JP2834701B2 - 導子及び低周波治療装置 - Google Patents
導子及び低周波治療装置Info
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Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、低周波治療及び治
療の前,後の電気的刺激閾値の測定に用いられる導子に
関し、また、この導子を用いた低周波治療装置に関す
る。
療の前,後の電気的刺激閾値の測定に用いられる導子に
関し、また、この導子を用いた低周波治療装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種低周波治療においては、治
療すべき疾患に応じた治療電流の周波数,極性,波形を
設定し、その設定内容の出力を1対の導子を介して患部
に供給し、患部の低周波治療を行う。
療すべき疾患に応じた治療電流の周波数,極性,波形を
設定し、その設定内容の出力を1対の導子を介して患部
に供給し、患部の低周波治療を行う。
【0003】具体的には、1対の導子のうちの一方(治
療導子)を患部に圧接し、他方(不関導子)を患部から
離れた部位,例えば大腿背面、腓腸筋部(ふくらはぎ)
等に緊縛する。
療導子)を患部に圧接し、他方(不関導子)を患部から
離れた部位,例えば大腿背面、腓腸筋部(ふくらはぎ)
等に緊縛する。
【0004】そして、両導子を、治療導子が神経・筋の
各種の疼痛や麻痺等の治療内容に適した電極極性に設定
した後、適当な治療電流を通流する。
各種の疼痛や麻痺等の治療内容に適した電極極性に設定
した後、適当な治療電流を通流する。
【0005】このとき、例えば尺骨神経痛のような疼痛
の軽重度等は計測できないため、従来は主として患者の
主訴により、医師が疾患の程度,治療効果の程度を判断
して治療指針をたてる。
の軽重度等は計測できないため、従来は主として患者の
主訴により、医師が疾患の程度,治療効果の程度を判断
して治療指針をたてる。
【0006】因に、神経痛、筋痛、腰背痛、肩痛、顔面
痛その他各種の神経や筋の疼痛の治療においては、医師
はもっぱら患者自からが感ずる痛覚の程度を問診して治
療指針をたてたり、行った治療による痛みの改善程度を
判定するのが通例である。
痛その他各種の神経や筋の疼痛の治療においては、医師
はもっぱら患者自からが感ずる痛覚の程度を問診して治
療指針をたてたり、行った治療による痛みの改善程度を
判定するのが通例である。
【0007】しかし、患者の主訴に基づくのでは客観的
な判断が行えず、治療効果の客観的かつ定量的な判定が
行えないため、最適な治療が行えない。
な判断が行えず、治療効果の客観的かつ定量的な判定が
行えないため、最適な治療が行えない。
【0008】そこで、本出願の出願人は、治療の前,後
に所定の電圧,周波数の測定電流を通流し、この電流の
通流に基づく患部の電気刺激閾値を計測することによ
り、神経・筋の各種の疼痛,麻痺の程度を客観的に判定
し得る低周波治療装置を、既に出願している(特願平7
−129578号)。
に所定の電圧,周波数の測定電流を通流し、この電流の
通流に基づく患部の電気刺激閾値を計測することによ
り、神経・筋の各種の疼痛,麻痺の程度を客観的に判定
し得る低周波治療装置を、既に出願している(特願平7
−129578号)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前記既出願の従来装置
により治療する場合、治療には患部との接触面積が大き
く感触のよい導子を用いることが望ましい。しかも、治
療前,後の測定には単位面積当りの電流密度が小さくな
るのを防止して測定精度を向上するため、患部との接触
面積が小さく、かつ、治療個所等によらず前記接触面積
が一定になる導子を用いることが望ましい。しかし、治
療と測定とで導子を交換(取替え)等するのでは取扱い
が面倒であり、使用性が悪い。
により治療する場合、治療には患部との接触面積が大き
く感触のよい導子を用いることが望ましい。しかも、治
療前,後の測定には単位面積当りの電流密度が小さくな
るのを防止して測定精度を向上するため、患部との接触
面積が小さく、かつ、治療個所等によらず前記接触面積
が一定になる導子を用いることが望ましい。しかし、治
療と測定とで導子を交換(取替え)等するのでは取扱い
が面倒であり、使用性が悪い。
【0010】本発明は、治療及びその前,後の測定に用
いることができ、しかも、治療時の感触がよく、さら
に、測定時は電気的閾値の測定が正確に行え、その結果
により低周波治療を有効かつ容易に行い得るようにした
低周波治療用の導子を提供することを課題とし、さらに
は、この導子を用いた治療及び治療の前,後の測定が導
子の手元操作で容易に行えるようにすることも課題とす
る。
いることができ、しかも、治療時の感触がよく、さら
に、測定時は電気的閾値の測定が正確に行え、その結果
により低周波治療を有効かつ容易に行い得るようにした
低周波治療用の導子を提供することを課題とし、さらに
は、この導子を用いた治療及び治療の前,後の測定が導
