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JP2982697B2 - テロップ表示装置 - Google Patents

テロップ表示装置

Info

Publication number
JP2982697B2
JP2982697B2 JP8195664A JP19566496A JP2982697B2 JP 2982697 B2 JP2982697 B2 JP 2982697B2 JP 8195664 A JP8195664 A JP 8195664A JP 19566496 A JP19566496 A JP 19566496A JP 2982697 B2 JP2982697 B2 JP 2982697B2
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JP
Japan
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display
data
telop
candidate data
speed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP8195664A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1021029A (ja
Inventor
博喜 藤野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP8195664A priority Critical patent/JP2982697B2/ja
Publication of JPH1021029A publication Critical patent/JPH1021029A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2982697B2 publication Critical patent/JP2982697B2/ja
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  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Digital Computer Display Output (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ操作
に対してヘルプ的な情報をテロップにより表示するテロ
ップ表示装置に関し、特にユーザの設定によって表示速
度を含めたテロップの表示方法を適宜変更することを可
能とするテロップ表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ上でアプリケーションを操
作する場合、一般にテロップ表示方法を用いることによ
り、特定の操作に対してヘルプ情報を表示するなどの方
法が用いられている。このような従来のテロップ表示に
おいては、文字列からなるヘルプ情報と説明を補足する
ための画像などからなる情報を表示する場合が多く、か
つその情報内容についても一般化したレベルの内容とな
っている。
【0003】また、テロップ表示に関しては、テロップ
の合成方法とテロップの表示方法との2段階に分けて考
えることができる。第1のテロップの合成については、
様々な合成方法が提案されている。この種の合成方法の
例が、例えば、特開平2−22972号(画像並べ変え
装置)や特開昭60−151883号(ビデオカラオケ
における歌詞の表示方式)、特開昭57−38078号
(緊急ニュースの通信方式)等に開示されている。
【0004】第2のテロップ表示方法に関しては、マル
チタスクOSを利用可能なパーソナルコンピュータ以外
のハード機器を用いることで、ユーザが最も伝達したい
主要情報であるテロップデータを合成したものを伝達/
表示する形式をとっているので、テロップ自体の表示速
度に関してはハードウェアによって一方的に決定され、
ユーザからはテロップの表示速度の調節は不可能であ
る。
【0005】また、現在のところ、テロップ表示に合わ
せて音声を発しあるいは画像(静止画又は動画)を再生
するもの、テロップデータに対して音声情報や画像情報
を容易に付加でき、その表示速度までもユーザサイドで
操作することができるものは、提案されていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のテロップ表示に
おいては、ディスプレイ画面にあるアプリケーション操
作に関するヘルプ情報を単純なテロップとして表示して
いるが、そのテロップで表示される内容は一般的なユー
ザのレベルに合わせた内容であり、ユーザのレベルに応
じた適切な内容のテロップ情報を表示することは不可能
であると共に、表示速度に関してもユーザの好みに応じ
て調節ことは不可能であった。
【0007】例えば、初心者であるユーザにとっては、
テロップで表示される内容が難しすぎて参照することが
できないし、熟練者であるユーザにとっては、テロップ
