JP2808872B2 - 食器洗浄機 - Google Patents
食器洗浄機Info
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- JP2808872B2 JP2808872B2 JP2247717A JP24771790A JP2808872B2 JP 2808872 B2 JP2808872 B2 JP 2808872B2 JP 2247717 A JP2247717 A JP 2247717A JP 24771790 A JP24771790 A JP 24771790A JP 2808872 B2 JP2808872 B2 JP 2808872B2
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- Japan
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- cleaning
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- washing
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- Washing And Drying Of Tableware (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は一般家庭で使用される食器洗浄機に関するも
のである。
のである。
従来の技術 従来、この種の食器洗浄機の構成について第5図に基
づき説明する。図において1は被洗浄物を収納する食器
かご、2は前記食器かごを所定の場所に収納する洗浄
槽、3は洗浄水4を洗浄槽2内に供給する給水弁、5は
洗浄ポンプ6により加圧された洗浄水4を洗剤と共に噴
射する噴射孔7を備えた洗浄ノズル、8は洗浄ノズル5
を回転自在に支持すると共に洗浄水4を洗浄ノズル5に
供給するノズル軸受けで、洗浄ノズル5を貫通し先端に
ノズルネジ9を施して洗浄ノズル5の抜け止めをしてい
る。ノズル軸受け8が洗浄ノズル5を貫通していること
から、洗浄ノズル5は洗浄水4の静圧を受けることがな
い。そして洗浄ノズル5は噴射孔7から噴出する洗浄水
の噴射反力により、ノズル軸受け8と回転シール部10で
密着する。11は洗浄水を加熱するヒータ、12は洗浄水4
中に混在する残菜13を捕集するフィルター、14は被洗浄
物である食器、15は洗浄槽2内の洗浄水を機外に排出す
る排水ポンプを示す。
づき説明する。図において1は被洗浄物を収納する食器
かご、2は前記食器かごを所定の場所に収納する洗浄
槽、3は洗浄水4を洗浄槽2内に供給する給水弁、5は
洗浄ポンプ6により加圧された洗浄水4を洗剤と共に噴
射する噴射孔7を備えた洗浄ノズル、8は洗浄ノズル5
を回転自在に支持すると共に洗浄水4を洗浄ノズル5に
供給するノズル軸受けで、洗浄ノズル5を貫通し先端に
ノズルネジ9を施して洗浄ノズル5の抜け止めをしてい
る。ノズル軸受け8が洗浄ノズル5を貫通していること
から、洗浄ノズル5は洗浄水4の静圧を受けることがな
い。そして洗浄ノズル5は噴射孔7から噴出する洗浄水
の噴射反力により、ノズル軸受け8と回転シール部10で
密着する。11は洗浄水を加熱するヒータ、12は洗浄水4
中に混在する残菜13を捕集するフィルター、14は被洗浄
物である食器、15は洗浄槽2内の洗浄水を機外に排出す
る排水ポンプを示す。
次に上記構成の食器洗浄機の一般的な運転方法につい
て説明する。食器14を食器かご1の所定の場所に収納し
て洗浄槽2に配置した後、洗剤を投入して運転を開始す
ると、まず給水弁3の動作により所定量の洗浄水4を洗
浄槽2内に供給する給水工程があり、続いて洗浄ポンプ
6により加圧された洗浄水4を洗剤と共に洗浄ノズル5
の噴射孔7から噴射する本洗工程が行われる。この本洗
工程ではヒータ11に通電して洗浄水4及び食器14が所定
温度まで加熱される。所定時間の本洗工程を経ると、次
に食器14から洗い落とされた汚れを含む洗浄水4を排水
ポンプ15により排水する。引き続き、新たに洗浄水4を
供給し、、洗浄水4を洗浄ノズル5から噴射することで
洗剤や残菜13で汚れた食器7をすすぎ、洗浄水4を機外
