JP2862274B2 - 吸水シートの製造方法 - Google Patents
吸水シートの製造方法Info
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、機能性を有する吸水シート用組成物に関す
るものであり、さらに詳しくは生鮮食品の鮮度保持材、
生理用品、おむつ、使い捨て雑巾、ペーパータオルなど
高い吸水性が要求される製品の素材として有用な特定の
機能を具備した吸水シートの製造方法に関するものであ
る。
るものであり、さらに詳しくは生鮮食品の鮮度保持材、
生理用品、おむつ、使い捨て雑巾、ペーパータオルなど
高い吸水性が要求される製品の素材として有用な特定の
機能を具備した吸水シートの製造方法に関するものであ
る。
〔従来の技術〕 従来、生鮮食品の鮮度保持材、生理用品、おむつ、使
い捨て雑巾、ペーパータオルなどの素材として、高吸水
性樹脂が広く使用されている。
い捨て雑巾、ペーパータオルなどの素材として、高吸水
性樹脂が広く使用されている。
生鮮食品に関しては、その鮮度を保持するために、従
来、種々の方策がとられているが、とり分け、肉類、魚
介類などの生鮮食品から滲出する遊離水は、当該食品の
鮮度を著しく低下させることから、該遊離水を直ちに除
去することが鮮度保持に欠かせない重要ファクターとな
っている。
来、種々の方策がとられているが、とり分け、肉類、魚
介類などの生鮮食品から滲出する遊離水は、当該食品の
鮮度を著しく低下させることから、該遊離水を直ちに除
去することが鮮度保持に欠かせない重要ファクターとな
っている。
従来、この遊離水対策として、高吸水性高分子材料を
用いた吸水性シートを生鮮食品の包装形態中に収納して
該遊離水を吸水除去する方法が先行技術として知られて
いる。
用いた吸水性シートを生鮮食品の包装形態中に収納して
該遊離水を吸水除去する方法が先行技術として知られて
いる。
また、果物、野菜などの青果物に関しては、箱詰め、
袋詰めなどの密閉状態もしくはそれに近い状態で青果物
から発生するエチレンガスや呼吸作用による水蒸気の結
露などが原因で鮮度低下が生起する。
袋詰めなどの密閉状態もしくはそれに近い状態で青果物
から発生するエチレンガスや呼吸作用による水蒸気の結
露などが原因で鮮度低下が生起する。
このような青果物の鮮度低下を防ぐために、従来、例
えば、高吸水性樹脂を用いた吸水性シートと、エチレン
ガス吸着材の2種類の鮮度保持材料を箱詰めあるいは袋
詰めした青果物の輸送形態中に収納する方法が知られて
いる。
えば、高吸水性樹脂を用いた吸水性シートと、エチレン
ガス吸着材の2種類の鮮度保持材料を箱詰めあるいは袋
詰めした青果物の輸送形態中に収納する方法が知られて
いる。
その他各種用途に使用される吸水性シート製品として
は、例えば、透水性を有する2枚のシート基材の間に高
吸水性樹脂粉末をサンドイッチした構造のもの、シート
基材面に高吸水性樹脂を含有する塗工剤によってパター
ン状の吸水層を設けると共に、その非パターン部に接着
剤層を形成して他のシート基材を貼合したもの、など種
々の形態のものが知られている。
は、例えば、透水性を有する2枚のシート基材の間に高
吸水性樹脂粉末をサンドイッチした構造のもの、シート
基材面に高吸水性樹脂を含有する塗工剤によってパター
ン状の吸水層を設けると共に、その非パターン部に接着
剤層を形成して他のシート基材を貼合したもの、など種
々の形態のものが知られている。
しかしながら、上記従来技術の場合、例えば、青果物
を包装するに際しては、吸水性シートとエチレンガス吸
着剤の2種類の材料を、各々、個別に包装形態中に収納
せしめる必要があり、大量の生鮮食品を包装処理する場
合には、余分な手間がかかり、全体の作業能率の低下を
もたらし、かつ、コストアップの要因となるなど、種々
の問題点を有していた。
を包装するに際しては、吸水性シートとエチレンガス吸
着剤の2種類の材料を、各々、個別に包装形態中に収納
せしめる必要があり、大量の生鮮食品を包装処理する場
合には、余分な手間がかかり、全体の作業能率の低下を
もたらし、かつ、コストアップの要因となるなど、種々
の問題点を有していた。
さらに、輸送中に、エチレンガス吸着剤を入れた小袋
が破損して中のエチレンガス吸着剤が青果物の表面に付
着し、製品の外観を悪くしたり、エチレンガス吸着剤の
