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JP2956214B2 - 圧電素子形印字ヘッドの駆動方法 - Google Patents

圧電素子形印字ヘッドの駆動方法

Info

Publication number
JP2956214B2
JP2956214B2 JP40180690A JP40180690A JP2956214B2 JP 2956214 B2 JP2956214 B2 JP 2956214B2 JP 40180690 A JP40180690 A JP 40180690A JP 40180690 A JP40180690 A JP 40180690A JP 2956214 B2 JP2956214 B2 JP 2956214B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printing
print
piezoelectric element
vibration
print head
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP40180690A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04214365A (ja
Inventor
稔 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP40180690A priority Critical patent/JP2956214B2/ja
Publication of JPH04214365A publication Critical patent/JPH04214365A/ja
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Publication of JP2956214B2 publication Critical patent/JP2956214B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Impact Printers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は圧電素子形印字ヘッドの
駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図7の側面図に示す如く圧電素子形印字
ヘッド1は、圧電素子で成るアクチェータ2と、アクチ
ェータ2の伸縮面に当接する当接部3aを有するアーマ
チュア3と、アーマチュア3をばね部4を介して支持す
る支柱5と、アーマチュア3の先端に備えられたビーム
6を介して支持された印字ワイヤ7とから構成されてい
る。
【0003】アクチェータ2は、圧電素子2aの小片を
複数枚積層して柱状に形成したものであって、各圧電素
子2aの境界には内部電極が備えられアクチェータ2に
沿って外側に設けられた2本の外部電極に対して1枚置
きに交互に接続されている。
【0004】斯かる構成のアクチェータ2の外部電極
に、印字信号に基づいた電荷を印加することで圧電素子
2aの個々に電歪を生じさせ、柱状となったアクチェー
タ2自体が伸縮する。
【0005】この伸縮量は微小なものであって、印字ヘ
ッドとしてはこの微小な運動を梃の原理を使用したアー
マチュア3やばね部4や支柱5及びビーム6等から成る
拡大機構に依って拡大して印字ワイヤ7を駆動し印字を
行うようにしている。
【0006】図8はアクチェータ2に印加される印字信
号の波形図であって所定の電圧V3を矩形波状に時間T1
加するようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上の説明のように、
アクチェータに印字信号に基づく電荷を印加して印字を
行っているが、アクチェータの伸縮量は微小であって、
特に印字の最初が共振状態が無い為に印字濃度が薄くな
る。又、連続印字でも信号が不連続で共振状態が断たれ
ると同様の問題を生じる。これは共振状態が無い為に印
字エネルギーが少なく、印字ワイヤの押圧力が低くなっ
て連続印字の時の濃度に比べて濃度が薄くなると言うも
のである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に於いては、図1
の信号波形図に示す如く、印字に際しては、印字信号を
タイミング信号で区分し今と次の2つのものに注目
し、今が無くて次が有る場合には今の時点で印字に要
する振幅の印字振動Fよりも小さい振幅で印字しない
備振動fを付加するようにしたもので、又、図2の信号
波形図に示す如く、印字に際して、タイミング信号Mに
同期して、印字に要する振幅よりも小さい振幅で印字し
ない予備振動fを常に付与すると共に、印字信号に基づ
き印字に要する振幅の印字振動Fを印加するようにした
ものである。
【0009】
【作用】印字の為の振動の前に必ず予備振動が加わり、
圧電素子のアクチェータは共振状態となる為に印字ワイ
ヤのエネルギーは増強される。
【0010】
【実施例】本発明に於いては、図1の信号波形図に示す
如く、印字に際しては、タイミング信号で区分して今
と次の2つの印字信号に注目し、今が無くて次が有る場
合には今の時点で印字に要する振幅の印字振動Fより
も小さい振幅で印字しない予備振動fを付加するように
したもので、又、図2の信号波形図に示す如く、印字に
際して、タイミング信号Mに同期して、印字に要する振
幅よりも小さい振幅で印字しない予備振動fを常に付与
すると共に、印字信号に基づき印字に要する振幅の印字
振動Fを印加するようにしたものである。
【0011】この時、印字振動Fの駆動電圧V2は予備振
動fの駆動電圧V1よりも大である。即ち、本発明のよう
に圧電素子形印字ヘッド1を駆動するプリンタは、図3
の構成ブロック図に示す如く、制御部8と駆動部9を有
し、制御部8には印字信号Sと印字ヘッド1の移動に依
って生じるエンコーダ10からのタイミング信号Mが入力
