JP2872598B2 - 糸条パッケージの糸端取り出し方法及びその装置 - Google Patents
糸条パッケージの糸端取り出し方法及びその装置Info
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- JP2872598B2 JP2872598B2 JP6320259A JP32025994A JP2872598B2 JP 2872598 B2 JP2872598 B2 JP 2872598B2 JP 6320259 A JP6320259 A JP 6320259A JP 32025994 A JP32025994 A JP 32025994A JP 2872598 B2 JP2872598 B2 JP 2872598B2
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H67/00—Replacing or removing cores, receptacles, or completed packages at paying-out, winding, or depositing stations
- B65H67/08—Automatic end-finding and material-interconnecting arrangements
- B65H67/086—Preparing supply packages
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- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
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- B65H2701/00—Handled material; Storage means
- B65H2701/30—Handled filamentary material
- B65H2701/31—Textiles threads or artificial strands of filaments
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- Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)
- Winding Filamentary Materials (AREA)
- Guides For Winding Or Rewinding, Or Guides For Filamentary Materials (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、巻取りの完了直前に巻
かれた糸条パッケージ(以下、単に「パッケージ」と称
する)の最外周に仮固定された糸条端(以下、「糸端」
と略称する)を再び取り出し、次工程の最外層糸条の剥
ぎ取り処理やトランスファーテール処理を良好に行うた
めの前処理方法と、この方法を実施する装置に関する。
かれた糸条パッケージ(以下、単に「パッケージ」と称
する)の最外周に仮固定された糸条端(以下、「糸端」
と略称する)を再び取り出し、次工程の最外層糸条の剥
ぎ取り処理やトランスファーテール処理を良好に行うた
めの前処理方法と、この方法を実施する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ポリエステル、ナイロン繊維等の
熱可塑性合成繊維を延伸撚糸機、延伸仮撚機等で加工処
理するに際して、加工処理に供するパッケージ間で巻始
めの糸条の自由端と巻終わりの糸条の自由端とを結びあ
わせて加工処理を一旦中断することなく、連続処理する
ことが行われている。このため、巻始めにおいて、糸条
トラバース域外のパッケージのボビン端部に、トランス
ファーテールを形成することが提案されている(特公昭
57−36233号公報、特開昭58−119553号
公報)。
熱可塑性合成繊維を延伸撚糸機、延伸仮撚機等で加工処
理するに際して、加工処理に供するパッケージ間で巻始
めの糸条の自由端と巻終わりの糸条の自由端とを結びあ
わせて加工処理を一旦中断することなく、連続処理する
ことが行われている。このため、巻始めにおいて、糸条
トラバース域外のパッケージのボビン端部に、トランス
ファーテールを形成することが提案されている(特公昭
57−36233号公報、特開昭58−119553号
公報)。
【0003】このようにして巻取られたパッケージは、
トランスファーテール処理が容易に行えるように、一定
長のトランスファーテールを残してボビン端部に形成さ
れた重ね巻き(バンチ巻き、もしくはピグテールともい
う)を剥ぎ取り、剥取後のトランスファーテールの自由
端は、テープ、ラベル、シール等でボビン端に固定され
ている(特開平1−226668号公報、特開平1−3