化学成分が食品を汚染する危険性などがあった。
が破損して中のエチレンガス吸着剤が青果物の表面に付
着し、製品の外観を悪くしたり、エチレンガス吸着剤の
化学成分が食品を汚染する危険性などがあった。
そして、通常の生鮮食品を対象とする包装体は、通常
の包装材料を使用するものであり、包装材料自体には、
例えば、抗菌性などの特定の機能はないため、食品変敗
菌による汚染を原因とする生鮮食品の鮮度低下を確実に
防止することは、吸水シート単独では不可能であり、そ
の有効な方策の確立が望まれていた。
の包装材料を使用するものであり、包装材料自体には、
例えば、抗菌性などの特定の機能はないため、食品変敗
菌による汚染を原因とする生鮮食品の鮮度低下を確実に
防止することは、吸水シート単独では不可能であり、そ
の有効な方策の確立が望まれていた。
また、肉類や魚貝類などの動物性食品は、一般に冷蔵
状態で保存、流通されるが、このとき当該食品の組織か
らドリップの他に特有の臭いが発生し、この臭いが商品
価値を著しく低下させる原因となっていた。特に、一度
冷凍し、解凍した場合には組織自体が破壊されているた
め、臭いの発生が著しく、この臭いを防止もしくは除去
するための有効な方策を確立することが強く望まれてい
た。
状態で保存、流通されるが、このとき当該食品の組織か
らドリップの他に特有の臭いが発生し、この臭いが商品
価値を著しく低下させる原因となっていた。特に、一度
冷凍し、解凍した場合には組織自体が破壊されているた
め、臭いの発生が著しく、この臭いを防止もしくは除去
するための有効な方策を確立することが強く望まれてい
た。
上記生鮮食品以外の製品、例えば、生理用品、おむ
つ、使い捨て雑巾、ペーパータオルなどの高い吸水性が
要求される製品についても、吸水性の他の細菌による汚
染の防止、脱臭などの面でいまだ有効な方策が充分でな
く、吸水性の他に、それらを解決し得る特定の機能を具
備した新製品の開発が望まれていた。
つ、使い捨て雑巾、ペーパータオルなどの高い吸水性が
要求される製品についても、吸水性の他の細菌による汚
染の防止、脱臭などの面でいまだ有効な方策が充分でな
く、吸水性の他に、それらを解決し得る特定の機能を具
備した新製品の開発が望まれていた。
さらに、従来の吸水シートは、吸水された水分が吸水
シートの裏面へ透化してしまいその取扱いが困難となる
などの問題点があった。
シートの裏面へ透化してしまいその取扱いが困難となる
などの問題点があった。
このような状況のもとで、本発明者らは、上記従来技
術の問題点を解決すべく鋭意研究を積み重ねた結果、高
吸水性材料と特定の機能性材料を含有する特定の組成物
を特定の包装材料と組み合わせて、吸水性と共に特定の
機能を具備した吸水シートを構成することにより、上記
問題点を解決し得ることを見い出して本発明を完成する
に至った。
術の問題点を解決すべく鋭意研究を積み重ねた結果、高
吸水性材料と特定の機能性材料を含有する特定の組成物
を特定の包装材料と組み合わせて、吸水性と共に特定の
機能を具備した吸水シートを構成することにより、上記
問題点を解決し得ることを見い出して本発明を完成する
に至った。
すなわち、本発明は、高い吸水性と共に特定の機能を
具備した、生鮮食品の鮮度保持材などに有用な機能性を
有する新規吸水シートの製造方法を提供することを目的
とする。
具備した、生鮮食品の鮮度保持材などに有用な機能性を
有する新規吸水シートの製造方法を提供することを目的
とする。
このような目的を達成するために採用される本発明の
構成は、高吸水性高分子材料と特定の機能性材料を含有
する組成物を特定の包装材料の間に挟着一体化した吸水
シートを製造する方法であり、具体的には、次のとおり
のものである。
構成は、高吸水性高分子材料と特定の機能性材料を含有
する組成物を特定の包装材料の間に挟着一体化した吸水
シートを製造する方法であり、具体的には、次のとおり
のものである。
(1) 第1の内層材料の上に高吸水性材料、他の特定
の機能性材料及び熱可塑性のバインダーを含有する組成
物を散布し、第2の内層材料を重ね合わせ、加熱エンボ
ス加工して挟着一体化した後、当該一体化後の原紙を所
定サイズにカッティングし、これを外層材料で挟み、全
体を加熱エンボス加工することを特徴とする吸水シート
の製造方法。
