JP2926059B2 - 歯車装置 - Google Patents
歯車装置Info
- Publication number
- JP2926059B2 JP2926059B2 JP61146549A JP14654986A JP2926059B2 JP 2926059 B2 JP2926059 B2 JP 2926059B2 JP 61146549 A JP61146549 A JP 61146549A JP 14654986 A JP14654986 A JP 14654986A JP 2926059 B2 JP2926059 B2 JP 2926059B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- teeth
- wound spring
- gear device
- spiral
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H55/00—Elements with teeth or friction surfaces for conveying motion; Worms, pulleys or sheaves for gearing mechanisms
- F16H55/02—Toothed members; Worms
- F16H55/10—Constructively simple tooth shapes, e.g. shaped as pins, as balls
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Gears, Cams (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は歯車装置の噛合部の遊隙を除去することに関
する。 従来歯車の遊隙を除去するには、ゴムなどの有機質材の
弾性物質にて製作するか、金属物質では、歯の支持部を
薄くし可撓性をもたせて、それぞれ噛合の遊隙を除去し
ていた。かかるこれらは耐久性、耐油性、及び高荷重に
耐える物は不可能であった。従って、近代の電子制御機
械においては、隙の無い減速機が必要とされている。 第1の発明は、歯車装置の噛合遊隙除去に於いて、螺状
巻バネの外径撓みによる、構成・作用によって、遊隙を
除去するものである。 第2の発明は、螺状巻バネの空間軸部にピンを遊挿させ
螺状巻バネの直径の変化を制限しバネの破壊を無くすも
のである。 本発明の構成を実施例を図に基づいて説明すると (イ)第1図.第2図は第1の発明にかかる実施例で図
示するように、内周に歯を有する外歯車1と、該外歯車
と噛み合う外周に歯を有する内歯車2とを含む歯車装置
において、前記外歯車1と前記内歯車2のうち一方の歯
の凸部を螺状巻に形成した螺状巻バネ3にて構成し、他
方の歯車の歯の凹部を該螺状巻バネ3の外周面を嵌め入
れる形状に形成したこと特徴とする歯車装置。 歯車間にピッチ誤差があるときは、螺状巻バネ3の径方
向の撓みによりピッチ誤差を吸収し滑らかな回転を行う
ものである。 (ハ)第3図.第4図は第2の発明にかかる実施例で図
示すように、内周に歯を有する外歯車1と、該外歯車1
と噛み合う外周に歯を有する内歯車2とを含む歯車装置
において、前記外歯車1と前記内歯車2のうち一方の歯
の凸部を螺状巻に形成した螺状巻バネ3と、該螺状巻バ
ネ3の内側に該螺状巻バネ3の変形量を制限するように
遊挿したピン8とにて構成し、他方の歯車の歯の凹部を
該螺状巻バネ3の外周面を嵌め入れる形状に形成したこ
と特徴とする歯車装置。 本発明は、螺状巻に成形した螺状巻バネは軸直角荷重
に対し多点支持になり且つ荷重分割され歯面に均等な荷
重分布となる為、減速機等など高荷重のものに耐えるも
のが、容易に製作出来、且つ耐油性・耐久性があり大へ
ん有意義な有益な発明である。
する。 従来歯車の遊隙を除去するには、ゴムなどの有機質材の
弾性物質にて製作するか、金属物質では、歯の支持部を
薄くし可撓性をもたせて、それぞれ噛合の遊隙を除去し
ていた。かかるこれらは耐久性、耐油性、及び高荷重に
耐える物は不可能であった。従って、近代の電子制御機
械においては、隙の無い減速機が必要とされている。 第1の発明は、歯車装置の噛合遊隙除去に於いて、螺状
巻バネの外径撓みによる、構成・作用によって、遊隙を
除去するものである。 第2の発明は、螺状巻バネの空間軸部にピンを遊挿させ
螺状巻バネの直径の変化を制限しバネの破壊を無くすも
のである。 本発明の構成を実施例を図に基づいて説明すると (イ)第1図.第2図は第1の発明にかかる実施例で図
示するように、内周に歯を有する外歯車1と、該外歯車
と噛み合う外周に歯を有する内歯車2とを含む歯車装置
において、前記外歯車1と前記内歯車2のうち一方の歯
の凸部を螺状巻に形成した螺状巻バネ3にて構成し、他
方の歯車の歯の凹部を該螺状巻バネ3の外周面を嵌め入
れる形状に形成したこと特徴とする歯車装置。 歯車間にピッチ誤差があるときは、螺状巻バネ3の径方
向の撓みによりピッチ誤差を吸収し滑らかな回転を行う
ものである。 (ハ)第3図.第4図は第2の発明にかかる実施例で図
示すように、内周に歯を有する外歯車1と、該外歯車1
と噛み合う外周に歯を有する内歯車2とを含む歯車装置
において、前記外歯車1と前記内歯車2のうち一方の歯
の凸部を螺状巻に形成した螺状巻バネ3と、該螺状巻バ
ネ3の内側に該螺状巻バネ3の変形量を制限するように
遊挿したピン8とにて構成し、他方の歯車の歯の凹部を
