JP2946897B2 - 撮像装置 - Google Patents
撮像装置Info
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 12
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 3
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 101100115215 Caenorhabditis elegans cul-2 gene Proteins 0.000 description 1
- 101000857682 Homo sapiens Runt-related transcription factor 2 Proteins 0.000 description 1
- 102100025368 Runt-related transcription factor 2 Human genes 0.000 description 1
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 1
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- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は撮像装置に係り、特に連
続した画像信号を生成する撮像装置に関する。
続した画像信号を生成する撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、CCD(Charge Coupled Devi
ce)等の撮像素子の撮像面に撮像した画像を走査して連
続したテレビジョン信号を得るCCDカメラ等の撮像装
置が知られている。
ce)等の撮像素子の撮像面に撮像した画像を走査して連
続したテレビジョン信号を得るCCDカメラ等の撮像装
置が知られている。
【0003】CCDカメラは、通常撮影者が手に持って
使用するか、または三脚等により支持して使用する。三
脚等により支持する場合には、CCDカメラを水平方
向、垂直方向にパン可能に支持する場合と、CCDカメ
ラを固定して支持する場合がある。
使用するか、または三脚等により支持して使用する。三
脚等により支持する場合には、CCDカメラを水平方
向、垂直方向にパン可能に支持する場合と、CCDカメ
ラを固定して支持する場合がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
撮像装置(CCDカメラ)により移動する被写体(例え
ば、歩いている人物)を撮像して常に画面の中央付近に
とらえるためには、手持ち撮影の場合、三脚に支持して
撮影する場合にかかわらず、撮影者が撮像装置を人物の
動きに合わせて上下、あるいは左右に動かして被写体を
追尾しフレーミングしてやる必要があり、撮影者が必ず
撮像装置に付いてこれを操作する必要があった。
撮像装置(CCDカメラ)により移動する被写体(例え
ば、歩いている人物)を撮像して常に画面の中央付近に
とらえるためには、手持ち撮影の場合、三脚に支持して
撮影する場合にかかわらず、撮影者が撮像装置を人物の
動きに合わせて上下、あるいは左右に動かして被写体を
追尾しフレーミングしてやる必要があり、撮影者が必ず
撮像装置に付いてこれを操作する必要があった。
【0005】上記の点に鑑み本発明では、撮影者が撮像
装置に付いて操作することなく移動する被写体を追尾し
て画面の所定位置ににとらえることの出来る撮像装置を
提供することを目的とする。
装置に付いて操作することなく移動する被写体を追尾し
て画面の所定位置ににとらえることの出来る撮像装置を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の問題は図1のとお
り構成することにより解決される。
り構成することにより解決される。
【0007】即ち、撮像素子1に撮像される画像を走査
して連続した画像信号VPN(Nは整数)を生成する画像
信号生成手段2と、画像信号生成手段2よりの前回の画
像信号VP(N-1)と今回の画像信号VPNとを比較して被写
体の動き検出を行う動き検出手段3と、動き検出手段3
の検出結果に応じて被写体を撮像素子1の所定の領域に
撮像するよう撮像素子1を機械的に駆動制御する撮像素
子駆動手段4とを具備してなる撮像装置において、撮像
素子1が撮像する画面に、中央領域と、この中央領域の
周囲に形成された周囲領域と、この中央領域の下部に形
成された下部領域とにより構成されるターゲットエリア
を設定し、かつ、動き検出手段3が前回の画像信号V
P(N-1)と今回の画像信号VPNとを比較することにより、
被写体がターゲットエリアの中央領域から周囲領域に移
