JP2829586B2 - 建物用換気口 - Google Patents
建物用換気口Info
- Publication number
- JP2829586B2 JP2829586B2 JP11214996A JP11214996A JP2829586B2 JP 2829586 B2 JP2829586 B2 JP 2829586B2 JP 11214996 A JP11214996 A JP 11214996A JP 11214996 A JP11214996 A JP 11214996A JP 2829586 B2 JP2829586 B2 JP 2829586B2
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- Japan
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- plate
- ventilation port
- foundation concrete
- ventilation
- foundation
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の土台部に設
置する建物用換気口に関するものである。
置する建物用換気口に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建物土台の換気口部に換気口板を設置す
るとき、従来は図6に示すように土台の基礎コンクリー
トの開口部の左右両側部に切欠部分を設けておき、この
部分に換気口板を挿入して周囲をモルタルで固めた後に
土台を基礎コンクリート上に設置するという先付け工法
が一般にとられていた。
るとき、従来は図6に示すように土台の基礎コンクリー
トの開口部の左右両側部に切欠部分を設けておき、この
部分に換気口板を挿入して周囲をモルタルで固めた後に
土台を基礎コンクリート上に設置するという先付け工法
が一般にとられていた。
【0003】しかし、このような換気口板の先付け工法
では施工や設置に手数とコストがかかり、工事者にとっ
て作業能率の上らない面倒な仕事となっていた。
では施工や設置に手数とコストがかかり、工事者にとっ
て作業能率の上らない面倒な仕事となっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明はこの
ような欠点を一掃する換気口板の後付け工法を可能にし
た新しい換気口を提供することを目的とするものであ
る。
ような欠点を一掃する換気口板の後付け工法を可能にし
た新しい換気口を提供することを目的とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、板体の出枠部
の全周囲に形成した水平面部のうち上側部を除き下側部
及び左右両側部の端部をさらに斜め後方に曲折して傾斜
面部を形成して成る換気口板について、基礎コンクリー
ト上面に土台を設置した後、換気口部前面に前記換気口
板の傾斜面部をモルタル材で固定して成る換気口であ
る。
の全周囲に形成した水平面部のうち上側部を除き下側部
及び左右両側部の端部をさらに斜め後方に曲折して傾斜
面部を形成して成る換気口板について、基礎コンクリー
ト上面に土台を設置した後、換気口部前面に前記換気口
板の傾斜面部をモルタル材で固定して成る換気口であ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】いま本換気口板を取付けるに際し
ては、所定の長さと高さと奥行をもって換気口部を開設
した基礎コンクリートの上面に土台を設置した後に、本
換気口板を換気口部の前面に配置し、その左右両側部及
び下側部の水平面部を基礎コンクリート部の前面部と略
一致して配置する。
ては、所定の長さと高さと奥行をもって換気口部を開設
した基礎コンクリートの上面に土台を設置した後に、本
換気口板を換気口部の前面に配置し、その左右両側部及
び下側部の水平面部を基礎コンクリート部の前面部と略
一致して配置する。
【0007】この状態では、水平面部からさらに斜め後
方に曲折形成した傾斜面部の先端部分が前記換気口部の
角隅部又は側面部に当接しているから、この傾斜面部を
埋めるようにその表面部分をモルタル材で固定して基礎
コンクリートと一体に構成する。(図3参照)
方に曲折形成した傾斜面部の先端部分が前記換気口部の
角隅部又は側面部に当接しているから、この傾斜面部を
埋めるようにその表面部分をモルタル材で固定して基礎
コンクリートと一体に構成する。(図3参照)
【0008】板体の出枠部の左右両側部に弾性爪片を突
設した換気口板にあっては、前記爪片が基礎コンクリー
トの側面部にそれぞれ弾性賦勢して固定するから、この
両側面部にはモルタル材は不要である。(図4参照)
設した換気口板にあっては、前記爪片が基礎コンクリー
トの側面部にそれぞれ弾性賦勢して固定するから、この
両側面部にはモルタル材は不要である。(図4参照)
【0009】
【実施例】1は正面部に多数の換気孔2と網部3を設け
て成る板体で、この板体の四側縁部は前方向に出枠部4
を突設する。
て成る板体で、この板体の四側縁部は前方向に出枠部4
を突設する。
【0010】5は前記出枠部4の周側端部を水平に曲折
形成した水平面部で、この水平面部のうち上側部を除い
て下側部及び左右両側部の端部をさらに斜め後方に曲折
して傾斜面部6を形成する。上側部のみは水平面部5か
ら後方に直角に平ら面10に曲折形成する。
形成した水平面部で、この水平面部のうち上側部を除い
て下側部及び左右両側部の端部をさらに斜め後方に曲折
して傾斜面部6を形成する。上側部のみは水平面部5か
ら後方に直角に平ら面10に曲折形成する。
【0011】7,7は前記板体1の上側出枠部に4に設
けた通孔で、この通孔は後記基礎コンクリート部a及び
換気口部bの上面に設置する土台cに打ちつける釘の孔
となる。
けた通孔で、この通孔は後記基礎コンクリート部a及び
換気口部bの上面に設置する土台cに打ちつける釘の孔
となる。
【0012】8,8は前記出枠部4の左右両側部に設け
た弾性爪片で、この爪片は隣接する基礎コンクリートa
の側面部に弾性賦勢して固定するように成る。
た弾性爪片で、この爪片は隣接する基礎コンクリートa
の側面部に弾性賦勢して固定するように成る。
【0013】bは基礎コンクリートaに開設した換気口
部である。
部である。
【0014】9は前記基礎コンクリートaの換気口部b
の前面部に本換気口板を取付け固定するためのモルタル
材で、前記傾斜面部6を被覆するように成る。
の前面部に本換気口板を取付け固定するためのモルタル
材で、前記傾斜面部6を被覆するように成る。
【0015】
【発明の効果】本発明の換気口板にあっては、予め基礎
コンクリート上面に土台の設置工事が終了した後に、換
気口部の前面部にその左右側部及び下側部の傾斜面部を
配置してその周囲をモルタル材で固めるとともにその上
側面部を土台に釘打ちをして固定することができるよう
になり、換気口板の後付け作業が可能となるから、換気
口の構成施工を手数をかけることなく迅速かつ確実に行
うことができ、したがって工事コストを節減することが
できるのである。
コンクリート上面に土台の設置工事が終了した後に、換
気口部の前面部にその左右側部及び下側部の傾斜面部を
配置してその周囲をモルタル材で固めるとともにその上
側面部を土台に釘打ちをして固定することができるよう
になり、換気口板の後付け作業が可能となるから、換気
口の構成施工を手数をかけることなく迅速かつ確実に行
うことができ、したがって工事コストを節減することが
できるのである。
【図1】全体の斜視図
【図2】他例の全体の斜視図
【図3】図1の全体例の要部の平断面図で、AとBは2
つの施工例を示す
つの施工例を示す
【図4】図2の全体例の要部の平断面図で、AとBは2
つの施工例を示す
つの施工例を示す
【図5】施工状態を示す斜視図
【図6】従来の施工状態を示す斜視図
1 板体 4 出枠部 5 水平面部 6 傾斜面部 8 弾性爪片 9 モルタル材
Claims (2)
- 【請求項1】 板体の出枠部の全周囲に形成した水平面
部のうち上側部を除き下側部及び左右両側部の端部をさ
らに斜め後方に曲折して傾斜面部を形成して成る換気口
板について、基礎コンクリート上面に土台を設置した
後、換気口部前面に前記換気口板の傾斜面部をモルタル
材で固定して成る建物用換気口。 - 【請求項2】 板体の出枠部の全周囲に形成した水平面
部のうち上側部を除き下側部及び左右両側部の端部をさ
らに斜め後方に曲折して傾斜面部を形成し、前記出枠部
の左右両側面部に弾性爪片を突設した換気口板につい
て、基礎コンクリート上面に土台を設置した後、換気口
部前面に前記換気口板の傾斜面部をモルタル材で固定し
て成る建物用換気口。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11214996A JP2829586B2 (ja) | 1996-04-10 | 1996-04-10 | 建物用換気口 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11214996A JP2829586B2 (ja) | 1996-04-10 | 1996-04-10 | 建物用換気口 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09279705A JPH09279705A (ja) | 1997-10-28 |
JP2829586B2 true JP2829586B2 (ja) | 1998-11-25 |
Family
ID=14579469
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11214996A Expired - Fee Related JP2829586B2 (ja) | 1996-04-10 | 1996-04-10 | 建物用換気口 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2829586B2 (ja) |
-
1996
- 1996-04-10 JP JP11214996A patent/JP2829586B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09279705A (ja) | 1997-10-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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R250 | Receipt of annual fees |
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