JP2831638B2 - 洗浄剤組成物 - Google Patents
洗浄剤組成物Info
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- JP2831638B2 JP2831638B2 JP60070581A JP7058185A JP2831638B2 JP 2831638 B2 JP2831638 B2 JP 2831638B2 JP 60070581 A JP60070581 A JP 60070581A JP 7058185 A JP7058185 A JP 7058185A JP 2831638 B2 JP2831638 B2 JP 2831638B2
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D1/00—Detergent compositions based essentially on surface-active compounds; Use of these compounds as a detergent
- C11D1/02—Anionic compounds
- C11D1/34—Derivatives of acids of phosphorus
- C11D1/345—Phosphates or phosphites
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は新規な洗浄剤組成物に関し、更に詳細には、
皮膚及び毛髪に対して温和であると共に起泡特性の優れ
た洗浄剤組成物に関するものである。 〔従来の技術〕 近年、各種洗浄剤に対する安全性の要求が一層強くな
り、安全性の高い新規な界面活性剤の開発の研究がます
ます盛んになってきているとともに、従来使用されてい
たものの中で、洗浄効果が比較的弱いものでも、より安
全性の高いものが見直され、これを他の基剤と組合せて
その効果を向上させるべく多くの研究がなされている。 多くの界面活性剤の中でも、ラウリルリン酸エステル
塩、ミリスチルリン酸エステル塩等のリン酸エステル塩
系の陰イオン界面活性剤は、皮膚に対して温和であり、
しかも使用感が優れているので、固型洗浄剤、シャンプ
ー、歯磨き、洗顔クリーム、ボディーシャンプー等の洗
浄基剤として使用されつつある。 しかし、これらは、油性の汚れの多い部位、例えば化
粧した顔、激しい労働後の手足等に使用する場合、洗浄
力は充分であるが、泡立ち即ち起泡特性が悪く、特に固
型洗浄剤、ボディーシャンプーの如く、タオル等で泡立
てて使用するものにあっては、この起泡力の弱さは直ち
に品質評価の低下につながる大きな欠点であった。 〔発明が解決しようとする問題点〕 上記のようにリン酸エステル系界面活性剤を使用した
洗浄剤組成物は、洗浄力は充分であるが、起泡性がやや
劣っているという欠点があった。このため、リン酸エス
テル系界面活性剤の特性を生かしつつこれを含有する洗
浄剤組成物の泡立ち能を改善することが要望されていた
が、未だ斯かる要望を満足させる洗浄剤組成物は存在し
なかった。 〔問題点を解決するための手段〕 斯かる問題点に鑑み、本発明者等は安全性に優れ、特
に皮膚に対して温和なリン酸エステル塩の起泡力の改善
について鋭意研究を重ねた結果、特定の対イオンを有す
るリン酸エステル塩(A)に特定化合物の不溶性金属塩
(B)を併用すると、起泡性、泡のクリーミーさ、及び
仕上がり感が改善されること、更にこれに過脂肪剤
(C)を併用すると当該効果が一層向上し、特に特定化
合物の不溶性金属塩の濃度が少ないとき、当該効果は著
しく優れていることを見出し、本発明を完成した。 本発明に係る洗浄剤組成物の1つの成分であるリン酸
エステル塩系界面活性剤(A)は次の一般式(I)又は
(II)で表わされる。 (式中、R1,R2及びR3は炭素数8〜18の飽和又は不飽和
の炭化水素基を示し、X及びYは各々水素原子、アルカ
リ金属、アンモニウム又は炭素数2もしくは3のアルカ
