JP2981042B2 - Si3N4に基づく焼成材料及びその製造方法 - Google Patents
Si3N4に基づく焼成材料及びその製造方法Info
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Description
【0001】本発明は、MgO及び随時焼結添加剤を含
有するSi3N4に基づく焼結した材料、及びこの焼結し
た材料の製造法に関する。
有するSi3N4に基づく焼結した材料、及びこの焼結し
た材料の製造法に関する。
【0002】高密度のSi3N4(理論密度の≧96%の
密度を有するもの)の製造は、粉末成形物(大気圧又は
昇圧下での焼結、加熱プレス、加熱等圧プレス)の高密
度化のために、熱処理中に液相を生成せしめることに寄
与し、斯くして公知の液相焼結機構によつて高密度化を
達成させる適当な添加剤の添加を必要とする。この種の
添加剤は、焼結のために典型的に適用される温度におい
て、Si3N4粉末中に常に存在する酸素(SiO2とし
て表示される)と共に安定なシリケート又はオキシナイ
トライド溶融物相を形成し、そしてSi3N4を完全に濡
らし且つSi3N4をある程度まで溶解させる酸化物又は
酸化物混合物である。この酸化物の他に、一方で一般に
高温での性質に関して利点を提供すると考えられる液相
の窒素含量を増加させるために窒化物、炭化物、ホウ化
物又はシリサイドも使用され、また他方で好ましくは室
温での機械的性質に正の影響を付与することに関して他
の結晶性2次相がSi3N4マトリツクス材料に混入され
る。
密度を有するもの)の製造は、粉末成形物(大気圧又は
昇圧下での焼結、加熱プレス、加熱等圧プレス)の高密
度化のために、熱処理中に液相を生成せしめることに寄
与し、斯くして公知の液相焼結機構によつて高密度化を
達成させる適当な添加剤の添加を必要とする。この種の
添加剤は、焼結のために典型的に適用される温度におい
て、Si3N4粉末中に常に存在する酸素(SiO2とし
て表示される)と共に安定なシリケート又はオキシナイ
トライド溶融物相を形成し、そしてSi3N4を完全に濡
らし且つSi3N4をある程度まで溶解させる酸化物又は
酸化物混合物である。この酸化物の他に、一方で一般に
高温での性質に関して利点を提供すると考えられる液相
の窒素含量を増加させるために窒化物、炭化物、ホウ化
物又はシリサイドも使用され、また他方で好ましくは室
温での機械的性質に正の影響を付与することに関して他
の結晶性2次相がSi3N4マトリツクス材料に混入され
る。
【0003】通常の焼結添加剤はMgOそれ自体及び他
の添加剤と組合せた又はそれとの化合物の形のMgOで
ある[独国特許公報第2,855,858号、第2,35
3,093号、第2,302,438号、第2,945,1
46号]。従来工業的には添加剤を粉末形で混入するこ
とにだけ重要性が置かれていた。沈殿による混入又は適
合は文献で言及されているけれど、いずれもが材料の性
質及び/又は工程費に関して示しうる利点をもたらして
いない。
の添加剤と組合せた又はそれとの化合物の形のMgOで
ある[独国特許公報第2,855,858号、第2,35
3,093号、第2,302,438号、第2,945,1
46号]。従来工業的には添加剤を粉末形で混入するこ
とにだけ重要性が置かれていた。沈殿による混入又は適
合は文献で言及されているけれど、いずれもが材料の性
質及び/又は工程費に関して示しうる利点をもたらして
いない。
【0004】しかしながら粉末形のMgO又はMgO化
合物の使用は、とりわけ噴霧乾燥により成形しうる粒状
物を得ることに関して或いはスリツプ・キヤスト(slip
cast)法による成形に関して水を使用しなければなら
ないという難点を含む。
合物の使用は、とりわけ噴霧乾燥により成形しうる粒状
物を得ることに関して或いはスリツプ・キヤスト(slip
cast)法による成形に関して水を使用しなければなら
ないという難点を含む。
【0005】この難点は次の通りである:−MgOは処
理中に水性懸濁液中で水和し、また加水分解し、これが
噴霧乾燥の場合にプレス成形で完全に破壊することので
きない非常に硬い粒状物になり、斯くして焼結した製品
に強度の限られた欠陥を形成する。
理中に水性懸濁液中で水和し、また加水分解し、これが
噴霧乾燥の場合にプレス成形で完全に破壊することので
きない非常に硬い粒状物になり、斯くして焼結した製品
に強度の限られた欠陥を形成する。
【0006】−MgOの等電点(pH>11)に関し
て、MgOのSi3N4に基づくスリツプ中への導入に対
し、異なる表面荷電特性による凝固を避けるために>1
1の非常に高いpH値を適用しなければならない。
て、MgOのSi3N4に基づくスリツプ中への導入に対
し、異なる表面荷電特性による凝固を避けるために>1
1の非常に高いpH値を適用しなければならない。
【0007】−MgOの加水分解は、スリツプ・キヤス
ト法が最早や可能でなくなるほど、スリツプをかなり増
粘させる。
ト法が最早や可能でなくなるほど、スリツプをかなり増
粘させる。
【0008】本質的に、この問題は非水性懸濁媒体の使