動したと検知すると共に、当該移動に伴い中央領域の画
像信号のレベルと下部領域の画像信号のレベルが同時に
変化したと検知した時、撮像素子駆動手段4が中央領域
にて被写体が撮像されるよう撮像素子1を駆動制御する
構成とした。
して連続した画像信号VPN(Nは整数)を生成する画像
信号生成手段2と、画像信号生成手段2よりの前回の画
像信号VP(N-1)と今回の画像信号VPNとを比較して被写
体の動き検出を行う動き検出手段3と、動き検出手段3
の検出結果に応じて被写体を撮像素子1の所定の領域に
撮像するよう撮像素子1を機械的に駆動制御する撮像素
子駆動手段4とを具備してなる撮像装置において、撮像
素子1が撮像する画面に、中央領域と、この中央領域の
周囲に形成された周囲領域と、この中央領域の下部に形
成された下部領域とにより構成されるターゲットエリア
を設定し、かつ、動き検出手段3が前回の画像信号V
P(N-1)と今回の画像信号VPNとを比較することにより、
被写体がターゲットエリアの中央領域から周囲領域に移
動したと検知すると共に、当該移動に伴い中央領域の画
像信号のレベルと下部領域の画像信号のレベルが同時に
変化したと検知した時、撮像素子駆動手段4が中央領域
にて被写体が撮像されるよう撮像素子1を駆動制御する
構成とした。
【0008】
【作用】上記構成の本発明によれば、動き検出手段3に
より被写体の動きを検出した検出結果に応じ、撮像素子
駆動手段4が被写体を撮像素子1の撮像面のたとえば中
央付近に撮像するよう撮像素子1を上下、或いは左右に
駆動するよう駆動制御するため、動きのある被写体を自
動的に追尾して撮像することが可能となる。また、被写
体がターゲットエリアの中央領域から周囲領域に移動し
たと検知すると共に、当該移動に伴い中央領域の画像信
号のレベルと下部領域の画像信号のレベルが同時に変化
したと検知した時、即ち被写体が大きく移動した時のみ
撮像素子駆動手段4により撮像素子1を駆動制御する構
成としたことにより、被写体の小さな移動により過敏に
撮像素子1が移動されブレが発生することを防止するこ
とができる。
より被写体の動きを検出した検出結果に応じ、撮像素子
駆動手段4が被写体を撮像素子1の撮像面のたとえば中
央付近に撮像するよう撮像素子1を上下、或いは左右に
駆動するよう駆動制御するため、動きのある被写体を自
動的に追尾して撮像することが可能となる。また、被写
体がターゲットエリアの中央領域から周囲領域に移動し
たと検知すると共に、当該移動に伴い中央領域の画像信
号のレベルと下部領域の画像信号のレベルが同時に変化
したと検知した時、即ち被写体が大きく移動した時のみ
撮像素子駆動手段4により撮像素子1を駆動制御する構
成としたことにより、被写体の小さな移動により過敏に
撮像素子1が移動されブレが発生することを防止するこ
とができる。
【0009】
【実施例】図2は本発明の一実施例のブロック図であ
る。同図について大略説明するに、撮像装置6はカメラ
部7と検出部3a(動き検出手段)、撮像素子駆動手段
であるカメラ駆動部4aにより構成される。
る。同図について大略説明するに、撮像装置6はカメラ
部7と検出部3a(動き検出手段)、撮像素子駆動手段
であるカメラ駆動部4aにより構成される。
【0010】カメラ部7は三脚により水平、垂直両方向
にパン可能に支持されており、ズームレンズ8、フォー
カスレンズ9、IR(Infrared Ray;赤外線)カットフィ
ルタ10、光学的ローパスフィルタ11等を有する光学
系12と、光学系12を介して被写体の光学像が撮像さ
れる固体撮像素子CCD13(撮像素子)と、CCD1
3を所定のタイミングで駆動して撮像面の光学像に応じ
た画像信号を出力するCCD駆動回路14と、CCD1
3よりの画像信号の雑音を低減して出力するCDS(Co
rrespondance Double Sampling ;相関二重サンプリン
グ)回路15と、CDS回路15よりの画像信号に所定
の信号処理を施して標準テレビジョン信号を生成する映
像信号処理回路16とより構成される。
にパン可能に支持されており、ズームレンズ8、フォー
カスレンズ9、IR(Infrared Ray;赤外線)カットフィ
ルタ10、光学的ローパスフィルタ11等を有する光学
系12と、光学系12を介して被写体の光学像が撮像さ
れる固体撮像素子CCD13(撮像素子)と、CCD1
3を所定のタイミングで駆動して撮像面の光学像に応じ
た画像信号を出力するCCD駆動回路14と、CCD1
3よりの画像信号の雑音を低減して出力するCDS(Co
rrespondance Double Sampling ;相関二重サンプリン
グ)回路15と、CDS回路15よりの画像信号に所定
の信号処理を施して標準テレビジョン信号を生成する映
像信号処理回路16とより構成される。
【0011】ズームレンズ8を光学系12の光軸方向に