21264号公報)。
トランスファーテール処理が容易に行えるように、一定
長のトランスファーテールを残してボビン端部に形成さ
れた重ね巻き(バンチ巻き、もしくはピグテールともい
う)を剥ぎ取り、剥取後のトランスファーテールの自由
端は、テープ、ラベル、シール等でボビン端に固定され
ている(特開平1−226668号公報、特開平1−3
21264号公報)。
【0004】また、パッケージの最外周面に形成された
バンチ巻き糸条の剥取処理も行われる。このバンチ巻き
糸条は、自動切替式巻取機によって巻き上げられた満巻
きボビンと空ボビンとを切り替える際に、巻取機の糸条
トラバースが一旦停止されることによって生ずるもので
あって、この時の巻取糸条は、糸品質が劣っているため
剥取が必要となる(特開昭60−140473号公
報)。
バンチ巻き糸条の剥取処理も行われる。このバンチ巻き
糸条は、自動切替式巻取機によって巻き上げられた満巻
きボビンと空ボビンとを切り替える際に、巻取機の糸条
トラバースが一旦停止されることによって生ずるもので
あって、この時の巻取糸条は、糸品質が劣っているため
剥取が必要となる(特開昭60−140473号公
報)。
【0005】また、上記の諸処理に先だって、巻取機か
ら玉揚げされたパッケージから垂れ下がった糸端は、長
く垂れ下がると、垂れ下がった糸端が機械に巻き付き、
一連の自動化処理の続行ができなくなるという問題を惹
起するため、玉揚げされたパッケージは、通常、糸端を
パッケージの最外周面に仮固定することが行われる(特
開平6−191733号公報)。
ら玉揚げされたパッケージから垂れ下がった糸端は、長
く垂れ下がると、垂れ下がった糸端が機械に巻き付き、
一連の自動化処理の続行ができなくなるという問題を惹
起するため、玉揚げされたパッケージは、通常、糸端を
パッケージの最外周面に仮固定することが行われる(特
開平6−191733号公報)。
【0006】しかしながら、このようにパッケージの糸
端を最外周面に仮固定した状態のままでは、前述のトラ
ンスファーテール処理や剥ぎ取り処理を円滑に行うこと
ができない。このために、パッケージの最外周面に仮固
定された糸端を取り出し、糸端を所定の位置に垂下する
ための前処理が必要になる。このため、本発明者は、特
開平5−246624号公報において、パッケージの外
周面に仮固定された糸端を取り出し、適当な長さに整形
した後、パッケージから垂下させる方法とその装置を提
案した。
端を最外周面に仮固定した状態のままでは、前述のトラ
ンスファーテール処理や剥ぎ取り処理を円滑に行うこと
ができない。このために、パッケージの最外周面に仮固
定された糸端を取り出し、糸端を所定の位置に垂下する
ための前処理が必要になる。このため、本発明者は、特
開平5−246624号公報において、パッケージの外
周面に仮固定された糸端を取り出し、適当な長さに整形
した後、パッケージから垂下させる方法とその装置を提
案した。
【0007】ところが、このような前処理において、仮
固定された糸条の切断のタイミングが微妙にずれたり、
また、空調風の影響によって糸端が正常な位置(パッケ
ージの外周面に対して接線方向を形成する位置)に垂下
せず、パッケージの端面に落ちたり、糸端が垂下せずパ
ッケージの表面にはりついてしまうという問題を惹起す
る。このような問題が起こると、前述のトランスファー
テール処理や剥ぎ取り処理を正常に実施することができ
なくなり、自動化処理の続行を妨げる。このため、パッ
ケージの外周面に仮固定された糸端を取り出し、適当な
長さに整形した後、パッケージから垂下させることが、
安定且つ確実に実施できる方法とその装置が必要となっ
たのである。
固定された糸条の切断のタイミングが微妙にずれたり、
また、空調風の影響によって糸端が正常な位置(パッケ
ージの外周面に対して接線方向を形成する位置)に垂下
せず、パッケージの端面に落ちたり、糸端が垂下せずパ
ッケージの表面にはりついてしまうという問題を惹起す
る。このような問題が起こると、前述のトランスファー
テール処理や剥ぎ取り処理を正常に実施することができ
なくなり、自動化処理の続行を妨げる。このため、パッ
ケージの外周面に仮固定された糸端を取り出し、適当な
長さに整形した後、パッケージから垂下させることが、
安定且つ確実に実施できる方法とその装置が必要となっ
たのである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上に述べ
た問題に鑑みなされたものであって、パッケージの外周
面に仮固定された糸端を安定且つ確実に取り出すことが
でき、後続のトランスファーテール処理や剥ぎ取り処理
を円滑に実施できる方法とその装置を提供することにあ
る。
た問題に鑑みなされたものであって、パッケージの外周
面に仮固定された糸端を安定且つ確実に取り出すことが
でき、後続のトランスファーテール処理や剥ぎ取り処理
