JP2968905B2 - ウェブ料紙の調幅装置 - Google Patents
ウェブ料紙の調幅装置Info
- Publication number
- JP2968905B2 JP2968905B2 JP5085285A JP8528593A JP2968905B2 JP 2968905 B2 JP2968905 B2 JP 2968905B2 JP 5085285 A JP5085285 A JP 5085285A JP 8528593 A JP8528593 A JP 8528593A JP 2968905 B2 JP2968905 B2 JP 2968905B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- web paper
- pressing member
- web
- contact
- paper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F13/00—Common details of rotary presses or machines
- B41F13/02—Conveying or guiding webs through presses or machines
- B41F13/025—Registering devices
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H23/00—Registering, tensioning, smoothing or guiding webs
- B65H23/02—Registering, tensioning, smoothing or guiding webs transversely
- B65H23/032—Controlling transverse register of web
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H23/00—Registering, tensioning, smoothing or guiding webs
- B65H23/02—Registering, tensioning, smoothing or guiding webs transversely
- B65H23/032—Controlling transverse register of web
- B65H23/038—Controlling transverse register of web by rollers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2511/00—Dimensions; Position; Numbers; Identification; Occurrences
- B65H2511/10—Size; Dimensions
- B65H2511/12—Width
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2513/00—Dynamic entities; Timing aspects
- B65H2513/10—Speed
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2515/00—Physical entities not provided for in groups B65H2511/00 or B65H2513/00
- B65H2515/30—Forces; Stresses
- B65H2515/34—Pressure, e.g. fluid pressure
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
- Rotary Presses (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】 この発明は、ウェブ料紙に複数
の印刷部で重ね印刷する平版輪転印刷機において、少な
くとも、一番目の印刷部による印刷が施された後のウェ
ブ料紙の幅を、調整する装置に関する。
の印刷部で重ね印刷する平版輪転印刷機において、少な
くとも、一番目の印刷部による印刷が施された後のウェ
ブ料紙の幅を、調整する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】 湿し水を使う平版印刷では、ウェブ料
紙は、印刷部を通過するときに画線を印刷されるととも
に、非画線部を介して湿し水を付与されるが、この水を
ウェブ料紙のパルプ繊維が吸収してその直径方向に膨ら
むことから、ウェブ料紙が幅方向に拡大する。
紙は、印刷部を通過するときに画線を印刷されるととも
に、非画線部を介して湿し水を付与されるが、この水を
ウェブ料紙のパルプ繊維が吸収してその直径方向に膨ら
むことから、ウェブ料紙が幅方向に拡大する。
【0003】そのため、例えば図10に示すような平版
輪転印刷機TPの重ね印刷では、先に印刷した印刷画線
と後に印刷した印刷画線との間に、ウェブ料紙Wの前記
幅方向の拡大によって不整合が生じる結果となった。
輪転印刷機TPの重ね印刷では、先に印刷した印刷画線
と後に印刷した印刷画線との間に、ウェブ料紙Wの前記
幅方向の拡大によって不整合が生じる結果となった。
【0004】そこで本願出願人は、前記ウェブ料紙の幅
方向の拡大に起因する、先に刷った印刷画線と後に刷っ
た印刷画線との不整合を防止する装置を、特願平3ー3
57580号および特願平4ー309476号によって
提案した。この本願出願人の提案した装置は、走行する
ウェブ料紙を押圧してウェブ料紙に適宜の波打ちを発生
させ、先の印刷で付与された湿し水を吸水して幅方向に
拡大するウェブ料紙の両側間距離を、拡大に相当する量
だけ縮小させた状態で、次の印刷部を通過させて次の印
刷を施されるようにすることにより、複数の印刷部で印
刷される印刷画線の不整合を防止する装置である。
方向の拡大に起因する、先に刷った印刷画線と後に刷っ
た印刷画線との不整合を防止する装置を、特願平3ー3
57580号および特願平4ー309476号によって
提案した。この本願出願人の提案した装置は、走行する
ウェブ料紙を押圧してウェブ料紙に適宜の波打ちを発生
させ、先の印刷で付与された湿し水を吸水して幅方向に
拡大するウェブ料紙の両側間距離を、拡大に相当する量
だけ縮小させた状態で、次の印刷部を通過させて次の印
刷を施されるようにすることにより、複数の印刷部で印
刷される印刷画線の不整合を防止する装置である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た押圧部材によってウェブ料紙に波打ちを発生させる装
置では、押圧部材の接触部がウェブ料紙の走行に連れて
略同一速度で変位(例えば回転)するときには、接触部
に紙粉やインキ等の汚れが付着、堆積し、印刷面を汚し
たり、堆積した汚れが欠け落ちて刷版やブランケット、
あるいはインキ供給系等に付着し、印刷品質の低下を招
く場合があった。
た押圧部材によってウェブ料紙に波打ちを発生させる装
置では、押圧部材の接触部がウェブ料紙の走行に連れて
略同一速度で変位(例えば回転)するときには、接触部
に紙粉やインキ等の汚れが付着、堆積し、印刷面を汚し
たり、堆積した汚れが欠け落ちて刷版やブランケット、
あるいはインキ供給系等に付着し、印刷品質の低下を招
く場合があった。
【0006】また、押圧部材の接触部が全く変位しない
ときには、接触部におけるウェブ料紙の走行方向下流側
に紙粉やインキ等の汚れが付着、堆積してウェブ料紙の
走行方向に沿って長く成長し、印刷面を汚したり、更に
成長した汚れが折れて落下し、刷版やブランケット、あ
るいはインキ供給系に付着し、印刷品質の低下を招く場
合があった。
ときには、接触部におけるウェブ料紙の走行方向下流側
に紙粉やインキ等の汚れが付着、堆積してウェブ料紙の
走行方向に沿って長く成長し、印刷面を汚したり、更に
成長した汚れが折れて落下し、刷版やブランケット、あ
るいはインキ供給系に付着し、印刷品質の低下を招く場
