JP2865696B2 - 紙葉類取扱い装置 - Google Patents
紙葉類取扱い装置Info
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- JP2865696B2 JP2865696B2 JP1063729A JP6372989A JP2865696B2 JP 2865696 B2 JP2865696 B2 JP 2865696B2 JP 1063729 A JP1063729 A JP 1063729A JP 6372989 A JP6372989 A JP 6372989A JP 2865696 B2 JP2865696 B2 JP 2865696B2
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- bill
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- friction coefficient
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、現金自動取引装置のようにホツパ内に収納
された紙幣を1枚ずつ分離して搬送するようにした紙葉
類取扱い装置に関するものである。
された紙幣を1枚ずつ分離して搬送するようにした紙葉
類取扱い装置に関するものである。
従来の装置は、例えば、特開昭56−65733号公報に記
載のように、ホツパ内に収納されている紙葉は、ピツク
アツプローラに設けてある摩擦部材によつて下流に送り
出され、その後、次の紙葉は、ピツクアツプローラの摩
擦部材以外のローラ面と当接し、下流に送り出される構
成になつていた。
載のように、ホツパ内に収納されている紙葉は、ピツク
アツプローラに設けてある摩擦部材によつて下流に送り
出され、その後、次の紙葉は、ピツクアツプローラの摩
擦部材以外のローラ面と当接し、下流に送り出される構
成になつていた。
上記従来技術は、ピツクアツプローラのゴム部以外の
ローラ外周面の搬送力が、紙幣を1枚ずつに分離する分
離抵抗部の抵抗力より、著しく小さくなる。あるいはな
くなるように配慮されておらず、ピツクアツプローラの
ゴム部以外のローラ外周面(例:アルミ面,ステンレス
面,プラスチツク面)による搬送力によつて、紙幣が送
り出されることとなり、ピツクアツプローラのゴム部に
よつて送り出される紙幣との周期が著しく短くなつた
り、重ね送りされる問題があつた。
ローラ外周面の搬送力が、紙幣を1枚ずつに分離する分
離抵抗部の抵抗力より、著しく小さくなる。あるいはな
くなるように配慮されておらず、ピツクアツプローラの
ゴム部以外のローラ外周面(例:アルミ面,ステンレス
面,プラスチツク面)による搬送力によつて、紙幣が送
り出されることとなり、ピツクアツプローラのゴム部に
よつて送り出される紙幣との周期が著しく短くなつた
り、重ね送りされる問題があつた。
本発明の目的は、上述の問題点を解決し、常に一定の
送り出し周期を可能とする紙葉類取扱い装置を提供する
ことにある。
送り出し周期を可能とする紙葉類取扱い装置を提供する
ことにある。
上記目的を達成するために、外周の一部に高摩擦部材
を設け紙葉類の集積部の前板よりも突出して配設された
ローラと、このローラにより搬送される紙葉類を分離す
る分離手段とを備え、集積部に収納されている紙葉類を
分離搬送する紙葉類取扱い装置であって、ローラ回転時
に常に前板よりも突出する位置にローラを設け、高摩擦
部材部分のみが紙葉類の搬送を行うためのガイドを前板
の高摩擦部材のみが突出する高さに備えたものとする。
を設け紙葉類の集積部の前板よりも突出して配設された
ローラと、このローラにより搬送される紙葉類を分離す
る分離手段とを備え、集積部に収納されている紙葉類を
分離搬送する紙葉類取扱い装置であって、ローラ回転時
に常に前板よりも突出する位置にローラを設け、高摩擦
