JP2802746B2 - 電気牽引式自動車のための保安回路 - Google Patents
電気牽引式自動車のための保安回路Info
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- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に非軌条車両のため
の電動式走行駆動装置に関するものである。
の電動式走行駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば雑誌”VDI 報告書Nr.878”、199
1、611 〜622 頁により、電動機によって車輪が駆動さ
れる電動駆動式非軌条車両が公知である。このような車
両では単数又は複数の電動機が搭載電源から動作電力を
供給され、電動機内で発生されるトルクが車両の駆動輪
に伝達される。この場合、複数の相巻線に仕切られた回
転磁界巻線を有する任意構造様式の回転磁界形電動機が
電動機として利用可能である。永久磁石外部回転子形電
動機が特に好適であることが判明した。電動機の相巻線
は個々の電動機に付属した複数の変換器から移相脈動駆
動電流が供給される。これらの変換器は、例えば加速ペ
ダル、等を介して行われる車両の走行制御に応じて電子
半導体電子管によって駆動電流の脈動率と振幅とを制御
する電子変換器である。変換器自体は搭載電源から給電
され、この電源は例えば内燃機関から駆動される発電機
によって、しかし再充電可能な電池によっても、調整す
ることができる。電動機によって発生されるトルクを単
数又は複数の駆動輪に伝達するには推進軸が、場合によ
っては差動装置が、減速歯車装置も、使用される。
1、611 〜622 頁により、電動機によって車輪が駆動さ
れる電動駆動式非軌条車両が公知である。このような車
両では単数又は複数の電動機が搭載電源から動作電力を
供給され、電動機内で発生されるトルクが車両の駆動輪
に伝達される。この場合、複数の相巻線に仕切られた回
転磁界巻線を有する任意構造様式の回転磁界形電動機が
電動機として利用可能である。永久磁石外部回転子形電
動機が特に好適であることが判明した。電動機の相巻線
は個々の電動機に付属した複数の変換器から移相脈動駆
動電流が供給される。これらの変換器は、例えば加速ペ
ダル、等を介して行われる車両の走行制御に応じて電子
半導体電子管によって駆動電流の脈動率と振幅とを制御
する電子変換器である。変換器自体は搭載電源から給電
され、この電源は例えば内燃機関から駆動される発電機
によって、しかし再充電可能な電池によっても、調整す
ることができる。電動機によって発生されるトルクを単
数又は複数の駆動輪に伝達するには推進軸が、場合によ
っては差動装置が、減速歯車装置も、使用される。
【0003】走行駆動装置用に使用される電動機は広い
回転数範囲にわたって比較的高い出力を供給しなければ
ならない。相巻線は変換器から、2kHz までのとき1000
Aまでの駆動電流が供給される。駆動電流の周波数及び
強さが決まっている場合、回転磁界巻線の回路構成を変
更することによって電動機のトルク及び回転数を変更す
ることが問題なく可能である。欧州公開特許公報第 340
686号により知られているように、このために、直列に
接続される相巻線の数は複数の可制御スイッチによって
変更することができる。この目的のために、通常は、例
えば電動式アクチュエータによってその可動接触子を調
整することのできる機械的スイッチが利用される。更
に、上記種類の車両では一般に、搭載電源内に、又は相
巻線に至る給電部内に、例えば緊急事態の発生時に電動
機への電力供給を無電流に切換えることのできるスイッ
チが設けられる。
回転数範囲にわたって比較的高い出力を供給しなければ
ならない。相巻線は変換器から、2kHz までのとき1000
Aまでの駆動電流が供給される。駆動電流の周波数及び
強さが決まっている場合、回転磁界巻線の回路構成を変
更することによって電動機のトルク及び回転数を変更す
ることが問題なく可能である。欧州公開特許公報第 340
686号により知られているように、このために、直列に
接続される相巻線の数は複数の可制御スイッチによって
変更することができる。この目的のために、通常は、例
えば電動式アクチュエータによってその可動接触子を調
整することのできる機械的スイッチが利用される。更
に、上記種類の車両では一般に、搭載電源内に、又は相
巻線に至る給電部内に、例えば緊急事態の発生時に電動
機への電力供給を無電流に切換えることのできるスイッ
チが設けられる。
【0004】走行運転中に車両に現れる加速度は、凸凹
の路面を走行するとき場合によってはきわめて高くな
り、かなりの負荷を生じ、それに伴って車両構造要素の
疲労を早め、動力伝達系統中にあるトルク伝達要素の疲
労も早めることがある。走行運転中に現れる加速度によ
って特別の危険を受けるのは電動機の電気的動作電力路
中の機械的スイッチである。このようなスイッチに作用
する加速度は、加速度に基づいて可動接触子に作用する
接触子の慣性力又は/及びこの接触子に接続されたアク
チュエータの慣性力が、接触子の接触を確保するばねの
力の作用を克服することによって、それ自体閉じた切換
接点を開くことがある。この時点にスイッチが通電する
と瞬滅火花が発生し、この火花は前記電流強さの場合接
触子の著しい焼損を生じ、スイッチの破壊も生じること
がある。これに対処するために、通常、スイッチは強力
な接触ばねによって適切に頑丈に設計される。そのこと
からやはり、スイッチを操作するアクチュエータの支出
する力が強まり、それに伴ってスイッチ配置全体の重量
が重くなる。
の路面を走行するとき場合によってはきわめて高くな
り、かなりの負荷を生じ、それに伴って車両構造要素の
疲労を早め、動力伝達系統中にあるトルク伝達要素の疲
労も早めることがある。走行運転中に現れる加速度によ
って特別の危険を受けるのは電動機の電気的動作電力路
中の機械的スイッチである。このようなスイッチに作用
する加速度は、加速度に基づいて可動接触子に作用する
接触子の慣性力又は/及びこの接触子に接続されたアク
チュエータの慣性力が、接触子の接触を確保するばねの
力の作用を克服することによって、それ自体閉じた切換
接点を開くことがある。この時点にスイッチが通電する
と瞬滅火花が発生し、この火花は前記電流強さの場合接
触子の著しい焼損を生じ、スイッチの破壊も生じること
がある。これに対処するために、通常、スイッチは強力
な接触ばねによって適切に頑丈に設計される。そのこと
からやはり、スイッチを操作するアクチュエータの支出