移動させることによりCCD13に撮像される画像の画
角が変化し、フォーカスレンズ9を光軸方向の所定位置
に移動させることによりCCD13の撮像面に正しく結
像するよう作用する。また、IRカットフィルタ10に
より赤外領域の光線がカットされる。
移動させることによりCCD13に撮像される画像の画
角が変化し、フォーカスレンズ9を光軸方向の所定位置
に移動させることによりCCD13の撮像面に正しく結
像するよう作用する。また、IRカットフィルタ10に
より赤外領域の光線がカットされる。
【0012】CCD13より読みだされる画像信号は、
フレーム毎に連続した信号とされるようCCD駆動回路
14により駆動されている。なお、CCD駆動回路14
とCDS回路15とによりカメラヘッド2a(画像信号
生成手段)が構成されている。
フレーム毎に連続した信号とされるようCCD駆動回路
14により駆動されている。なお、CCD駆動回路14
とCDS回路15とによりカメラヘッド2a(画像信号
生成手段)が構成されている。
【0013】雑音低減された画像信号は、検出部3aに
供給される。検出部3aはAD変換回路17、メモリ回
路18、マイクロコンピュータ19により構成される。
フレーム毎に連続したCCD13よりの雑音低減された
画像信号は、AD変換回路17によりディジタル画像デ
ータに変換された後、メモリ回路18に夫々格納され
る。
供給される。検出部3aはAD変換回路17、メモリ回
路18、マイクロコンピュータ19により構成される。
フレーム毎に連続したCCD13よりの雑音低減された
画像信号は、AD変換回路17によりディジタル画像デ
ータに変換された後、メモリ回路18に夫々格納され
る。
【0014】ここで、図3は本実施例の1画面の構成
図、図4は本実施例のメモリ回路の構成の概念図であ
る。
図、図4は本実施例のメモリ回路の構成の概念図であ
る。
【0015】図3において、標準テレビジョン信号の1
フレームの画面25の中央部には、ターゲットエリア2
6と称する領域が設けられている。ターゲットエリア2
6内の画像は、図示のとおりa1 …a40, b1 …b16,
c1 …c8 の64個の画像ブロックに分けられて、夫々
2フレーム分の各画像ブロックがメモリ回路18に格納
される。
フレームの画面25の中央部には、ターゲットエリア2
6と称する領域が設けられている。ターゲットエリア2
6内の画像は、図示のとおりa1 …a40, b1 …b16,
c1 …c8 の64個の画像ブロックに分けられて、夫々
2フレーム分の各画像ブロックがメモリ回路18に格納
される。
【0016】すなわち、図4に示すとおり、メモリ回路
18はメモリブロック101,102,103,…16
3,164とメモリブロック201,202,203,
…263,264の合計2×64=128個のメモリブ
ロックから構成されている。各メモリブロックには、画
像ブロック1個分の画像データが格納される。
18はメモリブロック101,102,103,…16
3,164とメモリブロック201,202,203,
…263,264の合計2×64=128個のメモリブ
ロックから構成されている。各メモリブロックには、画
像ブロック1個分の画像データが格納される。
【0017】たとえば、メモリブロック101,10
2,…140には画像ブロックa1 ,…a40の画像デー
タが、メモリブロック141,…156には画像ブロッ
クb1 ,…b16の画像データが、メモリブロック15
7,…164には画像ブロックc 1 ,…c8 の画像デー
タが夫々格納されて1フレームの画面25のうちのター
ゲットエリア26内の画像データが格納される。
2,…140には画像ブロックa1 ,…a40の画像デー
タが、メモリブロック141,…156には画像ブロッ
クb1 ,…b16の画像データが、メモリブロック15
7,…164には画像ブロックc 1 ,…c8 の画像デー
タが夫々格納されて1フレームの画面25のうちのター
ゲットエリア26内の画像データが格納される。
【0018】そして、メモリブロック201,…264
には、たとえばメモリブロック101,…164に格納
されたフレームの次のフレームのターゲットエリア26
内の64個の画像ブロックの画像データが、同様の順序
で格納される。
には、たとえばメモリブロック101,…164に格納
されたフレームの次のフレームのターゲットエリア26
内の64個の画像ブロックの画像データが、同様の順序
で格納される。
【0019】マイクロコンピュータ19は、図5に示す
フローチャートにしたがいメモリ回路18に格納された
画像データの処理を行って、ターゲットエリア26内の
被写体の動きを検出し、この検出結果に応じてカメラ駆
動部4aを駆動制御する。
フローチャートにしたがいメモリ回路18に格納された
