[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP2891796B2 - 被記録材を搬送するための搬送装置、および、その搬送装置を備える記録装置 - Google Patents

被記録材を搬送するための搬送装置、および、その搬送装置を備える記録装置

Info

Publication number
JP2891796B2
JP2891796B2 JP3080069A JP8006991A JP2891796B2 JP 2891796 B2 JP2891796 B2 JP 2891796B2 JP 3080069 A JP3080069 A JP 3080069A JP 8006991 A JP8006991 A JP 8006991A JP 2891796 B2 JP2891796 B2 JP 2891796B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
ink
belt
recording material
transport
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3080069A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04219264A (ja
Inventor
節 内田
友洋 青木
徹 小林
雅俊 一方井
泰 村山
達夫 三富
雅晴 根村
康之 高中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP3080069A priority Critical patent/JP2891796B2/ja
Priority to US07/685,732 priority patent/US5225852A/en
Publication of JPH04219264A publication Critical patent/JPH04219264A/ja
Priority to US08/948,050 priority patent/US5912680A/en
Priority to US09/162,159 priority patent/US6196654B1/en
Application granted granted Critical
Publication of JP2891796B2 publication Critical patent/JP2891796B2/ja
Priority to US09/703,812 priority patent/US6499841B1/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H5/00Feeding articles separated from piles; Feeding articles to machines
    • B65H5/02Feeding articles separated from piles; Feeding articles to machines by belts or chains, e.g. between belts or chains
    • B65H5/021Feeding articles separated from piles; Feeding articles to machines by belts or chains, e.g. between belts or chains by belts
    • B65H5/026Feeding articles separated from piles; Feeding articles to machines by belts or chains, e.g. between belts or chains by belts between belts and stationary pressing, supporting or guiding elements forming a transport nip
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J11/00Devices or arrangements  of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
    • B41J11/007Conveyor belts or like feeding devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/165Prevention or detection of nozzle clogging, e.g. cleaning, capping or moistening for nozzles
    • B41J2/16579Detection means therefor, e.g. for nozzle clogging
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J29/00Details of, or accessories for, typewriters or selective printing mechanisms not otherwise provided for
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J29/00Details of, or accessories for, typewriters or selective printing mechanisms not otherwise provided for
    • B41J29/17Cleaning arrangements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2301/00Handling processes for sheets or webs
    • B65H2301/50Auxiliary process performed during handling process
    • B65H2301/53Auxiliary process performed during handling process for acting on performance of handling machine
    • B65H2301/531Cleaning parts of handling machine

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Handling Of Cut Paper (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被記録材を搬送するた
めの搬送装置、および、その搬送装置を備えた記録装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機やプリンタなどの記録装置では一
般に、被記録材をカセットなどの送給部から画像形成部
をへて、排紙部まで搬送するように構成されている。こ
の場合、被記録材は送給部から画像形成部に導かれてこ
こで画像が記録され排出されるまでの間、常に所定のタ
イミングで制御されるものである。特に、被記録材が送
給されてから画像が記録されるまでのタイミングは、被
記録材上の画像記録位置にかかわるため被記録材の正確
な搬送が要求される。また、画像記録中の被記録材の搬
送速度が一定でないと画像の倍率のずれが生じ、被記録
材に記録される画像にのびちぢみが生じてしまう。特に
複数の画像記録ヘッドが並置された画像記録装置の場合
には、各記録ヘッドによる記録画像間でずれが生じてし
まう。これがカラー画像記録装置の場合には色ずれや色
むらとなり、高品位の画像形成上の重大な欠陥となる。
そこで、このような問題を未然に防止するためには、搬
送手段が精度良く駆動するとともに前記搬送手段の搬送
力が正確に被記録材に伝達されることが必要である。
【0003】ところで、従来から上記の問題点に鑑みて
種々の搬送系が考えられてきた。たとえばローラ対によ
って被記録材を搬送しながら、ガイドによって搬送方向
を規制するようにしたものがある。このような搬送系は
ローラ間の圧力で被記録材を送り出す為搬送力が強く、
確実で簡単である。しかし、使用する被記録材の最小長
さを考慮してローラ対を配置しなくてはならず、例えば
葉書や名刺サイズの被記録材を送る場合には不向きであ
る。また、電子写真方式のようにドラムで転写されてか
ら定着に至るまでの間、記録面に接触させることができ
ない場合には使用できない。
【0004】更に他の方式として被記録材の先端をグリ
ッパーで把持し、引張って搬送する構成のものもある。
この場合、一旦グリッパーが被記録材を把持してしまえ
ばその搬送力は確かに強く確実であるが、機構が複雑に
なる。またグリッパーに被記録材の先端を把持させるタ
イミング合せが難しいうえ、被記録材にグリッパーの跡
がつくので好ましくない。
【0005】さらにまた多数の孔をあけた無端ベルトの
裏面から、ファンなどで吸引しそのとき発生する負圧で
被記録材をベルトに吸着させて搬送する方式がある。こ
の方式は、電子写真の定着前の被記録材搬送等に用いら
れてきたが、裏面側からの吸引のみなので搬送力が弱
い。また、機内のごみやトナーなどを同時に吸引してし
まうためにベルトの表面が汚れてしまう虞れがある。
【0006】そこで、以上の様な問題点を解決するため
の搬送装置として、例えば図1に示すような静電吸着に
よる搬送装置がカラーインクジェット記録装置用として
本願出願人によって提案されている。
【0007】まず図1について、そのカラーインクジェ
ット記録装置の概要について説明する。ここで、101 は
載置台102 上に載置された原稿103 から画像を読取り電
気信号に変換するスキャナー部、201 はその変換された
電気信号に基づく記録信号により被記録材202 上に記録
を行うプリンタ部である。また、スキャナー部101 にお
いて、104 は矢印A方向に走査して原稿103 から画像を
読取るための原稿走査ユニットである。105 はその露光
手段、106 はロッドアレイレンズ、107 は等倍型色分解
ラインセンサ(カラーイメージセンサ)である。原稿走
査ユニット104の走査中露光手段105 のランプが点灯さ
れて、原稿103 が照射されることによりその反射光がロ
ッドアレイレンズ106 を介してカラーイメージセンサ10
7 に導かれ、原稿103 上の画像情報がカラー別に読み取
られてディジタル信号に変換される。
【0008】プリンタ部201 において、202 は被記録材
である記録シート203 を送給するカセットである。なお
カセット202内に収納されている記録シート203 の送給
は、送給ローラ202Aによって行われる。また204 はカセ
ット202 から1枚ずつ送出されてくる記録シート203 を
いったんその入口で停止させて、原稿読取りのタイミン
グに合わせて記録シート203 をベルト搬送部210 の無端
ベルト211 上に送給するレジストローラである。220 は
複数の異なるインクをそれぞれから吐出させる記録ヘッ
ド221 (黒色用ヘッドBk, イエロー用ヘッドY,マゼン
タ用ヘッドM,シアン用ヘッドC)で構成された記録ヘ
ッドユニットである。そしてフルライン記録ヘッド221
は記録可能なシート幅に対応して配設された不図示のイ
ンク吐出口を有していて、無端ベルト211 との間には所
定の間隔を保って設けられている。
【0009】また、230 は非記録時や吐出不良の回復時
に各記録ヘッド221 の吐出面に封着される回復キャップ
手段である。なお記録ヘッドユニット220 により記録が
行われている間、記録ヘッドユニット220および回復キ
ャップ手段230 はそれぞれ図示の状態に保たれる。240
は記録を終えた記録シート203 を定着後排出する排出
部、250 は排出トレイである。
【0010】また、202Bは搬送ローラ、202Cは手差し
台、202Dは供給ローラ、202Eは排出ローラ、202F,202G
はプラテンである。
【0011】更にここでベルト搬送部210 について詳述
する。212および213 は無端ベルト(以下で搬送ベルト
という)211 がその間に張設される駆動ローラおよび従
動ローラ、214 は記録シート203 をベルト211 上に吸着
させるためにベルト211 に荷電させる帯電ローラ、215
はベルト搬送部210 の出口側に設けられ、後述するよう
にベルト211 がインクで汚されたときにこれを掃拭する
ためのクリーナ部材、216 は記録ヘッドユニット220 と
対向して搬送ベルト211 の裏面側に設けられたプラテン
である。また、ベルト搬送部210 の入口側のベルト211
上には記録シート203 をベルト211 上押付けると共に記
録シート203 を電気的に接地する導電性の押え部材217
が設けられている。
【0012】さて図2は搬送ベルト211 の構成を示すも
ので、211Aはベルト表面をなす絶縁性材料で形成された
絶縁層、211Bは例えば導電性ゴム等のように弾性と導電
性とを兼ね備えた材料からなる導電層、211Cは導電層21
1Bの更に内側に添装され、歯形が形成された歯型層であ
る。
【0013】このように構成されたカラーインクジェッ
ト記録装置ではスキャナー部101 で原稿から読取られた
画像情報に基づいてプリンタ部201で記録が行われる。
そして、カセット202 から送出された記録シート203 は
レジストローラ204 のところでレジスト合せされた後、
原稿読取りに合わせたタイミングでベルト搬送部210
に送り込まれる。そして記録ヘッド221 によって、
記録シート203 上に適切なタイミングでそれぞれインク
が吐出されて記録が行われる。かくして、記録を終えた
記録シート203 は定着後、排出部240 を経て排出ローラ
250 に排出される。なお、261 はレジストローラ204 直
前に設けられたシート検出センサ、262 は排出部に設け
られたシート検出センサである。シート検出センサ261
からのシート検知信号またはこの信号に同期したスキャ
ナ部からの信号に基づいてレジストローラ204 が始動
し、記録シート203 をベルト搬送部に送出する。また、
シート検出センサ262 は記録シート203 の排出を確認す
るためのセンサであり、センサ261によってシート203
が検知されてから所定の時間が経過してもセンサ262 に
よってシート203 が検知されなかったりしたときはジャ
ムが発生したと判断する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た記録装置では、プリンタ部201 において、レジストロ
ーラ204 から記録ヘッドユニット220 に到達する間に、
万一被記録材203 がジャムすると、先に述べたタイミン
グで記録信号がすでに各記録ヘッド221 に送給されてい
るのでベルト搬送部210 の搬送ベルト211 上にインクが
打ち込まれ(吐出され)てしまう虞れがある。そしてこ
の状態のまま次のシート検出センサ、例えば排出検知用
のセンサ262 に到達するまではジャムの発生したことが
認識されないので、その間は記録ヘッド221 によって記
録が続けられてしまう虞れがあり、この場合には搬送ベ
ルト211 上に多量のインクが打ち込まれることになる。
なお、前記搬送ベルト211 のクリーニングはクリーナ部
材215 によっておこなわれるが、このクリーナ部材215
は通常記録時には動作せず、クリーニング用部材(例え
ばブレード部材など)は搬送ベルト211 とは接触してい
ない。なお、その理由は前述した通り搬送ベルト211 の
駆動は精度が要求されるので、記録動作中の搬送ベルト
211 にかかるトルクを最小限にする為である。従って、
例えばA3サイズなどの長尺の記録シートのときに前記の
ようなことがおこると、搬送ベルト211上のインクが打
込まれた(吐出された)部分がクリーナ部材215 の位置
を越えてそれより下流側にまわり込んでしまい、この部
分に付着したインクが帯電ローラ214 に転写されて、こ
れを汚してしまう虞れがある。
【0015】更にまた、次の記録動作時に帯電ローラ21
4 から搬送ベルト211 にインクが再転写されるために記
録シートの裏を汚す虞れもある。
【0016】本発明の目的は、位置ずれの無い品位の高
い記録を得ることのできる搬送装置、および、その搬送
装置を備えた記録装置を提供することにある。
【0017】本発明の他の目的は、被記録材の搬送不良
が生じた場合、不必要なインクの吐出を抑制することの
できる搬送装置、および、その搬送装置を備えた記録装
置を提供することにある。
【0018】本発明の更なる他の目的は、インク等の付
着による汚れを良好にクリーニングすることのできる搬
送装置、および、その搬送装置を備えた記録装置を提供
することにある。
【0019】本発明の更に他の目的は、前述した問題点
の解決を図るべく、ベルト搬送部において、ジャム等の
発生時に生じる搬送ベルトへのインクの打込みを最小限
に抑制することができるようにした記録装置を提供する
ことにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明に係る搬送装置は、被記録材を検出するた
めの検出手段を備え記録手段により該被記録材に記録を
行う記録装置に用いられ、該被記録材を帯電した搬送ベ
ルトに吸着して搬送する搬送装置において、前記搬送ベ
ルトは、前記被記録材を搬送する面に導電層と絶縁層と
を下層から順に有し、更に最上層として前記検出手段に
より前記被記録材の有無を検知するための導電性または
半導電性の検知層を有することを特徴とする。更に、本
発明に係る搬送装置を備えた記録装置は、所定の記録領
域に配された被記録材に対し記録手段により記録を行う
記録装置において、前記記録領域における前記被記録材
の搬送不良を検知する検知手段と、前記被記録材を搬送
する面を備えるとともに前記記録領域に前記被記録材を
搬送する部材であって、前記被記録材を搬送する面に導
電層と絶縁層とを下層から順に有し、更に最上層として
前記検出手段により前記被記録材の有無を検知するため
の導電性または半導電性の検知層を有する搬送ベルトと
を有することを特徴とするものである。
【0021】更にまた、本発明に係る搬送装置を備えた
記録装置の別の形態は、インクを吐出をするインクジェ
ットヘッドを用いて被記録材に記録を行う記録装置にお
いて、前記被記録材を搬送するための搬送手段と、前記
被記録材の搬送不良を検出するための検出手段と、前記
搬送手段に付着したインクをクリーニングするためのク
リーニング手段と、前記検出手段による前記被記録材の
搬送不良の検出後、前記インクジェットヘッドから吐出
されたインク量に応じて前記クリーニング手段によるク
リーニング動作を制御する制御手段とを有することを特
徴とするものである。
【0022】
【作用】本発明によれば、記録領域におけるジャムが検
知手段によって容易に検知されるので、検知されると記
録領域の下流に設けた掃拭手段により搬送ベルト表面か
ら汚れの清掃が行われるため、仮にジャム等が発生し
て、記録領域の一部で記録ヘッドによる打込みが行われ
て、搬送ベルトの表面が汚されても直ちにその汚れが掃
拭されるので、帯電ローラを汚したり、その汚れが次の
被記録材の裏面に再転写されたりするようなことがな
い。
【0023】
【実施例】以下に、図面に基づいて本発明の好適な実施
例を詳細かつ具体的に説明する。
【0024】図3は本発明を適用した一実施例を示す。
なおここでは記録ヘッドユニット220 およびベルト搬送
部210 を含む記録に主としてかかわる部分を示してお
り、まずその各部について詳述する。205Aおよび205Bは
レジストローラ204 から送り出される記録シートを搬送
ベルト211 上に導くための上下のガイド板である。また
214Aは帯電ローラ214 の両端部に設けられ、帯電ローラ
214 を搬送ベルト211 に向けて圧接させている電極ばね
である。この電極ばね214 は不図示の高圧電源に接続さ
れている。そこで、記録シートがレジストローラ204 に
到着し、搬送ベルト211 が駆動モータ102M(図8参照)
により駆動され始めると同時にこの電極ばね214 には高
圧電源から数KVの電圧が印加され、搬送ベルト211 の表
面上に帯電を行う。
【0025】かくして、レジストローラ204 から原稿読
み取りのタイミングに合わせて送り出された記録シート
203 が搬送ベルト211に接触すると、記録シート上での
分極により搬送ベルト211 とは逆相の電荷がベルト211
に引付けられるので、記録シートがベルト211上に吸着
される。そして、この記録シート203 は更に導電性押え
部材217 によりベルト211 上に押え込まれると共に、こ
の押え部材217 が接地されていることにより、一層強力
に吸着される。
【0026】搬送ベルト211 上に前述したようにして吸
着保持された記録シート203 は平面度が0.05〜0.10mm程
度に仕上げられているプラテン216 に沿ってベルト211
により導かれ、記録領域Pで記録ヘッドユニット220 に
より記録がなされる。なお222 は複数の記録ヘッド211
を固定保持するヘッドホルダであり、223 および224は
このヘッドホルダ222 の両端部、すなわち搬送ベルト21
1 に沿ったその上流側および下流側の対応する位置に設
けられたそれぞれ反射型の光学的センサである。これら
のセンサ223 および224 は搬送ベルト211 上の記録シー
トの有無をシートおよび搬送ベルト211 からの反射光に
よって検知するもので、以下で第1センサおよび第2セ
ンサと称することとし、その検知動作については後述す
る。
【0027】また225 は位置決めピンであって、この位
置決めピンは、プラテン216 の上面両側から搬送ベルト
211 に沿って前後方向に2個ずつ設けられ、記録ヘッド
ユニット220 の上下方向の位置を位置決めするものであ
る。これらの位置決めピン225 の上面にヘッドホルダ22
2 の下面を当接させることにより各記録ヘッド221 のイ
ンク吐出面221Aと記録シート203 との間に所定の間隔が
維持される。
【0028】さて記録領域Pで記録がなされた記録シー
ト203 は搬送ベルト211 の搬送力によって更に矢印P方
向に搬送される。そして記録シート203 は駆動ローラ21
2 によりベルト211 から曲率分離され、ガイド板241 に
沿って進行して、次の定着位置で定着がなされた後排出
される。
【0029】ここでクリーナ部材215 はこのようにして
記録シートが分離された搬送ベルト211 の更に下流側で
ベルト211 に当接するように設けられるものである。そ
してこのクリーナ部材215 は、ブラケット242 に取付け
られブレード243 と、いま1つのブラケット244 に取付
けられたインク吸収体245 とを有しており、これらブレ
ード243 およびインク吸収体245 は正常な記録動作が行
われている限り、図示のように搬送ベルト211 の表面か
ら離隔した状態に保たれている。その理由は、前述した
通り搬送ベルト211 自体の駆動が記録品位にかかわるこ
とから高度の精度が要求されることによるものだからで
ある。従って記録動作中はクリーナ部材215 をベルト21
1 から離隔して搬送ベルト211 に無用の負荷がかからな
いようにしている。そして、後述するように搬送ベルト
211 上の汚れを清掃する必要があるときにのみ前記クリ
ーナ部材215 をベルト211 上に接触させて、インクを掃
き取るクリーニング動作を行う。
【0030】ついで、図4を用いて搬送ベルト211 につ
いて詳述する。ここで、絶縁層211A、導電層211Bおよび
歯型層211Cまでの構成は図2に示した構成と変更はない
が、本実施例では絶縁層211Aの更に上面に識別検知層26
1 を設けたものである。この識別検知層261 は、先に述
べた第1センサ223 および第2センサ224 により記録シ
ート203 とベルト211 の表面との識別を行い易くするた
めに設けられるもので、1013以下、好ましくは1014〜10
17Ωcm程度の体積抵抗値であって、導電性または半導電
性材料で形成され、記録精度上搬送厚さ誤差を±20μm
以下にしている。そこで、本実施例ではこの識別検知層
261 を被記録材(記録シート203)と反射率の異なる色の
顔料を有する例えば塗布材(本実施例では、例えばウレ
タン系またはシリコン系黒色塗料)をスプレー等により
絶縁層211A上から5〜30μ厚さ、好ましくは10μ程度の
厚さに塗布して形成する。なお付記すると、この場合、
絶縁層211A自体を前述のような色にすることも考えられ
>るが、例えば黒色等にしようとすると一般にカーボン
等が配合されるので、絶縁層211Aの抵抗値を低減させる
ことになり、記録シートを吸着させる機能が損われるの
で好ましくない。
【0031】このように構成した記録装置においては搬
送ベルト211 により正常に記録シートの搬送が行われて
いる限り記録シート上に記録領域Pで記録がなされる。
従って、搬送ベルト211 上にインクが不用意に吐出され
たりすることはない。また、第1センサ223 および第2
センサ224により記録シート203 の搬送が監視されてお
り、レジストローラ204 が回転し始めてから所定時間経
っても記録シート203が検知されなかったり、検知され
たままであったりすると、ジャムが発生したものとして
記録にかかわるシーケンス動作が停止される。
【0032】ここで、まず、第1センサ223 より上流側
でジャムが発生した場合は記録ヘッド221 による記録動
作が停止されるので搬送ベルト211 がインクによって汚
される心配はない。しかし、第1センサ223 と第2セン
サ224 との間でジャムが発生した場合は図3にLで示し
た範囲で搬送ベルト211 上にインクが吐出される虞れが
あるものの、第2センサ223 によって記録シートの不通
過が直ちに検知される。そこでベルト搬送部210 の搬送
動作がその時点で停止されるので、インクで汚された搬
送ベルト211 の部分がクリーナ部材215 の位置を越える
ことはない。したがって、前述のシーケンス動作が停止
された時点でクリーナ部材215 によりそのブレード243
を搬送ベルト211 の表面に接触させてベルト211 を再駆
動すると、ブレード243 によりベルト211 上のインクが
掃き寄せられる。そして次にブレード243 をベルト211
の表面から引き離し、今度はインク吸収体245 をベルト
211 の表面に接触させて、ベルト211 上のブレード243
によって掃き寄せられたインクに吸収体245 が所定時間
接触するようになしてこの吸収体245 によってインクを
吸い取らせる。その後、クリーナ部材215 をベルト211
の表面から引き離して元の位置に復帰させ、通常の記録
シーケンスに戻す。このようにしてインクの掃拭された
搬送ベルト211 は再び帯電ローラ214 によって帯電され
るが、インクがベルト211 から既に完全に除去されてい
るので帯電ローラ214 にインクが転写されることもな
い。
【0033】なお、以上に述べた実施例では記録ヘッド
の対向部に発生するジャムを記録ヘッドユニットの前後
に設けたセンサにより検知するようにした。しかしなが
らこの実施例に限定されずに、例えば各記録ヘッドの間
に更にセンサを設けて、ジャムの発生位置を更に細分化
して検知すれば、ジャム発生時に誤ってインク打込みが
行われる領域をより一層狭く限定することができ、イン
クの掃拭をさらに行い易くすることができる。また本実
施例においては、ベルト211 の絶縁層211Aの体積抵抗値
は1013Ω・cm 以上が望ましく、導電層211Bの体積抵抗値
は108 Ω・cm以下が望ましい。また絶縁層211Aの厚みは5
0〜200 μm 位が適当である。
【0034】次いで、図3および図5〜図9を参照しな
がら、クリーナ部材215 によるベルト211 のクリーニン
グ動作についてより詳細に説明する。
【0035】記録シート203 は図3において、右側から
左側へ一定の記録速度で搬送ベルト211 により搬送され
る。しかし、搬送の途中で不都合が生じたために、記録
シート203 が搬送されず、図1に示した排紙トレイ250
まで到達しない場合には、排紙センサ262 の働きによ
り、シート詰まりの表示がなされると同時に記録動作が
いったん停止する。そこで、本機使用者は本機内のシー
ト詰まりを処理した後、再度使用することになるが、こ
の場合、再使用前に本機のクリーニング装置が自動的に
動作するか、手動で動作させることにより、クリーニン
グが実行される。
【0036】さて図3を用いて本実施例のクリーナ部材
215 について説明する。
【0037】ポリウレタンゴムで形成された板状または
チップ状のブレード243 は取付板243Aに固設されてい
る。さらにローラ212 に平行に配置した回転ピン133 に
回転自在に取り付けられたブラケット242 に、取付板24
3Aが固定されている。吸収体245 はケース245Aに固設さ
れており、回転ピン133 に回転自在に取り付けられたブ
ラケット244 にケース245Aが固定されている。また、ブ
レード243 をベルト211に離接させるための電磁式プラ
ンジャー143(図8)と、吸収体245 をベルト221に離接
させるための電磁式プランジャー144(図8)とを取付け
ているプランジャーアングル(図示せず)は、ローラ21
2 を取付けている前アーム(図示せず)と後アーム(図
示せず)に取付けられている。またプランジャー143 の
ストロークをブラケット242 に伝達するための駆動アー
ム(図示せず)と、プランジャー144 のストロークをブ
ラケット244 に伝達するための駆動アーム(図示せず)
とが、プランジャーアングルに固定された支持ピン(図
示せず)に回転自在に取付けられている。そこでプラン
ジャー143 およびプランジャー144 の非吸引時に、ブレ
ード243 と吸収体245 がベルト211 から離接するよう
に、ブラケット242 とプランジャーアングルとの間に引
張スプリング(図示せず)、またブラケット244とプラ
ンジャーアングルとの間に引張スプリング(図示せず)
が引掛けてある。
【0038】そこでプランジャー143 を駆動させてブレ
ード243 を搬送ベルト211 に圧接させる際には、ワイパ
ーエッジ部が確実にベルト211 の幅方向全体に当接す
る。この状態でベルト211 を移動し、ベルト211 上の不
要インクをブレード243 へ転移させ、インクをベルト21
1 から掻き落とす。また、ブレード243 は圧接させるた
め、圧力が加えられても変形しにくい部分に当接させ
る。本実施例では駆動用ローラ部212 に圧制させてい
る。またブレード211 で掻き落としたインクがブレード
211 からすみやかに滴下するように、ブレード取付面が
垂直に近くなるように配置する。
【0039】さらに廃インクはインク受123 に集める。
そして機内への汚れを防止するために、インク受215A内
に吸収体(図示せず)を設け、これにインクを保持させ
ても良い。さらに廃インクは自然に乾燥蒸発することが
大半だろうが、廃インクが多量の場合は、不図示の別タ
ンクにインク受123から導くようにしても良い。なお、
吸収体245 は連続多孔質部材(スポンジ状部材)で形成
されている。
【0040】次に、クリーニング動作を図5のフローチ
ャートに従って詳細に説明する。
【0041】まず、ステップS81 において、プランジャ
ー143 を作動し、ブレード243 をベルト211 に圧接す
る。その後にステップS82 において、ベルトのインクが
付着している部分がブレード243 を通過するようにベル
ト211 を移動し、大半をブレード243 でクリーニングす
る。次に、掻き落とし終えてベルト211 が停止している
ときに、ステップS83 においてプランジャー143 をオフ
してブレード243 をベルト211 から離す。
【0042】そして次に、ステップS84 においてブレー
ド243 と吸収体245 とがベルト211に当接しているとき
のベルト上の距離分だけベルト211 を移動させる。
【0043】これは、ベルト211 上に残っているブレー
ドエッジ跡の残滴を次に吸収体245で清掃するためであ
る。
【0044】そして、ステップS85 においてプランジャ
ー144 により吸収体245 をベルト211 に圧接させて、適
時間当接した後、ステップS86 においてプランジャー14
4 をオフし、ベルト211 から吸収体245 を離す。ここで
ベルト211 のクリーニングシーケンスは終了し、排出動
作終了時点のシーケンスに復帰する。
【0045】記録装置の機構によっては、次のようなシ
ーケンスが好適な場合もある。ブレード243 がベルト21
1 に圧接される際、ベルト211 の駆動力に余裕がない場
合、ブレード243 によるベルト211 上のインクに対する
掻き落とし性能が低下することがある。この際には、吸
収体245 をブレード243 と同時にベルト211 に圧接する
ことで、クリーニングを補完させることが出来る。
【0046】図6にそのクリーニングシーケンスを示
す。まず、ステップS101においてブレード243 と吸収体
245 をベルト211 に圧接し、ステップS102でインクが付
着しているベルト211 を移動し、ブレード243 と吸収体
245 とでインクをベルト211 から掻き落とす。次にステ
ップS103でブレード243 のみをベルト211 から離し、更
にステップS104でブレード243 と吸収体245 とがベルト
211 に当接しているときのベルト上の距離分だけベルト
211 を移動させる。そしてステップS105で適時間この状
態でベルト211 を停止した後、ステップS106で吸収体24
5 をベルト211 から離す。ここで、ベルト211のクリー
ニングシーケンスは終了する。
【0047】以上の説明では、インク打込量(インク吐
出量)によらず一定のクリーニングシーケンスをとる場
合を説明したが、この場合は最大打込量に対応して清掃
時間が設定される。その為、インク打込量が極端に少な
い場合にはブレードめくれやびびりなどが発生しやすく
なる。
【0048】そこで次にさらに他の実施例を示す。
【0049】次に示す実施例は、実際に打込まれたイン
ク量に応じてシーケンスを変更するものである。その例
のフローチャートを図7に、またブロック図を図8に示
す。なお図8に示すブロック図は、前述各実施例に援用
される。
【0050】まず、クリーニング動作を開始すると、カ
ウンタL=0にセットする(S80) 。その後は図5に示し
たうちのS81 からS86 までを行うが、そのときS82 の回
転させる所定量nとS85 の吸収体245 の接触時間mは可
変にしておく。その後、カウンタLを1アップさせ(S8
7) 、この値を後述する定数kと比較する(S88) 。この
とき定数kよりもLが小さい場合にはS81 に戻りクリー
ニング動作をくり返す。また定数kよりもLが大きいか
または同じ場合にはクリーニング動作を終了する。
【0051】なお、上記説明中のブレード清掃時間n,
吸収体接触時間m,回数kは、実際にベルト211 に打ち
込まれたインク量によって決定されるが、それを図8を
使って説明する。
【0052】図8において、画像信号は制御部500 より
カウンタメモリ901 を経て記録ヘッド221 に送られる。
このカウンタメモリ905 は常に一定時間の記録信号の量
を記憶するようになっている。そこでセンサ214 でジャ
ムを検知した場合、第1ヘッド(Bk)からセンサ214 まで
の距離LをプロセススピードVで割った時間(L/V)
分の記録信号の量をルックアップテーブル902 にあらか
じめ設定された値と比較して図7のブレード清掃時間
n,吸収体接触時間m,回数kの値を決定する(なお本
実施例におけるテーブルの一例を図9に示す)。すなわ
ち、制御部500 を通じて搬送ベルト駆動モーター102M、
プランジャー143・144 の動作時間をインク量に従って制
御する。なお制御部500 は装置全体の制御を行うもの
で、例えばマイクロプロセッサ等のCPU ,各フローチャ
ートで示されたCPU の制御プログラムや各種データを格
納しているROM,CPU のワークエリアとして使用されると
ともに、各種データの一時保存を行うRAM 等を備えてい
る。
【0053】また図8において、供給ローラ駆動モータ
412Mは供給ローラ202Aを駆動するためのモータ、搬送ロ
ーラ駆動モータ413Mは搬送ローラ202Bを駆動するための
モータ、レジスタローラ駆動モータ415Mはレジストロー
ラ204 を駆動するためのモータであって、各々制御部50
0 によって制御される。
【0054】またリセットボタン501 は、操作者がジャ
ム処理を終えた後にオンすることによって、搬送ベルト
211 をクリーニングするためのシーケンスモードに入る
ものである。またさらに制御部500 は、レジストローラ
204 が回転を開始してから第1の所定時間以内に排出セ
ンサ214 が記録シートを検知しない場合、または第2の
所定時間以内に排出センサ214 による記録シートの検知
が終了しない場合にジャムが発生したと判断する。
【0055】以上説明した通り、各実施例によれば、記
録領域におけるジャムが検知手段によって容易に検知さ
れるので、検知されると記録領域の下流に設けた掃拭手
段により搬送ベルト表面から汚れの清掃が行われる。そ
のため、仮にジャム等が発生して、記録領域の一部で記
録ヘッドによる打込みが行われて、搬送ベルトの表面が
汚されても直ちにその汚れが掃拭されるので、帯電ロー
ラを汚したり、その汚れが次の被記録材の裏面に付着し
たりすることがなくなる。
【0056】(その他) なお、本発明は、記録方式としてインクジェット記録方
式が用いられる場合には特にインクジェット記録方式の
中でもインク吐出を行わせるために利用されるエネルギ
ーとして熱エネルギーを発生する手段(例えば電気熱変
換体やレーザ光等)を備え、前記熱エネルギーによりイ
ンクの状態変化を生起させる方式の記録ヘッド、記録装
置において優れた効果をもたらすものである。かかる方
式によれば記録の高密度化,高精細化が達成できるから
である。
【0057】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129 号明細書,同第4740796 号明細
書に開示されている基本的な原理を用いて行うものが好
ましい。この方式は所謂オンデマンド型,コンティニュ
アス型のいずれにも適用可能であるが、例えば、オンデ
マンド型の場合には、記録液(インク)が保持されてい
るシートや液路に対応して配置されている電気熱変換体
に、記録情報に対応していて、記録液に核沸騰を越える
急速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を印
加することによって、電気熱変換体に熱エネルギを発生
せしめ、記録ヘッドの熱作用面近傍の記録液を膜沸騰さ
せて、結果的にこの駆動信号に一対一で対応して記録液
内に気泡を形成できるので有効である。この気泡の成
長,収縮過程に於いて生ずる作用力によって吐出口を介
して記録液を大気中に吐出させて、少なくとも1つの滴
を形成する。この駆動信号をパルス形状とすると、即時
適切に気泡の成長収縮が行われるので、特に応答性に優
れた記録液の吐出が達成でき、より好ましい。このパル
ス形状の駆動信号としては、米国特許第4463359 号明細
書,同第4345262号明細書に記載されているようなもの
が適している。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関す
る発明の米国特許第4313124 号明細書に記載されている
条件を採用すると、さらに優れた記録を行うことができ
る。
【0058】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口,液路,電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路または直角液流路)の他に
熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示す
る米国特許第4558333 号明細書,米国特許第4459600 号
明細書を用いた構成も本発明に含まれるものである。さ
らに、前述実施例で用いた通り、記録装置が記録できる
記録媒体の最大幅に対応した長さを有するフルラインタ
イプの記録ヘッドに対して本発明は有効に適用できる。
そのような記録ヘッドとしては、複数記録ヘッドの組合
せによってその長さを満たす構成や、一体的に形成され
た1個の記録ヘッドとしての構成のいずれでもよい。
【0059】加えて、装置本体に装着されることで装置
本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給が
可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、ある
いは記録ヘッド自体に一体的にインクタンクが設けられ
たカートリッジタイプの記録ヘッドを用いた場合にも本
発明は有効である。
【0060】また、本発明に記録装置の構成として設け
られる、記録ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助
手段等を付加することは本発明の効果を一層安定できる
ので好ましいものである。これらを具体的に挙げれば、
記録ヘッドに対してのキャッピング手段、クリーニング
手段、加圧或は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは別
の加熱素子或はこれらの組み合わせによる予備加熱手段
を付加すること、あるいは、記録とは別の予備吐出を行
なう予備吐出モードを行なうことも安定した記録を行な
うために有効である。
【0061】また、搭載される記録ヘッドの種類ないし
個数についても、例えば単色のインクに対応して1個の
みが設けられたものの他、記録色や濃度を異にする複数
のインクに対応して複数個数設けられるものであっても
よい。すなわち、例えば記録装置の記録モードとしては
黒色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘ
ッドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによるか
いずれでもよいが、異なる色の複色カラー、または混色
によるフルカラーの少なくとも一つを備えた装置にも本
発明は極めて有効である。
【0062】さらに加えて、以上説明した本発明実施例
においては、インクを液体として説明しているが、液体
に限らずに例えば固体であっても記録信号付与時に軟化
もしくは液化するものであればよい。
【0063】さらに加えて、本発明のインクジェット記
録装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理機器
の画像出力端末として用いられるものの他、リーダ等と
組合せた複写装置、さらには送受信機能を有するファク
シミリ装置の形態を採るもの等であってもよい。
【0064】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、位置ずれの無い品位の高い記録を得ることのできる
搬送装置、および、その搬送装置を備えた記録装置を提
供することができる。また、本発明によれば、被記録材
の搬送不良が生じた場合、不必要なインクの吐出を抑制
することのできる搬送装置、および、その搬送装置を備
えた記録装置を提供することができる。更に、本発明に
よれば、インク等の付着による汚れを良好にクリーニン
グすることのできる搬送装置、および、その搬送装置を
備えた記録装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】先に本願出願人が提案したカラーインクジェッ
ト記録装置の構成を示す側面図である。
【図2】図1に示す記録装置における搬送ベルトの構成
図である。
【図3】本発明の一実施例の構成を示す側面図である。
【図4】本発明にかかる搬送ベルトの構成を示す側面図
である。
【図5】本発明にかかる記録装置におけるクリーニング
動作のフローチャートである。
【図6】本発明にかかる記録装置における他のクリーニ
ング動作のフローチャートである。
【図7】本発明にかかる記録装置における他のクリーニ
ング動作のフローチャートである。
【図8】本発明の好適な実施例を用いたインクジェット
記録装置のブロック図である。
【図9】本発明にかかるジャム検出用のテーブル図であ
る。
【符号の説明】
201 プリンタ部 203 記録シート 210 ベルト搬送部 211 搬送ベルト 211A 絶縁層 211B 導電層 212,213 ローラ 214 帯電ローラ 215 クリーナ部材 220 記録ヘッドユニット 221 記録ヘッド 222 ヘッドホルダ、 223,224 センサ 243 ブレード 245 インク吸収体 261 識別検知層 500 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B41J 29/48 B41J 29/00 J (72)発明者 一方井 雅俊 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 村山 泰 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 三富 達夫 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 根村 雅晴 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 高中 康之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−86475(JP,A) 特開 昭64−56430(JP,A) 特開 昭64−53878(JP,A) 特開 昭63−83766(JP,A) 実開 昭61−181036(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 13/08 B41J 11/42 B41J 13/22 B41J 29/17 B41J 29/48

Claims (21)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被記録材を検出するための検出手段を備
    え記録手段により該被記録材に記録を行う記録装置に用
    いられ、該被記録材を、帯電した搬送ベルトに吸着して
    搬送する搬送装置において、 前記搬送ベルトは、前記被記録材を搬送する面に導電層
    と絶縁層とを下層から順に有し、更に最上層として前記
    検出手段により前記被記録材の有無を検知するための導
    電性または半導電性の検知層を有することを特徴とする
    搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記検知手段は、前記被記録材および前
    記搬送ベルトからの反射光を受光する光学的検知手段で
    あり、前記検知層は、前記被記録材の反射率と異なる反
    射率を有することを特徴とする請求項1に記載の搬送装
    置。
  3. 【請求項3】 前記検知層は、ウレタン系またはシリコ
    ン系黒色塗料であることを特徴とする請求項1または2
    に記載の搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記検知層は、5μm〜30μmの厚さ
    であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記
    載の搬送装置。
  5. 【請求項5】 前記記録手段は、インクを吐出して記録
    を行うインクジェット記録ヘッドを有することを特徴と
    する請求項1乃至4のいずれかに記載の搬送装置。
  6. 【請求項6】 前記記録手段は、電気熱変換体により発
    生する熱エネルギーを利用してインクを吐出して記録を
    行うインクジェット記録ヘッドを有することを特徴とす
    る請求項1乃至4のいずれかに記載の搬送装置。
  7. 【請求項7】 前記記録手段は、電気熱変換体により発
    生する熱エネルギーを利用してインクに膜沸騰を生じさ
    せ、その際の発熱によって生ずる気泡の成長によりイン
    クを吐出して記録を行うインクジェット記録ヘッドを有
    することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載
    の搬送装置。
  8. 【請求項8】 所定の記録領域に配された被記録材に対
    し記録手段により記録を行う記録装置において、 前記記録領域における前記被記録材の搬送不良を検知す
    る検知手段と、 前記被記録材を搬送する面を備えるとともに前記記録領
    域に前記被記録材を搬送する部材であって、前記被記録
    材を搬送する面に導電層と絶縁層とを下層から順に有
    し、更に最上層として前記検出手段により前記被記録材
    の有無を検知するための導電性または半導電性の検知層
    を有する搬送ベルトと、 を有することを特徴とする記録装置。
  9. 【請求項9】 前記検知手段は、前記被記録材および前
    記搬送ベルトからの反射光を受光する光学的検知手段で
    あり、前記検知層は、前記被記録材と異なる反射率を有
    することを特徴とする請求項8に記載の記録装置。
  10. 【請求項10】 前記検知層は、ウレタン系またはシリ
    コン系黒色塗料であることを特徴とする請求項8または
    9に記載の記録装置。
  11. 【請求項11】 前記検知層は、5μm〜30μmの厚
    さであることを特徴とする請求項8乃至10のいずれか
    に記載の記録装置。
  12. 【請求項12】 前記記録手段は、インクを吐出して記
    録を行うインクジェット記録ヘッドを有することを特徴
    とする請求項8乃至11のいずれかに記載の記録装置。
  13. 【請求項13】 前記記録手段は、電気熱変換体により
    発生する熱エネルギーを利用してインクを吐出して記録
    を行うインクジェット記録ヘッドを有することを特徴と
    する請求項8乃至11のいずれかに記載の記録装置。
  14. 【請求項14】 前記記録手段は、電気熱変換体により
    発生する熱エネルギーを利用してインクに膜沸騰を生じ
    させ、その際の発熱によって生ずる気泡の成長によりイ
    ンクを吐出して記録を行うインクジェット記録ヘッドを
    有することを特徴とする請求項8乃至11のいずれかに
    記載の記録装置。
  15. 【請求項15】 インクを吐出をするインクジェットヘ
    ッドを用いて被記録材に記録を行う記録装置において、 前記被記録材を搬送するための搬送手段と、 前記被記録材の搬送不良を検出するための検出手段と、 前記搬送手段に付着したインクをクリーニングするため
    のクリーニング手段と、 前記検出手段による前記被記録材の搬送不良の検出後、
    前記インクジェットヘッドから吐出されたインク量に応
    じて前記クリーニング手段によるクリーニング動作を制
    御する制御手段と、 を有することを特徴とする記録装置。
  16. 【請求項16】 前記クリーニング手段は、ブレードと
    インク吸収体とを有することを特徴とする請求項15に
    記載の記録装置。
  17. 【請求項17】 前記クリーニング手段は、搬送手段が
    有する搬送ベルトに前記ブレードが当接した後に、前記
    インク吸収体が該搬送ベルトに当接することを特徴とす
    る請求項16に記載の記録装置。
  18. 【請求項18】 前記制御手段は、インク吐出量に応じ
    て前記クリーニング手段が前記搬送手段に当接した状態
    で該搬送手段が移動する移動量を変えることを特徴とす
    る請求項15乃至17のいずれかに記載の記録装置。
  19. 【請求項19】 前記搬送手段は、搬送ベルトを有して
    おり、該搬送ベルトは、前記被記録材を搬送する面に導
    電層と絶縁層とを下層から順に有し、更に最上層として
    前記検出手段により前記被記録材の有無を検知するため
    の導電性または半導電性の検知層を有することを特徴と
    する請求項15乃至18のいずれかに記載の記録装置。
  20. 【請求項20】 前記インクジェットヘッドは、電気熱
    変換体により発生する熱エネルギーを利用してインクを
    吐出することを特徴とする請求項15乃至19のいずれ
    かに記載の記録装置。
  21. 【請求項21】 前記インクジェットヘッドは、電気熱
    変換体により発生する熱エネルギーを利用してインクに
    膜沸騰を生じさせ、その際の発熱によって生ずる気泡の
    成長によりインクを吐出して記録を行うインクジェット
    記録ヘッドを有することを特徴とする請求項15乃至1
    9のいずれかに記載の記録装置。
JP3080069A 1990-04-17 1991-04-12 被記録材を搬送するための搬送装置、および、その搬送装置を備える記録装置 Expired - Fee Related JP2891796B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3080069A JP2891796B2 (ja) 1990-04-17 1991-04-12 被記録材を搬送するための搬送装置、および、その搬送装置を備える記録装置
US07/685,732 US5225852A (en) 1990-04-17 1991-04-16 Recording material transport device and recording apparatus having the same
US08/948,050 US5912680A (en) 1990-04-17 1997-10-09 Cleaning method for cleaning a recording material conveying member after detection of a recording material jam
US09/162,159 US6196654B1 (en) 1990-04-17 1998-09-29 Apparatus and method for cleaning a recording material conveying member using blade member and ink absorber
US09/703,812 US6499841B1 (en) 1990-04-17 2000-11-02 Apparatus and method for cleaning a recording material conveying member using blade member and ink absorber

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9938890 1990-04-17
JP2-99388 1990-04-17
JP3080069A JP2891796B2 (ja) 1990-04-17 1991-04-12 被記録材を搬送するための搬送装置、および、その搬送装置を備える記録装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04219264A JPH04219264A (ja) 1992-08-10
JP2891796B2 true JP2891796B2 (ja) 1999-05-17

Family

ID=26421107

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3080069A Expired - Fee Related JP2891796B2 (ja) 1990-04-17 1991-04-12 被記録材を搬送するための搬送装置、および、その搬送装置を備える記録装置

Country Status (2)

Country Link
US (4) US5225852A (ja)
JP (1) JP2891796B2 (ja)

Families Citing this family (65)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2891796B2 (ja) * 1990-04-17 1999-05-17 キヤノン株式会社 被記録材を搬送するための搬送装置、および、その搬送装置を備える記録装置
DE69207291T2 (de) * 1991-07-12 1996-06-20 Canon Kk Tintenstrahlaufzeichnungssystem
DE69322459T2 (de) * 1992-09-03 1999-06-02 Canon K.K., Tokio/Tokyo Farbstrahlaufzeichnungsgerät
JP3226629B2 (ja) * 1992-09-29 2001-11-05 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP3256010B2 (ja) * 1992-12-22 2002-02-12 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP3201674B2 (ja) * 1993-03-26 2001-08-27 キヤノン株式会社 インクジェットプリント方法およびインクジェットプリント装置
US5526028A (en) * 1995-05-26 1996-06-11 Xerox Corporation Liquid ink printer transport belt cleaner
JP3445122B2 (ja) * 1996-11-06 2003-09-08 キヤノン株式会社 画像形成装置
JPH10333397A (ja) 1997-04-04 1998-12-18 Canon Inc カラー画像形成装置
US6309064B1 (en) * 1997-11-20 2001-10-30 Canon Kabushiki Kaisha Printing apparatus
US7032232B2 (en) * 1998-06-01 2006-04-18 Microboards Technology, Llc Memory storage disk handling system
US6337842B1 (en) 1998-06-01 2002-01-08 Microboards Technology, L.L.C. Disk handling system having a telescoping elevator pin
WO2000006470A2 (en) 1998-07-31 2000-02-10 Shuttleworth, Inc. Low electrostatic discharge conveyor
US6679601B1 (en) * 2000-05-30 2004-01-20 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Dual-web transport belt cleaning apparatus and method
EP1160089A1 (en) * 2000-05-30 2001-12-05 Hewlett-Packard Company Transport belt cleaning module using serviceable cleaning implements
DE10162444B4 (de) * 2001-02-06 2008-06-26 Heidelberger Druckmaschinen Ag Vorrichtung zum gleichzeitigen Ansaugen und Transportieren eines Bogens
US7073902B2 (en) * 2001-03-30 2006-07-11 L&P Property Management Company Method and apparatus for ink jet printing
EP2093068B1 (en) * 2001-10-17 2012-05-16 Seiko Epson Corporation A transporting apparatus and a recording apparatus comprising the same
DE60309544T2 (de) * 2002-03-28 2007-07-26 Brother Kogyo K.K., Nagoya Druckeinrichtung
JP2004026320A (ja) 2002-06-21 2004-01-29 Canon Inc シート厚検知装置及び該装置を備えたシート処理装置と画像形成装置
JP4109922B2 (ja) * 2002-08-01 2008-07-02 キヤノン株式会社 シート処理装置及び該装置を備えた画像形成装置
US7390362B2 (en) * 2002-10-15 2008-06-24 Microboards Llc Thermal printer
US7150790B2 (en) * 2002-10-15 2006-12-19 Microboards Technology, Llc In-line marking system
US7063746B2 (en) * 2002-10-15 2006-06-20 Microbroads Technology, Llc In-line marking system
US6887313B2 (en) * 2002-10-15 2005-05-03 Microboards Technology, Llc In-line marking system
US7682016B2 (en) * 2002-11-26 2010-03-23 Ricoh Company, Ltd. Stably operable image-forming apparatus with improved paper conveying and ejecting mechanism
JP4136969B2 (ja) * 2003-03-03 2008-08-20 キヤノン株式会社 流体搬送装置
US6962401B2 (en) * 2003-07-15 2005-11-08 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Methods and systems for operating inkjet printers on production lines
JP2005053663A (ja) * 2003-08-06 2005-03-03 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、記録液、搬送ベルト及び記録液カートリッジ
JP2005096280A (ja) * 2003-09-25 2005-04-14 Konica Minolta Holdings Inc インクジェット記録装置
JP2005170041A (ja) * 2003-12-05 2005-06-30 Oce Technologies Bv インク滴を取り扱うための装置および方法
EP1537998A1 (en) * 2003-12-05 2005-06-08 Océ-Technologies B.V. Device and method for handling ink drops
JP2005212266A (ja) 2004-01-29 2005-08-11 Konica Minolta Holdings Inc インクジェット記録装置
US7360853B2 (en) * 2004-03-04 2008-04-22 Fujifilm Dimatix, Inc. Morphology-corrected printing
AT501432B1 (de) * 2005-02-08 2008-04-15 Durst Phototech Digital Tech Tintenstrahldruckvorrichtung und verfahren zum drucken von mehrfarbigen bildern
JP4400494B2 (ja) * 2005-03-24 2010-01-20 ブラザー工業株式会社 インクジェット記録装置
DE602005020988D1 (de) * 2005-10-10 2010-06-10 Silverbrook Res Pty Ltd Druckkopfwartungsanordnung mit folientintentransport
US7669957B2 (en) * 2005-10-11 2010-03-02 Silverbrook Research Pty Ltd Method of removing flooded ink from a printhead using a rotating roller
US7367648B2 (en) * 2005-10-11 2008-05-06 Silverbrook Research Pty Ltd Printhead maintenance assembly with film transport of ink
US7695093B2 (en) * 2005-10-11 2010-04-13 Silverbrook Research Pty Ltd Method of removing flooded ink from a printhead using a disposable sheet
US7370936B2 (en) * 2005-10-11 2008-05-13 Silverbrook Research Pty Ltd Method of maintaining a printhead using film transport of ink
JP4680785B2 (ja) * 2006-01-18 2011-05-11 富士フイルム株式会社 インクジェット記録装置
US20070206038A1 (en) * 2006-03-03 2007-09-06 Richard Baker Ink jet printing with multiple conveyors
US7845790B2 (en) * 2006-04-07 2010-12-07 Fujifilm Dimatix, Inc. Ink jet printing
US7524050B2 (en) * 2006-04-11 2009-04-28 Fujifilm Dimatix, Inc. Ink jet printing
JP5145730B2 (ja) * 2006-07-26 2013-02-20 株式会社リコー 定着ベルト基材、及びその製造方法、定着ベルト、定着装置並びに画像形成装置
JP4688191B2 (ja) 2006-08-23 2011-05-25 株式会社リコー シート材搬送装置及び画像形成装置
AP2009004961A0 (en) * 2007-03-30 2009-08-31 Talaris Holdings Ltd Sheet sensing apparatus and method
US20080239054A1 (en) * 2007-04-02 2008-10-02 Seiko Epson Corporation Printer
EP2106916B1 (en) 2008-03-31 2011-05-04 Dainippon Screen Mfg., Co., Ltd. Image recording apparatus
JP5037430B2 (ja) 2008-05-28 2012-09-26 大日本スクリーン製造株式会社 画像記録装置における搬送装置、画像記録装置の搬送装置における搬送速度補正方法
JP5037431B2 (ja) 2008-05-28 2012-09-26 大日本スクリーン製造株式会社 画像記録装置における記録媒体搬送装置
JP4760941B2 (ja) * 2009-03-26 2011-08-31 ブラザー工業株式会社 インクジェット記録装置
JP5434676B2 (ja) * 2010-03-02 2014-03-05 ブラザー工業株式会社 液体吐出装置
JP5560910B2 (ja) 2010-05-31 2014-07-30 ブラザー工業株式会社 記録装置
JP5234089B2 (ja) 2010-11-24 2013-07-10 ブラザー工業株式会社 画像記録装置
JP2012140192A (ja) * 2010-12-28 2012-07-26 Brother Industries Ltd 記録装置、及び、これに用いられる搬送部材
KR20140005222A (ko) * 2010-12-30 2014-01-14 쓰리엠 이노베이티브 프로퍼티즈 컴파니 금 대향 층을 갖는 지지 부재를 사용하여 레이저 절단하기 위한 장치 및 방법
JP2012158421A (ja) * 2011-01-31 2012-08-23 Brother Industries Ltd 記録装置
JP5824870B2 (ja) * 2011-05-25 2015-12-02 株式会社リコー 画像形成装置
JP6065686B2 (ja) * 2013-03-22 2017-01-25 セイコーエプソン株式会社 被記録媒体搬送装置、記録装置
JP5982335B2 (ja) * 2013-07-31 2016-08-31 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 ベルトクリーニング装置及び画像形成装置
JP6244968B2 (ja) * 2014-02-21 2017-12-13 セイコーエプソン株式会社 記録装置、記録装置の洗浄方法
JP6288436B2 (ja) * 2014-03-20 2018-03-07 セイコーエプソン株式会社 記録装置及び被記録媒体の搬送方法
JP7003923B2 (ja) * 2016-08-30 2022-01-21 コニカミノルタ株式会社 搬送装置及び画像形成装置

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA1127227A (en) * 1977-10-03 1982-07-06 Ichiro Endo Liquid jet recording process and apparatus therefor
US4330787A (en) * 1978-10-31 1982-05-18 Canon Kabushiki Kaisha Liquid jet recording device
US4345262A (en) * 1979-02-19 1982-08-17 Canon Kabushiki Kaisha Ink jet recording method
US4463359A (en) * 1979-04-02 1984-07-31 Canon Kabushiki Kaisha Droplet generating method and apparatus thereof
US4313124A (en) * 1979-05-18 1982-01-26 Canon Kabushiki Kaisha Liquid jet recording process and liquid jet recording head
US4558333A (en) * 1981-07-09 1985-12-10 Canon Kabushiki Kaisha Liquid jet recording head
US4437104A (en) * 1982-05-10 1984-03-13 Advanced Color Technology, Inc. Ink disposal system for ink jet printer
JPS5974582A (ja) * 1982-10-20 1984-04-27 Konishiroku Photo Ind Co Ltd ブレ−ドクリ−ニング装置
US4823942A (en) * 1983-01-13 1989-04-25 The Goodyear Tire & Rubber Company Electrically conductive document transport belt
JPS6282065A (ja) * 1985-10-07 1987-04-15 Seikosha Co Ltd プリンタの紙検出装置
JPS62161578A (ja) * 1986-01-09 1987-07-17 Canon Inc 記録装置
JP2618679B2 (ja) * 1988-04-14 1997-06-11 キヤノン株式会社 シート搬送装置
JPH0699053B2 (ja) * 1988-06-24 1994-12-07 東レ株式会社 制電性エンドレスベルト
JP2733275B2 (ja) * 1988-12-30 1998-03-30 キヤノン株式会社 画像記録装置
EP0376309B1 (en) * 1988-12-30 1995-08-16 Canon Kabushiki Kaisha Ink jet recording apparatus
US5225853A (en) * 1990-02-02 1993-07-06 Canon Kabushiki Kaisha Recording apparatus with conveyor cleaning mechanism
JP2891796B2 (ja) * 1990-04-17 1999-05-17 キヤノン株式会社 被記録材を搬送するための搬送装置、および、その搬送装置を備える記録装置

Also Published As

Publication number Publication date
US6499841B1 (en) 2002-12-31
US5912680A (en) 1999-06-15
JPH04219264A (ja) 1992-08-10
US6196654B1 (en) 2001-03-06
US5225852A (en) 1993-07-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2891796B2 (ja) 被記録材を搬送するための搬送装置、および、その搬送装置を備える記録装置
US7712892B2 (en) Image forming apparatus
US5225853A (en) Recording apparatus with conveyor cleaning mechanism
US7758180B2 (en) Image forming apparatus including an electrostatic conveyance apparatus capable of stably conveying a recording medium
US7198350B2 (en) Image formation apparatus and recovery ejection method of print head
US7578572B2 (en) Image forming apparatus using inkjet process capable of maintaining an image forming quality
JP4323611B2 (ja) インクジェット記録装置およびインクジェット記録装置の吐出回復方法
JP2801231B2 (ja) 画像記録装置
US8613441B2 (en) Sheet transport device and image forming apparatus
JP2000203009A (ja) 画像形成装置
JP2705992B2 (ja) インクジェット記録装置
US7992991B2 (en) Image forming apparatus
JP2728914B2 (ja) インクジェット記録装置
JP5252210B2 (ja) 転写材切断装置及び画像形成装置
JP2733276B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2832021B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2867167B2 (ja) ハイブリット半導体ストラクチャの製造法
JP2733277B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2010202370A (ja) 画像形成装置
JP2007276915A (ja) インクジェットプリンタ
JP2013000954A (ja) ヘッドクリーニング装置及び画像形成装置
JP2010173850A (ja) 画像形成装置
JP2001026154A (ja) 記録装置
JPH08282039A (ja) 記録装置
JP2004175497A (ja) インクジェット記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080226

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090226

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100226

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100226

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110226

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees