[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP2897882B2 - 石炭と水の混合物スラリの脱灰装置およびそれを用いた脱灰制御方法 - Google Patents

石炭と水の混合物スラリの脱灰装置およびそれを用いた脱灰制御方法

Info

Publication number
JP2897882B2
JP2897882B2 JP1115112A JP11511289A JP2897882B2 JP 2897882 B2 JP2897882 B2 JP 2897882B2 JP 1115112 A JP1115112 A JP 1115112A JP 11511289 A JP11511289 A JP 11511289A JP 2897882 B2 JP2897882 B2 JP 2897882B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coal
slurry
demineralization
cwm
flotation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1115112A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02298371A (ja
Inventor
真清 谷川
公哉 坂本
芳孝 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Babcock Hitachi KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Babcock Hitachi KK filed Critical Babcock Hitachi KK
Priority to JP1115112A priority Critical patent/JP2897882B2/ja
Publication of JPH02298371A publication Critical patent/JPH02298371A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2897882B2 publication Critical patent/JP2897882B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Carbonaceous Fuels (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は石炭と水の混合物(CWM)スラリ中の灰分
(テール)を除去し精炭したCWMスラリを製造する装置
に係り、特に高い脱灰処理能力を有するCWMスラリの浮
遊選炭式脱灰装置およびそれを用いた脱灰制御方法に関
する。
〔従来の技術〕
従来の浮遊選炭法によるCWMスラリの脱灰装置の構造
を第4図を用いて説明する。薬剤を添加して調整され、
浮選機9に供給されるCWMスラリ1中の石炭粒子はイン
ペラ10の回転に伴い発生する微小な気泡の表面に付着
し、精選炭として回収される。一方、気泡に付着せず浮
上しなかった石炭粒子と、親水性の灰分粒子からなるス
ラリ状のパルプ8は、ゲート25をオーバフローした後、
後流側に配置されている浮選機9(図示せず)に吸引さ
れ、上記と同様の作用を受け、精選炭として回収され
る。また、上記浮選機9においては、浮上しない大粒径
の上記粒子は、粗粒子流23として、上記パルプ8と共
に、後流側の浮選機9に送られる構造になっている。上
記従来技術においては、灰分粒子を再浮上させることな
く、石炭粒子のみを選択的に排出させ高品位の精選炭と
して回収する点についての配慮は全くなされていなかっ
た〔高桑健:選鉱工学「粉粒体工学の基本」第157頁か
ら第158頁(NREリサーチ社)〕。
また、上記従来の浮選機を用いて、CWMスラリ中の灰
分を除去する脱灰処理の制御方法については、第5図に
示すごとく供給するCWMスラリ1、精選炭2、テール
(灰分)3は、それぞれのオンストリームアナライザ27
a,27b,27cにより、各々の流れの中の石炭粒子濃度
(%)と灰分含有率(%)が測定されている。そして、
この測定値に応じた電気信号22が演算機28に送られる。
演算機28では、設定値と測定値の偏差を算出した後、こ
の偏差を少なくするために、その偏差に対応して起泡剤
流量調整弁19と捕収剤流量調整弁26の開度を制御する電
気信号22が出力され、脱灰性能が調整される。この従来
方式においては、脱灰性能(精選炭の処理量に対する灰
分含有率)そのものを向上させること、および製品とし
てのCWMの品質に及ぼす悪影響などについては、全く配
慮がされていなかった〔鉱石と石炭の浮遊選鉱回路、第
225頁〜第234頁(Mineral and Coal Flotation Circui
t,p.225〜234)〕。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述したごとく、第4図に示す従来のCWMスラリの脱
灰を行う浮選機においては、各々の浮選機9におけるテ
ールの排出を、ゲート25によるオーバフローによって行
うことから、浮選機9の発泡槽内で気泡に付着すること
なくパルプ8中を沈降する灰分粒子のみを選択的に排出
する能力が十分でなく、より品位の高い精選炭を得るこ
とができないという問題があった。
また、第5図に示す従来のCWMスラリの脱灰制御方法
においては、精選炭の品位と精選炭の処理量を決定する
因子が起泡剤7と捕収剤5の添加量だけであった。これ
は、経済性および製品としてのCWMスラリの性状の点か
らいって、起泡剤7および捕収剤5の添加量は必要最少
限の量であることが好ましいため、CWMスラリの脱灰性
能の調整因子として上記の添加剤を多量に用いることは
好ましくない。さらに、これらの薬剤添加量を増加すれ
ば、精選炭の処理量は増大するがCWMとしての品位は必
然的に低下することになる。つまり、精選炭の処理量と
品位は相反する関係にある。また、薬剤添加量の調整に
よる場合のみに限らず、脱灰装置の操作を調整因子とす
る場合においても上記と同様の問題が生じるため、精選
炭の品位と処理量とを同時に満足させることは困難であ
った。
本発明の目的は、上述した従来技術における問題点を
解消するものであって、CWMスラリの浮遊選炭法による
脱灰装置において、(1)精選炭の品位と処理量を、よ
り向上させるためのCWMスラリの浮遊選炭式脱灰装置を
提供すること。および(2)CWMスラリの高精炭化と精
選炭処理量の安定性を維持しつつ、幅広く脱灰性能の調
整を行うことのできるCWMスラリの脱灰制御方法を提供
することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記本発明の第一の目的は、CWMスラリの浮遊選炭式
脱灰装置を構成する各浮選機の泡沫槽の底部から、パル
プが後流に設けられている浮選機に移動できる構造とな
し、かつパルプレベルを任意の設定のレベルに調整可能
としたレベルコントローラと電気的に連動させたポンプ
によって浮選機の泡沫槽内の泡沫層高さを一定に保持し
ながら、最終の浮選機の泡沫槽の底部からテールを排出
させる構造とすること。および、各浮選機に捕収剤の混
合ガスを供給する系統を具備することにより、達成され
る。
上記本発明の第二の目的は、パルプレベルを変化させ
ることにより、浮選機の泡沫槽内の泡沫層高さを任意の
高さに調整できる構造となし、各浮選機の泡沫槽に供給
する捕収剤を含む混合ガスの流量を任意の値に調整でき
る系統を設け、さらにCWMスラリの浮遊選炭式脱灰装置
へのCWMスラリ供給ラインと、少なくとも一台以上の浮
選機の泡沫槽内に、任意の値に調整した流量の起泡剤が
供給できる系統を設け、上記の泡沫層高さ、捕収剤を含
む混合ガス供給量、起泡剤供給量のうちの少なくとも2
つ以上の条件を同時に調整制御することにより、達成さ
れる。
本発明は、石炭と水の混合物(CWM)からなるスラリ
中のテール(灰分)を除去する複数の浮選機を直列に多
段に連結した浮遊選炭式脱灰装置において、上記複数の
浮選機の各泡沫槽の底部を連結して、最終段に設けられ
ている上記浮選機の泡沫槽の底部から調整された任意の
流量のテールを排出する制御手段と、上記各浮選機の泡
沫槽内の泡沫層高さを任意に調整する制御手段を有し、
上記脱灰装置の精選炭の品位と処理量によって決められ
る制御信号によって、上記テールの排出量を調整制御す
る手段と、上記各浮選機の泡沫槽の各々に、調整された
任意の流量のガス状の捕収剤を供給制御する手段と、CW
Mスラリの供給ライン中および各浮選機のうちの少なく
とも1台以上の浮選機の泡沫槽内に、調整された任意の
流量の起泡剤を供給制御する手段を有するものである。
そして、本発明の石炭と水の混合物スラリの脱灰装置
を用いて、CWMスラリの精選炭の品位と処理量とを調整
制御する方法は、各浮選機の泡沫槽内の泡沫層高さ、各
浮選機の泡沫槽の各々に供給するガス状の捕収剤の供給