を円滑に実施できる方法とその装置を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】ここに、本発明の糸条パ
ッケージの糸端取り出し方法として、「糸条パッケージ
の外周面に形成された最終巻回糸条(y)に仮固定され
た糸条端を新たに糸条パッケージから糸端を、下記のA
〜Fの操作手順を行うことによって、取り出すことを特
徴とする糸条パッケージの糸端取り出し方法。 A.該最終巻回糸条(y)を吸引して糸条パッケージの
外周面から浮き上がらせて、吸引部を挟んで糸条パッケ
ージに連ならない側の最終巻回糸条(yb)と糸条パッ
ケージに連なる側の最終巻回糸条(ya)とを形成さ
せ、 B.糸条パッケージに連ならない側の最終巻回糸条(y
b)を切断して、該最終巻回糸条(ya)を吸引保持
し、 C.次いで、糸条パッケージを糸条の解除方向へ回転さ
せて、糸条パッケージに連ならない側の最終巻回糸条
(yb)を吸引除去し、 D.その後、前記の吸引部から糸条パッケージに連なる
糸条を切断して、吸引を解舒し、 E.切断糸条端がパッケージから解舒される方向に圧縮
気体を吹き付けて、切断糸条端を糸条パッケージの外周
面から離し、そして F.糸条の巻取方向へ糸条パッケージを回転させて、該
切断糸条端を垂下すること。」が提供される。
ッケージの糸端取り出し方法として、「糸条パッケージ
の外周面に形成された最終巻回糸条(y)に仮固定され
た糸条端を新たに糸条パッケージから糸端を、下記のA
〜Fの操作手順を行うことによって、取り出すことを特
徴とする糸条パッケージの糸端取り出し方法。 A.該最終巻回糸条(y)を吸引して糸条パッケージの
外周面から浮き上がらせて、吸引部を挟んで糸条パッケ
ージに連ならない側の最終巻回糸条(yb)と糸条パッ
ケージに連なる側の最終巻回糸条(ya)とを形成さ
せ、 B.糸条パッケージに連ならない側の最終巻回糸条(y
b)を切断して、該最終巻回糸条(ya)を吸引保持
し、 C.次いで、糸条パッケージを糸条の解除方向へ回転さ
せて、糸条パッケージに連ならない側の最終巻回糸条
(yb)を吸引除去し、 D.その後、前記の吸引部から糸条パッケージに連なる
糸条を切断して、吸引を解舒し、 E.切断糸条端がパッケージから解舒される方向に圧縮
気体を吹き付けて、切断糸条端を糸条パッケージの外周
面から離し、そして F.糸条の巻取方向へ糸条パッケージを回転させて、該
切断糸条端を垂下すること。」が提供される。
【0010】また、上記の糸条パッケージの糸端取り出
し方法を具現化するための手段として、「糸条パッケー
ジの外周面に形成された最終巻回糸条に仮固定された糸
条端を解除して新たに糸条端を取り出す下記のG〜Jの
要素を含む糸条パッケージの糸端取り出し装置。 G.最終巻回糸条を吸引して糸条パッケージの外周面か
ら浮かび上がらせる吸引ノズルと、 H.該吸引ノズルを挟んで糸条パッケージに連なる側の
最終巻回糸条(ya)と糸条パッケージに連ならない側
の最終巻回糸条(yb)とをそれぞれ個別に切断するた
めに設けられた一対の糸条切断器と、 I.糸条パッケージを糸条解舒方向と糸条巻取方向とに
それぞれ回転自在の糸条パッケ−ジの回転駆動機と、 J.糸条パッケージに連なる側の最終巻回糸条(ya)
の切断された糸端を糸条パッケージの外周面から解舒方
向に離間させるために、糸条パッケージから解舒される
方向に圧縮気体を切断された糸端に吹き付ける圧縮気体
吹き付けノズル。」が提供される。
し方法を具現化するための手段として、「糸条パッケー
ジの外周面に形成された最終巻回糸条に仮固定された糸
条端を解除して新たに糸条端を取り出す下記のG〜Jの
要素を含む糸条パッケージの糸端取り出し装置。 G.最終巻回糸条を吸引して糸条パッケージの外周面か
ら浮かび上がらせる吸引ノズルと、 H.該吸引ノズルを挟んで糸条パッケージに連なる側の
最終巻回糸条(ya)と糸条パッケージに連ならない側
の最終巻回糸条(yb)とをそれぞれ個別に切断するた
めに設けられた一対の糸条切断器と、 I.糸条パッケージを糸条解舒方向と糸条巻取方向とに
それぞれ回転自在の糸条パッケ−ジの回転駆動機と、 J.糸条パッケージに連なる側の最終巻回糸条(ya)
の切断された糸端を糸条パッケージの外周面から解舒方
向に離間させるために、糸条パッケージから解舒される
方向に圧縮気体を切断された糸端に吹き付ける圧縮気体
吹き付けノズル。」が提供される。
【0011】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明す
る。
る。
【0012】図1は本発明の実施例を例示した装置の全
体図(正面図)である。また、図2及び図3は、図1に
おけるA部分の拡大斜視図及びB部分の拡大正面図をそ
れぞれ示す。なお、以下、糸端を交絡固定した例につい
て説明するが、これに限定されるものではない。
体図(正面図)である。また、図2及び図3は、図1に
おけるA部分の拡大斜視図及びB部分の拡大正面図をそ