部材部分のみが紙葉類の搬送を行うためのガイドを前板
の高摩擦部材のみが突出する高さに備えたものとする。
軸方向に複数個配設し、各ローラの一部に高摩擦係数
部材(例えば、ゴム)を配設し他の部分を低摩擦係数部
材(例えば、アルミ、プラスチック)としたピツクアツ
プローラは、紙幣を繰り出す際、ピツクアツプローラの
高摩擦係数部材が紙幣と当接する際は、ピツクアツプロ
ーラガイドは、その当接状態に関与しないので確実に紙
幣は下流の分離点に送り込まれるが、ピツクアツプロー
ラの低摩擦部材が紙幣と当接する位置に回転してきた場
合、ピツクアツプローラガイドが紙幣と当接するため
に、ピツクアツプローラの低摩擦係数部材には紙幣への
搬送力が発生しない。これによつて、紙幣群の紙幣は1
枚ずつピツクアツプローラの高摩擦係数部材部のみでの
タイミングで繰り出されることになり、常に安定な周期
で、紙幣が下流の分離点に送り込まれ、良好な紙幣搬送
状態が得られる。
部材(例えば、ゴム)を配設し他の部分を低摩擦係数部
材(例えば、アルミ、プラスチック)としたピツクアツ
プローラは、紙幣を繰り出す際、ピツクアツプローラの
高摩擦係数部材が紙幣と当接する際は、ピツクアツプロ
ーラガイドは、その当接状態に関与しないので確実に紙
幣は下流の分離点に送り込まれるが、ピツクアツプロー
ラの低摩擦部材が紙幣と当接する位置に回転してきた場
合、ピツクアツプローラガイドが紙幣と当接するため
に、ピツクアツプローラの低摩擦係数部材には紙幣への
搬送力が発生しない。これによつて、紙幣群の紙幣は1
枚ずつピツクアツプローラの高摩擦係数部材部のみでの
タイミングで繰り出されることになり、常に安定な周期
で、紙幣が下流の分離点に送り込まれ、良好な紙幣搬送
状態が得られる。
以下、本発明の一実施例を図に従つて説明する。第2
図には、現金自動取引装置の全体を示してある。装置本
体1内には、紙幣取扱い機構2,操作ボタン、案内表示を
有する操作部3,ガードと伝票を取扱うカード伝票取扱い
機構4,通帳を取扱う通帳取扱い機構5,入金,出金等の可
能な取引業務を表示する案内表示部6を設けてある。ま
た、装置本体1内の各機構の保守,点検用として、前記
下扉7,前面上扉8,後面扉9が、専用の鍵を使用すると開
閉できるように設けてある。
図には、現金自動取引装置の全体を示してある。装置本
体1内には、紙幣取扱い機構2,操作ボタン、案内表示を
有する操作部3,ガードと伝票を取扱うカード伝票取扱い
機構4,通帳を取扱う通帳取扱い機構5,入金,出金等の可
能な取引業務を表示する案内表示部6を設けてある。ま
た、装置本体1内の各機構の保守,点検用として、前記
下扉7,前面上扉8,後面扉9が、専用の鍵を使用すると開
閉できるように設けてある。
第1図には、紙幣取扱い機構2の詳細を示してある。
紙幣取扱い機構2の前面側には入出金口10を備えてい
る。この入出金口10の一方側には、入金紙幣11を取込む
ためのローラの一部がローラの円周より突出しかつ高摩
擦係数部材でできているピツクアツプローラ13a,ローラ
の一部が高摩擦係数部材でできているフイードローラ12
a,ローラ全周が高摩擦係数部材でできていて搬送方向に
回転しないゲードローラ14aで構成する分離機構が、又
他方側には出金紙幣15を入出金口に押し出す板16を設け
てある。紙幣取扱い機構2の中央部には紙幣鑑別部17が
設けてあり、入金あるいは出金する紙幣11,15の真偽,
金種,表裏枚数などを判別する。紙幣取扱い機構2の後
方上部には表裏反転部18が、その下方には入金紙幣11を
一時保管する羽根車19b,退避動作可能な押し板16を設け
てある。前記押し板16の部分には、出金,入金返却紙幣
をスタツクする羽根車19aが設けてある。紙幣取扱い機
構2の下部には紙幣リサイクル用の紙幣をスタツクする
第1のスタツクローラ20aと第2のスタツクローラ20bが
設けてある。羽根車19b,スタツクローラ20a,20bによつ
