JP2833691B2 - 報知装置及び報知方法 - Google Patents
報知装置及び報知方法Info
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- JP2833691B2 JP2833691B2 JP6280502A JP28050294A JP2833691B2 JP 2833691 B2 JP2833691 B2 JP 2833691B2 JP 6280502 A JP6280502 A JP 6280502A JP 28050294 A JP28050294 A JP 28050294A JP 2833691 B2 JP2833691 B2 JP 2833691B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は監視対象の装置の状態変
化に関するデータを外部装置へ送信する報知装置及び報
知方法に関するものである。
化に関するデータを外部装置へ送信する報知装置及び報
知方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、装置に発生した異常を報知するた
めには、第10図のブロックに示すように、装置101
の状態を検知部102で検知し、その検知情報を所定の
判断基準部104に基づいて判断部103で判断し、そ
の判断結果に応じて、装置101の状態を表示部105
に表示する構成が採用されていた。
めには、第10図のブロックに示すように、装置101
の状態を検知部102で検知し、その検知情報を所定の
判断基準部104に基づいて判断部103で判断し、そ
の判断結果に応じて、装置101の状態を表示部105
に表示する構成が採用されていた。
【0003】このような構成では、ユーザがその表示を
見てサービスマンへ連絡する必要があるうえ、ユーザか
らの連絡では装置の状態が正確に伝わらない問題がある
ので、装置に異常が発生するとサービスセンターを呼び
出して装置の異常状態を送信するシステムが提案されて
いる。
見てサービスマンへ連絡する必要があるうえ、ユーザか
らの連絡では装置の状態が正確に伝わらない問題がある
ので、装置に異常が発生するとサービスセンターを呼び
出して装置の異常状態を送信するシステムが提案されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、装置の異常に
は、サービスマンの修理がなければ復旧しない異常もあ
れば、ユーザが対処できる異常もあり、これらの異常が
発生する度にサービスセンターを呼び出すと、サービス
センターは異常の報知を非常にたくさん受信することに
なり、サービスセンターの処理が煩雑になるうえ、サー
ビスマンの修理を必要としている装置に対する対処が遅
れてしまう問題があった。
は、サービスマンの修理がなければ復旧しない異常もあ
れば、ユーザが対処できる異常もあり、これらの異常が
発生する度にサービスセンターを呼び出すと、サービス
センターは異常の報知を非常にたくさん受信することに
なり、サービスセンターの処理が煩雑になるうえ、サー
ビスマンの修理を必要としている装置に対する対処が遅
れてしまう問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の問題を解決するた
め、本発明は、監視対象の装置の状態変化を示すデータ
を外部装置へ送信する報知装置において、前記監視対象
の装置の所定の状態変化を検知する検知手段と、前記検
知手段により検知された状態変化を示すデータを記憶す
る記憶手段と、前記記憶手段に記憶されたデータを前記
外部装置へ送信する送信手段とを有し、前回の状態変化
を検知したときから今回の状態変化を検知するまでに前
記監視対象の装置が動作した回数が予め決められた回数
以上である場合は、前記検知手段により検知された状態
変化を示すデータを前記記憶手段に記憶させ、予め決め
られた回数よりも少ない場合は、今回検知された状態変
化を示すデータ及び以前検知された状態変化を示すデー
タを前記記憶手段から読み出して前記送信手段により送
信することを特徴とする報知装置を提供するものであ
る。
め、本発明は、監視対象の装置の状態変化を示すデータ
を外部装置へ送信する報知装置において、前記監視対象
の装置の所定の状態変化を検知する検知手段と、前記検
知手段により検知された状態変化を示すデータを記憶す
る記憶手段と、前記記憶手段に記憶されたデータを前記
外部装置へ送信する送信手段とを有し、前回の状態変化
を検知したときから今回の状態変化を検知するまでに前
記監視対象の装置が動作した回数が予め決められた回数
以上である場合は、前記検知手段により検知された状態
変化を示すデータを前記記憶手段に記憶させ、予め決め
られた回数よりも少ない場合は、今回検知された状態変
化を示すデータ及び以前検知された状態変化を示すデー
タを前記記憶手段から読み出して前記送信手段により送
信することを特徴とする報知装置を提供するものであ
る。
【0006】また、本発明は、監視対象の装置の状態変
化を示すデータを外部装置へ送信する報知方法におい
て、前記監視対象の装置の所定の状態変化を検知するス
テップと、前回の状態変化を検知したときから今回の状
態変化を検知するまでに前記監視対象の装置が動作した
回数が予め決められた回数よりも少ないか否か判別する
ステップと、前記判別ステップにおいて予め決められた
回数以上であると判別された場合は、検知された状態変
化を示すデータを記憶手段に記憶させるステップと、前
記判別ステップにおいて予め決められた回数よりも少な
いと判別された場合は、今回検知された状態変化を示す
データ及び以前前記記憶手段に記憶された状態変化を示
すデータを送信するステップとを有することを特徴とす
る報知方法を提供するものである。
化を示すデータを外部装置へ送信する報知方法におい
て、前記監視対象の装置の所定の状態変化を検知するス
テップと、前回の状態変化を検知したときから今回の状
態変化を検知するまでに前記監視対象の装置が動作した