該螺状巻バネ3の外周面を嵌め入れる形状に形成したこ
と特徴とする歯車装置。 本発明は、螺状巻に成形した螺状巻バネは軸直角荷重
に対し多点支持になり且つ荷重分割され歯面に均等な荷
重分布となる為、減速機等など高荷重のものに耐えるも
のが、容易に製作出来、且つ耐油性・耐久性があり大へ
ん有意義な有益な発明である。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1発明の実施例を示す正面図
第2図は第1発明の実施例を示す断面図
第3図は第2発明の実施例を示す断面図
第4図は第2発明の実施例を示す正面図
1は外歯車
2は内歯車
3は螺状巻バネ
5は遊合部
8はピン
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.内周に歯を有する外歯車と、該外歯車と噛み合う外
周に歯を有する内歯車とを含む歯車装置において、前記
外歯車と前記内歯車のうち一方の歯の凸部を螺状巻に形
成した螺状巻バネにて構成し、他方の歯車の凹部を該螺
状巻バネの外周面を嵌め入れる形状に形成したこと特徴
とする歯車装置。 2.内周に歯を有する外歯車と、該外歯車と噛み合う外
周に歯を有する内歯車とを含む歯車装置において、前記
外歯車と前記内歯車のうち一方の歯の凸部を螺状巻に形
成した螺状巻バネと、該螺状巻バネの内側に該螺状巻バ
ネの変形量を制限するように遊挿したピンとにて構成
し、他方の歯車の歯の凹部を該螺状巻バネの外周面を嵌
め入れる形状に形成したこと特徴とする歯車装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61146549A JP2926059B2 (ja) | 1986-06-22 | 1986-06-22 | 歯車装置 |
JP31220298A JPH11236958A (ja) | 1986-06-22 | 1998-11-02 | 軸心調整機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61146549A JP2926059B2 (ja) | 1986-06-22 | 1986-06-22 | 歯車装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31220298A Division JPH11236958A (ja) | 1986-06-22 | 1998-11-02 | 軸心調整機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63246562A JPS63246562A (ja) | 1988-10-13 |
JP2926059B2 true JP2926059B2 (ja) | 1999-07-28 |
Family
ID=15410172
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61146549A Expired - Lifetime JP2926059B2 (ja) | 1986-06-22 | 1986-06-22 | 歯車装置 |
JP31220298A Pending JPH11236958A (ja) | 1986-06-22 | 1998-11-02 | 軸心調整機構 |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31220298A Pending JPH11236958A (ja) | 1986-06-22 | 1998-11-02 | 軸心調整機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (2) | JP2926059B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS603967Y2 (ja) * | 1979-08-28 | 1985-02-04 | テイケイ気化器株式会社 | 燃料循環式気化器の燃料タンク |
CA1205689A (en) * | 1982-07-02 | 1986-06-10 | Markem Corporation | Process and apparatus for forming permanent images using carrier supported inks containing sublimable dyes |
JPS6054630A (ja) * | 1983-09-06 | 1985-03-29 | 加藤 公嗣 | ゴキブリ等の捕獲方法と捕虫器 |
JPS6181040U (ja) * | 1984-11-02 | 1986-05-29 |
-
1986
- 1986-06-22 JP JP61146549A patent/JP2926059B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1998
- 1998-11-02 JP JP31220298A patent/JPH11236958A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11236958A (ja) | 1999-08-31 |
JPS63246562A (ja) | 1988-10-13 |
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