に排出する排水とが連続して4回繰り返されてすすぎ工
程が終了する。また残菜9は洗浄槽2に設けたフィルタ
ー12内に捕集される。すすぎ工程の次は、ヒータ11に通
電して、洗浄槽2内を所定温度に加熱することにより、
食器14が加熱され乾燥する乾燥工程が行われる。所定時
間後、この乾燥工程が終了し運転が終了する。
て説明する。食器14を食器かご1の所定の場所に収納し
て洗浄槽2に配置した後、洗剤を投入して運転を開始す
ると、まず給水弁3の動作により所定量の洗浄水4を洗
浄槽2内に供給する給水工程があり、続いて洗浄ポンプ
6により加圧された洗浄水4を洗剤と共に洗浄ノズル5
の噴射孔7から噴射する本洗工程が行われる。この本洗
工程ではヒータ11に通電して洗浄水4及び食器14が所定
温度まで加熱される。所定時間の本洗工程を経ると、次
に食器14から洗い落とされた汚れを含む洗浄水4を排水
ポンプ15により排水する。引き続き、新たに洗浄水4を
供給し、、洗浄水4を洗浄ノズル5から噴射することで
洗剤や残菜13で汚れた食器7をすすぎ、洗浄水4を機外
に排出する排水とが連続して4回繰り返されてすすぎ工
程が終了する。また残菜9は洗浄槽2に設けたフィルタ
ー12内に捕集される。すすぎ工程の次は、ヒータ11に通
電して、洗浄槽2内を所定温度に加熱することにより、
食器14が加熱され乾燥する乾燥工程が行われる。所定時
間後、この乾燥工程が終了し運転が終了する。
しかしながらこのような食器洗浄機では、ノズル軸受
け8が洗浄ノズル5を貫通しているため、洗浄ノズル5
の回転部分に隙間が生じ、多量の洗浄水4がこの回転部
分から洩れ、洗浄効率が低下し洗浄ポンプ6は過大なポ
ンプ能力を必要とする。この結果、洗浄水量の増加やポ
ンプ騒音が増大するという問題があった。
け8が洗浄ノズル5を貫通しているため、洗浄ノズル5
の回転部分に隙間が生じ、多量の洗浄水4がこの回転部
分から洩れ、洗浄効率が低下し洗浄ポンプ6は過大なポ
ンプ能力を必要とする。この結果、洗浄水量の増加やポ
ンプ騒音が増大するという問題があった。
この問題を解決するため、第6図に示されている洗浄
ノズルの構成が提案されている。図において16は洗浄ポ
ンプ6により加圧された洗浄水4を噴射する噴射孔17を
備えた洗浄ノズル,18は洗浄ノズル16を回転自在に支持
するノズル軸受けであり、19は前記洗浄ノズル16に洗浄
水4を送り込むためのノズル軸、20はノズル軸19にネジ
により固定された回転スライド軸、21はノズル軸受け18
と回転スライド軸20との間で軸方向に洗浄水4をシール
するための回転シール面で、洗浄水4の静圧がかかれば
前記洗浄ノズル16が浮上し、その際に前記ノズル軸受け
18と接触するものである。
ノズルの構成が提案されている。図において16は洗浄ポ
ンプ6により加圧された洗浄水4を噴射する噴射孔17を
備えた洗浄ノズル,18は洗浄ノズル16を回転自在に支持
するノズル軸受けであり、19は前記洗浄ノズル16に洗浄
水4を送り込むためのノズル軸、20はノズル軸19にネジ
により固定された回転スライド軸、21はノズル軸受け18
と回転スライド軸20との間で軸方向に洗浄水4をシール
するための回転シール面で、洗浄水4の静圧がかかれば
前記洗浄ノズル16が浮上し、その際に前記ノズル軸受け
18と接触するものである。
発明が解決しようとする課題 上記の第6図の構成のノズルでは、洗浄水の洩れの問
題は解決できるが、洗浄ノズル16を薄板金属により構成
したときには、薄板金属であるがゆえに静圧シールの構
成が複雑になるという問題があった。即ちヒータ11との
関係で洗浄ノズル16に耐圧性をもたせるために薄板金属
を用いるような場合に問題が生じるものであった。
題は解決できるが、洗浄ノズル16を薄板金属により構成
したときには、薄板金属であるがゆえに静圧シールの構
成が複雑になるという問題があった。即ちヒータ11との
関係で洗浄ノズル16に耐圧性をもたせるために薄板金属
を用いるような場合に問題が生じるものであった。
本発明は上記問題点を解決したものであって、その目
的は、薄板金属で洗浄ノズルを構成したような場合でも
簡単な構成で静圧シールができ、信頼性が高く、また、
メンテナンスの容易な洗浄ノズルを有した食器洗浄機を
提供することにある。