回数が予め決められた回数よりも少ないか否か判別する
ステップと、前記判別ステップにおいて予め決められた
回数以上であると判別された場合は、検知された状態変
化を示すデータを記憶手段に記憶させるステップと、前
記判別ステップにおいて予め決められた回数よりも少な
いと判別された場合は、今回検知された状態変化を示す
データ及び以前前記記憶手段に記憶された状態変化を示
すデータを送信するステップとを有することを特徴とす
る報知方法を提供するものである。
【0007】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
詳細に説明する。図1は本発明の通報方式を実現する装
置の実施例を示す基本構成図である。本図示のように、
装置本体100の状態を検知部201により検知して、
その検知情報を記憶部202に記憶させるとともに、入
力部205から予め入力された基準データ203aに応
じて判断部203で判断する。検知情報が基準データ2
03aに合致したとき、記憶部202に記憶された検知
情報を、入力部205から予め入力された指定データ2
04aにより、所定手順でダイヤル後、指定された相手
先に送信部204を介して送信する。送信された検知情
報は、受信装置300の受信部301で受信され、生の
データあるいは分析されて出力部302に出力される。
詳細に説明する。図1は本発明の通報方式を実現する装
置の実施例を示す基本構成図である。本図示のように、
装置本体100の状態を検知部201により検知して、
その検知情報を記憶部202に記憶させるとともに、入
力部205から予め入力された基準データ203aに応
じて判断部203で判断する。検知情報が基準データ2
03aに合致したとき、記憶部202に記憶された検知
情報を、入力部205から予め入力された指定データ2
04aにより、所定手順でダイヤル後、指定された相手
先に送信部204を介して送信する。送信された検知情
報は、受信装置300の受信部301で受信され、生の
データあるいは分析されて出力部302に出力される。
【0008】尚、検知部201は、通報装置200内に
置いたが、装置本体100と一体であつてもよい。又、
送信手順の内どこまでのデータを入力可能にするかは任
意である。装置本体100としては、複写機、プリン
タ、ドキユメントスキヤナ、ワープロ等、様々なものが
適用可能であるが、以下で述べる本実施例では16mm
マイクロフイルムスキヤナを例に挙げて説明する。
置いたが、装置本体100と一体であつてもよい。又、
送信手順の内どこまでのデータを入力可能にするかは任
意である。装置本体100としては、複写機、プリン
タ、ドキユメントスキヤナ、ワープロ等、様々なものが
適用可能であるが、以下で述べる本実施例では16mm
マイクロフイルムスキヤナを例に挙げて説明する。
【0009】図2は本実施例の通信装置のハードウエア
構成例を示す図である。211は装置本体からの信号を
検知する検知回路、212は処理・演算を行うCPU、
213はCPU212の処理プログラムを格納するRO
M、214は検知回路211で検知した検知データを日
付け等と共に記憶する検知データ部214aと通報を行
うか否かの基準データを記憶する基準データ部214b
と送信時のやりとりあるいはダイヤル番号等を記憶する
指定データ部214cとを含むRAM、215は前記基
準データや指定データ等を入力するキーボード、216
は送信のための送信回路、217は本通信装置200が
装置本体の電源OFF時でも、動作するためのバツクア
ツプ電源である。
構成例を示す図である。211は装置本体からの信号を
検知する検知回路、212は処理・演算を行うCPU、
213はCPU212の処理プログラムを格納するRO
M、214は検知回路211で検知した検知データを日
付け等と共に記憶する検知データ部214aと通報を行
うか否かの基準データを記憶する基準データ部214b
と送信時のやりとりあるいはダイヤル番号等を記憶する
指定データ部214cとを含むRAM、215は前記基
準データや指定データ等を入力するキーボード、216
は送信のための送信回路、217は本通信装置200が
装置本体の電源OFF時でも、動作するためのバツクア
ツプ電源である。
【0010】図4(a)は本発明の通報方式を組み込ん
だ16mmマイクロフイルムスキヤナの斜視透視図を示
す。本図において、ロール状のマイクロフイルムFは着
脱自在のフイルム供給カートリツジ1内に収納されてお
り、キヤプスタンローラ2とピンチローラ3によりカー
トリツジ1から送出される。このフイルムは不図示のフ
イルム案内部材とガイドローラ4,5により巻き取りリ
ール6に送られ、不図示のモータで駆動される巻き取り
リール6に巻き取られる。
だ16mmマイクロフイルムスキヤナの斜視透視図を示
す。本図において、ロール状のマイクロフイルムFは着
脱自在のフイルム供給カートリツジ1内に収納されてお
り、キヤプスタンローラ2とピンチローラ3によりカー
トリツジ1から送出される。このフイルムは不図示のフ
イルム案内部材とガイドローラ4,5により巻き取りリ
ール6に送られ、不図示のモータで駆動される巻き取り
リール6に巻き取られる。
【0011】マイクロフイルムFは、例えば図4(b)
のように多数の特許公報を頁順に記録したコマfと、各
コマの下辺に記録したコママークm1 と各特許公報の第
1項目の情報を記録したコマの上辺の件マークm2 とを
有する。マイクロフイルムFは所定の位置でランプ7に
よつて照射され、照射された画像情報はレンズ8によつ
てCCD(電荷結合素子)等の一次元光電変換要素(以
下ラインセンサと呼ぶ)9の走査面上に結像される。ラ
インセンサ9を電気的に主走査するとともに、ラインセ
ンサ9が設置されたキヤリツジ13をモータ12でガイ
ドレール10,11に沿つて駆動走査することにより、
画像情報が読み取られる。ラインセンサ9は装置本体の
状態、ここではランプ7のランプ切れを検知する検知部
としても使う。
のように多数の特許公報を頁順に記録したコマfと、各
コマの下辺に記録したコママークm1 と各特許公報の第
