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JP2975261B2 - 車両の部品取付用部材 - Google Patents

車両の部品取付用部材

Info

Publication number
JP2975261B2
JP2975261B2 JP6136340A JP13634094A JP2975261B2 JP 2975261 B2 JP2975261 B2 JP 2975261B2 JP 6136340 A JP6136340 A JP 6136340A JP 13634094 A JP13634094 A JP 13634094A JP 2975261 B2 JP2975261 B2 JP 2975261B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component mounting
mounting member
main body
vehicle
grip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP6136340A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07315159A (ja
Inventor
明浩 田口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Jidosha Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hino Jidosha Kogyo KK filed Critical Hino Jidosha Kogyo KK
Priority to JP6136340A priority Critical patent/JP2975261B2/ja
Publication of JPH07315159A publication Critical patent/JPH07315159A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2975261B2 publication Critical patent/JP2975261B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

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  • Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
  • Bolts, Nuts, And Washers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両の部品取付用部材に
係わり、詳しくは、作業性に優れた安価な車両の部品取
付用部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の車両部品取付の一例として子供用
拘束装置(以下CRSと言う)の取付は、図1における
車両のキャブaとデッキbの間で、図10に示すキャブ
aのバックパネルcにベルトアンカリィーンフォースd
が溶接で取付られており、このベルトアンカリィーンフ
ォースdに図11のCRSeに装着されたベルトfのア
ンカプレートgを締付固定していた。
【0003】ところが、CRSeは、ユーザが車両購入
後、必要に応じて装着するものである為、ベルトアンカ
リィーンフォースdは全車両に必要なものではない。し
かし、工場出荷時には設定せずに、市場において設定す
る場合、キャブaとデッキbの間のスペースから、この
ベルトアンカリィーンフォースdを挿入して作業が出来
ればよいのであるが、居住スペースを最大限確保したい
キャブa後端と、荷物スペースを最大限確保したいデッ
キb後端から決まるこのスペースは最小なものとなって
いる為非常に狭く、とてもベルトアンカリィーンフォー
スdを挿入し、必要位置にセットして作業が出来る状況
になかった。
【0004】この為、デッキbを車両より一旦取外して
作業スペースを確保し、このベルトアンカリィーンフォ
ースdをバックパネルcに取付ける事になるが、デッキ
bを車両より取外すには、Rrバンパーやタイヤまわり
の艤装品、又、ランプへのハーネス等多数の部品を取外
す必要があるだけでなく、デッキbが大物であること、
又、重量物であることから、専用の設備と場所、多大の
工数と人手を要することから、使用するかどうかわから
ない、不要となるかもしれないベルトアンカリィーンフ
ォースdを、出荷時に工場内で全車に設定していた為、