で表示される内容が簡単すぎて参照するまでもないとい
った状況が生じる。すなわち、テロップによるヘルプ情
報がユーザのレベルに合っていない場合には、意味のな
いテロップ表示となってしまう。
【0008】また、テロップデータに対してテロップ情
報を補足するために音声を発しあるいは画像(静止画又
は動画)をユーザが簡単に付加することができ、かつテ
ロップ表示に合わせてそれらの音声や画像等の付加情報
の再生速度をユーザ側で調整することができるものは提
案されていなかった。
【0009】本発明の目的は、上記従来の欠点を解消
し、ユーザのレベルに応じた適切な内容のヘルプ情報と
してのテロップを簡単にユーザが作成でき、かつユーザ
が、テロップの表示速度を自分の好みや理解しやすい速
度に合わせて調整することを可能とすることにより、ユ
ーザにとって不要なテロップをディスプレイに表示させ
る無駄をなくすることを可能とするテロップ表示装置を
提供することにある。
【0010】また、本発明の他の目的は、テロップ表示
に対して内容を補足する音声情報や画像情報を簡単に付
加すると共に、それらの付加情報をテロップ表示と同期
して出力することを可能とすることにより、ユーザにと
ってより親切でかつ分かり易いテロップ表示を行なう優
れたマン−マシンインタフェースを実現するテロップ表
示装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明のテロップ表示装置は、対象となる操作に対
するヘルプ情報として複数個のテロップの候補データを
格納するテロップ候補データ蓄積手段と、前記テロップ
候補データ蓄積手段から取り出した複数の候補データを
表示する候補データ表示手段と、候補データから候補デ
ータを選択すると共に、選択した候補データを合成する
場合の少なくとも表示方向と表示速度を示すパラメータ
を指定して合成指示を行なう合成指示手段と、定量化し
たテロップの合成表示を行なうユーザのレベルに応じ
て、前記候補データ表示手段によって表示される候補デ
ータの種類や数、前記合成指示手段で選択する候補デー
タの種類や数、その表示位置や表示範囲の選択可能な設
定値、テロップ上で表示するデータ文字列の表示間隔及
び表示する時間間隔の設定値をパラメータとして格納す
るパラメータ格納手段と、前記パラメータ格納手段に格
納されたパラメータに基づいて、前記ユーザのレベルに
応じた候補データの選択と合成指示を自動的に行なう候
補データ自動設定手段と、前記合成指示手段又は前記候
補データ自動設定手段からの前記合成指示に基づいて選
択された候補データの合成処理を行なうことにより、表
示方向と表示速度情報を設定したテロップデータを生成
するテロップ候補データ合成手段と、前記テロップ候補
データ合成手段によって合成されたテロップデータを設
定された表示方向と表示速度に従って表示するテロップ
合成結果表示手段を備え、前記テロップ候補データ合成
手段は、選択された候補データのうち基本となる候補デ
ータを取得する基本データ取得手段と、前記基本候補デ
ータに合成する合成候補データを取得する合成データ取
得手段と、前記基本候補データと合成候補データの合成
処理を行なう処理手段と、合成処理により生成したテロ
ップデータについて表示方向を決定する表示方向決定手
段と、合成処理により生成したテロップデータについて
表示速度を決定する表示速度決定手段とを備え、前記表
示方向決定手段は、前記基本候補データの表示方向と前
記合成候補データの表示方向の差分を算出し、テロップ
データの表示方向が前記基本候補データの表示方向に揃
うように表示方向を決定し、前記表示速度決定手段は、
基本候補データと合成候補データの文字列の間隔の差分
と表示時間の間隔から前 記テロップデータの表示速度を
決定する構成である。
【0012】請求項2の本発明のテロップ表示装置は、
前記テロップ候補データ合成手段によって生成されたテ
ロップデータに付加する音声及び画像情報を付加情報と
してを格納する付加情報蓄積手段と、前記付加情報蓄積
手段から選択された付加情報を前記テロップデータに付
加する情報付加手段と、前記テロップデータの表示速度
と前記付加情報の再生速度の同期がとれるように、互い
の速度を調整する同期設定手段と、前記テロップデータ
と前記付加情報を同時に表示再生する表示制御手段とを
備える構成としている。
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実
施の形態によるテロップ表示装置の構成を示すブロック
図である。
【0018】図1において、本テロップ表示装置は、候
補データ蓄積手段101と、候補データ表示手段102
と、合成指示手段103と、候補データ自動設定手段1
04と、候補データ合成手段105と、合成結果表示手
段106と、設定パラメータ格納手段107と、表示装
置108を備えて構成される。
【0019】候補データ蓄積手段101は、テロップに
表示するためのテロップ候補データを予め格納されてお
り、例えば半導体メモり、磁気ディスク及びCD−RO
M等が利用される。この候補データ蓄積手段101に
は、アプリケーションにおける各操作毎にユーザに対し
