沿って細長に延びるC字状のスプリング47が収容さ
れている。
【0059】このスプリング47の切欠端は、溝部46
の中央部に設けたスプリング係止台46aの両側に形成
してある孔部(図示しない)に回動自在に係止されてい
る。この係止によって、スプリング47をセレクト方向
の回動軸と平行な面内に配置させている。
の中央部に設けたスプリング係止台46aの両側に形成
してある孔部(図示しない)に回動自在に係止されてい
る。この係止によって、スプリング47をセレクト方向
の回動軸と平行な面内に配置させている。
【0060】この枢支部材40の直上となる板状部38
a間の地点には、合成樹脂製のガイド部材48がねじ止
め固定されている。このガイド部材48は、板状部38
a間の空間を埋めるような短柱状をなした本体部48a
を有している。この本体部48aの下面には、V形の溝
部49がセレクト方向の回動軸に沿って形成されてい
る。
a間の地点には、合成樹脂製のガイド部材48がねじ止
め固定されている。このガイド部材48は、板状部38
a間の空間を埋めるような短柱状をなした本体部48a
を有している。この本体部48aの下面には、V形の溝
部49がセレクト方向の回動軸に沿って形成されてい
る。
【0061】上記溝部46から突き出たスプリング47
の上側部分47aは、この溝部49内に挿入されて係止
されている。これによって、スプリング47の全体を、
セレクト方向の回動軸と平行な面内に配置させた状態
で、溝部46,49間に介装させている。
の上側部分47aは、この溝部49内に挿入されて係止
されている。これによって、スプリング47の全体を、
セレクト方向の回動軸と平行な面内に配置させた状態
で、溝部46,49間に介装させている。
【0062】こうした係止構造により、スプリング47
は、シフトレバ−本体36がボルト43の支点としてセ
レクト方向にレバ−操作されると、溝部46の底部分を
中心に傾動変位する。このスプリング47の傾動範囲
は、V字状の溝部46の挟む角度にて規制される。
は、シフトレバ−本体36がボルト43の支点としてセ
レクト方向にレバ−操作されると、溝部46の底部分を
中心に傾動変位する。このスプリング47の傾動範囲
は、V字状の溝部46の挟む角度にて規制される。
【0063】各溝部46,49は、シフト路17とシフ
ト路18との間のレバ−操作時にスプリング47が圧縮
変形を起こすような位置に配置してある。例えば溝部4
9を、溝部46の位置からケ−ブルレバ−21側にずれ
た地点に配置してある。
ト路18との間のレバ−操作時にスプリング47が圧縮
変形を起こすような位置に配置してある。例えば溝部4
9を、溝部46の位置からケ−ブルレバ−21側にずれ
た地点に配置してある。
【0064】このスプリング47の圧縮変形と同スプリ
ング47が復帰したときの差により、シフト路17、1
8間におけるレバ−操作時において節度感を発生させる
ようにしている。
ング47が復帰したときの差により、シフト路17、1
8間におけるレバ−操作時において節度感を発生させる
ようにしている。
【0065】一方、ガイド部材48の上面には、同上面
中央から上方へ突き出る筒状のガイド筒60が形成して
ある。このガイド筒60内にはコイルスプリング61が
収容されている。
中央から上方へ突き出る筒状のガイド筒60が形成して
ある。このガイド筒60内にはコイルスプリング61が
収容されている。
【0066】このガイド部材48の上方側となる二股体
38内の部位には、ディテントピン連動部材となる合成
樹脂製の摺動子62が摺動自在に収容されている。摺動
子62は、一対の板状部38a間の空間を埋めるような
略短柱状をなしている。この摺動子62の板状部38a
と対向する両側面には、板状部38aの内壁面と摺接自
在な一対の摺接面63が形成されている。
38内の部位には、ディテントピン連動部材となる合成
樹脂製の摺動子62が摺動自在に収容されている。摺動
子62は、一対の板状部38a間の空間を埋めるような
略短柱状をなしている。この摺動子62の板状部38a
と対向する両側面には、板状部38aの内壁面と摺接自
在な一対の摺接面63が形成されている。
【0067】また摺動子62の内部には、下面に開口す
る筒状の受口64が形成されている。この受口64に
は、上記コイルスプリング61と共にガイド筒60が摺
動自在に嵌挿されている。そして、このコイルスプリン
グ61の弾性力にて、摺動子62の全体を上方へ付勢し
ている。
る筒状の受口64が形成されている。この受口64に
は、上記コイルスプリング61と共にガイド筒60が摺
動自在に嵌挿されている。そして、このコイルスプリン
グ61の弾性力にて、摺動子62の全体を上方へ付勢し
ている。
【0068】摺動子62の上端部中央には、中実軸状を
なした細径のロッド65が突設されている。このロッド
65の先端側は上方に向かって延び、ロッド37内を摺
動自在に挿通している。このロッド65の上端部は、シ
フトノブ22aに装着された操作ボタン66に接続され
ており、操作ボタン66を押操作すると、コイルスプリ
ング61の弾性力に抗して、摺動子62が押し下がるよ
うにしてある。
なした細径のロッド65が突設されている。このロッド
65の先端側は上方に向かって延び、ロッド37内を摺
動自在に挿通している。このロッド65の上端部は、シ
フトノブ22aに装着された操作ボタン66に接続され
ており、操作ボタン66を押操作すると、コイルスプリ
ング61の弾性力に抗して、摺動子62が押し下がるよ
うにしてある。
【0069】またディテントプレ−ト部14に向く摺動
子62の側面には、摺動子62を貫通して設けた金属製
のピン材67aの一端部が突き出ている。この端部に
は、樹脂製の筒部材が嵌挿され、同突き出たピン部分に
ディテントピン67を構成している。このディテントピ
ン67が、板状部38aの開放部分を通じて、ディテン
トプレ−ト部14側へ突き出ている。
子62の側面には、摺動子62を貫通して設けた金属製
のピン材67aの一端部が突き出ている。この端部に
は、樹脂製の筒部材が嵌挿され、同突き出たピン部分に
ディテントピン67を構成している。このディテントピ
ン67が、板状部38aの開放部分を通じて、ディテン
トプレ−ト部14側へ突き出ている。
【0070】このディテントピン67は、ディテントプ
レ−ト部14のディテント溝15で規定される各ポジシ
ョンと係脱自在な大きさに定めてある。これにより、シ
フトレバ−22を接続路18aからシフト路17のDポ
ジション位置へ向かってレバ−操作(非ボタン操作状
態)すると、図11に示されるようにディテントピン6
7がディテント溝15のDポジションと対応する溝に係
合し、反対にDポジション位置から接続路18aに向か
ってレバ−操作をすると、図12に示されるようにディ
テントピン67がDポジションと対応する溝から離脱す
るようにしてある。
レ−ト部14のディテント溝15で規定される各ポジシ
ョンと係脱自在な大きさに定めてある。これにより、シ
フトレバ−22を接続路18aからシフト路17のDポ
ジション位置へ向かってレバ−操作(非ボタン操作状
態)すると、図11に示されるようにディテントピン6
7がディテント溝15のDポジションと対応する溝に係
合し、反対にDポジション位置から接続路18aに向か
ってレバ−操作をすると、図12に示されるようにディ
テントピン67がDポジションと対応する溝から離脱す
るようにしてある。
【0071】むろん、シフト路17内でのレバ−操作、
操作ボタン66の押操作により、ディテントピン67は
ディテント溝15の規定された各ポジション位置へ位置
決められる。また操作ボタン66を押操作すれば、ディ
テントピン67が係合を解除する方向へ駆動されて、デ
ィテント溝15で規定された各ポジション位置の溝から
離脱するものである。
操作ボタン66の押操作により、ディテントピン67は
ディテント溝15の規定された各ポジション位置へ位置
決められる。また操作ボタン66を押操作すれば、ディ
テントピン67が係合を解除する方向へ駆動されて、デ
ィテント溝15で規定された各ポジション位置の溝から
離脱するものである。
【0072】また摺動子62の側面から、ディテントピ
ン67とは逆方向となるプレ−ト部13側へ突出したピ
ン材67aの端部には、転動子であるロ−ラ110が回
動自在に嵌挿されている。
ン67とは逆方向となるプレ−ト部13側へ突出したピ
ン材67aの端部には、転動子であるロ−ラ110が回
動自在に嵌挿されている。
【0073】このロ−ラ110は、図9および図13に
示されるように先端部が円錐形状をなしている。またロ
−ラ110の長さは、シフトレバ−22をシフト路18
へ回動操作したとき、隣り合うプレ−ト部13を突き抜
けるような長さ寸法に設定してある。
示されるように先端部が円錐形状をなしている。またロ
−ラ110の長さは、シフトレバ−22をシフト路18
へ回動操作したとき、隣り合うプレ−ト部13を突き抜
けるような長さ寸法に設定してある。
【0074】さらにこの摺動子62の側面には、同ディ
テントピン67より低い位置にシフトロック用の係合部
68が形成されている。この係合部68は、摺動子62
の側面に、同摺動子62の軸心方向とは直角方向に延び
る一対の平行なリブ70を有してなる。そして、このリ
ブ70が板状部38a間の開放部分から側方へ突き出
て、後述するロックカム86の係合ピン88を受ける溝
を形成している。
テントピン67より低い位置にシフトロック用の係合部
68が形成されている。この係合部68は、摺動子62
の側面に、同摺動子62の軸心方向とは直角方向に延び
る一対の平行なリブ70を有してなる。そして、このリ
ブ70が板状部38a間の開放部分から側方へ突き出
て、後述するロックカム86の係合ピン88を受ける溝
を形成している。
【0075】ガイド部材48のケ−ブルレバ−21に向
く側面には、係合凸部50aが設けられている。ケ−ブ
ルレバ−21には、この係合凸部50aと係脱する係合
凹部50bが設けられている。
く側面には、係合凸部50aが設けられている。ケ−ブ
ルレバ−21には、この係合凸部50aと係脱する係合
凹部50bが設けられている。
【0076】係合凸部50aは、図13に示されるよう
にガイド部材48の厚み方向中央となる側面部分を側方
へ台形板状に突出させてなる嵌挿部51を有している。
嵌挿部51の先端部は、幅方向両端から前方へ突き出る
リブ状の挿入ガイド52,52を有している。この挿入
ガイド52,52は、外面に先端に向かうにしたがって
厚みが薄くなるような傾斜面が形成されていて、嵌挿部
51を係合凹部50bに対して挿入しやすくしている。
また挿入ガイド52,52の一部には、挿入ガイド52
および嵌挿部51の一部を切欠いてなる弾性変位可能な
弾性壁53が形成してある。この弾性壁53の先端部
は、挿入ガイド52の傾斜面と同様な傾斜面をもつ斜面
部53aを有しており、相手の係合面に対して弾接させ
るようにしてある。
にガイド部材48の厚み方向中央となる側面部分を側方
へ台形板状に突出させてなる嵌挿部51を有している。
嵌挿部51の先端部は、幅方向両端から前方へ突き出る
リブ状の挿入ガイド52,52を有している。この挿入
ガイド52,52は、外面に先端に向かうにしたがって
厚みが薄くなるような傾斜面が形成されていて、嵌挿部
51を係合凹部50bに対して挿入しやすくしている。
また挿入ガイド52,52の一部には、挿入ガイド52
および嵌挿部51の一部を切欠いてなる弾性変位可能な
弾性壁53が形成してある。この弾性壁53の先端部
は、挿入ガイド52の傾斜面と同様な傾斜面をもつ斜面
部53aを有しており、相手の係合面に対して弾接させ
るようにしてある。
【0077】係合凹部50bは、図8および図14に示
されるように上記係合凸部50aと対応してケ−ブルレ
バ−21の下部前面に設けた係合口54から構成され
る。この係合口54は、嵌挿部51と外形に対応した上
下方向に延びる細長の凹部から形成してある。
されるように上記係合凸部50aと対応してケ−ブルレ
バ−21の下部前面に設けた係合口54から構成され
る。この係合口54は、嵌挿部51と外形に対応した上
下方向に延びる細長の凹部から形成してある。
【0078】これにより、シフトレバ−22がシフト路
17に在るときには、嵌挿部51の全体は係合口54に
嵌挿され、シフトレバ−22がシフト路18に在るとき
には嵌挿部51の全体は係合口54から抜け出るように
してある。
17に在るときには、嵌挿部51の全体は係合口54に
嵌挿され、シフトレバ−22がシフト路18に在るとき
には嵌挿部51の全体は係合口54から抜け出るように
してある。
【0079】つまり、シフトレバ−22がシフト路17
に在るときには、ガイド部材48を介して、シフトレバ
−22とケ−ブルレバ−21との相互が係合され、シフ
トレバ−22がシフト路18に在るときにはその係合が
解除される。
に在るときには、ガイド部材48を介して、シフトレバ
−22とケ−ブルレバ−21との相互が係合され、シフ
トレバ−22がシフト路18に在るときにはその係合が
解除される。
【0080】この係脱構造により、シフトレバ−22が
シフト路17内にあるとき、すなわち自動変速操作時
は、ケ−ブルレバ−21はシフトレバ−22のレバ−操
作に連動してシフト方向に操作されるようにしてある。
シフト路17内にあるとき、すなわち自動変速操作時
は、ケ−ブルレバ−21はシフトレバ−22のレバ−操
作に連動してシフト方向に操作されるようにしてある。
【0081】また係合口54の奥側、具体的には係合凸
部50aと干渉しない奥側の部位となる壁面には、図1
4に示されるように変速モ−ド検知スイッチ78が据え
付けられている。この変速モ−ド検知スイッチ78のア
−マチュア78aは、係合口54の出入口に配置されて
いて、シフトレバ−22がシフト路17に投入される
と、ア−マチュア78aが嵌挿部51との当接により変
位してオンオフされるようにしてある。