コストの増加を招いていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記実情に鑑
みてなされたものであり、車両完成後の部品取付け時の
作業性を格段に向上させる事により、車両のコスト低減
を狙う車両の部品取付用部材を提供する事を課題として
いる。
【0006】
【課題を解決する為の手段】上記課題を解決する為に本
発明は、車両の狭部あるいは穴より挿入する為の略棒状
の握部と、相手部品取付用の係合部を備えた本体と、握
部と本体との間に脆弱部を有する車両の部品取付用部材
を提案するものである。
【0007】
【作用】略棒状の握部を有する為、係合部を備えた本体
を、車両の狭部あるいは穴より容易に挿入し、必要位置
にセット出来る。又、本体は係合部を備えている為、部
品を取付固定することが出来る。さらに、握部と本体と
の間に脆弱部を有する為、部品の取付けが済めば、不要
となった握部は、この脆弱部から握部と本体を分離させ
る事により、握部を取り除くことが出来、不要になった
形状が悪影響を及ぼすことがない。以上により、市場に
おいて部品を取付ける際、狭部を拡大する為に、デッキ
等相手部品を取外す為の、専用の設備と場所、多大の工
数と人手を要する必要がなく、市場において容易に部品
取付用部材を設定出来る為、工場出荷時に使用するかど
うかわからない、不要となるかもしれないベルトアンカ
リィーンフォースdを、全車両に設定する必要が無く、
車両のコストを下げることができる。
【0008】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は本発明の一実施例を示す車両の背面
斜視図、図2は図1の2ー2断面図であり、キャブaと
デッキbとの間を示す断面図であり、キャブaのバック
パネルcの上端にはバックパネルリィーンフォース4が
あり、さらにバックウインドガラス5を保持するウェザ
ーストリップ6が配されている。また、デッキbにはヘ
ッダーボード7が設定されている。さらに、バックパネ
ル3には、CRSベルト締付用穴3aと、ベルトアンカ
リィーンフォース位置決め用穴3bが設定されている。
【0009】図3は本発明を示す車両の部品取付用部材
8を示す正面図であり、図4は同側面図を示し、8aは
略棒状の握部を示し、8bは係合部を有する本体を示
す、本実施例においては係合部としてナット8cを用い
たものとしている。また、8dは握部と本体との間に設
けた脆弱部を示し本実施例においては、8aに切欠き8
eを設けた例としている。また、本体部には位置決め用
としてスッタドボルト8fを設定している。
【0010】組付け手順は、まず作業者が部品取付用部
材8の握部8aを掴み、キャブ1とデッキ2との間の狭
部9より挿入し、スタッドボルト8fを穴3bに差し込
みナット(図示せず)で固定する事により、CRSベル
トアンカの締め付け用の穴3aにナット8cの穴位置を
合わせる。次に、室内側よりボルト10でアンカプレー
トgを、この部品取付用部材のナット8cに締め付ける
ことによりCRSを固定する。最後に、握部に力を加え
て捻り、脆弱部を破断させることにより不要な形状を取
り除く。
【0011】以上により、スペースの少ない部位であっ
ても、相手部品を取外す必要もなく、又、移動させるこ
ともなく、部品取付用部材を所定の位置にセットするこ
とができ、相手部品を締付固定できる。
【0012】また、部品取付用部材8を所定の位置によ
り正確にセットする為に、スタッドボルト8fを設定
し、バックパネルcに設けた穴3bに差し込み、ナット
(図示せず)によりバックパネルcへ締付ける為尚一層
位置が決まる他、部品取付用部材8がバックパネルcに
強固に固定出来、アンカープレートgを締め付ける時、
ボルト10の力により、部品取付用部材8が逃げること
がなく、作業をよりし易いものとする事が出来るものと
している。さらに、固定用部材の脆弱部近傍に折れ8g
を設定している為、破断部がバックパネルcにこの折れ
の分だけ触れる事が無く、塗装面を傷つける事による錆
と異音を防ぐ事ができる。この折れの代わりに、バック
パネル3に座(図示せず)を設けても良い。又、握部に
は力が加え易い様に捻り8lを設けている。
【0013】第二の実施例として図5は、脆弱部8cを
本体部8bの形状内とし、破断後の端末部が本体外形形
状より外にでることを防止し、偶然に手あるいは物が触
れた時に、傷害をあたえないようにしたものである。
【0014】第三の実施例として図6は、デッキbのヘ
ッダボード7上面は手でこすることがあったり、子ども
が狭部9に手を差し込む事が考えられる為に、より安全
な切断端末にするために、破断部を上部ではなく、サイ
ドにしたものである。この様にすれば、破断面は、手の
入りやすい本体上面側でなくサイド側になる為、傷害を