用によつて回避できるが、これは非常に厳しい技術的な
複雑さをもたらし、入念な工程手段を必要とする。これ
らの問題を克服するために、しばしばMgOが純粋な酸
化物としてよりもむしろ化合物例えばMgスピネル、M
gAl2O4又はコーデエライト2MgO・2Al2O3・
5SiO2の形で導入される。pH値、等電点及び水和
の傾向に関する徐々の改善とは別に、この方法はMgO
と残存MeOの比が非常に制限されるという欠点をも
つ。
用によつて回避できるが、これは非常に厳しい技術的な
複雑さをもたらし、入念な工程手段を必要とする。これ
らの問題を克服するために、しばしばMgOが純粋な酸
化物としてよりもむしろ化合物例えばMgスピネル、M
gAl2O4又はコーデエライト2MgO・2Al2O3・
5SiO2の形で導入される。pH値、等電点及び水和
の傾向に関する徐々の改善とは別に、この方法はMgO
と残存MeOの比が非常に制限されるという欠点をも
つ。
【0009】更にこの方法によつて得られる焼結した材
料の強度値は、そのような性質を満足することが期待さ
れる比較的厳しい要求に必ずしも満足されない。
料の強度値は、そのような性質を満足することが期待さ
れる比較的厳しい要求に必ずしも満足されない。
【0010】従つて本発明によつて探究される問題はこ
れらの必要条件を満足する材料を提供することである。
れらの必要条件を満足する材料を提供することである。
【0011】上述した必要条件を満足する材料は、焼結
後に、例えばG.クイン(Quinn)、J.アム・セラム・
サイ(Am.Ceram.Sci.)73、2383〜2384
(1990)に記述されている如く、曲げ混合物におい
て下方ローラー対に対する及び上方ローラー対に対して
スパン巾40mmを用いる4点曲げ法で測定して室温下
に≧800MPaの曲げ強度値及び>15のワイブル係
数を有するMgO及び随時他の焼結添加剤を含むSi3
N4に基づく焼結した組成物である。そのような材料
は、MgO及び随時他の付加的焼結添加剤及びSi3N4
粉末を混合して混合物を製造し、この混合物を酸素を含
まない雰囲気で焼成し、次いでこの焼成した混合物を粉
砕して予備合成混合物を得、そしてこの予備合成混合物
を末焼成のSi3N4粉末に添加し、続いてこれを焼結す
ることによつて製造される。
後に、例えばG.クイン(Quinn)、J.アム・セラム・
サイ(Am.Ceram.Sci.)73、2383〜2384
(1990)に記述されている如く、曲げ混合物におい
て下方ローラー対に対する及び上方ローラー対に対して
スパン巾40mmを用いる4点曲げ法で測定して室温下
に≧800MPaの曲げ強度値及び>15のワイブル係
数を有するMgO及び随時他の焼結添加剤を含むSi3
N4に基づく焼結した組成物である。そのような材料
は、MgO及び随時他の付加的焼結添加剤及びSi3N4
粉末を混合して混合物を製造し、この混合物を酸素を含
まない雰囲気で焼成し、次いでこの焼成した混合物を粉
砕して予備合成混合物を得、そしてこの予備合成混合物
を末焼成のSi3N4粉末に添加し、続いてこれを焼結す
ることによつて製造される。
【0012】これらの必要条件は焼結後に、4点曲げ法
により測定して室温で≧800MPaの曲げ強度値(4
点法)及び>15のワイブル係数を有するMgOと随時
他の焼結添加剤を含むSi3N4に基づく焼結した材料に
よつて満足される。800MPa(4点法)の曲げ強度
値は凡そ950MPa(3点法)に相当する。MgO含
量の%は材料の組成に基づいて好ましくは0.5〜10
重量%である。特に良好な性質は、酸化物例えばAl2
O3、SiO2、Ac2O3、Y2O3及び他の希土類酸化
物、TiO2、ZrO2、HfO2、及び/又は窒化物例
えばAlN、BN、TiN、ZrN、HfH、及び/又
は炭化物例えばAl4C3、B4C、SiC、TiC、Z
rC、及び/又はホウ化物例えばTiB2、及び/又は
シリサイド例えばMoSi2を、付加的焼結添加剤とし
て材料の組成に基づいて0.5〜20重量%の量で含有
する本発明の材料によつて示される。特に好適な付加的
焼結添加剤は遷移金属窒化物及び/又はAlNの群から
の1つ又はそれ以上である。AlN及び/又はTiは付
加的焼結添加剤として特に有効である。
により測定して室温で≧800MPaの曲げ強度値(4
点法)及び>15のワイブル係数を有するMgOと随時
他の焼結添加剤を含むSi3N4に基づく焼結した材料に
よつて満足される。800MPa(4点法)の曲げ強度
値は凡そ950MPa(3点法)に相当する。MgO含
量の%は材料の組成に基づいて好ましくは0.5〜10
重量%である。特に良好な性質は、酸化物例えばAl2
O3、SiO2、Ac2O3、Y2O3及び他の希土類酸化
物、TiO2、ZrO2、HfO2、及び/又は窒化物例
えばAlN、BN、TiN、ZrN、HfH、及び/又
は炭化物例えばAl4C3、B4C、SiC、TiC、Z
rC、及び/又はホウ化物例えばTiB2、及び/又は
シリサイド例えばMoSi2を、付加的焼結添加剤とし
て材料の組成に基づいて0.5〜20重量%の量で含有