1項目の情報を記録したコマの上辺の件マークm2 とを
有する。マイクロフイルムFは所定の位置でランプ7に
よつて照射され、照射された画像情報はレンズ8によつ
てCCD(電荷結合素子)等の一次元光電変換要素(以
下ラインセンサと呼ぶ)9の走査面上に結像される。ラ
インセンサ9を電気的に主走査するとともに、ラインセ
ンサ9が設置されたキヤリツジ13をモータ12でガイ
ドレール10,11に沿つて駆動走査することにより、
画像情報が読み取られる。ラインセンサ9は装置本体の
状態、ここではランプ7のランプ切れを検知する検知部
としても使う。
【0012】14はコママークm1 を検知するコママー
ク検知器、15は件マークm2 を検知する件マーク検知
器である。コママークm1 件マークm2 は周辺(フイル
ムのベース濃度)と濃度が異なり、ランプ7と各検知器
14,15との間のマイクロフイルムFのマーク記録部
が通過することにより、コママーク検知器14,件マー
ク検知器15に入射する光がマークm1 ,m2 によつて
断続され、各検知器からマーク信号が出力する。
ク検知器、15は件マークm2 を検知する件マーク検知
器である。コママークm1 件マークm2 は周辺(フイル
ムのベース濃度)と濃度が異なり、ランプ7と各検知器
14,15との間のマイクロフイルムFのマーク記録部
が通過することにより、コママーク検知器14,件マー
ク検知器15に入射する光がマークm1 ,m2 によつて
断続され、各検知器からマーク信号が出力する。
【0013】後述の図3で示すコントローラにより、件
マーク検知器15が件マークm2 を検知したとき出力す
る件マーク信号をカウントし、そのカウント値によりフ
イルムの送りを止め、マイクロフイルムFを上述の所定
の照明位置に停止させる。また、コママーク検知器は、
装置本体の状態、ここではフイルム搬送系の異変を検知
するための検知部としても使う。
マーク検知器15が件マークm2 を検知したとき出力す
る件マーク信号をカウントし、そのカウント値によりフ
イルムの送りを止め、マイクロフイルムFを上述の所定
の照明位置に停止させる。また、コママーク検知器は、
装置本体の状態、ここではフイルム搬送系の異変を検知
するための検知部としても使う。
【0014】オペレータはハーフミラー16,アタツチ
メントレンズ17、固定ミラー18,19を介して光学
スクリーン20に投影された画像をモニタし、所望のも
のであることを確認した後、不図示のキーボード上に設
けられた読み取りスタートボタンを押す。これにより、
上述のラインセンサ9を用いた読み取り動作が開始され
る。また、21はラインセンサ9のホームポジシヨン位
置を検出するフオトインタラプタであり、キヤリツジ1
3に固定された遮光板22により出射光を遮断された時
に位置信号を出力する。このセンサ21は装置全体の状
態、ここではキヤリツジ13の駆動系の異変を検知する
ための検知部としても使う。
メントレンズ17、固定ミラー18,19を介して光学
スクリーン20に投影された画像をモニタし、所望のも
のであることを確認した後、不図示のキーボード上に設
けられた読み取りスタートボタンを押す。これにより、
上述のラインセンサ9を用いた読み取り動作が開始され
る。また、21はラインセンサ9のホームポジシヨン位
置を検出するフオトインタラプタであり、キヤリツジ1
3に固定された遮光板22により出射光を遮断された時
に位置信号を出力する。このセンサ21は装置全体の状
態、ここではキヤリツジ13の駆動系の異変を検知する
ための検知部としても使う。
【0015】図3は図2で示した通報装置を装置本体と
一体化した構成例を示す。図3において、30は各構成
要素に対して全体のシーケンスを行なう周知のマイクロ
コンピユータより成るコントローラである。32はライ
ンセンサ9のアナログ信号に対してデジタル化等の必要
な信号処理を行なう信号処理回路、33はマイクロフイ
ルム搬送用のモータ、34は読み取りスタートボタンと
変更ボタンと送信相手のダイヤルを設定する設定部とし
てのテンキーとを有するキーボード、35はコントロー
ラ30内でラスタ変換およびデータ圧縮のなされた検知
情報を外部回線へ送信するための変調を行なう送信部、
31は図5〜図9に図示の制御手順と、キーボード上の
基準変更ボタンで入力された図1示の基準データ203
aとダイヤル等の指定データ204aが収納されるメモ
リである。
一体化した構成例を示す。図3において、30は各構成
要素に対して全体のシーケンスを行なう周知のマイクロ
コンピユータより成るコントローラである。32はライ
ンセンサ9のアナログ信号に対してデジタル化等の必要
な信号処理を行なう信号処理回路、33はマイクロフイ
ルム搬送用のモータ、34は読み取りスタートボタンと
変更ボタンと送信相手のダイヤルを設定する設定部とし
てのテンキーとを有するキーボード、35はコントロー
ラ30内でラスタ変換およびデータ圧縮のなされた検知
情報を外部回線へ送信するための変調を行なう送信部、
31は図5〜図9に図示の制御手順と、キーボード上の
基準変更ボタンで入力された図1示の基準データ203
aとダイヤル等の指定データ204aが収納されるメモ
リである。
【0016】次に、以上の構成における本実施例の動作
手順を、図5〜図9のフローチヤートを参照しながら説
明する。まず、図5に従つて本実施例の通報方式を組み
込んだ装置の設定方法の一例を説明する。通報方式を組
み込んだ装置は、この装置固有の暗証番号を持つてい
る。ステツプS1でサービスマンがキーボード34上の
テンキーより、その暗証番号を入力し、ステツプS2で
入力番号がこの装置固有の暗証番号と一致すれば、ステ
ツプS3で装置本体に設置した各センサ9,14,21
から出力する検知情報の判断基準をキーボード34上の
基準変更ボタンより入力できる。続いて、ステツプS4
でサービスマンは検知情報が基準データに合致したとき
の送信先であるサービスステーシヨンのダイヤルを、キ
ーボード34上のテンキーより入力する。これらのデー
タを収納するメモリは、バツクアツプ電源217により