与える可能性がより少なくなる。
【0015】第四の実施例として図7,8は、位置決め
の為のスタッドボルトに変わるものとして、バックパネ
ルcに係止片11を設定し、部品取付用部材8に係止片
受け形状8mを設定し係止させる事により、位置決めと
バックパネルへの固定を図ったもので、スタッドボルト
8f等で位置決めするよりも、安価に位置決めと、部品
取付用部材8のバックパネルcへの仮固定が設定でき
る。又、係止片11と係止片受け形状8mを、図7とは
逆に、部品取付用部材8とバックパネルcに設定するこ
ともできる。
【0016】第五の実施例として図9は、略棒状の握部
8aと係止部を有する本体8bの歩留まりを良くし部品
取付用部材8自体のコストを下げる為に、握部8aと本
体8bを別部品で構成し、本体8bに二つの穴8n,8
oを設けこの穴に、握部8aの端末を係合させることに
より、脆弱部8dを設定し握部8aと本体8bを一体化
する。この状態で、狭部あるいは穴から挿入し、位置ぎ
めの後、部品を締め付ける。その後、握部を引けば握部
8aと本体8bとの係合は解かれ分離し、本体8bのみ
ボデーに残り、握部8aは取り除く事が出来る、このと
き破断面は生じることはなく、又、握部は再利用をもで
きる為、さらに安価に部品取付用部材8を製作できる。
【0017】上記実施例においては、車両の狭部へ部品
取付用部材を挿入する場合を示したが、狭部でなくても
穴から挿入する場合等についても同様の効果を有する。
又、係合部としてはナットでなくても、グロメット等で
あっても本趣旨を逸脱しなければかまわない。
【0018】以上の説明から明らかなように本発明によ
れば、略棒状の握部を有する為、係合部を備えた本体
を、車両の狭部あるいは穴より容易に挿入し、必要位置
にセット出来る。又、本体は係合部を備えている為、部
品を取付けることが出来る。さらに、握部と本体との間
に脆弱部を有する為、部品の取付けが済めば、不要とな
った握部は、この脆弱部から握部と本体を破断または分
離させる事により、握部を取り除くことが出来、不要に
なった形状が悪影響を及ぼすことがない。したがって、
市場において部品を取付ける際、狭部を拡大する為に、
デッキ等相手部品を取外す為の、専用の設備と場所、多
大の工数と人手を要する必要がなく、市場において容易
に部品取付用部材を設定出来るため、工場出荷時に使用
するかどうかわからない、不要となるかもしれない部品
取付用部材を、全車両に設定する必要なく、車両のコス
トを下げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両の背面斜視図
【図2】図1の2ー2断面図
【図3】部品取付用部材の第一実施例を示す正面図
【図4】図3の側面図
【図5】第二の実施例を示す部品取付用部材の一部正面
【図6】第三の実施例を示す部品取付用部材の一部正面
【図7】第四の実施例を示す部品取付用部材の一部正面
【図8】第四の実施例を示す図2相当の一部省略断面図
【図9】第五の実施例を示す部品取付用部材の一部正面
【図10】従来のキャブ背面斜視図
【図11】CRS取付を示す略図
【符号の説明】
a キャブ b デッキ c バックパネル d ベルトアンカリィーンフォース e 子供用拘束装置(CRS) f ベルト g アンカプレート 4 バックパネルリィーンフォース 5 バックウィンドウガラス 6 ウェザーストリップ 7 ヘッダーボード 8 部品取付用部材 8a 握部 8b 本体 8c ナット 8d 脆弱部 8e 切欠き 8f スタッドボルト 8g 折れ 8h 係子片 8i 係子片受け形状 8j 穴 8k 穴 8l 捻部 8m 係子部受け形状 8n 穴 8o 穴 9 狭部 10 ボルト 11 係子片

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の狭部あるいは穴より挿入する為の
    略棒状の握部と、相手部品取付用の係合部を備えた本体
    と、握部と本体との間に脆弱部を有する車両の部品取付
    用部材。
JP6136340A 1994-05-26 1994-05-26 車両の部品取付用部材 Expired - Fee Related JP2975261B2 (ja)

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WO2009021073A2 (en) * 2007-08-06 2009-02-12 Nancy Tedeschi Screw with breakaway and methods of using the same

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