する力が強まり、それに伴ってスイッチ配置全体の重量
が重くなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、車両
内で使用される要素を走行運転中に現れる加速度の有害
な作用から保護する、特に非軌条車両のための電動式走
行駆動装置を提供することである。
内で使用される要素を走行運転中に現れる加速度の有害
な作用から保護する、特に非軌条車両のための電動式走
行駆動装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、特に非軌条車
両のための電動式走行駆動装置であって、 −少なくとも1つの電動機と、 −電動機に動作電力を供給する電力供給機構と、 −電動機に供給される動作電力を制御する電子回路配置
とを含むものから出発する。
両のための電動式走行駆動装置であって、 −少なくとも1つの電動機と、 −電動機に動作電力を供給する電力供給機構と、 −電動機に供給される動作電力を制御する電子回路配置
とを含むものから出発する。
【0007】本発明によれば、前記種類の走行駆動装置
において、車両の少なくとも1つの部材の加速度に依存
した少なくとも1つの量を供給する加速度検出手段が車
両に配置されており、少なくとも1つの加速度依存量に
応答する評価手段が設けられており、これらの評価手段
が電子回路配置を制御して、加速度依存量の値範囲の少
なくとも一部において、電動機に供給される動作電力
が、所定の特性に応じて低減される。
において、車両の少なくとも1つの部材の加速度に依存
した少なくとも1つの量を供給する加速度検出手段が車
両に配置されており、少なくとも1つの加速度依存量に
応答する評価手段が設けられており、これらの評価手段
が電子回路配置を制御して、加速度依存量の値範囲の少
なくとも一部において、電動機に供給される動作電力
が、所定の特性に応じて低減される。
【0008】本発明の根底にある考えは、車両の特定要
素に現れる加速度がこれらの要素を直接危うくする値又
はそれらの寿命を短くする値に達するとき、電動機に供
給される動作電力を下げるというものである。車両の諸
要素に現れる加速度値の検出は、車両の少なくとも1つ
の部材の加速度に依存した量を供給する単数又は複数の
加速度検出手段によって行われる。この場合加速度検出
手段として考えられるのは加速度を間接的に検出するセ
ンサ又は直接的に検出するセンサである。前者に属する
のは、例えば、速度値を検出して、差形成によって単位
時間当たりの速度変化を、即ち瞬時加速度を、算定する
ことのできるセンサ、2つの空間点の間隔を検出して、
二重微分を介して時間別に瞬時加速度値の形成を可能と
するセンサである。加速度の直接的算定は、本発明によ
れば、特に1空間方向を向いた少なくとも1つの並進加
速度を検出する加速度センサによって行われる。
素に現れる加速度がこれらの要素を直接危うくする値又
はそれらの寿命を短くする値に達するとき、電動機に供
給される動作電力を下げるというものである。車両の諸
要素に現れる加速度値の検出は、車両の少なくとも1つ
の部材の加速度に依存した量を供給する単数又は複数の
加速度検出手段によって行われる。この場合加速度検出
手段として考えられるのは加速度を間接的に検出するセ
ンサ又は直接的に検出するセンサである。前者に属する
のは、例えば、速度値を検出して、差形成によって単位
時間当たりの速度変化を、即ち瞬時加速度を、算定する
ことのできるセンサ、2つの空間点の間隔を検出して、
二重微分を介して時間別に瞬時加速度値の形成を可能と
するセンサである。加速度の直接的算定は、本発明によ
れば、特に1空間方向を向いた少なくとも1つの並進加
速度を検出する加速度センサによって行われる。
【0009】加速度検出手段によって検出された加速度
依存量は評価手段に供給されてそこで分析される。検出
された瞬時加速度依存量の値が所定の値範囲内にあると
き、電動機に供給される動作電力が所定の特性に応じて
低減されるように、検出された加速度依存量に依存して
評価手段はやはり、電動機に供給される動作電力を制御
する電子回路配置を制御する。評価手段は、好ましく
は、加速度検出手段から供給される量の振幅又は/及び
変化率に応答する。
依存量は評価手段に供給されてそこで分析される。検出
された瞬時加速度依存量の値が所定の値範囲内にあると
き、電動機に供給される動作電力が所定の特性に応じて
低減されるように、検出された加速度依存量に依存して
評価手段はやはり、電動機に供給される動作電力を制御
する電子回路配置を制御する。評価手段は、好ましく
は、加速度検出手段から供給される量の振幅又は/及び
変化率に応答する。
【0010】特に、測定された量が僅かな加速度値に相
当する場合、例えば加速ペダルの位置によって決定され
る未低減電力が電動機に供給されるように、特性は構成
されている。しかし、それが現れると車両の諸要素が損
害を被るのが予想されるような測定加速度値に加速度依
存量が一致すると、評価回路は電子回路配置に働きかけ
て、電動機に供給される動作電力を低減させる。特に、
加速度依存量が所定の閾値を超えるや、動作電力が完全
に遮断されるようになっている。
当する場合、例えば加速ペダルの位置によって決定され
る未低減電力が電動機に供給されるように、特性は構成
されている。しかし、それが現れると車両の諸要素が損
害を被るのが予想されるような測定加速度値に加速度依
存量が一致すると、評価回路は電子回路配置に働きかけ
て、電動機に供給される動作電力を低減させる。特に、
加速度依存量が所定の閾値を超えるや、動作電力が完全
に遮断されるようになっている。
【0011】更に、好ましい1実施態様では、評価手段
が、加速度検出手段によって提供される加速度依存量の
他に、車両の瞬時走行速度又は/及び電動機の瞬時動作
電力を表す量をやはり考慮する。瞬時走行速度は例えば
車両内に設けられている回転速度計で取り出すことがで
き、瞬時動作電力は例えば電動機に供給される動作電力
を制御する電子回路配置によって出力される。これらの
量は、例えば特に動作電力低減用に設けられている所定
の特性をこれらの量に依存して変更することによって、
評価手段によって実行される分析に含められる。
が、加速度検出手段によって提供される加速度依存量の
他に、車両の瞬時走行速度又は/及び電動機の瞬時動作
電力を表す量をやはり考慮する。瞬時走行速度は例えば
車両内に設けられている回転速度計で取り出すことがで
き、瞬時動作電力は例えば電動機に供給される動作電力
を制御する電子回路配置によって出力される。これらの
量は、例えば特に動作電力低減用に設けられている所定
の特性をこれらの量に依存して変更することによって、