れぞれ示す。なお、以下、糸端を交絡固定した例につい
て説明するが、これに限定されるものではない。
【0013】図において、1はパッケージ(P)を保持
するボビンホルダー(2)を水平方向に突設した搬送用
のトレイで、ボビンホルダー(2)は、公知の方法、例
えば、ばね方式などにより、パッケージ(P)の固定が
行われ、トレイ本体(1a)に回転自在に支持されてい
る。また、ボビンホルダー(2)の後端部はベアリング
ユニットのテーパスリーブ受器からなる駆動連結部(2
a)が形成されている。
するボビンホルダー(2)を水平方向に突設した搬送用
のトレイで、ボビンホルダー(2)は、公知の方法、例
えば、ばね方式などにより、パッケージ(P)の固定が
行われ、トレイ本体(1a)に回転自在に支持されてい
る。また、ボビンホルダー(2)の後端部はベアリング
ユニットのテーパスリーブ受器からなる駆動連結部(2
a)が形成されている。
【0014】3はトレイ(1)を載荷して所定の位置へ
搬送するためのコンベヤであり、該コンベヤ(3)を挟
んで、その両側位置に配設された機台(4)及び(5)
上に、それぞれ糸端解除機(6)と回転駆動機(21)
とが対向して設けられている。なお、該回転駆動機(2
1)は、パッケージ(P)を所定の角度だけ回転させる
ために、トレイ(1)に設けられたボビンホルダー
(2)を回転させる。
搬送するためのコンベヤであり、該コンベヤ(3)を挟
んで、その両側位置に配設された機台(4)及び(5)
上に、それぞれ糸端解除機(6)と回転駆動機(21)
とが対向して設けられている。なお、該回転駆動機(2
1)は、パッケージ(P)を所定の角度だけ回転させる
ために、トレイ(1)に設けられたボビンホルダー
(2)を回転させる。
【0015】糸端解除機(6)は、機台ブラケット(4
a)の正面直立面に取り付けられたアクチュエータ
(7)、該アクチュエータ(7)に固設された支台
(8)、該支台(8)に吸引口(9a)を下方に向けて
取り付けられた吸引ノズル(9)、機台ブラケット(4
a)の両側面の直立面にそれぞれ取り付けられたアクチ
ュエータ(10)及び(11)、該アクチュエータ(1
0)及び(11)の先端にそれぞれ取り付けられたブラ
ケット(12)及び(13)、該ブラケット(12)及
(13)にそれぞれ吸引ノズル(9)を挟んで対向する
ように設けられた鋏式の切断器(14)及び(15)、
等から構成されている。なお、該切断器(14)及び
(15)は、それぞれアクチュエータ(16)及び(1
7)によって吸引ノズル(9)方向へ往復運動自在とさ
れている。
a)の正面直立面に取り付けられたアクチュエータ
(7)、該アクチュエータ(7)に固設された支台
(8)、該支台(8)に吸引口(9a)を下方に向けて
取り付けられた吸引ノズル(9)、機台ブラケット(4
a)の両側面の直立面にそれぞれ取り付けられたアクチ
ュエータ(10)及び(11)、該アクチュエータ(1
0)及び(11)の先端にそれぞれ取り付けられたブラ
ケット(12)及び(13)、該ブラケット(12)及
(13)にそれぞれ吸引ノズル(9)を挟んで対向する
ように設けられた鋏式の切断器(14)及び(15)、
等から構成されている。なお、該切断器(14)及び
(15)は、それぞれアクチュエータ(16)及び(1
7)によって吸引ノズル(9)方向へ往復運動自在とさ
れている。
【0016】また、前記の支台(8)には、その前面位
置に下方に向けて取り付けられたアクチュエータ(1
8)を介して、2台の光学式の糸端検知器(19)(図
では一方側のみを図示しており、他側は図示せず)が上
下動可能に配設されている。そして、該糸端検知器(1
9)に設けられた2個のセンサー(19a)は、それぞ
れブラケット(4a)の正面直立面に検知方向が向けら
れ、切断器(14)及び(15)と吸引ノズル(9)と
の間に位置するように設けられている。なお、20は吸
引ホースである。
置に下方に向けて取り付けられたアクチュエータ(1
8)を介して、2台の光学式の糸端検知器(19)(図
では一方側のみを図示しており、他側は図示せず)が上
下動可能に配設されている。そして、該糸端検知器(1
9)に設けられた2個のセンサー(19a)は、それぞ
れブラケット(4a)の正面直立面に検知方向が向けら
れ、切断器(14)及び(15)と吸引ノズル(9)と
の間に位置するように設けられている。なお、20は吸
引ホースである。
【0017】更に、ブラケット(4a)には、パッケー
ジ(P)の中心軸と略直交する方向に、圧縮気体を吹き
付けるノズル(30)が、ブラケット(31)を介し
て、吸引ノズル(9)の近傍に設けられている。
ジ(P)の中心軸と略直交する方向に、圧縮気体を吹き
付けるノズル(30)が、ブラケット(31)を介し
て、吸引ノズル(9)の近傍に設けられている。
【0018】前記のコンベヤ(3)の両側方の一方側に
設けられたパッケージ(P)の回転駆動機(21)は、
その軸芯位置がパッケージ(P)と対応するように架台