画像データの処理を行って、ターゲットエリア26内の
被写体の動きを検出し、この検出結果に応じてカメラ駆
動部4aを駆動制御する。
【0020】カメラ駆動部4aは、モータ駆動回路2
0,21とモータ22,23により構成されている。モ
ータ22はモータ駆動回路20により回転駆動されてカ
メラ部7が固定支持される三脚の雲台(図示せず)を水
平方向に回転駆動し、モータ23はモータ駆動回路21
により回転駆動されて雲台を垂直方向に回転駆動する。
これにより、カメラ部7は上下左右にパンして、人物等
の移動する被写体を追尾して、被写体の光学像をCCD
13の撮像面の中央にとらえるようフレーミングされ
る。
0,21とモータ22,23により構成されている。モ
ータ22はモータ駆動回路20により回転駆動されてカ
メラ部7が固定支持される三脚の雲台(図示せず)を水
平方向に回転駆動し、モータ23はモータ駆動回路21
により回転駆動されて雲台を垂直方向に回転駆動する。
これにより、カメラ部7は上下左右にパンして、人物等
の移動する被写体を追尾して、被写体の光学像をCCD
13の撮像面の中央にとらえるようフレーミングされ
る。
【0021】装置の電源が投入されると、次の条件でマ
イクロコンピュータ19が初期化された後、図5に示す
処理が行われる。まず初めに、人物と背景とを判別する
ために、画像ブロックan からbn 、cn からbn に入
ってきたものは追尾する被写体(以下、ターゲットと称
する)とはしない。ただし、その被写体がどう通過して
行くかは監視する。
イクロコンピュータ19が初期化された後、図5に示す
処理が行われる。まず初めに、人物と背景とを判別する
ために、画像ブロックan からbn 、cn からbn に入
ってきたものは追尾する被写体(以下、ターゲットと称
する)とはしない。ただし、その被写体がどう通過して
行くかは監視する。
【0022】図5について説明するに、まず、AD変換
された各画像ブロックの画像データのレベルを比較す
る。たとえば、メモリブロック140とメモリブロック
240に格納された画像データを比較して前回のフレー
ムの画像ブロックb1 の画像データと今回のフレームの
画像ブロックb1 の画像データのレベルを比較する。以
上のとおり、1フレーム期間における画像データのレベ
ルの変化量が所定値以上であるかを夫々の画像ブロック
について比較する(ステップ51)。
された各画像ブロックの画像データのレベルを比較す
る。たとえば、メモリブロック140とメモリブロック
240に格納された画像データを比較して前回のフレー
ムの画像ブロックb1 の画像データと今回のフレームの
画像ブロックb1 の画像データのレベルを比較する。以
上のとおり、1フレーム期間における画像データのレベ
ルの変化量が所定値以上であるかを夫々の画像ブロック
について比較する(ステップ51)。
【0023】変化量が所定値以下であれば同様の処理を
繰り返し実行し、所定値以上であれば以下の処理を実行
する。
繰り返し実行し、所定値以上であれば以下の処理を実行
する。
【0024】モータ駆動回路20,21のいずれかが動
作しているかどうか、つまり、ターゲットの追尾が行わ
れているかをチェックする(ステップ52)。
作しているかどうか、つまり、ターゲットの追尾が行わ
れているかをチェックする(ステップ52)。
【0025】装置の電源投入直後はモータ駆動回路2
0,21のいずれも動作しておらずターゲットの追尾は
行われていないので、次の処理を実行する。
0,21のいずれも動作しておらずターゲットの追尾は
行われていないので、次の処理を実行する。
【0026】すなわち、1フレーム期間にレベルが所定
値以上変化した画像ブロックが、ターゲットエリア26
内の一定範囲以上にわたって存在するかどうか、つまり
ターゲットがターゲットエリア26内を一定範囲以上移
動したかをチェックする(ステップ53)。
値以上変化した画像ブロックが、ターゲットエリア26
内の一定範囲以上にわたって存在するかどうか、つまり
ターゲットがターゲットエリア26内を一定範囲以上移
動したかをチェックする(ステップ53)。
【0027】たとえば、メモリブロック247,251
に格納された画像データのレベルがメモリブロック14
7,151に格納された画像データのレベルよりも減少
し、メモリブロック245,249に格納された画像デ
ータのレベルがメモリブロック145,149に格納さ
れた画像データのレベルよりも増加し始めた時は、ター
ゲットは1フレーム期間に画像ブロックb7,b11付近か
ら画像ブロックb5,b9 付近へ、すなわち、ターゲット
エリア26の中央部から図3中左方向へ移動している。
に格納された画像データのレベルがメモリブロック14
7,151に格納された画像データのレベルよりも減少
し、メモリブロック245,249に格納された画像デ