部50aと干渉しない奥側の部位となる壁面には、図1
4に示されるように変速モ−ド検知スイッチ78が据え
付けられている。この変速モ−ド検知スイッチ78のア
−マチュア78aは、係合口54の出入口に配置されて
いて、シフトレバ−22がシフト路17に投入される
と、ア−マチュア78aが嵌挿部51との当接により変
位してオンオフされるようにしてある。
【0082】このシフトレバ−22がシフト路17が在
るか否かの検知から、変速モ−ドが自動変速モ−ドで在
るか手動変速モ−ドで在るかを検知するようにしてあ
る。一方、プレ−ト部13のうち、シフト路18の中間
部分となる下端部には、V字状ガイド部111が形成さ
れている。そして、このV字状ガイド部111にて、シ
フト路18に操作したとき、シフトレバ−22のロ−ラ
110を受けるようにしてある。
るか否かの検知から、変速モ−ドが自動変速モ−ドで在
るか手動変速モ−ドで在るかを検知するようにしてあ
る。一方、プレ−ト部13のうち、シフト路18の中間
部分となる下端部には、V字状ガイド部111が形成さ
れている。そして、このV字状ガイド部111にて、シ
フト路18に操作したとき、シフトレバ−22のロ−ラ
110を受けるようにしてある。
【0083】すなわち、図2、図4、図5および図9に
示されるようにV字状ガイド部111は、シフト路18
の中立位置(接続路18aの位置)となるプレ−ト部1
3の下端部分にロ−ラ110と挿脱可能なV形の頂部1
12を有し、この頂部112の両側となる下端部分に同
頂部112からなだらかに下向きに向かう傾斜部113
を有してなる。
示されるようにV字状ガイド部111は、シフト路18
の中立位置(接続路18aの位置)となるプレ−ト部1
3の下端部分にロ−ラ110と挿脱可能なV形の頂部1
12を有し、この頂部112の両側となる下端部分に同
頂部112からなだらかに下向きに向かう傾斜部113
を有してなる。
【0084】頂部112は、傾斜部113の角度より急
な角度のV字溝114で形成してある。これによって、
シフト路18へシフトレバ−22が回動操作されると、
図10および図12に示されるように摺動子62に在る
ロ−ラ111の根元側の略全体は、V字溝114を貫通
して、同V字状ガイド部111の頂部112に転接しな
がら係合される。
な角度のV字溝114で形成してある。これによって、
シフト路18へシフトレバ−22が回動操作されると、
図10および図12に示されるように摺動子62に在る
ロ−ラ111の根元側の略全体は、V字溝114を貫通
して、同V字状ガイド部111の頂部112に転接しな
がら係合される。
【0085】この係合を利用して、シフト路18に在る
シフトレバ−22を中立保持させ、かつ併せて操作節度
感を得られるようにしてある。また両側の傾斜部113
は、頂部112に係合しているロ−ラ110の位置(半
径rで規定された位置)より下側となる部位に形成され
ていて、シフトレバ−22のシフトアップ変速位置ある
いはシフトダウン変速位置への操作にしたがってロ−ラ
110がV字溝114を離脱して傾斜部113を進むに
したがい、中立位置に戻す方向の反力を発生させるよう
にしている。なお、図9中、δはロ−ラ位置と傾斜部1
13との差を示してある。
シフトレバ−22を中立保持させ、かつ併せて操作節度
感を得られるようにしてある。また両側の傾斜部113
は、頂部112に係合しているロ−ラ110の位置(半
径rで規定された位置)より下側となる部位に形成され
ていて、シフトレバ−22のシフトアップ変速位置ある
いはシフトダウン変速位置への操作にしたがってロ−ラ
110がV字溝114を離脱して傾斜部113を進むに
したがい、中立位置に戻す方向の反力を発生させるよう
にしている。なお、図9中、δはロ−ラ位置と傾斜部1
13との差を示してある。
【0086】またV字溝114を挟むプレ−ト部13の
外側面には、図9に示されるように前側にシフトアップ
検知用スイッチ83が据え付けられ、後側にシフトダウ
ン検知用スイッチ84が据え付けられている。各スイッ
チ83,84は、ア−マチュア83a,84aが傾斜部
113からロ−ラ110の移動軌跡の下側へ突き出るよ
うに斜めの向きで据え付けられていて、傾斜部113を
転がるロ−ラ110にてオンオフされるようにしてあ
る。
外側面には、図9に示されるように前側にシフトアップ
検知用スイッチ83が据え付けられ、後側にシフトダウ
ン検知用スイッチ84が据え付けられている。各スイッ
チ83,84は、ア−マチュア83a,84aが傾斜部
113からロ−ラ110の移動軌跡の下側へ突き出るよ
うに斜めの向きで据え付けられていて、傾斜部113を
転がるロ−ラ110にてオンオフされるようにしてあ
る。
【0087】これにより、シフトアップ/ダウン操作に
対応するシフトレバ−22の変位を検出するようにして
ある。変速モ−ド検知スイッチ78、シフトアップ検知
用スイッチ83、シフトダウン検知用スイッチ84は、
コントロ−ルバルブユニット4に接続してあるT/M制
御装置85に接続されている。
対応するシフトレバ−22の変位を検出するようにして
ある。変速モ−ド検知スイッチ78、シフトアップ検知
用スイッチ83、シフトダウン検知用スイッチ84は、
コントロ−ルバルブユニット4に接続してあるT/M制
御装置85に接続されている。
【0088】T/M制御装置85は、例えばマイクロコ
ンピュ−タより構成されている。このT/M制御装置8
5には、自動変速モ−ドの他に手動変速モ−ドが設定し
てある。またT/M制御装置85には、変速モ−ド検知
スイッチ78からの検知信号でモ−ドを切換える機能、
シフトアップ検知用スイッチ83からの検知信号で自動
変速機の変速段をシフトアップ側に操作する機能、シフ
トダウン検知用スイッチ84からの検知信号で自動変速
機の変速段をシフトダウン側に操作する機能などが設定
されていて、シフト路18内での前側、後側のレバ−操
作に連動して、所望とする変速が行われるようにしてあ
る。
ンピュ−タより構成されている。このT/M制御装置8
5には、自動変速モ−ドの他に手動変速モ−ドが設定し
てある。またT/M制御装置85には、変速モ−ド検知
スイッチ78からの検知信号でモ−ドを切換える機能、
シフトアップ検知用スイッチ83からの検知信号で自動
変速機の変速段をシフトアップ側に操作する機能、シフ
トダウン検知用スイッチ84からの検知信号で自動変速
機の変速段をシフトダウン側に操作する機能などが設定
されていて、シフト路18内での前側、後側のレバ−操
作に連動して、所望とする変速が行われるようにしてあ
る。
【0089】他方、Pポジション位置より前方となるプ
レ−ト部13,ディテントプレ−ト部14間の部位に
は、シフトロック装置を構成するシフトロック用のロッ
クカム86が設けてある。
レ−ト部13,ディテントプレ−ト部14間の部位に
は、シフトロック装置を構成するシフトロック用のロッ
クカム86が設けてある。
【0090】このロックカム86は、プレ−ト状をな