主電源OFF時も消去されない。以上の操作により装置
の設置は完了する。
手順を、図5〜図9のフローチヤートを参照しながら説
明する。まず、図5に従つて本実施例の通報方式を組み
込んだ装置の設定方法の一例を説明する。通報方式を組
み込んだ装置は、この装置固有の暗証番号を持つてい
る。ステツプS1でサービスマンがキーボード34上の
テンキーより、その暗証番号を入力し、ステツプS2で
入力番号がこの装置固有の暗証番号と一致すれば、ステ
ツプS3で装置本体に設置した各センサ9,14,21
から出力する検知情報の判断基準をキーボード34上の
基準変更ボタンより入力できる。続いて、ステツプS4
でサービスマンは検知情報が基準データに合致したとき
の送信先であるサービスステーシヨンのダイヤルを、キ
ーボード34上のテンキーより入力する。これらのデー
タを収納するメモリは、バツクアツプ電源217により
主電源OFF時も消去されない。以上の操作により装置
の設置は完了する。
【0017】次に、図6(a)に装置本体の動作におい
て異変を検知した場合のフローチヤートを示す。ステツ
プS5で装置本体の状態を検知する検知部が装置の異変
を検知した場合には、割込みシーケンスが開始される。
検知回路211により検知され得る異変状態は全てコー
ド化された情報でRAM214に記憶されている。装置
の動作中において、検知された異変の種類に応じてRA
M214をアクセスし対応するコードを読み出す。その
異変状態(コード)はステツプS6で日付・時刻ととも
に検知データ214aに記憶される。 ステツプS7で
異変状態が基準データ214bと合致した場合、CPU
212はステツプS8で、サービスステーシヨンのダイ
ヤルを指定データ214cから読み出し、それによつて
公衆回線を介してサービスステーシヨンを呼び出す。送
信器(本装置)と受信器(サービスステーシヨン)とで
伝送制御信号のやりとりを行なつた後、日付・時刻・異
変状態(コード)等をモデムにより変調してサービスス
テーシヨンへ送信する。
て異変を検知した場合のフローチヤートを示す。ステツ
プS5で装置本体の状態を検知する検知部が装置の異変
を検知した場合には、割込みシーケンスが開始される。
検知回路211により検知され得る異変状態は全てコー
ド化された情報でRAM214に記憶されている。装置
の動作中において、検知された異変の種類に応じてRA
M214をアクセスし対応するコードを読み出す。その
異変状態(コード)はステツプS6で日付・時刻ととも
に検知データ214aに記憶される。 ステツプS7で
異変状態が基準データ214bと合致した場合、CPU
212はステツプS8で、サービスステーシヨンのダイ
ヤルを指定データ214cから読み出し、それによつて
公衆回線を介してサービスステーシヨンを呼び出す。送
信器(本装置)と受信器(サービスステーシヨン)とで
伝送制御信号のやりとりを行なつた後、日付・時刻・異
変状態(コード)等をモデムにより変調してサービスス
テーシヨンへ送信する。
【0018】一方、ステツプS7で異変状態が基準デー
タと合致しなかつた場合、その異変状態はコード化され
た形で検知データ214aに記憶されるだけでサービス
ステーシヨンへの通報はない。その後、サービスステー
シヨンへ通報するような異変が生じたときに、ステツプ
S8では以前に生じた異変状態も同時に一緒に通報され
る。
タと合致しなかつた場合、その異変状態はコード化され
た形で検知データ214aに記憶されるだけでサービス
ステーシヨンへの通報はない。その後、サービスステー
シヨンへ通報するような異変が生じたときに、ステツプ
S8では以前に生じた異変状態も同時に一緒に通報され
る。
【0019】図6(b)に、ステツプS8のサービスス
テーシヨンへの通報を、更に詳細に説明するフローチヤ
ートを示す。ステツプS81で予め記憶されたダイヤル
番号を読み込み、ステツプS82でオート・ダイヤルを
実行する。ステツプS83で回線の接続を待つて、接続
されるとステツプS84で受信装置との所定プロトコル
に従つた接続を行う。ステツプS85で受信装置との接
続を待つて、接続が完了するとステツプS86で異変情
報を順次読み出して送信する。ステツプS87で全情報
の送信を待つて送信を終了する。
テーシヨンへの通報を、更に詳細に説明するフローチヤ
ートを示す。ステツプS81で予め記憶されたダイヤル
番号を読み込み、ステツプS82でオート・ダイヤルを
実行する。ステツプS83で回線の接続を待つて、接続
されるとステツプS84で受信装置との所定プロトコル
に従つた接続を行う。ステツプS85で受信装置との接
続を待つて、接続が完了するとステツプS86で異変情
報を順次読み出して送信する。ステツプS87で全情報
の送信を待つて送信を終了する。
【0020】サービスステーシヨン側では、送信された
情報をモデムにより復調して、感熱プリンタ等のレコー
ダでプリントアウトする。ここでは、受信データを分析
した後に出力してもよい。次に、本発明の通報方式を組
み込んだ装置である16mmマイクロフイルムスキヤナ
の読み取り動作を説明し、以下のその異変の検知方法を
数例示す。オペレータはフイルム供給カートリツジ1を
本装置にセツトし、キーボード34上のテンキーより所
望の件マークカウント値を入力する。すると、マイクロ
フイルムFはキヤプスタンローラ2とピンチローラ3と
不図示のフイルム案内部とガイドローラ4,5とを介し
て巻き取りリール6に巻き取られる。そのとき、件マー
ク検知器から出力する件マーク信号をカウントし、その
カウント値が所望の件マークカウント値と一致したらフ
イルムの送りを止める。
情報をモデムにより復調して、感熱プリンタ等のレコー
ダでプリントアウトする。ここでは、受信データを分析
した後に出力してもよい。次に、本発明の通報方式を組
み込んだ装置である16mmマイクロフイルムスキヤナ
の読み取り動作を説明し、以下のその異変の検知方法を
数例示す。オペレータはフイルム供給カートリツジ1を
本装置にセツトし、キーボード34上のテンキーより所
望の件マークカウント値を入力する。すると、マイクロ