ノールアミンを示し、l,m,nは0〜10の整数を示す。) ここにおいて飽和又は不飽和の炭化水素基は、直鎖又
は分岐鎖又は環状の何れのものでもよい。これらの炭化
水素基は一種又は数種の組合せで構成されていてもよ
く、特にR1,R2及びR3が炭素数10〜14のアルキル基のも
のが好ましい。またX及びYで表わされる対イオンとし
ては、固型洗浄剤として使用する場合はナトリウムが、
液体洗浄剤として使用する場合はカリウム又はアルカノ
ールアミン類が好ましい。 特に好ましい具体例としては、モノ又はジラウリルリ
ン酸ナトリウム、モノ又はジラウリルリン酸カリウム、
モノ又はジラウリルリン酸ジエタノールアミン、モノ又
はジラウリルリン酸トリエタノールアミン、モノ又はジ
ミリスチルリン酸ナトリウム、モノ又はジミリスチルリ
ン酸カリウム、モノ又はジミリスチルリン酸トリエタノ
ールアミン、モノ又はジオレイルリン酸ナトリウム、モ
ノ又はジオレイルリン酸カリウム、モノセチルリン酸カ
リウム、モノセチルリン酸トリエタノールアミン、モノ
ステアリルリン酸カリウム、モノステアリルリン酸トリ
エタノールアミン等が挙げられる。 本発明において、リン酸エステル塩(A)は、上記式
(I)もしくは(II)で表わされるものを単独もしくは
任意の割合で混合して使用されるが、その中でも特に式
(I)の化合物と式(II)の化合物を重量比で100:0〜5
0:50となるように混合したものが好ましい。これらのリ
ン酸エステル塩(A)は洗浄剤組成物中に5〜95重量%
(以下単に%と記載する)、特に10〜90%配合するのが
好ましい。 本発明に用いられる(B)成分である不溶性金属塩
は、炭素数8〜24の高級脂肪酸の不溶性金属塩及びアル
キルリン酸エステルの不溶性金属塩であり、この場合、
金属としてはアルカリ金属以外の金属であり、アルミニ
ウム、カルシウム、マグネシウム、亜鉛などが挙げら
れ、その内特に好ましいものとしてマグネシウムが挙げ
られる。アルキルリン酸エステルの不溶性金属塩は上記
(I)及び(II)式で示されるリン酸エステルを下記一
般式(III)で示される金属塩と反応させることによっ
て製造することができる。 MmXn (III) (式中、Mはアルカリ金属塩以外の金属、Xは有機ある
いは無機アニオンであり、m,nは整数である。) 一般式(III)に於いてMはアルカリ金属以外の金属
であり、洗浄剤に用いられるものとしてアルミニウム、
カルシウム、マグネシウム、亜鉛などが好ましい。Xは
無機アニオンとしてOH、ハロゲン、SO4、NO3,CO3、PO4
などがあり、有機アニオンとしては有機カルボン酸など
が挙げられる。又アルキルリン酸エステルとしては上記
一般式(I)及び(II)に於いてX,Yがアルギニン、モ
ルホリンであるものも使用し得る。 本発明で(B)成分として使用されるアルキルリン酸
エステルの不溶性金属塩は、種々の構造のものが使用可
能である。 上記製造法によって得られるアルキルリン酸エステル
金属塩としては、次の一般式(IV)〜(IX)で示される
ものが例示される。 (但し、上記一般式においてR及びR′は炭素数8〜18
のアルキル基、Mはアルカリ金属以外の金属であり、l
はMの原子価に相当する整数、rは0より大きくl−1
より小さい整数である。) 上記の如き不溶性金属塩(B)は、組成物中に配合す
るか、又は製造工程中でその前駆化合物と金属塩を反応
せしめて調製するなど、通常用いられる方法によって製
造することができる。また不溶性金属塩は単独又は2種
以上の混合物として使用することができ、過脂肪剤を含
まない場合は、(A)成分と(B)成分の重量比が10:
0.05乃至10:10、特に10:0.2〜10:8になるように配合す
ることが好ましい。 更にまた、本発明に用いられる(C)成分である過脂
肪剤は、炭素数8〜24の高級脂肪酸もしくはそれらの混
合物及び炭素数8〜24の高級アルコールもしくはそれら
の混合物、炭化水素類、エステル類、グリコール類、レ
シチン及びその誘導体、ラノリン及びその誘導体、一般
式(I)及び(II)のX,Yが共に水素原子のリン酸エス