し、中央部にボス部87が突き出ている。このボス部8
7がプレ−ト部13の内面に回動自在に枢支してある。
またロックカム86は、このボス部87を挟んで前部と
なるシフトノブ22側に係合ピン88を有し、後部とな
る反対側にシフトロックピン係脱用の円弧形の係止部8
9を有し、さらにボス部87の上部にキ−インタロック
用の接続ピン90を有している。
し、中央部にボス部87が突き出ている。このボス部8
7がプレ−ト部13の内面に回動自在に枢支してある。
またロックカム86は、このボス部87を挟んで前部と
なるシフトノブ22側に係合ピン88を有し、後部とな
る反対側にシフトロックピン係脱用の円弧形の係止部8
9を有し、さらにボス部87の上部にキ−インタロック
用の接続ピン90を有している。
【0091】ボス部87の前板部側には、上下方向に延
びるL字形の板ばねで構成されたストッパ−スプリング
91が配置されている。このストッパ−スプリング91
の長手端となる基端部は、プレ−ト部13の内面に取着
され、短手側となる先端部は、ボス部87の外周面に形
成した溝87aに挿脱可能に挿入され、アンロック時の
ロックカム86の動きを規制している。
びるL字形の板ばねで構成されたストッパ−スプリング
91が配置されている。このストッパ−スプリング91
の長手端となる基端部は、プレ−ト部13の内面に取着
され、短手側となる先端部は、ボス部87の外周面に形
成した溝87aに挿脱可能に挿入され、アンロック時の
ロックカム86の動きを規制している。
【0092】そして、この規制によって、係合ピン88
を、Pポジションに対応した地点に保持させている。こ
れにより、Pポジションにシフトレバ−22が配置され
るに伴い、シフトレバ−22の係合部68に係合ピン8
8が挿入されるようにしてある。
を、Pポジションに対応した地点に保持させている。こ
れにより、Pポジションにシフトレバ−22が配置され
るに伴い、シフトレバ−22の係合部68に係合ピン8
8が挿入されるようにしてある。
【0093】またロックカム86の周りには、ストッパ
−スプリング91を操作するリリ−スレバ−92が配設
されている。リリ−スレバ−92は、例えばボス部87
と共に回動可能にプレ−ト部13に支持された枢支部9
3と、ストッパ−スプリング91の長手側部分を摺動自
在に係合した係合部94と、これら枢支部93と係合部
94とをつなぐレバ−部分95を有して、正面から見た
ときに略逆L字状に形成してある。
−スプリング91を操作するリリ−スレバ−92が配設
されている。リリ−スレバ−92は、例えばボス部87
と共に回動可能にプレ−ト部13に支持された枢支部9
3と、ストッパ−スプリング91の長手側部分を摺動自
在に係合した係合部94と、これら枢支部93と係合部
94とをつなぐレバ−部分95を有して、正面から見た
ときに略逆L字状に形成してある。
【0094】レバ−部分95には、Pポジションに操作
されてくるシフトレバ−22の側部を受ける当接片96
が形成されていて、Pポジションにシフトレバ−22が
配置されるに伴い当接片96が押されると、それに連動
してレバ−部分95が回動変位し、ストッパ−スプリン
グ91の長手側を溝87aとの係合が解除する方向に押
圧するようにしてある。
されてくるシフトレバ−22の側部を受ける当接片96
が形成されていて、Pポジションにシフトレバ−22が
配置されるに伴い当接片96が押されると、それに連動
してレバ−部分95が回動変位し、ストッパ−スプリン
グ91の長手側を溝87aとの係合が解除する方向に押
圧するようにしてある。
【0095】そして、その後の操作ボタン66の復帰に
より、ロックカム86は上側へ回動変位して、シフトロ
ックの体制が形成されるようにしてある。またこの回動
変位したロックカム86は、シフトロックケ−ブルブラ
ケット部100の側面に設けたシフトロックピン105
によって、ブレ−キペダル103aを踏み込まない限
り、ロック状態が解除されないようにしてある(シフト
ロック)。
より、ロックカム86は上側へ回動変位して、シフトロ
ックの体制が形成されるようにしてある。またこの回動
変位したロックカム86は、シフトロックケ−ブルブラ
ケット部100の側面に設けたシフトロックピン105
によって、ブレ−キペダル103aを踏み込まない限
り、ロック状態が解除されないようにしてある(シフト
ロック)。
【0096】詳しくは、シフトロックピン105は、係
止部94の上端部と係止する位置、同係止が解除する位
置との間で進退自在に設けてある。またリ−タンスプリ
ング105aの弾性力によってロックカム86側へ付勢
してある。この付勢によって、Pポジションにシフトレ
バ−22に在るときは、リタ−ンスプリング105aの
弾性力にてシフトロックピン105を係止位置にまで突
出させて、係止部89の上端部との係止から、ロックカ
ム86が回動しないように規制している。またシフトロ
ックピン105は、シフトケ−ブル104を介して、ブ
レ−キペダル装置103に接続されていて、同ブレ−キ
ペダル装置103のブレ−キペダル103aを踏み込ま
ないと、係止解除位置に移動しないようにしてある。な
お、シフトロックピン105はシフトレバ−22がPポ
ジション以外のポジションのときには、ロックされるロ
ックカム86の係止部89の円弧面に配置される。
止部94の上端部と係止する位置、同係止が解除する位
置との間で進退自在に設けてある。またリ−タンスプリ
ング105aの弾性力によってロックカム86側へ付勢
してある。この付勢によって、Pポジションにシフトレ
バ−22に在るときは、リタ−ンスプリング105aの
弾性力にてシフトロックピン105を係止位置にまで突
出させて、係止部89の上端部との係止から、ロックカ
ム86が回動しないように規制している。またシフトロ
ックピン105は、シフトケ−ブル104を介して、ブ
レ−キペダル装置103に接続されていて、同ブレ−キ
ペダル装置103のブレ−キペダル103aを踏み込ま
ないと、係止解除位置に移動しないようにしてある。な
お、シフトロックピン105はシフトレバ−22がPポ
ジション以外のポジションのときには、ロックされるロ
ックカム86の係止部89の円弧面に配置される。
【0097】また接続ピン90には、外索がケ−ブル支
持部102で支持される、イグニションキ−装置106
から延びるキ−インタロックケ−ブル107が接続され
る。そして、イグニションキ−装置106に内蔵されて
いるケ−ブル規制機構106aによって、イグニション
キ−装置106に差し込まれるイグニションキ−106
bがLOCK位置又は抜いてあるときは、キ−インタロ
ックケ−ブル107の内索の動きをロックして、ロック
カム86の動きを規制し、イグニションキ−106bが
LOCK位置以外のときは、キ−インタロックケ−ブル
107の内索のロックを解除して、同ロックカム86の
規制を解除するようにしてある。これによって、イグニ
ションキ−106bを所定に操作しないと、Pポジショ