ータのレベルがメモリブロック145,149に格納さ
れた画像データのレベルよりも増加し始めた時は、ター
ゲットは1フレーム期間に画像ブロックb7,b11付近か
ら画像ブロックb5,b9 付近へ、すなわち、ターゲット
エリア26の中央部から図3中左方向へ移動している。
【0028】このときは、ターゲットがターゲットエリ
ア26の最外周である左端部a19,a21まで移動したと
き、すなわちメモリブロック219,221に格納され
た画像データのレベルがメモリブロック119,121
に格納された画像データのレベルよりも増加した時にタ
ーゲットがターゲットエリア26内を一定範囲以上移動
したと判断する。
ア26の最外周である左端部a19,a21まで移動したと
き、すなわちメモリブロック219,221に格納され
た画像データのレベルがメモリブロック119,121
に格納された画像データのレベルよりも増加した時にタ
ーゲットがターゲットエリア26内を一定範囲以上移動
したと判断する。
【0029】なお、ターゲットの移動の判断は、ターゲ
ットが画像ブロックb1,…b16からターゲットエリアの
最外周である画像ブロックa1,…a8,a9,a16, a17,
a19, a21, a23, a25, a27, a30, a32, a34, a
36, a38, a40に移動したときにターゲットが移動した
と判断し、画像ブロックc1,…c8 のレベルがb1,…b
16のレベルと同時に変化したときにはターゲットと同一
の被写体であるとみなす。
ットが画像ブロックb1,…b16からターゲットエリアの
最外周である画像ブロックa1,…a8,a9,a16, a17,
a19, a21, a23, a25, a27, a30, a32, a34, a
36, a38, a40に移動したときにターゲットが移動した
と判断し、画像ブロックc1,…c8 のレベルがb1,…b
16のレベルと同時に変化したときにはターゲットと同一
の被写体であるとみなす。
【0030】ターゲットの移動範囲が一定範囲以内の時
はステップ51の処理を実行し、ターゲットエリア26
の最外周まで移動した時は次の処理を実行する。
はステップ51の処理を実行し、ターゲットエリア26
の最外周まで移動した時は次の処理を実行する。
【0031】ターゲットエリア26の中央部(画像ブロ
ックb6,b7,b10, b11付近)の画像データのレベル
(メモリブロック206,207,210,211に格
納された画像データのレベル)が、ターゲットの画像デ
ータのレベルであるかどうかをチェック、すなわち、タ
ーゲットがターゲットエリア26の中央部にあるかをチ
ェックする(ステップ54)。
ックb6,b7,b10, b11付近)の画像データのレベル
(メモリブロック206,207,210,211に格
納された画像データのレベル)が、ターゲットの画像デ
ータのレベルであるかどうかをチェック、すなわち、タ
ーゲットがターゲットエリア26の中央部にあるかをチ
ェックする(ステップ54)。
【0032】この部分の画像データのレベルがターゲッ
トの画像データのレベルと同じレベルであればステップ
57を実行するが、このとき、ターゲットはターゲット
エリア26の最外周にありターゲットの画像データのレ
ベルとは異なるので次の処理を実行する。
トの画像データのレベルと同じレベルであればステップ
57を実行するが、このとき、ターゲットはターゲット
エリア26の最外周にありターゲットの画像データのレ
ベルとは異なるので次の処理を実行する。
【0033】すなわち、ターゲットエリアの各画像ブロ
ックの画像データを比較してターゲットの移動方向を検
出(ステップ55)した後、被写体がターゲットエリア
の最外周から中央方向へ移動するよう、モータ駆動回路
20,21を動作させてモータ22、23を回転駆動し
てターゲットを追尾する(ステップ56)。
ックの画像データを比較してターゲットの移動方向を検
出(ステップ55)した後、被写体がターゲットエリア
の最外周から中央方向へ移動するよう、モータ駆動回路
20,21を動作させてモータ22、23を回転駆動し
てターゲットを追尾する(ステップ56)。
【0034】次に、ステップ51に戻って1フレーム期
間における各画像ブロックの画像データのレベルの変化
量をチェックするが、カメラ部はターゲットを追尾中で
あり画像データのレベル変化は所定値以上であるのでス
テップ52を実行する。このとき、ターゲット追尾実行
中であるので、ステップ53を飛ばしてステップ54を
実行する。ターゲットがターゲットエリア26の中央部
になければ、ステップ55,56,51,52,54の
処理を順次繰り返し実行する。
間における各画像ブロックの画像データのレベルの変化
量をチェックするが、カメラ部はターゲットを追尾中で
あり画像データのレベル変化は所定値以上であるのでス