て提供されるヘルプ情報がテロップ候補データとして格
納されている。各操作毎のテロップ候補データについて
は、ユーザの熟練度(レベル)に応じて選択できるよう
に異なる内容のものが複数用意されている。また、候補
データ蓄積手段101に格納される複数のテロップ候補
データは、互いに合成可能なテキスト形式等のデータか
らなる。
【0020】また、個々のテロップ候補データには、テ
ロップで表示する際の文字の表示方向を示す方向情報が
予め登録されている。
【0021】候補データ表示手段102は、テロップ表
示を行なう操作に対応したテロップ候補データを上記候
補データ蓄積手段101から読み出し展開することによ
り、その読み出した候補データを表示装置108に表示
する。ここでは、対象となる操作に対応して用意された
複数のテロップ候補データが選択可能に表示される。
【0022】合成指示手段103は、表示されたテロッ
プ候補データからユーザの操作に適合する所望のテロッ
プ候補データを選択することにより、テロップ候補デー
タの合成を指示する。
【0023】テロップ候補データの合成指示において
は、テロップの表示位置及び表示範囲(領域)とデータ
文字列の表示間隔及び表示する時間間隔(表示移動又は
切り替えの時間間隔)を指定する。この表示位置及び表
示範囲と表示間隔及び表示する時間間隔については、予
め初期設定値を決めておき、ユーザが任意に変更する方
式とすることもできる。
【0024】候補データ自動設定手段104は、予め登
録されたパラメータに基づいて自動的にテロップデータ
の選択及び合成指示を実行する。候補データ自動設定手
段104による合成指示では、テロップの表示位置及び
表示範囲(領域)と表示間隔及び表示する時間間隔が初
期設定値に基づいて自動的に指定される。
【0025】この合成処理により、アプリケーション等
の特定の操作に対してヘルプ的に表示されるテロップが
生成される。この合成処理の詳しい内容については後述
する。
【0026】候補データ合成手段105は、上記合成指
示手段103及び候補データ自動設定手段104からの
合成指示に基づいて、テロップデータを合成することに
より、対象となる操作に対応付けられたテロップデータ
を生成する。この合成処理により、アプリケーション等
の特定の操作に対してヘルプ的に表示されるテロップが
生成される。この合成処理の詳しい内容については後述
する。
【0027】ここで、テロップデータの合成とは、テロ
ップ間でデータの埋め込み処理を行なうことや、一方の
テロップデータに他方のテロップデータをルビ化して付
加する等の処理を行なうことを意味する。
【0028】合成結果表示手段106は、候補データ合
成手段105によって合成されたテロップデータを対象
となる操作を選択した場合等に表示装置108上に表示
させる。
【0029】設定パラメータ格納手段107には、定量
化したテロップの合成表示を行なうユーザの熟練度(レ
ベル)に応じて、対象となる操作に対して候補データ表
示手段102によって表示される候補データの種類や
数、その表示位置や表示範囲の選択可能な設定値、テロ
ップ上で表示するデータ文字列の表示間隔及び表示する
時間間隔(表示移動又は切り替えの時間間隔)の設定値
等がパラメータとして格納されれている。
【0030】本テロップ表示装置によるテロップの表示
編集処理は、大きく分けて、テロップ情報を合成(編
集)する第1の処理ステップと、合成されたテロップを
用いて伝播される情報(ヘルプ情報)全体をより分かり
易く表示する第2の処理ステップとからなる。
【0031】これらの第1処理ステップ及び第2処理ス
テップを実行する本テロップ表示装置は、マルチタスク
OS或いは疑似マルチタスクOSが動作するパーソナル
コンピュータ等において実現される。
【0032】ユーザは、表示装置108の表示画面上で
テロップデータの合成を行う際に、合成指示手段101
によってテロップ用の構成要素の文字データの扱いを指
示することができる。
【0033】テロップ候補データの合成を行なう候補デ
ータ合成手段105の構成を図2に示す。図2におい
て、候補データ合成手段105は、初期文字データ取得
手段201と、合成文字データ取得手段202と、文字
構成方向決定手段203と、合成処理手段204と、表
示速度決定手段205と、表示方向決定手段206とで
構成される。
【0034】基本文字データ取得手段201は、合成指
示手段203又は候補データ自動設定手段105によっ
て選択指示された基本となるテロップ候補データ(被合
成候補データ)を基本候補データとして取得して取り込
む。
【0035】合成文字データ取得手段202は、上記基
本候補データに対して合成するために、合成指示手段2
03又は候補データ自動設定手段105によって選択指
示されたテロップ候補データ(合成候補データ)を取得
して取り込む。
【0036】文字構成方向決定手段203は、基本候補
データに含まれている文字の表示方向を示す方向情報か
らテロップで表示するデータの方向を決定する。
【0037】合成処理手段204は、取り込まれた基本
候補データに合成候補データを埋め込む、或いは基本候