てスタツクれるそれぞれの紙幣群23,21,22はそれぞれ金
庫27,第1の金種箱25,第2の金種箱26内に保管される。
ここで金庫27は着脱可能となつている。又、金庫27と第
2の金種箱26の間には鑑別不可能な紙幣を回収するリジ
エクト箱28が設けてある。前記金庫27の上部には、紙幣
群23から紙幣を1枚ずつ分離するためのローラ全周が高
摩擦係数部材でできていて、分離時とスタツク時でその
位置が揺動して変えられるピツクアツプローラ36,ロー
ラ円周の一部が高摩擦係数部材でてきているフイードロ
ーラ38,ローラ全周が高摩擦係数部材でできていて搬送
方向に回転しないゲートローラ14dで構成する分離機構
が設けてある。金種箱25,26の上部には、それぞれの紙
幣群21,22から紙幣を1枚ずつ分離するために、前述の
入出金口と同様にしてあるピツクアツプローラ13b,13c,
フイードローラ12b,12c,ゲートローラ14b,14cで分離機
構を構成してある。以上、各部は搬送手段によつて連結
してあり、搬送手段の途中の分岐部には、切替ゲート2
9,30,31,32,33,34,35が設けてある。第3図,第4図,
第5図及び第6図には、入出金口10,金種箱25,26上部に
設けた分離機主要部の構成を示してある。(三者とも、
ローラの構成は同じであり、ここでは入金口を代表例と
する。)フイードローラ軸50にはローラ円周上一部に高
摩擦係数部材45aを有するフイードローラ12aが軸51に取
付けてあるゲートローラ14aと軸方向にずれて対向して
オーバーラツプするように配設してあり、両外側のフイ
ードローラ48のみローラ全周が高摩擦係数部材を有して
いる。また、その外側には、ガイドローラ47を設けてあ
り、タイミングプーリ43は、タイミングベルト44を介し
て、ピツクアツプローラ軸49のタイミングプーリ43に回
転を伝達するために設けてある。ピツクアツプローラ軸
49には、低摩擦係数部材(例:アルミ,プラスチツク)
ピツクアツプローラ13aが紙幣の折れぐせの折り目をさ
けて設けてあり、このローラに設けてある高摩擦係数部
材46aは、搬送方向において、フイードローラの高摩擦
係数部材と前端部を同位相に設けてある。また、このピ
ツクアツプローラ13aの各々の両脇には、第5図に示す
ようにピツクアツプローラガイド60が、前板37上に配設
してある。このピツクアツプローラガイド60は、前板か
らの突出状態を第6図に示すようにピツクアツプローラ
13aの高摩擦係数部材46aより突出(r3>r2)せず、かつ
ピツクアツプローラ13aの低摩擦係数部材より突出(r2
>r1)するように設けてある。このピツクアツプローラ
ガイド60は、第7図,第8図及び第9図に示すようにピ
ツクアツプローラ13aが紙幣の折れぐせをさせた位置に
あるため、同様に、紙幣の折れぐせの折れ目と干渉しな
い。ピンチローラ42は、フイードローラの全周が高摩擦
部材48となつている部分と対向する位置にあり、支持部
材41の他端にあるばねの引張力によつて、フイードロー
ラ48に圧接するようになつている。前板37,ゲートロー
ラガイド39は、紙幣ガイドとして、また、押し板16は押
圧力をばね38から受けて、紙幣ピツクアツプローラ13a
に押し付けるようになつている。
紙幣取扱い機構2の前面側には入出金口10を備えてい
る。この入出金口10の一方側には、入金紙幣11を取込む
ためのローラの一部がローラの円周より突出しかつ高摩
擦係数部材でできているピツクアツプローラ13a,ローラ
の一部が高摩擦係数部材でできているフイードローラ12
a,ローラ全周が高摩擦係数部材でできていて搬送方向に
回転しないゲードローラ14aで構成する分離機構が、又
他方側には出金紙幣15を入出金口に押し出す板16を設け
てある。紙幣取扱い機構2の中央部には紙幣鑑別部17が
設けてあり、入金あるいは出金する紙幣11,15の真偽,
金種,表裏枚数などを判別する。紙幣取扱い機構2の後
方上部には表裏反転部18が、その下方には入金紙幣11を
