JP2862713B2 - エレベータの安全作業装置 - Google Patents
エレベータの安全作業装置Info
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- JP2862713B2 JP2862713B2 JP18256191A JP18256191A JP2862713B2 JP 2862713 B2 JP2862713 B2 JP 2862713B2 JP 18256191 A JP18256191 A JP 18256191A JP 18256191 A JP18256191 A JP 18256191A JP 2862713 B2 JP2862713 B2 JP 2862713B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- car
- elevator
- hoistway
- working equipment
- safe working
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- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エレベータのかご上作
業に対する安全作業装置に関する。
業に対する安全作業装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のエレベータのかご上作業について
図4を参照して説明する。
図4を参照して説明する。
【0003】一般に、エレベータの据付、点検作業には
かご1上の作業が不可欠であるが、かご1上での作業は
高所で足場が不安定である上に、昇降路内には突起物等
があり作業環境は悪い状態である。
かご1上の作業が不可欠であるが、かご1上での作業は
高所で足場が不安定である上に、昇降路内には突起物等
があり作業環境は悪い状態である。
【0004】エレベータの据付、点検でかご1上の作業
時、かご1が昇降路を上昇するに従い、例えば、昇降路
内最上部に設置されている受けビーム2は、かご1上の
作業者3に接近して、受けビーム2との空間が必然的に
狭められる。この時点で受けビーム2は作業者3にとつ
て危険性を帯びたものとなり、接触等により事故発生の
因となる場合がある。
時、かご1が昇降路を上昇するに従い、例えば、昇降路
内最上部に設置されている受けビーム2は、かご1上の
作業者3に接近して、受けビーム2との空間が必然的に
狭められる。この時点で受けビーム2は作業者3にとつ
て危険性を帯びたものとなり、接触等により事故発生の
因となる場合がある。
【0005】上記のようにエレベータの昇降路内、殊に
上部には事故要因となり得る機器、施設が数多く設置さ
れているのでかご1上での作業者3に与える影響は多大
である。
上部には事故要因となり得る機器、施設が数多く設置さ
れているのでかご1上での作業者3に与える影響は多大
である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のようにエレベー
タの昇降路内最上部には、通常時は安全な設置物であつ
ても場合によつて危険物と化するものが存在しているの
で、エレベータの据付、点検作業時のかご上作業には事
故に繋がる危険性が大きくなつている。
タの昇降路内最上部には、通常時は安全な設置物であつ
ても場合によつて危険物と化するものが存在しているの
で、エレベータの据付、点検作業時のかご上作業には事
故に繋がる危険性が大きくなつている。
【0007】本発明は上記に鑑み、かご上作業時、作業
員の安全性の向上を図り得る安全作業装置の提供を目的
とする。
員の安全性の向上を図り得る安全作業装置の提供を目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的達成のため本
発明は、エレベータの昇降路内最上部に設置された受け
ビームから複数本のチェーンをすだれ状に取付ける。チ
ェーンは、かごの最上階における飛上り、及び余裕揚程
量を勘案し、且かごに直接接触しない長さのものを垂れ
下げる。
発明は、エレベータの昇降路内最上部に設置された受け
ビームから複数本のチェーンをすだれ状に取付ける。チ
ェーンは、かごの最上階における飛上り、及び余裕揚程
量を勘案し、且かごに直接接触しない長さのものを垂れ
下げる。
【0009】
【作用】上記構成の安全作業装置により、エレベータの
昇降路内最上部付近に上昇してきたかご上の作業者は、
すだれ状のチェーンを見るか、或いはそれに接触して受
けビームに気付き、事故に対する警告が与えられること
になる。
昇降路内最上部付近に上昇してきたかご上の作業者は、
すだれ状のチェーンを見るか、或いはそれに接触して受
けビームに気付き、事故に対する警告が与えられること
になる。
【0010】
【実施例】図1〜図3に示す実施例により本発明のエレ
ベータのかご上安全作業装置を説明する。
ベータのかご上安全作業装置を説明する。
【0011】エレベータの昇降路内最上部に設置されて
いる受けビーム2の下鍔に複数本のアルミチェーン4を
配管固定金具5により取付け、すだれ状に垂下げる。ア
ルミチェーン4の長さLは、かご1の最上階における飛
上がり及び余裕揚程量を計測し、且かご1に直接接触し
ない程度に抑える長さとする。
いる受けビーム2の下鍔に複数本のアルミチェーン4を
配管固定金具5により取付け、すだれ状に垂下げる。ア
ルミチェーン4の長さLは、かご1の最上階における飛
上がり及び余裕揚程量を計測し、且かご1に直接接触し
ない程度に抑える長さとする。
【0012】昇降路上部にかご1が上昇接近するに従い
かご上の作業者が受けビーム2に接近し、すだれ状のア
ルミチェーン4が当然前記作業者の視界に入り、突起物
即ち受けビーム2の位置関係を察知することになる。或
いは全くアルミチェーン4が目に入らない場合でもアル
ミチェーン4に身体が接触してこれに気付き、受けビー
ムを避けることができる。
かご上の作業者が受けビーム2に接近し、すだれ状のア
ルミチェーン4が当然前記作業者の視界に入り、突起物
即ち受けビーム2の位置関係を察知することになる。或
いは全くアルミチェーン4が目に入らない場合でもアル
ミチェーン4に身体が接触してこれに気付き、受けビー
ムを避けることができる。
【0013】尚、上記のアルミチェーンに代わりに、プ
ラスチックのチェーン、或いは網、ロープ等を適用して
も同様の効果を得ることができる。
ラスチックのチェーン、或いは網、ロープ等を適用して
も同様の効果を得ることができる。
【0014】
【発明の効果】本発明により、エレベータの据付、点検
作業時にかご上の作業者の接触、衝突事故等を回避して
安全なかご上作業ができる。
作業時にかご上の作業者の接触、衝突事故等を回避して
安全なかご上作業ができる。
【図1】本発明によるエレベータ昇降路の正面図であ
る。
る。
【図2】図1の部分詳細図である。
【図3】図2の正面図である。
【図4】従来のエレベータ昇降路の正面図である。
1…かご 2…受けビーム 4…アルミチェーン
Claims (1)
- 【請求項1】 エレベータかごの昇降する昇降路内最上
部に設置された受けビームから複数本のチェーンをすだ
れ状に垂下したことを特徴とするエレベータの安全作業
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18256191A JP2862713B2 (ja) | 1991-07-23 | 1991-07-23 | エレベータの安全作業装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18256191A JP2862713B2 (ja) | 1991-07-23 | 1991-07-23 | エレベータの安全作業装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0524766A JPH0524766A (ja) | 1993-02-02 |
JP2862713B2 true JP2862713B2 (ja) | 1999-03-03 |
Family
ID=16120426
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18256191A Expired - Fee Related JP2862713B2 (ja) | 1991-07-23 | 1991-07-23 | エレベータの安全作業装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2862713B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001058796A1 (fr) * | 2000-02-09 | 2001-08-16 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Dispositif de securite pour travailler sur une cage d'ascenseur |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0926093B2 (de) * | 1997-11-28 | 2008-04-23 | ThyssenKrupp Aufzugswerke GmbH | Aufzug, insbesondere Treibscheibenaufzug |
-
1991
- 1991-07-23 JP JP18256191A patent/JP2862713B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001058796A1 (fr) * | 2000-02-09 | 2001-08-16 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Dispositif de securite pour travailler sur une cage d'ascenseur |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0524766A (ja) | 1993-02-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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