テル又はその誘導体等、一般に過脂肪剤として知られて
いるものを用いることができる。(C)成分を含有する
場合、(A)成分と(B)成分と(C)成分の重量比が
10:0.001:0.01乃至10:10:10、好ましくは10:0.05:0.2乃
至10:8:5の比率で配合される。また、ここで用いられる
高級脂肪酸等の塩を生成し得る過脂肪剤において、リン
酸エステル塩との塩交換等により高級脂肪酸塩等の塩を
一部生じても本発明の効果の妨げとはならない。 本発明洗浄剤組成物は、起泡性、皮膚刺激性の点にお
いて、そのpH(5%水溶液としたとき)が5.5〜8.5にな
るようにするのが好ましい。 本発明において、リン酸エステル塩に界面活性剤の不
溶性金属塩を配合すれば、本発明の目的は一応達成され
るが、更にこれに過脂肪剤を配合すると極めて優れた洗
浄剤組成物が得られる。特に不溶性界面活性剤金属塩の
配合量が少ない時、その効果は著しい。 本発明の洗浄剤組成物には、これら必須成分のほかに
その形態及び使用目的に応じて水等の溶剤、色素、香
料、殺菌剤、消炎剤、キレート剤、無機又は有機塩、粘
度調整剤、増泡剤、防腐剤、湿潤剤、他種界面活性剤を
本発明の効果を妨げない程度において配合することがて
きる。 本発明の洗浄剤組成物は、上記成分をそれ自体公知の
方法によって配合して製造することができ、その形態は
固型、液状、粉末、顆粒状、ペースト状等の種々のもの
を選択することができる。 斯くして得られる本発明の洗浄剤組成物は、皮膚、毛
髪等に対して温和であり、しかもきめの細かい良好な泡
立ちを呈する。 〔実施例〕 以下、実施例をもって本発明を更に詳細に説明する
が、本発明はこの実施例に限定されるものではない。 実施例 1 リン酸エステル塩と各種不溶性金属塩を第1表に示す
配合比で調製した。尚、第1表の数字は重量部を示す。 得られた洗浄剤組成物の泡立ち量を機械的方法で測定
した。又、同じく泡立ち量、泡のクリーミーさについて
10名からなる専門パネルが手洗い試験を行い評価した。
これらの結果を第2表に示す。 尚、泡立ち量の機械的測定は、次の如く行った。即
ち、洗浄剤組成物水溶液を活性剤濃度5%(モノラウリ
ルリン酸ナトリウムとモノミリスチルリン酸ナトリウム
の総和の濃度)を調製し、この溶液100gを目盛り付きシ
リンダーに注入する。次いで、撹拌羽根を溶液中に設置
し撹拌開始から30秒後に於いて生じた泡の体積を測定し
た。尚、撹拌羽根の回転数は1000rpmであり、5秒毎に
反転させた。 (手洗い官能試験の評価基準) 評価は、各項目について次の基準による官能評価の平
均値で示す。 5:非常に優れている 4:優れている 3:普通 2:劣っている 1:非常に劣っている 第2表の性能評価から明らかなように、リン酸エステ
ル塩に高級脂肪酸金属塩又はリン酸エステル金属塩を配
合した本発明品は、リン酸エステル塩単独の比較品と比
較すると、機械的泡立ち量が有意に多く、また手洗い官
能試験においても本発明品は比較品比べ、泡立ち量、泡
のクリーミーさ共に良好であった。 実施例 2(固型洗浄剤) 第3表に示す洗浄剤組成物を調製し、実施例1と同様
にして起泡性を調べ、過脂肪剤の添加効果を検討した。
起泡性の結果は第4表に示す。尚、第3表の数字は重量
部を示す。 第4表の性能評価から明らかなように、リン酸エステ
ル塩に不溶性金属塩及び過脂肪剤を配合した本発明品
は、リン酸エステル塩単独品等の比較品と比べ、起泡
性、泡の状態ともに優れているばかりでなく、実施例1
におけるリン酸エステル塩に不溶性金属塩のみを配合し
た系に比較しても、泡立ち量、泡のクリーミーさともに
良好であり、特にその効果は不溶性金属塩の配合量が少
ない系において著しい。 実施例 3(固型洗浄剤) モノラウリルリン酸ナトリウム 45% モノミリスチルリン酸ナトリウム 15% ラウリン酸 8% ステアリン酸 7% ラウリン酸カルシウム 7% モノラウリルリン酸マグネシウム 6% 水 12% 上記粗成からなる固型洗剤を調製し、実施例1と同様
の方法で手洗い官能試験を行った結果、泡立ちがよく、