子の手元操作で容易に行えるようにすることも課題とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、本発明の導子は、絶縁体のハンドピースに支持さ
れた金属製の支持ロッドと、この支持ロッドの先端にほ
ぼこのロッドに直角に取付けられた,接触面が曲面の金
属製治療電極と、この治療電極の端部に形成され,測定
面が前記接触面より小面積の測定電極と、この測定電極
の周部を被覆した絶縁体からなるスリーブとを備える。
めに、本発明の導子は、絶縁体のハンドピースに支持さ
れた金属製の支持ロッドと、この支持ロッドの先端にほ
ぼこのロッドに直角に取付けられた,接触面が曲面の金
属製治療電極と、この治療電極の端部に形成され,測定
面が前記接触面より小面積の測定電極と、この測定電極
の周部を被覆した絶縁体からなるスリーブとを備える。
【0012】したがって、治療時は患部との接触面が曲
面の金属製治療電極により感触よく効果的な治療が行
え、治療前後の測定時は患部に接触する測定面が小さ
く、しかも、スリーブによりその周部の患部への接触が
防止された測定電極により、精度の高い測定が行え、1
つの導子により効果的な治療と治療前,後の電気的刺激
閾値の正確な測定とが行え、低周波治療が優れた操作性
で有効かつ容易に行える。
面の金属製治療電極により感触よく効果的な治療が行
え、治療前後の測定時は患部に接触する測定面が小さ
く、しかも、スリーブによりその周部の患部への接触が
防止された測定電極により、精度の高い測定が行え、1
つの導子により効果的な治療と治療前,後の電気的刺激
閾値の正確な測定とが行え、低周波治療が優れた操作性
で有効かつ容易に行える。
【0013】また、本発明の低周波治療装置は、本体装
置に接続された低周波治療用の導子に、絶縁体のハンド
ピースに支持された金属製の支持ロッドと、この支持ロ
ッドの先端にほぼこのロッドに直角に取付けられた,接
触面が曲面の金属製治療電極と、この治療電極の端部に
形成され,測定面が前記接触面より小面積の測定電極
と、この測定電極の周部を被覆した絶縁体からなるスリ
ーブとを備え、
置に接続された低周波治療用の導子に、絶縁体のハンド
ピースに支持された金属製の支持ロッドと、この支持ロ
ッドの先端にほぼこのロッドに直角に取付けられた,接
触面が曲面の金属製治療電極と、この治療電極の端部に
形成され,測定面が前記接触面より小面積の測定電極
と、この測定電極の周部を被覆した絶縁体からなるスリ
ーブとを備え、
【0014】ハンドピースに測定開始指令用の操作スイ
ッチを設け、本体装置に、所定の電圧,周波数の測定出
力を発生する測定出力発生器と、治療条件に応じた低周
波治療出力を発生する低周波治療出力発生器と、両出力
を択一的に選択し,治療中に治療出力を導子に供給する
出力切換回路と、測定出力に基づく導子の通電電流値を
測定する測定回路と、この測定回路の測定結果を表示す
る測定値表示器と、治療の前,後の操作スイッチの操作
により出力切換回路を介して導子に測定出力を供給する
測定制御回路とを備える。
ッチを設け、本体装置に、所定の電圧,周波数の測定出
力を発生する測定出力発生器と、治療条件に応じた低周
波治療出力を発生する低周波治療出力発生器と、両出力
を択一的に選択し,治療中に治療出力を導子に供給する
出力切換回路と、測定出力に基づく導子の通電電流値を
測定する測定回路と、この測定回路の測定結果を表示す
る測定値表示器と、治療の前,後の操作スイッチの操作
により出力切換回路を介して導子に測定出力を供給する
測定制御回路とを備える。
【0015】したがって、請求項1記載の導子を使用
し、治療の前,後の測定時にハンドピースのスイッチ操
作により導子に供給される本体装置の出力を自動的に測
定出力に切換え、導子の手元操作で電気的閾値の測定を
行ってその結果を本体装置の表示器に表示することがで
きる。
し、治療の前,後の測定時にハンドピースのスイッチ操
作により導子に供給される本体装置の出力を自動的に測
定出力に切換え、導子の手元操作で電気的閾値の測定を
行ってその結果を本体装置の表示器に表示することがで
きる。
【0016】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の1形態に
つき、図1ないし図3を参照して説明する。図1は導子
の全体構成を示した平面図、図2はその一部の拡大図で
あり、それらの図面において、1は後述の本体装置に着
脱自在に接続される4極4芯のコンセント(コネク
タ)、2はコンセント1から引出された1芯のコード、
3はコード2の先端に接続された円板状又は角板状の金
属製電極からなる不関導子である。
つき、図1ないし図3を参照して説明する。図1は導子
の全体構成を示した平面図、図2はその一部の拡大図で
あり、それらの図面において、1は後述の本体装置に着
脱自在に接続される4極4芯のコンセント(コネク
タ)、2はコンセント1から引出された1芯のコード、
3はコード2の先端に接続された円板状又は角板状の金
属製電極からなる不関導子である。
【0017】4はコンセント1から引出された3芯のコ
ード、5はコード4が貫入した中空円筒状の絶縁体のハ
ンドピースであり、その先端はテーパをつけてノズル状