一時保管する羽根車19b,退避動作可能な押し板16を設け
てある。前記押し板16の部分には、出金,入金返却紙幣
をスタツクする羽根車19aが設けてある。紙幣取扱い機
構2の下部には紙幣リサイクル用の紙幣をスタツクする
第1のスタツクローラ20aと第2のスタツクローラ20bが
設けてある。羽根車19b,スタツクローラ20a,20bによつ
てスタツクれるそれぞれの紙幣群23,21,22はそれぞれ金
庫27,第1の金種箱25,第2の金種箱26内に保管される。
ここで金庫27は着脱可能となつている。又、金庫27と第
2の金種箱26の間には鑑別不可能な紙幣を回収するリジ
エクト箱28が設けてある。前記金庫27の上部には、紙幣
群23から紙幣を1枚ずつ分離するためのローラ全周が高
摩擦係数部材でできていて、分離時とスタツク時でその
位置が揺動して変えられるピツクアツプローラ36,ロー
ラ円周の一部が高摩擦係数部材でてきているフイードロ
ーラ38,ローラ全周が高摩擦係数部材でできていて搬送
方向に回転しないゲートローラ14dで構成する分離機構
が設けてある。金種箱25,26の上部には、それぞれの紙
幣群21,22から紙幣を1枚ずつ分離するために、前述の
入出金口と同様にしてあるピツクアツプローラ13b,13c,
フイードローラ12b,12c,ゲートローラ14b,14cで分離機
構を構成してある。以上、各部は搬送手段によつて連結
してあり、搬送手段の途中の分岐部には、切替ゲート2
9,30,31,32,33,34,35が設けてある。第3図,第4図,
第5図及び第6図には、入出金口10,金種箱25,26上部に
設けた分離機主要部の構成を示してある。(三者とも、
ローラの構成は同じであり、ここでは入金口を代表例と
する。)フイードローラ軸50にはローラ円周上一部に高
摩擦係数部材45aを有するフイードローラ12aが軸51に取
付けてあるゲートローラ14aと軸方向にずれて対向して
オーバーラツプするように配設してあり、両外側のフイ
ードローラ48のみローラ全周が高摩擦係数部材を有して
いる。また、その外側には、ガイドローラ47を設けてあ
り、タイミングプーリ43は、タイミングベルト44を介し
て、ピツクアツプローラ軸49のタイミングプーリ43に回
転を伝達するために設けてある。ピツクアツプローラ軸
49には、低摩擦係数部材(例:アルミ,プラスチツク)
ピツクアツプローラ13aが紙幣の折れぐせの折り目をさ
けて設けてあり、このローラに設けてある高摩擦係数部
材46aは、搬送方向において、フイードローラの高摩擦
係数部材と前端部を同位相に設けてある。また、このピ
ツクアツプローラ13aの各々の両脇には、第5図に示す
ようにピツクアツプローラガイド60が、前板37上に配設
してある。このピツクアツプローラガイド60は、前板か
らの突出状態を第6図に示すようにピツクアツプローラ
13aの高摩擦係数部材46aより突出(r3>r2)せず、かつ
ピツクアツプローラ13aの低摩擦係数部材より突出(r2
>r1)するように設けてある。このピツクアツプローラ
ガイド60は、第7図,第8図及び第9図に示すようにピ
ツクアツプローラ13aが紙幣の折れぐせをさせた位置に
あるため、同様に、紙幣の折れぐせの折れ目と干渉しな
い。ピンチローラ42は、フイードローラの全周が高摩擦
部材48となつている部分と対向する位置にあり、支持部
材41の他端にあるばねの引張力によつて、フイードロー
ラ48に圧接するようになつている。前板37,ゲートロー
ラガイド39は、紙幣ガイドとして、また、押し板16は押
圧力をばね38から受けて、紙幣ピツクアツプローラ13a
に押し付けるようになつている。
次に本実施例における分離動作例を、第3図,第10図
及び第11図を用いて説明する。第3図において、投入さ
れている紙幣群の先頭紙幣イから順次分離しようとする
際、紙幣がばね38と押し板16によつてピツクアツプロー