泡のきめが細かく、泡の感じは良好であった。 実施例 4(固形洗浄剤) モノミリスチルリン酸ナトリウム 55% モノラウリルリン酸ナトリウム 15% ポリオキシエチレン(10) モノミリスチルリン酸ナトリウム 5% ステアリン酸亜鉛 4% ラウリン酸カルシウム 4% モノラウリルリン酸亜鉛 5% 水 12% 上記粗成からなる固型洗剤を調製し、実施例1と同様
の方法で手洗い官能試験を行った結果、泡立ちがよく、
泡のきめが細かく、泡の感じは良好であった。 実施例 5(ボディーシャンプー) モノミリスチルリン酸カリウム 5% モノミリスチルリン酸トリエタノールアミン 10% モノラウリルリン酸カリウム 5% モノラウリルリン酸トリエタノールアミン 10% ミリスチン酸カルシウム 2% ラウリン酸 5% グレセリン 10% エタノール 5% プロピレングリコール 5% 香料、防腐剤、色素 適量 水 残部 上記粗成により、泡立ちが豊かで、クリーミーなボデ
ィーシャンプーが得られた。 実施例 6(洗顔クリーム) モノミリスチルリン酸カリウム 25% モノラウリルリン酸カリウム 15% ステアリン酸亜鉛 1% プロピレングリコール 10% 塩化ナトリウム 8% ソルビトール 2% グリセリン 10% 香料、色素、防腐剤 適量 水(pH7.3) 残部 上記の粗成により、泡立ちが豊かで、クリーミーな洗
顔クリームが得られた。
皮膚及び毛髪に対して温和であると共に起泡特性の優れ
た洗浄剤組成物に関するものである。 〔従来の技術〕 近年、各種洗浄剤に対する安全性の要求が一層強くな
り、安全性の高い新規な界面活性剤の開発の研究がます
ます盛んになってきているとともに、従来使用されてい
たものの中で、洗浄効果が比較的弱いものでも、より安
全性の高いものが見直され、これを他の基剤と組合せて
その効果を向上させるべく多くの研究がなされている。 多くの界面活性剤の中でも、ラウリルリン酸エステル
塩、ミリスチルリン酸エステル塩等のリン酸エステル塩
系の陰イオン界面活性剤は、皮膚に対して温和であり、
しかも使用感が優れているので、固型洗浄剤、シャンプ
ー、歯磨き、洗顔クリーム、ボディーシャンプー等の洗
浄基剤として使用されつつある。 しかし、これらは、油性の汚れの多い部位、例えば化
粧した顔、激しい労働後の手足等に使用する場合、洗浄
力は充分であるが、泡立ち即ち起泡特性が悪く、特に固
型洗浄剤、ボディーシャンプーの如く、タオル等で泡立
てて使用するものにあっては、この起泡力の弱さは直ち
に品質評価の低下につながる大きな欠点であった。 〔発明が解決しようとする問題点〕 上記のようにリン酸エステル系界面活性剤を使用した
洗浄剤組成物は、洗浄力は充分であるが、起泡性がやや
劣っているという欠点があった。このため、リン酸エス
テル系界面活性剤の特性を生かしつつこれを含有する洗
浄剤組成物の泡立ち能を改善することが要望されていた
が、未だ斯かる要望を満足させる洗浄剤組成物は存在し
なかった。 〔問題点を解決するための手段〕 斯かる問題点に鑑み、本発明者等は安全性に優れ、特
に皮膚に対して温和なリン酸エステル塩の起泡力の改善
について鋭意研究を重ねた結果、特定の対イオンを有す
るリン酸エステル塩(A)に特定化合物の不溶性金属塩
(B)を併用すると、起泡性、泡のクリーミーさ、及び
仕上がり感が改善されること、更にこれに過脂肪剤
(C)を併用すると当該効果が一層向上し、特に特定化
合物の不溶性金属塩の濃度が少ないとき、当該効果は著
しく優れていることを見出し、本発明を完成した。 本発明に係る洗浄剤組成物の1つの成分であるリン酸
エステル塩系界面活性剤(A)は次の一般式(I)又は
(II)で表わされる。 (式中、R1,R2及びR3は炭素数8〜18の飽和又は不飽和
の炭化水素基を示し、X及びYは各々水素原子、アルカ
リ金属、アンモニウム又は炭素数2もしくは3のアルカ
ノールアミンを示し、l,m,nは0〜10の整数を示す。) ここにおいて飽和又は不飽和の炭化水素基は、直鎖又
は分岐鎖又は環状の何れのものでもよい。これらの炭化