に形成されている。6はハンドピース5に設けられた測
定開始指令用の常開の操作スイッチであり、例えば自動
復帰形(ノンロック式)押釦スイッチからなり、ハンド
ピース5内でコード4の制御用の2芯に接続されてい
る。
ード、5はコード4が貫入した中空円筒状の絶縁体のハ
ンドピースであり、その先端はテーパをつけてノズル状
に形成されている。6はハンドピース5に設けられた測
定開始指令用の常開の操作スイッチであり、例えば自動
復帰形(ノンロック式)押釦スイッチからなり、ハンド
ピース5内でコード4の制御用の2芯に接続されてい
る。
【0018】7はハンドピース5に支持された金属製の
支持ロッドであり、ハンドピース5内でコード4の通電
用の残りの1芯に接続され、ハンドピース5の先端から
突出している。8は支持ロッド7にほぼ直角に取付けら
れた金属製治療電極であり、患部との接触面が曲面にな
るように大径円筒状に形成され、両端部8’,8”はそ
れぞれテーパをつけて加工されている。
支持ロッドであり、ハンドピース5内でコード4の通電
用の残りの1芯に接続され、ハンドピース5の先端から
突出している。8は支持ロッド7にほぼ直角に取付けら
れた金属製治療電極であり、患部との接触面が曲面にな
るように大径円筒状に形成され、両端部8’,8”はそ
れぞれテーパをつけて加工されている。
【0019】9は治療電極8の一方の端部8’に一体に
形成された小径円筒状の金属製測定電極であり、その端
部の測定面9’は治療前,後の測定時の電流密度を大き
くするため、治療電極8の接触面より小面積になってい
る。
形成された小径円筒状の金属製測定電極であり、その端
部の測定面9’は治療前,後の測定時の電流密度を大き
くするため、治療電極8の接触面より小面積になってい
る。
【0020】10は治療電極8の他方の端部8”に一体
に形成された短円筒状の金属製治療・測定電極であり、
その端部の治療・測定面10’は治療とその前,後の測
定とに共用するため、治療電極8の接触面よりは小面積
で測定電極9の測定面9’よりは大面積になっている。
に形成された短円筒状の金属製治療・測定電極であり、
その端部の治療・測定面10’は治療とその前,後の測
定とに共用するため、治療電極8の接触面よりは小面積
で測定電極9の測定面9’よりは大面積になっている。
【0021】11,12は測定電極9,治療・測定電極
10の周部を被覆した絶縁体からなるスリーブであり、
例えば熱収縮性の合成樹脂チューブにより形成され、両
電極9,10の周部の患部への接触を防止する。
10の周部を被覆した絶縁体からなるスリーブであり、
例えば熱収縮性の合成樹脂チューブにより形成され、両
電極9,10の周部の患部への接触を防止する。
【0022】そして、医療用語では、ハンドピース5,
支持ロッド7及び電極8〜10が一体として、関導子,
作用導子又は単に導子と呼ばれる。
支持ロッド7及び電極8〜10が一体として、関導子,
作用導子又は単に導子と呼ばれる。
【0023】また、一体形成された各電極8〜10は、
患部の皮膚との接触抵抗を可及的に小さくするため、そ
の金属表面に金めっきが施され、この金めっきが各電極
8〜10の形状とともに意匠的に優れた効果を奏する。
患部の皮膚との接触抵抗を可及的に小さくするため、そ
の金属表面に金めっきが施され、この金めっきが各電極
8〜10の形状とともに意匠的に優れた効果を奏する。
【0024】つぎに、図1の導子が接続される本体装置
は図3に示すように構成され、同図において、13は治
療・測定の出力切換回路、14は出力切換回路13に設
けられた導子接続部であり、図1,図2の導子のコンセ
ント1が着脱自在に装着されると、ピンK4 に支持ロッ
ド7を介して図1,図2の電極8〜10が接続され、ピ
ンK2 ,K3 に操作スイッチ6の接点両端が接続され、
ピンK1 に不関導子3が接続される。
は図3に示すように構成され、同図において、13は治
療・測定の出力切換回路、14は出力切換回路13に設
けられた導子接続部であり、図1,図2の導子のコンセ
ント1が着脱自在に装着されると、ピンK4 に支持ロッ
ド7を介して図1,図2の電極8〜10が接続され、ピ
ンK2 ,K3 に操作スイッチ6の接点両端が接続され、
ピンK1 に不関導子3が接続される。
【0025】15は例えばリングカウンタにより形成さ
れた測定制御回路であり、ピンK2,K3 を介した操作
スイッチ6の接点信号の入力回路を計数し、この計数に
基づき、治療の前,後に測定開始が操作指令されると、
測定オン指令を出力する。
れた測定制御回路であり、ピンK2,K3 を介した操作
スイッチ6の接点信号の入力回路を計数し、この計数に
基づき、治療の前,後に測定開始が操作指令されると、
測定オン指令を出力する。
【0026】16,17は測定制御回路15の治療の
前,後の測定オン指令それぞれが供給される治療前測定
スイッチ,治療後測定スイッチであり、測定オン指令を
処理するゲート回路と、本体装置例での測定開始の操作
に用いられる自動復帰形押釦スイッチとを有し、治療前
測定スイッチ16は測定制御回路15の測定オン指令又
は内部の押釦スイッチの操作が発生したときにLEDが
点灯して測定オン指令を出力し、治療後測定スイッチ1