テップ52を実行する。このとき、ターゲット追尾実行
中であるので、ステップ53を飛ばしてステップ54を
実行する。ターゲットがターゲットエリア26の中央部
になければ、ステップ55,56,51,52,54の
処理を順次繰り返し実行する。
【0035】上記の処理を繰り返し実行した結果、ステ
ップ54の処理において、ターゲットエリア26の中央
部の画像データのレベルがターゲットの画像データのレ
ベルとなり、ターゲットがターゲットエリア26の中央
部に来るようカメラ部がターゲットを追尾するようにな
ると、モータ駆動回路20,21の動作を停止してモー
タ22,23の回転を停止させ(ステップ57)、ステ
ップ51の処理に戻る。
ップ54の処理において、ターゲットエリア26の中央
部の画像データのレベルがターゲットの画像データのレ
ベルとなり、ターゲットがターゲットエリア26の中央
部に来るようカメラ部がターゲットを追尾するようにな
ると、モータ駆動回路20,21の動作を停止してモー
タ22,23の回転を停止させ(ステップ57)、ステ
ップ51の処理に戻る。
【0036】以上の手順を繰り返すことにより、マイク
ロコンピュータ19がメモリ回路19に格納された1フ
レーム間隔のターゲットエリア26の各画像ブロックの
画像データを処理してモータ22、23を駆動制御する
ことにより、ターゲット(被写体)の動きに応じてカメ
ラ部7を上下左右にパンさせてターゲットを追尾し、画
面の中央付近にとらえることができる。
ロコンピュータ19がメモリ回路19に格納された1フ
レーム間隔のターゲットエリア26の各画像ブロックの
画像データを処理してモータ22、23を駆動制御する
ことにより、ターゲット(被写体)の動きに応じてカメ
ラ部7を上下左右にパンさせてターゲットを追尾し、画
面の中央付近にとらえることができる。
【0037】本実施例によれば、撮影者がカメラ部を動
かすことなく移動する被写体を自動的に追尾して撮影す
ることができるので、確実に移動する被写体を撮影出来
て、しかも撮影者がカメラ部に付ききりでいる必要がな
いので、動きのある映像を誰にでも簡単に撮影すること
ができる。 また、ターゲット(被写体)がターゲットエ
リア26の中央部から周囲部に移動したと検知した時、
即ちターゲットが大きく移動した時のみモータ駆動回路
20,21を動作させてモータ22,23を回転駆動
し、撮像素子1を駆動制御する構成としているため、被
写体の小さな移動により過敏に撮像素子1が移動される
ことはなくなり、撮像された画像25にブレが発生する
ことを防止することができる。
かすことなく移動する被写体を自動的に追尾して撮影す
ることができるので、確実に移動する被写体を撮影出来
て、しかも撮影者がカメラ部に付ききりでいる必要がな
いので、動きのある映像を誰にでも簡単に撮影すること
ができる。 また、ターゲット(被写体)がターゲットエ
リア26の中央部から周囲部に移動したと検知した時、
即ちターゲットが大きく移動した時のみモータ駆動回路
20,21を動作させてモータ22,23を回転駆動
し、撮像素子1を駆動制御する構成としているため、被
写体の小さな移動により過敏に撮像素子1が移動される
ことはなくなり、撮像された画像25にブレが発生する
ことを防止することができる。
【0038】なお、ターゲットエリア26の範囲は、ズ
ームレンズ8の動きに連動させて変化させることも考え
られる。また、検出部3aとカメラ駆動部4aは、モー
タ22,23を除いてカメラ部7と一体として設けても
よい。
ームレンズ8の動きに連動させて変化させることも考え
られる。また、検出部3aとカメラ駆動部4aは、モー
タ22,23を除いてカメラ部7と一体として設けても
よい。
【0039】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、撮像素子駆
動手段は被写体を撮像素子の撮像面の所定の領域に撮像
するよう撮像素子を機械的に駆動するよう駆動制御する
ため、撮影者が装置に付ききりで操作しなくとも、動き
のある被写体をたとえば画面の中央に確実にとらえて自
動的に追尾することができる。また、被写体がターゲッ
トエリアの中央領域から周囲領域に移動したと検知する
と共に、当該移動に伴い中央領域の画像信号のレベルと
下部領域の画像信号のレベルが同時に変化したと検知し
た時、即ち被写体が大きく移動した時のみ撮像素子駆動
手段により撮像素子を駆動制御する構成としたことによ
り、被写体の小さな移動により過敏に撮像素子が移動さ
れ撮像された画像にブレが発生することを防止すること
ができる。
動手段は被写体を撮像素子の撮像面の所定の領域に撮像
するよう撮像素子を機械的に駆動するよう駆動制御する
ため、撮影者が装置に付ききりで操作しなくとも、動き
のある被写体をたとえば画面の中央に確実にとらえて自