(5a)に固定されている。そして、該回転駆動機(2
1)は、駆動モータ(22)(エア式モータが通常用い
られるが、電気式モータなど他の方式のモータによって
も良い)、駆動軸(23)、該駆動軸(23)の先端部
に連結した前記の駆動連動部(2a)に直結するテーパ
スリーブ(24)、該スリーブをアクチュエータ(2
5)を介して駆動連動部(2a)側へ押し出して押し付
けるプッシャー(26)、等を含んで構成される。
設けられたパッケージ(P)の回転駆動機(21)は、
その軸芯位置がパッケージ(P)と対応するように架台
(5a)に固定されている。そして、該回転駆動機(2
1)は、駆動モータ(22)(エア式モータが通常用い
られるが、電気式モータなど他の方式のモータによって
も良い)、駆動軸(23)、該駆動軸(23)の先端部
に連結した前記の駆動連動部(2a)に直結するテーパ
スリーブ(24)、該スリーブをアクチュエータ(2
5)を介して駆動連動部(2a)側へ押し出して押し付
けるプッシャー(26)、等を含んで構成される。
【0019】以上のように構成された装置において、交
絡処理によって糸端がパッケージ(P)の外周面に仮固
定されたパッケージ(P)を載荷したトレイ(1)は、
前工程からコンベヤ(3)によって、糸端取り出し装置
の前面位置に搬送されると、所定位置に設けられたスト
ッパーが作動し、所定の位置に停止させられる。
絡処理によって糸端がパッケージ(P)の外周面に仮固
定されたパッケージ(P)を載荷したトレイ(1)は、
前工程からコンベヤ(3)によって、糸端取り出し装置
の前面位置に搬送されると、所定位置に設けられたスト
ッパーが作動し、所定の位置に停止させられる。
【0020】以上に述べたような状態において、本発明
の糸端取り出し方法が実行される訳であるが、これに関
しては、図4を参照しながら、以下に詳細に説明する。
の糸端取り出し方法が実行される訳であるが、これに関
しては、図4を参照しながら、以下に詳細に説明する。
【0021】該図において、パッケージ(P)の外周面
には、最終巻回糸条(y)と交絡処理によって仮固定さ
れた糸端(ya)が形成されており、糸端端部は重力に
よって鉛直方向へ垂れ下がった状態となっている(図4
-(a)参照)。
には、最終巻回糸条(y)と交絡処理によって仮固定さ
れた糸端(ya)が形成されており、糸端端部は重力に
よって鉛直方向へ垂れ下がった状態となっている(図4
-(a)参照)。
【0022】このように糸端取り出し処理が可能な状態
において、アクチュエータ(25)が作動してテーパス
リーブ(24)が図1の矢印方向へスライドし、トレイ
(1)(ボビンホルダー(2))に内蔵された駆動連結
部(2a)と締結し、パッケージ(P)は、駆動モータ
(23)によって回転可能な状態になる。
において、アクチュエータ(25)が作動してテーパス
リーブ(24)が図1の矢印方向へスライドし、トレイ
(1)(ボビンホルダー(2))に内蔵された駆動連結
部(2a)と締結し、パッケージ(P)は、駆動モータ
(23)によって回転可能な状態になる。
【0023】次に、アクチュエータ(7)が作動して、
これにより吸引ノズル(9)がパッケージ(P)の直近
位置まで下降し、最終巻回糸条(y)の巻位置に丁度対
応する位置へ近接し、交絡糸端(ya)を吸引する。こ
の吸引と同時にパッケージ(P)は、糸条巻取方向であ
る図4-(a)に示した矢印方向へ回転させられる。但し、
この回転方向は、この時点では特に重要ではなく、逆方
向であっても良い。このパッケージ(P)の回転によ
り、交絡糸端(ya)は、吸引ノズル(9)に吸い上げ
られられる(図4-(b)参照)。
これにより吸引ノズル(9)がパッケージ(P)の直近
位置まで下降し、最終巻回糸条(y)の巻位置に丁度対
応する位置へ近接し、交絡糸端(ya)を吸引する。こ
の吸引と同時にパッケージ(P)は、糸条巻取方向であ
る図4-(a)に示した矢印方向へ回転させられる。但し、
この回転方向は、この時点では特に重要ではなく、逆方
向であっても良い。このパッケージ(P)の回転によ
り、交絡糸端(ya)は、吸引ノズル(9)に吸い上げ
られられる(図4-(b)参照)。
【0024】この際、交絡糸端(ya)がパッケージ
(P)の外周面の一定位置に仮固定されている場合は、
仮固定された位置を基準として、この位置よりも僅かに
多く回転させればよい。しかし、前工程において、仮固
定に失敗し、交絡糸端(ya)がパッケージ(P)の外
周面に仮固定されていない場合は、パッケージを少なく
とも1回転させる。また、吸引を開始する前に、予めパ
ッケージ(P)を回転させ、交絡糸端(ya)の位置を
吸引ノズル(9)に近接させて、該ノズル(9)に吸引
させた後、パッケージ(P)を糸条巻取方向、或いは糸
条解除方向へ一定角度回転させ、吸引をより確実にして
も良い。
(P)の外周面の一定位置に仮固定されている場合は、
仮固定された位置を基準として、この位置よりも僅かに