する本発明の材料によつて示される。特に好適な付加的
焼結添加剤は遷移金属窒化物及び/又はAlNの群から
の1つ又はそれ以上である。AlN及び/又はTiは付
加的焼結添加剤として特に有効である。
【0013】更に本発明は本発明による焼結した材料が
製造できる方法に関する。
製造できる方法に関する。
【0014】本発明による焼結材料を製造する1つのそ
のような方法は、MgO及び随時付加的焼結添加剤をS
i3N4粉末と混合し、得られる混合物を酸素を含まない
雰囲気中で焼成し且つ粉砕し、得られる予備合成混合物
を残りの未焼成Si3N4粉末に添加し、そして得られる
混合物を続いて焼結した材料に処理することが特徴であ
る。
のような方法は、MgO及び随時付加的焼結添加剤をS
i3N4粉末と混合し、得られる混合物を酸素を含まない
雰囲気中で焼成し且つ粉砕し、得られる予備合成混合物
を残りの未焼成Si3N4粉末に添加し、そして得られる
混合物を続いて焼結した材料に処理することが特徴であ
る。
【0015】本方法は、例えば最初にMgOを、随時付
加的焼結添加剤と共に且つSi3N4の一部と一緒に、無
水の有機液体中又は乾燥状態下のいずれかにおいて予備
粉砕することにより行うことができる。適当な有機液体
はアセトン、アルコール、ヘキサン、ガソリンなどであ
る。次いでこのように生成せしめた混合物を、随時有機
液体を必要に応じて除去し且つ真空下、窒素又は他の不
活性な気体下に好ましくは1300〜1700℃の温度
で好ましくは30分〜5時間乾燥した後に焼成する。驚
くことにこのような予備処理により水中での加水分解に
対する傾向がかなり減少する。
加的焼結添加剤と共に且つSi3N4の一部と一緒に、無
水の有機液体中又は乾燥状態下のいずれかにおいて予備
粉砕することにより行うことができる。適当な有機液体
はアセトン、アルコール、ヘキサン、ガソリンなどであ
る。次いでこのように生成せしめた混合物を、随時有機
液体を必要に応じて除去し且つ真空下、窒素又は他の不
活性な気体下に好ましくは1300〜1700℃の温度
で好ましくは30分〜5時間乾燥した後に焼成する。驚
くことにこのような予備処理により水中での加水分解に
対する傾向がかなり減少する。
【0016】更にそのような焼成した合成生成物の水中
でのIEP(等電点)は約pH7の値に移行し、斯くし
てSi3N4との良好な一致が得られる。これは明らかに
低pH値でスリツプを製造することを可能にし、従つて
上述した技術的難点を排除する。従つてこのような予備
合成は、MgO(及び随時他の添加剤)を添加剤として
含む焼結混合物を、プレス成形しうる粒状物への噴霧乾
燥のために及びスリツプ・キヤスト用のスリツプのため
に調製しうる上述した技術的難点を排除する適当な方法
である。
でのIEP(等電点)は約pH7の値に移行し、斯くし
てSi3N4との良好な一致が得られる。これは明らかに
低pH値でスリツプを製造することを可能にし、従つて
上述した技術的難点を排除する。従つてこのような予備
合成は、MgO(及び随時他の添加剤)を添加剤として
含む焼結混合物を、プレス成形しうる粒状物への噴霧乾
燥のために及びスリツプ・キヤスト用のスリツプのため
に調製しうる上述した技術的難点を排除する適当な方法
である。
【0017】焼成条件を適合させることにより、この効
果はMgOだけのSi3N4粉末への添加時に起こるだけ
でなく、本方法は対応してMgOの、酸化物例えばAl
2O3、SiO2、Sc2O3、Y2O3、La2O3及び他の
希土類酸化物TiO2、ZrO2、HfO2との混合物に
及び更に非酸化物添加剤にも当てはめうるということが
発見された。非酸化物添加剤は炭化物例えばSiC、B
4C、Al4C3、TiC、ZrC;窒化物例えばBN、
AlN、TiN、ZrN、HfN;ホウ化物例えばTi
B2及び更にシリサイド例えばMoSi2を含む。すべて
これらの場合、加水分解への傾向は、本発明による予備
処理により、安定なスリツプが<10のpH値で調製で
き、また噴霧乾燥後の過度に硬い凝集体の生成が回避さ
れるというような程度まで減ずることができる。
果はMgOだけのSi3N4粉末への添加時に起こるだけ
でなく、本方法は対応してMgOの、酸化物例えばAl
2O3、SiO2、Sc2O3、Y2O3、La2O3及び他の
希土類酸化物TiO2、ZrO2、HfO2との混合物に
及び更に非酸化物添加剤にも当てはめうるということが
発見された。非酸化物添加剤は炭化物例えばSiC、B
4C、Al4C3、TiC、ZrC;窒化物例えばBN、
AlN、TiN、ZrN、HfN;ホウ化物例えばTi
B2及び更にシリサイド例えばMoSi2を含む。すべて
これらの場合、加水分解への傾向は、本発明による予備
処理により、安定なスリツプが<10のpH値で調製で
き、また噴霧乾燥後の過度に硬い凝集体の生成が回避さ
れるというような程度まで減ずることができる。
【0018】従つて本発明の方法の好適な具体例は、予
備合成混合物を水性媒体中の残りのSi3N4粉末に添加
し、続いて噴霧乾燥することが特色である。
備合成混合物を水性媒体中の残りのSi3N4粉末に添加
し、続いて噴霧乾燥することが特色である。