ラ13aに押し付けられ、ピツクアツプローラ13aの回転と
ともにピツクアツプローラ13aの高摩擦係数部材46aの搬
送力によつて、紙幣イはフイードローラ12aとゲートロ
ーラ14aで構成される分離点に送り込まれ第10図に示す
ように、更に下流に搬送される。この動作中、紙幣ロ
は、前板37上に設けてあるピツクアツプローラガイド60
に当接し停止しており、ピツクアツプローラの低摩擦係
数部材13aと当接することはない。紙幣ロは次のピツク
アツプローラ高摩擦係数部材46aの回転による搬送力に
よつて、紙幣イと同様に分離点に送り込まれることとな
り、その紙幣搬送周期は、第11図に示すように紙幣の幅
Loに対し、次の紙幣と干渉しないほぼ安定な距離Lに保
たれる。第12図は本発明の他の例を示したものであり、
ピツクアツプローラ13aの回転中心をずらした偏心ピツ
クアツプローラの例を示してある。この実施例において
も、紙幣イをピツクアツプローラの高摩擦係数部材46a
で送り出した後、ピツクアツプローラの低摩擦係数部材
13aと紙幣ロの当接を、ピツクアツプローラガイド60で
阻止できるので、良好な紙幣搬送周期Lが得られる。
及び第11図を用いて説明する。第3図において、投入さ
れている紙幣群の先頭紙幣イから順次分離しようとする
際、紙幣がばね38と押し板16によつてピツクアツプロー
ラ13aに押し付けられ、ピツクアツプローラ13aの回転と
ともにピツクアツプローラ13aの高摩擦係数部材46aの搬
送力によつて、紙幣イはフイードローラ12aとゲートロ
ーラ14aで構成される分離点に送り込まれ第10図に示す
ように、更に下流に搬送される。この動作中、紙幣ロ
は、前板37上に設けてあるピツクアツプローラガイド60
に当接し停止しており、ピツクアツプローラの低摩擦係
数部材13aと当接することはない。紙幣ロは次のピツク
アツプローラ高摩擦係数部材46aの回転による搬送力に
よつて、紙幣イと同様に分離点に送り込まれることとな
り、その紙幣搬送周期は、第11図に示すように紙幣の幅
Loに対し、次の紙幣と干渉しないほぼ安定な距離Lに保
たれる。第12図は本発明の他の例を示したものであり、
ピツクアツプローラ13aの回転中心をずらした偏心ピツ
クアツプローラの例を示してある。この実施例において
も、紙幣イをピツクアツプローラの高摩擦係数部材46a
で送り出した後、ピツクアツプローラの低摩擦係数部材
13aと紙幣ロの当接を、ピツクアツプローラガイド60で
阻止できるので、良好な紙幣搬送周期Lが得られる。
本発明によれば、ピツクアツプローラの低摩擦係数部
材13aの搬送力をピツクアツプローラガイド60によつて
阻止し、紙幣の送り出しがピツクアツプローラの高摩擦
係数部材46aのみで行なわれるので、紙幣の搬送周期が
安定となり、リジエクト率の低下、障害の発生低減によ
る高信頼性の装置を実現できる。
材13aの搬送力をピツクアツプローラガイド60によつて
阻止し、紙幣の送り出しがピツクアツプローラの高摩擦
係数部材46aのみで行なわれるので、紙幣の搬送周期が
安定となり、リジエクト率の低下、障害の発生低減によ
る高信頼性の装置を実現できる。
第1図は本発明の一実施例を説明する図、第2図は第1
図に示す紙幣取扱い機構を備える現金自動取引装置を示
す図、第3図及び第4図は本発明における分離機構を示
す図、第5図は第3図のA矢視図、第6図はピツクアツ
プローラとピツクアツプローラガイドとの取付状態の関
係を示す図、第7図,第8図及び第9図はピツクアツプ
ローラと折れぐせ紙幣の当接状態を示す図、第10図及び
第11図は紙幣の送り出し状態を示す図、第12図は他の実
施例として偏心ピツクアツプローラの場合を示す図であ
る。 1…装置全体、2…紙幣取扱い機構、10…入出金口、12
a…フイードローラ、13a…ピツクアツプローラ、14a…
ゲートローラ、16…押し板、37…前板、60…ピツクアツ
プローラガイド。
図に示す紙幣取扱い機構を備える現金自動取引装置を示