の機能性材料及び熱可塑性のバインダーを含有する組成
物を散布し、第2の内層材料を重ね合わせ、加熱エンボ
ス加工して挟着一体化した後、当該一体化後の原紙を所
定サイズにカッティングし、これを外層材料で挟み、全
体を加熱エンボス加工することを特徴とする吸水シート
の製造方法。
(2) 機能性物質が抗菌性を有する抗菌性物質を担体
に担持させたものであることを特徴とする上記(1)記
載の吸水シートの製造方法。
に担持させたものであることを特徴とする上記(1)記
載の吸水シートの製造方法。
(3) 機能性物質が、脱臭性を有する粉末であること
を特徴とする上記(1)記載の吸水シートの製造方法。
を特徴とする上記(1)記載の吸水シートの製造方法。
(4) 機能性物質が、臭素を吸着させた4〜6Åのミ
クロ孔を有する炭素分子篩であることを特徴とする上記
(1)記載の吸水シートの製造方法。
クロ孔を有する炭素分子篩であることを特徴とする上記
(1)記載の吸水シートの製造方法。
(5) 機能性物質が、臭素酸ナトリウムまたは臭素酸
カリウムを溶解した酸性水を活性炭に加えて反応させた
後乾燥させたものであることを特徴とする上記(1)記
載の吸水シートの製造方法。
カリウムを溶解した酸性水を活性炭に加えて反応させた
後乾燥させたものであることを特徴とする上記(1)記
載の吸水シートの製造方法。
続いて、本発明を図面をもとに詳細に説明する。
第1図は、本発明により製造した吸水シートの例を示
すものであり、高吸水性材料と特定の機能性材料として
の脱臭剤を含有する組成物3を、紙からなる内層2と内
層4の間に挟着一体化した後、該挟着体を不織布からな
る外層1と外層5で作成した包装袋で包装して構成した
機能性を有する吸水シート製品の断面図である。
すものであり、高吸水性材料と特定の機能性材料として
の脱臭剤を含有する組成物3を、紙からなる内層2と内
層4の間に挟着一体化した後、該挟着体を不織布からな
る外層1と外層5で作成した包装袋で包装して構成した
機能性を有する吸水シート製品の断面図である。
内層および外層を構成する包装材料としては、例え
ば、無サイズ紙、不織布、親水性化したポリエチレン、
ポリプロピレンなどの透水性多孔シート、セロファン、
ビニロンフィルム、熱可塑性フィルムでフィルム製造時
微細連通孔をもつように発泡加工したもの、無機物また
は高融点の核発生剤を添加して延伸加工して微細連通孔
を形成したもの、その他ポリエチレンやポリプロピレン
とパルプとの混抄紙、紙と不織布との積層体、サイズ紙
や不織布にビスコースによってセルロース膜を形成させ
たものやセルロース膜に微細な孔を形成させたものな
ど、適宜の種類の透水性材料が使用される他、熱可塑性
樹脂からなるプラスチックフィルム、PE紙、金属箔など
適宜の種類の非透水性材料を使用することも可能であ
る。
ば、無サイズ紙、不織布、親水性化したポリエチレン、
ポリプロピレンなどの透水性多孔シート、セロファン、
ビニロンフィルム、熱可塑性フィルムでフィルム製造時
微細連通孔をもつように発泡加工したもの、無機物また
は高融点の核発生剤を添加して延伸加工して微細連通孔
を形成したもの、その他ポリエチレンやポリプロピレン
とパルプとの混抄紙、紙と不織布との積層体、サイズ紙
や不織布にビスコースによってセルロース膜を形成させ
たものやセルロース膜に微細な孔を形成させたものな
ど、適宜の種類の透水性材料が使用される他、熱可塑性
樹脂からなるプラスチックフィルム、PE紙、金属箔など
適宜の種類の非透水性材料を使用することも可能であ
る。
特に、不織布としてはその一部または全部が熱可塑性
樹脂の不織布、例えば、レーヨン、パルプなどの繊維
に、ポリオレフィン、ポリエステル、ポリアミドなどの
樹脂を含浸または混入した不織布、または、ポリオレフ
ィン、ポリエステル、ポリアミドなどの繊維からなる不
織布などを使用することが好ましく、坪量15〜100g/m2
のものが好適である。
樹脂の不織布、例えば、レーヨン、パルプなどの繊維
に、ポリオレフィン、ポリエステル、ポリアミドなどの
樹脂を含浸または混入した不織布、または、ポリオレフ
ィン、ポリエステル、ポリアミドなどの繊維からなる不
織布などを使用することが好ましく、坪量15〜100g/m2
のものが好適である。
また、紙としては、坪量15〜60g/m2のティッシュペー