【0019】他の同様に有利な具体例は、予備合成混合
物を水性媒体中の残りのSi3N4粉末に添加し、続いて
スリツプ・キヤストすることが特色である。
物を水性媒体中の残りのSi3N4粉末に添加し、続いて
スリツプ・キヤストすることが特色である。
【0020】ヨーロツパ特許第80,711号はSi3N
4出発粉末及び更にSi3N4と焼結添加剤の混合物を非
酸化性雰囲気中において1450〜1800℃の温度で
予備焼成するという方法を開示しているけれど、この予
備処理の目的はSi3N4粉末のSiO2含量を減じて究
極的に良好な高温における性質を得るためであると言わ
れる。しかしながらこのSi3N4出発原料の予備処理は
Si3N4粉末の物理的/化学的表面性を、水性懸濁液形
での更なる処理ができなくなる程度まで変えてしまう。
Si3N4粉末の分散性が影響を受け、Si3N4は表面に
SiO2保護層がないために過度な水和を受ける。従つ
てこの方法で予備処理した混合物は、スリツプ・キヤス
ト又は噴霧乾燥のための水性懸濁液の製造に対して本発
明の方法により処理することができない。
4出発粉末及び更にSi3N4と焼結添加剤の混合物を非
酸化性雰囲気中において1450〜1800℃の温度で
予備焼成するという方法を開示しているけれど、この予
備処理の目的はSi3N4粉末のSiO2含量を減じて究
極的に良好な高温における性質を得るためであると言わ
れる。しかしながらこのSi3N4出発原料の予備処理は
Si3N4粉末の物理的/化学的表面性を、水性懸濁液形
での更なる処理ができなくなる程度まで変えてしまう。
Si3N4粉末の分散性が影響を受け、Si3N4は表面に
SiO2保護層がないために過度な水和を受ける。従つ
てこの方法で予備処理した混合物は、スリツプ・キヤス
ト又は噴霧乾燥のための水性懸濁液の製造に対して本発
明の方法により処理することができない。
【0021】従つて問題の種類の予備合成生成物は未焼
成の純粋なSi3N4粉末に焼結添加剤として添加するこ
とができる。予備合成生成物がすでに添加剤/Si3N4
の分布に関して高程度の均一性を示し、更に予備合成生
成物を用いる場合にこの生成物が全組成物に対して意図
されるSi3N4の一部をすでに含んでいるから比較的多
量の添加物を対応して減ぜられた量のSi3N4中に導入
しなければならないという事実が組合わされるために、
純粋な出発物質の添加によつて製造される混合物の場合
よりも明らかに良好な全体の均一性を達成することがで
きる。
成の純粋なSi3N4粉末に焼結添加剤として添加するこ
とができる。予備合成生成物がすでに添加剤/Si3N4
の分布に関して高程度の均一性を示し、更に予備合成生
成物を用いる場合にこの生成物が全組成物に対して意図
されるSi3N4の一部をすでに含んでいるから比較的多
量の添加物を対応して減ぜられた量のSi3N4中に導入
しなければならないという事実が組合わされるために、
純粋な出発物質の添加によつて製造される混合物の場合
よりも明らかに良好な全体の均一性を達成することがで
きる。
【0022】予備合成混合物の含量%は比較的広範囲内
で変えられる。焼結した材料に期待する添加剤含量及び
予備合成生成物中の添加剤とSi3N4の選択比に依存し
て、添加量は全体としての混合物に基づいて5〜40重
量%に相当する。予備合成生成物中の添加剤とSi3N4
の重量比はいずれの場合でも効果を損わずに4:1〜
1:4で変化させうる。
で変えられる。焼結した材料に期待する添加剤含量及び
予備合成生成物中の添加剤とSi3N4の選択比に依存し
て、添加量は全体としての混合物に基づいて5〜40重
量%に相当する。予備合成生成物中の添加剤とSi3N4
の重量比はいずれの場合でも効果を損わずに4:1〜
1:4で変化させうる。
【0023】高程度の高密度化(理論密度の≧96%の
焼結密度)に至る焼結後、本発明の方法で製造した混合
物は室温において≧800MPaの曲げ強度(4点法)
と≧15のワイブル係数を有し、一方予備合成してない
添加剤混合物に基づく対照混合物は硬い凝集物によつて
誘導される上述した欠陥のためにこの強度値を達成しな
い。
焼結密度)に至る焼結後、本発明の方法で製造した混合
物は室温において≧800MPaの曲げ強度(4点法)
と≧15のワイブル係数を有し、一方予備合成してない
添加剤混合物に基づく対照混合物は硬い凝集物によつて
誘導される上述した欠陥のためにこの強度値を達成しな
い。
【0024】次の実施例はいずれの具合にも本発明を限
定することなしにこれを例示することが意図される。
定することなしにこれを例示することが意図される。
【0025】
【実施例】実施例1 2.5重量%のMgOを焼結添加剤として含有する焼結
混合物を対比した。本発明による混合物Aは次の如く製
造した:MgO 50重量%及びSi3N4 50重量%の
混合物を遠心ボールミルによりイソプロパノール中で1
0時間粉砕し(最小の細かさ10m2/g);蒸発濃縮
し、ふるいにかけ、N2中1500℃で1時間焼成し;
合成生成物を乳鉢で粉砕し;この合成生成物5重量%
を、比表面積≧15m2/g及び全金属不純物含量≦0.