評価手段によって実行される分析に含められる。
【0012】電動機に供給される瞬時動作電力を所定の
特性に含めることによって、特に、電動機に供給される
動作電力を、加速度依存量の値範囲のうち平均的加速度
に相当する値範囲において、加速度の増加に伴って連続
的に下げることが可能となる。例えば動作電力は僅かな
平均的加速度値の場合単に僅かに低減し、大きな平均的
加速度の場合には強く低減することができる。
特性に含めることによって、特に、電動機に供給される
動作電力を、加速度依存量の値範囲のうち平均的加速度
に相当する値範囲において、加速度の増加に伴って連続
的に下げることが可能となる。例えば動作電力は僅かな
平均的加速度値の場合単に僅かに低減し、大きな平均的
加速度の場合には強く低減することができる。
【0013】走行速度が高くなると経験によれば高い加
速度ピーク値の現れることが予想されるが、これを防止
するために、本発明の好ましい1構成では、瞬時走行速
度を評価手段の分析に含めることによって、動作電力の
低減用、特に遮断用に設けられている閾値を縮小するこ
とが可能である。前記量の他に、車両の瞬時状態を表す
その他の瞬時算定量又は所定量を、評価手段による分析
に、又は所定の特性に、含めることができる。
速度ピーク値の現れることが予想されるが、これを防止
するために、本発明の好ましい1構成では、瞬時走行速
度を評価手段の分析に含めることによって、動作電力の
低減用、特に遮断用に設けられている閾値を縮小するこ
とが可能である。前記量の他に、車両の瞬時状態を表す
その他の瞬時算定量又は所定量を、評価手段による分析
に、又は所定の特性に、含めることができる。
【0014】所定の特性は、望ましくは、単数又は複数
の特性曲線記憶装置内で特性曲線又は特性曲線群として
表されている。特に、特性は表の形で記憶しておくこと
ができる。評価手段は、好ましくは、アナログをベース
に、又はディジタル式にも、作動することのできる電子
回路として実施される。特に、評価手段はマイクロプロ
セッサで制御されて作動し、場合によって車両内に取付
けられた搭載コンピュータに一体化され、又はプログラ
ムの形でこの搭載コンピュータ内に設けられるようにも
なっている。特に特性曲線記憶装置はマイクロプロセッ
サの主記憶装置内に一体化しておくことができる。
の特性曲線記憶装置内で特性曲線又は特性曲線群として
表されている。特に、特性は表の形で記憶しておくこと
ができる。評価手段は、好ましくは、アナログをベース
に、又はディジタル式にも、作動することのできる電子
回路として実施される。特に、評価手段はマイクロプロ
セッサで制御されて作動し、場合によって車両内に取付
けられた搭載コンピュータに一体化され、又はプログラ
ムの形でこの搭載コンピュータ内に設けられるようにも
なっている。特に特性曲線記憶装置はマイクロプロセッ
サの主記憶装置内に一体化しておくことができる。
【0015】電動式走行駆動装置の電動機に至る動作電
力路中に、少なくとも1つの可動接触子を備えた少なく
とも1つの機械的スイッチが介設されている。この機械
的スイッチは特に緊急遮断装置の構成要素とすることが
できる。この場合このスイッチは、緊急事態、例えば事
故状況、の発生時に動作電力路中の通電を中断し、従っ
て電動機に供給される動作電力を中断するために設けら
れている。動作電力路中のこの機械的スイッチは直流搭
載電源と電動機に脈動駆動電流を供給する変換器との間
に介設しておくことができ、又は変換器と電動機の個々
の回転磁界巻線との間に単数又は複数のスイッチを配置
しておくことができる。単極又は多極で実施されるスイ
ッチが電力供給機構の1つ又は複数の導電相をそれぞれ
中断する。
力路中に、少なくとも1つの可動接触子を備えた少なく
とも1つの機械的スイッチが介設されている。この機械
的スイッチは特に緊急遮断装置の構成要素とすることが
できる。この場合このスイッチは、緊急事態、例えば事
故状況、の発生時に動作電力路中の通電を中断し、従っ
て電動機に供給される動作電力を中断するために設けら
れている。動作電力路中のこの機械的スイッチは直流搭
載電源と電動機に脈動駆動電流を供給する変換器との間
に介設しておくことができ、又は変換器と電動機の個々
の回転磁界巻線との間に単数又は複数のスイッチを配置
しておくことができる。単極又は多極で実施されるスイ
ッチが電力供給機構の1つ又は複数の導電相をそれぞれ
中断する。
【0016】更に、電動式走行駆動装置内の機械的スイ
ッチは特に電動機の回転磁界巻線の回路構成、即ち直列
に接続される巻線の数、を変更するのに使用される。電
動式走行駆動装置内に例えば永久磁石外部回転子形電動
機が設けられており、この電動機が3相回転磁界巻線を
有し、この巻線の回路構成は変換器と個々の相巻線との
間に介設される機械的スイッチによって星形接続と三角
接続との間で変更可能である。これらのスイッチは、有
利には、電動機の回転磁界巻線の端子に直接配置されて
いる。
ッチは特に電動機の回転磁界巻線の回路構成、即ち直列
に接続される巻線の数、を変更するのに使用される。電
動式走行駆動装置内に例えば永久磁石外部回転子形電動
機が設けられており、この電動機が3相回転磁界巻線を
有し、この巻線の回路構成は変換器と個々の相巻線との
間に介設される機械的スイッチによって星形接続と三角
接続との間で変更可能である。これらのスイッチは、有
利には、電動機の回転磁界巻線の端子に直接配置されて
いる。
【0017】機械的スイッチの可動接触子は有利には機
械式アクチュエータによって或る切換位置から別の切換
位置に移動される。機械式アクチュエータ自体は例えば
電磁式に、電動式に、又は空圧手段又は油圧手段によっ
て移動される。可動接触子と固定接触子との間の接触は
ばねの押付け力によって、場合によっては双安定ばねに
よって、保証される。
械式アクチュエータによって或る切換位置から別の切換
位置に移動される。機械式アクチュエータ自体は例えば
電磁式に、電動式に、又は空圧手段又は油圧手段によっ
て移動される。可動接触子と固定接触子との間の接触は
ばねの押付け力によって、場合によっては双安定ばねに
よって、保証される。
【0018】走行運転中に現れる機械的スイッチの加速
度は、ばね作用によって互いに押付けられる接触子が可
動接触子及び/又は調整機構に作用する加速度力によっ
てばね力の作用に抗して分離される事態を生じることが
ある。機械的スイッチがかかる時点に通電すると、瞬滅
火花燃焼が発生してスイッチを破損することがある。本
発明の望ましい1構成では、機械的スイッチの接触子を
開くことになるような加速度が加速度検出手段において