フイルムFはキヤプスタンローラ2とピンチローラ3と
不図示のフイルム案内部とガイドローラ4,5とを介し
て巻き取りリール6に巻き取られる。そのとき、件マー
ク検知器から出力する件マーク信号をカウントし、その
カウント値が所望の件マークカウント値と一致したらフ
イルムの送りを止める。
【0021】オペレータがスクリーン20で画像内容を
確認してキーボード34上の読み取りスタートボタンを
押すと、コントローラ30はキヤリツジモータ12に駆
動信号を送出してラインセンサ9がガイドレール10,
11に沿つてコマ画像を読み取り走査する。この読み取
り走査は装置本体に固設したフオトインタラプタ21を
ラインセンサ9のキヤリツジ13に設けた遮光板22が
通過するときに発生するフオトインタラプタ21からの
出力信号に応答して開始する。
確認してキーボード34上の読み取りスタートボタンを
押すと、コントローラ30はキヤリツジモータ12に駆
動信号を送出してラインセンサ9がガイドレール10,
11に沿つてコマ画像を読み取り走査する。この読み取
り走査は装置本体に固設したフオトインタラプタ21を
ラインセンサ9のキヤリツジ13に設けた遮光板22が
通過するときに発生するフオトインタラプタ21からの
出力信号に応答して開始する。
【0022】上述のようにして、画像の読み取り走査が
終了すると、コントローラ30の指令により自動的にフ
イルム搬送モータ33が起動されて、コママーク検知器
14により次のコママークm1 が検知されるまでマイク
ロフイルムFは送られる。次のコママークm1 が検知さ
れると、フイルムFの送出が停止し、そのコマが画像読
み取り位置に位置決めされる。その後、画像の読み取り
は上述と同じ逐次動作によつて、次の件マークm2 が検
知されるまで行なわれる。
終了すると、コントローラ30の指令により自動的にフ
イルム搬送モータ33が起動されて、コママーク検知器
14により次のコママークm1 が検知されるまでマイク
ロフイルムFは送られる。次のコママークm1 が検知さ
れると、フイルムFの送出が停止し、そのコマが画像読
み取り位置に位置決めされる。その後、画像の読み取り
は上述と同じ逐次動作によつて、次の件マークm2 が検
知されるまで行なわれる。
【0023】次に、異変の検知の詳細な数例を挙げて説
明する。本装置は装置本体の状態を検知する検知部のセ
ンサとして、フオトインタラプタ21とラインセンサ9
とコママーク検知器14とを利用している。フオトイン
タラプタ21はラインセンサ9のホームポジシヨンを検
出するセンサであり、キヤリツジ13に固定された遮光
板22により出射光を遮断された時に位置信号を出力す
る。キヤリツジ13の移動速度Vとホームポジシヨンま
での移動距離Lが既知であれば、移動に要する時間Ta
は、 Ta =L/V で求められる。しかし、この所要時間Ta は理想的な駆
動系を有している場合のみ有効であり、実際の移動にお
いてキヤリツジ13の駆動系が正常でも駆動ワイヤのス
リツプやキヤリツジモータ12の駆動電圧の変動等によ
り移動に要する時間はTa ±ΔTa 内で変動を生じる。
明する。本装置は装置本体の状態を検知する検知部のセ
ンサとして、フオトインタラプタ21とラインセンサ9
とコママーク検知器14とを利用している。フオトイン
タラプタ21はラインセンサ9のホームポジシヨンを検
出するセンサであり、キヤリツジ13に固定された遮光
板22により出射光を遮断された時に位置信号を出力す
る。キヤリツジ13の移動速度Vとホームポジシヨンま
での移動距離Lが既知であれば、移動に要する時間Ta
は、 Ta =L/V で求められる。しかし、この所要時間Ta は理想的な駆
動系を有している場合のみ有効であり、実際の移動にお
いてキヤリツジ13の駆動系が正常でも駆動ワイヤのス
リツプやキヤリツジモータ12の駆動電圧の変動等によ
り移動に要する時間はTa ±ΔTa 内で変動を生じる。
【0024】ここで、キヤリツジ13の駆動系の異変を
検知する方法の一例を第7図に示す。コントローラ30
はステツプS51で、キヤリツジモータ12に駆動信号
を投入してからフオトインタラプタ21の位置信号を得
るまでの時間(キヤリツジ13の移動時間)Tを監視
し、ステツプS52,S53で、その移動時間Tが許容
値(Ta ±ΔTa )内であれば、キヤリツジ13の駆動
系には異変が発生していないと判断される。移動時間T
が許容値(Ta ±ΔTa )外ならば、キヤリツジ13の
駆動系に異変が発生したと判断され、ステツプS6でそ
の異変状態(ここでは実際に要した移動時間)、日付、
時刻等がメモリに記憶される。
検知する方法の一例を第7図に示す。コントローラ30
はステツプS51で、キヤリツジモータ12に駆動信号
を投入してからフオトインタラプタ21の位置信号を得
るまでの時間(キヤリツジ13の移動時間)Tを監視
し、ステツプS52,S53で、その移動時間Tが許容
値(Ta ±ΔTa )内であれば、キヤリツジ13の駆動
系には異変が発生していないと判断される。移動時間T
が許容値(Ta ±ΔTa )外ならば、キヤリツジ13の
駆動系に異変が発生したと判断され、ステツプS6でそ
の異変状態(ここでは実際に要した移動時間)、日付、
時刻等がメモリに記憶される。
【0025】次にステツプS71〜S73の制御ステツ
プで異変状態をすぐサービスマンに知らせる必要がある
かどうかの判断をする。キヤリツジ13の駆動系に異変
が生じた場合、それが突発的な異変であり、その時だけ
に生じたものか、それとも継続する可能性の高い異変で
あるかの判断をし、継続する異変である場合、ステツプ
S8でサービスステーシヨンへ、その異変状態,発生日
付,時刻等を送信する。
プで異変状態をすぐサービスマンに知らせる必要がある
かどうかの判断をする。キヤリツジ13の駆動系に異変
が生じた場合、それが突発的な異変であり、その時だけ
に生じたものか、それとも継続する可能性の高い異変で
あるかの判断をし、継続する異変である場合、ステツプ
S8でサービスステーシヨンへ、その異変状態,発生日
付,時刻等を送信する。
【0026】継続する異変かどうかの判断基準は、ここ
ではステツプS71,S72の異変状態がn回連続して
発生していないか、ステツプS73の異変状態が必要以
上(Ta +ΔTa <<Tb )続いていないか等であり、
これらの基準は装置設置時サービスマンがキーボード3
4上の基準変更ボタンより入力したものである。送信
時、不図示の液晶表示板に“サービスステーシヨンへ送
信中”の表示をする。また、それ以前に生じた異変で、
急用を必要とせずメモリに記憶されていた内容も同時に
送信する。
ではステツプS71,S72の異変状態がn回連続して
発生していないか、ステツプS73の異変状態が必要以
上(Ta +ΔTa <<Tb )続いていないか等であり、
これらの基準は装置設置時サービスマンがキーボード3
4上の基準変更ボタンより入力したものである。送信
時、不図示の液晶表示板に“サービスステーシヨンへ送
信中”の表示をする。また、それ以前に生じた異変で、
急用を必要とせずメモリに記憶されていた内容も同時に
送信する。
【0027】コママーク検知器14はコママークm1 を
検知するセンサである。コママーク検知器上でのフイル
ムの搬送速度をVF 、コママークm1 の間隔をDとする
と、コママーク検知器によるコマ間の検知所要時間TF
は TF =D/VF となる。しかし、この所要時間TF はフイルム搬送系が
正常であつても、フイルム搬送速度のばらつき等によ
り、TF ±ΔTF 内で変動する。 ここで、フイルム搬
送系の異変を検知する方法の一例を図8に示す。フイル
ムが搬送されるとき、コママーク検知器14に入射する
光はコママークm1 によつて断続され、検知器からマー
ク信号が出力されるので、コントローラ30によりステ
ツプS54でコママーク間の搬送時間Tを監視すること
ができる。ステツプS55とS56でその搬送時間Tが
許容値(TF ±ΔTF )内であれば、フイルム搬送系に
は異変が発生していないと判断される。搬送時間が許容
値(TF ±ΔTF )外ならば、フイルムの搬送系に異変
が発生したと判断され、ステツプS6で発生した日付・
時刻・異変状態がメモリに記憶される。
検知するセンサである。コママーク検知器上でのフイル
ムの搬送速度をVF 、コママークm1 の間隔をDとする
と、コママーク検知器によるコマ間の検知所要時間TF
は TF =D/VF となる。しかし、この所要時間TF はフイルム搬送系が
正常であつても、フイルム搬送速度のばらつき等によ
り、TF ±ΔTF 内で変動する。 ここで、フイルム搬
送系の異変を検知する方法の一例を図8に示す。フイル
ムが搬送されるとき、コママーク検知器14に入射する
光はコママークm1 によつて断続され、検知器からマー
ク信号が出力されるので、コントローラ30によりステ
ツプS54でコママーク間の搬送時間Tを監視すること
ができる。ステツプS55とS56でその搬送時間Tが
許容値(TF ±ΔTF )内であれば、フイルム搬送系に
は異変が発生していないと判断される。搬送時間が許容
値(TF ±ΔTF )外ならば、フイルムの搬送系に異変
が発生したと判断され、ステツプS6で発生した日付・
時刻・異変状態がメモリに記憶される。
【0028】次にステツプS74〜S76の制御ステツ
プで異変状態をすぐサービスマンに知らせる必要がある
かどうかの判断をする。フイルム搬送系に異変が生じた
場合、それが突然的な異変であり、その時だけに生じた
ものか、それとも継続する可能性の高い異変であるかを
判断し、継続する異変である場合、ステツプS8でサー
ビスステーシヨンへ、発生した日付・時刻・異変状態を
送信する。
プで異変状態をすぐサービスマンに知らせる必要がある
かどうかの判断をする。フイルム搬送系に異変が生じた
場合、それが突然的な異変であり、その時だけに生じた
ものか、それとも継続する可能性の高い異変であるかを
判断し、継続する異変である場合、ステツプS8でサー
ビスステーシヨンへ、発生した日付・時刻・異変状態を
送信する。
【0029】継続する異変かどうかの判断基準は、ここ
ではステツプS74,S75の異変状態がm回連続して
発生していないか、ステツプS76の異変状態が必要以
上(TF +ΔTF <<TG )続いていないか等であり、
これらの基準は装置設置時にサービスマンがキーボード
34上の基準変更ボタンより入力したものである。ライ
ンセンサ9はフイルム上の画像を読み取るセンサである
が、ここではランプ7のランプ切れを検知するセンサと
しても使う。その検知方法の一例を第9図に示す。コン
トローラ30はステツプS57でラインセンサ9からの
出力信号でランプ7の発光状態を監視し、ランプ切れの
判断を行なう。ステツプS6でランプ切れが生じたと判
断された場合、発生した日付・時刻・その状態をメモリ
に記憶させる。
ではステツプS74,S75の異変状態がm回連続して
発生していないか、ステツプS76の異変状態が必要以
上(TF +ΔTF <<TG )続いていないか等であり、
これらの基準は装置設置時にサービスマンがキーボード
34上の基準変更ボタンより入力したものである。ライ
ンセンサ9はフイルム上の画像を読み取るセンサである
が、ここではランプ7のランプ切れを検知するセンサと
しても使う。その検知方法の一例を第9図に示す。コン
トローラ30はステツプS57でラインセンサ9からの
出力信号でランプ7の発光状態を監視し、ランプ切れの
判断を行なう。ステツプS6でランプ切れが生じたと判
断された場合、発生した日付・時刻・その状態をメモリ
に記憶させる。
【0030】次の制御ステツプS77では、ランプ切れ
をすぐサービスマンに知らせる必要があるかの判断をす
る。ランプ切れが前回のランプ切れからp回以内の読み
取り操作で生じた場合、ランプ発光用の回路上で異変が
生じていると判断し、サービスステーシヨンへその異変
状態を送信する。それに対し、ランプ切れが前回の交換
からp回以上の読み取り操作で生じた場合、寿命により
ランプ切れが生じたと判断し、サービスステーシヨンへ
の連絡はしない。
をすぐサービスマンに知らせる必要があるかの判断をす
る。ランプ切れが前回のランプ切れからp回以内の読み
取り操作で生じた場合、ランプ発光用の回路上で異変が
生じていると判断し、サービスステーシヨンへその異変
状態を送信する。それに対し、ランプ切れが前回の交換
からp回以上の読み取り操作で生じた場合、寿命により
ランプ切れが生じたと判断し、サービスステーシヨンへ
の連絡はしない。
【0031】以上説明したような通報方式を装置に組み
込むことにより、サービスマンはサービスステーシヨン
に居ながらにして装置の状態を監視することができ、定
期的巡視が不必要である。例えば、本実施例中でのラン
プ切れの検知に関していうと、ランプ切れがランプ発光
用回路上の異変により発生したとサービスステーシヨン
に通報があつた場合、その内容にはユーザの私情が含ま
れていないため、サービスマンはその通報内容に基づ
き、修理に必要な工具および最適な交換パーツを持参し
て、ユーザ先へ直行することができる。
込むことにより、サービスマンはサービスステーシヨン
に居ながらにして装置の状態を監視することができ、定
期的巡視が不必要である。例えば、本実施例中でのラン
プ切れの検知に関していうと、ランプ切れがランプ発光
用回路上の異変により発生したとサービスステーシヨン
に通報があつた場合、その内容にはユーザの私情が含ま
れていないため、サービスマンはその通報内容に基づ
き、修理に必要な工具および最適な交換パーツを持参し
て、ユーザ先へ直行することができる。
【0032】尚、前述の実施例において、装置本体の状
態を検知する検知部として、キヤリツジ13の駆動系の
異変を検知するためにフオトインタラプタ、ランプ7の
ランプ切れを検知するためにラインセンサ9、フイルム
搬送系の異変を検知するためにコママーク検知器14を
使用し説明しているが、検知部および検知箇所は、これ
らに限定するものではないのは勿論である。
態を検知する検知部として、キヤリツジ13の駆動系の
異変を検知するためにフオトインタラプタ、ランプ7の
ランプ切れを検知するためにラインセンサ9、フイルム
搬送系の異変を検知するためにコママーク検知器14を
使用し説明しているが、検知部および検知箇所は、これ
らに限定するものではないのは勿論である。
【0033】また、検知情報の判断基準およびサービス
ステーシヨンのダイヤルは、キーボード上の入力キーか
らサービスマンによつて入力されているが、入力方法も
これに限定されるものではない。更に、本発明の技術思
想が他の装置にも適用できることも自明である。以上説
明したように本発明によれば、装置本体に異変が生じた
場合には、その異変の状態をセンサが検知し、検知情報
をサービスマンに外部回線を使つて送信するようにした
ので、次のような利点がある。 (1)サービスマンの定期的巡視が不必要であり、基準
データを適当の設定すれば、故障前に装置の状況を知る
ことができる。 (2)装置が故障した場合、ユーザはサービスマンへの
連絡が不必要で、故障に至るまでの履歴が記憶されてい
るので故障に至るまでの経過がわかる。 (3)通報内容にはユーザの私情が含まれないため、サ
ービスマンは修理に必要な工具および最適な交換パーツ
がわかる。
ステーシヨンのダイヤルは、キーボード上の入力キーか
らサービスマンによつて入力されているが、入力方法も
これに限定されるものではない。更に、本発明の技術思
想が他の装置にも適用できることも自明である。以上説
明したように本発明によれば、装置本体に異変が生じた
場合には、その異変の状態をセンサが検知し、検知情報
をサービスマンに外部回線を使つて送信するようにした
ので、次のような利点がある。 (1)サービスマンの定期的巡視が不必要であり、基準
データを適当の設定すれば、故障前に装置の状況を知る
ことができる。 (2)装置が故障した場合、ユーザはサービスマンへの
連絡が不必要で、故障に至るまでの履歴が記憶されてい
るので故障に至るまでの経過がわかる。 (3)通報内容にはユーザの私情が含まれないため、サ
ービスマンは修理に必要な工具および最適な交換パーツ
がわかる。
【0034】これらにより、ユーザとサービスマンとも
に負担の軽減になる。
に負担の軽減になる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
前回の状態変化を検知したときから今回の状態変化を検
知するまでに監視対象の装置が動作した回数が予め決め
られた回数よりも少ないかどうかによって外部装置に報
知すべきかどうかを決定するので、監視対象の装置がメ
ンテナンスを必要としているかどうかを簡単な処理によ
って判別することができ、その回数が予め決められた回
数以上である場合は、検知された状態変化を示すデータ
を記憶しておき、予め決められた回数よりも少ない場合
は、今回検知された状態変化を示すデータ及び以前検知
された状態変化を示すデータを送信するので、外部装置
への通信の混雑を抑えることができるとともに、メンテ
ナンスが必要となった場合には外部装置側で今回および
以前の状態変化を示すデータを参照して、よりきめ細か
い診断ができる。
前回の状態変化を検知したときから今回の状態変化を検
知するまでに監視対象の装置が動作した回数が予め決め
られた回数よりも少ないかどうかによって外部装置に報
知すべきかどうかを決定するので、監視対象の装置がメ
ンテナンスを必要としているかどうかを簡単な処理によ
って判別することができ、その回数が予め決められた回
数以上である場合は、検知された状態変化を示すデータ
を記憶しておき、予め決められた回数よりも少ない場合
は、今回検知された状態変化を示すデータ及び以前検知
された状態変化を示すデータを送信するので、外部装置
への通信の混雑を抑えることができるとともに、メンテ
ナンスが必要となった場合には外部装置側で今回および
以前の状態変化を示すデータを参照して、よりきめ細か
い診断ができる。
【0036】
【図1】本発明の通報方式を実現する装置の実施例を示
す基本構成図である。
す基本構成図である。
【図2】本実施例の通報装置のハードウエア構成例を示
す図である。
す図である。
【図3】通報装置を装置本体と一体化した例を示す構成
図である。
図である。
【図4(a)】本発明の通報方式を組み込んだマイクロ
フイルムスキヤナの斜視透視図である。
フイルムスキヤナの斜視透視図である。
【図4(b)】マイクロフイルムの一例を示す図であ
る。
る。
【図5】本実施例の通報方式の手順を示すフローチヤー
トである。
トである。
【図6(a)】本実施例の通報方式の手順を示すフロー
チヤートである。
チヤートである。
【図6(b)】本実施例の通報方式の手順を示すフロー
チヤートである。
チヤートである。
【図7】マイクロフイルムスキヤナに本通報方式を適当
した場合の手順を示すフローチヤートである。
した場合の手順を示すフローチヤートである。
【図8】マイクロフイルムスキヤナに本通報方式を適当
した場合の手順を示すフローチヤートである。
した場合の手順を示すフローチヤートである。
【図9】マイクロフイルムスキヤナに本通報方式を適当
した場合の手順を示すフローチヤートである。
した場合の手順を示すフローチヤートである。
【図10】従来の通報方式を示す構成図である。
100 装置本体 200 通報装置 201 検知部 202 記憶部 203 判断部 203a 基準データ 204 送信部 204a 指定データ 205 入力部 300 受信装置 301 受信部 302 出力部 211 検知回路 212 CPU 213 ROM 214 RAM 214a 検知データ部 214b 基準データ部 214c 指定データ部 215 キーボード 216 送信回路 217 バツクアツプ電源
Claims (2)
- 【請求項1】 監視対象の装置の状態変化を示すデータ
を外部装置へ送信する報知装置において、 前記監視対象の装置の所定の状態変化を検知する検知手
段と、 前記検知手段により検知された状態変化を示すデータを
記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶されたデータを前記外部装置へ送信
する送信手段とを有し、 前回の状態変化を検知したときから今回の状態変化を検
知するまでに前記監視対象の装置が動作した回数が予め
決められた回数以上である場合は、前記検知手段により
検知された状態変化を示すデータを前記記憶手段に記憶
させ、予め決められた回数よりも少ない場合は、今回検
知された状態変化を示すデータ及び以前検知された状態
変化を示すデータを前記記憶手段から読み出して前記送
信手段により送信することを特徴とする報知装置。 - 【請求項2】 監視対象の装置の状態変化を示すデータ
を外部装置へ送信する報知方法において、 前記監視対象の装置の所定の状態変化を検知するステッ
プと、 前回の状態変化を検知したときから今回の状態変化を検
知するまでに前記監視対象の装置が動作した回数が予め
決められた回数よりも少ないか否か判別するステップ
と、 前記判別ステップにおいて予め決められた回数以上であ
ると判別された場合は、検知された状態変化を示すデー
タを記憶手段に記憶させるステップと、 前記判別ステップにおいて予め決められた回数よりも少
ないと判別された場合は、今回検知された状態変化を示
すデータ及び以前前記記憶手段に記憶された状態変化を
示すデータを送信するステップとを有することを特徴と
する報知方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6280502A JP2833691B2 (ja) | 1994-11-15 | 1994-11-15 | 報知装置及び報知方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6280502A JP2833691B2 (ja) | 1994-11-15 | 1994-11-15 | 報知装置及び報知方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63001293A Division JP2695421B2 (ja) | 1988-01-08 | 1988-01-08 | 報知装置及び報知方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07177587A JPH07177587A (ja) | 1995-07-14 |
JP2833691B2 true JP2833691B2 (ja) | 1998-12-09 |
Family
ID=17625990
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6280502A Expired - Fee Related JP2833691B2 (ja) | 1994-11-15 | 1994-11-15 | 報知装置及び報知方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2833691B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018200502A (ja) * | 2017-05-25 | 2018-12-20 | 沖電気工業株式会社 | 自動取引装置、通知装置、通知システム及び通知方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6015380A (ja) * | 1983-07-05 | 1985-01-26 | 三菱電機株式会社 | エレベ−タの遠隔監視装置 |
-
1994
- 1994-11-15 JP JP6280502A patent/JP2833691B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07177587A (ja) | 1995-07-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980818 |
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