ンからシフトレバ−22を操作できないようにしている
(キ−インタロック)。
持部102で支持される、イグニションキ−装置106
から延びるキ−インタロックケ−ブル107が接続され
る。そして、イグニションキ−装置106に内蔵されて
いるケ−ブル規制機構106aによって、イグニション
キ−装置106に差し込まれるイグニションキ−106
bがLOCK位置又は抜いてあるときは、キ−インタロ
ックケ−ブル107の内索の動きをロックして、ロック
カム86の動きを規制し、イグニションキ−106bが
LOCK位置以外のときは、キ−インタロックケ−ブル
107の内索のロックを解除して、同ロックカム86の
規制を解除するようにしてある。これによって、イグニ
ションキ−106bを所定に操作しないと、Pポジショ
ンからシフトレバ−22を操作できないようにしている
(キ−インタロック)。
【0098】つぎに、作用について説明する。始めにシ
フトレバ−22がPポジションに在る状態から説明す
る。このPポジションでは、シフトレバ−22は、ロッ
クカム86の動きがキ−インタロックケ−ブル107の
ロック、さらにはシフトロックピン105のロックによ
り規制されて、シフト方向へレバ−操作が行えない状態
となっている。
フトレバ−22がPポジションに在る状態から説明す
る。このPポジションでは、シフトレバ−22は、ロッ
クカム86の動きがキ−インタロックケ−ブル107の
ロック、さらにはシフトロックピン105のロックによ
り規制されて、シフト方向へレバ−操作が行えない状態
となっている。
【0099】この状態から、車内に乗り込んだドライバ
−が、エンジン1を始動すべく、イグニションキ−10
6bをイグニションキ−装置106へ差し込み、LOC
K位置、ACC〜START位置へと操作する。これに
より、エンジン1は始動する。
−が、エンジン1を始動すべく、イグニションキ−10
6bをイグニションキ−装置106へ差し込み、LOC
K位置、ACC〜START位置へと操作する。これに
より、エンジン1は始動する。
【0100】このイグニッションキ−の操作に伴い、ケ
−ブル規制機構106aで行われていたケ−ブル107
の内索の規制は解除される。つまり、キ−インタロック
は解除される。
−ブル規制機構106aで行われていたケ−ブル107
の内索の規制は解除される。つまり、キ−インタロック
は解除される。
【0101】その後、ドライバ−は、変速操作を行うべ
く、ブレ−キペダル103aを踏み込み、自動車に制動
を与える。このブレ−キペダル103aの踏込操作によ
り、シフトロックは解除される。
く、ブレ−キペダル103aを踏み込み、自動車に制動
を与える。このブレ−キペダル103aの踏込操作によ
り、シフトロックは解除される。
【0102】すなわち、ロックカム86の係止部上端へ
向かって突出していたシフトロックピン105は、ブレ
−キペダル103aの踏込動作にしたがい退避し、係止
部89との係止を解除する。
向かって突出していたシフトロックピン105は、ブレ
−キペダル103aの踏込動作にしたがい退避し、係止
部89との係止を解除する。
【0103】これにより、ロックカム86は自在に回動
変位できる状態となる。ついで、自動車を自動変速モ−
ドで走行させるべく、選択位置の中からDポジションを
選び、シフトレバ−22をPポジションからDポジショ
ンへ切換える。
変位できる状態となる。ついで、自動車を自動変速モ−
ドで走行させるべく、選択位置の中からDポジションを
選び、シフトレバ−22をPポジションからDポジショ
ンへ切換える。
【0104】この切換操作には、まず、シフトノブ22
aをボタン操作する(操作ボタン66を押し込む)。こ
の操作により、摺動子62は下降方向へ駆動され、ロッ
クカム86を、シフトレバ−22の係合部68との係合
が解除される方向へ回動変位させる。
aをボタン操作する(操作ボタン66を押し込む)。こ
の操作により、摺動子62は下降方向へ駆動され、ロッ
クカム86を、シフトレバ−22の係合部68との係合
が解除される方向へ回動変位させる。
【0105】これにより、係合部68と係合している係
合ピン88は、係合部68と入出自在となる。ディテン
トピン67は、摺動子62の下降変位にしたがって、デ
ィテント溝15で規定されたPポジションの解除位置に
まで駆動される。これにより、ディテントピン67は、
Pポジションを規制していたディテント溝15の溝から
離脱する。
合ピン88は、係合部68と入出自在となる。ディテン
トピン67は、摺動子62の下降変位にしたがって、デ
ィテント溝15で規定されたPポジションの解除位置に
まで駆動される。これにより、ディテントピン67は、
Pポジションを規制していたディテント溝15の溝から
離脱する。
【0106】これにより、Pポジションのシフトレバ−
22は、シフト方向へ操作可能となる。ついで、このシ
フトレバ−22を、シフト路17内のDポジションへ回
動操作する。
22は、シフト方向へ操作可能となる。ついで、このシ
フトレバ−22を、シフト路17内のDポジションへ回
動操作する。
【0107】すると、シフトレバ−22が当接片96か
ら離れる。これにより、リリ−スレバ−92は元の状態
に戻り、ストッパ−スプリング91の先端部を枢支部9
3に在る溝87aに係合させていく。
ら離れる。これにより、リリ−スレバ−92は元の状態
に戻り、ストッパ−スプリング91の先端部を枢支部9
3に在る溝87aに係合させていく。
【0108】この係合によって、ロックカム86は、係
合ピン88と挿脱できる待機状態のままでロックされ
る。一方、ディテントプレ−ト部14の両側に在る、シ
フトレバ−22とケ−ブルレバ−21との相互は、係合
凸部50aと係合凹部50bとを介して接続されている
から、上記シフトレバ−22の回動操作に連動して、ケ
−ブルレバ−21は回動変位していく。
合ピン88と挿脱できる待機状態のままでロックされ
る。一方、ディテントプレ−ト部14の両側に在る、シ
フトレバ−22とケ−ブルレバ−21との相互は、係合
凸部50aと係合凹部50bとを介して接続されている
から、上記シフトレバ−22の回動操作に連動して、ケ
−ブルレバ−21は回動変位していく。
【0109】このとき、シフトポジションが変わる都
度、ロ−ラ34の係合する溝が順に変わり、ドライバ−
は同操作の節度感を感じる。そして、図9および図11
に示されるようにシフトレバ−22がDポジションに配
置され、Dポジションを規定するディテント溝15の溝
にディテントピン67が係止されると、Dポジションへ
の切換えを終える。
度、ロ−ラ34の係合する溝が順に変わり、ドライバ−
は同操作の節度感を感じる。そして、図9および図11
に示されるようにシフトレバ−22がDポジションに配
置され、Dポジションを規定するディテント溝15の溝
にディテントピン67が係止されると、Dポジションへ
の切換えを終える。
【0110】このシフトレバ−22の変位は、シフトケ
−ブル29を通じて、自動変速機の本体2へ出力される
