JP2800705B2 - 選果施設の空箱供給装置 - Google Patents
選果施設の空箱供給装置Info
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- JP2800705B2 JP2800705B2 JP7007815A JP781595A JP2800705B2 JP 2800705 B2 JP2800705 B2 JP 2800705B2 JP 7007815 A JP7007815 A JP 7007815A JP 781595 A JP781595 A JP 781595A JP 2800705 B2 JP2800705 B2 JP 2800705B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- box
- conveyor
- sorting
- conveyors
- melon
- Prior art date
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- Packaging Of Special Articles (AREA)
- Supplying Of Containers To The Packaging Station (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、順次供給されるメロ
ン等の果実を等級又は階級に選別する選果施設の空箱供
給装置に関する。 【0002】 【従来の技術】メロン等の果実を選別した後箱詰して出
荷する手段として、実開昭53−72687号で開示さ
れているように、ダンボール箱配函コンベアーに設けた
上下方向へ回動自在なダンボール箱取出シュートを設け
る構成のものがある。 【0003】 【この発明が解決しようとする課題】前記手段では高い
位置に設置することができるので上下方向の空間部を活
用できることができるが、作業員が足踏みペタルを操作
して空箱を取り込む必要があり作業性が悪い。また、取
り出す空箱と後続の空箱の位置がずれて後続の取り出さ
ない空箱がダンボール箱取出シュートに乗ると空箱がダ
ンボール箱配函コンベアーに引掛って取り出すことがで
きないことがある。そして、隣接する両空箱が強く押さ
れている場合にはダンボール箱取出シュートの回動動作
のみでは円滑にすべり出すことができないことがあり作
業能率の低下の原因になる。 【0004】 【課題を解決するための手段】この発明は、選別コンベ
ア8〜11から所定等級乃至階級に選別された果実毎に
取り出す引出コンベア21〜24の排出側箱詰個所35
に、果実を箱詰するための空箱を案内する案内シュート
29の案内終端側をのぞませ、その始端側を上記選別コ
ンベア8〜11の上方に位置する作業員用通路34にの
ぞませ又は近くに設け、製函した箱を供給する配函コン
ベア28を、上記案内シュート29の上方で且つ通路3
4に沿わせると共に該通路34上の作業員が箱に直接手
の届く位置に設けてなる選果施設等の空箱供給装置とす
る。 【0005】 【作用】引出コンベア21〜24は選別コンベア8〜1
1から所定等級乃至階級に選別された果実毎に取り出
す。作業員は通路34に立ち、配函コンベア28により
供給される製函済の箱を取り出し案内シュート29の案
内始端部に供給する。その後、該空箱は箱詰個所側に到
達する。この空箱は箱詰作業員によって案内シュート2
9から取り出され果実が箱詰めされる。 【0006】 【効果】配函コンベア28を案内シュート29の上方で
且つ通路34上の作業員が箱に直接手の届く位置に設け
ているので、この配函コンベア28から箱の取り出しが
容易であると共に下方にある案内シュート29への箱の
供給が楽である。そして、案内シュート29の案内始端
側を上記通路34にのぞませ又は近くに設けているの
で、通路34における箱の取り出し位置では作業員の移
動が少なく箱の取り出し供給が簡単である。 【0007】 【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。第1図は建屋1階に2系列A,Bに設置され
るメロンの荷受−選別−箱詰施設であり、第2図はその
上方に設置される製函−空箱供給ラインを示すものであ
る。 【0008】このうち、1は2つの荷受コンベア2,3
からオートダンパー乃至セミオートダンパーを介して被