水素基は一種又は数種の組合せで構成されていてもよ
く、特にR1,R2及びR3が炭素数10〜14のアルキル基のも
のが好ましい。またX及びYで表わされる対イオンとし
ては、固型洗浄剤として使用する場合はナトリウムが、
液体洗浄剤として使用する場合はカリウム又はアルカノ
ールアミン類が好ましい。 特に好ましい具体例としては、モノ又はジラウリルリ
ン酸ナトリウム、モノ又はジラウリルリン酸カリウム、
モノ又はジラウリルリン酸ジエタノールアミン、モノ又
はジラウリルリン酸トリエタノールアミン、モノ又はジ
ミリスチルリン酸ナトリウム、モノ又はジミリスチルリ
ン酸カリウム、モノ又はジミリスチルリン酸トリエタノ
ールアミン、モノ又はジオレイルリン酸ナトリウム、モ
ノ又はジオレイルリン酸カリウム、モノセチルリン酸カ
リウム、モノセチルリン酸トリエタノールアミン、モノ
ステアリルリン酸カリウム、モノステアリルリン酸トリ
エタノールアミン等が挙げられる。 本発明において、リン酸エステル塩(A)は、上記式
(I)もしくは(II)で表わされるものを単独もしくは
任意の割合で混合して使用されるが、その中でも特に式
(I)の化合物と式(II)の化合物を重量比で100:0〜5
0:50となるように混合したものが好ましい。これらのリ
ン酸エステル塩(A)は洗浄剤組成物中に5〜95重量%
(以下単に%と記載する)、特に10〜90%配合するのが
好ましい。 本発明に用いられる(B)成分である不溶性金属塩
は、炭素数8〜24の高級脂肪酸の不溶性金属塩及びアル
キルリン酸エステルの不溶性金属塩であり、この場合、
金属としてはアルカリ金属以外の金属であり、アルミニ
ウム、カルシウム、マグネシウム、亜鉛などが挙げら
れ、その内特に好ましいものとしてマグネシウムが挙げ
られる。アルキルリン酸エステルの不溶性金属塩は上記
(I)及び(II)式で示されるリン酸エステルを下記一
般式(III)で示される金属塩と反応させることによっ
て製造することができる。 MmXn (III) (式中、Mはアルカリ金属塩以外の金属、Xは有機ある
いは無機アニオンであり、m,nは整数である。) 一般式(III)に於いてMはアルカリ金属以外の金属
であり、洗浄剤に用いられるものとしてアルミニウム、
カルシウム、マグネシウム、亜鉛などが好ましい。Xは
無機アニオンとしてOH、ハロゲン、SO4、NO3,CO3、PO4
などがあり、有機アニオンとしては有機カルボン酸など
が挙げられる。又アルキルリン酸エステルとしては上記
一般式(I)及び(II)に於いてX,Yがアルギニン、モ
ルホリンであるものも使用し得る。 本発明で(B)成分として使用されるアルキルリン酸
エステルの不溶性金属塩は、種々の構造のものが使用可
能である。 上記製造法によって得られるアルキルリン酸エステル
金属塩としては、次の一般式(IV)〜(IX)で示される
ものが例示される。 (但し、上記一般式においてR及びR′は炭素数8〜18
のアルキル基、Mはアルカリ金属以外の金属であり、l
はMの原子価に相当する整数、rは0より大きくl−1
より小さい整数である。) 上記の如き不溶性金属塩(B)は、組成物中に配合す
るか、又は製造工程中でその前駆化合物と金属塩を反応
せしめて調製するなど、通常用いられる方法によって製
造することができる。また不溶性金属塩は単独又は2種
以上の混合物として使用することができ、過脂肪剤を含
まない場合は、(A)成分と(B)成分の重量比が10:
0.05乃至10:10、特に10:0.2〜10:8になるように配合す
ることが好ましい。 更にまた、本発明に用いられる(C)成分である過脂
肪剤は、炭素数8〜24の高級脂肪酸もしくはそれらの混
合物及び炭素数8〜24の高級アルコールもしくはそれら
の混合物、炭化水素類、エステル類、グリコール類、レ
シチン及びその誘導体、ラノリン及びその誘導体、一般
式(I)及び(II)のX,Yが共に水素原子のリン酸エス
テル又はその誘導体等、一般に過脂肪剤として知られて
いるものを用いることができる。(C)成分を含有する