から、本体2は自動変速モ−ドのDレンジに切換わる。
そして、ドライバ−は、ブレ−キペダル103aを戻し
て、アクセルペダル(図示しない)を踏めば、設定され
た自動変速モ−ドにもとづき、自動変速機は、アクセル
ペダルの開度、走行速度などといった各種情報にしたが
って制御される。
−ブル29を通じて、自動変速機の本体2へ出力される
から、本体2は自動変速モ−ドのDレンジに切換わる。
そして、ドライバ−は、ブレ−キペダル103aを戻し
て、アクセルペダル(図示しない)を踏めば、設定され
た自動変速モ−ドにもとづき、自動変速機は、アクセル
ペダルの開度、走行速度などといった各種情報にしたが
って制御される。
【0111】これにより、自動変速モ−ドによる走行が
なされる。このDポジションで走行中、マニュアル操作
に切換えるときは、シフトノブ22aのボタン操作をせ
ずに、シフトレバ−22を、接続路18aを介して、シ
フト路18へ回動操作(セレクト方向の操作)する。
なされる。このDポジションで走行中、マニュアル操作
に切換えるときは、シフトノブ22aのボタン操作をせ
ずに、シフトレバ−22を、接続路18aを介して、シ
フト路18へ回動操作(セレクト方向の操作)する。
【0112】このレバ−操作にしたがってディテントピ
ン67はDポジションを規定している溝から離脱し、今
度はディテントピン67と反対側の在るロ−ラ110が
図4、図10および図12に示されるようにプレ−ト部
13に在るV字溝114に嵌挿されるようにして、V字
状ガイド部111の頂部112に係合されていく。
ン67はDポジションを規定している溝から離脱し、今
度はディテントピン67と反対側の在るロ−ラ110が
図4、図10および図12に示されるようにプレ−ト部
13に在るV字溝114に嵌挿されるようにして、V字
状ガイド部111の頂部112に係合されていく。
【0113】これと共にシフトレバ−22の係合凸部5
0aが、Dポジションに在るケ−ブルレバ−21の係合
凹部50bから離脱していく。なお、残されたケ−ブル
レバ−21は、ロ−ラ34とV字状溝32aとの係合に
よってDポジションの位置に保持される。
0aが、Dポジションに在るケ−ブルレバ−21の係合
凹部50bから離脱していく。なお、残されたケ−ブル
レバ−21は、ロ−ラ34とV字状溝32aとの係合に
よってDポジションの位置に保持される。
【0114】シフト路18への切換えを終えたときに
は、ロ−ラ110の根元部両側には、同ロ−ラ110を
挟むようにV字状ガイド部111の傾斜部113が配置
される。
は、ロ−ラ110の根元部両側には、同ロ−ラ110を
挟むようにV字状ガイド部111の傾斜部113が配置
される。
【0115】このことにより、ロ−ラ110はシフト路
18方向の動きが規制され、ケ−ブルレバ−21との結
合が解除されたシフトレバ−22をシフト路18の中立
位置で保持させる。
18方向の動きが規制され、ケ−ブルレバ−21との結
合が解除されたシフトレバ−22をシフト路18の中立
位置で保持させる。
【0116】なお、このときモ−ド検知スイッチ78
は、シフトレバ−22がケ−ブルレバ−21から離れる
ことによってオンオフ操作され、自動変速モ−ドから手
動変速モ−ドに切換わる。
は、シフトレバ−22がケ−ブルレバ−21から離れる
ことによってオンオフ操作され、自動変速モ−ドから手
動変速モ−ドに切換わる。
【0117】ついで、シフトアップ操作あるいはシフト
ダウン操作をするべく、このシフト18内に在るシフト
レバ−22を、中立位置からシフト路18のシフトアッ
プ変速位置あるいはシフトダウン変速位置に向かって、
回動操作する。
ダウン操作をするべく、このシフト18内に在るシフト
レバ−22を、中立位置からシフト路18のシフトアッ
プ変速位置あるいはシフトダウン変速位置に向かって、
回動操作する。
【0118】すると、スプリングコイル61(ディテン
トピン67を付勢する部品)で上側に付勢されているロ
−ラ110は、図4に示す中立位置から図5に示される
ようにV字溝114の斜面によって押し下げられなが
ら、同V字溝114から離脱して、傾斜部113に至
る。
トピン67を付勢する部品)で上側に付勢されているロ
−ラ110は、図4に示す中立位置から図5に示される
ようにV字溝114の斜面によって押し下げられなが
ら、同V字溝114から離脱して、傾斜部113に至
る。
【0119】このV字溝114を離脱するときの反力
が、シフトアップあるいはシフトダウン操作の節度感と
なる。そして、ロ−ラ110が傾斜部113をシフト路
18方向に転動するにしたがい、シフトアップ検知用ス
イッチ83あるいはシフトダウン用検知スイッチ84を
操作していく。
が、シフトアップあるいはシフトダウン操作の節度感と
なる。そして、ロ−ラ110が傾斜部113をシフト路
18方向に転動するにしたがい、シフトアップ検知用ス
イッチ83あるいはシフトダウン用検知スイッチ84を
操作していく。
【0120】このときロ−ラ110は傾斜部113によ
り、さらに押し下げられる。このロ−ラ110の押し下
げによって増す、ディテントピン用のばね付勢力(ディ
テントピン67を付勢するコイルスプリング61のばね
力)が、シフトレバ−22を戻す反力となる。
り、さらに押し下げられる。このロ−ラ110の押し下
げによって増す、ディテントピン用のばね付勢力(ディ
テントピン67を付勢するコイルスプリング61のばね
力)が、シフトレバ−22を戻す反力となる。
【0121】そして、オンオフされるシフトアップ検知
用スイッチ83あるいはシフトダウン検知用スイッチ8
4により、T/M制御装置85は自動変速機の変速段を
シフトアップあるいはシフトダウン側へ操作され、所望
とする変速段の変速がなされる。
用スイッチ83あるいはシフトダウン検知用スイッチ8
4により、T/M制御装置85は自動変速機の変速段を
シフトアップあるいはシフトダウン側へ操作され、所望
とする変速段の変速がなされる。
【0122】シフトアップ/シフトダウン操作後、シフ
トレバ−22を操作する力を抜けば、先のディテントピ
ン用のばね付勢力(コイルスプリング61に蓄積された
弾性力)によって、ロ−ラ110がV字状ガイド部11
の頂部112に向かって戻る作用で、シフトレバ−22
は中立位置に復帰し、再びロ−ラ110とV字溝114
との係合により中立位置に保持される。このときの手応
えが節度感となる。
トレバ−22を操作する力を抜けば、先のディテントピ
ン用のばね付勢力(コイルスプリング61に蓄積された
弾性力)によって、ロ−ラ110がV字状ガイド部11
の頂部112に向かって戻る作用で、シフトレバ−22
は中立位置に復帰し、再びロ−ラ110とV字溝114
との係合により中立位置に保持される。このときの手応
えが節度感となる。
【0123】このように、自動変速操作用の機構、すな
わちディテントピン用のばね付勢力を有効に利用して、
手動変速操作用のシフト路18内におけるシフトレバ−