5重量%の焼結しうるSi3N4粉末95重量%に添加
し;NH4OH(及び随時適当な分散剤及び/又はプレ
ス助剤)でpHを9に調節し且つ固体含量を60重量%
にして、遠心ボールミルによりH2O中で10時間粉砕
し;噴霧乾燥し、寸法3×4×45mmの強度試験試料
を作るために適当な大きさのシートにプレス成形した。
混合物を対比した。本発明による混合物Aは次の如く製
造した:MgO 50重量%及びSi3N4 50重量%の
混合物を遠心ボールミルによりイソプロパノール中で1
0時間粉砕し(最小の細かさ10m2/g);蒸発濃縮
し、ふるいにかけ、N2中1500℃で1時間焼成し;
合成生成物を乳鉢で粉砕し;この合成生成物5重量%
を、比表面積≧15m2/g及び全金属不純物含量≦0.
5重量%の焼結しうるSi3N4粉末95重量%に添加
し;NH4OH(及び随時適当な分散剤及び/又はプレ
ス助剤)でpHを9に調節し且つ固体含量を60重量%
にして、遠心ボールミルによりH2O中で10時間粉砕
し;噴霧乾燥し、寸法3×4×45mmの強度試験試料
を作るために適当な大きさのシートにプレス成形した。
【0026】対照混合物Bは、Aに対応するMgO粉末
形のMgO 2.5重量%量を同一のSi3N4粉末97.
5重量%に添加することによつて製造した。混合物Aと
同一の方法で、この混合物を遠心ボールミルによりpH
10下に水性スリツプ(固体60%)の形で粉末し、以
降混合物Aと同一の方法に従つた。
形のMgO 2.5重量%量を同一のSi3N4粉末97.
5重量%に添加することによつて製造した。混合物Aと
同一の方法で、この混合物を遠心ボールミルによりpH
10下に水性スリツプ(固体60%)の形で粉末し、以
降混合物Aと同一の方法に従つた。
【0027】混合物Aに用いた合成生成物のX線回折に
よる相分析は約45%のα−Si3N4、約5%のβ−S
i3N4、約20%のMgO、残りの未同定の、多くの場
合にフオレステナイトMg2SiO4のピークに近い小さ
な回折を示す物の存在を示した。
よる相分析は約45%のα−Si3N4、約5%のβ−S
i3N4、約20%のMgO、残りの未同定の、多くの場
合にフオレステナイトMg2SiO4のピークに近い小さ
な回折を示す物の存在を示した。
【0028】Aで用いた合成生成物の、0.001N H
NO3溶液中における電気動力学的易動性の決定は、p
H値(HNO3/KOHの添加によつて調節)に依存し
て、pH7におけるIEPに関し一定の曲線を示した
(pH13における純MgOと対比しうる)。
NO3溶液中における電気動力学的易動性の決定は、p
H値(HNO3/KOHの添加によつて調節)に依存し
て、pH7におけるIEPに関し一定の曲線を示した
(pH13における純MgOと対比しうる)。
【0029】混合物Aで用いた合成生成物からのMgO
の抽出性の決定はpH10において0.96%のMgO
を示したが、同一の条件下に純粋なMgO(混合物で使
用)の場合には18%MgOを示した。
の抽出性の決定はpH10において0.96%のMgO
を示したが、同一の条件下に純粋なMgO(混合物で使
用)の場合には18%MgOを示した。
【0030】従つて合成生成物は技術的に非常に好まし
いIEPを有し、また純粋なMgOと比較して耐加水分
解性において技術的に重要な改善を示す。
いIEPを有し、また純粋なMgOと比較して耐加水分
解性において技術的に重要な改善を示す。
【0031】混合物A及びBから調製した試料を、Si
3N4 67.5重量%+MgO 2.5重量%+BN 30
重量%の粉末混合物中へ混入した後100バールのN2
圧下に1850℃で1時間焼成した。次の結果を得た:
3N4 67.5重量%+MgO 2.5重量%+BN 30
重量%の粉末混合物中へ混入した後100バールのN2
圧下に1850℃で1時間焼成した。次の結果を得た:
【0032】
【表1】 ρ - s ρ - th σ - RT ワイブル [g/cm3] [ % ] [MPa] [ - ] 混合物A、本発明 3.18 99.5 825 18 混合物B、対照 3.15 98.7 645 12 (ρ−s=焼結した密度、ρ−th=理論密度の%、σ
−RT=室温での曲げ強度、ワイブル=ワイブル係数) 従つて本発明の原料Aを用いると、かなり良好なワイブ
ル係数で特徴づけられるように材料Aのより大きい均一
性に帰せられる強度値の明白な増加が達成された。
−RT=室温での曲げ強度、ワイブル=ワイブル係数) 従つて本発明の原料Aを用いると、かなり良好なワイブ
ル係数で特徴づけられるように材料Aのより大きい均一
性に帰せられる強度値の明白な増加が達成された。
【0033】実施例2 実施例1に記述したものと正確に同一の方法で製造した
次の混合物を比較した:
次の混合物を比較した:
【0034】
【表2】 混合物 添加剤 予 備 反 応 (重量%) 含 量 % 条 件 C 1.4 MgO + 3.6 Al2O3 添加剤混合物50% Si3N4 50% 1500℃、1時間、N2 D 5 MgAl2O4 − − E 2 MgO + 3 AlN 添加剤混合物50% Si3N4 50% 1450℃、1時間、N2 F 1 MgO + 3 AlN − 合成生成物の、純物質との比較における分析は次の結果
を与えた:
を与えた:
【0035】