合があった。
【0007】この発明は、押圧部材の複数の接触部を接
触させてウェブ料紙に波打ちを発生させる装置におい
て、押圧部材の複数の回動可能な接触部を、ウェブ料紙
との接触箇所がウェブ料紙の走行による変位の向きと異
なる向きで変位するよう回動させ又は/及びウェブ料紙
との接触箇所がウェブ料紙の走行速度と異なる周面速度
で変位するよう回動させることによって走行するウェブ
料紙面と接触部とが互いに擦れるようにし、押圧部材の
接触部への汚れの付着をなくして清浄な状態に維持して
従来技術の有する諸課題を解決しようとするものであ
る。
触させてウェブ料紙に波打ちを発生させる装置におい
て、押圧部材の複数の回動可能な接触部を、ウェブ料紙
との接触箇所がウェブ料紙の走行による変位の向きと異
なる向きで変位するよう回動させ又は/及びウェブ料紙
との接触箇所がウェブ料紙の走行速度と異なる周面速度
で変位するよう回動させることによって走行するウェブ
料紙面と接触部とが互いに擦れるようにし、押圧部材の
接触部への汚れの付着をなくして清浄な状態に維持して
従来技術の有する諸課題を解決しようとするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこでこの発明は、
【0009】押圧部材の複数の接触部を接触させてウェ
ブ料紙に波打ちを発生させウェブ料紙の幅を調整する装
置において; 走行するウェブ料紙の少なくとも一方面側に、ウェブ料
紙の走行する方向に対して直角でかつウェブ料紙の面に
対して平行に設けた軸と、軸にウェブ料紙の幅方向に亙
って複数設けられ、ウェブ料紙の面を直角方向から押圧
してウェブ料紙に接触するとともに、ウェブ料紙に接触
した状態で回動変位可能な接触部とから成る押圧部材
と; 押圧部材をウェブ料紙の一方面に対して遠近変位させる
波打ち調整手段と; 押圧部材の接触部をウェブ料紙との接触箇所において、
ウェブ料紙が変位する向きと異なる向きに変位する回動
をさせ又は/及び押圧部材の接触部をウェブ料紙との接
触箇所においてウェブ料紙が変位する速度と異なる速度
で変位する回動をさせるよう接触部の回動変位を制御す
るとともに、波打ち調整手段の調整によって遠近変位し
た押圧部材に追従して押圧部材の接触部の回動変位を制
御可能な変位制御手段とを有し、ウェブ料紙と押圧部材
の接触部との接触箇所において、走行するウェブ料紙に
よって接触部が擦られることを特徴とするウェブ料紙調
幅装置、
ブ料紙に波打ちを発生させウェブ料紙の幅を調整する装
置において; 走行するウェブ料紙の少なくとも一方面側に、ウェブ料
紙の走行する方向に対して直角でかつウェブ料紙の面に
対して平行に設けた軸と、軸にウェブ料紙の幅方向に亙
って複数設けられ、ウェブ料紙の面を直角方向から押圧
してウェブ料紙に接触するとともに、ウェブ料紙に接触
した状態で回動変位可能な接触部とから成る押圧部材
と; 押圧部材をウェブ料紙の一方面に対して遠近変位させる
波打ち調整手段と; 押圧部材の接触部をウェブ料紙との接触箇所において、
ウェブ料紙が変位する向きと異なる向きに変位する回動
をさせ又は/及び押圧部材の接触部をウェブ料紙との接
触箇所においてウェブ料紙が変位する速度と異なる速度
で変位する回動をさせるよう接触部の回動変位を制御す
るとともに、波打ち調整手段の調整によって遠近変位し
た押圧部材に追従して押圧部材の接触部の回動変位を制
御可能な変位制御手段とを有し、ウェブ料紙と押圧部材
の接触部との接触箇所において、走行するウェブ料紙に
よって接触部が擦られることを特徴とするウェブ料紙調
幅装置、
【0010】を基本構成とするものである。
【0011】
【作用】押圧部材の軸に設けた複数の回動変位可能な接
触部を、ウェブ料紙に接触させた状態で、その接触箇所
がウェブ料紙の走行による変位方向と異なる向きで変位
するよう回動させるか、又は接触箇所がウェブ料紙の走
行速度と異なる周面速度で変位するよう回動させるか、
あるいは接触箇所がウェブ料紙の走行による変位方向と
異なる向きで変位するとともに、ウェブ料紙の走行速度
と異なる周面速度で変位するよう回動させることで、接
触箇所における走行するウェブ料紙面の走行速度と押圧
部材の接触部の周面速度又は/および走行するウェブ料
紙の変位する向きと押圧部材の接触部の変位する向きを
異ならせ、互いに擦れることにより、押圧部材の接触部
は清浄な状態に維持される。その為、接触部に接するウ
ェブ料紙を汚すことがない。また、ウェブ料紙の両面に
押圧部材を設けた場合は、一方の押圧部材の接触部のウ
ェブ料紙との接触箇所をウェブ料紙の走行による変位の
向きと異なる向きで変位するよう回動させ、他方の押圧
部材の接触部のウェブ料紙との接触箇所をウェブ料紙の
走行速度と異なる周面速度となるよう回動変位させる場
合もある。波打ち調整手段によって、押圧部材をウェブ
料紙の一方面に対して遠近変位させるため、ウェブ料紙
に発生させる波打ちの大きさが調整される。変位制御手
段は、波打ち調整手段の調整によって遠近変位した押圧
部材に追従して押圧部材の接触部の回動変位を制御可能
である。
触部を、ウェブ料紙に接触させた状態で、その接触箇所
がウェブ料紙の走行による変位方向と異なる向きで変位
するよう回動させるか、又は接触箇所がウェブ料紙の走
行速度と異なる周面速度で変位するよう回動させるか、
あるいは接触箇所がウェブ料紙の走行による変位方向と
異なる向きで変位するとともに、ウェブ料紙の走行速度
と異なる周面速度で変位するよう回動させることで、接
触箇所における走行するウェブ料紙面の走行速度と押圧
部材の接触部の周面速度又は/および走行するウェブ料
紙の変位する向きと押圧部材の接触部の変位する向きを
異ならせ、互いに擦れることにより、押圧部材の接触部
は清浄な状態に維持される。その為、接触部に接するウ
ェブ料紙を汚すことがない。また、ウェブ料紙の両面に
押圧部材を設けた場合は、一方の押圧部材の接触部のウ
ェブ料紙との接触箇所をウェブ料紙の走行による変位の
向きと異なる向きで変位するよう回動させ、他方の押圧
部材の接触部のウェブ料紙との接触箇所をウェブ料紙の
走行速度と異なる周面速度となるよう回動変位させる場
合もある。波打ち調整手段によって、押圧部材をウェブ
料紙の一方面に対して遠近変位させるため、ウェブ料紙
に発生させる波打ちの大きさが調整される。変位制御手
段は、波打ち調整手段の調整によって遠近変位した押圧
部材に追従して押圧部材の接触部の回動変位を制御可能
である。
【0012】
【実施例】次に、この発明の実施例について、図面に基
づいて説明する。
づいて説明する。
【0013】図1乃至図4は、押圧部材1を走行するウ
ェブ料紙Wの一方面側のみに設けた実施例の斜視図、図
5乃至図9は、押圧部材1を走行するウェブ料紙Wの両
面側に設けた実施例の斜視図である。
ェブ料紙Wの一方面側のみに設けた実施例の斜視図、図
5乃至図9は、押圧部材1を走行するウェブ料紙Wの両
面側に設けた実施例の斜視図である。
【0014】図1は、押圧部材1のウェブ料紙Wとの接
触部1a、1b、1c、1d、1e、1fを軸である回
動軸1zと一体に一斉に回動するように設けた実施例で
ある。この実施例では、回動軸(軸)1zの一側部に
は、プーリー2zが設けられ、ベルト2xによって、変
位制御手段2の駆動手段2aに設けられたプーリー2y
と連結されている。2wはベルト張りプーリーである。
押圧部材1は、印刷部の上下流の少なくとも一方側近傍
に設けられる。
触部1a、1b、1c、1d、1e、1fを軸である回
動軸1zと一体に一斉に回動するように設けた実施例で
ある。この実施例では、回動軸(軸)1zの一側部に
は、プーリー2zが設けられ、ベルト2xによって、変
位制御手段2の駆動手段2aに設けられたプーリー2y
と連結されている。2wはベルト張りプーリーである。
押圧部材1は、印刷部の上下流の少なくとも一方側近傍
に設けられる。
【0015】変位制御手段2は、押圧部材1を変位させ
る駆動手段2a、押圧部材1の変位がウェブ料紙Wの走
行と異なる向き又は/及び異なる速度となるよう駆動手
段2aの作動を制御する作動制御手段2bを有する。更