22の中立保持を行うことができる。しかも、併せて節
度感も付与でき、従来とは異なりに、中立保持および節
度感付与を合理的、かつ簡単な構成で達成することがで
きる。
わちディテントピン用のばね付勢力を有効に利用して、
手動変速操作用のシフト路18内におけるシフトレバ−
22の中立保持を行うことができる。しかも、併せて節
度感も付与でき、従来とは異なりに、中立保持および節
度感付与を合理的、かつ簡単な構成で達成することがで
きる。
【0124】またシフトアップ検知用スイッチ83、シ
フトダウン検知用スイッチ84を、ディテントピン用の
ばね付勢力で付勢されているロ−ラ110で操作する構
造の採用により、同スイッチ83,84の作動は確実で
ある。
フトダウン検知用スイッチ84を、ディテントピン用の
ばね付勢力で付勢されているロ−ラ110で操作する構
造の採用により、同スイッチ83,84の作動は確実で
ある。
【0125】またV字状ガイド部111の頂部112
を、より急なV字溝114とする構造の採用により、一
層、シフトレバ−22の中立位置保持特性と操作節度感
とを向上させることができる。
を、より急なV字溝114とする構造の採用により、一
層、シフトレバ−22の中立位置保持特性と操作節度感
とを向上させることができる。
【0126】またロ−ラ110をディテントピン同軸上
でかつディテントピン67とは逆側に突設し、かつディ
テントプレ−ト部14をシフト路17を挟んでシフト路
18とは逆側に配置し、さらにV字状ガイド部111が
在るプレ−ト部13をシフト路18を挟んでシフト路1
7とは逆側に配置する構造の採用によって、シフトレバ
−22に在るロ−ラ110,ディテントピン67、プレ
−ト部13に在るV字状ガイド部111は、相互が干渉
することなく、コンパクトにレイアウトすることができ
る。
でかつディテントピン67とは逆側に突設し、かつディ
テントプレ−ト部14をシフト路17を挟んでシフト路
18とは逆側に配置し、さらにV字状ガイド部111が
在るプレ−ト部13をシフト路18を挟んでシフト路1
7とは逆側に配置する構造の採用によって、シフトレバ
−22に在るロ−ラ110,ディテントピン67、プレ
−ト部13に在るV字状ガイド部111は、相互が干渉
することなく、コンパクトにレイアウトすることができ
る。
【0127】この結果、操作レバ−装置を、相互の干渉
を防ぎながら、合理的にコンパクト化できる。しかも、
ロ−ラ110はディテントピン67と同軸上でかつディ
テントピン側とは逆側に配置する構造上、ロ−ラ110
の支持は容易である。
を防ぎながら、合理的にコンパクト化できる。しかも、
ロ−ラ110はディテントピン67と同軸上でかつディ
テントピン側とは逆側に配置する構造上、ロ−ラ110
の支持は容易である。
【0128】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明によれば、自動変速操作用の機構、すなわちディテン
トピン用のばね付勢力を有効に利用して、手動変速操作
用の第2シフト路内におけるシフトレバ−の中立保持と
操作節度感とを得ることができる。
明によれば、自動変速操作用の機構、すなわちディテン
トピン用のばね付勢力を有効に利用して、手動変速操作
用の第2シフト路内におけるシフトレバ−の中立保持と
操作節度感とを得ることができる。
【0129】しかも、自動変速操作用の機構を有効に利
用する構造であるから、従来とは異なり、上記中立保持
ならびに節度感付与を、合理的、かつ簡単な構成で達成
できる。
用する構造であるから、従来とは異なり、上記中立保持
ならびに節度感付与を、合理的、かつ簡単な構成で達成
できる。
【0130】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
の効果に加え、手動変速のための検知信号を出力するス
イッチを、ディテントピン連動部材を介してばね付勢さ
れる転動子で操作するので、スイッチの作動は確実であ
る。
の効果に加え、手動変速のための検知信号を出力するス
イッチを、ディテントピン連動部材を介してばね付勢さ
れる転動子で操作するので、スイッチの作動は確実であ
る。
【0131】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
の効果に加え、手動変速操作用の第2シフト路における
中立位置保持性と操作節度感とを同時に向上させること
ができる。
の効果に加え、手動変速操作用の第2シフト路における
中立位置保持性と操作節度感とを同時に向上させること
ができる。
【0132】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
の効果に加え、シフトレバ−に在る転動子,ディテント
ピン、不動部材に在るV字状ガイド部を、相互が干渉せ
ずにコンパクトにレイアウトすることができ、操作レバ
−装置のコンパクト化を図ることができる。しかも、転
動子はディテントピンと同軸上で、かつディテントピン
側に突設するので、転動子の支持は容易である。
の効果に加え、シフトレバ−に在る転動子,ディテント
ピン、不動部材に在るV字状ガイド部を、相互が干渉せ
ずにコンパクトにレイアウトすることができ、操作レバ
−装置のコンパクト化を図ることができる。しかも、転
動子はディテントピンと同軸上で、かつディテントピン
側に突設するので、転動子の支持は容易である。
【図1】本発明の一実施例の自動変速機を、操作レバ−
装置と共に示す斜視図。
装置と共に示す斜視図。
【図2】同操作レバ−装置の外観を示す斜視図。
【図3】同操作レバ−装置の外観を異なる方向から見た
斜視図。
斜視図。
【図4】同操作レバ−装置の正面図。
【図5】シフトレバ−の手動変速操作に伴うロ−ラのV
字状ガイド部に対する挙動を説明するための正面図。
字状ガイド部に対する挙動を説明するための正面図。
【図6】同操作レバ−装置の平面図。
【図7】同操作レバ−装置の右側面図。
【図8】同操作レバ−装置の主構造を説明するための分
解斜視図。
解斜視図。
【図9】(a)は、シフトレバ−が自動変速用のシフト
路内に在るときの状態を説明するための一部断面した正
面図。(b)は、同じく一部断面した側面図。
路内に在るときの状態を説明するための一部断面した正
面図。(b)は、同じく一部断面した側面図。
【図10】シフトレバ−を手動変速用のシフト路に切換
えたときのロ−ラの挙動を説明するための一部断面した
側面図。
えたときのロ−ラの挙動を説明するための一部断面した
側面図。
【図11】シフトレバ−が自動変速用のシフト路内に在
るときのロ−ラの挙動を説明するための斜視図。
るときのロ−ラの挙動を説明するための斜視図。
【図12】シフトレバ−が手動変速用のシフト路内に在
るときのロ−ラの挙動を説明するための斜視図。
るときのロ−ラの挙動を説明するための斜視図。
【図13】同操作レバ−装置におけるシフトレバ−の構
造を説明するための分解斜視図。
造を説明するための分解斜視図。