【表3】 混合物 X線回折 IEPのpH 抽出性 相分析(Si3N4以外) (pH=10) C 痕跡量の残りの 7.5 0.05 % Mg 未同定物 MgAl2O4 150 ppm Al D − 2つのピーク分布; 0.4 % Mg 最小=11 0.4 % Al E 小さい未同定の回折 7 0.07 % Mg 130 ppm Al F − 多くのピーク分布 11.0 % Mg 1.4 % Al 第1の実施例における如く、試料を混合物C〜Fから製
造し、次の条件下に粉末床で焼結した:1,820℃/
2時間/1バールN2。次の結果を得た:
造し、次の条件下に粉末床で焼結した:1,820℃/
2時間/1バールN2。次の結果を得た:
【0036】
【表4】 ρ - s ρ - th σ - RT ワイブル [g/cm3] [ % ] [MPa] [ - ] 混合物C、本発明: 3.17 99.5 914 22 Cに対する対照混合物D: 3.12 97.5 645 9 混合物E、本発明: 3.17 99.0 870 18 Eに対する対照混合物F: 3.14 98.1 729 13 従つて本発明の混合物C及びEは各対照混合物よりもか
なり良好な性質を達成した。
なり良好な性質を達成した。
【0037】実施例3 3つまでの異なる酸化物、窒化物又は炭化物添加剤を含
有する混合物を本実施例で比較した:
有する混合物を本実施例で比較した:
【0038】
【表5】 混合物 添加剤 予 備 反 応 (重量%) 含 量 % 条 件 G 1 MgO + 6 Y2O3 50 添加剤混合物 1,550℃、1時間、N2 + 2 Al2O3 + 50 Si3N4 H 1 MgO + 6 Y2O3 − − + 2 Al2O3 I 4 MgO + 6 Y2O3 50 添加剤混合物 1450℃、1時間、N2 + 1 ZrO2 + 50 Si3N4 J 4 MgO + 6 Y2O3 − − + 1 ZrO2 K 1 MgO + 4 ZrO2 30 添加剤混合物 1,500℃、1時間、N2 + 6 Al2O3 + 70 Si3O4 L 1 MgO + 4 ZrO2 − − + 6 Al2O3 M 1 MgO + 1.5 AlN 50 添加剤混合物 1.500℃、1時間、N2 + 2.5 TiN + 50 Si3N4 N 1 MgO + 1.5 AlN − − + 2.5 TiN 次の表は実施例1のように決定したpH10での抽出性
及び用いた純物質のIEPのpH値を示す。
及び用いた純物質のIEPのpH値を示す。
【0039】
【表6】原 料 抽出性(pH10) IEPのpH MgO Mg: 11重量 % 〜13 Al2O3 Al: 200 ppm 10 Y2O3 Y: 1.4重量 % 11.5 ZrO2 Zr: 150 ppm 10.5 AlN Al: 1.4重量 % 9 TiN Ti: 120 ppm 4 混合物G、I、K及びMに用いた合成生成物の抽出性及
びIEP値を下表に示す。X線回折相解析は、僅かに変
化するα/β−Si3N4含量と(M)の場合のTiNの
残存とは別に未同定の反射だけしか観察されなかつたか
ら結果には含めなかつた。
びIEP値を下表に示す。X線回折相解析は、僅かに変
化するα/β−Si3N4含量と(M)の場合のTiNの
残存とは別に未同定の反射だけしか観察されなかつたか
ら結果には含めなかつた。
【0040】
【表7】 合成生成物と組成 抽出性(pH10) pH−IEP (重量%) (ppm) G: 50 Si3N4 + 5.6 MgO + Mg: 300 Y: 250 7.5 33.3 Y2O3 + 11.1 Al2O3 Al: 120 I: 50 Si3N4 + 18.2 MgO + Mg: 400 Y: 200 8 27.3 Y2O3 + 4.2 ZrO2 Zr: 50 K: 70 Si3N4 + 2.7 MgO + Mg: 120 Zr: 100 7.5 10.9 ZrO2 + 16.4 Al2O3 Al: 150 M: 50 Si3N4 + 10 MgO + Mg: 400 Al: 130 7 15 AlN + 25 TiN Ti: < 1 これら2つの表は、添加剤成分の加水分解に対する傾向
が予備合成でかなり減ぜられることを示す。更に混合物
は7〜8の等電点を有するpH値の関数としての一定の
電気動力学的易動性を示す。これに対し、対照混合物は
明白なIEPをもたない変化する、一般に多ピークの傾
向を示し、これは非常に高粘度のスリツプ及び更に粘度
の著るしい温度依存性にも反映される。焼結試験及び強
度測定値の結果を下表に示す。
が予備合成でかなり減ぜられることを示す。更に混合物
は7〜8の等電点を有するpH値の関数としての一定の
電気動力学的易動性を示す。これに対し、対照混合物は
明白なIEPをもたない変化する、一般に多ピークの傾
向を示し、これは非常に高粘度のスリツプ及び更に粘度
の著るしい温度依存性にも反映される。焼結試験及び強
度測定値の結果を下表に示す。
【0041】
【表8】
【0042】これらの実施例も、本発明による予備合成
法によれば、純粋な出発物質を混合する通常の方法で製
造される対照材料よりも明らかに良好な性質を示す材料
を得ることができることを示す。
法によれば、純粋な出発物質を混合する通常の方法で製
造される対照材料よりも明らかに良好な性質を示す材料
を得ることができることを示す。
【0043】本発明の特徴及び態様は以下の通りであ
る: 1.焼結後に、4点曲げ法により測定して室温で≧80
0MPaの曲げ強度値及び>15のワイブル係数を有す
るMgOと随時他の焼結添加剤を含むSi3N4に基づく
焼結した組成物
る: 1.焼結後に、4点曲げ法により測定して室温で≧80