補データに対して合成候補データをルビ化して付加する
等の合成処理を行なうことにより、テロップで表示する
合成データを生成する。
【0038】表示速度決定手段205は、テロップ表示
を行なうデータ文字列について、指定された表示間隔の
距離の差分(いわゆる文字間隔)と、指定された表示時
間間隔(表示移動又は切り替えの時間間隔)とからテロ
ップの表示速度を決定する。すなわち、データがテロッ
プをゆっくり流れる(移動する)ように表示させたい場
合には、文字間隔と表示時間間隔を大きく設定する。ま
た、データがテロップを速く移動するように表示させた
い場合には、文字間隔と表示時間間隔を小さく設定す
る。この文字間隔と表示時間間隔を任意に設定指示する
ことにより、テロップの文字表示速度(テロップ上を移
動する速度、或いはテロップ上で切り替えられる速度)
を適切に調整することが可能となる。
【0039】表示方向決定手段206は、基本候補デー
タに合成候補データを合成して得られた合成データの表
示方向を、文字構成方向決定手段203によって決定さ
れた基本候補データの表示方向に揃えることにより合成
データの表示方向を決定するものである。
【0040】ここで、テロップの合成(編集)と表示処
理の内容について、図1及び図2と図3を参照して詳し
く述べる。
【0041】アプリケーションの特定の操作に対するヘ
ルプ情報をテロップとして表示させる場合、ユーザの熟
練度に応じてその操作に対するテロップの候補データが
候補データ蓄積手段101から読み込まれて表示装置1
08に表示される(ステップ301)。
【0042】そこで、ユーザは、合成指示手段103に
よってテロップ情報の基本となるデータを基本候補デー
タとして、それに合成するデータを合成候補データとし
て選択する(ステップ302)。また、ユーザが自動的
に合成指示を実行することを選択した場合には、設定パ
ラメータに基づいて候補データ自動設定手段104によ
って上記基本候補データと合成候補データが選択され
る。
【0043】次いで、合成指示手段103によって候補
データの合成方法、テロップの表示位置と表示範囲、テ
ロップに表示する文字列の表示間隔と時間間隔を指定す
ることにより、合成指示を行なう(ステップ303)。
これらの指定は、予め登録された複数のパラメータから
ユーザが選択して行なうようにしてもよい。
【0044】候補データ自動設定手段104による自動
設定においては、上記候補データの合成方法、テロップ
の表示位置と表示範囲、テロップに表示する文字列の表
示間隔と時間間隔は、設定パラメータに基づいて自動的
に指定される。
【0045】上記合成指示を受け取ることにより、候補
データ合成手段105によってテロップデータの合成処
理(編集処理)が実行される(ステップ304)。合成
処理においては、まず、基本候補データと合成候補デー
タがそれぞれ取得され、基本候補データに登録されてい
る表示方向情報が文字構成方向決定手段203で読み込
まれて、テロップの表示方向が決定される。
【0046】次いで、指定された合成方法に基づいて合
成処理手段204によって基本候補データに合成候補デ
ータが合成され、テロップとして表示されるデータ文字
列が生成される。
【0047】生成されたデータ文字列は、指定された表
示間隔と表示時間間隔に基づいて表示速度決定手段20
5で表示速度が決定され、かつ決定された表示方向に合
成候補データの表示方向を揃えることで表示方向決定手
段206で表示方向が決定される。
【0048】そして、その決定された表示速度及び表示
方向に従って生成された合成テロップデータが、上記決
定された表示方向にそって決定された表示速度で表示さ
れる(ステップ305)。テロップの表示については、
ユーザの表示位置と範囲に基づいて例えば透明なウィン
ドウを画面上に形成することで実現可能である。さら
に、テロップの表示ウィンドウについては、初期設定と
してアウトライン表示でテロップがウィンドウで囲まれ
るように表示されるように設定することもできるし、イ
ンライン表示によってテロップのウィンドウの枠をなく
して表示させることもできる。
【0049】HDD等の候補データ蓄積手段101に蓄
積された候補データは、候補データ表示手段102によ
ってメモリ展開されて表示装置108に表示される。そ
の表示された候補データをユーザが合成指示手段103
によって選択すると共に、ユーザ各々が所望する表示形
式(候補データの合成方法、合成データの表示速度)に
関する設定を指定することにより合成指示を行なう。
【0050】また、ユーザが合成指示手段103によっ
て合成指示を行なわずに、候補データ自動設定手段10
4に対して、設定パラメータ格納手段107に格納され
た設定パラメータに基づいて、自動的に表示形式に関す
る設定を指定して合成指示を行なわせることもできる。
すなわち、合成指示の設定は、ユーザ個々で行うことも
可能であるし、予め格納した設定パラメータに基づいて
自動的に行なうことも可能となっている。
【0051】候補データ合成手段105におけるテロッ
プの合成処理においては、上述のように、基本文字デー
タ取得手段201で取得した基本候補データに、合成文