検出され、スイッチに現れる加速度が接触子を開くこと
になるような値に達すると、スイッチを流れる電流は低
減され、特に、完全に遮断される。特に、動作電力の低
減を決定する特性と、特に、それを超えると加速度依存
量によって動作電力が完全に遮断されることになる閾値
は、スイッチの機械的条件に、及びそれが現れると可動
接触子の接触がもはや保証されなくなる限界加速度に、
適合される。
度は、ばね作用によって互いに押付けられる接触子が可
動接触子及び/又は調整機構に作用する加速度力によっ
てばね力の作用に抗して分離される事態を生じることが
ある。機械的スイッチがかかる時点に通電すると、瞬滅
火花燃焼が発生してスイッチを破損することがある。本
発明の望ましい1構成では、機械的スイッチの接触子を
開くことになるような加速度が加速度検出手段において
検出され、スイッチに現れる加速度が接触子を開くこと
になるような値に達すると、スイッチを流れる電流は低
減され、特に、完全に遮断される。特に、動作電力の低
減を決定する特性と、特に、それを超えると加速度依存
量によって動作電力が完全に遮断されることになる閾値
は、スイッチの機械的条件に、及びそれが現れると可動
接触子の接触がもはや保証されなくなる限界加速度に、
適合される。
【0019】有利には、加速度検出手段は機械的スイッ
チの機能上直接的近傍に配置され、特にこれら両方の要
素は1つの構造ユニットにまとめられる。加速度検出手
段が並進加速度に対して最も敏感となる空間方向が、発
生した加速度が可動接触子の接触を最も容易に開くこと
のできる空間方向と一致するように、加速度検出手段を
整列させるのが特に有利であることが判明した。しか
し、自明のことであるが、加速度検出手段は以下なお説
明するように選択的にスイッチとは別途に配置し、例え
ば前進走行方向に見てスイッチの前に配置して、衝突、
等を早期に検知することができるようにすることもでき
る。
チの機能上直接的近傍に配置され、特にこれら両方の要
素は1つの構造ユニットにまとめられる。加速度検出手
段が並進加速度に対して最も敏感となる空間方向が、発
生した加速度が可動接触子の接触を最も容易に開くこと
のできる空間方向と一致するように、加速度検出手段を
整列させるのが特に有利であることが判明した。しか
し、自明のことであるが、加速度検出手段は以下なお説
明するように選択的にスイッチとは別途に配置し、例え
ば前進走行方向に見てスイッチの前に配置して、衝突、
等を早期に検知することができるようにすることもでき
る。
【0020】本発明の特別の1構成によれば、やはり、
電動機と車両の少なくとも1つの車輪との間に配置され
るトルク伝達機構、特に変速機又は/及び推進軸、等の
機械要素は、電動機に供給される動作電力が低減され、
従ってトルク伝達機構の負荷が低減されることによっ
て、例えば穴ぼこ道を通過するとき現れるような硬い加
速度の有害な作用から保護される。
電動機と車両の少なくとも1つの車輪との間に配置され
るトルク伝達機構、特に変速機又は/及び推進軸、等の
機械要素は、電動機に供給される動作電力が低減され、
従ってトルク伝達機構の負荷が低減されることによっ
て、例えば穴ぼこ道を通過するとき現れるような硬い加
速度の有害な作用から保護される。
【0021】このために、好ましくは、評価手段によっ
て動作電力を低減するうえで重要な特性はトルク伝達機
構の機械的条件及び負荷限界に適合される。特にこの場
合にも、加速度検出手段によって検出される加速度依存
量の他に、電動機に供給される動作電力も評価手段にお
いて検出し、瞬時加速度と瞬時伝達トルクとの組合せ作
用によってトルク伝達機構内の負荷限界を超えないよう
に、特性を構成するのが望ましい。
て動作電力を低減するうえで重要な特性はトルク伝達機
構の機械的条件及び負荷限界に適合される。特にこの場
合にも、加速度検出手段によって検出される加速度依存
量の他に、電動機に供給される動作電力も評価手段にお
いて検出し、瞬時加速度と瞬時伝達トルクとの組合せ作
用によってトルク伝達機構内の負荷限界を超えないよう
に、特性を構成するのが望ましい。
【0022】前記種類の電動式走行駆動装置において、
望ましくは、加速度検出手段は車両の前進走行方向に見
て、電動機の動作電力の低減によって加速度の作用から
保護されるべき部材の前方に間隔を置いて配置されてい
る。これは、特に、トルク伝達機構を、又は/及び動作
電力路中に取付けられる機械的スイッチを、加速度の作
用から保護すべきである場合に望ましい。
望ましくは、加速度検出手段は車両の前進走行方向に見
て、電動機の動作電力の低減によって加速度の作用から
保護されるべき部材の前方に間隔を置いて配置されてい
る。これは、特に、トルク伝達機構を、又は/及び動作
電力路中に取付けられる機械的スイッチを、加速度の作
用から保護すべきである場合に望ましい。
【0023】電動式走行駆動装置が、例えば、有害な加
速度の作用から保護されるべき部材を車両の後車軸の範
囲に有する場合、好ましくは、加速度検出手段は前車軸
の範囲に、特に前進走行方向に見て前車軸の前に配置さ
れる。車両の後輪を駆動するトルク伝達機構を保護する
ために、やはり、この後輪の前を走る前輪に加速度検出
手段を配置するのが特に望ましい。
速度の作用から保護されるべき部材を車両の後車軸の範
囲に有する場合、好ましくは、加速度検出手段は前車軸
の範囲に、特に前進走行方向に見て前車軸の前に配置さ
れる。車両の後輪を駆動するトルク伝達機構を保護する
ために、やはり、この後輪の前を走る前輪に加速度検出
手段を配置するのが特に望ましい。
【0024】事故状況を検知するためにエアバッグ制御
回路又は/及び事故データ記憶装置等の特殊要素が車両
内に設けられている場合、また緊急遮断装置の構成要素
たる機械的スイッチが加速度から保護されるべき部材で
ある場合、エアバッグ制御回路又は/及び事故データ記
憶装置の測定量をやはり評価手段に供給し、電動機に供
給される動作電力を低減するために評価手段がこれらの
量にやはり応答することができるようにするのが特に望
ましい。
回路又は/及び事故データ記憶装置等の特殊要素が車両
内に設けられている場合、また緊急遮断装置の構成要素
たる機械的スイッチが加速度から保護されるべき部材で
ある場合、エアバッグ制御回路又は/及び事故データ記
憶装置の測定量をやはり評価手段に供給し、電動機に供
給される動作電力を低減するために評価手段がこれらの
量にやはり応答することができるようにするのが特に望
ましい。
【0025】
【実施態様】以下、図面に基づいて本発明の実施態様を
詳しく説明する。図1の略示図に示された車両11は2つ