パーのような柔らかい紙を重ねたものなどが使用される
が、特に限定されない。
パーのような柔らかい紙を重ねたものなどが使用される
が、特に限定されない。
本発明の組成物3を構成する高吸水性材料と特定の機
能性材料などの材料のうち、機能性材料としては、抗菌
剤、脱臭剤、エチレンガス吸収剤など適宜の機能、或い
はこれを組み合わせた適宜の複合機能を有する物質又は
組成物が使用される。
能性材料などの材料のうち、機能性材料としては、抗菌
剤、脱臭剤、エチレンガス吸収剤など適宜の機能、或い
はこれを組み合わせた適宜の複合機能を有する物質又は
組成物が使用される。
そして、抗菌剤としては、銀、銅、亜鉛、錫、鉛、ビ
スマス、カドミウム、クロム、水銀などの抗菌性金属材
料を、ゼオライト、活性炭、シリカ、活性白土、酸性白
土、アルミナ、活性ボーキサイト、骨炭、モレキュラー
シーブなどの担体に担持させたものが望ましいが、これ
らの抗菌性材料、担体の種類およびそれらの使用量など
は、特に限定されない。
スマス、カドミウム、クロム、水銀などの抗菌性金属材
料を、ゼオライト、活性炭、シリカ、活性白土、酸性白
土、アルミナ、活性ボーキサイト、骨炭、モレキュラー
シーブなどの担体に担持させたものが望ましいが、これ
らの抗菌性材料、担体の種類およびそれらの使用量など
は、特に限定されない。
脱臭剤としては、下記のものが例示される。
(1)物理吸着脱臭剤 中性活性炭、繊維化炭素吸着剤、ゼオライト、活性ア
ルミナ、酸性白土など。
ルミナ、酸性白土など。
(2)化学脱臭剤 酸性剤、アルカリ性剤、酸化剤、還元剤など。
(3)物理・化学脱臭剤 アルカリ性または酸性添着活性炭、植物性精油を吸着
させたゼオライトなど。
させたゼオライトなど。
(4)その他 鉄フタロシアニン誘導体、酸化亜鉛などの脱硫作用を
有する塩、鉄(II)化合物とL−アスコルビン酸および
ミョウバンの混合物など。
有する塩、鉄(II)化合物とL−アスコルビン酸および
ミョウバンの混合物など。
これらの脱臭剤以外にも脱臭作用を有するものであれ
ば何でも良く、これらの1種または2種以上の脱臭剤の
混合物が使用可能である。これらの脱臭剤は、シート1m
2当たり0.1〜150gの範囲で挟着されるように、高吸水性
材料と混合し、包装材の間に挟着するのが好ましい。
ば何でも良く、これらの1種または2種以上の脱臭剤の
混合物が使用可能である。これらの脱臭剤は、シート1m
2当たり0.1〜150gの範囲で挟着されるように、高吸水性
材料と混合し、包装材の間に挟着するのが好ましい。
エチレンガス吸着剤としては、臭素を吸着させた炭素
質分子篩、好ましくは4〜6Åのミクロ孔を有するも
の、あるいは臭素酸ナトリウム、または臭素酸カリウム
を溶解した酸性水を活性炭に加えて反応させた後、乾
燥、粉砕した5〜500μmの粒径のものなどが挙げられ
る。このようなエチレンガス吸着剤は、水分の影響がな
い、すなわち吸着したエチレンガスを水分の存在下で放
出することがないので望ましい。一般に、エチレンガス
吸着剤として使用されている活性炭、ゼオライト、大谷
石などは、水分があると吸着したエチレンガスを放出す
るため好ましくない。
質分子篩、好ましくは4〜6Åのミクロ孔を有するも
の、あるいは臭素酸ナトリウム、または臭素酸カリウム
を溶解した酸性水を活性炭に加えて反応させた後、乾
燥、粉砕した5〜500μmの粒径のものなどが挙げられ
る。このようなエチレンガス吸着剤は、水分の影響がな
い、すなわち吸着したエチレンガスを水分の存在下で放
出することがないので望ましい。一般に、エチレンガス
吸着剤として使用されている活性炭、ゼオライト、大谷
石などは、水分があると吸着したエチレンガスを放出す
るため好ましくない。
これらの機能性材料の他、適宜の機能を有する材料を
使用することが可能であり、その種類については特に限
定されるものではない。
使用することが可能であり、その種類については特に限
定されるものではない。
次に、高吸水性材料としては、グルコース、フラクト
ース、ショ糖、マルトース、乳糖、ソルビトール、マル
チトール、還元性澱粉加水分解物、ローカストビーンガ
ム、タマリンド種子ガム、カラギーナン、シリカゲル、
ゼオライト、塩化ナトリウム、塩化カルシウム、デンプ
ン・アクリル酸塩のグラフト重合体、カルボキシメチル
セルロース架橋体、ビニルアルコール・アクリル酸塩共
重合体、ポリアクリロニトリル加水分解物、架橋ポリア
クリル酸塩、変性ポリビニルアルコール、アクリル酸重
合体、アクリル酸塩、アクリルアミド共重合体、シオブ
チレン・無水マレイン酸共重合体などが例示されるが、
その他高吸水性を有する材料であれば適宜使用し得る。
これらの高吸水性高分子材料の2種以上を併用すること
も可能である。高吸水性高分子材料の使用量は、シート
1m2当たり0.1〜200gの範囲が好ましく、特に1〜50gの
範囲が望ましい。
ース、ショ糖、マルトース、乳糖、ソルビトール、マル
チトール、還元性澱粉加水分解物、ローカストビーンガ
ム、タマリンド種子ガム、カラギーナン、シリカゲル、
ゼオライト、塩化ナトリウム、塩化カルシウム、デンプ
ン・アクリル酸塩のグラフト重合体、カルボキシメチル
セルロース架橋体、ビニルアルコール・アクリル酸塩共
重合体、ポリアクリロニトリル加水分解物、架橋ポリア
クリル酸塩、変性ポリビニルアルコール、アクリル酸重
合体、アクリル酸塩、アクリルアミド共重合体、シオブ
チレン・無水マレイン酸共重合体などが例示されるが、
その他高吸水性を有する材料であれば適宜使用し得る。
これらの高吸水性高分子材料の2種以上を併用すること
も可能である。高吸水性高分子材料の使用量は、シート
1m2当たり0.1〜200gの範囲が好ましく、特に1〜50gの
範囲が望ましい。
高吸水性材料と特定の機能性材料を包装材料の間に挟
着一体化させるために、ポリオレフィン、ポリアミド、
ポリエステルなどの熱可塑性樹脂、その他適宜のバイン
ダーを使用することができる。
着一体化させるために、ポリオレフィン、ポリアミド、
ポリエステルなどの熱可塑性樹脂、その他適宜のバイン
ダーを使用することができる。
高吸水性高分子材料の量は塗工剤中で5〜70%の範囲
内が一般的である。この範囲未満の量では吸水能が不十
分であり、一方上記範囲を越えると吸水層の接着が不十
分となるため好ましくない。バインダーの量は5〜50%
の如く従来の塗料や印刷インキと同様でよい。
内が一般的である。この範囲未満の量では吸水能が不十
分であり、一方上記範囲を越えると吸水層の接着が不十
分となるため好ましくない。バインダーの量は5〜50%
の如く従来の塗料や印刷インキと同様でよい。
本発明の吸水シートの製造方法には、例えば、以下の
ような方法をとることができる。
ような方法をとることができる。
すなわち、第1図における内層材料4の上に高吸水性
材料、特定の機能性材料およびバインダーを含有する組
成物3を均一に散布し、他の内層材料2を重ね合わせ、
加熱エンボスロールを通し挟着一体化した後、当該一体
化後の原紙を一定サイズにカッティングし、これを3方
シールパウチからなる外層材料1、5に手詰めし、密封
した後、全体を加熱エンボスロールを通し挟着一体化す
ることにより製造することができる。なお、内層および
外層材料は、単層に限らず、複層から構成される適宜の
積層体が使用可能である。
材料、特定の機能性材料およびバインダーを含有する組
成物3を均一に散布し、他の内層材料2を重ね合わせ、
加熱エンボスロールを通し挟着一体化した後、当該一体
化後の原紙を一定サイズにカッティングし、これを3方
シールパウチからなる外層材料1、5に手詰めし、密封
した後、全体を加熱エンボスロールを通し挟着一体化す
ることにより製造することができる。なお、内層および
外層材料は、単層に限らず、複層から構成される適宜の
積層体が使用可能である。
上記加熱エンボスロールを通して挟着一体化する方法
としては、 (1)加熱エンボスロールと加熱エンボスロール間 (2)加熱エンボスロールと加熱ロール間 (3)加熱エンボスロールとロール間 のいずれかのロール間を通し一体化する方法が挙げられ
る。
としては、 (1)加熱エンボスロールと加熱エンボスロール間 (2)加熱エンボスロールと加熱ロール間 (3)加熱エンボスロールとロール間 のいずれかのロール間を通し一体化する方法が挙げられ
る。
本発明により製造された吸水シートは、例えば生鮮食
品の鮮度保持剤として、当該生鮮食品の箱詰め、袋詰
め、トレー包装などの際に、そのまま生鮮食品の間に挿
入して使用するのが一般的であるが、乾燥しやすい食品
については、鮮度保持剤にあらかじめ水を吸水させ、湿
った状態にして使用することも可能である。
品の鮮度保持剤として、当該生鮮食品の箱詰め、袋詰
め、トレー包装などの際に、そのまま生鮮食品の間に挿
入して使用するのが一般的であるが、乾燥しやすい食品
については、鮮度保持剤にあらかじめ水を吸水させ、湿
った状態にして使用することも可能である。
その他、生理用品、おむつ、使い捨て雑巾、ペーパー
タオルなどの素材として適宜の形態に加工して使用する
ことも可能である。
タオルなどの素材として適宜の形態に加工して使用する
ことも可能である。
以上説明したように、本発明により製造された吸水シ
ートを用いれば、手間がかからず簡単に、かつ低コスト
で生鮮食品の鮮度を保持することができる利点がある。
また、特定の機能性材料が高吸水性高分子材料と共に一
体化することができるため、袋の破損などによってエチ
レンガス吸着剤、抗菌剤などの機能性材料が生鮮食品を
汚染する危険性が全くないなどの特有の効果を期待でき
る。
ートを用いれば、手間がかからず簡単に、かつ低コスト
で生鮮食品の鮮度を保持することができる利点がある。
また、特定の機能性材料が高吸水性高分子材料と共に一
体化することができるため、袋の破損などによってエチ
レンガス吸着剤、抗菌剤などの機能性材料が生鮮食品を
汚染する危険性が全くないなどの特有の効果を期待でき
る。
また、高吸水性材料と共に、特定の機能性材料を適宜
選択して混合するだけで、使用目的に応じた任意の機能
を具備した吸水シートを作成し得る利点がある。
選択して混合するだけで、使用目的に応じた任意の機能
を具備した吸水シートを作成し得る利点がある。
さらに、本発明により製造した吸水シートにおいて、
透水性を有する包装材料と非透水性すなわち防水性を有
する包装材料の間に高吸水性材料などを挟着一体化して
構成した場合は、実際の使用に際して吸水された水分が
吸水シートの裏面へ透過することを完全に防止すること
が可能であり、従来の吸水シートの問題点を簡便な手段
により解決し、吸水シートの付加価値を一段と高められ
ることからその産業上の利用価値はきわめて高いもので
ある。
透水性を有する包装材料と非透水性すなわち防水性を有
する包装材料の間に高吸水性材料などを挟着一体化して
構成した場合は、実際の使用に際して吸水された水分が
吸水シートの裏面へ透過することを完全に防止すること
が可能であり、従来の吸水シートの問題点を簡便な手段
により解決し、吸水シートの付加価値を一段と高められ
ることからその産業上の利用価値はきわめて高いもので
ある。
以下に、本発明の実施例を記載する。
実施例 坪量25g/m2の紙(メーテル社製 MSP25)の上に、エチ
レンガス吸着除去剤(武田薬品工業社製 モルシーボン
NGP6/8)の粉砕品10g/m2、高吸水性高分子材料(製鉄化
学社製 アクアキープ10SHP)70g/m2、バインダー(東
レ社製 ケミットR272S)0.5g/m2を含有する組成物を均
一に散布し、さらに紙にポリエチレンをコートしたもの
(メーテルMSP25)に三井日石ポリマー社製 M−16Pを30
μの厚みでエクストルージョンコートしたもの)をポリ
エチレンコート面を内側にして被せ加熱エンボスロール
を通し、挟着一体化する(加熱エンボスロール温度160
℃)。
レンガス吸着除去剤(武田薬品工業社製 モルシーボン
NGP6/8)の粉砕品10g/m2、高吸水性高分子材料(製鉄化
学社製 アクアキープ10SHP)70g/m2、バインダー(東
レ社製 ケミットR272S)0.5g/m2を含有する組成物を均
一に散布し、さらに紙にポリエチレンをコートしたもの
(メーテルMSP25)に三井日石ポリマー社製 M−16Pを30
μの厚みでエクストルージョンコートしたもの)をポリ
エチレンコート面を内側にして被せ加熱エンボスロール
を通し、挟着一体化する(加熱エンボスロール温度160
℃)。
上記挟着一体化したものの紙にポリエチレンをコート
したものの上に高吸水性高分子材料(製鉄化学社製 ア
クアキープ10SHP)を20g/m2、バインダー(東レ社製
ケミットR272S)を1.0g/m2の量で均一に散布し、さらに
紙を被せ、加熱エンボスロールを通し挟着一体化する
(加熱エンボスロール温度160℃)。
したものの上に高吸水性高分子材料(製鉄化学社製 ア
クアキープ10SHP)を20g/m2、バインダー(東レ社製