7は測定制御回路15の測定オン指令又は内部の押釦ス
イッチの操作が発生したときにLEDが点灯して測定オ
ン指令を出力する。
前,後の測定オン指令それぞれが供給される治療前測定
スイッチ,治療後測定スイッチであり、測定オン指令を
処理するゲート回路と、本体装置例での測定開始の操作
に用いられる自動復帰形押釦スイッチとを有し、治療前
測定スイッチ16は測定制御回路15の測定オン指令又
は内部の押釦スイッチの操作が発生したときにLEDが
点灯して測定オン指令を出力し、治療後測定スイッチ1
7は測定制御回路15の測定オン指令又は内部の押釦ス
イッチの操作が発生したときにLEDが点灯して測定オ
ン指令を出力する。
【0027】18は例えば低周波,定電圧の方形波発振
器構成の測定出力発生器であり、後述の治療出力より小
さい例えば電圧5V,周波数1KHzの方形波を測定出
力としてその出力端子18’から出力する。
器構成の測定出力発生器であり、後述の治療出力より小
さい例えば電圧5V,周波数1KHzの方形波を測定出
力としてその出力端子18’から出力する。
【0028】19は低周波治療出力発生器であり、治療
条件に応じて電圧,周波数等の出力条件が設定され、タ
イマ動作中にのみ設定された出力条件の低周波出力(治
療出力)を1対の出力端子19’,19”間に発生す
る。
条件に応じて電圧,周波数等の出力条件が設定され、タ
イマ動作中にのみ設定された出力条件の低周波出力(治
療出力)を1対の出力端子19’,19”間に発生す
る。
【0029】20は出力切換回路13内に設けられたロ
ジックゲートスイッチであり、測定出力発生器18の出
力端子18’に直列に接続され、測定スイッチ16,1
7の測定オン指令のいずれかによりオンする。
ジックゲートスイッチであり、測定出力発生器18の出
力端子18’に直列に接続され、測定スイッチ16,1
7の測定オン指令のいずれかによりオンする。
【0030】21a,21bは出力切換回路13内に設
けられた2個のリレースイッチであり、それぞれ測定接
点P1 と治療接点P2 とを有し、切換片が導子接続部1
4のピンK4 ,K1 それぞれに接続され、リレースイッ
チ21aの測定接点P1 はロジックゲートスイッチ20
を介して測定出力発生器18の出力端子18’に接続さ
れ、低周波治療出力発生器19のタイマ動作中にのみこ
の発生器19のタイマリレー(図示せず)により両スイ
ッチ21a,21bが連動して測定接点P1 から治療接
点P2 に切換わる。
けられた2個のリレースイッチであり、それぞれ測定接
点P1 と治療接点P2 とを有し、切換片が導子接続部1
4のピンK4 ,K1 それぞれに接続され、リレースイッ
チ21aの測定接点P1 はロジックゲートスイッチ20
を介して測定出力発生器18の出力端子18’に接続さ
れ、低周波治療出力発生器19のタイマ動作中にのみこ
の発生器19のタイマリレー(図示せず)により両スイ
ッチ21a,21bが連動して測定接点P1 から治療接
点P2 に切換わる。
【0031】22はリレースイッチ21bの測定接点P
1 とアースとの間に設けられた測定回路であり、低抵抗
値の直列挿入された検出抵抗又は変流器により、リレー
スイッチ21aの測定接点P1 ,患部(図示せず)を通
りリレースイッチ21bの測定接点P1 からアースを介
して測定出力発生器18に戻る測定電流路の通流値(電
流値)を測定し、その測定結果を出力する。
1 とアースとの間に設けられた測定回路であり、低抵抗
値の直列挿入された検出抵抗又は変流器により、リレー
スイッチ21aの測定接点P1 ,患部(図示せず)を通
りリレースイッチ21bの測定接点P1 からアースを介
して測定出力発生器18に戻る測定電流路の通流値(電
流値)を測定し、その測定結果を出力する。
【0032】23,24はそれぞれ複数の数字表示器か
らなる治療前測定値表示器,治療後測定値表示器であ
り、それぞれリセットされるまで最新の通流値の表示を
継続する。
らなる治療前測定値表示器,治療後測定値表示器であ
り、それぞれリセットされるまで最新の通流値の表示を
継続する。
【0033】25は表示デコーダ,表示ドライバ及びロ
ジックゲート回路等により形成された表示器切換回路で
あり、測定回路22の測定結果(通流値)のデジタル表
示出力を発生するデジタル表示出力機能を有し,測定ス
イッチ16,17の測定オン指令により表示器23,2
4に測定結果を表示する。
ジックゲート回路等により形成された表示器切換回路で
あり、測定回路22の測定結果(通流値)のデジタル表
示出力を発生するデジタル表示出力機能を有し,測定ス
イッチ16,17の測定オン指令により表示器23,2
4に測定結果を表示する。
【0034】つぎに、患部に印加する電気的特性につい
て説明する。まず、患部(測定・治療部位)を陽極にし
たときと陰極にしたときとでは、その細胞膜の透過度が
生理的に異なり、測定時に患部の極性を治療内容等に応
じて切換えたりすると、通流値が極性によって変わり、
測定が行えなくなる。
て説明する。まず、患部(測定・治療部位)を陽極にし
たときと陰極にしたときとでは、その細胞膜の透過度が
生理的に異なり、測定時に患部の極性を治療内容等に応
じて切換えたりすると、通流値が極性によって変わり、
測定が行えなくなる。
【0035】そこで、測定時は測定条件を一定にするた
め、患部を常に陽極又は陰極に保持する必要があり、こ
の実施例では測定出力に基づく通流値が患部を陽極にし
た場合に、陰極にした場合より大きくなることを考慮
し、測定時は、測定出力発生器18の出力端子18’
(正(陽極))に電極8〜10の関導子を接続して不関
導子3をアースし、患部を陽極,他の部位を陰極にす
る。
め、患部を常に陽極又は陰極に保持する必要があり、こ
の実施例では測定出力に基づく通流値が患部を陽極にし
た場合に、陰極にした場合より大きくなることを考慮
し、測定時は、測定出力発生器18の出力端子18’
(正(陽極))に電極8〜10の関導子を接続して不関
導子3をアースし、患部を陽極,他の部位を陰極にす
る。
【0036】一方、治療中は治療内容によって測定・治
療部位の電気的極性を変え、陰極通流効果又は陽極通流
効果を発現させるため、例えば、低周波治療出力発生器
19の出力極性を治療部位が疼痛治療時に陰極,麻痺治
療時に陽極になるようにする。
療部位の電気的極性を変え、陰極通流効果又は陽極通流
効果を発現させるため、例えば、低周波治療出力発生器
19の出力極性を治療部位が疼痛治療時に陰極,麻痺治
療時に陽極になるようにする。
【0037】つぎに、操作及び動作について説明する。
まず、治療に先立ち、本体装置の低周波治療出力発生器
19の出力をゼロに設定し、導子のコンセント1を導子
接続部14に装着して接続する。
まず、治療に先立ち、本体装置の低周波治療出力発生器
19の出力をゼロに設定し、導子のコンセント1を導子
接続部14に装着して接続する。
【0038】つぎに、不関導子3を患者の患部から離れ
た個所,例えば”ふくらはぎ”に緊縛する。そして、治
療前の測定を行うため、医師等がハンドピース5を把持
して関導子の測定電極9の測定面9’を患部の適正刺激
点の皮膚表面に圧接しながらハンドピース5の操作スイ
ッチ6を約1秒間押す。
た個所,例えば”ふくらはぎ”に緊縛する。そして、治
療前の測定を行うため、医師等がハンドピース5を把持
して関導子の測定電極9の測定面9’を患部の適正刺激
点の皮膚表面に圧接しながらハンドピース5の操作スイ
ッチ6を約1秒間押す。
【0039】このとき、操作スイッチ6の接点信号が測
定制御回路15に供給され、この切換回路15の測定オ
ン指令に基づき、治療前測定スイッチ16のLEDが点
灯し、このスイッチ16が表示切換回路25及びロジッ
クゲートスイッチ20に治療前の測定オン指令を供給す
る。そして、表示切換回路25により治療前測定値表示
器23が選択され、かつ、ロジックゲートスイッチ20
がオンする。
定制御回路15に供給され、この切換回路15の測定オ
ン指令に基づき、治療前測定スイッチ16のLEDが点
灯し、このスイッチ16が表示切換回路25及びロジッ
クゲートスイッチ20に治療前の測定オン指令を供給す
る。そして、表示切換回路25により治療前測定値表示
器23が選択され、かつ、ロジックゲートスイッチ20
がオンする。
【0040】このスイッチ20のオンにより測定出力発
生器18の出力端子18’から1KHz,5Vの測定出
力がリレースイッチ21aの測定接点P1 を介して測定
電極9に供給され、その測定面9’が圧接された患部の
皮膚下を透過した測定電流は不関導子3,リレースイッ
チ21bの測定接点P1 ,測定回路22を流れ、その1
秒間の電流値が測定回路22によりサンプリングされ、
このサンプリングの結果に基づき、表示器切換回路25
から治療前測定値表示器23に通流値の表示信号が供給
され、治療前測定値表示器23に治療前の測定結果の数
値等が表示され、治療前の測定が終了する。
生器18の出力端子18’から1KHz,5Vの測定出
力がリレースイッチ21aの測定接点P1 を介して測定
電極9に供給され、その測定面9’が圧接された患部の
皮膚下を透過した測定電流は不関導子3,リレースイッ
チ21bの測定接点P1 ,測定回路22を流れ、その1
秒間の電流値が測定回路22によりサンプリングされ、
このサンプリングの結果に基づき、表示器切換回路25
から治療前測定値表示器23に通流値の表示信号が供給
され、治療前測定値表示器23に治療前の測定結果の数
値等が表示され、治療前の測定が終了する。
【0041】そして、表示された通流値は電気刺激閾値
と比例関係にあり、治療前測定値表示器23の表示数値
等により医師等が治療前の患部の電気刺激閾値,すなわ
ち疾患の程度(例えば神経痛の疼痛の程度、神経筋麻痺
の軽重の程度)を患者の不確かな訴えではなく、客観的
に知ることができ、このデータを基に引き続いて行う低
周波治療のための周波数,波形,出力の大きさ,治療時
間等の治療条件を決定することができる。
と比例関係にあり、治療前測定値表示器23の表示数値
等により医師等が治療前の患部の電気刺激閾値,すなわ
ち疾患の程度(例えば神経痛の疼痛の程度、神経筋麻痺
の軽重の程度)を患者の不確かな訴えではなく、客観的
に知ることができ、このデータを基に引き続いて行う低
周波治療のための周波数,波形,出力の大きさ,治療時
間等の治療条件を決定することができる。
【0042】このとき、測定電極9の測定面9’の面積
が小さく、しかも、その周部がスリーブ11により絶縁
されて患部と接触しないため、高い電流密度で測定電流
を通流して精度の高い測定を行うことができる。
が小さく、しかも、その周部がスリーブ11により絶縁
されて患部と接触しないため、高い電流密度で測定電流
を通流して精度の高い測定を行うことができる。
【0043】つぎに、決定した治療条件に即するように
低周波治療出力発生器19の出力条件を設定した後、そ
のタイマをセットしてスタートさせると、この発生器1
9の出力端子19’,19”から設定された出力条件の
低周波治療出力が直ちに発生する。
低周波治療出力発生器19の出力条件を設定した後、そ
のタイマをセットしてスタートさせると、この発生器1
9の出力端子19’,19”から設定された出力条件の
低周波治療出力が直ちに発生する。
【0044】このとき、低周波治療出力発生器19によ
りリレースイッチ21a,21bが連動して治療接点P
2 に切換わる。また、医師等は患部に治療電極8を圧接
し、その曲面状の大面積の治療面を患部に当てる。
りリレースイッチ21a,21bが連動して治療接点P
2 に切換わる。また、医師等は患部に治療電極8を圧接
し、その曲面状の大面積の治療面を患部に当てる。
【0045】そのため、低周波治療出力がリレースイッ
チ21a,21bを介して治療電極8と不関導子3との
間に印加され、患部に低周波の治療電流が流れ、所望の
低周波治療が行われる。
チ21a,21bを介して治療電極8と不関導子3との
間に印加され、患部に低周波の治療電流が流れ、所望の
低周波治療が行われる。
【0046】ところで、患部が比較的広い場合は、治療
電極8を患部の表膚一帯に摺動して治療が行われ、この
とき、治療電極8の接触面が広く、しかも、曲面である
ため、感触が良く、効果的な治療が行え、しかも、その
摺動が容易で操作性も向上する。
電極8を患部の表膚一帯に摺動して治療が行われ、この
とき、治療電極8の接触面が広く、しかも、曲面である
ため、感触が良く、効果的な治療が行え、しかも、その
摺動が容易で操作性も向上する。
【0047】一方、患部の圧痛点が狭小な場合には、医
師等は治療電極8の代わりに治療・測定電極10を治療
に使用し、この電極10の治療・測定面10’を患部に
圧接して治療を行う。
師等は治療電極8の代わりに治療・測定電極10を治療
に使用し、この電極10の治療・測定面10’を患部に
圧接して治療を行う。
【0048】この場合、治療・測定面10’の面積が治
療電極8の治療面8’より狭く、しかも、スリーブ12
の絶縁により接触面積が広がらず、電流密度を高くして
効率よく治療を行うことができる。
療電極8の治療面8’より狭く、しかも、スリーブ12
の絶縁により接触面積が広がらず、電流密度を高くして
効率よく治療を行うことができる。
【0049】つぎに、治療が終了すると、リレースイッ
チ21a,21b等が元の状態に復帰し、治療後の測定
を行うため、医師等は治療前の測定の場合と同様、測定
電極9の測定面9’を患部に圧接してハンドピース5の
操作スイッチ6を約1秒間押す。
チ21a,21b等が元の状態に復帰し、治療後の測定
を行うため、医師等は治療前の測定の場合と同様、測定
電極9の測定面9’を患部に圧接してハンドピース5の
操作スイッチ6を約1秒間押す。
【0050】このとき、測定切換回路15の測定オン指
令に基づき、治療後測定スイッチ17のLEDが点灯
し、このスイッチ17が表示切換回路25及びロジック
ゲートスイッチ20に治療後の測定オン指令を供給す
る。
令に基づき、治療後測定スイッチ17のLEDが点灯
し、このスイッチ17が表示切換回路25及びロジック
ゲートスイッチ20に治療後の測定オン指令を供給す
る。
【0051】そして、表示切換回路25により治療後測
定値表示器24が選択され、かつ、ロジックゲートスイ
ッチ20がオンする。このスイッチ20のオンにより測
定出力発生器18の出力端子18’から1KHz,5V
の測定出力が測定電極9に供給され、治療前の測定と同
様の測定が行われ、測定結果が治療後測定値表示器24
に表示される。
定値表示器24が選択され、かつ、ロジックゲートスイ
ッチ20がオンする。このスイッチ20のオンにより測
定出力発生器18の出力端子18’から1KHz,5V
の測定出力が測定電極9に供給され、治療前の測定と同
様の測定が行われ、測定結果が治療後測定値表示器24
に表示される。
【0052】このとき、治療前測定値表示器23に治療
前の測定結果が表示されているため、両表示器23,2
4により患部の治療結果が通流値の変化として表示さ
れ、治療効果をこれらの値と比例関係にある電気刺激閾
値の変化としてとらえることで、行った治療による改善
程度を知ることができ、爾後の治療に関するより効果的
な方針を立てることができる。
前の測定結果が表示されているため、両表示器23,2
4により患部の治療結果が通流値の変化として表示さ
れ、治療効果をこれらの値と比例関係にある電気刺激閾
値の変化としてとらえることで、行った治療による改善
程度を知ることができ、爾後の治療に関するより効果的
な方針を立てることができる。
【0053】そして、ハンドピース5の操作スイッチ6
を再度押すと、測定切換回路15がリセット指令を発生
し、この指令により表示切換回路25を介して両表示器
23,24の表示がリセットされ、つぎの治療の待機状
態になる。この状態になった後に、ハンドピース5の操
作スイッチ6を押すと、治療前の測定が開始される。
を再度押すと、測定切換回路15がリセット指令を発生
し、この指令により表示切換回路25を介して両表示器
23,24の表示がリセットされ、つぎの治療の待機状
態になる。この状態になった後に、ハンドピース5の操
作スイッチ6を押すと、治療前の測定が開始される。
【0054】なお、ハンドピース5の操作スイッチ6を
操作する代わりに、測定スイッチ16,17のスイッチ
を操作しても同様の動作が行われる。また、治療の前,
後の測定時、患部の状態等によっては測定電極9の代わ
りに治療・測定電極10を使用してもよく、この場合
も、電極10の周部がスリーブ12で絶縁されているた
め、患部との接触面積(測定面積)が広がらず、精度の
高い測定が行える。
操作する代わりに、測定スイッチ16,17のスイッチ
を操作しても同様の動作が行われる。また、治療の前,
後の測定時、患部の状態等によっては測定電極9の代わ
りに治療・測定電極10を使用してもよく、この場合
も、電極10の周部がスリーブ12で絶縁されているた
め、患部との接触面積(測定面積)が広がらず、精度の
高い測定が行える。
【0055】したがって、1つの導子を治療とその前,
後の測定とに使用することができ、この場合、治療と測
定とで導子を取換えたり、導子と本体装置との接続をや
り直したりする必要がなく、取扱いが極めて容易で使用
性が著しく向上する。
後の測定とに使用することができ、この場合、治療と測
定とで導子を取換えたり、導子と本体装置との接続をや
り直したりする必要がなく、取扱いが極めて容易で使用
性が著しく向上する。
【0056】また、治療電極8の感触がよく、しかも、
スリーブにより測定電極9の周部の絶縁が図られ、測定
精度が向上する。さらに、各電極8〜10が金めっきさ
れ、意匠的にも優れた導子を提供することができる。
スリーブにより測定電極9の周部の絶縁が図られ、測定
精度が向上する。さらに、各電極8〜10が金めっきさ
れ、意匠的にも優れた導子を提供することができる。
【0057】また、ハンドピース5の操作スイッチ6の
操作により、治療の前,後の測定が導子をもったままそ
の手元で行え、操作性に優れ、使用性が一層向上する。
ところで、導子には少なくとも治療電極8と測定電極9
とが設けられていればよい。
操作により、治療の前,後の測定が導子をもったままそ
の手元で行え、操作性に優れ、使用性が一層向上する。
ところで、導子には少なくとも治療電極8と測定電極9
とが設けられていればよい。
【0058】また、治療電極8は接触面が曲面であれば
よく、例えば半円筒状等であってもよい。さらに、本体
装置の各部の構成はどのようであってもよいのは勿論で
ある。
よく、例えば半円筒状等であってもよい。さらに、本体
装置の各部の構成はどのようであってもよいのは勿論で
ある。
【0059】
【発明の効果】本発明は、以下に記載する効果を奏す
る。まず、請求項1の導子においては、治療時、患部と
の接触面が曲面の金属製治療電極8により感触よく効果
的な治療が行え、治療の前,後の測定時は患部に接触す
る測定面が小さく、しかも、スリーブ11によりその周
部の患部への接触が防止された測定電極9により、精度
の高い測定が行え、1つの導子により効果的な治療と治
療の前,後の電気的刺激閾値の正確な測定とを行うこと
ができ、低周波治療が有効かつ容易に行え、取扱いが容
易で操作性及び測定精度の優れた低周波治療用の導子を
提供することができる。
る。まず、請求項1の導子においては、治療時、患部と
の接触面が曲面の金属製治療電極8により感触よく効果
的な治療が行え、治療の前,後の測定時は患部に接触す
る測定面が小さく、しかも、スリーブ11によりその周
部の患部への接触が防止された測定電極9により、精度
の高い測定が行え、1つの導子により効果的な治療と治
療の前,後の電気的刺激閾値の正確な測定とを行うこと
ができ、低周波治療が有効かつ容易に行え、取扱いが容
易で操作性及び測定精度の優れた低周波治療用の導子を
提供することができる。
【0060】また、請求項2記載の低周波治療装置にお
いては、請求項1記載の導子を使用し、治療の前,後の
測定時にハンドピース5のスイッチ操作により導子に供
給される本体装置の出力を自動的に測定出力に切換え、
導子の手元操作で電気的刺激閾値の測定を行ってその結
果を本体装置の表示器に表示することができ、操作性の
極めて高い低周波治療装置を提供することができる。
いては、請求項1記載の導子を使用し、治療の前,後の
測定時にハンドピース5のスイッチ操作により導子に供
給される本体装置の出力を自動的に測定出力に切換え、
導子の手元操作で電気的刺激閾値の測定を行ってその結
果を本体装置の表示器に表示することができ、操作性の
極めて高い低周波治療装置を提供することができる。
【図1】本発明の実施の1形態の導子の平面図である。
【図2】図1の電極部分の拡大図である。
【図3】図1の導子が接続された本体装置の回路ブロッ