【図14】ケ−ブルレバ−を説明するための斜視図。
5…操作レバ−装置 6…上部フレ−ム 7…下部フレ−ム 13…プレ−ト部
(不動部材) 14…ディテントプレ−ト部(ディテントプレ−ト) 15…ディテント溝 17…シフト路
(第1シフト路) 18…シフト路(第2シフト路) 21…ケ−ブルレ
バ−(作動部材) 22…シフトレバ− 22a…シフトノブ 61…コイルスプリング 62…摺動子(デ
ィテント連動部材) 66…操作ボタン 67…ディテント
ピン 110…ロ−ラ(転動子) 111…V字状ガ
イド部 112…頂部 113…傾斜部 114…V字溝
(不動部材) 14…ディテントプレ−ト部(ディテントプレ−ト) 15…ディテント溝 17…シフト路
(第1シフト路) 18…シフト路(第2シフト路) 21…ケ−ブルレ
バ−(作動部材) 22…シフトレバ− 22a…シフトノブ 61…コイルスプリング 62…摺動子(デ
ィテント連動部材) 66…操作ボタン 67…ディテント
ピン 110…ロ−ラ(転動子) 111…V字状ガ
イド部 112…頂部 113…傾斜部 114…V字溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺前 聡 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動 車工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−103650(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60K 20/00 - 20/08 F16H 59/00 - 59/12
Claims (4)
- 【請求項1】 複数の選択位置を有する自動変速操作用
の第1シフト路と、 上記第1シフト路と平行に配置されると共に、一端側に
シフトアップ変速位置が他端側にシフトダウン変速位置
がそれぞれ設けられ、かつ中間位置で接続路を介して上
記第1シフト路に接続される手動変速操作用の第2シフ
ト路と、 上記両シフト路内を移動操作可能に設けられたシフトレ
バ−と、 上記シフトレバ−が上記第1シフト路に在るときには上
記シフトレバ−と係合して上記シフトレバ−に連動する
と共に、上記シフトレバ−が上記第2シフト路に在ると
きは上記シフトレバ−との係合が解除されるように構成
され、自動変速機本体に機械的に連結された作動部材
と、 上記第2シフト路内での上記シフトレバ−のシフトアッ
プ/ダウン操作に対応する上記シフトレバ−の変位を検
出して上記操作に基づく手動変速を達成すべく検知信号
を自動変速機の制御装置に出力するスイッチと、 上記シフトレバ−が上記第1シフト路に在るときに上記
シフトレバ−の操作位置を規制するディテントプレ−ト
と、 上記シフトレバ−が上記第1シフト路に在るときに上記
ディテントプレ−トに係合するようにばね付勢され、シ
フトノブのボタンの操作により上記付勢力に抗して変位
して上記係合を離脱するように上記シフトレバ−に設け
られたディテントピンと、 上記第2シフト路方向に延在する不動部材に設けられた
V字状ガイド部と、 上記シフトレバ−が上記第2シフト路に在るときに上記
付勢力を受けて上記V字状ガイド部に転接するように上
記シフトレバ−のディテントピン連動部材に設けられ、
上記シフトレバ−の操作に伴い上記V字状ガイド部上を
変位し上記シフトレバ−の中立位置で上記V字状ガイド
部の頂部に係合するように構成された転動子と、 を具備してなることを特徴とする自動変速機の操作レバ
−装置。 - 【請求項2】 上記請求項1に記載の自動変速機の操作
レバ−装置において、 上記スイッチは、上記転動子により操作されるように配
置されていることを特徴とする自動変速機の操作レバ−
装置。 - 【請求項3】 上記請求項1に記載の自動変速機の操作
レバ−装置において、 上記V字状ガイド部の頂部には角度のより急なV字溝が
形成されていることを特徴とする自動変速機の操作レバ
−装置。 - 【請求項4】 上記請求項1に記載の自動変速機の操作
レバ−装置において、 上記転動子は上記ディテントピン同軸上でかつ上記ディ
テントピンとは逆側に突出して設けられ、 上記ディテントプレ−トは上記第1シフト路を挟んで上
記第2シフト路とは逆側に配置されており、 かつ上記V字状ガイド部は上記第2シフト路を挟んで上
記第1のシフト路とは逆側に配置されていることを特徴
とする自動変速機の操作レバ−装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8024594A JP2927176B2 (ja) | 1994-04-19 | 1994-04-19 | 自動変速機の操作レバ−装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8024594A JP2927176B2 (ja) | 1994-04-19 | 1994-04-19 | 自動変速機の操作レバ−装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07293677A JPH07293677A (ja) | 1995-11-07 |
JP2927176B2 true JP2927176B2 (ja) | 1999-07-28 |
Family
ID=13712942
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8024594A Expired - Fee Related JP2927176B2 (ja) | 1994-04-19 | 1994-04-19 | 自動変速機の操作レバ−装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2927176B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0770799B1 (en) * | 1995-10-24 | 2000-12-27 | Fuji Kiko Co., Ltd. | Shift lever device for automatic transmission |
KR100488693B1 (ko) * | 2002-06-27 | 2005-05-11 | 현대자동차주식회사 | 매뉴얼 모드 스위치가 구비된 자동변속기 레버 장치 |
-
1994
- 1994-04-19 JP JP8024594A patent/JP2927176B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07293677A (ja) | 1995-11-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990413 |
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