ケミットR272S)を1.0g/m2の量で均一に散布し、さらに
紙を被せ、加熱エンボスロールを通し挟着一体化する
(加熱エンボスロール温度160℃)。
これを320×210mmにカッティングし、不織布(クラレ
社製 NA240JP2096)に載せ、下部の不織布を原紙サイド
部に折り込む。さらに上部より不織布を給紙し、サイド
部をギアロールにより、ヒートシールする。エンド部は
シールバーによりヒートシールし、さらに全体を挟着一
体化し、エンド部においてカッティングする。
社製 NA240JP2096)に載せ、下部の不織布を原紙サイド
部に折り込む。さらに上部より不織布を給紙し、サイド
部をギアロールにより、ヒートシールする。エンド部は
シールバーによりヒートシールし、さらに全体を挟着一
体化し、エンド部においてカッティングする。
実施例1 実施例のサンプルを50×50mmにカッティングし、バイ
アル瓶(125ml)容に入れ、瓶中にエチレンガス濃度が3
00ppmになるようにエチレンガスを封入する。ガスクロ
マトグラフィーによりエチレンガス濃度を測定した。
アル瓶(125ml)容に入れ、瓶中にエチレンガス濃度が3
00ppmになるようにエチレンガスを封入する。ガスクロ
マトグラフィーによりエチレンガス濃度を測定した。
実施例2 実施例のサンプルを50×50mmにカッティングし、バイ
アル瓶(125ml容)に入れ水を吸収させ、瓶中にエチレ
ンガス濃度が300ppmになるようにエチレンガスを封入す
る。
アル瓶(125ml容)に入れ水を吸収させ、瓶中にエチレ
ンガス濃度が300ppmになるようにエチレンガスを封入す
る。
実験例1と同様にガスクロマトグラフィーによりエチ
レンガス濃度を測定した。
レンガス濃度を測定した。
実験例1、2の結果を第1表に示す。
第1図は本発明により製造した鮮度保持材の断面図を示
す。 1……不織布(外層) 2……紙(内層) 3……高吸水性材料と脱臭剤からなる組成物 4……紙(内層) 5……不織布(外層)
す。 1……不織布(外層) 2……紙(内層) 3……高吸水性材料と脱臭剤からなる組成物 4……紙(内層) 5……不織布(外層)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B32B 9/00 A61F 13/18 380 B65D 81/26 381 A41B 13/02 D (56)参考文献 特開 昭63−156540(JP,A) 特開 昭58−166935(JP,A) 特開 昭52−59086(JP,A) 特開 昭53−131989(JP,A) 特開 昭60−190231(JP,A) 特開 昭64−34441(JP,A) 実開 昭64−53795(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B01J 20/28
Claims (5)
- 【請求項1】第1の内層材料の上に高吸水性材料、他の
特定の機能性材料及び熱可塑性のバインダーを含有する
組成物を散布し、第2の内層材料を重ね合わせ、加熱エ
ンボス加工して挟着一体化した後、当該一体化後の原紙
を所定サイズにカッティングし、これを外層材料で挟
み、全体を加熱エンボス加工することを特徴とする吸水
シートの製造方法。 - 【請求項2】機能性物質が抗菌性を有する抗菌性物質を
担体に担持させたものであることを特徴とする請求項第
1項記載の吸水シートの製造方法。 - 【請求項3】機能性物質が、脱臭性を有する粉末である
ことを特徴とする請求項第1項記載の吸水シートの製造
方法。 - 【請求項4】機能性物質が、臭素を吸着させた4〜6Å
のミクロ孔を有する炭素分子篩であることを特徴とする
請求項第1項記載の吸水シートの製造方法。 - 【請求項5】機能性物質が、臭素酸ナトリウムまたは臭
素酸カリウムを溶解した酸性水を活性炭に加えて反応さ
せた後乾燥させたものであることを特徴とする請求項第
1項記載の吸水シートの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1124545A JP2862274B2 (ja) | 1989-05-19 | 1989-05-19 | 吸水シートの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1124545A JP2862274B2 (ja) | 1989-05-19 | 1989-05-19 | 吸水シートの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02307528A JPH02307528A (ja) | 1990-12-20 |