ク図である。
ク図である。
5 ハンドピース 6 操作スイッチ 7 支持ロッド 8 金属製治療電極 9 測定電極 11,12 スリーブ 13 出力切換回路 15 測定制御回路 18 測定出力発生器 19 低周波治療出力発生器
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−299466(JP,A) 特開 平4−132565(JP,A) 特開 昭59−209358(JP,A) 実開 昭57−176248(JP,U) 実開 昭57−26251(JP,U) 実開 昭57−2056(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61N 1/04 A61N 1/32 A61H 39/00
Claims (2)
- 【請求項1】 絶縁体のハンドピースに支持された金属
製の支持ロッドと、 前記支持ロッドの先端にほぼ前記支持ロッドに直角に取
付けられた,接触面が曲面の金属製治療電極と、 前記治療電極の端部に形成され,測定面が前記接触面よ
り小面積の測定電極と、 前記測定電極の周部を被覆した絶縁体からなるスリーブ
とを備えたことを特徴とする低周波治療用の導子。 - 【請求項2】 本体装置に接続された低周波治療用の導
子に、 絶縁体のハンドピースに支持された金属製の支持ロッド
と、 前記支持ロッドの先端にほぼ前記支持ロッドに直角に取
付けられた,接触面が曲面の金属製治療電極と、 前記治療電極の端部に形成され,測定面が前記接触面よ
り小面積の測定電極と、 前記測定電極の周部を被覆した絶縁体からなるスリーブ
とを備え、 前記ハンドピースに測定開始指令用の操作スイッチを設
け、 前記本体装置に、 所定の電圧,周波数の測定出力を発生する測定出力発生
器と、 治療条件に応じた低周波治療出力を発生する低周波治療
出力発生器と、 前記両出力を択一的に選択し,治療中に前記治療出力を
前記導子に供給する出力切換回路と、 前記測定出力に基づく前記導子の通電電流値を測定する
測定回路と、 前記測定回路の測定結果を表示する測定値表示器と、 治療の前,後の前記操作スイッチの操作により前記出力
切換回路を介して前記導子に前記測定出力を供給する測
定制御回路とを備えたことを特徴とする低周波治療装
置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7346884A JP2834701B2 (ja) | 1995-12-13 | 1995-12-13 | 導子及び低周波治療装置 |
KR1019960020477A KR100307303B1 (ko) | 1995-12-13 | 1996-06-08 | 도자 및 저주파 치료장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7346884A JP2834701B2 (ja) | 1995-12-13 | 1995-12-13 | 導子及び低周波治療装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09164211A JPH09164211A (ja) | 1997-06-24 |
JP2834701B2 true JP2834701B2 (ja) | 1998-12-14 |
Family
ID=18386474
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7346884A Expired - Fee Related JP2834701B2 (ja) | 1995-12-13 | 1995-12-13 | 導子及び低周波治療装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2834701B2 (ja) |
KR (1) | KR100307303B1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6571382B2 (ja) * | 2015-05-12 | 2019-09-04 | 株式会社日本メディックス | 電気的刺激装置およびこれに用いる移動電極 |
-
1995
- 1995-12-13 JP JP7346884A patent/JP2834701B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1996
- 1996-06-08 KR KR1019960020477A patent/KR100307303B1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09164211A (ja) | 1997-06-24 |
KR100307303B1 (ko) | 2001-11-30 |
KR970032912A (ko) | 1997-07-22 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
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