の前輪13と2つの後輪20とを含み、後輪はそれぞれ電動
機15によって変速機17及び推進軸19を介して駆動され
る。電動機15の個々の相巻線は電力供給機構21から略示
された動作電力路23を介して駆動電流が供給される。電
力供給機構21は、内燃機関に接続される発電機、又は電
池から給電される搭載電源と、電動機15の個々の相巻線
を流れる駆動電流を制御する電子変換器とを含む。
詳しく説明する。図1の略示図に示された車両11は2つ
の前輪13と2つの後輪20とを含み、後輪はそれぞれ電動
機15によって変速機17及び推進軸19を介して駆動され
る。電動機15の個々の相巻線は電力供給機構21から略示
された動作電力路23を介して駆動電流が供給される。電
力供給機構21は、内燃機関に接続される発電機、又は電
池から給電される搭載電源と、電動機15の個々の相巻線
を流れる駆動電流を制御する電子変換器とを含む。
【0026】図1に図記号で示唆された動作電力路23中
の機械的スイッチ25は、電動機の相巻線の回路構成を変
更し、特に星形接続と三角接続との間で3相回転磁界巻
線を切換えるスイッチとすることができ、及び/又は、
緊急状況のとき、例えば事故状況のとき、電動機に至る
動作電力路23を中断するために緊急遮断装置の構成要素
として設けられるスイッチとすることができる。
の機械的スイッチ25は、電動機の相巻線の回路構成を変
更し、特に星形接続と三角接続との間で3相回転磁界巻
線を切換えるスイッチとすることができ、及び/又は、
緊急状況のとき、例えば事故状況のとき、電動機に至る
動作電力路23を中断するために緊急遮断装置の構成要素
として設けられるスイッチとすることができる。
【0027】電力供給機構21から電動機15に供給される
動作電力は電子回路配置27によって制御される。図示車
両11は更に、部材29に付属した加速度検出手段31と評価
手段33とを含む。加速度検出手段31は部材29の加速度に
依存した量を供給し、この量が評価手段33に供給され
る。加速度検出手段31から供給される加速度依存量が特
定の値範囲内にあるとき、電動機15に供給される動作電
力が所定の特性に合わせて低減されるように、評価手段
33は電子回路配置27を制御する。特に、加速度依存量が
部材29の比較的大きな加速度を表すときに、電動機に供
給される動作電力が低減されるように、特性は構成され
ている。更に、大きな加速度によって引き起こされる車
両要素の破損が電動機15に供給される動作電力の低減に
よって防止されるように、特性は量定されている。この
場合特に、動作電力路23中に介設される機械的スイッチ
25と、電動機15と駆動輪20との間に挿入される変速機17
又は推進軸19等のトルク伝達機構が問題となる。つまり
通電中の機械的スイッチ25の接触子が走行運転中に現れ
る加速度の作用によって開かれると、瞬滅火花燃焼が発
生してスイッチの寿命を低減し又はスイッチを破損する
ことがある。このような加速度はその発生前に加速度検
出手段31によって記録され、評価手段33によって検出さ
れて評価され、評価手段33は、電子回路配置27に働きか
けて、電動機15に供給される動作電力を低減させ、同時
に機械的スイッチ25を流れる電流を低減させ、特に遮断
させる。引き続き場合によって加速度に起因して可動接
触子が開くと、スイッチはもはや通電していないので、
スイッチに破損が生じることはない。特定の時間間隔
後、又は加速度の減衰後、電動機15は電力供給機構21か
ら再び未低減動作電力が供給される。機械的スイッチを
開くのに必要な硬い加速度は走行運転中ごく短時間現れ
るだけであるので、動作電力の当該中断もやはり短い時
間間隔の間に必要となるだけであり、この中断によって
走行挙動が損なわれることはない。
動作電力は電子回路配置27によって制御される。図示車
両11は更に、部材29に付属した加速度検出手段31と評価
手段33とを含む。加速度検出手段31は部材29の加速度に
依存した量を供給し、この量が評価手段33に供給され
る。加速度検出手段31から供給される加速度依存量が特
定の値範囲内にあるとき、電動機15に供給される動作電
力が所定の特性に合わせて低減されるように、評価手段
33は電子回路配置27を制御する。特に、加速度依存量が
部材29の比較的大きな加速度を表すときに、電動機に供
給される動作電力が低減されるように、特性は構成され
ている。更に、大きな加速度によって引き起こされる車
両要素の破損が電動機15に供給される動作電力の低減に
よって防止されるように、特性は量定されている。この
場合特に、動作電力路23中に介設される機械的スイッチ
25と、電動機15と駆動輪20との間に挿入される変速機17
又は推進軸19等のトルク伝達機構が問題となる。つまり
通電中の機械的スイッチ25の接触子が走行運転中に現れ
る加速度の作用によって開かれると、瞬滅火花燃焼が発
生してスイッチの寿命を低減し又はスイッチを破損する
ことがある。このような加速度はその発生前に加速度検
出手段31によって記録され、評価手段33によって検出さ
れて評価され、評価手段33は、電子回路配置27に働きか
けて、電動機15に供給される動作電力を低減させ、同時
に機械的スイッチ25を流れる電流を低減させ、特に遮断
させる。引き続き場合によって加速度に起因して可動接
触子が開くと、スイッチはもはや通電していないので、
スイッチに破損が生じることはない。特定の時間間隔
後、又は加速度の減衰後、電動機15は電力供給機構21か
ら再び未低減動作電力が供給される。機械的スイッチを
開くのに必要な硬い加速度は走行運転中ごく短時間現れ
るだけであるので、動作電力の当該中断もやはり短い時
間間隔の間に必要となるだけであり、この中断によって
走行挙動が損なわれることはない。
【0028】同様に、電動機に供給される電力を低減す
ることによって変速機17又は推進軸19等のトルク伝達機
構の負荷が低減されるように、特性は量定しておくこと
ができる。特定の仕方で加速度に依存した量を供給する
任意のセンサが加速度検出手段33として考えられる。特
に、部材29の特定の1空間方向35を向いた並進加速度を
検出する加速度センサが使用される。部材29に現れて加
速度検出手段31によって測定される加速度値は場合によ
っては動作電力の低減を引き起こすので、この部材29に
現れる加速度が被保護部材に現れる加速度に類似するよ
うにこの部材を、及び/又は被保護要素に作用する加速
度をできるだけ大きな感度で記録することのできる加速
度検出手段31を、車両内に配置するのが有意義である。
発生する加速度をできるだけ早期に記録することができ
るようにするために、前車軸の範囲に、特に前進走行方