多く回転させればよい。しかし、前工程において、仮固
定に失敗し、交絡糸端(ya)がパッケージ(P)の外
周面に仮固定されていない場合は、パッケージを少なく
とも1回転させる。また、吸引を開始する前に、予めパ
ッケージ(P)を回転させ、交絡糸端(ya)の位置を
吸引ノズル(9)に近接させて、該ノズル(9)に吸引
させた後、パッケージ(P)を糸条巻取方向、或いは糸
条解除方向へ一定角度回転させ、吸引をより確実にして
も良い。
【0025】パッケージ(P)が所定回転すると、糸端
検知センサー(19)がアクチュエータ(18)によっ
て、糸端吸引路となる吸引口(9a)の近傍位置に下降
し、交絡糸端(ya)が吸引されているか否かの確認が
行われる。この場合、糸条吸引が行われていないと、最
初の操作に戻って前述のような動作が繰り返されるが、
警報等を発する様にしても良いし、警報を発して操作の
続行を中止するようにしても良い。
検知センサー(19)がアクチュエータ(18)によっ
て、糸端吸引路となる吸引口(9a)の近傍位置に下降
し、交絡糸端(ya)が吸引されているか否かの確認が
行われる。この場合、糸条吸引が行われていないと、最
初の操作に戻って前述のような動作が繰り返されるが、
警報等を発する様にしても良いし、警報を発して操作の
続行を中止するようにしても良い。
【0026】このようにして、吸引ノズル(9)への糸
条吸引が確認されると、アクチュエータ(7)が作動
し、吸引ノズル(9)を上昇させることで最終巻回糸条
(y)をパッケージ(P)から浮かび上がらせる。この
後、アクチュエータ(10)が作動し、切断器(14)
をパッケージに連なる一方側の糸条(yb)が位置する
所まで突出させる(図3が、丁度この状態を示してい
る)。次いで、アクチュエータ(16)の作動によっ
て、鋏部(14a)を吸引ノズル(9)の方向へ移動さ
せ、該糸条(yb)を切断する(図4-(C))。
条吸引が確認されると、アクチュエータ(7)が作動
し、吸引ノズル(9)を上昇させることで最終巻回糸条
(y)をパッケージ(P)から浮かび上がらせる。この
後、アクチュエータ(10)が作動し、切断器(14)
をパッケージに連なる一方側の糸条(yb)が位置する
所まで突出させる(図3が、丁度この状態を示してい
る)。次いで、アクチュエータ(16)の作動によっ
て、鋏部(14a)を吸引ノズル(9)の方向へ移動さ
せ、該糸条(yb)を切断する(図4-(C))。
【0027】そして、駆動モータ(22)によって、パ
ッケージ(P)が装着されたボビンホルダー(2)を糸
条解舒方向へ回転させ、切断された糸条を吸引して剥ぎ
取る(図4-(d))。
ッケージ(P)が装着されたボビンホルダー(2)を糸
条解舒方向へ回転させ、切断された糸条を吸引して剥ぎ
取る(図4-(d))。
【0028】このようにして、切断糸条を吸引するため
の一定量のパッケージ(P)の回転を終了すると、吸引
ノズル(9)を挟んで前記の切断器(14)に対向して
設けられたもう片方の切断器(15)によって、吸引ノ
ズル(9)に吸引中のパッケージ(P)に連なる他方側
の糸条を切断する(図4-(e))。この時のアクチュエー
タ(11)及び(17)の作動に関しては、上記の切断
器(14)の場合と同様の動作であるので、詳細説明
は、省略する。
の一定量のパッケージ(P)の回転を終了すると、吸引
ノズル(9)を挟んで前記の切断器(14)に対向して
設けられたもう片方の切断器(15)によって、吸引ノ
ズル(9)に吸引中のパッケージ(P)に連なる他方側
の糸条を切断する(図4-(e))。この時のアクチュエー
タ(11)及び(17)の作動に関しては、上記の切断
器(14)の場合と同様の動作であるので、詳細説明
は、省略する。
【0029】この切断時において、パッケージ(P)に
連なる側の糸条の自由端は、時としてパッケージ(P)
の端面から落ちたり、或いは、パッケージ(P)の外周
面にはりついてしまったりすることがある。もし、この
ような事態が生じると、次工程のパッケージ(P)の外
周面にバンチ巻きされた糸条の剥ぎ取り処理を行うこと
が困難になるのは、従来の技術の欄で説明したとおりで
ある。
連なる側の糸条の自由端は、時としてパッケージ(P)
の端面から落ちたり、或いは、パッケージ(P)の外周
面にはりついてしまったりすることがある。もし、この
ような事態が生じると、次工程のパッケージ(P)の外
周面にバンチ巻きされた糸条の剥ぎ取り処理を行うこと
が困難になるのは、従来の技術の欄で説明したとおりで
ある。
【0030】従って、上記の事態を招来させないため
に、切断器(15)による糸条の切断と同時、或いは直
後に、該切断糸条がパッケージから解舒される方向に、
圧縮空気吹き付けノズル(30)から圧縮気体を吹き付
ける。これによって、切断された糸条の自由端を糸条の
解舒方向へたなびかせることができ、切断された糸条の
自由端を糸条パッケージの外周面から離間させることが
できる(図4−(f))。
に、切断器(15)による糸条の切断と同時、或いは直
後に、該切断糸条がパッケージから解舒される方向に、
圧縮空気吹き付けノズル(30)から圧縮気体を吹き付
ける。これによって、切断された糸条の自由端を糸条の
解舒方向へたなびかせることができ、切断された糸条の
自由端を糸条パッケージの外周面から離間させることが
できる(図4−(f))。
【0031】この時、吹きつける圧縮気体の圧力は、噴
出させる気体の量にもよるが、0.5〜1.0Kg/c
m2 程度の微圧とし、吹きつける時間間隔も短くするこ
とが好ましい。また、圧縮気体吹き付けノズル(30)
の吹き出し部の形状は、丸型、楕円型、スリット型等、
各種の形状を採用することができる。
出させる気体の量にもよるが、0.5〜1.0Kg/c
m2 程度の微圧とし、吹きつける時間間隔も短くするこ
とが好ましい。また、圧縮気体吹き付けノズル(30)
の吹き出し部の形状は、丸型、楕円型、スリット型等、
各種の形状を採用することができる。
【0032】以上に述べたように、切断糸条の自由端を
糸条解舒方向へたなびかせて離間させることが本発明で
は、非常に重要であって、この状態を維持したままで、
パッケージ(P)を糸条巻取方向へ一定量回転させる
(図4−(g))。
糸条解舒方向へたなびかせて離間させることが本発明で
は、非常に重要であって、この状態を維持したままで、
パッケージ(P)を糸条巻取方向へ一定量回転させる
(図4−(g))。
【0033】そして、最終的にパッケージ(P)から切
断された糸条の自由端が一定長、所定位置に垂下した状
態とする(図4-(h) )。
断された糸条の自由端が一定長、所定位置に垂下した状
態とする(図4-(h) )。
【0034】この後、駆動連動部(2a)が解除され、
駆動モータ(22)とトレイ(1)との係合が解かれる
と、位置決めストッパーが外され、パッケージ(P)を
載荷したトレイ(1)は、コンベヤ(3)によって、次
工程へ搬送される。そして、これと入れ替わりに未処理
のパッケージが搬送されてきて、再び前述のような一連
の操作が繰り返される。
駆動モータ(22)とトレイ(1)との係合が解かれる
と、位置決めストッパーが外され、パッケージ(P)を
載荷したトレイ(1)は、コンベヤ(3)によって、次
工程へ搬送される。そして、これと入れ替わりに未処理
のパッケージが搬送されてきて、再び前述のような一連
の操作が繰り返される。
【0035】以上は、糸端を最終巻回糸条と交絡処理し
て仮固定した場合の例について説明したが、固結びした
結び目を持つ場合においても、巻回糸条が弛緩状態にあ
る場合には、本発明と同様の方法と装置を適用できるこ
とは、言うまでもない。なお、アクチュエータとして
は、圧縮流体によって作動する流体圧シリンダー、電動
式の往復動機構等、が好適に使用される。また、切断器
としては、鋏もしくはナイフ刃のような機械方式による
ものの他、電熱式、熱風式等の切断器を使用することも
できる。更に、パッケージの回転駆動機は、本発明の実
施例に限定されることなく、このほかの任意の連結方式
や駆動方式を採用することができる。
て仮固定した場合の例について説明したが、固結びした
結び目を持つ場合においても、巻回糸条が弛緩状態にあ
る場合には、本発明と同様の方法と装置を適用できるこ
とは、言うまでもない。なお、アクチュエータとして
は、圧縮流体によって作動する流体圧シリンダー、電動
式の往復動機構等、が好適に使用される。また、切断器
としては、鋏もしくはナイフ刃のような機械方式による
ものの他、電熱式、熱風式等の切断器を使用することも
できる。更に、パッケージの回転駆動機は、本発明の実
施例に限定されることなく、このほかの任意の連結方式
や駆動方式を採用することができる。
【0036】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明によれば、
パッケージの外周面に仮固定された糸端を安定且つ確実
に取り出すことができ、後続のトランスファーテール処
理や剥ぎ取り処理を円滑に実施でき、これによって、自
動化処理を中断することなく、良好に後続のパッケージ
の処理を続行できるという極めて顕著な効果を奏する。
パッケージの外周面に仮固定された糸端を安定且つ確実
に取り出すことができ、後続のトランスファーテール処
理や剥ぎ取り処理を円滑に実施でき、これによって、自
動化処理を中断することなく、良好に後続のパッケージ
の処理を続行できるという極めて顕著な効果を奏する。
【図1】本発明の一実施例を示す装置の全体図である。
【図2】図1のA部分の拡大斜視図である。
【図3】図1のB部分の拡大正面図である。
【図4】(a)〜(h)は、本発明の方法を説明するた
めの作用説明図である。
めの作用説明図である。
1 トレイ 2 ボビンホルダー 6 糸端解除機 9 吸引ノズル 14 糸条切断器 15 糸条切断器 19 糸端検知器 21 パッケージの回転駆動機 22 駆動モータ 30 圧縮気体吹き付けノズル P パッケージ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−246624(JP,A) 特開 平6−115816(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 57/00 - 57/28 B65H 65/00
Claims (2)
- 【請求項1】 糸条パッケージの外周面に形成された最
終巻回糸条(y)に仮固定された糸条端を、下記のA〜
Fの操作手順を行うことによって、新たに糸条パッケー
ジから取り出すことを特徴とする糸条パッケージの糸端
取り出し方法。 A.該最終巻回糸条(y)を吸引して糸条パッケージの
外周面から浮き上がらせて、吸引部を挟んで糸条パッケ
ージに連ならない側の最終巻回糸条(yb)と糸条パッ
ケージに連なる側の最終巻回糸条(ya)とを形成さ
せ、 B.糸条パッケージに連ならない側の最終巻回糸条(y
b)を切断して、該最終巻回糸条(ya)を吸引保持
し、 C.次いで、糸条パッケージを糸条の解除方向へ回転さ
せて、糸条パッケージに連ならない側の最終巻回糸条
(yb)を吸引除去し、 D.その後、前記の吸引部から糸条パッケージに連なる
糸条を切断して、吸引を解舒し、 E.切断糸条端がパッケージから解舒される方向に圧縮
気体を吹き付けて、切断糸条端を糸条パッケージの外周
面から離間させ、そして F.糸条の巻取方向へ糸条パッケージを回転させて切断
糸条端を垂下すること。 - 【請求項2】 糸条パッケージの外周面に形成された最
終巻回糸条に仮固定された糸条端を解除して新たに糸条
端を取り出す下記のG〜Jの要素を含む糸条パッケージ
の糸端取り出し装置。 G.最終巻回糸条を吸引して糸条パッケージの外周面か
ら浮かび上がらせる吸引ノズルと、 H.該吸引ノズルを挟んで糸条パッケージに連なる側の
最終巻回糸条(ya)と糸条パッケージに連ならない側
の最終巻回糸条(yb)とをそれぞれ個別に切断するた
めに設けられた一対の糸条切断器と、 I.糸条パッケージを糸条解舒方向と糸条巻取方向とに
それぞれ回転自在の糸条パッケ−ジの回転駆動機と、 J.糸条パッケージに連なる側の最終巻回糸条(ya)
の切断された糸端を糸条パッケージの外周面から解舒方
向に離間させるために、糸条パッケージから解舒 される
方向に圧縮気体を切断された糸端に吹き付ける圧縮気体
吹き付けノズル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6320259A JP2872598B2 (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | 糸条パッケージの糸端取り出し方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6320259A JP2872598B2 (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | 糸条パッケージの糸端取り出し方法及びその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08175754A JPH08175754A (ja) | 1996-07-09 |
JP2872598B2 true JP2872598B2 (ja) | 1999-03-17 |
Family
ID=18119513
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6320259A Expired - Fee Related JP2872598B2 (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | 糸条パッケージの糸端取り出し方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2872598B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102010035762A1 (de) * | 2010-08-28 | 2012-03-01 | Oerlikon Textile Gmbh & Co. Kg | Arbeitsstelle einer Spulmaschine und Verfahren zum Betreiben der Arbeitsstelle |
-
1994
- 1994-12-22 JP JP6320259A patent/JP2872598B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08175754A (ja) | 1996-07-09 |
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