選別メロンを荷受する荷受部、4は振動コンベア5上に
洗浄ブラシを配設する洗浄部、6は4条の等級選別部、
7は階級選別部である。前記等級選別部6においては、
移送方向の左右側に立つ評価員の目視判定により、秀・
優・良・並の4等級にランク付けされたメロンが予め定
めたコンベア面に載置されるものである。即ち、この等
級選別部6から階級選別部7に亘る選別コンベアはベル
トコンベア形態とされ、4条に構成されており、当該ベ
ルトコンベア8,9,10,11には夫々左右対向し合
う凸条12,12と、これらをはさんで前後に対向する
凸条13,14とを1組として移送方向に連続して形成
するものとし、凸条12,12の前側斜面12a,12
aと凸条13の斜面13aとで前側にメロンを1個宛載
置でき、凸条12,12の後側斜面12b,12bと凸
条14の斜面14aとで後側に他のメロンを1個宛載置
できる構成とし異なる等級を前後に位置ずれさせて載置
しうる。 【0009】例えば、前記ベルトコンベアのうち、コン
ベア8,11の凸条の13と12,12とをもって秀品
のメロンを載せ(指定位置イ)、凸条14と12,12
とをもって優品のメロンを載せて(指定位置ロ)移送す
るよう設定し、又、ベルトコンベア9,10の凸条の1
3と12,12とをもって良品のメロンを載せ(指定位
置ハ)、凸条14と12,12とをもって並品のメロン
を載せて(指定位置ニ)移送するように設定するものと
している。 【0010】前記ベルトコンベアには1組の凸条毎にマ
ーク部材(図例ではベルトコンベアと一体形成する突起
体としている。)15を設け、側方視において、凸条1
3,12,12に載せるメロン(秀品又は良品)に遮蔽
され隠れる構成であり、後続の検出器16,16…の各
メロン毎の検出結果に基づいて等級を確認できる構成で
ある。即ち、各検出器16には、前後に並んで16a,
16bの光学的検出部が設けられ、ベルトコンベア8〜
11が1組の前記凸主分(1ピッチ)だけ移動する毎に
測定信号を受けて作動するもので、検出部16aはマー
ク部材15乃至前側指定位置(秀・良等級のメロンを検
知し得、検出部16bは後側指定位置(優・並等級)の
メロンを存否を検知しうる。 【0011】階級選別部7は、左右外側のベルトコンベ
ア8,11から階級別排出を行う第1選別部7aと、こ
れより延長される内側ベルトコンベア9,10から階級
別排出を行う第2選別部7bとからなり、いずれも始端
側に光源17,17やCCDカメラ18からなる形状検
出器19,19…を設けている。これら形状検出器1
9,19…からの検出結果は、予め階級別に排出位置を
設定するラインコントローラ20に入力され、各コンベ
ア8〜11毎に設けた複数の引出コンベア21,22,
23,24に対応して設けられる排出機構としての払出
し具25,25…を排出方向に向け揺動すべく作動させ
る構成としている。 【0012】前記の各引出コンベア21〜24の終端側
は作業員が待機する箱詰位置に構成され、供給空箱を受
けて各階級毎に所定個数に箱詰され、製品搬出コンベア
26,26…に引継移送される構成である。中2階の製
函機27,27からローラコンベア形態の配函コンベア
28,28を経て順次繰り出される空箱は、前記引出コ
ンベア21〜24の上方に対応すべく構成する案内シュ
ート29,29…に副資材としてのトレイ30やネット
カバー31、あるいはフルーツキャップ32と共に供給
案内されるものである。即ち、ベルトコンベア8〜11
の機枠33,33にこれらベルトコンベアの移送方向に
沿って作業員の移動しうる通路34を構成し、前記配函
コンベア28はこの通路34に沿って機枠33に設けら
れる。そして案内シュート29,29…は傾斜状の上下
2段構成で一体的にその始端側が通路34にのぞみ、排
出側は引出コンベア21〜24の排出側に形成する箱詰
個所としての箱載置部35,35…の上方にのぞむ。 【0013】36,36…は上記副資材を載置しておく
ための載置部で、上記機枠33,33に左右側から突出
する棚枠に構成される。37,37は上部機枠38に各
案内シュート29,29…毎に設ける警報灯で、案内シ
ュート上の空箱の不存在を検知する図外の検出器の作動
に基づいて点滅しうる構成である。 【0014】尚、前記引出コンベア21〜24の夫々に
はその引継ぎ始端側に検出器39、例えば発光、受光体
からなる光電形のセンサを設け、この検出器39はメロ
ン1個分の払出を許容しうる始端側空間sにおけるメロ
ンの存否を検出しうる構成とし、引出コンベアの駆動モ
ータ40を間歇的にON,OFF制御する構成である。
メロンの供給を受けて引出コンベアの始端側に停滞する
と非駆動状態にあるモータ40を一定時間駆動して引出
コンベアの始端側に次のメロン供給を受けても引出コン
ベア面にある前側メロンに強く衝突することのないよう
に構成している。 【0015】つぎに、その作用について説明する。荷受
されたメロンは、振動コンベア5によって移送される途
中洗浄ブラシによって表面に付着する塵埃が除去され等
級選別部6に至る。この等級選別部6では、左右に待機
する評価員によって各メロン毎に等級評価され、秀・優
品はベルトコンベア8,11に、良・並品はベルトコン
ベア9,10に載せられる。このとき1組の凸条に対し
てメロンが1個宛載せられるものであり、秀品乃至良品
は凸条13と12,12とをもって形成される前側カッ
プ状指定位置に、又良品乃至並品は凸状14と12,1
2とをもって形成される後側カップ状指定位置に設定さ
れて、評価員はこの設定に従って各メロンを等級評価し
ながらベルトコンベア上に載せていく。 【0016】後続の検出器16は、各コンベア条毎に設
けられて1組の凸条を一定側方より上記前後カップ状指
定位置のマーク部材15及びメロンの存否を同時にまた
は時間的に前後して検出し、ベルトコンベア8,11に
おいては、メロンのみを検出してマーク部材15を検出
しないときは秀品に判定されてラインコントローラ20
に入力され、メロンとマーク部材15とを検出するとき
は良品に判定される。尚、マーク部材15のみ検出しメ
ロンを検出しない場合は前後カップ状指定位置のいずれ
にもメロンが載せられていないものである。一方、ベル
トコンベア9,10においても、同様に他の検出器16
をもって良品、並品又は無載置状態のいずれかを判定し
てラインコントローラ20に入力される。 【0017】こうして4条のベルトコンベア8〜11に
載せられたメロンはそのまま階級選別部7の始端側に至
る。当該始端側において、形状検出器19,19…をも
って外形形状が検出されて上記等級判定入力と同様にラ
インコントローラ20に入力される。そして、第1選別
部7aでは秀・優品が各別に大きさ毎に設定した引出コ
ンベア21,24に払い出され、第2選別部7bでは良
・並品が大きさ毎に設定した引出コンベア22,23に
払い出される。 【0018】一方、製函−空箱供給ラインにおいては、
製函された空箱が順次配函コンベア28を経て移送供給
されており、通路34上の作業員は適宜にこの配函コン
ベア28上の空箱を案内シュート29に移し換えて所定
の引出コンベア21〜24の箱詰個所に供給するもので
あるが、同時にこの移し換えする分岐部で、棚枠36か
ら副資材30,31又は32を1箱分ずつ取り出して当
該空箱内に充填しておく。 【0019】こうして引出コンベア21〜24の排出側
箱詰個所に待機する箱詰作業員によって、案内シュート
29からの空箱取り出しが行われ、副資材のセット等準
備されて後各階級毎に予め設定された個数分にメロンの
箱詰が行われることとなる。このように、副資材は空箱
と同時に供給されることとなるから、空箱毎に確実に副
資材供給が可能となって然も各別に箱詰作業員近くに当
該副資材置場を確保する必要がなく作業性を向上でき
る。 【0020】メロン詰めされた製品は製品搬出コンベア
26,26…を経て建屋外に搬出移送される。
ン等の果実を等級又は階級に選別する選果施設の空箱供
給装置に関する。 【0002】 【従来の技術】メロン等の果実を選別した後箱詰して出
荷する手段として、実開昭53−72687号で開示さ
れているように、ダンボール箱配函コンベアーに設けた
上下方向へ回動自在なダンボール箱取出シュートを設け
る構成のものがある。 【0003】 【この発明が解決しようとする課題】前記手段では高い
位置に設置することができるので上下方向の空間部を活
用できることができるが、作業員が足踏みペタルを操作
して空箱を取り込む必要があり作業性が悪い。また、取
り出す空箱と後続の空箱の位置がずれて後続の取り出さ
ない空箱がダンボール箱取出シュートに乗ると空箱がダ
ンボール箱配函コンベアーに引掛って取り出すことがで
きないことがある。そして、隣接する両空箱が強く押さ
れている場合にはダンボール箱取出シュートの回動動作
のみでは円滑にすべり出すことができないことがあり作
業能率の低下の原因になる。 【0004】 【課題を解決するための手段】この発明は、選別コンベ