量、CWMスラリの供給ライン中および各浮選機の泡沫槽
内に供給する起泡剤の供給量のうちから選択される少な
くとも2つ以上の因子を同時に調整制御する手段を用い
ることによって、脱灰CWMスラリの精選炭の品位および
処理量を幅広く調整制御する方法である。
〔作用〕
本発明のCWMスラリの浮遊選炭式脱灰装置において、
各浮選機からのテール排出を浮選機の泡沫槽の底部とし
たことにより、気泡に付着せず沈降する灰分粒子を、選
択的に後流の浮選機もしくは脱灰装置外部へ移送する機
能が付加されるため、従来技術のように、灰分粒子の再
浮上による精選炭への混入が低減されるので精選炭の品
位が向上する。また、捕収剤をガス状で各浮選機の泡沫
槽に供給しているので、少量の捕収剤で従来の浮遊選炭
法と同等あるいはそれ以上の脱灰率を得ることができる
と共に、製品としてのCWMスラリの濃度と処理量の安定
性が向上する。
また、本発明のCWMスラリの浮遊選炭式脱灰制御方法
において、泡沫槽内の泡沫層高さ、捕収剤を含む混合ガ
スの流量、起泡剤供給量のうちのいずれか2つ以上の条
件を同時に調整制御することにより、従来の単一条件の
調整方法に対し、所要の精選炭処理量における精選炭の
品位を向上させることが可能となる。
〔実施例〕
以下に本発明の一実施例を挙げ、図面に基づいて、さ
らに詳細に説明する。
第1図は本発明のCWMスラリの浮遊選炭式脱灰装置の
構成の一例およびその制御方法を示す系統図である。図
において、pH調整されたCWMスラリ1は、脱灰装置に供
給される。脱灰装置は、通常の場合、直列に配置された
複数の浮選機9によって構成されている。現在、主流と
なっている浮選機の型式は、第1図に示すごとく機械攪
拌式のものが採用されている。浮選機9は、インペラ10
を回転することにより、大気より吸引あるいは通風され
た空気を微小な気泡となし、この気泡の表面にCWMスラ
リ中の石炭粒子を選択的に付着させて、精選炭2として
回収される。上記浮選機9で回収されなかった石炭粒子
と灰分粒子よりなるテール3は、浮選機9の泡沫槽の底
部を通り、後段に設けられている浮選機9に送入された
後、上記と同様の作用を受け、気泡に付着した石炭粒子
は精選炭2として回収される。そして、脱灰装置の最終
段階に設けられている浮選機9から排出されるテール3
は、わずかの石炭粒子が含まれているが、大部分は灰分
粒子からなり、テール排出ポンプ12で定量排出される。
なお、各浮選機9に供給される気泡発生用の加熱空気4
は、空気流量発信器16および空気流量調整弁18などによ
り定量供給される。また、捕収剤5は、加熱空気4中に
混入され、捕収剤混合ガス6として各浮選機9に供給さ
れる。そして、CWMスラリ1の供給ラインとテール3の
排出ラインに、スラリ流量発振器13、灰分計測器14、密
度発信器15が設置されており、精選炭品位および精選炭
処理量などを常時監視することができる。また、起泡剤
7はCWMスラリ供給ラインと、少なくとも1台以上の浮
選機9に、起泡剤流量発信器17および起泡剤流量調整弁
19などにより、それぞれ定量供給される。各浮選機9の
泡沫槽内の泡沫層高さは、パルプレベルの設定を任意に
変えることのできる構造を持つレベルコントローラ11
と、レベルコントローラ11からの電気的信号22により、
パルプレベルを一定に保ちつつ、テール3の排出量を調
整制御することのできるテール排出ポンプ12とによって
一定の高さに保持される構造になっている。
本発明のCWMスラリの浮遊選炭式脱灰装置において
は、最終の浮選機9のテール3をテール排出ポンプ12に
より定量排出を行うことから、各浮選機9内のテール3
は泡沫槽の底部を通り、後段の浮選機9へ送入される。
しかし、従来の浮選機9のように、ゲートによりパルプ
レベルを一定に保ち、このゲートをオーバフローしたス
ラリを、テールとして後段の浮選機の泡沫槽に供給する
構造では、浮選機内のスラリ(パルプ)は完全混合に近
い状態となっているため、気泡に付着することなく、泡
沫槽の底部に沈降する灰分粒子を再度浮上させて精選炭
と共に回収されることになり、精選炭の品位が低下する
ことになる。一方、本発明のCWMスラリの浮遊選炭式脱
灰装置の構造によれば、パルプ中を落下する灰分粒子は
直接後段の浮選機へ送入されるため、灰分粒子が浮上し
て精選炭と共に回収される確率が小さくなることから精
選炭の品位の向上をはかることができる。また、捕収剤
5はガス状として各浮選機9の泡沫槽に供給することに
より、発生させた気泡表面に捕収剤5の油膜を形成させ
