JP2510401B2 - 高周波を用いた鍼治療装置 - Google Patents
高周波を用いた鍼治療装置Info
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- A61N1/02—Details
- A61N1/04—Electrodes
- A61N1/06—Electrodes for high-frequency therapy
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- A61H—PHYSICAL THERAPY APPARATUS, e.g. DEVICES FOR LOCATING OR STIMULATING REFLEX POINTS IN THE BODY; ARTIFICIAL RESPIRATION; MASSAGE; BATHING DEVICES FOR SPECIAL THERAPEUTIC OR HYGIENIC PURPOSES OR SPECIFIC PARTS OF THE BODY
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- A61N1/18—Applying electric currents by contact electrodes
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- A61N1/36014—External stimulators, e.g. with patch electrodes
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鍼に高周波電流を流し
て治療を行うための高周波を用いた鍼治療装置に関する
ものである。
て治療を行うための高周波を用いた鍼治療装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、健康器具の分野では、皮膚に電極
を接触させて一定の周期で低周波電流を流し、その感電
の刺激で筋肉を不随意に動かすことにより血行を促進さ
せたり肩こり等をもみほぐしたりするものや、超短波に
よる微弱な電界を皮膚に印加して血行を促進させるもの
が市販されている。
を接触させて一定の周期で低周波電流を流し、その感電
の刺激で筋肉を不随意に動かすことにより血行を促進さ
せたり肩こり等をもみほぐしたりするものや、超短波に
よる微弱な電界を皮膚に印加して血行を促進させるもの
が市販されている。
【0003】一方、鍼灸治療の分野では、いわゆる人体
の「つぼ」に、鍼を刺して物理的な刺激を与えたり、灸
を据えて熱的な刺激を与えたりすることにより、治癒や
鎮痛の効果を得ている。ここで、「つぼ」は一般に熟練
者が長年の経験や勘で探知しているが、この「つぼ」に
直流電流を流すと、「つぼ」以外の部位よりも抵抗が下
がり電流が増大することが知られており、このことを利
用して「つぼ」を探知することも行われている。
の「つぼ」に、鍼を刺して物理的な刺激を与えたり、灸
を据えて熱的な刺激を与えたりすることにより、治癒や
鎮痛の効果を得ている。ここで、「つぼ」は一般に熟練
者が長年の経験や勘で探知しているが、この「つぼ」に
直流電流を流すと、「つぼ」以外の部位よりも抵抗が下
がり電流が増大することが知られており、このことを利
用して「つぼ」を探知することも行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、鍼灸治療の
分野において、「つぼ」に物理的な刺激と熱的な刺激を
同時に与えれば治療の効果の増大が期待できる。しかし
ながら、従来の技術では物理的な刺激と熱的な刺激を同
時にしかもスピーディに「つぼ」に与えることは極めて
困難である。また、熱的な刺激を「つぼ」の深いところ
に局所的に与えることも困難である。このことは、上記
従来の市販の健康器具を利用したとしても変わらない。
分野において、「つぼ」に物理的な刺激と熱的な刺激を
同時に与えれば治療の効果の増大が期待できる。しかし
ながら、従来の技術では物理的な刺激と熱的な刺激を同
時にしかもスピーディに「つぼ」に与えることは極めて
困難である。また、熱的な刺激を「つぼ」の深いところ
に局所的に与えることも困難である。このことは、上記
従来の市販の健康器具を利用したとしても変わらない。
【0005】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであり、その目的は、いわゆる人体の「つ
ぼ」に対し、物理的な刺激と熱的な刺激を、同時にかつ
スピーディにしかも任意の深さで与えて、治療効果を増