場合、(A)成分と(B)成分と(C)成分の重量比が
10:0.001:0.01乃至10:10:10、好ましくは10:0.05:0.2乃
至10:8:5の比率で配合される。また、ここで用いられる
高級脂肪酸等の塩を生成し得る過脂肪剤において、リン
酸エステル塩との塩交換等により高級脂肪酸塩等の塩を
一部生じても本発明の効果の妨げとはならない。 本発明洗浄剤組成物は、起泡性、皮膚刺激性の点にお
いて、そのpH(5%水溶液としたとき)が5.5〜8.5にな
るようにするのが好ましい。 本発明において、リン酸エステル塩に界面活性剤の不
溶性金属塩を配合すれば、本発明の目的は一応達成され
るが、更にこれに過脂肪剤を配合すると極めて優れた洗
浄剤組成物が得られる。特に不溶性界面活性剤金属塩の
配合量が少ない時、その効果は著しい。 本発明の洗浄剤組成物には、これら必須成分のほかに
その形態及び使用目的に応じて水等の溶剤、色素、香
料、殺菌剤、消炎剤、キレート剤、無機又は有機塩、粘
度調整剤、増泡剤、防腐剤、湿潤剤、他種界面活性剤を
本発明の効果を妨げない程度において配合することがて
きる。 本発明の洗浄剤組成物は、上記成分をそれ自体公知の
方法によって配合して製造することができ、その形態は
固型、液状、粉末、顆粒状、ペースト状等の種々のもの
を選択することができる。 斯くして得られる本発明の洗浄剤組成物は、皮膚、毛
髪等に対して温和であり、しかもきめの細かい良好な泡
立ちを呈する。 〔実施例〕 以下、実施例をもって本発明を更に詳細に説明する
が、本発明はこの実施例に限定されるものではない。 実施例 1 リン酸エステル塩と各種不溶性金属塩を第1表に示す
配合比で調製した。尚、第1表の数字は重量部を示す。 得られた洗浄剤組成物の泡立ち量を機械的方法で測定
した。又、同じく泡立ち量、泡のクリーミーさについて
10名からなる専門パネルが手洗い試験を行い評価した。
これらの結果を第2表に示す。 尚、泡立ち量の機械的測定は、次の如く行った。即
ち、洗浄剤組成物水溶液を活性剤濃度5%(モノラウリ
ルリン酸ナトリウムとモノミリスチルリン酸ナトリウム
の総和の濃度)を調製し、この溶液100gを目盛り付きシ
リンダーに注入する。次いで、撹拌羽根を溶液中に設置
し撹拌開始から30秒後に於いて生じた泡の体積を測定し
た。尚、撹拌羽根の回転数は1000rpmであり、5秒毎に
反転させた。 (手洗い官能試験の評価基準) 評価は、各項目について次の基準による官能評価の平
均値で示す。 5:非常に優れている 4:優れている 3:普通 2:劣っている 1:非常に劣っている 第2表の性能評価から明らかなように、リン酸エステ
ル塩に高級脂肪酸金属塩又はリン酸エステル金属塩を配
合した本発明品は、リン酸エステル塩単独の比較品と比
較すると、機械的泡立ち量が有意に多く、また手洗い官
能試験においても本発明品は比較品比べ、泡立ち量、泡
のクリーミーさ共に良好であった。 実施例 2(固型洗浄剤) 第3表に示す洗浄剤組成物を調製し、実施例1と同様
にして起泡性を調べ、過脂肪剤の添加効果を検討した。
起泡性の結果は第4表に示す。尚、第3表の数字は重量
部を示す。 第4表の性能評価から明らかなように、リン酸エステ
ル塩に不溶性金属塩及び過脂肪剤を配合した本発明品
は、リン酸エステル塩単独品等の比較品と比べ、起泡
性、泡の状態ともに優れているばかりでなく、実施例1
におけるリン酸エステル塩に不溶性金属塩のみを配合し
た系に比較しても、泡立ち量、泡のクリーミーさともに
良好であり、特にその効果は不溶性金属塩の配合量が少
ない系において著しい。 実施例 3(固型洗浄剤) モノラウリルリン酸ナトリウム 45% モノミリスチルリン酸ナトリウム 15% ラウリン酸 8% ステアリン酸 7% ラウリン酸カルシウム 7% モノラウリルリン酸マグネシウム 6% 水 12% 上記粗成からなる固型洗剤を調製し、実施例1と同様
の方法で手洗い官能試験を行った結果、泡立ちがよく、