に必要に応じて、作動制御手段2bにウェブ料紙Wの走
行速度に関連した信号、例えば輪転印刷機の駆動速度信
号を入力するための第1入力手段2c、作動制御手段2
bに押圧部材1の変位速度に関連した信号、例えば回動
軸1zの回動速度信号を入力するための第2入力手段2
d、作動制御手段2bにウェブ料紙Wの走行に対する押
圧部材1の変位の向きや変位速度比率を設定乃至変更す
る第3入力手段2eを具備する。
る駆動手段2a、押圧部材1の変位がウェブ料紙Wの走
行と異なる向き又は/及び異なる速度となるよう駆動手
段2aの作動を制御する作動制御手段2bを有する。更
に必要に応じて、作動制御手段2bにウェブ料紙Wの走
行速度に関連した信号、例えば輪転印刷機の駆動速度信
号を入力するための第1入力手段2c、作動制御手段2
bに押圧部材1の変位速度に関連した信号、例えば回動
軸1zの回動速度信号を入力するための第2入力手段2
d、作動制御手段2bにウェブ料紙Wの走行に対する押
圧部材1の変位の向きや変位速度比率を設定乃至変更す
る第3入力手段2eを具備する。
【0016】図1中3は、押圧部材1をウェブ料紙Wの
一方面に対して遠近変位させ、ウェブ料紙Wに発生させ
る波打ちの大きさを調整する波打ち調整手段である。波
打ち調整手段3は回動軸1zを偏心位置で回動自在に支
持する偏心スリーブ3a、3b、各偏心スリーブ3a、
3bと実質上一体に設けられた歯車3c、3d、歯車3
c、3dとそれぞれ噛合し、ウォームホイール3hとと
もに通し軸3gによって実質上一体に設けられた歯車3
e、3f、駆動手段3jに設けられウォームホイール3
hと噛合するウォーム3iを有する。図1中、Pは印刷
部である。
一方面に対して遠近変位させ、ウェブ料紙Wに発生させ
る波打ちの大きさを調整する波打ち調整手段である。波
打ち調整手段3は回動軸1zを偏心位置で回動自在に支
持する偏心スリーブ3a、3b、各偏心スリーブ3a、
3bと実質上一体に設けられた歯車3c、3d、歯車3
c、3dとそれぞれ噛合し、ウォームホイール3hとと
もに通し軸3gによって実質上一体に設けられた歯車3
e、3f、駆動手段3jに設けられウォームホイール3
hと噛合するウォーム3iを有する。図1中、Pは印刷
部である。
【0017】図1の実施例によれば、輪転印刷機が作動
すると、ウェブ料紙Wは、各印刷部Pで印刷されながら
走行する。また、変位制御手段2の駆動手段2aは、作
動制御手段2bの作動信号に従って作動し、プーリー2
y、ベルト2x、プーリー2z、回動軸1zを介して押
圧部材1を回動させる。作動制御手段2bは、第1入力
手段2c及び第2入力手段2dから入力される信号を参
照し、第3入力手段2eによって入力された設定に従っ
た作動信号を出力する。
すると、ウェブ料紙Wは、各印刷部Pで印刷されながら
走行する。また、変位制御手段2の駆動手段2aは、作
動制御手段2bの作動信号に従って作動し、プーリー2
y、ベルト2x、プーリー2z、回動軸1zを介して押
圧部材1を回動させる。作動制御手段2bは、第1入力
手段2c及び第2入力手段2dから入力される信号を参
照し、第3入力手段2eによって入力された設定に従っ
た作動信号を出力する。
【0018】従って、押圧部材1のウェブ料紙Wとの接
触部1a乃至1fは、ウェブ料紙Wの走行する向きと異
なる向き又は/及びウェブ料紙Wの走行速度と異なる周
面速度で回動変位し、走行するウェブ料紙Wによって擦
られる。
触部1a乃至1fは、ウェブ料紙Wの走行する向きと異
なる向き又は/及びウェブ料紙Wの走行速度と異なる周
面速度で回動変位し、走行するウェブ料紙Wによって擦
られる。
【0019】作動制御手段2bが、常に、駆動手段2a
を極めて低い速度又は高い速度、即ち、押圧部材1の変
位速度が、常に、輪転印刷機の印刷作動におけるウェブ
料紙Wの走行速度の最低速度に満たない速度又は最高速
度を超える速度になるよう作動させる作動信号を出力す
るときは、第1入力手段2c、第2入力手段2d、第3
入力手段2eは不要である。
を極めて低い速度又は高い速度、即ち、押圧部材1の変
位速度が、常に、輪転印刷機の印刷作動におけるウェブ
料紙Wの走行速度の最低速度に満たない速度又は最高速
度を超える速度になるよう作動させる作動信号を出力す
るときは、第1入力手段2c、第2入力手段2d、第3
入力手段2eは不要である。
【0020】変位制御手段2の駆動手段2aが、図示の
ように独立したものでなく輪転印刷機の駆動系と連係さ
れているとき(図示せず)は、第1入力手段2c、第2
入力手段2d、第3入力手段2eとともに、作動制御手
段2bが不要となり、必要に応じて、無段変速機等の変
速手段(図示せず)が設けられる。
ように独立したものでなく輪転印刷機の駆動系と連係さ
れているとき(図示せず)は、第1入力手段2c、第2
入力手段2d、第3入力手段2eとともに、作動制御手
段2bが不要となり、必要に応じて、無段変速機等の変
速手段(図示せず)が設けられる。
【0021】波打ち調整手段3は、駆動手段3jの作動
により、ウォーム3i、ウォームホイール3h、通し軸
3g、歯車3e、3f及び歯車3c、3dを介して偏心
スリーブ3a、3bを回動し、偏心スリーブ3a、3b
の偏心位置に支持された回動軸1zを介して押圧部材1
を、ウェブ料紙Wに対して遠近変位する。駆動手段3j
の作動は、印刷面の状況に応じて、手動又は/及び自動
にて行われる。
により、ウォーム3i、ウォームホイール3h、通し軸
3g、歯車3e、3f及び歯車3c、3dを介して偏心
スリーブ3a、3bを回動し、偏心スリーブ3a、3b
の偏心位置に支持された回動軸1zを介して押圧部材1
を、ウェブ料紙Wに対して遠近変位する。駆動手段3j
の作動は、印刷面の状況に応じて、手動又は/及び自動
にて行われる。
【0022】図2は、押圧部材1のウェブ料紙Wとの接
触部1a、1b、1c、1d、1e、1fを、それぞれ
別個に回動するよう軸である固定軸1yに設けた実施例
である。この実施例では、接触部1a乃至1fのそれぞ
れの周面の適宜の位置には、変位制御手段2の駆動手段
2aに設けられた駆動コロ2uが、適宜の押圧力で接触
させられている。
触部1a、1b、1c、1d、1e、1fを、それぞれ
別個に回動するよう軸である固定軸1yに設けた実施例
である。この実施例では、接触部1a乃至1fのそれぞ
れの周面の適宜の位置には、変位制御手段2の駆動手段
2aに設けられた駆動コロ2uが、適宜の押圧力で接触
させられている。
【0023】駆動手段2aは、後に記載する波打ち調整
手段3による押圧部材1のウェブ料紙W面に対する遠近
変位のときにも駆動コロ2uが接触部1a乃至1fとの
接触関係を維持できるように、例えば、固定軸1yに設
けられたブラケット(図示せず)に取り付けられる。
手段3による押圧部材1のウェブ料紙W面に対する遠近
変位のときにも駆動コロ2uが接触部1a乃至1fとの
接触関係を維持できるように、例えば、固定軸1yに設
けられたブラケット(図示せず)に取り付けられる。
【0024】変位制御手段2は、押圧部材1の各接触部
1a乃至1fを変位させる駆動手段2a、各接触部1a
乃至1fの変位がウェブ料紙Wの走行する向きと異なる
向き又は/及びウェブ料紙Wの走行速度と異なる周面速
度となるよう駆動手段2aの作動を制御する作動制御手
段2bを有する。更に必要に応じて、作動制御手段2b
にウェブ料紙Wの走行速度に関連した信号、例えば輪転
印刷機の駆動速度信号を入力するための第1入力手段2
c、作動制御手段2bに各接触部1a乃至1fの変位速
度に関連した信号、例えば各接触部1a乃至1fの回転
速度信号を入力するための第2入力手段2d、作動制御
手段2bにウェブ料紙Wの走行に対する各接触部1a乃
至1fの変位の向きや変位速度比率を設定乃至変更する
第3入力手段2eを具備する。
1a乃至1fを変位させる駆動手段2a、各接触部1a
乃至1fの変位がウェブ料紙Wの走行する向きと異なる
向き又は/及びウェブ料紙Wの走行速度と異なる周面速
度となるよう駆動手段2aの作動を制御する作動制御手
段2bを有する。更に必要に応じて、作動制御手段2b
にウェブ料紙Wの走行速度に関連した信号、例えば輪転