大させる鍼治療装置を提供することにある。
されたものであり、その目的は、いわゆる人体の「つ
ぼ」に対し、物理的な刺激と熱的な刺激を、同時にかつ
スピーディにしかも任意の深さで与えて、治療効果を増
大させる鍼治療装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の鍼治療装置は、高周波電流を発生する手段
と、直流電流を発生する手段と、操作により前記高周波
電流を所定時間だけ出力する手段と、一方が皮膚もしく
は鍼に他方が皮膚に電気的に接触するための一対の電極
と、前記一対の電極に前記直流電流を発生する手段また
は前記高周波電流を所定時間だけ出力する手段を操作に
より切り替えて接続する手段と、前記一対の電極間に流
れた前記直流電流の大きさを提示する手段と、を具備す
ることを特徴としている。
め、本発明の鍼治療装置は、高周波電流を発生する手段
と、直流電流を発生する手段と、操作により前記高周波
電流を所定時間だけ出力する手段と、一方が皮膚もしく
は鍼に他方が皮膚に電気的に接触するための一対の電極
と、前記一対の電極に前記直流電流を発生する手段また
は前記高周波電流を所定時間だけ出力する手段を操作に
より切り替えて接続する手段と、前記一対の電極間に流
れた前記直流電流の大きさを提示する手段と、を具備す
ることを特徴としている。
【0007】
【作用】本発明の高周波を用いた鍼治療装置では、直流
電流を発生する手段を一対の電極に接続可能とすること
により、この一対の電極間に人体を通して流れる直流電
流の大きさからいわゆる「つぼ」を迅速に探知できるよ
うにする。次に、この「つぼ」に打った鍼に触れる電極
の接続を切り替えて所定時間の高周波電流を鍼に流せる
ようにする。すなわち、鍼による物理的な刺激と高周波
電流の誘導加熱作用による熱的な刺激を「つぼ」に与え
られるようにする。鍼はその打ち方で深さが変えられる
ことから、任意の深さに熱的刺激を与えることができ
る。
電流を発生する手段を一対の電極に接続可能とすること
により、この一対の電極間に人体を通して流れる直流電
流の大きさからいわゆる「つぼ」を迅速に探知できるよ
うにする。次に、この「つぼ」に打った鍼に触れる電極
の接続を切り替えて所定時間の高周波電流を鍼に流せる
ようにする。すなわち、鍼による物理的な刺激と高周波
電流の誘導加熱作用による熱的な刺激を「つぼ」に与え
られるようにする。鍼はその打ち方で深さが変えられる
ことから、任意の深さに熱的刺激を与えることができ
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面を参照して詳
細に説明する。
細に説明する。
【0009】図1は本発明の一実施例の構成を示す図で
ある。図において、1は「つぼ」探知用の直流電源、2
および3は一対の電極、4は高周波発生用の直流電源、
5は2〜10MHz程度の高周波発生回路、6は高周波
発生回路5の出力を0.5〜7W程度に増幅する増幅回
路、7はタイマー、8はフットスイッチ、9は電極2側
に一体に設けられた手元切り替えスイッチ、10は「つ
ぼ」探知時の直流電流を検出するための抵抗、11はそ
の検出信号の増幅回路、12は検出した直流電流を表示
するメータ、13は増幅回路11の出力電圧を可聴周波
数に変換する電圧/周波数変換回路(以下、V/F変換
回路と記す)、14は変換された可聴周波数信号の増幅
回路、15はスピーカである。
ある。図において、1は「つぼ」探知用の直流電源、2
および3は一対の電極、4は高周波発生用の直流電源、
5は2〜10MHz程度の高周波発生回路、6は高周波
発生回路5の出力を0.5〜7W程度に増幅する増幅回
路、7はタイマー、8はフットスイッチ、9は電極2側
に一体に設けられた手元切り替えスイッチ、10は「つ
ぼ」探知時の直流電流を検出するための抵抗、11はそ
の検出信号の増幅回路、12は検出した直流電流を表示
するメータ、13は増幅回路11の出力電圧を可聴周波
数に変換する電圧/周波数変換回路(以下、V/F変換
回路と記す)、14は変換された可聴周波数信号の増幅
回路、15はスピーカである。
【0010】上記において、「つぼ」探知用の直流電流
1は可変抵抗器1aで出力電流を設定できるようになっ
ている。この直流電源1の出力の一方側(例えば正極
側)は直流電流検出用抵抗10を介して手元切り替えス
イッチ9のノーマルクローズ側端子に接続され、その出
力の他方側(この場合、負極側)は電極3に接続されて
いる。この電極3は、心電図測定等において使用される
電極と同様のものであり、例えば手首をバネ力で挾んで
装着し人体に電気的接触を図るものである。「つぼ」探
知時に流れる直流電流は抵抗10を流れ、電圧降下を生
じさせる。これが直流電流の検出信号であり、増幅回路
11で増幅してメータ12を振らせる。また増幅回路1
1の出力は、V/F変換回路13で可聴周波数信号に変
換され、増幅回路14を通してスピーカ15から音の高
低として出力される。
1は可変抵抗器1aで出力電流を設定できるようになっ
ている。この直流電源1の出力の一方側(例えば正極
側)は直流電流検出用抵抗10を介して手元切り替えス
イッチ9のノーマルクローズ側端子に接続され、その出
力の他方側(この場合、負極側)は電極3に接続されて
いる。この電極3は、心電図測定等において使用される
電極と同様のものであり、例えば手首をバネ力で挾んで
装着し人体に電気的接触を図るものである。「つぼ」探
知時に流れる直流電流は抵抗10を流れ、電圧降下を生
じさせる。これが直流電流の検出信号であり、増幅回路
11で増幅してメータ12を振らせる。また増幅回路1
1の出力は、V/F変換回路13で可聴周波数信号に変
換され、増幅回路14を通してスピーカ15から音の高
低として出力される。
【0011】一方、高周波発生用の直流電源4の出力
は、タイマー接点7aを介して高周波発生回路5に供給
される。高周波発生回路5の出力は、増幅回路6に入力
される。増幅回路6は、可変抵抗器6aで出力電流の調
整が可能となっている。この増幅回路6の出力の一方側
はタイマー接点7bを介し手元切り替えスイッチ9のノ
ーマルオープン側端子に接続され、その他方側は前述の
直流電源1の他方側とともに電極3に接続されている。
電極2は直径が例えば2〜5mm程度の棒状体のピンの
根本に絶縁体を設けたものであり、この絶縁体部分に手
元切り替えスイッチ9が取り付けられており、その棒状
体のピンに手元切り替えスイッチ9のコモン端子が接続
されている。手元切り替えスイッチ9は常時は直流電源
1側が接続されており、電極2は「つぼ」探知用として
肌へ電気的に接触を図るために用いられる。手元切り替
えスイッチ9を押すことによって、高周波出力側が電極
2へ接続され、電極2は「つぼ」に打たれた鍼へ触れる
ために用いられる。タイマー7はフットスイッチ8を足
で踏むことにより起動され、前述のタイマー接点7a,
7bを予め設定されている時間(例えば1〜10秒程
度)だけ閉じる。なお、これらのタイマー接点7a,7
bは、同等に働く半導体スイッチ素子に替えても良い。
は、タイマー接点7aを介して高周波発生回路5に供給
される。高周波発生回路5の出力は、増幅回路6に入力
される。増幅回路6は、可変抵抗器6aで出力電流の調
整が可能となっている。この増幅回路6の出力の一方側
はタイマー接点7bを介し手元切り替えスイッチ9のノ
ーマルオープン側端子に接続され、その他方側は前述の
直流電源1の他方側とともに電極3に接続されている。
電極2は直径が例えば2〜5mm程度の棒状体のピンの
根本に絶縁体を設けたものであり、この絶縁体部分に手
元切り替えスイッチ9が取り付けられており、その棒状
体のピンに手元切り替えスイッチ9のコモン端子が接続
されている。手元切り替えスイッチ9は常時は直流電源
1側が接続されており、電極2は「つぼ」探知用として
肌へ電気的に接触を図るために用いられる。手元切り替
えスイッチ9を押すことによって、高周波出力側が電極
2へ接続され、電極2は「つぼ」に打たれた鍼へ触れる
ために用いられる。タイマー7はフットスイッチ8を足
で踏むことにより起動され、前述のタイマー接点7a,
7bを予め設定されている時間(例えば1〜10秒程
度)だけ閉じる。なお、これらのタイマー接点7a,7
bは、同等に働く半導体スイッチ素子に替えても良い。
【0012】以上のように構成した実施例の動作および
作用について説明する。
作用について説明する。
【0013】図2は本実施例の使用方法を説明する図で
ある。図において、16は装置本体であり、図1で説明
した電極2,3、フットスイッチ8、手元切り替えスイ
ッチ9以外のものが収容もしくは実装されている。この
装置本体16のパネル面にはメータ12およびスピーカ
15などが付いている。また、装置本体16は電極2,
3、フットスイッチ8、手元切り替えスイッチ9を接続
するためのコネクタもしくは接続端子を有する。17は
人体、18は直径が0.2mm前後のステンレス等の金
属線から成る鍼である。
ある。図において、16は装置本体であり、図1で説明
した電極2,3、フットスイッチ8、手元切り替えスイ
ッチ9以外のものが収容もしくは実装されている。この
装置本体16のパネル面にはメータ12およびスピーカ
15などが付いている。また、装置本体16は電極2,
3、フットスイッチ8、手元切り替えスイッチ9を接続
するためのコネクタもしくは接続端子を有する。17は
人体、18は直径が0.2mm前後のステンレス等の金
属線から成る鍼である。
【0014】まず、電極3を被験者の手首に挾んで装着
し、電極2のピン先を目的とする「つぼ」があると想定
される部位の範囲の肌に触れる。電極2のピン先が「つ
ぼ」に当たると人体の抵抗が下がり電極2と電極3の間
に流れる直流電流が増加する。その増加はメータ12の
振れがピークになることで、あるいはスピーカ15の音
が高い音に変わることで知ることができる。なお、検出
信号を反転することで直流電流の増加を人体の抵抗変化
として提示し、メータ12の振れを小さい値に変化させ
たり、スピーカ15の音を低い音に変化させたりしても
良い。
し、電極2のピン先を目的とする「つぼ」があると想定
される部位の範囲の肌に触れる。電極2のピン先が「つ
ぼ」に当たると人体の抵抗が下がり電極2と電極3の間
に流れる直流電流が増加する。その増加はメータ12の
振れがピークになることで、あるいはスピーカ15の音
が高い音に変わることで知ることができる。なお、検出
信号を反転することで直流電流の増加を人体の抵抗変化
として提示し、メータ12の振れを小さい値に変化させ
たり、スピーカ15の音を低い音に変化させたりしても
良い。
【0015】次に、「つぼ」が探知できたらそこへ鍼1
8を打ち込む。この鍼18の導体部分に対し、手元切り
替えスイッチ9を押しながら電極2のピン先を接触させ
る。手元切り替えスイッチ9を押すことで電極2は高周
波出力側に切り替わり、ここでフットスイッチ8を足で
踏むと図1のタイマー7の設定時間(例えば1〜10秒
程度)だけ高周波電流が鍼18と電極3の間の人体17
に流れる。ここで、高周波は鍼18による誘導加熱作用
で鍼の近傍にて熱を生じさせる。
8を打ち込む。この鍼18の導体部分に対し、手元切り
替えスイッチ9を押しながら電極2のピン先を接触させ
る。手元切り替えスイッチ9を押すことで電極2は高周
波出力側に切り替わり、ここでフットスイッチ8を足で
踏むと図1のタイマー7の設定時間(例えば1〜10秒
程度)だけ高周波電流が鍼18と電極3の間の人体17
に流れる。ここで、高周波は鍼18による誘導加熱作用
で鍼の近傍にて熱を生じさせる。
【0016】以上により、本実施例では「つぼ」を素早
く探知して、鍼の物理的治療効果と、鍼の打ち込んだ深
さでの熱的な治療効果の両方を、1〜10秒程度という
短時間に得ることが可能となる。高周波としては、2〜
10MHzが効果的であるが、数100KHz〜40M
Hzの範囲で有効である。数100KHz以下では感電
し、40MHz以上では人体の抵抗が大きくなって電流
が流れない。これまで、高周波や超短波は、誘導加熱や
誘電加熱のため、特に超短波は目に吸収され白内症を引
き起こすなど人体には危険であるという先入観念があっ
て、鍼治療への応用という点では顧られることがなかっ
たが、試験の結果、0.5〜7W程度で数十秒以内の範
囲の高周波であれば危険を伴わず、これまでにない顕著
な鎮痛効果や血行促進効果が得られることが確認され
た。
く探知して、鍼の物理的治療効果と、鍼の打ち込んだ深
さでの熱的な治療効果の両方を、1〜10秒程度という
短時間に得ることが可能となる。高周波としては、2〜
10MHzが効果的であるが、数100KHz〜40M
Hzの範囲で有効である。数100KHz以下では感電
し、40MHz以上では人体の抵抗が大きくなって電流
が流れない。これまで、高周波や超短波は、誘導加熱や
誘電加熱のため、特に超短波は目に吸収され白内症を引
き起こすなど人体には危険であるという先入観念があっ
て、鍼治療への応用という点では顧られることがなかっ
たが、試験の結果、0.5〜7W程度で数十秒以内の範
囲の高周波であれば危険を伴わず、これまでにない顕著
な鎮痛効果や血行促進効果が得られることが確認され
た。
【0017】なお、電極2は鍼をくわえることのできる
クリップ構造としても良い。また、電極3として、導電
性のゴムや樹脂、金属等で形成されたシート状電極や板
状電極を用い、手足や背、腹等に巻き付けたり貼り付け
たり押し当てたりしても良い。上記実施例では高周波を
所定時間出力するために、高周波発生回路5への電源供
給側と増幅回路6の出力側の両方をタイマー接点7a,
7bでオン/オフする構成として信頼性の向上を図って
いるが、原理的にはどちらか一方を省略しても良い。ま
た、「つぼ」探知のために、検出した直流電流を提示す
る手段としては、メータ等の視覚的なものやスピーカ等
の聴覚的なもの以外に例えばバイブレータ等の触覚的な
のものを使用しても良い。さらに、安全対策として「つ
ぼ」探知用の直流出力側や高周波出力側に保護用抵抗を
入れても良く、そのような出力の安全対策が施されれ
ば、安全対策のため直流電源1や増幅回路6の出力制限
機能等を省略したり簡略にしたりしても良い。このよう
に本発明は、その主旨に沿って種々に応用され、種々の
実施態様を取り得るものである。
クリップ構造としても良い。また、電極3として、導電
性のゴムや樹脂、金属等で形成されたシート状電極や板
状電極を用い、手足や背、腹等に巻き付けたり貼り付け
たり押し当てたりしても良い。上記実施例では高周波を
所定時間出力するために、高周波発生回路5への電源供
給側と増幅回路6の出力側の両方をタイマー接点7a,
7bでオン/オフする構成として信頼性の向上を図って
いるが、原理的にはどちらか一方を省略しても良い。ま
た、「つぼ」探知のために、検出した直流電流を提示す
る手段としては、メータ等の視覚的なものやスピーカ等
の聴覚的なもの以外に例えばバイブレータ等の触覚的な
のものを使用しても良い。さらに、安全対策として「つ
ぼ」探知用の直流出力側や高周波出力側に保護用抵抗を
入れても良く、そのような出力の安全対策が施されれ
ば、安全対策のため直流電源1や増幅回路6の出力制限
機能等を省略したり簡略にしたりしても良い。このよう
に本発明は、その主旨に沿って種々に応用され、種々の
実施態様を取り得るものである。
【0018】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
高周波を用いた鍼治療装置によれば、いわゆる人体の
「つぼ」を迅速に探知し、この「つぼ」に対して物理的
な刺激と熱的な刺激を、同時にかつスピーディにしかも
任意の深さで与えることが可能になり、治療効果を増大
させることができる。
高周波を用いた鍼治療装置によれば、いわゆる人体の
「つぼ」を迅速に探知し、この「つぼ」に対して物理的
な刺激と熱的な刺激を、同時にかつスピーディにしかも
任意の深さで与えることが可能になり、治療効果を増大
させることができる。
【図1】本発明の一実施例を示す構成図
【図2】上記実施例の使用方法を説明する図
1…直流電源 2,3…電極 5…高周波発生回路 6…増幅回路 7…タイマー 8…フットスイッチ 9…手元切り替えスイッチ 12…メータ 15…スピーカ 16…装置本体 18…鍼
Claims (1)
- 【請求項1】 高周波電流を発生する手段と、直流電流
を発生する手段と、操作により前記高周波電流を所定時
間だけ出力する手段と、一方が皮膚もしくは鍼に他方が
皮膚に電気的に接触するための一対の電極と、前記一対
の電極に前記直流電流を発生する手段または前記高周波
電流を所定時間だけ出力する手段を操作により切り替え
て接続する手段と、前記一対の電極間に流れた前記直流
電流の大きさを提示する手段と、を具備することを特徴
とする高周波を用いた鍼治療装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6000659A JP2510401B2 (ja) | 1994-01-10 | 1994-01-10 | 高周波を用いた鍼治療装置 |
US08/317,564 US5546954A (en) | 1994-01-10 | 1994-10-04 | Method and apparatus of applying high-frequency wave current to reactive electro-permeable point of patient |
EP95100056A EP0662311A1 (en) | 1994-01-10 | 1995-01-03 | Method and apparatus of applying high-frequency wave current to acupuncture points |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6000659A JP2510401B2 (ja) | 1994-01-10 | 1994-01-10 | 高周波を用いた鍼治療装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07194669A JPH07194669A (ja) | 1995-08-01 |
JP2510401B2 true JP2510401B2 (ja) | 1996-06-26 |
Family
ID=11479858
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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