字データ取得手段202から取得した合成候補データを
合成する。その際、合成結果としてのテロップの表示を
行なう方向を、文字構成方向決定手段203によって決
定し、基本候補データに合成候補データを合成表示する
場合には、表示方向決定手段206によって基本候補デ
ータの表示方向と合成候補データの表示方向との差分の
みを算出して上記決定した表示方向に揃えるだけあるた
め、テロップの再表示に要する処理が簡単になり、結果
としてテロップの高速表示を可能としている。
【0052】従来、ビデオ画像及びその装置に関して画
面全体の書き直しで表示を行う表示方法の適用が主流で
あったが、特にマルチタスク又は、疑似マルチタスクO
Sの動くパーソナルコンピュー夕に適用するものと仮定
したもので、画面の書き直しは一方向が決まればその差
分を計算することで実現させる。従って、表示処理にお
ける計算実行に要するCPUの負担を軽くできる。当
然、OSの性質上、ダイナミックデータリンク(DD
E)を用いることも可能である。
【0053】このような合成指示に基づいて候補データ
合成手段105で合成されたテロップデータは、合成結
果表示手段108によってテロップとして表示されるこ
とにより、ユーザがテロップデータの合成結果内容を一
見して確認することが可能となっている。
【0054】候補データ合成手段105においては、例
えばTEXT形式のテロップ候補データをCLP形式のデータ
に変更する処理を施すことにより、クリップボード上で
テロップの合成結果が表示されるように構成されてい
る。
【0055】次に、本発明の第2の実施の態様について
図4に従って説明する。第2の実施の形態においては、
音声/サウンドデータ及び画像(動画及び静止画)等の
メディア情報をテロップ文字データと合成することで、
より対話が自然なインタフェースを実現している。
【0056】図4に示すように、第2の実施の形態で
は、候補データ合成手段105によって得られる文字列
からなるテロップ合成データを用いて、そのデータに新
たなヘルプ情報して音声や画像データを付加して出力す
る構成としている。
【0057】その構成は、侯補データ合成手段105に
よって得られるテロップ合成データを用いるものとし
て、表現方法指示手段401と、音声データや画像デー
タからなる付加情報を蓄積する付加情報蓄積手段402
と、情報付加手段403と、同期速度設定手段404
と、合成結果出力手段405から構成される。
【0058】表現方法指示手段401は、候補データ合
成手段105で生成されたテロップデータに付加すべき
付加情報(音声(又はサウンド)データと画像データ)
を付加情報蓄積手段402から取り出して選択する。情
報付加手段403は、選択された付加情報をテロップデ
ータに付加する処理を行なう。また、同期速度決定手段
404は、テロップデータの表示速度と音声データ及び
画像の再生速度の同期が取れるように速度を調整する。
合成結果出力手段405は、同期速度設定手段404に
よって決定された同期速度に基づいてテロップ文字デー
タを表示装置108に表示すると共に、その表示に同期
してテロップ文字データの内容を補足する情報として動
画や静止画を再生する。また、テロップ文字データを読
み上げる音声データや効果音をスピーカ406から再生
出力する。
【0059】ユーザは、各テキスト、音声や画像のメデ
ィア毎にテロップとの従属または、独立関係の設定を簡
単にできるようにしてある。
【0060】ユーザは、同期速度設定手段404を用い
ることで、自分に最も適した速度にテロップと付加情報
の出力速度を同期させることができる。つまり、テロッ
プに、音声データ及び画像データを合成付加すると共に
そのそれらが同期して出力されるように設定することを
可能としている。
【0061】また、同期速度設定手段404に加えて、
サウンドエフェクト機能的なサウンド強調効果を施すこ
とができる機能を備えることも可能である。
【0062】なお、本発明の具体的な適用分野として
は、表示画面内容が難解であるためその補足説明を要す
ると思われる分野や、伝達する表示内容の要点を音声で
要約した方が内容が分かり易くなる分野(話し言葉でエ
ッセンスを述べた方が意図が伝わり易い分野)等があ
る。さらに、最もパーソナル性が問われ、人々の能力差
を埋めてくれるような分野、福祉/教育関連の分野で提
供されるアプリケーションに適用することが考えられ
る。さらに、英語教育、映画等のエンタテイメント用の
字幕等にも応用可能である。
【0063】以上好ましい実施例をあげて本発明を説明
したが、本発明は必ずしも上記実施例に限定されるもの
ではない。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のテロップ
表示装置では、ユーザのレベルに応じた適切な内容のヘ
ルプ情報としてのテロップを簡単にユーザが合成して作
成でき、かつユーザがテロップの表示速度を自分の好み
や理解しやすい速度に合わせて調整することを可能とし
たので、ユーザにレベルに応じた分かり易いテロップ表
示が実現される。従って、ユーザにとって不要なテロッ