向に見て前車軸の前に、加速度センサを配置するのが有
意義である。
ることによって変速機17又は推進軸19等のトルク伝達機
構の負荷が低減されるように、特性は量定しておくこと
ができる。特定の仕方で加速度に依存した量を供給する
任意のセンサが加速度検出手段33として考えられる。特
に、部材29の特定の1空間方向35を向いた並進加速度を
検出する加速度センサが使用される。部材29に現れて加
速度検出手段31によって測定される加速度値は場合によ
っては動作電力の低減を引き起こすので、この部材29に
現れる加速度が被保護部材に現れる加速度に類似するよ
うにこの部材を、及び/又は被保護要素に作用する加速
度をできるだけ大きな感度で記録することのできる加速
度検出手段31を、車両内に配置するのが有意義である。
発生する加速度をできるだけ早期に記録することができ
るようにするために、前車軸の範囲に、特に前進走行方
向に見て前車軸の前に、加速度センサを配置するのが有
意義である。
【0029】例えば動作電力路23中に配置される機械的
スイッチ25を加速度の作用から保護すべきである場合、
機械的スイッチ25との構造ユニットのなかに部材29を構
成し又は加速度検出手段33をスイッチ25に直接取付ける
のが特に有意義である。電動機に供給される動作電力を
低減する特性には、発生する瞬時加速度依存量の他に、
例えば車速又は電動機に供給される動作電力等の車両瞬
時状態についての別の量も含めることができる。特性は
特性曲線記憶装置37のなかに特性曲線又は特性曲線群と
して、特に表の形で、記憶しておくことができる。
スイッチ25を加速度の作用から保護すべきである場合、
機械的スイッチ25との構造ユニットのなかに部材29を構
成し又は加速度検出手段33をスイッチ25に直接取付ける
のが特に有意義である。電動機に供給される動作電力を
低減する特性には、発生する瞬時加速度依存量の他に、
例えば車速又は電動機に供給される動作電力等の車両瞬
時状態についての別の量も含めることができる。特性は
特性曲線記憶装置37のなかに特性曲線又は特性曲線群と
して、特に表の形で、記憶しておくことができる。
【0030】以下、本発明の変形態様を説明する。相対
応する要素にはそれぞれ同じ符号が付けられており、但
し区別するために文字が備えられている。説明のために
それぞれ先行の説明をすべて参考にする。図2は2つの
特性曲線39、41からなる特性曲線群43の線図であり、こ
の特性曲線群は電動機に供給される動作電力を低減する
ために設けられる特性を表す。電動機に供給される動作
電力Pが加速度検出手段31によって測定される加速度依
存量Aの振幅Aに対比して線図中に示されている。加速
度依存量Aの大きな値は部材29に現れる大きな加速度も
表さねばならない。車両の特定の走行速度のとき評価手
段33は電動機15に供給される動作電力を特性曲線39に応
じて制御しなければならない。加速度依存量Aの零と第
1閾値45との間の値範囲では例えば運転者が加速ペダル
を介して要求する動作電力P1が低減されることなく電動
機に供給される。加速度依存量Aの第1閾値45と第2閾
値47との間の値範囲は部材29の平均的加速度に相当し、
この値範囲では電動機に供給される動作電力がP1からP2
へと連続的に低減される。加速度依存量Aの値範囲が第
2閾値47より上で部材29の大きな加速度に相当するとき
には、電動機に供給される動作電力が完全に遮断され
る。
応する要素にはそれぞれ同じ符号が付けられており、但
し区別するために文字が備えられている。説明のために
それぞれ先行の説明をすべて参考にする。図2は2つの
特性曲線39、41からなる特性曲線群43の線図であり、こ
の特性曲線群は電動機に供給される動作電力を低減する
ために設けられる特性を表す。電動機に供給される動作
電力Pが加速度検出手段31によって測定される加速度依
存量Aの振幅Aに対比して線図中に示されている。加速
度依存量Aの大きな値は部材29に現れる大きな加速度も
表さねばならない。車両の特定の走行速度のとき評価手
段33は電動機15に供給される動作電力を特性曲線39に応
じて制御しなければならない。加速度依存量Aの零と第
1閾値45との間の値範囲では例えば運転者が加速ペダル
を介して要求する動作電力P1が低減されることなく電動
機に供給される。加速度依存量Aの第1閾値45と第2閾
値47との間の値範囲は部材29の平均的加速度に相当し、
この値範囲では電動機に供給される動作電力がP1からP2
へと連続的に低減される。加速度依存量Aの値範囲が第
2閾値47より上で部材29の大きな加速度に相当するとき
には、電動機に供給される動作電力が完全に遮断され
る。
【0031】車両の大きな第2走行速度のとき、大きな
走行速度のとき大きな加速度も発生するとの経験を考慮
して動作電力の低減を行うべきである場合、この大きな
加速度が車両11の被保護要素に加える有害な作用は、特
性曲線39を決定する閾値45、47を、大きな走行速度のと
きに決定的な特性曲線41を形成するために低い閾値49、
51の方にずらすことによって、防止することができる。
走行速度のとき大きな加速度も発生するとの経験を考慮
して動作電力の低減を行うべきである場合、この大きな
加速度が車両11の被保護要素に加える有害な作用は、特
性曲線39を決定する閾値45、47を、大きな走行速度のと
きに決定的な特性曲線41を形成するために低い閾値49、
51の方にずらすことによって、防止することができる。
【0032】図3は電動機15に給電する電力供給機構21
b の回路図であり、この電動機は3つの相巻線U、V、
Wと付属の端子U1、U2、V1、V2又はW1、W2とを有する。
相巻線U、V、Wの回路構成は機械的スイッチ25b によ
って周知の如くに星形接続から三角接続に切換えること
ができる。このためにスイッチ25b が3つの可動接触子
53を含み、これらの接触子は固定接触子55、57の間を切
換可能である。可動接触子53は電動式アクチュエータ59
を介して互いに接続されている。双安定ばね61は両方の
切換位置のとき可動接触子53と固定接触子55、57との間
に押付け力を確保する。駆動電流は変換器63から相線路
L1、L2、L3を介して相巻線U、V、Wに供給される。変
換器63は、好ましくは、電子回路配置27b によって制御
されて個々の巻線U、V、Wに供給される駆動電流の振
幅及び位相位置を制御する半導体真空管を含む。変換器
63自体は動作電力を直流搭載電源65から入手し、この電
源は内燃機関によって駆動される発電機によって、又は
電池によって、給電可能である。変換器63への給電は、
やはりアクチュエータ59' によって操作される機械的ス