的は、薄板金属で洗浄ノズルを構成したような場合でも
簡単な構成で静圧シールができ、信頼性が高く、また、
メンテナンスの容易な洗浄ノズルを有した食器洗浄機を
提供することにある。
課題を解決するための手段 洗浄槽と、前記洗浄槽内に装備して食器を収納する食
器かごと、洗浄水を加圧する洗浄ポンプと、洗浄水を噴
射するための噴射孔を有する洗浄ノズルと、前記洗浄ノ
ズルに洗浄水を案内するノズル軸に取付けた回転スライ
ド軸と、前記洗浄ノズルの回転時に回転スライド軸が軸
方向に浮上して当接してシールするノズル軸受とを備え
て、前記ノズル軸または回転スライド軸の一方に凸部を
設けて、他方には前記凸部を案内する溝部を設けて円周
方向の回り止めをするとともに、上下方向の移動を制止
する抜け止めを設けたものである。
器かごと、洗浄水を加圧する洗浄ポンプと、洗浄水を噴
射するための噴射孔を有する洗浄ノズルと、前記洗浄ノ
ズルに洗浄水を案内するノズル軸に取付けた回転スライ
ド軸と、前記洗浄ノズルの回転時に回転スライド軸が軸
方向に浮上して当接してシールするノズル軸受とを備え
て、前記ノズル軸または回転スライド軸の一方に凸部を
設けて、他方には前記凸部を案内する溝部を設けて円周
方向の回り止めをするとともに、上下方向の移動を制止
する抜け止めを設けたものである。
作用 上記した本発明はノズル軸と回転スライド軸が凸部と
溝部により回り止めされているため、ノズル軸と回転ス
ライド軸の間の回転摺動が無くなり信頼性が高まるもの
である。
溝部により回り止めされているため、ノズル軸と回転ス
ライド軸の間の回転摺動が無くなり信頼性が高まるもの
である。
さらに、本発明はノズル軸と回転スライド軸が凸部と
溝部により回り止めされ、凸部と切り欠き部により抜け
止めをしているため、ノズル軸と回転スライド軸の回転
摺動が無くなり信頼性が高まるとともに着脱がしやすく
なりメンテナンスが容易になるものである。
溝部により回り止めされ、凸部と切り欠き部により抜け
止めをしているため、ノズル軸と回転スライド軸の回転
摺動が無くなり信頼性が高まるとともに着脱がしやすく
なりメンテナンスが容易になるものである。
実施例 以下、添付図面に基づいて本発明の第1の実施例につ
いて説明する。第1図、第2図において、31は洗浄槽、
32は洗浄水33を洗浄槽31内へ供給する給水弁、34は洗浄
ポンプ、35は残菜を捕集するフィルター、36は洗浄ポン
プ34により加圧されたされた洗浄水33を噴射する噴射孔
37を備えた薄板金属でできた洗浄ノズル、38は洗浄ノズ
ル36から延設されたノズル軸、39はノズル軸38を回転自
在に支持するノズル軸受け、40はリンフである。41は回
転スライド軸で、リンフ40とともにノズル軸38に挿入す
ることにより、ノズル軸38から切り起された爪42により
抜け止めされ保持される。また、ノズル軸受け39と回転
スライド軸41との間には、洗浄水33の静圧による洗浄ノ
ズル36の浮上によりリンフ40を介し回転シール面43を形
成する。44は洗浄ポンプ34の吸込口と排水ポンプ38の吸
込口に連通した排出部、45は食器等の被洗浄物を洗浄槽
31内に収納する食器かご、46は洗浄水33を加熱するヒー
タ、47は食器である。
いて説明する。第1図、第2図において、31は洗浄槽、
32は洗浄水33を洗浄槽31内へ供給する給水弁、34は洗浄
ポンプ、35は残菜を捕集するフィルター、36は洗浄ポン
プ34により加圧されたされた洗浄水33を噴射する噴射孔
37を備えた薄板金属でできた洗浄ノズル、38は洗浄ノズ
ル36から延設されたノズル軸、39はノズル軸38を回転自
在に支持するノズル軸受け、40はリンフである。41は回
転スライド軸で、リンフ40とともにノズル軸38に挿入す
ることにより、ノズル軸38から切り起された爪42により
抜け止めされ保持される。また、ノズル軸受け39と回転
スライド軸41との間には、洗浄水33の静圧による洗浄ノ
ズル36の浮上によりリンフ40を介し回転シール面43を形
成する。44は洗浄ポンプ34の吸込口と排水ポンプ38の吸
込口に連通した排出部、45は食器等の被洗浄物を洗浄槽
31内に収納する食器かご、46は洗浄水33を加熱するヒー
タ、47は食器である。
以下、上記構成における動作について説明する。洗浄
ポンプ34により圧送された洗浄水33は、まずノズル軸38
を介し洗浄ノズル36に供給され洗浄ノズル36に設けた噴
射孔37からの噴射により洗浄ノズル36を回転させる。同
時に洗浄ノズル36は洗浄水33の静圧により浮上し、ノズ
ル軸受け39と回転スライド軸41がリンフ40を介して密着
し、洗浄水33の水洩れを防ぐ回転シール面43を形成し摺
動回転をする。このため、回転シール面43からの水洩れ
は最小となり、洗浄効率が向上し洗浄ポンプ6は過大な
ポンプ能力を必要としない。この結果、洗浄水量を少な
くしかつポンプ騒音を少なくすることができる。以上の
ように、回転スライド軸41をノズル軸受け39およびリン
フ40を介してノズル軸38に挿入するだけで、爪42により
回転スライド軸41がノズル軸38に取り付けられ、簡単な
構成で静圧シールができるものである。
ポンプ34により圧送された洗浄水33は、まずノズル軸38
を介し洗浄ノズル36に供給され洗浄ノズル36に設けた噴
射孔37からの噴射により洗浄ノズル36を回転させる。同
時に洗浄ノズル36は洗浄水33の静圧により浮上し、ノズ
ル軸受け39と回転スライド軸41がリンフ40を介して密着
し、洗浄水33の水洩れを防ぐ回転シール面43を形成し摺
動回転をする。このため、回転シール面43からの水洩れ
は最小となり、洗浄効率が向上し洗浄ポンプ6は過大な
ポンプ能力を必要としない。この結果、洗浄水量を少な
くしかつポンプ騒音を少なくすることができる。以上の
ように、回転スライド軸41をノズル軸受け39およびリン
フ40を介してノズル軸38に挿入するだけで、爪42により
回転スライド軸41がノズル軸38に取り付けられ、簡単な
構成で静圧シールができるものである。
さらに、ノズル軸38と回転スライド軸41の動作につい
てノズルの下面図である第3図に基づき説明する。ノズ
ル軸38の先端外周部には凸部53が設けられている。上記
したように、39はノズル軸38を回転自在に支持するノズ
ル軸受け、41は回転スライド軸で、前記凸部53に対しこ
れを案内する溝部56を有している。回転スライド軸41は
ノズル軸38に凸部53と溝部56の嵌合する位置で挿入する
と、回転スライド軸41の円周方向の回転が規制されて、
ノズル軸38に設けられた爪42により上下方向の移動が規
制されて保持される。また、ノズル軸受け39と回転スラ
イド軸41は洗浄水33の静圧によりリンフを介し回転シー
ル面58を形成する。
てノズルの下面図である第3図に基づき説明する。ノズ
ル軸38の先端外周部には凸部53が設けられている。上記
したように、39はノズル軸38を回転自在に支持するノズ
ル軸受け、41は回転スライド軸で、前記凸部53に対しこ
れを案内する溝部56を有している。回転スライド軸41は
ノズル軸38に凸部53と溝部56の嵌合する位置で挿入する
と、回転スライド軸41の円周方向の回転が規制されて、
ノズル軸38に設けられた爪42により上下方向の移動が規
制されて保持される。また、ノズル軸受け39と回転スラ
イド軸41は洗浄水33の静圧によりリンフを介し回転シー
ル面58を形成する。
以上の構成によれば、ノズル軸38に設けた凸部53と回
転スライド軸41に設けた溝部56が嵌合することにより、
ノズル軸38及びノズル軸38に設けた爪42と回転スライド
軸41の間で回転することがなくなり、円周方向や上下方
向の移動による摩擦を防止して信頼性が向上するもので
ある。
転スライド軸41に設けた溝部56が嵌合することにより、
ノズル軸38及びノズル軸38に設けた爪42と回転スライド
軸41の間で回転することがなくなり、円周方向や上下方
向の移動による摩擦を防止して信頼性が向上するもので
ある。
なお、本実施例では、ノズル軸38に凸部53を設け、回
転スライド軸41に溝部56を設けているが、ノズル軸38に
溝部56を設け、回転スライド軸41に凸部53を設けても同
様の効果が得られる。
転スライド軸41に溝部56を設けているが、ノズル軸38に
溝部56を設け、回転スライド軸41に凸部53を設けても同
様の効果が得られる。
次に第2の実施例について第4図に基づき説明する。
第4図も第1の実施例と全体構成は同様であるので省略
し相違する構成のみを示している。図において、60は洗
浄ポンプ34により加圧されたされた洗浄水33を噴射する
噴射孔61を備えた薄板金属でできた洗浄ノズル,62は洗
浄ノズル60から延設されたノズル軸で、ノズル軸62に
は、縦方向に複数の溝部63が設けられている。溝部63の
奥部側面には各溝部に対応した切り欠き部64が設けられ
ている。65はノズル軸62を回転自在に支持するノズル軸
受け、66は回転スライド軸で、前記溝部63に対応しこれ
により案内される複数の凸部67を有している。回転スラ
イド軸66はノズル軸受け65およびリンフ68を介してノズ
ル軸62に溝部63と凸部67の嵌合する位置で挿入し、前記
凸部67が切り欠き部64に達した所で、回転スライド軸66
を切り欠き部64方向に回転させることにより保持され
る。回転スライド軸66の回転方向は洗浄ノズル60の回転
方向と逆方向にすることにより、洗浄中ノズル軸62から
回転スライド軸66が外れることはない。また、ノズル軸
受け65と回転スライド軸66は洗浄水33の静圧によりリン
フ68を介し回転シール面69を形成する。なお、この第4
図は第2図と凸部67、溝部63、切り欠き部64の構成を除
いて対応するものである。
第4図も第1の実施例と全体構成は同様であるので省略
し相違する構成のみを示している。図において、60は洗
浄ポンプ34により加圧されたされた洗浄水33を噴射する
噴射孔61を備えた薄板金属でできた洗浄ノズル,62は洗
浄ノズル60から延設されたノズル軸で、ノズル軸62に
は、縦方向に複数の溝部63が設けられている。溝部63の
奥部側面には各溝部に対応した切り欠き部64が設けられ
ている。65はノズル軸62を回転自在に支持するノズル軸
受け、66は回転スライド軸で、前記溝部63に対応しこれ
により案内される複数の凸部67を有している。回転スラ
イド軸66はノズル軸受け65およびリンフ68を介してノズ
ル軸62に溝部63と凸部67の嵌合する位置で挿入し、前記
凸部67が切り欠き部64に達した所で、回転スライド軸66
を切り欠き部64方向に回転させることにより保持され
る。回転スライド軸66の回転方向は洗浄ノズル60の回転
方向と逆方向にすることにより、洗浄中ノズル軸62から
回転スライド軸66が外れることはない。また、ノズル軸
受け65と回転スライド軸66は洗浄水33の静圧によりリン
フ68を介し回転シール面69を形成する。なお、この第4
図は第2図と凸部67、溝部63、切り欠き部64の構成を除
いて対応するものである。
以上の構成によれば、回転スライド軸66を洗浄ノズル
60の回転方向に回転させることにより、容易にノズル軸
62から回転スライド軸66を外すことができリンフ68の交
換や洗浄ノズル60の掃除が容易になりメンテナンスがし
やすくなる。
60の回転方向に回転させることにより、容易にノズル軸
62から回転スライド軸66を外すことができリンフ68の交
換や洗浄ノズル60の掃除が容易になりメンテナンスがし
やすくなる。
なお本発明の2つの実施例では、いずれも薄板金属の
洗浄ノズルを用いているが、樹脂の洗浄ノズルであって
も同様の効果が得られる。
洗浄ノズルを用いているが、樹脂の洗浄ノズルであって
も同様の効果が得られる。
発明の効果 上記したように本発明の食器洗浄機は、ノズル軸と回
転スライド軸が凸部と溝部により回り止めされているた
め、ノズル軸と回転スライド軸の間の回転摺動が無くな
り信頼性が高いものである。
転スライド軸が凸部と溝部により回り止めされているた
め、ノズル軸と回転スライド軸の間の回転摺動が無くな
り信頼性が高いものである。
さらに、本発明の食器洗浄機は、ノズル軸と回転スラ
イド軸が凸部と溝部により回り止めされ、凸部と切り欠
き部により抜け止めをしているため、ノズル軸と回転ス
ライド軸の回転摺動が無くなり信頼性が高いとともにノ
ズル軸と回転スライド軸の着脱がしやすくなりメンテナ
ンスが容易になるものである。
イド軸が凸部と溝部により回り止めされ、凸部と切り欠
き部により抜け止めをしているため、ノズル軸と回転ス
ライド軸の回転摺動が無くなり信頼性が高いとともにノ
ズル軸と回転スライド軸の着脱がしやすくなりメンテナ
ンスが容易になるものである。
第1図は本発明の実施例における食器洗浄機の縦断面
図、第2図は第1の実施例における洗浄ノズルの拡大断
面図、第3図は同実施例における洗浄ノズルの拡大下面
図、第4図は第2の実施例における洗浄ノズルの分解斜
視図、第5図は従来の食器洗浄機の縦断面図、第6図は
従来の静圧式の洗浄ノズルの拡大断面図である。 31……洗浄槽、36・60……洗浄ノズル、37・61……噴射
孔、38・62……ノズル軸、39・65……ノズル軸受け、41
・66……回転スライド軸、42……爪、53・67……凸部、
56・63……溝部、64……切り欠き部。
図、第2図は第1の実施例における洗浄ノズルの拡大断
面図、第3図は同実施例における洗浄ノズルの拡大下面
図、第4図は第2の実施例における洗浄ノズルの分解斜
視図、第5図は従来の食器洗浄機の縦断面図、第6図は
従来の静圧式の洗浄ノズルの拡大断面図である。 31……洗浄槽、36・60……洗浄ノズル、37・61……噴射
孔、38・62……ノズル軸、39・65……ノズル軸受け、41
・66……回転スライド軸、42……爪、53・67……凸部、
56・63……溝部、64……切り欠き部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47L 15/22,15/42
Claims (1)
- 【請求項1】洗浄槽と、前記洗浄槽内に装備して食器を
収納する食器かごと、洗浄水を加圧する洗浄ポンプと、
洗浄水を噴射するための噴射孔を有する洗浄ノズルと、
前記洗浄ノズルに洗浄水を案内するノズル軸に取付けた
回転スライド軸と、前記洗浄ノズルの回転時に回転スラ
イド軸が軸方向に浮上して当接してシールするノズル軸
受とを備えて、前記ノズル軸または回転スライド軸の一
方に凸部を設けて、他方には前記凸部を案内する溝部を
設けて円周方向の回り止めをするとともに、上下方向の
移動を制止する抜け止めを設けた食器洗浄機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2247717A JP2808872B2 (ja) | 1990-09-17 | 1990-09-17 | 食器洗浄機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2247717A JP2808872B2 (ja) | 1990-09-17 | 1990-09-17 | 食器洗浄機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04126116A JPH04126116A (ja) | 1992-04-27 |
JP2808872B2 true JP2808872B2 (ja) | 1998-10-08 |
Family
ID=17167626
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2247717A Expired - Fee Related JP2808872B2 (ja) | 1990-09-17 | 1990-09-17 | 食器洗浄機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2808872B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN203709974U (zh) * | 2013-06-05 | 2014-07-16 | 宁波方太厨具有限公司 | 用于清洗装置的旋转喷臂及其应用 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS45528Y1 (ja) * | 1966-01-06 | 1970-01-10 | ||
JPS5075563U (ja) * | 1973-11-12 | 1975-07-01 | ||
JPH0333321Y2 (ja) * | 1985-10-14 | 1991-07-15 |
-
1990
- 1990-09-17 JP JP2247717A patent/JP2808872B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04126116A (ja) | 1992-04-27 |
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