される。
【0012】制御部8は図4に示す如く、マイクロプロ
セッサユニット(MPU)11と、Work用RAM12と、プ
ログラム用ROM13と、I/O Port14 とを備え、夫々
がDATA-BUS15及びADDRESS-BUS 16に依って接続されてい
る。
【0013】印字信号S及びタイミング信号MがI/O
Port14 に入力されると、1行分の印字データがWork用
RAM12に記録される。プログラム用ROM13には印字
ヘッド1に印加する電圧のタイミングや大きさが記録さ
れており、MPU11はWork用RAM12に記録された印字
データをプログラム用ROM13に記録されたデータ及び
タイミング信号Mに依って印字振動用信号Fと予備振動
用信号fを図3の駆動部9に出力する。
【0014】駆動部9は印字振動用信号Fと予備振動用
信号fを制御部8の指示通り並べて圧電素子形印字ヘッ
ド1に印加し駆動する。制御部8に依る制御方法は、図
1の場合、図5のフローチャートに示す如く、先ず圧電
素子形印字ヘッド1を移動させてエンコーダ10からタイ
ミング信号を入力する。
【0015】次にタイミング信号の有無を識別し、識別
出来ない場合は印字動作を終了させる。即ち、タイミン
グ信号が印字動作の基準となっており識別された場合
は、印字データをWork用RAM12に入力し、印字データ
の今と次に注目する。
【0016】例えば図1のFのような印字信号を入力し
た場合、今の時点で印字信号が無く次の時点で印字信号
が有ることが判る。このような場合には、同図fのよう
な予備振動を今の時点に追加する。
【0017】そして次の印字振動を行った後、次の時点
に印字信号が無く更にその次の時点に印字信号が有る場
合には、欠如した時点に予備振動を追加する。次の時点
も更に次の時点にも印字信号が無い、即ち2個以上連続
して印字信号が無い場合には無処理とし、予備振動の追
加等は行わない。
【0018】連続印字等で印字信号が連続している場合
には、連続して印字振動を行う。このようにすることで
印字振動の前には必ず予備振動が加わり、圧電素子形印
字ヘッド1は共振状態で印字動作を行うことになる。
【0019】一方図2に示す制御方法は、図6のフロー
チャートに示す如く、図1同様に先ず圧電素子形印字ヘ
ッド1を移動させてエンコーダ10からタイミング信号M
を入力する。
【0020】次にタイミング信号Mの有無を識別し、識
別出来ない場合は印字動作を終了させる。タイミング信
号が識別された場合は印字データをWork用RAM12に入
力する。
【0021】制御部8は印字データの有無に係わらず
備振動fをタイミング信号Mに準拠して常に発生させ
る。そして印字データが有る場合には、更に印字振動F
出力する。
【0022】この方法は、印字開始と共に予備振動fが
発生して圧電素子形印字ヘッド1は共振状態となる為
に、より強い印字動作が行われる。尚、図1及び図2に
於いて予備振動fを掛け始める方向は印字振動Fと同方
向となっているが、逆方向であっても良い。
【0023】
【発明の効果】本発明に依って圧電素子形印字ヘッドの
印字は、必ず共振状態中で行われることになり、印字振
動が高いエネルギーで行われ高濃度の印字が行われるよ
うになる等、経済上及び産業上に多大の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の圧電素子形印字ヘッドの駆動方法を
示す波形図、
【図2】 本発明の圧電素子形印字ヘッドの他の駆動方
法を示す波形図、
【図3】 プリンタの構成ブロック図、
【図4】 制御部の構成ブロック図、
【図5】 図1の制御方法のフローチャート、
【図6】 図2の制御方法のフローチャート、
【図7】 圧電素子形印字ヘッドの側面図、
【図8】 従来の印字信号の波形図、
【符号の説明】
1は圧電素子形印字ヘッド、 8は制御部、 9は駆動部、 10はエンコーダ、 11はMPU、 12はWork用RAM、 13はプログラム用ROM、 14はI/O Port 、 15はDATA-BUS、 16はADDRESS-BUS 、
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 2/30 B41J 2/295

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印字に際しては、タイミング信号Mで区分
    した今と次の2つの印字信号に注目し、今が無くて次が
    有る場合には今の時点で印字に要する振幅を有する印
    字振動Fよりも小さい振幅で印字しない予備振動fを付
    加するようにしたことを特徴とする圧電素子形印字ヘッ
    ドの駆動方法。
  2. 【請求項2】印字に際して、タイミング信号Mに同期し
    て、印字に要する振幅よりも小さい振幅で印字しない
    備振動fを常に付与すると共に、印字信号に基づき印字
    に要する振幅を有する印字振動Fを印加するようにした
    ことを特徴とする圧電素子形印字ヘッドの駆動方法。
  3. 【請求項3】備振動fを掛け始める方向は、印字振動
    Fと同一或いは反対方向であることを特徴とする請求項
    1又は2記載の圧電素子形印字ヘッドの駆動方法。
JP40180690A 1990-12-13 1990-12-13 圧電素子形印字ヘッドの駆動方法 Expired - Lifetime JP2956214B2 (ja)

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JPH04214365A JPH04214365A (ja) 1992-08-05
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Legal Events

Date Code Title Description
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Effective date: 19990622