イッチ25b'によって中断することができ、このスイッチ
はやはり可動接触子53' と固定接触子55' とを含む。
b の回路図であり、この電動機は3つの相巻線U、V、
Wと付属の端子U1、U2、V1、V2又はW1、W2とを有する。
相巻線U、V、Wの回路構成は機械的スイッチ25b によ
って周知の如くに星形接続から三角接続に切換えること
ができる。このためにスイッチ25b が3つの可動接触子
53を含み、これらの接触子は固定接触子55、57の間を切
換可能である。可動接触子53は電動式アクチュエータ59
を介して互いに接続されている。双安定ばね61は両方の
切換位置のとき可動接触子53と固定接触子55、57との間
に押付け力を確保する。駆動電流は変換器63から相線路
L1、L2、L3を介して相巻線U、V、Wに供給される。変
換器63は、好ましくは、電子回路配置27b によって制御
されて個々の巻線U、V、Wに供給される駆動電流の振
幅及び位相位置を制御する半導体真空管を含む。変換器
63自体は動作電力を直流搭載電源65から入手し、この電
源は内燃機関によって駆動される発電機によって、又は
電池によって、給電可能である。変換器63への給電は、
やはりアクチュエータ59' によって操作される機械的ス
イッチ25b'によって中断することができ、このスイッチ
はやはり可動接触子53' と固定接触子55' とを含む。
【0033】スイッチ25b,25b'に現れる加速度は、可動
接触子53,53'及びアクチュエータ59,59'の慣性作用に基
づいて可動接触子53,53'と固定接触子55,55'又は57との
間の接触が保証されない事態を引き起こすことがある。
このような加速度を早期に検知して、スイッチを流れる
電流を低減するために、2つのスイッチ25b,25b'のそれ
ぞれに加速度センサ71又は71' が設けられており、この
センサは加速度依存量A又はA'を評価手段33b 又は33b'
に供給する。評価手段33b 又は33b'は、瞬時加速度依存
量A又はA'の値範囲に応じて電子回路配置27b を介し
て、変換器63を通して相巻線U、V、Wに供給される動
作電力を低減し、従ってスイッチを流れる電流を低減す
る。
接触子53,53'及びアクチュエータ59,59'の慣性作用に基
づいて可動接触子53,53'と固定接触子55,55'又は57との
間の接触が保証されない事態を引き起こすことがある。
このような加速度を早期に検知して、スイッチを流れる
電流を低減するために、2つのスイッチ25b,25b'のそれ
ぞれに加速度センサ71又は71' が設けられており、この
センサは加速度依存量A又はA'を評価手段33b 又は33b'
に供給する。評価手段33b 又は33b'は、瞬時加速度依存
量A又はA'の値範囲に応じて電子回路配置27b を介し
て、変換器63を通して相巻線U、V、Wに供給される動
作電力を低減し、従ってスイッチを流れる電流を低減す
る。
【0034】スイッチ25b,25b'に現れる加速度をできる
だけ厳密に検出するために、加速度センサ71,71'はそれ
に付属したスイッチ25b,25b'と接続されて構造ユニット
72又は72' とされる。図4に略示された車両11c は電動
機15c によって変速機17c 及び推進軸19c を介して駆動
される後車軸73と前車軸74と後輪20c と前輪13c とを有
する。電動機15c の動作電力路に、緊急遮断器として働
くスイッチ25c が介設されている。車両は更に、車両運
転者の希望する動作電力又は希望する車両走行速度を制
御する加速ペダル75と、エアバッグ76と、事故状況のと
き運転者を保護するエアバッグ制御回路77と、事故の経
緯を記録する事故データ記憶装置79とを含む。
だけ厳密に検出するために、加速度センサ71,71'はそれ
に付属したスイッチ25b,25b'と接続されて構造ユニット
72又は72' とされる。図4に略示された車両11c は電動
機15c によって変速機17c 及び推進軸19c を介して駆動
される後車軸73と前車軸74と後輪20c と前輪13c とを有
する。電動機15c の動作電力路に、緊急遮断器として働
くスイッチ25c が介設されている。車両は更に、車両運
転者の希望する動作電力又は希望する車両走行速度を制
御する加速ペダル75と、エアバッグ76と、事故状況のと
き運転者を保護するエアバッグ制御回路77と、事故の経
緯を記録する事故データ記憶装置79とを含む。
【0035】更に、車両に加速度センサ71c,71c'が取付
けられている。変速機17c 及び推進軸19c を保護するた
めに加速度センサ71c,71c'は電動機15c に供給される動
作電力を所定の特性に従って低減する評価手段33c に接
続されている。加速度センサ71c は前進走行方向に見て
前車軸74の前に配置されている。これによって達成され
る車両重心からの比較的大きな距離によって、この加速
度センサ71c は車両前部の上下方向加速度に対して比較
的大きな感度を有する。加速度センサ71c'は後輪20c に
先行する前輪13c の車軸81に直接配置されており、従っ
て穴ぼこ道を通過するときに現れる加速度に特に敏感で
ある。
けられている。変速機17c 及び推進軸19c を保護するた
めに加速度センサ71c,71c'は電動機15c に供給される動
作電力を所定の特性に従って低減する評価手段33c に接
続されている。加速度センサ71c は前進走行方向に見て
前車軸74の前に配置されている。これによって達成され
る車両重心からの比較的大きな距離によって、この加速
度センサ71c は車両前部の上下方向加速度に対して比較
的大きな感度を有する。加速度センサ71c'は後輪20c に
先行する前輪13c の車軸81に直接配置されており、従っ
て穴ぼこ道を通過するときに現れる加速度に特に敏感で
ある。
【0036】事故状況のとき機械的スイッチ25c を加速
度から保護するためにエアバッグ制御回路77又は事故デ
ータ記憶装置79の情報は評価手段33c に供給される。
度から保護するためにエアバッグ制御回路77又は事故デ
ータ記憶装置79の情報は評価手段33c に供給される。
【図1】路上車両のための電動式走行駆動装置の機能図
である。
である。
【図2】電動機に供給される動作電力を低減するために
設けられる特性の勾配を示す線図である。
設けられる特性の勾配を示す線図である。
【図3】電動機の電力供給機構と動作電力路中に設けら
れる機械的スイッチとの回路図である。
れる機械的スイッチとの回路図である。
【図4】電動式走行駆動装置を備えた車両の略示図であ
る。
る。