す図、第3図及び第4図は本発明における分離機構を示
す図、第5図は第3図のA矢視図、第6図はピツクアツ
プローラとピツクアツプローラガイドとの取付状態の関
係を示す図、第7図,第8図及び第9図はピツクアツプ
ローラと折れぐせ紙幣の当接状態を示す図、第10図及び
第11図は紙幣の送り出し状態を示す図、第12図は他の実
施例として偏心ピツクアツプローラの場合を示す図であ
る。 1…装置全体、2…紙幣取扱い機構、10…入出金口、12
a…フイードローラ、13a…ピツクアツプローラ、14a…
ゲートローラ、16…押し板、37…前板、60…ピツクアツ
プローラガイド。
Claims (1)
- 【請求項1】外周の一部に高摩擦部材を設け紙葉類の集
積部の前板よりも突出して配設されたローラと、このロ
ーラにより搬送される紙葉類を分離する分離手段とを備
え、前記集積部に収納されている紙葉類を分離搬送する
紙葉類取扱い装置において、 前記ローラ回転時に常に前記前板よりも突出する位置に
前記ローラを設け、前記高摩擦部材部分のみが紙葉類の
搬送を行うためのガイドを前記前板の前記高摩擦部材の
みが突出する高さに備えた紙葉類取扱い装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1063729A JP2865696B2 (ja) | 1989-03-17 | 1989-03-17 | 紙葉類取扱い装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1063729A JP2865696B2 (ja) | 1989-03-17 | 1989-03-17 | 紙葉類取扱い装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02243428A JPH02243428A (ja) | 1990-09-27 |
JP2865696B2 true JP2865696B2 (ja) | 1999-03-08 |
Family
ID=13237783
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1063729A Expired - Lifetime JP2865696B2 (ja) | 1989-03-17 | 1989-03-17 | 紙葉類取扱い装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2865696B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60202030A (ja) * | 1984-03-27 | 1985-10-12 | Toyo Commun Equip Co Ltd | 紙葉類繰出し装置 |
JPH0228430A (ja) * | 1988-07-15 | 1990-01-30 | Omron Tateisi Electron Co | 紙葉類の繰出し装置 |
-
1989
- 1989-03-17 JP JP1063729A patent/JP2865696B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60202030A (ja) * | 1984-03-27 | 1985-10-12 | Toyo Commun Equip Co Ltd | 紙葉類繰出し装置 |
JPH0228430A (ja) * | 1988-07-15 | 1990-01-30 | Omron Tateisi Electron Co | 紙葉類の繰出し装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02243428A (ja) | 1990-09-27 |
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