動的に追尾することができる。また、被写体がターゲッ
トエリアの中央領域から周囲領域に移動したと検知する
と共に、当該移動に伴い中央領域の画像信号のレベルと
下部領域の画像信号のレベルが同時に変化したと検知し
た時、即ち被写体が大きく移動した時のみ撮像素子駆動
手段により撮像素子を駆動制御する構成としたことによ
り、被写体の小さな移動により過敏に撮像素子が移動さ
れ撮像された画像にブレが発生することを防止すること
ができる。
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明の一実施例のブロック図である。
【図3】本発明の一実施例の1画面の構成図である。
【図4】本発明の一実施例のメモリ回路の構成の概念図
である。
である。
【図5】本発明の一実施例のフローチャートである。
1 撮像素子 2 画像信号生成手段 2a カメラヘッド(画像信号生成手段) 3 動き検出手段 3a 検出部(動き検出手段) 4 撮像素子駆動手段 4a カメラ駆動部(撮像素子駆動手段) 6 撮像装置 7 カメラ部 13 CCD(撮像素子) 14 CCD駆動回路 18 メモリ回路 19 マイクロコンピュータ 51,…57 ステップ 101,…164, 201, …264 メモリブロック a1 …a40, b1 …b16, c1 …c8 画像ブロック
(撮像領域)
(撮像領域)
Claims (1)
- 【請求項1】 撮像素子に撮像される画像を走査して連
続した画像信号を生成する画像信号生成手段と、 該画像信号生成手段よりの前回の画像信号と今回の画像
信号とを比較して被写体の動き検出を行う動き検出手段
と、 該動き検出手段の検出結果に応じて該被写体を該撮像素
子の所定の領域に撮像するよう該撮像素子を機械的に駆
動制御する撮像素子駆動手段とを具備してなる撮像装置
であって、 該撮像素子が撮像する画面に、中央領域と、該中央領域
の周囲に形成された周囲領域と、該中央領域の下部に形
成された下部領域とにより構成されるターゲットエリア
を設定し、 かつ、該動き検出手段が前回の画像信号と今回の画像信
号とを比較することにより、該被写体が該ターゲットエ
リアの該中央領域から該周囲領域に移動したと検知する
と共に、当該移動に伴い該中央領域の画像信号のレベル
と該下部領域の画像信号のレベルが同時に変化したと検
知した時、 該撮像素子駆動手段が該中央領域にて該被写体が撮像さ
れるよう該撮像素子を駆動制御する構成としたことを特
徴とする撮像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3343678A JP2946897B2 (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | 撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3343678A JP2946897B2 (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | 撮像装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05176239A JPH05176239A (ja) | 1993-07-13 |
JP2946897B2 true JP2946897B2 (ja) | 1999-09-06 |
Family
ID=18363403
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3343678A Expired - Lifetime JP2946897B2 (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | 撮像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2946897B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0614698B2 (ja) * | 1983-05-13 | 1994-02-23 | 株式会社日立製作所 | 自動追尾カメラ |
JPS6323489A (ja) * | 1986-07-16 | 1988-01-30 | Fujitsu Ltd | 自動追跡カメラコントロ−ル方式 |
-
1991
- 1991-12-25 JP JP3343678A patent/JP2946897B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05176239A (ja) | 1993-07-13 |
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