印刷機の駆動速度信号を入力するための第1入力手段2
c、作動制御手段2bに各接触部1a乃至1fの変位速
度に関連した信号、例えば各接触部1a乃至1fの回転
速度信号を入力するための第2入力手段2d、作動制御
手段2bにウェブ料紙Wの走行に対する各接触部1a乃
至1fの変位の向きや変位速度比率を設定乃至変更する
第3入力手段2eを具備する。
【0025】波打ち調整手段3は、押圧部材1をウェブ
料紙Wの一方面に対して遠近変位させ、ウェブ料紙Wに
発生させる波打ちの大きさを調整するもので、固定軸1
yを偏心スリーブ3a、偏心スリーブ3bが偏心位置で
固定状態に支持している以外の構成は、図1に示す波打
ち調整手段3と同一である。図2中、Pは印刷部であ
る。尚、図2は、繁雑さをさけるために、変位制御手段
2の作動制御手段2bと駆動手段2aとの連結及び作動
制御手段2bと第2入力手段2dとの連結の一部の図示
を省略した。
料紙Wの一方面に対して遠近変位させ、ウェブ料紙Wに
発生させる波打ちの大きさを調整するもので、固定軸1
yを偏心スリーブ3a、偏心スリーブ3bが偏心位置で
固定状態に支持している以外の構成は、図1に示す波打
ち調整手段3と同一である。図2中、Pは印刷部であ
る。尚、図2は、繁雑さをさけるために、変位制御手段
2の作動制御手段2bと駆動手段2aとの連結及び作動
制御手段2bと第2入力手段2dとの連結の一部の図示
を省略した。
【0026】図2の構成による作動は、変位制御手段2
の駆動手段2aが、作動制御手段2bの作動信号に従っ
て作動し、駆動コロ2uを介して接触部1a乃至1fを
それぞれ別個に回動させる以外の作動は、図1に示す構
成のものと同一である。
の駆動手段2aが、作動制御手段2bの作動信号に従っ
て作動し、駆動コロ2uを介して接触部1a乃至1fを
それぞれ別個に回動させる以外の作動は、図1に示す構
成のものと同一である。
【0027】図3は、図1に示した実施例の構成におけ
る、軸である回動軸1zに設けられたプーリー2zを制
動コロ2tに置きかえるとともに変位制御手段2の駆動
手段2aをレギュレーター2gを併設した制動手段2f
に置きかえ、制動手段2fに設けられた制動部材2sを
制動コロ2tに接触させることによって、ウェブ料紙W
の走行に連れてウェブ料紙Wの走行する向きに回動する
押圧部材1の変位を、ウェブ料紙Wの走行速度と異なる
周面速度となるように制御するようにした実施例を表
す。他の構成は、図1に示す構成と同一である。
る、軸である回動軸1zに設けられたプーリー2zを制
動コロ2tに置きかえるとともに変位制御手段2の駆動
手段2aをレギュレーター2gを併設した制動手段2f
に置きかえ、制動手段2fに設けられた制動部材2sを
制動コロ2tに接触させることによって、ウェブ料紙W
の走行に連れてウェブ料紙Wの走行する向きに回動する
押圧部材1の変位を、ウェブ料紙Wの走行速度と異なる
周面速度となるように制御するようにした実施例を表
す。他の構成は、図1に示す構成と同一である。
【0028】図3の構成からなる実施例では、輪転印刷
機が作動すると、ウェブ料紙Wは、各印刷部Pで印刷さ
れながら走行する。ウェブ料紙Wが走行すると、押圧部
材1は、接触部1a乃至1fとウェブ料紙Wとの間の摩
擦力によって連れ回り変位する。
機が作動すると、ウェブ料紙Wは、各印刷部Pで印刷さ
れながら走行する。ウェブ料紙Wが走行すると、押圧部
材1は、接触部1a乃至1fとウェブ料紙Wとの間の摩
擦力によって連れ回り変位する。
【0029】作動制御手段2bは、第1入力手段2c及
び第2入力手段2dから入力される信号を参照し、第3
入力手段2eによって入力された設定に従った作動信号
を出力し、制御手段2fによる制動部材2sの制動コロ
2tに対する押圧力を、レギュレーター2gを介して調
節する。従って、接触部1a乃至1fはウェブ料紙Wの
走行速度と異なる周面速度で回動し、走行するウェブ料
紙Wによって擦られる。尚、図3の構成では、第3入力
手段2cによる押圧部材1の回動の向きの設定はない。
び第2入力手段2dから入力される信号を参照し、第3
入力手段2eによって入力された設定に従った作動信号
を出力し、制御手段2fによる制動部材2sの制動コロ
2tに対する押圧力を、レギュレーター2gを介して調
節する。従って、接触部1a乃至1fはウェブ料紙Wの
走行速度と異なる周面速度で回動し、走行するウェブ料
紙Wによって擦られる。尚、図3の構成では、第3入力
手段2cによる押圧部材1の回動の向きの設定はない。
【0030】作動制御手段2bが周期的に作動信号を、
出力するようにし、押圧部材1の回動と停止を断続的に
行わせるように構成(図示せず)してもよく、このよう
な構成では、レギュレーター2gを省略してよい。また
第1入力手段2c、第2入力手段2d、第3入力手段2
eを省略してよい。
出力するようにし、押圧部材1の回動と停止を断続的に
行わせるように構成(図示せず)してもよく、このよう
な構成では、レギュレーター2gを省略してよい。また
第1入力手段2c、第2入力手段2d、第3入力手段2
eを省略してよい。
【0031】波打ち調整手段3の作動は、図1における
作動と同一である。
作動と同一である。
【0032】図4は、図2に図示した実施例の構成にお
ける、変位制御手段2の駆動手段2aをレギュレーター
2gを併設した制動手段2fに置きかえ、制動手段2f
に設けられた制動部材2sを、押圧部材1の接触部1a
乃至1fのそれぞれの周面の適宜の位置に接触させるこ
とによって、ウェブ料紙Wの走行に連れてウェブ料紙W
の走行する向きに回動する接触部1a乃至1fの変位
を、ウェブ料紙Wの走行速度と異なる周面速度となるよ
うに制御するようにしたもので、他の構成は、図2に示
す構成と同一である。
ける、変位制御手段2の駆動手段2aをレギュレーター
2gを併設した制動手段2fに置きかえ、制動手段2f
に設けられた制動部材2sを、押圧部材1の接触部1a
乃至1fのそれぞれの周面の適宜の位置に接触させるこ
とによって、ウェブ料紙Wの走行に連れてウェブ料紙W
の走行する向きに回動する接触部1a乃至1fの変位
を、ウェブ料紙Wの走行速度と異なる周面速度となるよ
うに制御するようにしたもので、他の構成は、図2に示
す構成と同一である。
【0033】尚、図4は、繁雑さをさけるために、変位
制御手段2の作動制御手段2bとレギュレーター2gを
介しての制動手段2fとの連結及び作動制御手段2bと
第2入力手段2dとの連結の一部の図示を省略した。
制御手段2の作動制御手段2bとレギュレーター2gを
介しての制動手段2fとの連結及び作動制御手段2bと
第2入力手段2dとの連結の一部の図示を省略した。
【0034】図4に図示される構成からなる実施例の作
動は、図3に図示される構成からなる実施例による作動
と略同様に、ウェブ料紙Wとの間の摩擦力によって、ウ
ェブ料紙Wの走行に連れ回り変位する押圧部材1の接触
部1a乃至1fを、制動手段2fを作動させて適宜に制
動するものである。詳細には、作動制御手段2bが、第
1入力手段2c及び第2入力手段2dから入力される信
号を参照し、第3入力手段2eによって入力された設定
に従った作動信号を出力し、制動手段2fによる制動部
材2sの制動コロ2tに対する押圧力を、レギュレータ
ー2gを介して調節する。従って、接触部1a乃至1f
はウェブ料紙の走行速度と異なる周面速度で回動し、走
行するウェブ料紙Wによって擦られるもので、他の作動
は図3に示す実施例の構成と同一である。
動は、図3に図示される構成からなる実施例による作動
と略同様に、ウェブ料紙Wとの間の摩擦力によって、ウ
ェブ料紙Wの走行に連れ回り変位する押圧部材1の接触
部1a乃至1fを、制動手段2fを作動させて適宜に制
動するものである。詳細には、作動制御手段2bが、第
1入力手段2c及び第2入力手段2dから入力される信
号を参照し、第3入力手段2eによって入力された設定
に従った作動信号を出力し、制動手段2fによる制動部
材2sの制動コロ2tに対する押圧力を、レギュレータ
ー2gを介して調節する。従って、接触部1a乃至1f
はウェブ料紙の走行速度と異なる周面速度で回動し、走
行するウェブ料紙Wによって擦られるもので、他の作動
は図3に示す実施例の構成と同一である。
【0035】図5に図示する実施例では、図1に図示し
た実施例の構成に加えて、ウェブ料紙Wの他方面側に、
一方面の押圧部材1における接触部1a乃至1fに対し
て少なくともウェブ料紙Wの幅方向にずらして、接触部
1g、1h、1i、1j、1kを軸である回動軸1′z
と一体に一斉に回動するように設けた、他の押圧部材
1′を設ける。更に、押圧部材1とは別個に、回動軸
1′zの一側部にはプーリー2zを設け、ベルト2xに
よって、変位制御手段2の駆動手段2aに設けられたプ
ーリー2yと連結している。2wはベルト張りプーリー
である。
た実施例の構成に加えて、ウェブ料紙Wの他方面側に、
一方面の押圧部材1における接触部1a乃至1fに対し
て少なくともウェブ料紙Wの幅方向にずらして、接触部
1g、1h、1i、1j、1kを軸である回動軸1′z
と一体に一斉に回動するように設けた、他の押圧部材
1′を設ける。更に、押圧部材1とは別個に、回動軸
1′zの一側部にはプーリー2zを設け、ベルト2xに
よって、変位制御手段2の駆動手段2aに設けられたプ
ーリー2yと連結している。2wはベルト張りプーリー
である。
【0036】回動軸1′zは、その両端が波打ち調整手
段3の偏心スリーブ3′a、3′bの偏心位置に回動自
在に支持されており、偏心スリーブ3′a、3′bに
は、それぞれ歯車3′c、3′dが実質上一体に設けら
れ、歯車3′c、3′dは、一方面側に設けられた押圧
部材1の回動軸1zの両端を回動自在に支持する偏心ス
リーブ3a、3bと実質上一体に設けられた歯車3c、
3dと、それぞれ噛合して設けられているもので、他の
構成は、図1に示す構成と同一である。
段3の偏心スリーブ3′a、3′bの偏心位置に回動自
在に支持されており、偏心スリーブ3′a、3′bに
は、それぞれ歯車3′c、3′dが実質上一体に設けら
れ、歯車3′c、3′dは、一方面側に設けられた押圧
部材1の回動軸1zの両端を回動自在に支持する偏心ス
リーブ3a、3bと実質上一体に設けられた歯車3c、
3dと、それぞれ噛合して設けられているもので、他の
構成は、図1に示す構成と同一である。
【0037】図5の構成による作動は、変位制御手段2
の駆動手段2aが、作動制御手段2bの作動信号に従っ
て作動し、押圧部材1、1′をそれぞれ別個に回動させ
る作動、及び、波打ち調整手段3の駆動手段3jの作動
により、ウォーム3i、ウォームホイール3h、通し軸
3g、歯車3e、3f及び歯車3c、3dを介して偏心
スリーブ3a、3bを回動するとともに、歯車3c、3
dと噛合する歯車3′c、3′dを介して偏心スリーブ
3′a、3′bを回動し、偏心スリーブ3a、3bの偏
心位置に支持された回動軸1zを介して押圧部材1をま
た偏心スリーブ3′a、3′bの偏心位置に支持された
回動軸1′zを介して押圧部材1′を、ウェブ料紙Wに
対して一斉に遠近変位する作動以外の作動は、図1に示
す構成の実施例と同一である。
の駆動手段2aが、作動制御手段2bの作動信号に従っ
て作動し、押圧部材1、1′をそれぞれ別個に回動させ
る作動、及び、波打ち調整手段3の駆動手段3jの作動
により、ウォーム3i、ウォームホイール3h、通し軸
3g、歯車3e、3f及び歯車3c、3dを介して偏心
スリーブ3a、3bを回動するとともに、歯車3c、3
dと噛合する歯車3′c、3′dを介して偏心スリーブ
3′a、3′bを回動し、偏心スリーブ3a、3bの偏
心位置に支持された回動軸1zを介して押圧部材1をま
た偏心スリーブ3′a、3′bの偏心位置に支持された
回動軸1′zを介して押圧部材1′を、ウェブ料紙Wに
対して一斉に遠近変位する作動以外の作動は、図1に示
す構成の実施例と同一である。
【0038】図6に図示する実施例は、図2に示した実
施例の構成に加えて、ウェブ料紙Wの他方面側に、一方
面側の押圧部材1における接触部1a乃至1fに対して
少なくともウェブ料紙Wの幅方向にずらして、接触部1
g、1h、1i、1j、1kを、それぞれ別個に回動す
るよう軸である固定軸1′yに設けた他の押圧部材1′
を設け、接触部1g乃至1kのそれぞれの周面の適宜の
位置には変位制御手段2の駆動手段2aに設けられた駆
動コロ2uが、適宜の押圧力で接触させられている。
施例の構成に加えて、ウェブ料紙Wの他方面側に、一方
面側の押圧部材1における接触部1a乃至1fに対して
少なくともウェブ料紙Wの幅方向にずらして、接触部1
g、1h、1i、1j、1kを、それぞれ別個に回動す
るよう軸である固定軸1′yに設けた他の押圧部材1′
を設け、接触部1g乃至1kのそれぞれの周面の適宜の
位置には変位制御手段2の駆動手段2aに設けられた駆
動コロ2uが、適宜の押圧力で接触させられている。
【0039】駆動手段2aは、後に記載する波打ち調整
手段3による押圧部材1のウェブ料紙W面に対する遠近
変位のときにも駆動コロ2uが接触部1g乃至1kとの
接触関係を維持できるように、例えば、固定軸1′yに
設けられたブラケット(図示せず)に取り付けられる。
手段3による押圧部材1のウェブ料紙W面に対する遠近
変位のときにも駆動コロ2uが接触部1g乃至1kとの
接触関係を維持できるように、例えば、固定軸1′yに
設けられたブラケット(図示せず)に取り付けられる。
【0040】更に、固定軸1′yは、その両端が波打ち
調整手段3の偏心スリーブ3′a、3′bの偏心位置に
固定状態に支持されており、偏心スリーブ3′a、3′
bには、それぞれ歯車3′c、3′dが実質上一体に設
けられ、歯車3′c、3′dは、一方面側に設けられた
押圧部材1の固定軸1yの両端を固定状態に支持する偏
心スリーブ3a、3bと実質上一体に設けられ歯車3
c、3dと、それぞれ噛合して設けられている。他の構
成は、図2に示す構成と同一である。
調整手段3の偏心スリーブ3′a、3′bの偏心位置に
固定状態に支持されており、偏心スリーブ3′a、3′
bには、それぞれ歯車3′c、3′dが実質上一体に設
けられ、歯車3′c、3′dは、一方面側に設けられた
押圧部材1の固定軸1yの両端を固定状態に支持する偏
心スリーブ3a、3bと実質上一体に設けられ歯車3
c、3dと、それぞれ噛合して設けられている。他の構
成は、図2に示す構成と同一である。
【0041】尚、図6は、繁雑さをさけるために、変位
制動手段2の第2入力手段2dの一部、並びに作動制御
手段2bと駆動手段2aとの連結及び作動制御手段2b
と第2入力手段2dとの連結の一部を省略した。
制動手段2の第2入力手段2dの一部、並びに作動制御
手段2bと駆動手段2aとの連結及び作動制御手段2b
と第2入力手段2dとの連結の一部を省略した。
【0042】図6の構成からなる実施例の作動は、変位
制御手段2の駆動手段2aが、作動制御手段2bの作動
信号に従って作動し、駆動コロ2uを介して接触部1g
乃至1kをそれぞれ別個に回動させる作動、及び、前記
図5に示す構成からなる実施例におけると同様に作動す
る波打ち調整手段3の作動以外の作動は、図2に示す構
成のものと同一である。
制御手段2の駆動手段2aが、作動制御手段2bの作動
信号に従って作動し、駆動コロ2uを介して接触部1g
乃至1kをそれぞれ別個に回動させる作動、及び、前記
図5に示す構成からなる実施例におけると同様に作動す
る波打ち調整手段3の作動以外の作動は、図2に示す構
成のものと同一である。
【0043】図7は、図5に示す構成からなる実施例に
おける、変位制御手段2の駆動手段2aを1つとし、押
圧部材1、1′のそれぞれの軸である回動軸1z、1′
zに設けたプーリー2z、2zを、駆動手段2aに設け
たプーリー2yと、ベルト2xによって連結した実施例
で、他の構成は図5に示す実施例の構成と同一である。
おける、変位制御手段2の駆動手段2aを1つとし、押
圧部材1、1′のそれぞれの軸である回動軸1z、1′
zに設けたプーリー2z、2zを、駆動手段2aに設け
たプーリー2yと、ベルト2xによって連結した実施例
で、他の構成は図5に示す実施例の構成と同一である。
【0044】図7の構成による実施例の作動は、変位制
御手段2の駆動手段2aが、作動制御手段2bの作動信