ることができる。これにより、少量の捕収剤5であって
も泡沫の全表面に広がり、従来の液状で捕収剤をCWMス
ラリ中に供給した場合と比較して、それと同等以上の精
選炭の処理量と品位を得ることができると共に、製品と
してのCWMスラリの安定性に悪影響を及ぼすことがな
い。さらに、起泡剤7を、CWMスラリ供給ラインと、浮
選機9の少なくとも1台以上に供給する系路を設けるこ
とにより、起泡剤7が石炭粒子表面に吸着され、精選炭
として回収されるにしたがいパルプ中に残留する起泡剤
濃度が低下するのを抑制し、精選炭の処理量の低減を防
止することができる。
第2図は、本発明の浮遊選炭式脱灰装置のパイロット
プラントを用い、捕収剤をガス状にて供給する脱灰制御
方法において、従来の浮選機におけるテールのオーバフ
ロー方式による排出方法と、本発明による捕収剤をガス
状で供給し、かつパルプレベルを一定に保ちつつテール
を浮選機の泡沫槽の底部から排出させる方法との脱灰性
能の比較を行った結果を示す。なお、炭種、粒度、濃
度、灰分、pH等のCWMスラリ条件、起泡剤、捕収剤ガス
供給量、CWMスラリ供給量、泡沫層の高さなどの諸条件
は、すべて同一とした。図に示すごとく、本発明による
脱灰処理方法においては、精選炭の処理量が同一の場合
には、脱灰率が著しく向上(炭分回収率95%において脱
灰率10%向上)していることが分かる。
本発明のCWMスラリの浮遊選炭式脱灰処理方法におい
て、脱灰性能を調整する因子である泡沫槽内の泡沫層の
高さ、各浮選機への捕収剤混合ガス供給量、起泡剤供給
量のうちの2因子が固定され、上記のいずれか1因子の
みで脱灰性能の調整を行う脱灰処理方法では、上記の1
因子のみの変動により精選炭の処理量と精選炭の品位と
の相関関係は同一のレベル上を移動するにすぎない。つ
まり、目標とする精選炭の処理量が設定されれば、精選
炭の品位は一義的に決定される。一方、本発明のCWMス
ラリの脱灰制御方法のごとく、上記脱灰性能を調整する
3因子のうちの少なくとも2因子以上の条件を同時に変
動させ調整することができる装置であれば、例えば、第
3図に示すように、捕収剤を含む混合ガス流量を減少
し、泡沫槽の泡沫層の高さを増加させるという2因子の
同時調整により、各因子の個別の調整のみでは得られな
い精選炭の品位および処理量の目標値を達成することが
可能となる。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したごとく、本発明のCWMスラリ浮遊
選炭式脱灰処理方法および装置によれば、次に示す効果
が得られる。
(1)テールを複数台直列に設けた浮選機の泡沫槽の底
部から排出する構造としたことにより、テールと気泡に
付着した石炭粒子との混合攪拌が避けられ、精選炭の処
理量が同一の場合に、精選炭の品位が著しく向上する。
(2)泡沫槽内の泡沫層の高さ、捕収剤混合ガス供給
量、起泡剤供給量のうちの少なくとも2つ以上の同時調
整が可能であるので、幅広い脱灰性能の調整を行うこと
ができ、精選炭の品位および処理量の目標値を達成する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例において例示したCWMスラリの
浮遊選炭式脱灰装置の構成を示す系統図、第2図は本発
明の脱灰処理方法における炭分回収率と脱灰率の関係を
示すグラフ、第3図は本発明の脱灰処理方法における精
選炭の品位と処理量の関係を示すグラフ、第4図は従来
の浮選機の構造を示す断面図、第5図は従来の浮遊選炭
式脱灰装置の構成を示す系統図である。 1…CWMスラリ、2…精選炭 3…テール(灰分)、4…加熱空気 5…捕収剤、6…捕収剤混合ガス 7…起泡剤、8…パルプ 9…浮選機、10…インペラ 11…レベルコントローラ 12…テール排出ポンプ 13…スラリ流量発信器 14…灰分計測器、15…密度発信器 16…空気流量発信器、17…起泡剤流量発信器 18…空気流量調整弁、19…起泡剤流量調整弁 20…バルブコントローラ 21…リフタコントローラ 22…電気信号、23…粗粒子流 24…空気、25…ゲート 26…捕収剤流量調整弁 27a,27b,27c…オンストリームアナライザ 28…演算機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−129162(JP,A) 特開 昭60−65098(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B03D 1/14 - 1/26

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】石炭と水の混合物(CWM)からなるスラリ
    中のテール(灰分)を除去する複数の浮選機を直列に多
    段に連結した浮遊選炭式脱灰装置において、上記複数の
    浮選機の各泡沫槽の底部を連結して、最終段に設けられ
    ている上記浮選機の泡沫槽の底部から調整された任意の
    流量のテールを排出する制御手段と、上記各浮選機の泡
    沫槽内の泡沫層高さを任意に調整する制御手段を有し、
    上記脱灰装置における精選炭の品位と処理量によって決
    められる制御信号によって、上記テールの排出量を調整
    制御する手段と、上記各浮選機の泡沫槽の各々に、調整
    された任意の流量のガス状の捕収剤を供給制御する手段
    と、CWMスラリの供給ライン中および各浮選機のうちの
    少なくとも1台以上の浮選機の泡沫槽内に、調整された
    任意の流量の起泡剤を供給制御する手段を有することを
    特徴とする石炭と水の混合物スラリの脱灰装置。
  2. 【請求項2】請求の範囲第1項記載の石炭と水の混合物
    スラリの脱灰装置を用いて、CWMスラリの精選炭の品位
    と処理量とを調整制御する方法において、各浮選機の泡
    沫槽内の泡沫層高さ、各浮選機の泡沫槽の各々に供給す
    るガス状の捕収剤の供給量、CWMスラリの供給ライン中
    および各浮選機の泡沫槽内に供給する起泡剤の供給量の
    うちから選択される少なくとも2つ以上の因子を同時に
    調整制御する手段を用いることを特徴とする石炭と水の
    混合物スラリの脱灰制御方法。
JP1115112A 1989-05-10 1989-05-10 石炭と水の混合物スラリの脱灰装置およびそれを用いた脱灰制御方法 Expired - Fee Related JP2897882B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1115112A JP2897882B2 (ja) 1989-05-10 1989-05-10 石炭と水の混合物スラリの脱灰装置およびそれを用いた脱灰制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1115112A JP2897882B2 (ja) 1989-05-10 1989-05-10 石炭と水の混合物スラリの脱灰装置およびそれを用いた脱灰制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02298371A JPH02298371A (ja) 1990-12-10
JP2897882B2 true JP2897882B2 (ja) 1999-05-31

Family

ID=14654537

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1115112A Expired - Fee Related JP2897882B2 (ja) 1989-05-10 1989-05-10 石炭と水の混合物スラリの脱灰装置およびそれを用いた脱灰制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2897882B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010234171A (ja) * 2009-03-30 2010-10-21 Taiheiyo Cement Corp 浮遊選鉱処理方法
JP2011020086A (ja) * 2009-07-17 2011-02-03 Taiheiyo Cement Corp 浮遊選鉱処理方法及び浮遊選鉱処理システム
JP2012011303A (ja) * 2010-06-30 2012-01-19 Taiheiyo Cement Corp 浮遊選鉱処理方法及び浮遊選鉱処理システム
CN110280398A (zh) * 2019-08-02 2019-09-27 湖南柿竹园有色金属有限责任公司 一种机械式浮选机

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6404538B2 (ja) * 2012-03-05 2018-10-10 住友金属鉱山株式会社 浮遊選鉱機
CN113492062B (zh) * 2021-06-28 2023-11-17 洛阳栾川钼业集团股份有限公司 一种高泥化高滑石矿的脱泥方法