ア8〜11から所定等級乃至階級に選別された果実毎に
取り出す引出コンベア21〜24の排出側箱詰個所35
に、果実を箱詰するための空箱を案内する案内シュート
29の案内終端側をのぞませ、その始端側を上記選別コ
ンベア8〜11の上方に位置する作業員用通路34にの
ぞませ又は近くに設け、製函した箱を供給する配函コン
ベア28を、上記案内シュート29の上方で且つ通路3
4に沿わせると共に該通路34上の作業員が箱に直接手
の届く位置に設けてなる選果施設等の空箱供給装置とす
る。 【0005】 【作用】引出コンベア21〜24は選別コンベア8〜1
1から所定等級乃至階級に選別された果実毎に取り出
す。作業員は通路34に立ち、配函コンベア28により
供給される製函済の箱を取り出し案内シュート29の案
内始端部に供給する。その後、該空箱は箱詰個所側に到
達する。この空箱は箱詰作業員によって案内シュート2
9から取り出され果実が箱詰めされる。 【0006】 【効果】配函コンベア28を案内シュート29の上方で
且つ通路34上の作業員が箱に直接手の届く位置に設け
ているので、この配函コンベア28から箱の取り出しが
容易であると共に下方にある案内シュート29への箱の
供給が楽である。そして、案内シュート29の案内始端
側を上記通路34にのぞませ又は近くに設けているの
で、通路34における箱の取り出し位置では作業員の移
動が少なく箱の取り出し供給が簡単である。 【0007】 【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。第1図は建屋1階に2系列A,Bに設置され
るメロンの荷受−選別−箱詰施設であり、第2図はその
上方に設置される製函−空箱供給ラインを示すものであ
る。 【0008】このうち、1は2つの荷受コンベア2,3
からオートダンパー乃至セミオートダンパーを介して被
選別メロンを荷受する荷受部、4は振動コンベア5上に
洗浄ブラシを配設する洗浄部、6は4条の等級選別部、
7は階級選別部である。前記等級選別部6においては、
移送方向の左右側に立つ評価員の目視判定により、秀・
優・良・並の4等級にランク付けされたメロンが予め定
めたコンベア面に載置されるものである。即ち、この等
級選別部6から階級選別部7に亘る選別コンベアはベル
トコンベア形態とされ、4条に構成されており、当該ベ
ルトコンベア8,9,10,11には夫々左右対向し合
う凸条12,12と、これらをはさんで前後に対向する
凸条13,14とを1組として移送方向に連続して形成
するものとし、凸条12,12の前側斜面12a,12
aと凸条13の斜面13aとで前側にメロンを1個宛載
置でき、凸条12,12の後側斜面12b,12bと凸
条14の斜面14aとで後側に他のメロンを1個宛載置
できる構成とし異なる等級を前後に位置ずれさせて載置
しうる。 【0009】例えば、前記ベルトコンベアのうち、コン
ベア8,11の凸条の13と12,12とをもって秀品
のメロンを載せ(指定位置イ)、凸条14と12,12
とをもって優品のメロンを載せて(指定位置ロ)移送す
るよう設定し、又、ベルトコンベア9,10の凸条の1
3と12,12とをもって良品のメロンを載せ(指定位
置ハ)、凸条14と12,12とをもって並品のメロン
を載せて(指定位置ニ)移送するように設定するものと
している。 【0010】前記ベルトコンベアには1組の凸条毎にマ
ーク部材(図例ではベルトコンベアと一体形成する突起
体としている。)15を設け、側方視において、凸条1
3,12,12に載せるメロン(秀品又は良品)に遮蔽
され隠れる構成であり、後続の検出器16,16…の各
メロン毎の検出結果に基づいて等級を確認できる構成で
ある。即ち、各検出器16には、前後に並んで16a,
16bの光学的検出部が設けられ、ベルトコンベア8〜
11が1組の前記凸主分(1ピッチ)だけ移動する毎に
測定信号を受けて作動するもので、検出部16aはマー
ク部材15乃至前側指定位置(秀・良等級のメロンを検
知し得、検出部16bは後側指定位置(優・並等級)の
メロンを存否を検知しうる。 【0011】階級選別部7は、左右外側のベルトコンベ
ア8,11から階級別排出を行う第1選別部7aと、こ
れより延長される内側ベルトコンベア9,10から階級
別排出を行う第2選別部7bとからなり、いずれも始端
側に光源17,17やCCDカメラ18からなる形状検
出器19,19…を設けている。これら形状検出器1
9,19…からの検出結果は、予め階級別に排出位置を
設定するラインコントローラ20に入力され、各コンベ
ア8〜11毎に設けた複数の引出コンベア21,22,
23,24に対応して設けられる排出機構としての払出
し具25,25…を排出方向に向け揺動すべく作動させ
る構成としている。 【0012】前記の各引出コンベア21〜24の終端側
は作業員が待機する箱詰位置に構成され、供給空箱を受
けて各階級毎に所定個数に箱詰され、製品搬出コンベア
26,26…に引継移送される構成である。中2階の製
函機27,27からローラコンベア形態の配函コンベア
28,28を経て順次繰り出される空箱は、前記引出コ
ンベア21〜24の上方に対応すべく構成する案内シュ
ート29,29…に副資材としてのトレイ30やネット
カバー31、あるいはフルーツキャップ32と共に供給
案内されるものである。即ち、ベルトコンベア8〜11
の機枠33,33にこれらベルトコンベアの移送方向に
沿って作業員の移動しうる通路34を構成し、前記配函
コンベア28はこの通路34に沿って機枠33に設けら
れる。そして案内シュート29,29…は傾斜状の上下
2段構成で一体的にその始端側が通路34にのぞみ、排
出側は引出コンベア21〜24の排出側に形成する箱詰
個所としての箱載置部35,35…の上方にのぞむ。 【0013】36,36…は上記副資材を載置しておく
ための載置部で、上記機枠33,33に左右側から突出
する棚枠に構成される。37,37は上部機枠38に各
案内シュート29,29…毎に設ける警報灯で、案内シ
ュート上の空箱の不存在を検知する図外の検出器の作動
に基づいて点滅しうる構成である。 【0014】尚、前記引出コンベア21〜24の夫々に
はその引継ぎ始端側に検出器39、例えば発光、受光体
からなる光電形のセンサを設け、この検出器39はメロ
ン1個分の払出を許容しうる始端側空間sにおけるメロ
ンの存否を検出しうる構成とし、引出コンベアの駆動モ
ータ40を間歇的にON,OFF制御する構成である。
メロンの供給を受けて引出コンベアの始端側に停滞する
と非駆動状態にあるモータ40を一定時間駆動して引出
コンベアの始端側に次のメロン供給を受けても引出コン
ベア面にある前側メロンに強く衝突することのないよう
に構成している。 【0015】つぎに、その作用について説明する。荷受
されたメロンは、振動コンベア5によって移送される途
中洗浄ブラシによって表面に付着する塵埃が除去され等
級選別部6に至る。この等級選別部6では、左右に待機
する評価員によって各メロン毎に等級評価され、秀・優
品はベルトコンベア8,11に、良・並品はベルトコン
ベア9,10に載せられる。このとき1組の凸条に対し
てメロンが1個宛載せられるものであり、秀品乃至良品
は凸条13と12,12とをもって形成される前側カッ
プ状指定位置に、又良品乃至並品は凸状14と12,1
2とをもって形成される後側カップ状指定位置に設定さ
れて、評価員はこの設定に従って各メロンを等級評価し
ながらベルトコンベア上に載せていく。 【0016】後続の検出器16は、各コンベア条毎に設
けられて1組の凸条を一定側方より上記前後カップ状指
定位置のマーク部材15及びメロンの存否を同時にまた
は時間的に前後して検出し、ベルトコンベア8,11に
おいては、メロンのみを検出してマーク部材15を検出
しないときは秀品に判定されてラインコントローラ20
に入力され、メロンとマーク部材15とを検出するとき
は良品に判定される。尚、マーク部材15のみ検出しメ
ロンを検出しない場合は前後カップ状指定位置のいずれ
にもメロンが載せられていないものである。一方、ベル
トコンベア9,10においても、同様に他の検出器16
をもって良品、並品又は無載置状態のいずれかを判定し
てラインコントローラ20に入力される。 【0017】こうして4条のベルトコンベア8〜11に
載せられたメロンはそのまま階級選別部7の始端側に至
る。当該始端側において、形状検出器19,19…をも
って外形形状が検出されて上記等級判定入力と同様にラ
インコントローラ20に入力される。そして、第1選別
部7aでは秀・優品が各別に大きさ毎に設定した引出コ
ンベア21,24に払い出され、第2選別部7bでは良
・並品が大きさ毎に設定した引出コンベア22,23に
払い出される。 【0018】一方、製函−空箱供給ラインにおいては、
製函された空箱が順次配函コンベア28を経て移送供給
されており、通路34上の作業員は適宜にこの配函コン
ベア28上の空箱を案内シュート29に移し換えて所定
の引出コンベア21〜24の箱詰個所に供給するもので
あるが、同時にこの移し換えする分岐部で、棚枠36か
ら副資材30,31又は32を1箱分ずつ取り出して当
該空箱内に充填しておく。 【0019】こうして引出コンベア21〜24の排出側
箱詰個所に待機する箱詰作業員によって、案内シュート
29からの空箱取り出しが行われ、副資材のセット等準
備されて後各階級毎に予め設定された個数分にメロンの
箱詰が行われることとなる。このように、副資材は空箱
と同時に供給されることとなるから、空箱毎に確実に副
資材供給が可能となって然も各別に箱詰作業員近くに当
該副資材置場を確保する必要がなく作業性を向上でき
る。 【0020】メロン詰めされた製品は製品搬出コンベア
26,26…を経て建屋外に搬出移送される。
【図面の簡単な説明】
【図1】荷受−選別−箱詰施設の平面図
【図2】製函−空箱供給ライン荷受−選別部の平面図
【図3】選果コンベアの平面図
【図4】選果コンベアの側面図
【図5】階級選別部の斜視図
【図6】図1、図2のA−A切断図
【図7】箱詰状態をあらわす断面図
【図8】引出コンベア一部の平面図
【符号の説明】
8 選別コンベア
9 選別コンベア
10 選別コンベア
11 選別コンベア
21 引出コンベア
22 引出コンベア
23 引出コンベア
24 引出コンベア
28 配函コンベア
29 案内シュート
34 通路
35 排出側箱詰個所
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.選別コンベア8〜11から所定等級乃至階級に選別
された果実毎に取り出す引出コンベア21〜24の排出
側箱詰個所35に、果実を箱詰するための空箱を案内す
る案内シュート29の案内終端側をのぞませ、その始端
側を上記選別コンベア8〜11の上方に位置する作業員
用通路34にのぞませ又は近くに設け、製函した箱を供
給する配函コンベア28を、上記案内シュート29の上
方で且つ通路34に沿わせると共に該通路34上の作業
員が箱に直接手の届く位置に設けてなる選果施設等の空
箱供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7007815A JP2800705B2 (ja) | 1995-01-23 | 1995-01-23 | 選果施設の空箱供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7007815A JP2800705B2 (ja) | 1995-01-23 | 1995-01-23 | 選果施設の空箱供給装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62176105A Division JPH0764339B2 (ja) | 1987-07-14 | 1987-07-14 | 選果施設の空箱供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07309311A JPH07309311A (ja) | 1995-11-28 |
JP2800705B2 true JP2800705B2 (ja) | 1998-09-21 |
Family
ID=11676100
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7007815A Expired - Lifetime JP2800705B2 (ja) | 1995-01-23 | 1995-01-23 | 選果施設の空箱供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2800705B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5372687U (ja) * | 1976-11-17 | 1978-06-17 |
-
1995
- 1995-01-23 JP JP7007815A patent/JP2800705B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07309311A (ja) | 1995-11-28 |
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