号に従って作動し、押圧部材1、1′を一斉に同一の向
きに回動させる作動以外の作動は、図5に示す実施例の
構成と同一である。
御手段2の駆動手段2aが、作動制御手段2bの作動信
号に従って作動し、押圧部材1、1′を一斉に同一の向
きに回動させる作動以外の作動は、図5に示す実施例の
構成と同一である。
【0045】前記のように押圧部材1、1′が一斉に同
一の向きに回動することによって、押圧部材1、1′の
いずれか一方の接触部1a乃至1f又は1g乃至1k
は、ウェブ料紙Wの走行と異なる向きに変位する。
一の向きに回動することによって、押圧部材1、1′の
いずれか一方の接触部1a乃至1f又は1g乃至1k
は、ウェブ料紙Wの走行と異なる向きに変位する。
【0046】図8は、図5に示した実施例の構成におけ
る、軸である回動軸1z、1′zにそれぞれ設けられた
プーリー2zを、いずれも制動コロ2tに置きかえると
ともに、変位制御手段2の駆動手段2aを、レギュレー
ター2gを併設した制動手段2fに置きかえ、制動手段
2fに設けられた制動部材2sを制動コロ2tに接触さ
せることによって、ウェブ料紙Wの走行に連れてウェブ
料紙Wの走行する向きに回動する押圧部材1、1′の変
位を、ウェブ料紙Wの走行速度と異なる周面速度となる
ように制御するようにしたものである。他の構成は、図
5に示す実施例の構成と同一である。図8の構成によれ
ば、輪転印刷機が作動すると、ウェブ料紙Wは、各印刷
部Pで印刷されながら走行する。
る、軸である回動軸1z、1′zにそれぞれ設けられた
プーリー2zを、いずれも制動コロ2tに置きかえると
ともに、変位制御手段2の駆動手段2aを、レギュレー
ター2gを併設した制動手段2fに置きかえ、制動手段
2fに設けられた制動部材2sを制動コロ2tに接触さ
せることによって、ウェブ料紙Wの走行に連れてウェブ
料紙Wの走行する向きに回動する押圧部材1、1′の変
位を、ウェブ料紙Wの走行速度と異なる周面速度となる
ように制御するようにしたものである。他の構成は、図
5に示す実施例の構成と同一である。図8の構成によれ
ば、輪転印刷機が作動すると、ウェブ料紙Wは、各印刷
部Pで印刷されながら走行する。
【0047】ウェブ料紙Wが走行すると、押圧部材1
は、接触部1a乃至1fとウェブ料紙Wとの間の摩擦力
によって、また押圧部材1′は接触部1g乃至1kとウ
ェブ料紙Wとの間の摩擦力によって、それぞれ連れ回り
変位する。
は、接触部1a乃至1fとウェブ料紙Wとの間の摩擦力
によって、また押圧部材1′は接触部1g乃至1kとウ
ェブ料紙Wとの間の摩擦力によって、それぞれ連れ回り
変位する。
【0048】作動制御手段2bは、第1入力手段2c及
び第2入力手段2dから入力される信号を参照し、第3
入力手段2eによって入力された設定に従った作動信号
を出力し、制動手段2fによる制動部材2sの制動コロ
2tに対する押圧力を、レギュレーター2gを介して調
節する。尚、図8の構成では、第3入力手段による押圧
部材1の回動の向きの設定はない。
び第2入力手段2dから入力される信号を参照し、第3
入力手段2eによって入力された設定に従った作動信号
を出力し、制動手段2fによる制動部材2sの制動コロ
2tに対する押圧力を、レギュレーター2gを介して調
節する。尚、図8の構成では、第3入力手段による押圧
部材1の回動の向きの設定はない。
【0049】また、作動制御手段2bが周期的に作動信
号を出力するようにし、押圧部材1、1′の変位と停止
を断続的に行わせるように構成(図示せず)してもよ
く、このような構成では、レギュレーターを省略してよ
い。また第1入力手段、第2入力手段、第3入力手段を
省略してよい。波打ち調整手段3の作動は、前記図5に
おける実施例の作動と同一である。
号を出力するようにし、押圧部材1、1′の変位と停止
を断続的に行わせるように構成(図示せず)してもよ
く、このような構成では、レギュレーターを省略してよ
い。また第1入力手段、第2入力手段、第3入力手段を
省略してよい。波打ち調整手段3の作動は、前記図5に
おける実施例の作動と同一である。
【0050】図9は、図6に示した構成における、変位
制御手段2の、駆動手段2aをレギュレーター2gを併
設した制動手段2fに置きかえ、制動手段2fに設けら
れた制動部材2sを、押圧部材1及び1′の接触部1a
乃至1f及び1g乃至1kのそれぞれの周面の適宜の位
置に接触させることによって、ウェブ料紙Wの走行に連
れてウェブ料紙Wの走行する向きに回動する1a乃至1
fの変位を、ウェブ料紙Wの走行速度と異なる周面速度
となるように制御するようにしたもので、他の構成は、
図6に示す実施例の構成と同一である。
制御手段2の、駆動手段2aをレギュレーター2gを併
設した制動手段2fに置きかえ、制動手段2fに設けら
れた制動部材2sを、押圧部材1及び1′の接触部1a
乃至1f及び1g乃至1kのそれぞれの周面の適宜の位
置に接触させることによって、ウェブ料紙Wの走行に連
れてウェブ料紙Wの走行する向きに回動する1a乃至1
fの変位を、ウェブ料紙Wの走行速度と異なる周面速度
となるように制御するようにしたもので、他の構成は、
図6に示す実施例の構成と同一である。
【0051】尚、図9は、繁雑さをさけるために、変位
制御手段2の第2入力手段2d及びレギュレーター2g
の一部、並びに作動制御手段2bとしレギュレーター2
gを介しての制動手段2fとの連結及び作動制御手段2
bと第2入力手段2dとの連結の一部を省略した。
制御手段2の第2入力手段2d及びレギュレーター2g
の一部、並びに作動制御手段2bとしレギュレーター2
gを介しての制動手段2fとの連結及び作動制御手段2
bと第2入力手段2dとの連結の一部を省略した。
【0052】図9に図示される構成からなる実施例によ
る作動は、図8の構成による実施例の作動と略同様に、
ウェブ料紙Wとの間の摩擦力によって、ウェブ料紙Wの
走行に連れ回り変位する押圧部材1及び1′の接触部1
a乃至1f及び1g乃至1kを、制動手段2fを作動さ
せて適宜に制御するもので、詳細には、作動制御手段2
bが、第1入力手段2c及び第2入力手段2dから入力
される信号を参照し、第3入力手段2eによって入力さ
れた設定に従った作動信号を出力し、制動手段2fによ
る制動部材2sの制動コロ2tに対する押圧力を、レギ
ュレーター2gを介して調節する。従って、接触部1a
乃至1f及び1g乃至1kはウェブ料紙Wの走行速度と
異なる周面速度で回動し、走行するウェブ料紙Wによっ
て擦られるもので、他の作動は図8に示す実施例の構成
と同一である。
る作動は、図8の構成による実施例の作動と略同様に、
ウェブ料紙Wとの間の摩擦力によって、ウェブ料紙Wの
走行に連れ回り変位する押圧部材1及び1′の接触部1
a乃至1f及び1g乃至1kを、制動手段2fを作動さ
せて適宜に制御するもので、詳細には、作動制御手段2
bが、第1入力手段2c及び第2入力手段2dから入力
される信号を参照し、第3入力手段2eによって入力さ
れた設定に従った作動信号を出力し、制動手段2fによ
る制動部材2sの制動コロ2tに対する押圧力を、レギ
ュレーター2gを介して調節する。従って、接触部1a
乃至1f及び1g乃至1kはウェブ料紙Wの走行速度と
異なる周面速度で回動し、走行するウェブ料紙Wによっ
て擦られるもので、他の作動は図8に示す実施例の構成
と同一である。
【0053】この発明は、以上記載の実施例に限定され
るものではなく、特許請求の範囲を逸脱しない設計上の
改変を含むものである。
るものではなく、特許請求の範囲を逸脱しない設計上の
改変を含むものである。
【0054】
【発明の効果】以上記載の通り、この発明の実施によ
り、押圧部材の接触部は、走行するウェブ料紙によって
擦られ、常時清浄な状態に維持される。
り、押圧部材の接触部は、走行するウェブ料紙によって
擦られ、常時清浄な状態に維持される。
【0055】従って、接触部に付着、堆積する紙粉やイ
ンキ等による印刷面の汚れを無くすことができ、また付
着、堆積した紙粉やインキ等が欠け落ち、刷版やブラン
ケット、あるいはインキ供給系に付着することによって
発生する、印刷品質の低下をなくすことができ、良好な