泡のきめが細かく、泡の感じは良好であった。 実施例 4(固形洗浄剤) モノミリスチルリン酸ナトリウム 55% モノラウリルリン酸ナトリウム 15% ポリオキシエチレン(10) モノミリスチルリン酸ナトリウム 5% ステアリン酸亜鉛 4% ラウリン酸カルシウム 4% モノラウリルリン酸亜鉛 5% 水 12% 上記粗成からなる固型洗剤を調製し、実施例1と同様
の方法で手洗い官能試験を行った結果、泡立ちがよく、
泡のきめが細かく、泡の感じは良好であった。 実施例 5(ボディーシャンプー) モノミリスチルリン酸カリウム 5% モノミリスチルリン酸トリエタノールアミン 10% モノラウリルリン酸カリウム 5% モノラウリルリン酸トリエタノールアミン 10% ミリスチン酸カルシウム 2% ラウリン酸 5% グレセリン 10% エタノール 5% プロピレングリコール 5% 香料、防腐剤、色素 適量 水 残部 上記粗成により、泡立ちが豊かで、クリーミーなボデ
ィーシャンプーが得られた。 実施例 6(洗顔クリーム) モノミリスチルリン酸カリウム 25% モノラウリルリン酸カリウム 15% ステアリン酸亜鉛 1% プロピレングリコール 10% 塩化ナトリウム 8% ソルビトール 2% グリセリン 10% 香料、色素、防腐剤 適量 水(pH7.3) 残部 上記の粗成により、泡立ちが豊かで、クリーミーな洗
顔クリームが得られた。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名)
C11D 1/34
C11D 1/04
C11D 3/20
C11D 3/36
WPI/L(QUESTEL)
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.次の成分 (A)一般式(I)又は(II)で表わされるリン酸エス
テル塩系界面活性剤の1種又は2種以上と (式中、R1,R2及びR3は炭素数8〜18の飽和又は不飽和
の炭化水素基を示し、X及びYは各々水素原子、アルカ
リ金属、アンモニウム又は炭素数2もしくは3のアルカ
ノールアミンを示し、l,m,nは0〜10の整数を示す。) (B)炭素数8〜24の高級脂肪酸の不溶性金属塩及びア
ルキルリン酸エステルの不溶性金属塩から選ばれる不溶
性金属塩 を含有し、(A)成分と(B)成分の重量比が、10:0.0
5乃至10:10である洗浄剤組成物。 2.不溶性金属塩が、高級脂肪酸あるいはアルキルリン
酸エステルのアルカリ金属以外の金属より選ばれた金属
塩である特許請求の範囲第1項記載の洗浄剤組成物。 3.アルカリ金属以外の金属より選ばれた金属塩が、ア
ルミニウム塩、カルシウム塩、マグネシウム塩、又は亜
鉛塩である特許請求の範囲第2項記載の洗浄剤組成物。 4.次の成分 (A)一般式(I)又は(II)で表わされるリン酸エス
テル塩系界面活性剤の1種又は2種以上 (式中、R1,R2及びR3は炭素数8〜18の飽和又は不飽和
の炭化水素基を示し、X及びYは各々水素原子、アルカ
リ金属、アンモニウム又は炭素数2もしくは3のアルカ
ノールアミンを示し、l,m,nは0〜10の整数を示す。) (B)炭素数8〜24の高級脂肪酸の不溶性金属塩及びア
ルキルリン酸エステルの不溶性金属塩から選ばれる不溶
性金属塩 (C)過脂肪剤 を含有し、(A)成分と(B)成分と(C)成分の重量
比が、10:0.001:0.01乃至10:10:10である洗浄剤組成
物。 5.不溶性金属塩が、高級脂肪酸あるいはアルキルリン
酸エステルのアルカリ金属以外の金属より選ばれた金属
塩である特許請求の範囲第4項記載の洗浄剤組成物。 6.アルカリ金属以外の金属より選ばれた金属塩が、ア
ルミニウム塩、カルシウム塩、マグネシウム塩、又は亜
鉛塩である特許請求の範囲第5項記載の洗浄剤組成物。 7.過脂肪剤が、炭素数8〜24の高級脂肪酸、炭素数8
〜24の高級アルコール類、もしくはアルキルリン酸エス
テル又はその誘導体である特許請求の範囲第4項乃至第
6項のいずれか1項に記載の洗浄剤組成物。
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