プをディスプレイに表示させる無駄をなくすることが可
能となる。
【0065】また、テロップ表示に対して内容を補足す
る音声情報や画像情報を簡単に付加すると共に、それら
の付加情報をテロップ表示と同期して出力することを可
能としたので、ユーザにとってより親切でかつ分かり易
いテロップ表示を行なう優れたマン−マシンインタフェ
ースが実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態によるテロップ表
示装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 図1に示すテロップ表示装置の候補データ合
成手段の構成を示したブロック図である。
【図3】 図1に示すテロップ表示装置のテロップ合成
及びテロップ表示の動作の概要を説明するフローチャー
トである。
【図4】 本発明の第2の実施の態様によるテロップ表
示装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
101 候補データ蓄積手段 102 候補データ表示手段 103 合成指示手段 104 候補データ自動設定手段 105 候補データ合成手段 106 合成結果表示手段 107 設定パラメータ格納手段 108 表示装置 201 初期文字データ取得手段 202 合成文字データ取得手段 203 文字構成方向決定手段 204 合成処理手段 205 表示速度決定手段 206 表示方向決定手段 401 表現方法指示手段 402 付加情報蓄積手段 403 情報付加手段 404 同期速度設定手段 405 合成結果出力手段 406 スピーカ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象となる操作に対するヘルプ情報とし
    て複数個のテロップの候補データを格納するテロップ候
    補データ蓄積手段と、 前記テロップ候補データ蓄積手段から取り出した複数の
    候補データを表示する候補データ表示手段と、 候補データから候補データを選択すると共に、選択した
    候補データを合成する場合の少なくとも表示方向と表示
    速度を示すパラメータを指定して合成指示を行なう合成
    指示手段と、定量化したテロップの合成表示を行なうユーザのレベル
    に応じて、前記候補データ表示手段によって表示される
    候補データの種類や数、前記合成指示手段で選択する候
    補データの種類や数、その表示位置や表示範囲の選択可
    能な設定値、テロップ上で表示するデータ文字列の表示
    間隔及び表示する時間間隔の設定値をパラメータとして
    格納するパラメータ格納手段と、 前記パラメータ格納手段に格納されたパラメータに基づ
    いて、前記ユーザのレベルに応じた候補データの選択と
    合成指示を自動的に行なう候補データ自動設定手段と、 前記合成指示手段又は前記候補データ自動設定手段から
    前記合成指示に基づいて選択された候補データの合成
    処理を行なうことにより、表示方向と表示速度情報を設
    定したテロップデータを生成するテロップ候補データ合
    成手段と、 前記テロップ候補データ合成手段によって合成されたテ
    ロップデータを設定された表示方向と表示速度に従って
    表示するテロップ合成結果表示手段を備え、前記テロップ候補データ合成手段は、選択された候補デ
    ータのうち基本となる候補データを取得する基本データ
    取得手段と、前記基本候補データに合成する合成候補デ
    ータを取得する合成データ取得手段と、前記基本候補デ
    ータと合成候補データの合成処理を行なう処理手段と、
    合成処理により生成したテロップデータについて表示方
    向を決定する表示方向決定手段と、合成処理により生成
    したテロップデータについて表示速度を決定する表示速
    度決定手段とを備え、 前記表示方向決定手段は、前記基本候補データの表示方
    向と前記合成候補データの表示方向の差分を算出し、テ
    ロップデータの表示方向が前記基本候補データ の表示方
    向に揃うように表示方向を決定し、 前記表示速度決定手段は、基本候補データと合成候補デ
    ータの文字列の間隔の差分と表示時間の間隔から前記テ
    ロップデータの表示速度を決定する ことを特徴とするテ
    ロップ表示装置。
  2. 【請求項2】 前記テロップ候補データ合成手段によっ
    て生成されたテロップデータに付加する音声及び画像情
    報を付加情報としてを格納する付加情報蓄積手段と、 前記付加情報蓄積手段から選択された付加情報を前記テ
    ロップデータに付加する情報付加手段と、 前記テロップデータの表示速度と前記付加情報の再生速
    度の同期がとれるように、互いの速度を調整する同期設
    定手段と、 前記テロップデータと前記付加情報を同時に表示再生す
    る表示制御手段とを備えることを特徴とする請求項1に
    記載のテロップ表示装置。
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