JP2862274B2 true JP2862274B2 (ja) | 1999-03-03 |
Family
ID=14888131
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1124545A Expired - Fee Related JP2862274B2 (ja) | 1989-05-19 | 1989-05-19 | 吸水シートの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2862274B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017056185A (ja) * | 2015-09-15 | 2017-03-23 | 学校法人 岩手医科大学 | 抗がん剤吸着シート体 |
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JPH0491731U (ja) * | 1990-12-21 | 1992-08-10 | ||
JPH04128716U (ja) * | 1991-05-20 | 1992-11-25 | 泉工医科工業株式会社 | 医科液吸収シート |
JP2949381B2 (ja) * | 1991-06-06 | 1999-09-13 | 維厚 伊藤 | 塩水氷パック |
JPH09271662A (ja) * | 1996-04-05 | 1997-10-21 | Aguri Create:Kk | 炭素入り包装用資材 |
US7234648B2 (en) | 2003-10-31 | 2007-06-26 | The Procter And Gamble Company | Volatile substance-controlling composition |
JP2005279349A (ja) * | 2004-03-29 | 2005-10-13 | Futawa Co Ltd | 消臭性吸水剤 |
JP2009100672A (ja) * | 2007-10-23 | 2009-05-14 | Try Company | 生鮮食品用吸水シート |
JP5726128B2 (ja) * | 2012-05-09 | 2015-05-27 | ユニ・チャーム株式会社 | 吸収性物品 |
JP2019188356A (ja) * | 2018-04-26 | 2019-10-31 | テクノゲートウェイ株式会社 | 吸水・脱臭材 |
JP6909473B1 (ja) * | 2020-12-17 | 2021-07-28 | 株式会社アイ・イー・ジェー | ボトル保温装置、及びボトル保温方法 |
JP6936464B1 (ja) * | 2021-02-26 | 2021-09-15 | 株式会社アイ・イー・ジェー | ボトル保温装置、及びボトル保温方法 |
-
1989
- 1989-05-19 JP JP1124545A patent/JP2862274B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017056185A (ja) * | 2015-09-15 | 2017-03-23 | 学校法人 岩手医科大学 | 抗がん剤吸着シート体 |
US10486137B2 (en) | 2015-09-15 | 2019-11-26 | Futamura Kagaku Kabushiki Kaisha | Anticancer agent adsorbing sheet body |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02307528A (ja) | 1990-12-20 |
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