0MPaの曲げ強度値及び>15のワイブル係数を有す
るMgOと随時他の焼結添加剤を含むSi3N4に基づく
焼結した組成物
【0044】2.MgOの含量が0.5〜10重量%で
ある上記1の焼結した組成物。
ある上記1の焼結した組成物。
【0045】3.少くとも1つの酸化物を含んでなる他
の焼結添加剤を0.5〜20重量%の量で含有する上記
1の焼結した組成物。
の焼結添加剤を0.5〜20重量%の量で含有する上記
1の焼結した組成物。
【0046】4.1つ又はそれ以上の遷移金属窒化物の
他の焼結添加剤を含有する上記3の焼結した組成物。
他の焼結添加剤を含有する上記3の焼結した組成物。
【0047】5.Al2O3、SiO2、Sc2O3、Y2O
3、La2O3、TiO2、ZrO2、HfO2、AlN、B
N、TiN、ZrN、HfN、Al4C3、B4C、Si
C、TiC、ZrC、TiB2又はMoSiを含んでな
る他の焼結添加剤を含む上記3の焼結した組成物。
3、La2O3、TiO2、ZrO2、HfO2、AlN、B
N、TiN、ZrN、HfN、Al4C3、B4C、Si
C、TiC、ZrC、TiB2又はMoSiを含んでな
る他の焼結添加剤を含む上記3の焼結した組成物。
【0048】6.AlN、TiN又は両方を含んでなる
他の焼結添加剤を含む上記3の焼結した組成物。
他の焼結添加剤を含む上記3の焼結した組成物。
【0049】7.焼結後に、4点曲げ法により測定して
室温で≧800MPaの曲げ強度値及び>15のワイブ
ル係数を有するMgOと随時他の焼結添加剤を含むSi
3N4に基づく焼結した組成物を製造する方法にして、い
ずれかの他の付加的焼結添加剤及びSi3N4粉末を混合
して混合物を製造し、この混合物を酸素を含まない雰囲
気で焼成し、次いでこの焼成した混合物を粉砕して予備
合成混合物を得、そしてこの予備合成混合物を未焼成の
Si3N4粉末に添加し、続いてこれを焼結することを含
んでなる該Si3N4に基づく焼結した組成物の製造法。
室温で≧800MPaの曲げ強度値及び>15のワイブ
ル係数を有するMgOと随時他の焼結添加剤を含むSi
3N4に基づく焼結した組成物を製造する方法にして、い
ずれかの他の付加的焼結添加剤及びSi3N4粉末を混合
して混合物を製造し、この混合物を酸素を含まない雰囲
気で焼成し、次いでこの焼成した混合物を粉砕して予備
合成混合物を得、そしてこの予備合成混合物を未焼成の
Si3N4粉末に添加し、続いてこれを焼結することを含
んでなる該Si3N4に基づく焼結した組成物の製造法。
【0050】8.予備合成混合物を水性媒体中の未焼成
Si3N4粉末に添加し、続いて噴霧乾燥する上記7の方
法。
Si3N4粉末に添加し、続いて噴霧乾燥する上記7の方
法。
【0051】9.予備合成混合物を水性媒体中の未焼成
Si3N4粉末に添加し、続いてスリツプキヤストする上
記7の方法。
Si3N4粉末に添加し、続いてスリツプキヤストする上
記7の方法。
【0052】10.予備合成混合物が組成物の5〜40
重量%である上記7の方法。
重量%である上記7の方法。
【0053】11.予備合成混合物中のSi3N4と焼結
添加剤の重量比が4:1〜1:4である上記7の方法。
添加剤の重量比が4:1〜1:4である上記7の方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ルツツ・フラツセク ドイツ連邦共和国デー8633ローデンター ル・ベルクハイムシユトラーセ7 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C04B 35/626
Claims (1)
- 【請求項1】 焼結後に、4点曲げ法により測定して室
温で≧800MPaの曲げ強度値及び>15のワイブル
係数を有するMgOと随時他の焼結添加剤を含むSi3
N4に基づく焼結した組成物を製造する方法にして、い
ずれかの他の付加的焼結添加剤及びSi3N4粉末を混合
して混合物を製造し、この混合物を酸素を含まない雰囲
気で焼成し、次いでこの焼成した混合物を粉砕して予備
合成混合物を得、そしてこの予備合成混合物を未焼成の
Si3N4粉末に添加し、続いてこれを焼結することを含
んでなる該Si3N4に基づく焼結した組成物の製造法。
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---|---|
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DE29721603U1 (de) * | 1997-07-01 | 1998-01-29 | FCT Systeme der Strukturkeramik GmbH, 96528 Rauenstein | Kochfeld |
DE19746008A1 (de) * | 1997-10-20 | 1999-04-22 | Bayer Ag | Sinteradditive und Si02-enthaltende Siliciumnitridwerkstoffe, ein Verfahren zu deren Herstellung und deren Verwendung |
JP4346151B2 (ja) * | 1998-05-12 | 2009-10-21 | 株式会社東芝 | 高熱伝導性窒化けい素焼結体およびそれを用いた回路基板並びに集積回路 |