印刷品質の維持に大きな効果を示す。
ンキ等による印刷面の汚れを無くすことができ、また付
着、堆積した紙粉やインキ等が欠け落ち、刷版やブラン
ケット、あるいはインキ供給系に付着することによって
発生する、印刷品質の低下をなくすことができ、良好な
印刷品質の維持に大きな効果を示す。
【0056】
【図1】押圧部材をウェブ料紙の一方面に設け、一体で
回動する接触部を駆動回動するこの発明の実施例の斜視
図
回動する接触部を駆動回動するこの発明の実施例の斜視
図
【図2】押圧部材をウェブ料紙の一方面に設け、別個に
回動する接触部を別個に駆動回動するこの発明の実施例
の斜視図
回動する接触部を別個に駆動回動するこの発明の実施例
の斜視図
【図3】押圧部材をウェブ料紙の一方面に設け、一体で
回動する接触部を制動するこの発明の実施例の斜視図
回動する接触部を制動するこの発明の実施例の斜視図
【図4】押圧部材をウェブ料紙の一方面に設け、別個に
回動する接触部を別個に制動するこの発明の実施例
回動する接触部を別個に制動するこの発明の実施例
【図5】押圧部材をウェブ料紙の両面側に設け、ウェブ
料紙の各面側の一体で回動する接触部をそれぞれ駆動回
動するこの発明の実施例の斜視図
料紙の各面側の一体で回動する接触部をそれぞれ駆動回
動するこの発明の実施例の斜視図
【図6】押圧部材をウェブ料紙の両面側に設け、ウェブ
料紙の各面側の別個に回動する接触部を別個に駆動回動
するこの発明の実施例の斜視図
料紙の各面側の別個に回動する接触部を別個に駆動回動
するこの発明の実施例の斜視図
【図7】押圧部材をウェブ料紙の両面側に設け、ウェブ
料紙の各面側の一体で回動する接触部を駆動連結して駆
動回動するこの発明の実施例の斜視図
料紙の各面側の一体で回動する接触部を駆動連結して駆
動回動するこの発明の実施例の斜視図
【図8】押圧部材をウェブ料紙の両面側に設け、ウェブ
料紙各面側の一体で回動する接触部をそれぞれ制動する
この発明の実施例の斜視図
料紙各面側の一体で回動する接触部をそれぞれ制動する
この発明の実施例の斜視図
【図9】押圧部材をウェブ料紙の両面側に設け、ウェブ
料紙の各面側の別個に回動する接触部を別個に制動する
この発明の実施例の斜視図
料紙の各面側の別個に回動する接触部を別個に制動する
この発明の実施例の斜視図
【図10】印刷部を積み重ねた重ね印刷可能な平版輪転
印刷機の概略正面図
印刷機の概略正面図
1 押圧部材 1′ 押圧部材 1a 接触部 1b 接触部 1c 接触部 1d 接触部 1e 接触部 1f 接触部 1g 接触部 1h 接触部 1i 接触部 1j 接触部 1k 接触部 1y 軸(固定軸) 1′y 軸(固定軸) 1z 軸(回動軸) 1′z 軸(回動軸) 2 変位制御手段 2a 駆動手段 2b 作動制御手段 2c 第1入力手段 2d 第2入力手段 2e 第3入力手段 2f 制動手段 2g レギュレーター 2s 制動部材 2t 制動コロ 2u 駆動コロ 2w ベルト張りプーリー 2x ベルト 2y プーリー 2z プーリー 3 波打ち調整手段 3a 偏心スリーブ 3b 偏心スリーブ 3′a 偏心スリーブ 3′b 偏心スリーブ 3c 歯車 3d 歯車 3e 歯車 3f 歯車 3′c 歯車 3′d 歯車 3g 通し軸 3h ウォームホイール 3i ウォーム 3j 駆動手段 P 印刷部 TP 平版輪転印刷機 W ウェブ料紙
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−178511(JP,A) 特開 平4−58791(JP,A) 特開 平1−181667(JP,A) 特開 平1−209139(JP,A) 実開 平1−112937(JP,U)
Claims (5)
- 【請求項1】 押圧部材の複数の接触部を接触させてウ
ェブ料紙に波打ちを発生させウェブ料紙の幅を調整する
装置において; 走行するウェブ料紙の少なくとも一方面側に、ウェブ料
紙の走行する方向に対して直角でかつウェブ料紙の面に
対して平行に設けた軸と、軸にウェブ料紙の幅方向に亙
って複数設けられ、ウェブ料紙の面を直角方向から押圧
してウェブ料紙に接触するとともに、ウェブ料紙に接触
した状態で回動変位可能な接触部とから成る押圧部材
と; 押圧部材をウェブ料紙の一方面に対して遠近変位させる
波打ち調整手段と; 押圧部材の接触部をウェブ料紙との接触箇所において、
ウェブ料紙が変位する向きと異なる向きに変位する回動
をさせ又は/及び押圧部材の接触部をウェブ料紙との接
触箇所においてウェブ料紙が変位する速度と異なる速度
で変位する回動をさせるよう接触部の回動変位を制御す
るとともに、波打ち調整手段の調整によって遠近変位し
た押圧部材に追従して押圧部材の接触部の回動変位を制
御可能な変位制御手段とを有し、 ウェブ料紙と押圧部材の接触部との接触箇所において、
走行するウェブ料紙によって接触部が擦られることを特
徴とするウェブ料紙調幅装置。 - 【請求項2】 押圧部材の複数の接触部が、軸と一体に
回動する接触部であり、軸が変位制御手段と連係する軸
である請求項1記載のウェブ料紙調幅装置。 - 【請求項3】 押圧部材の複数の接触部が、各々独立に
軸に対して回動できるように設けられ、各々の接触部は
各々別個の変位制御手段と連係する接触部である請求項
1記載のウェブ料紙調幅装置。 - 【請求項4】 変位制御手段が駆動手段である請求項1
又は請求項2又は請求項3に記載のウェブ料紙調幅装
置。 - 【請求項5】 変位制御手段が制動手段である請求項1
又は請求項2又は請求項3に記載のウェブ料紙調幅装
置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5085285A JP2968905B2 (ja) | 1993-03-19 | 1993-03-19 | ウェブ料紙の調幅装置 |
US08/417,729 US5511473A (en) | 1993-03-19 | 1995-04-06 | Width adjusting device for a paper web |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5085285A JP2968905B2 (ja) | 1993-03-19 | 1993-03-19 | ウェブ料紙の調幅装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06270384A JPH06270384A (ja) | 1994-09-27 |
JP2968905B2 true JP2968905B2 (ja) | 1999-11-02 |
Family
ID=13854306
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5085285A Expired - Lifetime JP2968905B2 (ja) | 1993-03-19 | 1993-03-19 | ウェブ料紙の調幅装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5511473A (ja) |
JP (1) | JP2968905B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0838420B1 (de) * | 1996-10-25 | 2001-01-03 | Koenig & Bauer Aktiengesellschaft | Vorrichtung zur Korrektur des Fan-Out-Effektes an Rollenrotationsdruckmaschinen |
JP2927782B1 (ja) * | 1998-07-23 | 1999-07-28 | 株式会社東京機械製作所 | 紙しわ防止装置 |
JP3737785B2 (ja) * | 2002-07-03 | 2006-01-25 | 株式会社東京機械製作所 | 連続紙の幅調整装置 |