11 非軌条車両 15 伝動機 21 電力供給機構 27 電子回路配置 31 加速度検出手段 33 評価手段
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60L 15/00 - 15/28 B60L 3/00 - 3/08
Claims (17)
- 【請求項1】 非軌条車両(11)のための電動式走行駆動
装置であって、 −少なくとも1つの電動機(15)と、 −電動機(15)に動作電力(P) を供給する電力供給機構(2
1)と、 −電動機(15)と電力供給機構(21)との間に介在する、少
なくとも1つの可動接触子(53)を備えた少なくとも1つ
の機械的スイッチ(25)を有する電気動作電力路(23)と、 −電動機(15)に供給される動作電力を制御する電子回路
配置(27)を含み、 −少なくとも機械的スイッチ(25)の加速度に依存した少
なくとも1つの量(A) を供給する加速度検出手段(31)が
車両に配置されており、 −少なくとも1つの加速度依存量(A) に応答する評価手
段(33)が設けられており、これらの評価手段が電子回路
配置(27)を制御して、加速度依存量(A) の値範囲の少な
くとも一部において、電動機(15)に供給される動作電力
(P) が所定の特性に応じて低減されるものにおいて、 加速度依存量(A) の値範囲の少なくとも一部において、
電動機(15)に供給される動作電力(P) が所定の特性に応
じて一時的に低減され、その後、電動機(15)は電力供給
機構(21)から再び未低減動作電力が供給されることを特
徴とする走行駆動装置。 - 【請求項2】 電動機(15)が、供給電力の減少後、特定
の時間間隔後に未低減動作電力が供給されることを特徴
とする、請求項1に記載の走行駆動装置。 - 【請求項3】 電動機(15)が、供給電力の減少によって
引き起こされる加速度の減少後に未低減動作電力が供給
されることを特徴とする、請求項1または2に記載の走
行駆動装置。 - 【請求項4】 評価手段(33)が、加速度検出手段から供
給される量(A) の振幅又は/及び変化率に応答すること
を特徴とする、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の
走行駆動装置。 - 【請求項5】 加速度検出手段(31)が、並進加速度を検
出する少なくとも1つの加速度センサ(71)を有すること
を特徴とする、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の
走行駆動装置。 - 【請求項6】 加速度依存量(A) が車両の諸要素に被害
を与えかねない加速度値に一致するとき、評価手段(33)
が電子回路配置(27)を介して、電動機(15)に供給される
動作電力(P) を低減し、加速度依存量(A) が所定の閾値
(45,49又は47,51)を超えると、電動機(15)に供給される
動作電力(P) を遮断することを特徴とする、請求項1乃
至5のいずれか1項に記載記載の駆動装置。 - 【請求項7】 所定の特性が、車両(11)の瞬時走行速度
を表す量又は/及び瞬時動作電力を表す量に依存して変
更可能であることを特徴とする、請求項1乃至6のいず
れか1項に記載の駆動装置。 - 【請求項8】 所定の特性が、表の形で特性曲線記憶装
置(37)に記憶された少なくとも1つの特性曲線(39, 41)
を含むことを特徴とする、請求項1乃至7のいずれか1
項に記載の駆動装置。 - 【請求項9】 スイッチ(25)の加速度を表す加速度依存
量(A) が車両の諸要素に被害を与えかねない加速度値に
一致するとき、評価手段(33)が機械的スイッチ(25)を介
して電動機(15)に供給される動作電力(P) を低減し、加
速度依存量(A) がスイッチ(25)の接点開加速度を表す閾
値(45,49又は47,51)より上のとき電力(P) を遮断するこ
とを特徴とする、請求項1乃至8のいずれか1項に記載
の走行駆動装置。 - 【請求項10】 機械的スイッチ(25)が緊急遮断装置の
構成要素であることを特徴とする、請求項1または9に
記載の走行駆動装置。 - 【請求項11】 加速度検出手段(31)がエアバッグ制御
回路(77)又は/及び事故データ記憶装置(79)の構成要素
であることを特徴とする、請求項1、9または10に記載
の走行駆動装置。 - 【請求項12】 電動機(15)が、複数の相巻線(U,V,W)
に仕切られた回転磁界巻線を有し、電力供給機構(21)
が、複数の機械的スイッチ(25)を介して相巻線(U,V,W)
に接続された電子変換装置を有し、機械的スイッチ(25)
によって相巻線(U,V,W) の回路構成が変更可能であり、
3相回転磁界巻線の場合、星形接続と三角接続との間で
切換可能であることを特徴とする、請求項1及び9乃至
11のいずれか1項に記載の走行駆動装置。 - 【請求項13】 機械的スイッチ(25)が、可動接触子(5
3)を操作する電動式のアクチュエータ(59)を含むことを
特徴とする、請求項1及び9乃至12のいずれか1項に記
載の走行駆動装置。 - 【請求項14】 加速度検出手段(31)が少なくとも1つ
の加速度センサ(71)を含み、このセンサがスイッチ(25)
と一緒に車両の共通の構造ユニット(72)で、電動機(15)
で保持されていることを特徴とする、請求項1及び9乃
至13のいずれか1項に記載の走行駆動装置。 - 【請求項15】 加速度検出手段(31)が少なくとも1つ
の加速度センサ(71)を含み、このセンサが、車両の前進
走行方向に見て、電力供給機構(21)の動作電力路(23)中
に配置される機械的スイッチ(25)から間隔を置いて、車
両(11)に配置されていることを特徴とする、請求項1乃
至14のいずれか1項に記載の走行駆動装置。 - 【請求項16】 保護されるべき部材が車両(11)の後車
軸(73)の範囲に配置され、加速度センサ(71)が、前進走
行方向に見て前車軸の前に配置されていることを特徴と
する、請求項15に記載の走行駆動装置。 - 【請求項17】 電動機(15)がトルク伝達機構である変
速機(17)又は/及び推進軸(19)、を介して車両(11)の少
なくとも1つの車輪(13, 20)に接続されており、加速度
依存量(A) が車両の諸要素に被害を与えかねない加速度
値に一致するとき、評価手段(33)が電動機(15)に供給さ
れる動作電力を低減し、加速度依存量(A) が所定の閾値
(45,49又は47,51)を超えるとき、遮断することを特徴と
する、請求項1乃至16のいずれか1項に記載の走行駆動
装置。
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