JP2982141B2 - トラス構造用支承金物 - Google Patents
トラス構造用支承金物Info
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- JP2982141B2 JP2982141B2 JP5168755A JP16875593A JP2982141B2 JP 2982141 B2 JP2982141 B2 JP 2982141B2 JP 5168755 A JP5168755 A JP 5168755A JP 16875593 A JP16875593 A JP 16875593A JP 2982141 B2 JP2982141 B2 JP 2982141B2
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- Japan
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- truss structure
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- truss
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Description
を互いに結合して構成されるトラス構造物とそれを支持
する構造体との接合に用いる、支承金物に関するもので
ある。
の接合部に用いる支承金物としては、一般に図6に示す
ような金物が広く用いられている。この支承金物は、底
板部1と、球状の節点部2と、支持鋼材7と、リブ8に
より構成され、それぞれの部品が溶接によって固着さ
れ、組立てられている。
って組立てる支承金物の場合、強度をさらに向上させる
ためには、溶接部位をさらに大きくとる必要があること
から、製作が余計に手間どるだけでなく、大型化するた
め取扱いが容易でなく、施工性の低下が避けられないと
いう欠点がある。さらに、溶接によって歪が発生しやす
いため、各部品特に節点部の組立てに細心の注意をはら
う必要があった。
に、強度の向上が容易に図れ、さらに溶接組立て作業を
排除することにより、製作工数の軽減と品質の安定化が
図れるトラス構造用支承金物を提供することを目的とす
る。
ては、底板部にアンカーボルト穴を設けるとともに、底
板部上に一体的に形成した節点部を突出させ、節点部の
頂部にトラス構造部材を固定するためのねじ穴またはボ
ルト穴を設けることにより、上記目的を達成したもので
ある。さらに、この金物は鋳鋼、鍛鋼または鋳鉄により
得ることができる。
は鍛造によりほぼ最終形状に近い形状に一体化して製造
することができるので、強度の向上が容易に図れる。ま
た、溶接組立てが不要になるので、製作工数の軽減と品
質の安定化が図れる。
の実施例1および実施例2(後述)の平面図、図2は実
施例1の図1中のA−A矢視断面図である。このトラス
構造用支承金物は、正方形の底板部1と複数のアンカー
ボルト穴3と節点部2を有する。底板部1と中実の節点
部2を鋳造または鍛造によって一体に形成後、ねじ穴
(図示せず)をNC加工機などによって節点部2の所定
位置に最終的に加工して完成する。なお、材料は鋳鋼、
鍛鋼または鋳鉄いずれも用いることができ、底板部の形
状も矩形、円形その他必要とされる任意形状であっても
構わない。
ス構造用支承金物をトラス構造物とそれを支持する構造
体との接合部に適用した実施例1の正面図である。この
トラス構造用支承金物は底板部1とアンカーボルト穴3
と節点部2とねじ穴6を有する。節点部2は中実であ
り、底板部1の上面と直交する方向に突出している。ま
た、節点部2の頂部は半球形であり、その所定位置にト
ラス構造部材4の取付方向に応じ複数個のねじ穴6が半
球の中心に向けて形成されている。
管により形成されたトラス構造部材4は、その端部に設
けられた連結ボルト5を、節点部2に設けたねじ穴6に
挿入して結合される。さらに、基礎上板12およびモル
タル13を介して、基礎コンクリート14に固定したア
ンカーボルト9をナット10、座金11によって締結す
ることにより、トラス構造用支承金物と基礎コンクリー
ト14とを接合する。
−A矢視断面図である。このトラス構造用支承金物は、
正方形の底板部1と複数のアンカーボルト穴3と節点部
2を有する。底板部1と中空の節点部2を鋳造または鍛
造によって一体に形成後、ボルト穴(図示せず)をNC
加工機などによって中空の節点部2の所定位置に最終的
に加工して完成する。実施例1同様、材料は鋳鋼、鍛鋼
または鋳鉄いずれも用いることができ、底板部の形状も
矩形、円形その他必要とされる任意形状であっても構わ
ない。
ス構造用支承金物をトラス構造物とそれを支持する構造
体との接合部に適用した実施例2の正面図である。この
トラス構造用支承金物は底板部1とアンカーボルト穴3
と節点部2とボルト穴15を有する。節点部2は中空で
あり、底板部1の上面と直交する方向に突出している。
また、節点部2の頂部は半球形であり、その所定位置に
トラス構造部材4の取付方向に応じ複数個のボルト穴1
5が半球の中心に向けて形成されている。
管により形成されたトラス構造部材4は、ボルト16を
中空の節点部2の内側から締結することにより結合され
る。実施例1同様、基礎上板12およびモルタル13を
介して、基礎コンクリート14に固定したアンカーボル
ト9をナット10、座金11によって締結することによ
り、トラス構造用支承金物と基礎コンクリート14とを
接合する。
大型化なしには得られなかった強度の向上を、鋳造また
は鍛造による一体品にすることにより容易に達成するこ
とができると同時に施工性の向上が図れる。さらに、溶
接組立て作業が不要になり、製作工数の軽減と品質の安
定化が図れる。
正面図
ボルト穴、4 トラス構造部材、5 連結ボルト、 6
ねじ穴、7 支持鋼材、 8 リブ、 9
アンカーボルト、10 ナット、 11 座金、
12 基礎上板、13 モルタル、 14 基
礎コンクリート、15 ボルト穴、 16 ボルト
Claims (2)
- 【請求項1】 底板部にアンカーボルト穴を設けるとと
もに、底板部上に一体的に形成した節点部を突出させ、
節点部の頂部にトラス構造部材を固定するためのねじ穴
またはボルト穴を設けたことを特徴とするトラス構造用
支承金物。 - 【請求項2】 鋳鋼、鍛鋼または鋳鉄により形成してな
ることを特徴とする請求項1記載のトラス構造用支承金
物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5168755A JP2982141B2 (ja) | 1993-07-08 | 1993-07-08 | トラス構造用支承金物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5168755A JP2982141B2 (ja) | 1993-07-08 | 1993-07-08 | トラス構造用支承金物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0726626A JPH0726626A (ja) | 1995-01-27 |
JP2982141B2 true JP2982141B2 (ja) | 1999-11-22 |
Family
ID=15873837
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5168755A Expired - Lifetime JP2982141B2 (ja) | 1993-07-08 | 1993-07-08 | トラス構造用支承金物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2982141B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20200080750A1 (en) * | 2008-08-29 | 2020-03-12 | Werner Extrusion Solutions LLC | Node, Support Frame, System and Method |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100368640C (zh) * | 2005-07-12 | 2008-02-13 | 徐国彬 | 支承节点 |
-
1993
- 1993-07-08 JP JP5168755A patent/JP2982141B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20200080750A1 (en) * | 2008-08-29 | 2020-03-12 | Werner Extrusion Solutions LLC | Node, Support Frame, System and Method |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0726626A (ja) | 1995-01-27 |
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