EP2657021A1 (en) * | 2012-04-24 | 2013-10-30 | KBA-NotaSys SA | Adjustable drive unit of a printing press and printing press, especially intaglio printing press, comprising the same |
Family Cites Families (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3098432A (en) * | 1961-08-29 | 1963-07-23 | Armstrong Cork Co | Web tension control for multi-unit printing press |
US3147898A (en) * | 1962-07-10 | 1964-09-08 | William F Huck | Transverse web control devices |
US3467008A (en) * | 1967-01-31 | 1969-09-16 | Julius A Domotor | Means and method for removing foreign particles from lithographic press |
US3982327A (en) * | 1975-05-01 | 1976-09-28 | Midland-Ross Corporation | Air-dispensing web-floating apparatus |
US4303189A (en) * | 1979-12-27 | 1981-12-01 | Tex-Fab, Inc. | System and method for aligning fabric |
GB8611722D0 (en) * | 1986-05-14 | 1986-06-25 | Drg Uk Ltd | Processing paper & other webs |
US4696230A (en) * | 1986-09-25 | 1987-09-29 | Barkley Corporation | Adjustable bustle-forming apparatus for maintaining registration of multicolor images on printing webs |
JPH01181667A (ja) * | 1988-01-14 | 1989-07-19 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 印刷機のガイドローラ駆動装置 |
JP2602488B2 (ja) * | 1989-05-30 | 1997-04-23 | 株式会社 東京機械製作所 | 両面多色印刷機 |
JP3044750B2 (ja) * | 1990-06-27 | 2000-05-22 | セイコーエプソン株式会社 | 波動ステップモータの駆動制御装置 |
JPH04309476A (ja) * | 1991-04-08 | 1992-11-02 | Kobe Steel Ltd | 銅クラッド鋼板の製造方法 |
EP0511424B1 (en) * | 1991-04-30 | 1995-06-07 | Hirakawa Kogyosha Co., Ltd. | Sheetlike article conveying roller assembly |
DE4116415C2 (de) * | 1991-05-18 | 1993-10-14 | Roland Man Druckmasch | Druckwerk für den Mehrfarbendruck |
JPH0825261B2 (ja) * | 1991-11-15 | 1996-03-13 | 株式会社東京機械製作所 | 多色刷用平版輪転印刷機 |
JPH0749347B2 (ja) * | 1991-12-26 | 1995-05-31 | 株式会社東京機械製作所 | ウェブ料紙調幅装置及びウェブ料紙調幅方法及びウェブ料紙調幅装置を有する平版輪転印刷機 |
-
1993
- 1993-03-19 JP JP5085285A patent/JP2968905B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1995
- 1995-04-06 US US08/417,729 patent/US5511473A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06270384A (ja) | 1994-09-27 |
US5511473A (en) | 1996-04-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5191835A (en) | Film dampening system for a rotary offset press | |
US4930415A (en) | Automatic web guide roller cleaning device | |
JP2943101B2 (ja) | ターンバー装置 | |
JP4235960B2 (ja) | 長尺印刷物用印刷装置 | |
JP2000094633A (ja) | ウェブ輪転印刷機のためのインプリント印刷ユニット | |
JPS62149449A (ja) | 輪転印刷機におけるガイドロ−ラ拭浄方法及びその装置 | |
JP2968905B2 (ja) | ウェブ料紙の調幅装置 | |
JP2566897B2 (ja) | 多色刷平版印刷機 | |
JP3727978B2 (ja) | オフセット輪転印刷機用の印刷ユニット | |
JP2000280441A (ja) | 平版の給湿方法、この給湿方法を実施する湿し装置、および、この湿し装置を有する平板印刷機 | |
JPH08238753A (ja) | オフセット印刷機のローラ用の駆動装置 | |
EP0292492B1 (en) | Printing apparatus | |
JPH06134959A (ja) | ウェブ料紙の調幅方法及び調幅装置及び調幅装置を有 する平版輪転印刷機 | |
US5074205A (en) | Printing apparatus | |
JPH09201938A (ja) | キャリッジガイド内を移動可能な、軸受キャリッジの移送装置 | |
JPH0629112B2 (ja) | アングルバー装置 | |
GB2276847A (en) | Plate cylinder cleaning system | |
JP3393918B2 (ja) | ヒッキー除去装置及び方法 | |
JPH0688400B2 (ja) | オフセツト印刷機に用いられる湿し装置を駆動する装置 | |
JP4318109B2 (ja) | フォーム印刷機における印刷部の紙送り速度調整装置 | |
JPS6371058A (ja) | 連続シ−トの間欠送り装置 | |
JP2007062375A (ja) | オフセット印刷機のための駆動装置 | |
US6264190B1 (en) | Suction unit in sheet-fed rotary printing press | |
JP3631907B2 (ja) | オフセット印刷機の駆動装置 | |
JP5311928B2 (ja) | 輪転印刷機のための1つ又は2つ以上の重ねられたウェブを駆動するための装置及び輪転印刷機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080820 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110820 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110820 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130820 Year of fee payment: 14 |