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GB2010913B (en) * | 1977-12-23 | 1982-06-23 | Fiat Spa | Process for sintering silicon nitride compacts |
IT1117334B (it) * | 1977-12-23 | 1986-02-17 | Fiat Spa | Procedimento per la sinterizazzione di nitruro di silicio reaction bonded |
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JPS5841770A (ja) * | 1981-09-01 | 1983-03-11 | 株式会社東芝 | セラミツクス焼結体及びその製造方法 |
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JPS58151371A (ja) * | 1982-02-25 | 1983-09-08 | 住友電気工業株式会社 | 窒化珪素焼結体の製造法 |
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JPS6144770A (ja) * | 1984-08-10 | 1986-03-04 | 宇部興産株式会社 | 窒化珪素質焼結体の製法 |
EP0199178B2 (en) * | 1985-04-08 | 1992-03-25 | Sumitomo Electric Industries Limited | Process for preparation of sintered silicon nitride |
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ATE42267T1 (de) * | 1986-11-25 | 1989-05-15 | Battelle Memorial Institute | Zusammensetzung von pulverigem siliziumnitrid, verstaerkt mit siliziumcarbid-whiskern, und verwendung derselben zur herstellung von sinterkoerpern. |
US4820665A (en) * | 1986-12-16 | 1989-04-11 | Ngk Insulators, Ltd. | Ceramic sintered bodies and a process for manufacturing the same |
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DK212988A (da) * | 1988-04-26 | 1989-10-20 | Brg Mechatronikai Vallalat | Koblingsindretning isaer til drift af magnetbaandsakslen paa magnetbaandsoptage- og afspilleapparater |
DE3824835A1 (de) * | 1988-07-21 | 1990-01-25 | Kempten Elektroschmelz Gmbh | Verfahren zur herstellung von gruenkoerpern durch formgebung von sinterfaehigen keramischen massen auf basis von siliciumnitrid |
JP2719942B2 (ja) * | 1988-12-03 | 1998-02-25 | 日本特殊陶業株式会社 | 窒化珪素焼結体及びその製造方法 |
-
1990
- 1990-11-29 DE DE4038003A patent/DE4038003C2/de not_active Expired - Fee Related
-
1991
- 1991-11-25 JP JP3334589A patent/JP2981042B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1991-11-26 GB GB9125043A patent/GB2251627B/en not_active Expired - Fee Related
- 1991-11-28 FR FR919114707A patent/FR2669919B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-12-23 US US07/995,328 patent/US5362691A/en not_active Expired - Fee Related
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GB2251627B (en) | 1994-09-21 |
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FR2669919B1 (fr) | 1994-06-17 |
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