CN114289190B (zh) * 2021-12-31 2024-02-02 天津美腾科技股份有限公司 浮选加药系统和浮选加药方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010234171A (ja) * 2009-03-30 2010-10-21 Taiheiyo Cement Corp 浮遊選鉱処理方法
JP2011020086A (ja) * 2009-07-17 2011-02-03 Taiheiyo Cement Corp 浮遊選鉱処理方法及び浮遊選鉱処理システム
JP2012011303A (ja) * 2010-06-30 2012-01-19 Taiheiyo Cement Corp 浮遊選鉱処理方法及び浮遊選鉱処理システム
CN110280398A (zh) * 2019-08-02 2019-09-27 湖南柿竹园有色金属有限责任公司 一种机械式浮选机

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02298371A (ja) 1990-12-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4477338A (en) Method and apparatus for processing high-ash coal slurries by flotation, particularly for processing gas coal and open-burning coal which are difficult to float
JP2897882B2 (ja) 石炭と水の混合物スラリの脱灰装置およびそれを用いた脱灰制御方法
EP0146912A2 (en) A method of producing a suspension of fly-ashes in water and an installation for realisation of this method
CN106219652B (zh) 高浓度制盐卤水气浮处理方法
US4225433A (en) Filtration of hot water extraction process whole tailings
CN113413996B (zh) 一种砂石加工厂立轴破机制砂湿法量化脱粉调控方法
US2190637A (en) Process of separating fragmentary materials
JPS6044085A (ja) 汚泥の濃縮方法
CN106362480B (zh) 一种精矿矿浆高效过滤方法
CN107149988B (zh) 一种选择性团聚粘土矿物的煤泥浮选工艺及装置
JP2000199086A (ja) エッチング廃液の処理方法
JPH0412911B2 (ja)
US2850164A (en) Process for separating comminuted materials
US2188932A (en) Flotation process for sylvinite ores
US4492638A (en) Method for agglomerating coal particles in pulp water
US3434596A (en) Preaeration and flotation of mineral particles
KR920009623B1 (ko) 석탄-물 혼합물의 제조방법
US2742422A (en) Apparatus for resolving highly stable suspensions
US1290516A (en) Method of cleaning coal and the like.
US3687727A (en) Improvements relating to the treatment of sugar factory molasses
JPS6027603A (ja) 超純水の比抵抗調整法
US1491110A (en) Method for concentrating ores and the like
JPS58191793A (ja) 石炭の脱灰法
GB2024250A (en) Treatment of aqueous slurries of particulate material
JPH0328476B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees